JP3494262B2 - 着信呼の呼び返し制御方法及び装置 - Google Patents

着信呼の呼び返し制御方法及び装置

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JP3494262B2
JP3494262B2 JP08269696A JP8269696A JP3494262B2 JP 3494262 B2 JP3494262 B2 JP 3494262B2 JP 08269696 A JP08269696 A JP 08269696A JP 8269696 A JP8269696 A JP 8269696A JP 3494262 B2 JP3494262 B2 JP 3494262B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は交換システムの加
入者サービスに係る着信呼の呼び返し制御方法及び装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】交換システムにおける加入者サービスの
一つとして、着信加入者側で発信加入者の電話番号を認
識できるようにするものが知られている(特開平2−2
16954号公報参照)。この公報には、交換機に発呼
加入者の電話番号を記憶する機能を設け、予め登録され
ている契約加入者に対する着信呼があった場合に発呼加
入者の電話番号を記憶してから、着信側の契約加入者を
呼び出すことで発呼加入者の電話番号を記憶するように
した制御方法が記載されている。これによって、契約加
入者が、通話後に発呼加入者の電話番号を確認したり、
あるいは記憶されている電話番号を用いて、発呼加入者
を折り返し呼び出すことができるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
制御方法においては、発呼者の電話番号通知ならびに呼
び返しのサービスを受けるためには、その都度、契約者
が予め交換機に特番のダイヤルを行ってサービス開始の
指示する必要があった。また、サービスの解除も、その
都度、交換機に特番ダイヤルにより指示を行う必要があ
った。このため、例えば契約者であっても開始の指示を
忘れるとサービスを受けられないといった不都合が生じ
る問題があった。
【0004】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、契約者が予め交換機にサービスの開始を指示
しなくても、発呼者の電話番号を確認できるようにし、
また、発呼者を折り返し呼び出すことができるようにす
る着信呼の呼び返し制御方法及び装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、電気通信網の交換機に予め
契約登録した加入者への着信呼の発呼加入者電話番号を
記憶しておき、前記契約登録加入者からの指示により前
記記憶した発呼加入者電話番号を音声通知し、また当該
契約登録加入者からの指示により当該記憶した発呼加入
者電話番号に呼び返すようにした着信呼の呼び返し制御
方法において、前記交換機に記憶する発呼加入者電話番
号が前記契約登録加入者に着信通知した最新の着信呼
あって、該最新の着信呼が前記契約登録加入者に発呼加
入者電話番号を表示できない呼であるときには、前記交
換機の記憶をクリアし、前記契約登録加入者から前記記
憶した発呼加入者電話番号の音声通知の指示があったと
きには、発呼加入者電話番号が記憶されていないことを
音声通知することを特徴としている。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記発呼加入者電話番号が、着信が
あったことを前記加入者の端末へ通知する呼び出し信号
または通話中着信表示音の送出を更新契機として、前記
交換機において記憶され、前記交換機に記憶する発呼加
入者電話番号が前記契約登録加入者に着信通知した最新
の着信呼であることを特徴とする。
【0007】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の発明において、前記最新の着信呼が前記契約登録加
入者に発呼加入者電話番号を表示できない呼であるとき
には、前記交換機の記憶をクリアし、前記契約登録加入
者から前記記憶した発呼加入者電話番号の音声通知の指
示があったときには、発呼加入者電話番号が記憶されて
いないことを音声通知することを特徴としている。
【0008】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の発明において、前記最新の着信呼が前記契約登録加
入者に発呼加人者電話番号を表示できない呼は、発呼加
入者が当該発呼加入者電話番号の被呼者側への表示を拒
絶した呼、あるいは前記発呼加入者電話番号が転送され
ない呼であることを特徴としている。
【0009】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の発明において、前記契約登録加入者からの指示によ
り前記記憶した発呼加入者電話番号をクリアすることを
特徴としている。
【0010】また、請求項6記載の発明は、電気通信網
の交換機に設けられ、予め契約登録した加入者への着信
呼の発呼加入者電話番号を記憶する記憶手段と、前記契
約登録加入者からの指示信号を受信するカスタマコント
ロール手段と、前記カスタマコントロール手段が音声通
知指示信号を受信したときに前記記憶手段に記憶した発
呼加入者電話番号を音声通知し、前記記憶手段がクリア
されている場合には、発呼加入者電話番号が記憶されて
いないことを音声通知する音声ガイダンス手段と、前記
カスタマコントロール手段が呼び返し指示信号を受信し
たときに前記記憶手段に記憶した発呼加入者電話番号に
呼び返し発呼する発信手段と、前記記憶手段に前記契約
登録加入者への最新の着信呼の発呼加入者電話番号のみ
を記憶させるとともに、前記最新の着信呼が前記契約登
録加入者に発呼加人者電話番号を表示できない呼である
と判断したときには、前記記憶手段の記憶をクリアする
着信制御手段とを有することを特徴としている。
【0011】また、請求項7記載の発明は、請求項6記
載の発明において、前記着信制御手段は、さらに、着信
があったことを前記加入者の端末へ通知する呼び出し信
号または通話中着信表示音の送出を更新契機として、前
記記憶手段に前記契約登録加入者への最新の着信呼の発
呼加入者電話番号を記憶させることを特徴とする。
【0012】また、請求項8記載の発明は、請求項6ま
たは請求項7記載の発明において、前記カスタマコント
ロール手段が前記記憶手段に記憶された発呼加入者電話
番号の削除指示信号を受信したときには、前記記憶手段
の内容をクリアすることを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1はこの発明の一実
施形態による着信呼の呼び返し制御装置の構成を示すブ
ロック図である。図1において、1は、第1加入者の端
末を表し、この場合は予め着信呼の呼び返しサービスを
受けるための登録を受けている端末であるとする。2
は、第1加入者端末1を収容する交換機である。3は、
交換機2と共通線信号方式によって接続されている他の
交換機であり、交換機2と同様の機能を有するものであ
る。4は、交換機3に収容されている第2加入者の端末
である。
【0014】この図において交換機2の内部には、本発
明に関連する機能をブロック構成によって示している。
なお、これらの機能は交換機2内の主計算機とその外部
機器とによってなされるものであり、本発明が提供する
機能は主計算機に設定するプログラムを追加することに
よって実現されるものである。以下、各部の機能につい
て説明する。
【0015】交換機2のブロック内に示す21は着信制
御部であり、契約者(この場合、第1加入者端末1)へ
の着信の際に起動され、第1の加入者端末1に第2の加
入者端末4から着信があったことを通知した時点を契機
として、加入者端末4の電話番号に関する情報によって
最新着信番号データ・メモリ22内に記憶されている最
新着信番号データを更新する。この場合、共通線信号回
線を介して交換機3から送信されてきた第2の加入者端
末4の電話番号に関する呼び返しサービスについての情
報が「表示可」に設定されていれば、発信電話番号を登
録し、発信電話番号がない場合および発信電話番号が
「表示不可」の設定の場合には、「認識不可」である旨
を登録する。
【0016】最新着信番号データ・メモリ22に記憶さ
れる最新着信番号データは、第1加入者端末1への最新
着信呼を発呼した端末の電話番号を含むデータであり、
呼び返しを行う際にはそれに基づいて接続先番号が決定
される。また、最新着信番号データ・メモリ22は、複
数の記憶領域(アドレス)を有する記憶装置であり、予
め契約者毎に各記憶領域が割り当てられている。23は
カスタマコントロール部であり、第1加入者端末1から
の特定番号ダイヤルによって起動され、特定番号ダイヤ
ルに続くサービスコードに基づいて、データ制御部24
に最新着信番号データの内容の読み出しおよび削除を行
わせる指示を行ったり、発信制御部25に呼び返し発信
を行うように指示したり、音声ガイダンス部26に音声
ガイダンスを行うように指示したりする。
【0017】データ制御部24は、カスタマコントロー
ル部23からの指示に応じて、最新着信番号データ・メ
モリ22からの最新着信番号データの読み出しおよびそ
の削除を行う。発信制御部25は、カスタマコントロー
ル部23によって起動され、最新着信番号データ・メモ
リ22に記憶されている最新着信番号データの内容を接
続先番号として呼び返し発信を行う。26は音声ガイダ
ンス部であり、カスタマコントロール部23によって起
動され、最新着信番号データ・メモリ22に記憶されて
いる最新着信番号データの内容に従って、第1加入者端
末1に対して音声による案内を行う。
【0018】次に、図2〜5を参照して、本発明による
各処理のシーケンスの一例について説明する。なお、図
2〜5においては、図1に示した各部と同一の構成に同
一の符号を付けている。また、図2〜5では、図1に示
した交換機2及び3、通話回線等の交換システムを、通
信網(NW)5としてまとめて表している。
【0019】まず、最新着信番号の保持を行う際のシー
ケンスを図2を参照して説明する。ここでは、「表示
可」の設定がなされている第2の加入者端末4から、第
1の加入者端末1へ発呼が発生する場合を仮定する。ま
ず、第1の加入者端末1に対して第2の加入者端末4か
らの着信が発生したとき()、着信があったことを第
1の加入者端末1に通知した時を契機に、第1の加入者
端末1に割り当てられている最新着信番号データ・メモ
リ22内の所定の記憶領域の内容が最新着信呼の情報に
基づいて更新される(,)。更新契機は、呼出し信
号(IR)送出、内線呼出し信号(SIR)送出、着信
転送警告信号(TIR)送出、および通話中着信表示音
(IIT)送出である。
【0020】例えば、第1の加入者端末1に呼出し信号
(IR)を送出したとすると()、それを契機とし
て、第2の加入者端末4の電話番号(0A〜J)が最新
着信番号データ・メモリ22に最新着信番号データとし
て記憶される()。このとき、最新着信番号データ・
メモリ22内にそれまで記憶されていたデータは、この
直近の着信呼である第2の加入者端末4の電話番号によ
って上書き、消去される。ただし、上述したように、最
新着信番号の保持は、発信電話番号が「表示可」である
と設定されている場合にのみ行われ、発信電話番号がな
い場合や発信電話番号が「表示不可」と設定されている
場合には、最新着信番号データ・メモリ22に発信電話
番号が認識できなかったことを示すデータ(「IDな
し」)を記憶する。
【0021】なお、「IDなし」の表示は、あらかじめ
発呼側の加入者が、それを収容する交換機において、そ
の端末に対しては着側において電話番号を表示しないよ
うにする設定を行っておくことでなされる。また、交換
機が電話番号情報を伝送できないシステムである場合に
も同様に「IDなし」と表示される。
【0022】最新着信番号を契約者が確認する場合の機
能は、図3に示すように、第1の加入者端末1から、
「1XY」等の特定番号がダイヤルされた場合に(X,
Yは所定の1桁の整数)()、最新着信番号データ・
メモリ22に保持されている電話番号を音声ガイダンス
で通知することによって実現される()。なお、最新
着信番号データとして「IDなし」と登録されている場
合は、その旨をガイダンスで通知する。
【0023】また、最終着信番号を削除する場合の処理
は、図3に示した最新着信番号の確認のシーケンスに新
たな処理を追加して、さらに契約者に所定の番号操作を
行わせるようにすることで実施する(図4参照)。この
場合もまず、第1の加入者端末1から特定番号「1X
Y」をダイヤルし()、最新着信番号データ・メモリ
22に保持されている最新着信番号を音声ガイダンスに
よって通知する()。そして、第1の加入者端末1か
ら所定のサービスコード「Za」をダイヤルさせて
()、最新の着信番号を消去する()。
【0024】また、呼び返し発信をする場合の処理は、
図4に示す番号削除の処理のサービスコードを変更する
ことで実現される。すなわち、図5に示すように、第1
の加入者端末1から特定番号「1XY」がダイヤルされ
た場合()、最新着信番号データ・メモリ22に保持
されている最新着信番号を音声ガイダンスによって通知
する()。ここで、第1の加入者端末1から所定のサ
ービスコード「Zb」のダイヤル操作があったとき
()、最新の着信番号に基づいて、発呼側の加入者端
末(第2の加入者端末4)を呼び返す()。
【0025】以上、本発明による着信呼の呼び返し制御
方法及び装置の実施形態の一例を具体的に説明したが、
本発明の実施形態は上記のものに限定されることなく、
適宜、契約者による操作内容、最新着信番号データと音
声ガイダンスの対応等を、変更することが可能である。
【0026】なお、本件発明では、交換機間並びに交換
機と被呼電話機との間(加入者線)において、発呼者の電
話番号を送受信できる構成が基本であるが、電話番号の
送受信機能のない場合にも適用可能である
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、交換機に記憶する発呼加入者電話番号を契
約登録加入者への最新の着信呼としたので、契約者が予
め交換機にサービスの開始を指示しなくても発呼者の電
話番号を確認及び発呼者を折り返し呼び出すことができ
るようになり、また、発呼加入者電話番号を記憶するた
めの交換機のメモリを最小限に抑え、しかも必要なサー
ビスを行うことが可能となるという効果を奏する。
【0028】また、請求項2記載の発明によれば、最新
の着信呼を契約登録加入者に着信通知した呼としたの
で、電話機が鳴動したのはわかったが、電話に出られな
かった場合等、発信者が不明な場合に最新の着信呼の発
信者を確認し、簡易に呼び返しできるという効果が得ら
れる。
【0029】また、請求項3記載の発明によれば、最新
の着信呼が契約登録加入者に発呼加入者電話番号を表示
できない呼であるときには、交換機の記憶をクリアし、
契約登録加入者から記憶した発呼加入者電話番号の音声
通知の指示があったときには、発呼加入者電話番号が記
憶されていないことを音声通知するようにしたので、契
約登録加入者は音声ガイダンスによって最新の着信呼が
契約登録加入者に発呼加入者電話番号を表示できない呼
であることを確認することがきるという効果を奏する。
【0030】また、請求項4記載の発明によれば、最新
の着信呼が契約登録加入者に発呼加人者電話番号を表示
できない呼を、発呼加入者が当該発呼加入者電話番号の
被呼者側への表示を拒絶した呼、あるいは発呼加入者電
話番号が転送されない呼としたので、発呼者が自分の電
話番号を被呼者に表示することを拒否しているような場
合に発呼者の意思を尊重できるとともに、契約登録加入
者側でもその発呼者側の意思表示を確保することがき、
公正性が確保できるという効果を奏する。
【0031】また、請求項5記載の発明によれば、契約
登録加入者からの指示により記憶した発呼加入者電話番
号をクリアすることができるので、例えば被呼者の電話
機を複数の人間で共用するような場合、特定の個人宛に
発信された発呼電話番号を他の共用者に知られることを
防止でき、プライバシー等の公正性が確保できるという
効果を奏する。
【0032】また、請求項6記載の発明によれば、電気
通信網の交換機に設けられ、予め契約登録した加入者へ
の着信呼の発呼加入者電話番号を記憶する記憶手段と、
契約登録加入者からの指示信号を受信するカスタマコン
トロール手段と、カスタマコントロール手段が音声通知
指示信号を受信したときに記憶手段に記憶した発呼加入
者電話番号を音声通知する音声ガイダンス手段と、カス
タマコントロール手段が呼び返し指示信号を受信したと
きに記憶手段に記憶した発呼加入者電話番号に呼び返し
発呼する発信手段と、記憶手段に契約登録加入者への最
新の着信呼の発呼加入者電話番号のみを記憶させる着信
制御手段とを有して構成されるので、契約者が予め交換
機にサービスの開始を指示しなくても発呼者の電話番号
を確認及び発呼者を折り返し呼び出すことができるよう
になり、また、発呼加入者電話番号を記憶するための交
換機のメモリを最小限に抑え、しかも必要なサービスを
行うことが可能となる。また、発呼加入者電話番号を音
声通知するようにしているので、交換機と被呼電話機と
の間の加入者線において、発呼者の電話番号を送受信で
きる構成が備えられていない場合にも、適用することが
可能である。
【0033】また、請求項7記載の発明によれば、着信
制御手段は、最新の着信呼が契約登録加入者に発呼加人
者電話番号を表示できない呼であると判断したときに
は、記憶手段の記憶をクリアし、音声ガイダンス手段
は、カスタマコントロール手段が音声通知指示信号を受
信したときに記憶手段がクリアされている場合には、発
呼加入者電話番号が記憶されていないことを音声通知す
るようにしたので、例えば、発呼者が自分の電話番号を
被呼者に表示することを拒否しているような場合には発
呼者の意思を尊重できるとともに、契約登録加入者側で
もその発呼者側の意思表示を確保することがき、公正性
が確保できるようになる。
【0034】また、請求項8記載の発明によれば、カス
タマコントロール手段が記憶手段に記憶された発呼加入
者電話番号の削除指示信号を受信したときには、記憶手
段の内容をクリアするようにしたので、例えば被呼者の
電話機を複数の人間で共用するような場合、特定の個人
宛に発信された発呼電話番号を他の共用者に知られるこ
とを防止でき、プライバシー等の公正性が確保できると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による着信呼の呼び返し
制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の着信呼の呼び返し制御方法による最
新着信番号の保持機能を実現するための処理の一例を示
すシーケンス図である。
【図3】この発明の着信呼の呼び返し制御方法による最
新着信番号の確認機能を実現するための処理の一例を示
すシーケンス図である。
【図4】この発明の着信呼の呼び返し制御方法による最
新着信番号の削除機能を実現するための処理の一例を示
すシーケンス図である。
【図5】この発明の着信呼の呼び返し制御方法による呼
び返し発信機能を実現するための処理の一例を示すシー
ケンス図である。
【符号の説明】
1 第1加入者 2,3 交換機 4 第2加入者 21 着信制御部 22 最新着信番号データ・メモリ 23 カスタマコントロール部 24 データ制御部 25 発信制御部 26 音声ガイダンス部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武藤 文雄 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 本間 比呂志 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 二川 親也 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−216954(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気通信網の交換機に予め契約登録した
    加入者への着信呼の発呼加入者電話番号を記憶してお
    き、前記契約登録加入者からの指示により前記記憶した
    発呼加入者電話番号を音声通知し、また当該契約登録加
    入者からの指示により当該記憶した発呼加入者電話番号
    に呼び返すようにした着信呼の呼び返し制御方法におい
    て、 前記交換機に記憶する発呼加入者電話番号が前記契約登
    録加入者に着信通知した最新の着信呼であって、該最新
    の着信呼が前記契約登録加入者に発呼加入者電話番号を
    表示できない呼であるときには、前記交換機の記憶をク
    リアし、前記契約登録加入者から前記記憶した発呼加入
    者電話番号の音声通知の指示があったときには、発呼加
    入者電話番号が記憶されていないことを音声通知する
    とを特徴とするの着信呼の呼び返し制御方法。
  2. 【請求項2】 前記発呼加入者電話番号が、着信があっ
    たことを前記加入者の端末へ通知する呼び出し信号また
    は通話中着信表示音の送出を更新契機として、前記交換
    機において記憶され、 前記交換機に記憶する発呼加入者電話番号が前記契約登
    録加入者に着信通知した最新の着信呼である ことを特徴
    とする請求項1記載の着信呼の呼び返し制御方法。
  3. 【請求項3】 前記最新の着信呼が前記契約登録加入者
    に発呼加入者電話番号を表示できない呼であるときに
    は、前記交換機の記憶をクリアし、前記契約登録加入者
    から前記記憶した発呼加入者電話番号の音声通知の指示
    があったときには、発呼加入者電話番号が記憶されてい
    ないことを音声通知することを特徴とする請求項2記載
    の着信呼の呼び返し制御方法。
  4. 【請求項4】 前記最新の着信呼が前記契約登録加入者
    に発呼加人者電話番号を表示できない呼は、発呼加入者
    が当該発呼加入者電話番号の被呼者側への表示を拒絶し
    た呼、あるいは前記発呼加入者電話番号が転送されない
    呼であることを特徴とする請求項3記載の着信呼の呼び
    返し制御方法。
  5. 【請求項5】 前記契約登録加入者からの指示により前
    記記憶した発呼加入者電話番号をクリアすることを特徴
    とする請求項4記載の着信呼の呼び返し制御方法。
  6. 【請求項6】 電気通信網の交換機に設けられ、 予め契約登録した加入者への着信呼の発呼加入者電話番
    号を記憶する記憶手段と、 前記契約登録加入者からの指示信号を受信するカスタマ
    コントロール手段と、 前記カスタマコントロール手段が音声通知指示信号を受
    信したときに前記記憶手段に記憶した発呼加入者電話番
    号を音声通知し、前記記憶手段がクリアされている場合
    には、発呼加入者電話番号が記憶されていないことを音
    声通知する音声ガイダンス手段と、 前記カスタマコントロール手段が呼び返し指示信号を受
    信したときに前記記憶手段に記憶した発呼加入者電話番
    号に呼び返し発呼する発信手段と、 前記記憶手段に前記契約登録加入者への最新の着信呼の
    発呼加入者電話番号のみを記憶させるとともに、前記最
    新の着信呼が前記契約登録加入者に発呼加人者電話番号
    を表示できない呼であると判断したときには、前記記憶
    手段の記憶をクリアする着信制御手段とを有することを
    特徴とする着信呼の呼び返し制御装置。
  7. 【請求項7】 前記着信制御手段は、さらに、着信があ
    ったことを前記加入者の端末へ通知する呼び出し信号ま
    たは通話中着信表示音の送出を更新契機として、前記記
    憶手段に前記契約登録加入者への最新の着信呼の発呼加
    入者電話番号を記憶させる ことを特徴とする請求項6記
    載の着信呼の呼び返し制御装置。
  8. 【請求項8】 前記カスタマコントロール手段が前記記
    憶手段に記憶された発呼加入者電話番号の削除指示信号
    を受信したときには、前記記憶手段の内容をクリアする
    ことを特徴とする請求項6または請求項7記載の着信呼
    の呼び返し制御装置。
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