JP3436402B2 - カラーマッチング方法および装置 - Google Patents

カラーマッチング方法および装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーマッチングに関
し、特に、複数のカラーディスプレイ装置上に表示され
るカラーをマッチングさせるプロセスおよび装置に関す
る。
【0002】なお、本明細書の記述は本件出願の優先権
の基礎たる米国特許出願第07/992,874号(1
992年12月15日出願)の明細書の記載に基づくも
のであって、当該米国特許出願の番号を参照することに
よって当該米国特許出願の明細書の記載内容が本明細書
の一部分を構成するものとする。
【0003】
【従来の技術】本発明が主に用いられる分野は特にカラ
ーマッチングにおけるコンピュータ支援カラーパブリッ
シングシステム(computer assisted color publishing
system) の分野である。このようなシステムでは、カラ
ー画像はスキャン装置を用いてスキャンされるのが典型
的である。スキャン装置は、カラー画像からの反射光ま
たは透過光の光度を測定し、カラー原画の3つのアクロ
マチック画像を表す電気信号を生成するものである。カ
ラー原画の3つのアクロマチック画像は、それぞれ、カ
ラーフィルタを通したカラー原画からの光度を検出して
得られる。用いられるカラーフィルタはほとんど常にレ
ッド、グリーン、およびブルーである。スキャン装置か
らの電気信号は、光度レベルを数値で表したデジタル信
号に変換される。カラーフィルタを介して得られる画像
情報を表す数値の集合を、それぞれ、識別する情報も保
存される。従って、これらのステップにより、カラー原
画は複数の画像値(image value) に変換され、そのピク
チャの各画素に対して3つの値、例えば、レッド、グリ
ーン、およびブルーが存在する。
【0004】画像値により表される画像はCRT モニタに
表示するか、あるいは、電気信号を受け取ることができ
る印刷装置を用いて印刷することができる。2人以上の
オペレータが観察したり検討するため、画像値により表
される画像が2つ以上の表示装置、例えば、複数のCRT
ディスプレイを用いて異なる場所および時間に表示され
ることがよくある。同様に、異なる2つ以上のプリンタ
を用いて、2つ以上の異なる場所でハードコピーをとる
ことができればと望む場合もある。複数のCRTィスプレ
イに入力される入力値が同一であるとしても、表示され
た色は大幅に異なる。このことは、テレビを販売する店
に展示されている複数のテレビディスプレイを観た人は
誰でも気付くことである。しかし、ディスプレイに表示
された色として当該色が望ましいか否かを判定する必要
があるときは、オペレータにより観察された色が、オペ
レータ以外の人が観察した色であって、しかも、異なる
CRT ディスプレイ上の同一の画像を観察しているオペレ
ータと討議した色とが同一であることを大いに確信する
必要がある。表示された画像が、プリンタ上に生成され
た画像であり、しかも、異なるプリンタ上に生成された
同一の画像と比較される画像である場合、同様なことが
言える。
【0005】測色法は、試料から反射または透過したエ
ネルギーのスペクトル分散と、人間の眼の反応の両方に
基づき色を検討する法であり、同様に、光源のスペクト
ル分散に基づき色を検討する法である。その測色法によ
り、色を記述し測定する方法が提供され、人は何時カラ
ーマッチングしたかを判定することできる。CIE により
定義される3刺激値を用いて、充分な精度で次のことを
判定することができる。すなわち、2つの色が同一のCI
E 3刺激値を有する場合、すなわち、ある色のレッド3
刺激値が他の色のレッド3刺激値と同一であり、しか
も、グリーンおよびブルー3刺激値に対して、それぞ
れ、ブルーおよびグリーン3刺激値が同一である場合、
それら2つの色の呈示(appearance)は平均的な観察者に
対しても同一であることを、充分な精度で判定すること
ができる。ここで、CIE はinternational commision on
illumination の略である。
【0006】そのため、異なるディスプレイに表示され
る色をマッチングさせるという問題は、同一のCIE 3刺
激値を有するディスプレイに、同一の画像値入力を供給
することにより、既に解決されたように見える。
【0007】その解決法の原理は簡単であるが、同一の
入力画像値に対して、同一の3刺激値を3つ以上の異な
るディスプレイ上に生成させる変換装置を作成すること
は、非常に困難である。そのようなディスプレイ装置
は、それぞれ、独自の装置に依存する色空間であって、
しかも、入力側の画像値がディスプレイ画像値に変換さ
れる色空間で動作する。同一の入力側の画像値に対し
て、2つのディスプレイが同一の表示され測色された値
を表示する上で、主として困難な点は、各入力側の画像
値に対して、2つのディスプレイ装置内で行われる2つ
の変換をマッチングさせる点にある。
【0008】カラーマッチングに対する従来の解決法
は、基本的に異なる2つのアプローチに分けられる。第
1のアプローチは、原色の集合に対するカラーベクトル
の分解に基づくものであり、原色分解 (primary decomp
osition)として知られているものである。このアプロー
チの典型的なものは、米国特許第07/494,463号(出願
日:1990年3月16日、出願人:E.I.dupont de emours a
nd Company)公報に記載されている技法である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この技法によれば、入
力画像は8つの原色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラック、レッド、グリーン、ブルー、ブラック(3色ブ
ラック))を線形に合成した色に分解される。4×8マ
トリックスに対する係数(8つの原色に対するCYMKの
値)は、マッチングがとられる両システムの入力の8つ
の原色がマッチングするように調整され、しかも、新し
い入力値は、8×1マトリックス(分解の係数)と4×
8マトリックスの乗算により得られる。この技法は、色
料のアデション特性が線形にならないため受け入れられ
ない。
【0010】より普通に行われる解決法としては、グリ
ッドサンプリング法(grid samplingtechnique) があ
り、印刷産業で取り入れられている。この技法には、色
変換公式、例えば、目標の色と、処理される色との誤差
を最小限にする公式を用いる技法も含まれる。現在の種
々の方法は特定の変換公式に差異がある。米国特許第4,
500,919 号(発明者: Schreiber)は、変換公式を用い
た良い例である。繰り返すが、このアプローチは、カラ
ーアディションが非線形であり、カラーサーフェス(col
or surface) の式の集合が複雑であるので、困難であ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】
1) 本発明は、少なくとも第1および第2のディスプ
レイ装置のカラーディスプレイをマッチングさせる方法
に関し、 (I) 次の(1) ないし(8) のステップにより、入力カラー
値を出力カラー値に変換するために、変換LUT を作成す
るステップと、(1) 予め定めた第1の複数の入力カラー
値を制せするステップと、(2) 前記複数の入力カラー値
を用いて複数のカラーパッチを前記第1および第2のデ
ィスプレイ装置に表示するステップと、(3) 前記ディス
プレイ装置に表示された各カラーパッチの測色値を獲得
し、しかも、前記測色値を用いて、第1および第2のデ
ィスプレイ装置に対して第1および第2のモデルを作成
し、それぞれ、第1および第2のディスプレイ装置に対
して、予め定めた入力カラー値を、表示された測色値に
関連付けるステップと、(4) 予め定めた第2の複数の入
力カラー値を第1および第2のディスプレイ装置に入力
するステップと、(5) 第1のモデルの出力と第2のモデ
ルの出力を比較し、2つの出力信号の差を示す誤差信号
を獲得するステップと、(6) 誤差信号を用いて、第2の
モデルに対する入力カラー値を変更し、再び、第1のモ
デルの出力と、第2のモデルの出力を比較し、新しい誤
差信号を獲得するステップと、(7) 誤差信号が最小にな
るまで、ステップ(5) と(6) のプロセスを繰り返すステ
ップと、(8) 変更されたカラー値を用いて、入力値と、
変更された値を関係付けた変換LUT を作成するステッ
プ、 (II)画像値を第2のディスプレイ装置に入力する前に、
変換LUT を用いて、任意の複数のソースカラー画像を変
換するステップと、 (III) 変換されたソースカラー画像値を第2のディスプ
レイ装置に表示するステップとを備えたことを特徴とす
る。
【0012】入力ソースカラー画像値と、変更カラー画
像値を関係付けた変換LUT に、対応するソース画像値が
存在しないときは、補間を用い、最も近いソースと、LU
T の対応する補正された値とから、補正されたソース画
像値を取り出す。
【0013】第1および第2の予め定めた複数のカラー
画像値は同一であるのが好ましい。 2) 上記1)に記載の方法において、ステップ(II)を
パフォームする際に、まず、複数のソースカラー画像値
を次の(a) および(b) の場合、すなわち、(a) ソースカ
ラー画像値がLUT に含まれ、そのLUT から、ソースカラ
ー画像値に対応する新しい画像値を獲得する場合に、
(b) ソースカラー画像値がLUT に含まれず、そのLUT の
近接ソース画像値から、補間により、ソース画像値に対
応する新しい画像値を獲得する場合に、複数のソースカ
ラー画像値を検査することを特徴とする。
【0014】3) 上記1)または2)に記載の方法に
おいて、ステップ(I)(7)とステップ(I)(8)の間に、最小
誤差を最適化するステップを追加したことを特徴とす
る。
【0015】4) 上記1)または2)に記載の方法に
おいて、ステップ(I)(5)の前に、第1モデルの出力カラ
ー値のgamut を調整して第2モデルのカラー値のgamut
と等しくすることを特徴とする。
【0016】5) 上記2)に記載の方法において、ソ
ースカラー画像値はRGB 値であり、第1および第2表示
装置はCRT ディスプレイであることを特徴とする。
【0017】6) 上記2)に記載の方法において、ソ
ースカラー画像値はYMK 値であり、第1および第2表示
装置は4色印刷装置であることを特徴とする。
【0018】7) 上記2)に記載の方法において、第
1および第2表示装置は一方がCRT ディスプレイ、他方
が4色印刷装置であり、しかも、RGB カラー値をYMCKカ
ラー値に変換する色変換器をカラープルーファに含むこ
とを特徴とする。
【0019】8) 上記2)に記載の方法において、第
1および第2表示装置は一方がCRT ディスプレイ、他方
が4色印刷装置であり、しかも、YMCKカラー値をRGB カ
ラー値に変換する色変換器をCRT ディスプレイに含むこ
とを特徴とする。
【0020】9) さらに、本発明は、変換LUT を生成
して、入力カラー値を出力カラー値に変換する装置に関
し、(1) デジタルカラー画像値入力手段と、(2) 入力カ
ラー値に対してそれぞれ出力測色3刺激値画像値を生成
する第1および第2のディスプレイモデル手段であっ
て、第2のディスプレイモデル手段がデジタルカラー画
像値入力手段に接続されており、入力および出力をそれ
ぞれ有する第1および第2のディスプレイモデル手段
と、(3) デジタルカラー画像値入力手段に接続された第
1の信号入力と、第2の補正誤差信号入力と、制御信号
入力と、第1のモデル入力に接続された出力とを有し、
補正されたカラー値を出力する加算装置と、(4) 前記第
1および第2のモデル手段の出力に接続された手段であ
って、第1および第2のディスプレイモデルの3刺激値
を比較し、誤差信号を生成する比較手段と、(5) 誤差信
号を試験して、誤差信号が最小の誤差信号であるか否か
を判定し、補正誤差信号と制御信号を加算装置に出力す
る試験手段であって、比較手段と加算装置の間に接続し
た試験手段と、(6) デジタルカラー画像値入力手段と、
加算装置の出力と、試験手段とに接続された手段であっ
て、加算装置の出力を受信し、誤差が最小であると、試
験手段により判定されたとき、デジタル入力カラー値
と、加算装置の出力の補正されたカラー値とを関係付け
た変換LUT を生成する手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0021】本装置は、生成されたLUT をストアする手
段をさらに備えることができる。第1のモデルの出力に
比例するカラーgamut に、第2のモデルからの出力値を
マッピングするために、gumut マッピング手段を、第2
のモデルの出力と比較手段の間に含むことができる。
【0022】本装置は、ハードウェアを備えることがで
き、上述した全オペレーションをパフォームするソフト
ウェアによりプログラムされたコンピュータであるか、
あるいは、専用のハードウェアと、コンピュータにイン
プリメントされたソフトウェアとを組み合わせても良
い。
【0023】10) 上記9)に記載の装置において、
作成されたLUT をストアする手段をさらに備えたことを
特徴とする。
【0024】11) 上記9)に記載の装置において、
第2モデルの出力値を、第1モデルのカラーgamut に等
しいカラーgamut にマッピングするgamut マッピング手
段であって、第2モデルの出力端子と比較手段の間に置
いたgamut マッピング手段をさらに備えたことを特徴と
する。
【0025】12) 上記9)に記載の装置において、
最小誤差が最適最小誤差であるか否かを判定する最適化
手段を誤差検査手段内にさらに備えたことを特徴とす
る。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図中の同一符号は同一部分を示す。以下の
説明では、カラー値は、8ビットシステムに対応して2
56テップに量子化されている。他の量子化も可能であ
り、次の例で256 ステップを用いるので、他の例を
排除しようとするわけではない。
【0027】本発明は、同一画像が異なるディスプレイ
上で表示されたとき、同一画像の2つの表現を視覚的に
カラーマッチングする方法および装置を備えている。カ
ラーマッチングすると、観察者は、表示された画像を視
覚的に検査した結果、2つの画像が実質的に同一のカラ
ー呈示(appearance)を有することを観察することにな
る。2人の観察者の視覚的な反応が、CIE により定義さ
れた平均的な観察者の視覚的な反応と実質的に一致する
ものとする。本発明に係る方法および装置を用いること
により、これら2人の観察者は、同一または同様の照明
および背景で、任意のカラーディスプレイを観察する
と、直ちに、実質的に同一の視覚的な感じ(impression)
を受けることになる。
【0028】図1はカラー画像が2つのCRT ディスプレ
イ上に表示されている状態を模式的に示す。これら2つ
のCRT ディスプレイはRGB 入力を受信して画像を表示す
るようになっている。表示された画像はデジタルフォー
マットでワークステーション10にストアし操作するこ
とができる。ワークステーション10はスキャナと、イ
メージプロセッサと、ディスプレイ装置とを備えること
ができ、イメージ記憶機能、上述した任意の部分、等を
有することができる。
【0029】本例のディスプレイ12および14に入力
される所要の入力がデジタルRGB 信号なので、ワークス
テーション10はカラー画像を表すデジタルRGB 信号を
信号線16を介して出力する。デジタルRGB 信号はカラ
ー値の集合と、表示される画像の各画素に対する3つの
値(R,G,B) よりなる1つの集合とを備える。デジタルRG
B 信号は信号線18を介して第1ディスプレイモニタ1
2に出力される。第1ディスプレイモニタ12にはカラ
ー画像が表示される。デジタルRGB 信号は信号線20を
介して第2ディスプレイモニタ14にも送信される。第
2ディスプレイモニタ14は第1ディスプレイモニタ1
2とは異なる場所に位置させることができる。
【0030】デジタルRGB 信号を第2ディスプレイモニ
タ14に印加する前に、アダプタ22が介在される。ア
ダプタ22はデジタルRGB 信号を受信し、そのデジタル
RGB号を処理した後、各画素に対して、デジタルカラー
値R',G',B'の新しい集合を備えた信号を、信号線24を
介して、第2ディスプレイモニタ14の入力端子に出力
する。
【0031】アダプタ22は受信判定要素26を備えて
いる。受信判定要素26はR,G,B 値の各集合を受信し、
受信されたR,G,B 値の各集合と、変換LUT 28を備えた
R,G,B の複数の集合とを照合する。変換LUT 28は、R,
G,B 値と、R',G',B'の新しい集合とを関係付けたもので
ある。R',G',B'の新しい集合は第2ディスプレイモニタ
14の入力として用いられると、画素を生成することに
なる。その画素の測色値は、カラー値の同一のR,G,B 集
合により第1ディスプレイモニタ12で生成された画素
の測色値とマッチングすることになる。
【0032】受信判定要素26は、変換LUT 28のR,G,
B 値の対応する集合を識別した場合、適正なR',G',B'値
を信号線24上に出力する。他方、識別しない場合は、
R,G,B 入力は補間器30に出力される。補間器30で
は、変換LUT 28のR,G,B 値の現在の隣接する集合を用
いて、R',G',B'値が補間により取り出される。補間によ
り取り出された値が、第1および第2ディスプレイモニ
タ12および14の表示された画素の色と、視覚的に容
認できる程度にマッチングするように、変換LUT8を展
開するためのR,G,B 値を選択することが好ましい。
【0033】程度の差こそあれ、本システムのオペレー
ションを成功させるには、変換LUT28の展開が重大で
ある。この変換LUT 28により生成された値は、第1デ
ィスプレイモニタ12上の色に視覚的にマッチングした
第2ディスプレイモニタ14上に、正確に色を再現する
値でなければならない。図2、図3、および図4は変換
LUT 28がどのように生成されるかを説明するための説
明図である。
【0034】変換LUT 28を展開する第1ステップは、
出力のマッチングがとられる第1および第2ディスプレ
イモニタを表す2つのモデルを作成することである。図
2は2つのモデル作成がどのようにして行われるかを示
す。
【0035】ワークステーション10を用いて、正規(r
egular) パターンのデジタルR,G,B集合を生成し信号線
16を介して出力する。正規パターンは、充分近接した
カラー値を供給するため、現在の値間の値に対する補間
が充分正確になるように選択される。第1および第2デ
ィスプレイモニタ12および14がそれぞれのディスプ
レイスクリーン上に複数の異なる色を備えており、ワー
クステーション10の出力が調整されて、第1および第
2ディスプレイモニタ12および14上に、カラー値に
より表示32および34を行うことは好ましいが、必ず
しもそうではない。例えば、ワークステーション10は
表Iに示すような複数のデジタルRGB 値を生成すること
ができる。
【0036】
【表1】 表I R: 0, 13, 26, 51, 76, 102, 128, 153, 178, 204, 230, 255. G: 0, 13, 26, 51, 76, 102, 128, 153, 178, 204, 230, 255. B: 0, 13, 26, 51, 76, 102, 128, 153, 178, 204, 230, 255. 表IのR,G,B 値の各組み合わせはカラー値の集合(R,G,
B)nを表す。R,G,B 値の1728個の可能なこのような集合
が存在する例では、n = 1 ないし1728である。
【0037】R,G,B 値の1728個の集合は第1および第2
ディスプレイモニタ12および14に信号線18および
20´を介して供給され、第1および第2ディスプレイ
モニタ12および14に対して、計1728個の表示パッチ
が作成される。これらのパッチは選択された値の1728個
の異なる組み合わせに対応する。1728個の表示パッチは
全てが必ずしもそれぞれ各モニタスクリーンに表示され
るわけではない。
【0038】測色計36を用いて、第1および第2ディ
スプレイモニタ12および14に、図2に示すような表
示された表示パッチを読み取る。測色計の出力は各表示
パッチに対するカラー値の測色集合(colorimetric set)
である。好ましい実施例では、測色計の出力はCIE によ
り定義された、Lab 色空間のカラー値のL,a,b 集合であ
る。他の測色色空間で与えられる出力測色値は充分に許
容できる。例えば、XYZ 、3刺激値CIE 定義によるRGB
、等は充分許容できる。一様な色空間を用いることが
でき、同様に一様でない色空間も用いることができる。
しかし、公知の数学的な関係を有する一様な色空間に関
係する一様でない色空間の値により、計算ステップが益
々増加することになる。これらのステップは、これを選
択した結果、得られる任意の効果と比較し、色空間を特
に選択することが調整されたか否かを判定する。(異な
る色空間の記述に関しては、DIGITAL IMAGE PROCESSIN
G, 2nd edition, by William Pratt, published by Joh
n Wiley and Sons, Inc. pages 62-73 を参照された
い。)一度、全パッチの測定が完了すると、第1および
第2ディスプレイモニタ12および14の伝達関数を表
す2つの変換LUT がコンパイルされる。第1変換LUT、
第1ディスプレイモニタ12から読み出された値の(RG
B)n集合と、第2ディスプレイモニタ12から読み出さ
れた値に対応する(Lab)nの集合よりなり、第2変換LUT
は、第2ディスプレイモニタ14から読み出された値の
同一の(RGB)n集合と、第2ディスプレイモニタ14から
読み出された値に対応する(L'a'b')n 集合よりなる。
【0039】図3を説明する。第1ディスプレイモニタ
12および14をそれぞれ表す第1および第2モデル4
0および42が構築される。第1および第2モデル40
および42を総称してモデル44ということがある。図
4はモデル44の構造を示す。モデル44はカラー値変
換に係る本発明の記述に用いる。モデル44は変換LUT
48を備えている。変換LUT 48は、特定の装置により
取り出された変換LUTあって、その装置の伝達関数を表
す変換LUT である。この例では、第1モデル40に対す
る変換LUT 48は、カラー値の(RGB)n集合と、値の(L'
a'b')集合を関係付けた第1変換LUT となる。第2モデ
ル42に対する変換LUT 44はカラー値の同一の(RGB)n
集合と、値の(L'a'b')集合を関係付けた第2変換LUT と
なる。
【0040】変換LUT 48に加えて、モデル44は受信
判定手段46を備えている。判定手段46は、上述した
受信判定手段26と同様か、あるいは同一である。数学
的補間器50も上述した補間器30と同様か、あるいは
同一である。
【0041】図3は変換LUT の作成を説明するための説
明図である。カラー値の予め選択された複数のR,G,B 集
合からのR,G,B カラー値の集合を用いる。カラー値の複
数のR,G,B 集合も、ワークステーション10で生成され
るのが好ましい。また、第1および第2モデル40およ
び42に対する2つの変換LUT を生成するために既に用
いた表Iから、(R,G,B)n値の集合と同一であるのが好ま
しい。
【0042】(R,G,B)n値の集合はそれぞれ第1モデル4
0の入力に信号線54および58を介して出力される。
第1モデル40は、第1モデル40に対する入力(R,G,
B)n値に対応する(Lab)n値の出力を生成する。同一の(R,
G,B)n値は第2モデル42に信号線56を介して出力さ
れる。第2モデル42の前には、加算器60が存在す
る。この加算器60は、信号線78上の任意の補正係数
dRn,dGn,dGn を、カラー値の(R,G,B)n集合のRn,Gn,Bn
加算するものである。まず、信号線78にはなにもな
く、Rn,Gn,Bn値が、変更前の第2モデル42の入力に印
加される。第2モデル42も、入力(R,G,B)nに対応する
カラー値の出力集合(L'a'b')n を生成する。この出力は
信号線64上に出力される。
【0043】次に、信号線72上の(Lab)n値と、信号線
64上の(L'a'b')値が比較器66で比較される。そし
て、差信号[(Lab)n - (L'a'b')n]が生成され、信号線7
4を介して補正係数生成器76に出力される。この差信
号を用いて、補正係数生成器76は(以下に説明する方
法で)補正係数dRn(1),dGn(1),dBn(1)を生成する。これ
ら補正係数は信号線78上に送信され、加算器60で、
カラー値の(R,G,B)n集合の対応する成分に加算される。
加算した結果は、Rn(1)' = Rn + dRn(1), Gn(1)'=Gn +
dGn(1), Bn(1)' = Bn + dBn(1) の新しい集合となり、
信号線62上に出力される。これらの新しい値は再び第
2モデル42に印加される。第2モデル42はL2',a2',
b2' 値の新しい出力を生成し信号線64上に出力する。
L2',a2',b2' 値の新しい出力は第1モデル40からの(L
ab)nの集合と比較器66で再び比較される。補正係数dR
n(2),dGn(2),dBn(2)) の新しい集合が生成され、
Rn(1)',Gn(1)',Bn(1)'と加算され、Rn',Gn',Bn' 値の新
しい集合が生成される。次のように、すなわち、
【0044】
【数1】E = [(L-L')2 + (a-a')2 + (b-b')2]1/2 と定義される誤差"E" を用いて、このサイクルがいつ停
止されるかを判定する。図5を説明する。誤差"E" は、
予め選択された最小許容限界値、すなわち"0" 値と、比
較器92で比較される。その誤差が"0" であるか、ある
いは予め選択された許容限界値内である場合、信号線9
4上の信号はスイッチ98(加算器60の一部である)
を切り換え、Rn',Gn',Bn' 値をフィードする。Rn',Gn',
Bn' 値の最小値を生成し信号線80を介して変換LUT コ
ンパイラ82に出力するが、第2モデル42には出力し
ない。そして、値(R,G,B)n+1の次の入力集合は信号線5
4を介して第1および第2モデル40および42に出力
され、プロセス全体はカラー値のこの新しい集合に対し
て繰り返される。以下、同様にして行われる。
【0045】ゼロか、あるいは許容最小誤差を生成する
Rn',Gn',Bn' 値の集合は、信号線80を介して変換LUT
コンパイラ82に送信される。変換LUT コンパイラ82
では、(R,G,B)n値と、カラー値の対応する(R',G',B')n
値とを用いて、変換LUT 28をコンパイルする。その結
果、(R,G,B)n値の各集合に対して、(R',G',B')n 値の対
応する集合が存在する。変換LUT 28をストアする手段
がコンパイラ82に含まれている。この変換LUT 28は
図1に示す同一の変換LUT である。
【0046】補正係数生成器76は次のようなdR,dG,dB
補正係数を生成する。補正係数生成器76の入力は、比
較器66により生成された差信号であり、特に、[(Lab)
n-(L'a'b')n]である。この信号の個々の成分は、(L-L')
に等しいdLであり、(a-a')に等しいda、(b-b')に等しい
dbである。補正係数dR,dG,dBと、差信号dL,da,dbは次の
関係式(1) ないし(3) により関係付けられる。すなわ
ち、
【0047】
【数2】
【0048】上記等式を解くのに用いられる∂L/∂R,∂
L/∂G,∂L/∂B 等に対する実際の数値は、図5に模式的
に示すプロセスにより得られる。入力Rn,Gn,Bn値は第1
および第2の入力値を保持することにより変更され、し
かも、インクリメントモジュール96で1単位だけ第3
入力値をインクリメントすることにより変更される。こ
のインクリメントモジュール96はメモリと、演算手段
を備えている。メモリはRn,Gn,Bnの入力値を一時的に保
持するためのものである。演算手段はRn,Gn,Bnの入力値
をそれぞれ1だけインクリメントし、しかも、カラー値
のRn,Gn,Bn,Rn+1,Gn+1,Bn+1 集合の種々の組み合わせを
第2モデル42の入力端子に印加する。
【0049】説明上、RGB 値を用いた例を用いて、上記
式(1) ないし(3) を解くのに必要な偏導関数に対して、
数値を導き出す方法を説明する。(R,G,B)n値の集合に対
する入力Rn,Gn,Bn値を100, 100, 100 とする。これらの
値が第1および第2モデル40および42に印加される
と、Lab 値と、(Lab)nおよび(L'a'b')n の2つの集合が
生成され、既に定義した誤差Eは"0" でもなく、予め選
択された許容最小値でもない。インクリメントモジュー
ル96は3つの新しいカラー値の集合、すなわち、Rn,G
n,(Bn+1)、Rn,(Gn+1),Bn、(Rn+1),Gn,Bnを生成して信号
線65上に出力する。Rn,Gn,(Bn+1)は、この例では、数
値(100,100,101) を有し、Rn,(Gn+1),Bnは数値(100,10
1,100) を有し、(Rn+1),Gn,Bnは数値(101,100,100) を
有する。これらの新しい値は信号線63´を介して第2
モデル42に印加される。第2モデル42により生成さ
れた(L'a'b')n 値の成分の変形結果(variation) は算術
計算器82に信号線75を介して出力され、バッファメ
モリ84に出力される。算術計算器82は (L-L')/R-(R+1), (L-L')/G-(G+1), (L-L')/B-(B+1), (a-a')/R-(R+1), (a-a')/G-(G+1), (a-a')/B-(B+1), (b-b')/R-(R+1), (b-b')/G-(G+1), (b-b')/B-(B+1) のオペレーションをパフォームし、式(1) ないし式(3)
で用いられる偏導関数(∂L/∂R,∂L/∂G 等)を取り出
す。算術計算器82の結果は信号線83を介して別の計
算装置86に供給される。カラー値の同一入力集合に対
して、2つの異なるディスプレイ上で、最良のカラーマ
ッチングを行う値の集合を判定する際に、問題にぶつか
ることがある。その問題というのは、最小誤差は、絶対
的な最小値ではないかもしれないが、局所的な最小値(l
ocal minimum) ということができる値に到達することが
でき、しかも、ゼロ誤差よりも小さく、より良いカラー
マッチングを行うことができる(R',G',B')n 値の他の組
み合わせが可能である。このような可能性があるか否か
を検査するため、最適化が行われる。バッファメモリ9
0は入力(R,G,B)n値と、対応する(R',G',B')n 値と、こ
の組み合わせを用いたことによる誤差"En"とを保持す
る。(R,G,B)n+1の次の集合が処理され、(R,G,B)n+1の次
の集合と、対応する(R',G',B')n+1 値と、誤差"En"とが
ストアされる。次の(R,G,B)n+2値と、(R',G',B')n+2
と、"E3"がストアされ、以後、(R,G,B)n+x値および(R',
G',B')n+x 値と、これらの値に対する誤差"Ex" = 0にな
るまで、各値のストアを繰り返す。一度、この真の"0"
誤差が識別されると、後戻りオペレーションがパフォー
ムされ、カラー値の(R,G,B)n=xの集合("0" 誤差は獲得
できない集合である)を、第2モデル42への入力とし
て用いて、カラー値の(R,G,B)n=x-1集合を補正すること
により、"0" 誤差を獲得することができるか否かを判定
する。第1モデル40は(R,G,B)n=x-1集合を受信する。
このオペレーションにより、カラー値の新しい集合(R
1',G1',B1')n=x-1が生成され、入力値(R,G,B)n=x-1に対
して新しい誤差"E1"n=x-1 が生成される。誤差"E1"
n=x-1 である場合、カラー値の新しい集合(R1',G1',B
1')n=x-1がカラー値の(R',G',B')n=x-1 集合と置換され
る。しかも、変換LUT 28は、これらの(R1',G1',B1')
n=x-1が(R,G,B)n=x -1に対応するものとして再コンパイ
ルされる。
【0050】上述したプロセスで"0" 誤差が獲得されな
い場合は、より早く最小値に到達したものが比較され、
新たに見付けた最小値未満である場合は、その結果を保
持する。他方、新たに見付けた最小値を超える場合は、
最小の誤差を与えるR',G',B'により、カラーマッチング
がより正確であると、最小の誤差を与えるR',G',B'が、
変換LUT 28を再コンパイルする際に用いられる。そし
て、最適化プロセスは、(R,G,B)n=x-2入力値の次の(逆
方向に移行する)集合に対して繰り返される。ついで、
以後、順次、n<x に対して、カラー値の全(R,G,B)n集合
に対して繰り返される。その際、常に、"Ey" = 0を有す
る集合からの値を用いる。ここで、数値nyは、検査され
る集合の数n に最も近い数値である。(R,G,B)n値のスト
アされた全集合がこのように検査されると、バッファメ
モリ90のメモリ内容は消去され、次のn、すなわち、
n=x+1 から始まる入力(R,G,B)nの新しい集合が信号線5
4上に印加され、引き続き、変換LUT 28をコンパイル
するプロセスが実行される。
【0051】この例では、値(R,G,B)20 = (100,100,10
0) の入力集合が第1および第2モデル40および42
に印加され、その結果、値(R',G',B')20 = (100,102,10
3)の対応する集合になる。この対応する集合により、誤
差は最小の許容誤差になるが、ゼロではないとする。ま
た、入力値の次の集合は(R,G,B)21 であり、しかも、
(R,G,B)21 = (110,100,100) であるものとする。さら
に、(R',G',B')21の対応する集合は(105,100,101) であ
り、しかも、その誤差はこの例ではゼロである。
【0052】ゼロ誤差が検出されると、最適化プロセス
が開始されるが、(RGB)n値の新しい入力集合が信号線5
4に印加される。
【0053】ゼロ誤差を有する集合の前の集合、すなわ
ち、入力値(R,G,B)20 = (100,100,100) の集合は、第1
モデル40に印加される。しかし、集合(R',G',B')21 =
(105,100,101)が第2モデル42(集合(R,G,B)20 では
ない)の入力に印加され、しかも、対応する(R1',G1',B
1')20 値の新しい集合は、101,102,103 になる。この新
しい集合は、ゼロ誤差または別の最小誤差のいずれかを
与えることになる。その結果がゼロ誤差であり、しか
も、新しい誤差が前の誤差より小さい場合、新しい(R
1',G1',B1')20 値は、元の値(R',G',B')20と置換され
る。元の値(R',G',B')20は変換LUT 28のコンパイルで
早期に用いられたものであり、最も近いマッチングを行
うものである。
【0054】このようなプロセスはコンピュータで最も
良くパフォームされか、ハードウェアの場合は、上述の
計算をパフォームするのに適正にプログラムされたコン
ピュータの制御により最も良くパフォームされる。図5
は説明図であり、上述したプロセスをパフォームするの
に充分なハードウェアの実際の例ではない。よって、こ
のタスクに対してコンピュータを適正にプログラムする
ことはできない。
【0055】図3を説明する。図3は第1モデル4ゼロ
の出力と、比較器60への入力との間に存在するブロッ
ク70を示す。任意指定のカラーgamut 補正装置を表
す。この補正装置70を用いて、2つのディスプレイ装
置の出力カラーgamut をマッチングさせる。特定のディ
スプレイを用いて再現することができる色範囲は、通
常、別のディスプレイを用いて再現することができる色
範囲と一致しないので、gamut マッチングは良く用いら
れる。従って、両ディスプレイ装置は両ディスプレイ装
置により再現することができる多数の色を有する。ある
ディスプレイ装置または他のディスプレイ装置の再現能
力以外のカラー値の集合のある組み合わせは可能であ
る。変換LUT 28それ自体を用いて、注目している2つ
のディスプレイ装置のgamut ッチングを行うが、図に示
すgamut マッチング装置70を挿入することにより、変
換LUT 28を展開する際に、別のカラーgamut マッチン
グを用いることができる。カラー値の(Lab)n集合に対し
て予め選択した数学的な操作を行うことになる。その結
果、第2モデル42からの対応する(L'a'b')n 値は存在
しないことになる。このような数学的な操作は、簡単な
切り捨てと同様に簡単であるか、あるいは、データ圧縮
と同様に複雑である。
【0056】これらの数学的なオペレーションはカラー
マッチングの分野の当業者には周知のことである。gamu
t マッチングと、色圧縮を簡単に説明したものとして
は、COLORIMETRY FOR ELECTRONIC IMAGING SYSTEMS, An
intensive short course forScientsts and Engineer
s, Copyright 1991,Munsell color science laborator
y, Rochester Institute of Technology, by R.S.Berns
and R.S.Hunter, Chapter27 and 28を参照されたい。
【0057】図6、図7、および図8は、マッチングが
行われる画像がカラープルーファ(proofer) またはプリ
ンタで生成された画像である場合を示す。カラープルー
ファまたはプリンタは、4つのカラーインク、例えば、
イエロー(Y) 、マゼンタ(M)シアン(C) 、およびブラッ
ク(K) を用いた典型的な4色カラー再現システムを用い
る。
【0058】図6を説明する。上記の例のように、ワー
クステーション10は、カラー画像の画素を表すディジ
タルカラー値を生成する。4色システムを用い、しか
も、4色カラー再現システムがYMCK信号を受信するの
で、ワークステーション10の出力は出力信号線116
上のYMCK信号の集合となる。そのYMCK信号は第1プリン
タ112に信号線118を介して出力され、しかも、第
2プリンタ114に信号線120を介して出力される。
第2プリンタ114の入力にアダプタ122が前置され
る。アダプタ122は変換LUT 128と、受信判定要素
126と、補間器130を備えている。変換LUT 128
は複数のYMCK値を、第2の複数のY'M'C'K'値に関係付け
てある。その結果、YMCK値の集合を用いて、第1プリン
タ112で生成された着色画素と、変換LUT 128から
のY'M'C'K'値の対応する集合を用いて第2プリンタ11
4で生成された着色画素とは、同様の照明でしかも環境
で観察された場合、標準CIE 平均観察者と同一になる
か、あるいは、実際上同一になる。
【0059】上述した例の場合、補間器130を用い
て、対応する値にYMCK入力値(変換LUT 128にはリス
トアップされていない)を供給する。上述した例で用い
た変換LUT 28の場合のように、変換LUT 128は実質
的に同一のプロセスを用いてコンパイルされる。図7に
示すように、ワークステーション10は、次に示す表IIに
示すような複数のデジタルYMCK値を生成することができ
る。
【0060】
【表2】 表II Y: 0, 13, 26, 51, 76, 102, 128, 153, 178, 204, 230, 255 M: 0, 13, 26, 51, 76, 102, 128, 153, 178, 204, 230, 255 C: 0, 13, 26, 51, 76, 102, 128, 153, 178, 204, 230, 255 K: 0, 13, 26, 51, 89, 128, 178, 255 この表IIからのY,M,C,K 値の組み合わせは、カラー値の
(Y,M,C,K)n集合を表す。この例では、Y,M,C,K の13824
個の可能な集合が存在する。n = 1 ないし13824 であ
る。
【0061】上述した異なるカラー値の組み合わせによ
る13824 個のパッチは、13824 個の第1集合132およ
び第2集合134を提供するため、第1および第2プリ
ンタ112および114によりプリントとされる。上述
したように、測色計36を用いて、上述したパッチ13
2および134が全て読み取られる。測色計の出力を用
いて、第1および第2プリンタ112および114の伝
達関数を表す2つの変換LUT をコンパイルする。測色計
の出力はLab 色空間内に存在し、しかも、変換LUT は、
第1および第2プリンタ112および114に対して、
(Y,M,C,K)n入力と、(L,a,b)n出力を関係付ける。これら
の変換LUT は、第1および第2プリンタ112および1
14に対して、それぞれ、図4に示す総称モデルを用い
て、第1および第2モデル140および142を作成す
るのに用いられる。
【0062】図8は変換LUT 128のコンパイルプロセ
スの次のプロセスを示す。このプロセスは変換LUT 28
のコンパイルに対して既に説明したプロセスと同様であ
る。しかし、変換LUT は2つの複数の色集合を関係付け
る。各色集合は3つの変数ではなく、4つの変数を有す
る。4つの変数、すなわち、Cn,Yn,Mn,Kn のうち、変数
Cn,Yn,Mnは独立変数であるが、第4の変数Knは独立変数
ではない。変数Knは他の3つの変数に従属し、それら3
つの変数から取り出される。CYM とKの間の関係はグラ
フィックアートの分野では周知である。
【0063】ワークステーション10等からの(C,Y,M,
K)nの予め選択された集合は、第1および第2モデル1
40および142の入力に信号線154,162,15
6,および158を介して出力される。予め選択された
値は第1および第2モデル140および142で用いら
れる変換LUT をコンパイルするのに用いられる値と同一
であるのが好ましい。しかも、この説明のために、表II
の値を用いた結果の値の組み合わせと同一であるのが好
ましい。値(C,Y,M,K)nの入力集合は、それぞれ、信号線
154および158を介して、第1モデル140に直接
印加される。値(C,Y,M,K)nの入力集合は、信号線156
を介して加算器160の入力にも印加される。加算器1
60の出力は切換回路198に出力される。切換回路1
98の出力は信号線194上の信号により制御される。
切換回路198の出力は、第1モデル142の入力端子
に出力することができるか、あるいは、信号線162お
よび180を介して変換LUT コンパイラ182に出力す
ることができる。値(C,Y,M,K)nの入力集合は、コンパイ
ラ182にも信号線155を介して印加することができ
る。
【0064】加算器160は第2の入力端子を有する。
この第2の入力端子には、補正係数生成器176で生成
された補正係数dCn,dYn,およびdMn が印加される。値
(Y,M,C,K)nの入力集合が、まず、加算器160の入力端
子に出力されると、加算器160には、補正係数は印加
されず、変更前の第2モデル142の入力端子に値Yn,M
n,Cn,Kn が印加される。第1モデル140は、(L,a,b)n
の出力集合を生成し、第2モデル142は別の集合(L',
a',b')n を生成する。これらの2つの集合は比較器16
6で比較される。この例の場合、第1モデル140の
(L,a,b)n出力を、比較器166に信号線172を介して
印加する前に、(L,a,b)n出力を変更するために、任意指
定gamut 調整モジュール170を用いないものと仮定す
る。
【0065】比較器166は差信号[(Lab)n - (L'a'b')
n]を生成する。この出力は信号線174を介して補正係
数生成器176に出力される。この差信号を用いて、補
正係数生成器176は3つの補正係数dYn(1),dMn(1),dC
n(1)を(既に説明したように、補正係数生成器76がd
R,dG,およびdBを生成するようにして)生成する。補正
係数は信号線178を介して送信され、加算器60で、
値の(Y,M,C,K)n集合の対応する要素に加算する。加算し
た結果、Y'n(1) = Yn + dYn(1), M'n(1) = Mn +dMn(1),
および C'n(1) = Cn + dCn(1) が生成され、信号線1
62上に出力される。
【0066】第4の値、すなわち、Knは構成要素177
にストアされる。構成要素177はバッファメモリを備
え、ストアされた値Knを、予め定めたインクリメントだ
け変更する手段を備えている。この時点で、Knは一定で
あり、これらの新しい値Y'n(1),M'n(1),C'n(1), および
K'n(1)は、再び、第2モデル142に印加される。第2
モデル142は値L2'a2'b2' の新しい出力集合を生成
し、信号線164に出力される。値L2'a2'b2' は比較器
166で、第1モデル140からの(Lab)nの集合と比較
される。補正係数dYn(2),dMn(2),dCn(2)の新しい集合が
生成され、Y'n(1),M'n(1),C'n(1)と加算し、値Yn',Mn',
Cn' の新しい集合を生成する。再び、誤差"E" が次のよ
うに定義される。
【0067】
【数3】E = [(L-L')2 + (a-a')2 + (b-b')2]1/2 補正係数生成器176はこの誤差Enと、この誤差Enによ
る値の対応する(YMCK)n と(Y'M'C'K)nの集合とを計算
し、比較し、ストアする手段を有する。
【0068】上述したプロセスは、誤差Eがゼロか、あ
るいは、予め定めた許容最小値になるまで、Knを一定に
保ったまま、Yn,Mn,Cnを繰り返し補正する。ゼロ誤差が
ある場合は、値の2つの集合が完全にマッチングし、し
かも、探索が終了する。切換回路198がアクチュエー
トされ、値の2つの集合を比較器182で用い、変換LU
T 128をコンパイルする。最小値のみになる場合、そ
の最小値はバッファメモリにストアされ、Knがユニット
177でインクリメントされ、そのプロセスは値(Y''
M''C''K')nの別の集合の探索で繰り返えされ、別の最小
値を与える。この新しい最小値が前の最小値と比較され
る。最良の最小値を生成する値(Y'M'C'K)nまたは値(Y''
M''C''K')nが保持される。
【0069】補正係数生成器は、この例では、既に説明
した同一フォーマットの微分方程式系を解く。それらの
方程式は変数表記のみが異なり、次のようになる。すな
わち
【0070】
【数4】
【0071】R,G,B の場合、図5を参照して既に説明し
たが、値Yn,Mn,Cnを1だけインクリメントして、偏導関
数を計算したように、その偏導関数が計算される。
【0072】最小誤差Enが真の最小誤差か、局所的な最
小誤差かということは、用いられた集合(Y,M,C,K)nが再
び問題となるのではなく、第2モデル142にセットさ
れた異なる入力から開始することにより、見付けられる
であろう(C',Y',M',K')nの異なる組み合わせによる別の
より小さい誤差が存在可能であることを意味する。既に
説明した同一の検査および最適化プロセスをこの場合に
も用いて、次のようにして、(Y',M',C',K')nの他のより
良い組み合わせが存在可能か否かを検査し発見すること
ができる。すなわち、既に説明したように、(Y,M,C,K)n
のその後の全ての集合と、対応する(Y',M',C',K)n の集
合と、誤差Enとを、バッファメモリに保持することによ
り、(Y',M',C',K')nの他のより良い組み合わせが存在可
能か否かを検査し発見することができる。しかし、計算
でのプロセスに従うことにより、より正確な結果を得る
ことができることが分かった。このプロセスは、ゼロ誤
差になった値の2つの入力集合を用いて、(Y',M',C',
K')nの集合の他に、(Y1',M1',C1',K1')nと(Y2',M2',C
2',K2')nの2つの最適化集合を獲得し、3つの集合のう
ちの最もマッチングする集合、すなわち、最小誤差を選
択する。
【0073】Y,M,C のように独立しておらず、しかも、
他の3つの色に従属している第4の色Kが存在するの
で、多くの色の組み合わせを導入して、カラーマッチン
グを行うことができる。完全にマッチングする、値の2
つの異なる集合を存在させることができる。さらに、最
適化プロセスが変換LUT 128をコンパイルする際に用
いた場合は、最適化プロセスは全体的により良くカラー
マッチングする集合を合理的に選択することができなけ
ればならない。2つの集合が完全にマッチングする場合
は、変換LUT に存在しない入力値に対して、より良い補
間結果を得る集合が選択されることになる。
【0074】この場合の最適化プロセスは、値(Y,M,C,
K)nの集合の予め定めた固定値"x" と、対応する(Y',M',
C',K')nと、関連する誤差Enx とを選択することに基づ
いている。そして、元々得られた集合に加えて、可能な
限りより小さい誤差結果値を取り出すため、目標集合の
いずれかの側からのゼロ誤差結果集合を用いて、最適化
計算を続行する。従って、例えば、入力集合(Y,M,C,K)
n8 は、元々最小であるがゼロ誤差を与えるものであ
り、前の値と次の値を用いて最適化され、集合(Y',M',
C',K')ny と集合(Y',M',C',K')n8 からのデータを有す
る(Y1’,M1’,C1’,K1’)n8を、集合
(Y’,M’,C’,K’)nz からのデータを用い
て獲得する。ここで、y > 8 であって、z < 8 である。
また、nyおよびnz集合は、集合n = 8 に最も近いゼロ誤
差を生成する集合である。
【0075】次の例は、上述した値の集合の固定値に基
づき最適化プロセスを説明する例である。
【0076】変換LUT 128は表IIからのカラー値の(Y
MCK)n 集合を用いて作成されるものと仮定する。さら
に、表III に示す(YMCK)n の集合が、順次信号線154
を介して第1モデル140に導入され、信号線156を
介して加算器160に導入され、しかも、信号線155
を介して変換LUT 128に導入されたプロセスのあるス
テージに我々がいるものとする。その結果、値の対応す
る集合(Y',M',C',K') と、関連するEn値が獲得される。
誤差Enは最適誤差状態であるか否かの検査はこの時点で
は行われない。最適化に用いられる集合の数は、説明を
簡単にするため、4つ(すなわち、x = 4 )に限定され
ることになる。最適化の開始時にメモリに保持されてい
る、値の4つの集合と、関連する誤差値とを、表III に
示す。
【0077】
【表3】 表III 集合# (Y,M,C,K) (Y',M',C',K') n 76, 76, 76, 89 73, 72, 78, 90 0 n+1 76, 76, 102, 89 73, 73, 100, 89 0.1 n+2 76, 76, 128, 89 73, 75, 131, 91 0 n+3 76, 76, 153, 89 73, 71, 152, 93 0 入力集合n,n+2,およびn+3 に対して、誤差はゼロであ
る。従って、マッチングは完全であり、変換LUT 128
のコンパイル時の(Y,M,C,K) と、対応する(Y',M',C',
K') 値を受信することができる。しかし、より良いマッ
チングが得られるか否かを分かるため、集合n+1 の結果
を検査する必要がある。(R,G,B) の例で説明した最適化
プロセスで行ったように行う。しかし、そのプロセスは
第2モデル142への入力値の2つの集合に対して行わ
れる。ゼロマッチングを与えた集合は、最適化された集
合のいずかに位置される。この例では、最適化される集
合は集合n+1 であり、2つの集合、すなわち、集合n+1
の両方にゼロ誤差を与え、集合nと集合n+2 である。値
の(Y,M,C,K)n+1集合(すなわち、76,76,102,89)を第1
モデル140に印加する。しかし、"n" 入力に対応する
集合である値の集合(Y',M',C',K')n(すなわち、73,72,
78,90 )、すなわち、"n" に対して入力値をマッチング
する際のゼロ誤差を与える集合を、まず、加算器160
を介して第2モデル142に印加する。
【0078】2つのモデルからの(Lab)n+1および(L'a'
b')n 出力は、比較器166で比較され、(Y',M',C',K')
nに加算されると、加算器160で、新しい集合、すな
わち、値のY'1n+1, M'1n+1, C'1n+1, K'1n+1になる新し
い補正係数dY'n, dM'n, dC'nが生成される。上述したよ
うに、L'a'b'値の新しい集合が生成され、再び、比較器
166で比較される。そして、Kインクリメントステッ
プを含むプロセスが、最小誤差値が再び見つかるまで、
繰り返される。これらの新しい値はY'1n+1 = 73,M'1n+1
= 74, C'1n+1 = 100, K'1n+1 = 88 であると仮定す
る。さらに、値のこの集合は完全にマッチングがとれ、
誤差はゼロ誤差になるものと仮定する。これらの結果は
一時的にストアされる。
【0079】次に、加算器160の入力として、この時
点で、値(Y',M',C',K')n+2の集合を用いて、上述したプ
ロセスを繰り返す。一方、(Y,M,C,K)n+1集合は引き続き
第1モデル140に印加される。この時点で、値(Y'2,
M'2,C'2,K'2)n+1の別の集合、すなわち、Y'2n+1 = 71,
M'2n+1 = 76, C'2n+1 = 100, K'2n+1 = 91 を見付け
る。ただし、誤差は再びゼロ誤差である。これらの値も
ストアされる。これらの結果を表IVに示す。
【0080】
【表4】 表IV 集合# (Y,M,C,K) (Y',M',C',K') E n 76, 76, 76, 89 73, 72, 78, 90 0 n+1 76, 76, 102, 89 (a) 73, 73, 100, 90 0.1 (b) 73, 74, 100, 88 0 (c) 71, 76, 100, 91 0 n+2 76, 76, 128, 89 73, 75, 131, 91 0 n+3 76, 76, 153, 89 73, 71, 152, 93 0 入力集合(Y,M,C,K)n+1に対して変換LUT 128をコンパ
イルする際に、我々は値(Y',M',C',K')n+1のどちらの集
合を保持するかが問題となる。明らかに、集合(a) は最
悪のマッチングであるので、我々はこの集合を破棄する
ことができる。他の2つの集合に関しては、これらの値
を含む補間を用いなければならないとき、最も正確な補
間結果となるであろう集合を保持するのが好ましい。こ
のようにするための1つの方法は、前の"n" 集合と後
の"n+2" 集合の間に最も良く分散された値を有する集合
を選択する方法である。このように選択する方法は次の
ようになる。表Vが選択の2つの可能性を表すものとす
る。
【0081】
【表5】 表V 集合# 可能性#1 可能性#2 入力 (Y',M',C',K) (Y',M',C',K') (Y,M,C,K) n 73, 72, 78, 90 73, 72, 78, 90 76,76, 76, 89 n+1(b) 73, 74, 100, 90 76,76,102, 89 n+1(c) 71, 76, 100, 88 76,76,102, 89 n+2 73, 75, 131, 91 73, 75, 131, 91 76,76,128, 89 次に、点広がり偏差(point spread deviation)を、入力
(Y,M,C,K) 集合と、対応する値(Y',M',C',K)の集合との
間で比較する。例えば、それらの入力を、集合nと集合
n+1 の間で比較すると、Yn+2 - Yn = 0, Mn+1 - Mn =
0, Cn+1 - Cn =26, Kn+1 - Kn = 0 となり、集合n+1 と
集合n+2 の間で比較すると、Yn+1 - Yn+1 = 0, Mn+2 -
Mn+1 = 0, Cn+2 - Cn+1 = 26, Kn+2 - Kn+1 = 0 とな
る。次に、第1の選択列(可能性#1とラベルを付けてあ
る)から、Y',M',C',K' に対する値を用いて同様に行う
と、Y'n+1 - Y'n = 0, M'n+1 - M'n = 2, C'n+1 - C'n
= 22, K'n+1 - K'n = -1のようになる。従って、Y入力
値のゼロ変化に対して、Y'値の変化が存在することが分
かる。M入力値のゼロ変化に対して、M'値が+2ポイント
だけ変化する。C入力値の26ポイント変化に対して、C'
値が22ポイントだけ変化する、すなわち、4だけ少なく
なる。K値がゼロ入力変化した場合は、K'が-1ポイント
だけ変化する。
【0082】同様に、集合n+1 と集合n+2 の間で差が観
察され、Y = 0 ポイントに対する差、M = +1, C = +5,
およびK = +2が生じる。
【0083】それらの値の差を理想状態からの偏差とい
うことにする。ただし、入力値の間の変化の増分は、対
応する値の間の変化の増分と同一である。また、(Cn-C
n-1)=(C'n-C'n-1) である。表Vの選択#1列からのY',
M',C',K' の集合nと集合n+1 の間の偏差に対する偏差
値ADn の平均値は、AD1=7/4 すなわち1.75である。ま
た、選択#1列からの集合n+1 と集合n+2 に対して、偏差
値ADn の平均値はADn=2 である。
【0084】同一のプロセスにより、表Vの第2の選択
列(可能性#2列)の集合nと集合n+1 に対してAD3=2.75
となり、集合n+1 と集合n+2 に対してAD4=2.25となる。
従って、2つの選択列に対する平均偏差を比較した後、
第1の選択列(可能性#1列)の集合n+1(b)が参照され、
次のような大きさを有する集合値が生成される。すなわ
ち、その大きさは、値の前の集合または後の集合を有す
る値の近接する対とすると、対応する入力色対により定
義されるカラースパン(color span)の方が、第2の選択
列からの値の集合から獲得された値より、平均的な偏り
が少ないカラースパンを定義する。そのため、値(Y',
M',C',K')n+1(b) の集合が変換LUT のコンパイルの際に
用いられる。明らかに最悪のマッチングであり、集合
(a) が廃棄されない場合は、集合(a) を集合(b) および
集合(c) と比較することができ、同様に、どの集合が最
も良くマッチングしているかを判定するために、集合
(b) は集合(c) と比較される。
【0085】図9はRGB 値を受信するカラープリンタ2
14とCRT モニタ212とを用いて生成された画像に、
画像カラーマッチングが望まれる状態を示す。RGB 値
は、プリンタ製造業者が正確な色変換と判断した数学的
な関係を用いて、RGB 入力をYMCAに変換する変換器23
5を介して受信される。このような編成では、ワークス
テシーョン10の出力は図9に示すように信号線216
上のRGB 信号である。RGB 信号を用いて、CRT ディスプ
レイ212を直接ドライブし、3-4 カラー変換装置22
5を介してカラープリンタ214をドライブする。3-4
カラー変換装置225はRGB 入力をYMCK出力に変換する
ものである。アダプタ222は、本発明に従って作成さ
れる変換LUT 228を備えており、変換装置225の前
に置かれている。
【0086】この変換LUT 228は図8に示すプロセス
と同様のプロセスを用いてコンパイルされる。しかし、
プリンタ214に対してモデル44を生成する際に、カ
ラープリンタ214には、カラープリンタ214の統合
部分として3-4 カラー変換装置225が含まれる。従っ
て、図11に示すこのモデル44は入力45´を有し、
入力45´は変換器47に導かれる。変換器47の出
力、すなわち、信号線45上の出力は受信および判定要
素46の入力端子に出力される。受信および判定要素4
6から、図4に示す総称モデルに示す編成と同様の編成
で、直接LUT 48か、あるいは、補間器50の補間かの
いずれかにより、出力52を生成する。
【0087】図10に示す編成では、ワークステシーョ
ン10の出力はYMCK信号であり、YMCK信号は信号線31
6および318を介してカラープルーファ(第1プリン
タ)312を直接ドライブする。このYMCK信号を用い
て、画像を第1ディスプレイ314上に表示する。この
第1ディスプレイ314により用いられる前に、色変換
器325により4-3 色変換が行われるので、この第1デ
ィスプレイ314はYMCK入力値を受取ることができる。
より正確な画像カラーマッチングを得るため、アダプタ
322は4-3 色変換装置325の前に置かれる。このア
ダプタ322は受信判定要素326と、YMCK入力値をY'
M'C'K'値に変換するための変換LUT 328を含む。上述
したように、補間器330は変換LUT 328に存在しな
い値を取り出すため、アダプタに含まれている。Y'M'C'
K'値は信号線324を介するとともに、4-3 色変換装置
325を介して、第1ディスプレイ314に出力され
る。
【0088】変換LUT 328も上述したプロセスを用い
て生成される。ここで、第1プリンタ312と第1ディ
スプレイ314を表す2つのモデル44が作成される。
第1ディスプレイ314は、上述した例のように、4-3
色変換装置325を含み、図11に示す総称モデルと同
様である。変換LUT 328は図8に示すプロセスを用い
て再びコンパイルされる。変換LUT 328は入力YMCK値
を出力Y'M'C'K'値に変換する。Y'M'C'K'値は4-3 色変換
装置325に伝送され、RGB 値が4-3 色変換装置325
により生成される。これらRGB 値により第1ディスプレ
イ314に表示されると、表示された画像は、元のYMCK
値を直接用いて、第1プリンタ312により生成される
画像と同一または実質的に同一の色呈示を行う。
【0089】これまでの説明は、本発明を説明する上
で、「補間」に関係した。画像値の入力集合に基づき取
り出された、カラー画像値の出力集合を導き出す補間
は、本発明に係るプロセスをパフォームする際に用いら
れる。補間を用いない場合は、モデルおよびアダプタの
両方で採用される変換LUT は、入力カラー値の全ての可
能な組み合わせに値を供給しなければならない。8ビッ
トジメインでオペレートするディジタルシステムでは、
3変数システム、すなわち、RGB に対して、入力値の可
能な組み合わせは256*256*256 、すなわち、16,777,216
通りある。必要な変換LUT を展開するため、これらの組
み合わせは、それぞれ、このプロセスに従って、パッチ
としてプリントし、測定し、最適化しなければならな
い。このプロセスは数値のshear magnitude と計算とが
含まれるので明らかに実際的でない。従って、限定され
た数の集合は表Iおよび表IIに示すように選択される
し、入力カラー値中間集合のために補間が用いられる。
【0090】用いられる特定の補間プロセスは変更する
ことができる。補間精度により、多かれ少なかれ計算集
中補間をそのシステムで用いることができる。本発明を
実施する際には、計算がより少なく集中する補間方法が
モデル補間器で用いられる。一方、より複雑な方法がア
ダプタ補間器で用いられる。両タイプの例を以下に挙げ
る。しかし、アダプタ補間器またはモデル補間器のいず
れかに対して、以下に説明する補間方法を用いることが
でき、同様に、他の補間公式、例えば、4次補間も用い
ることができ、最終的な選択はカラーマッチングプロセ
スの所要の精度と、資源の可用性に基づいて行われる。
本発明は、このような編成を用いるとしても、しかも、
このような編成が好ましいとしても、アダプタ22,1
22,222,および322に対して1つのアダプタを
用い、モデル40,42,140および142に対して
異なるアダプタを用いることに限定されるものではな
い。
【0091】図1,図6,図9、および図10のアダプ
タに示す補間器30,130,230,および330
で、すなわち、変換LUT 28,128,228,および
328をそれぞれ伴う補間器30,130,230,お
よび330でパフォームされる好ましい補間は、プログ
ラム式コンピュータによりパフォームされるtetrahedra
l 補間である。3および4変数に対してこの補間をパフ
ォームするコンピュータをプログラムする1対の適正な
プログラムがこのアプリケーションにappendixAおよび
Bとして添付してある。
【0092】カラー値が存在する特定の色空間に依存す
る線形補間、3次線形補間または4次線形補間は、図3
および図8に示すモデル40,42,140,および1
42では、好ましい選択である。線形補間、3次線形補
間、または4次線形補間は、より簡単であり、良い結果
を得るには充分であるので、変換LUT 28,128,2
28,および328を取り出す際に用いられる。この種
の補間に対するアルゴリズムであって、本発明が適用さ
れるアルゴリズムは、4-3 変換、すなわち、モデル14
0および142で用いられることになるであろう(YMCK)
入力値から(Lab) への変換という複雑な例を挙げて説明
する。3-3 変換(RGB 色空間)と4-4 変換(YMCK色空
間)の例も同様である。
【0093】表IIのY,M,C,K に対する数値はY,M,C,K 軸
系のデータポイントを表す。3変数、すなわち、R,G,B
カラー値の場合には、見易い直交軸系が可能である。し
かし、4変数の場合は視覚化が非常に困難なので、この
ような実際的な視覚化は補間を行うのに必要ではない。
【0094】この変数に対する軸上の変数の予め定めた
カラー値を表すデータポイントは、この軸に沿って測定
された距離を表す特定数の単位に分割される。従って、
データポイントY = 102 およびY = 128 は、Y軸に沿っ
て26単位の距離だけ離れている。一方、データポイント
M = 128 およびM = 153 は、M軸に沿って25単位だけ離
れている。入力値はデータポイント上か、あるいは、デ
ータポイント間に位置する。その入力値がデータポイン
ト上に位置すると、変換LUT は対応する値を与える。そ
の入力値がデータポイントとデータポイントの間に位置
する場合は、出力は次のようにして計算される。
【0095】Fiはある軸に沿った前のデータポイントか
ら、その軸に沿ったそのデータポイントと次の連続する
データポイントの間の距離までの入力値の距離の比であ
るとする。従って、カラー値集合が4つの成分(Y,M,C,
K 成分に対してi = 0,1,2,または3 である)を有し、Yn
がY軸に沿ったデータポイントであり、Yn+1がこの軸に
沿った次のデータポイントであり、しかも、Y1がYnとY
n+1の間の数値である値の色入力集合のY成分である場
合、i = 0 に対して、Fi = (Y1 - Yn) / (Yn+1 -Yn)と
なる。
【0096】量Qi = 1 - Fi を定義する。係数tj(ただ
し、j = 1,...,16) は次のようになる。
【0097】
【数5】
【0098】例えば、L(Yn,Mn,Cn,Kn),
a(Yn,Mn,Cn,Kn), b(Yn,Mn,Cn,Kn)がYn,Mn,Cn,Kn に対す
るモデル140からのLab 値を表すものとすると、L
(Yn+1,Mn,Cn,Kn), a(Yn+1,Mn,Cn,Kn), b
(Yn+1,Mn,Cn,Kn)がYn+1,Mn,Cn,Kn に対するLab 値を表
し、L(Yn,Mn+1,Cn,Kn),a(Yn,Mn+1,Cn,Kn), b
(Yn,Mn+1,Cn,Kn)がYn,Mn+1,Cn,Kn に対するLab 値を表
し、...(Y,M,C,K)nと(Y,M,C,K)n+1に対する16通り
の組み合わせに対するLab 値を表す。Y1,M1,C1,K1 カラ
ー値の入力集合に対するLab 値L1,a1,b1であって、変換
LUT の値のnおよびn+1 集合の間に位置するLab 値は、
次の式で与えられる。
【0099】
【数6】
【0100】同様に、
【0101】
【数7】
【0102】さらに、
【0103】
【数8】
【0104】本発明により教示された当業者は、本発明
の範囲を逸脱せずに、種々の変更を行うことができる。
【0105】
【外1】
【0106】
【外2】
【0107】
【外3】
【0108】
【外4】
【0109】
【外5】
【0110】
【外6】
【0111】
【外7】
【0112】
【外8】
【図面の簡単な説明】
【図1】マッチングのとれた2つの画像を2つのCRT デ
ィスプレイ上に表示する場合の編成を示す模式図であ
る。
【図2】図1に示す2つのディスプレイをモデリングす
る際に用いるLUT を作成するためのデータを獲得するの
に用いられる編成を示す模式図である。
【図3】図1に示すアダプタで用いられる変換LUT を獲
得するプロセスを説明するための模式図である。
【図4】ディスプレイモデルを総称して示すブロック図
である。
【図5】図3に示す補正係数を取り出す際に用いるプロ
セスを説明するためのブロック図である。
【図6】マッチングのとれた2つの画像を2つのプリン
タを用いて印刷する場合の編成を示す模式図である。
【図7】図6に示す2つのプリンタをモデリングする際
に用いるLUT を作成するためのデータを獲得するのに用
いられる編成を示す模式図である。
【図8】図6に示すアダプタで用いられる変換LUT を獲
得するためのプロセスを説明するための模式図である。
【図9】マッチングのとれた2つの画像を、RGB-CMYK変
換器を有するプリンタと、CRTィスプレイを用いて印刷
する場合の編成を示す模式図である。
【図10】マッチングのとれた2つの画像を、CRT ディ
スプレイと、CRT ディスプレイをYMCK-RGBを用いてドラ
イブするカラープルーファとを用いて印刷する場合の編
成を示す模式図である。
【図11】図9および図10に示す例で必要な変換LUT
を展開する際に用いるディスプレイモデルを総称して示
すブロック図である。
【符号の説明】
10 ワークステーション 12 第1ディスプレイ 14 第2ディスプレイ 16,18,20,24 信号線 22 アダプタ 26 判定要素 28 変換LUT 30 補間器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−362869(JP,A) 特開 昭62−154970(JP,A) 特開 平3−65877(JP,A) 特開 平5−244408(JP,A) 特開 平6−133157(JP,A) 特表 平8−502394(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 - 5/40 H04N 1/46

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1ディスプレイ装置のカラ
    ーディスプレイと、少なくとも第2ディスプレイ装置の
    カラーディスプレイをカラーマッチングさせる方法であ
    って、次のステップ(I)、ステップ(II)、 およびステッ
    プ(III) 、すなわち、 (I) 次のステップ(1) ないしステップ(8) により、入力
    カラー値を出力カラー値に変換するための変換LUTを
    作成するステップと、 (1) 第1の予め選択した複数の入力カラー値を生成する
    ステップと、 (2) 第1の予め選択した複数の入力カラー値を用いて、
    複数のカラーパッチを前記第1および第2ディスプレイ
    装置に表示するステップと、 (3) 前記第1および第2ディスプレイ装置にそれぞれ表
    示された各カラーパッチの測色値を獲得し、該測色値を
    用いて、前記第1および第2ディスプレイ装置に対して
    第1および第2モデルをそれぞれ作成し、予め選択した
    入力カラー値を、前記第1および第2ディスプレイ装置
    に対して、それぞれ、表示された測色値と関係付けるス
    テップと、 (4) 第2の予め選択された複数のカラー値を前記第1お
    よび第2モデルに入力するステップと、 (5) 前記第1モデルの出力と前記第2モデルの出力を比
    較し、前記2つの出力の差を示す誤差信号を獲得するス
    テップと、 (6) 前記誤差信号を用いて、前記第2モデルへの入力カ
    ラー値を変更し、再び、前記第1モデルの出力と前記第
    2モデルの出力を比較し、新しい誤差信号を獲得するス
    テップと、 (7) 前記ステップ(5) およびステップ(6) のプロセス
    を、前記誤差信号が最小になるまで繰り返すステップ
    と、 (8) 前記変更されたカラー値を用いて、入力値と変更さ
    れた値を関係付ける変換LUTを作成するステップと、 (II)前記変換LUTを用いて、複数のソースカラー画像
    値を対応する新しい画像値に変換してから、前記新しい
    画像値を前記第2ディスプレイ装置の入力に入力するス
    テップと、 (III) 前記新しいカラー画像値を前記第2ディスプレイ
    装置に表示するステップとを備えたことを特徴とするカ
    ラーマッチング方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ステップ(II)
    は、 まず、前記複数のソースカラー画像値を全て検査し、 (a) 前記ソースカラー画像値が前記LUTに含まれる場
    合は、前記ソースカラー画像値に対応する新しい画像値
    を前記LUTから獲得し、 (b)前記ソースカラー画像値が前記LUTに含まれない
    場合は、前記ソースカラー画像値に対応する新しい画像
    値を前記LUT中の隣接するソース画像値から補間によ
    って獲得することを特徴とするカラーマッチング方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記ステッ
    プ(I)(7)と(I)(8)との間に、前記最小誤差を最適化する
    ステップを有することを特徴とするカラーマッチング方
    法。
  4. 【請求項4】 入力カラー値を出力カラー値に変換する
    ための変換LUTを生成する装置において、 (1) ディジタルカラー画像値を入力する入力手段と、 (2) 入力カラー値に対して、それぞれ、出力測色3刺激
    画像値を生成する第1および第2ディスプレイモデル手
    段であって、入力端子および出力端子をそれぞれ有し、
    前記第2モデルの入力端子が前記入力手段に接続されて
    いる第1および第2ディスプレイモデル手段と、 (3) 前記入力手段に接続された第1信号入力と、第2の
    補正誤差信号入力と、制御信号入力と、前記第1モデル
    入力に接続された出力とを有し、変更されたカラー値を
    出力する加算装置と、 (4) 前記第1および第2ディスプレイモデル手段に接続
    された手段であって、前記第1および第2ディスプレイ
    モデルの3刺激値出力を比較し、誤差信号を生成する比
    較手段と、 (5) 前記誤差信号を検査して、前記誤差信号が最小誤差
    信号か否かを判定する検査手段であって、補正誤差信号
    と制御信号を前記加算装置に出力する手段であり、前記
    比較手段と前記加算装置の間に接続された検査手段と、 (6) 前記入力手段と、前記加算装置の出力端子と、前記
    検査手段とに接続された手段であって、前記加算装置の
    出力を受信し、前記加算装置の出力端子に出力された変
    更されたカラー値に、ディジタル入力カラー値を関係付
    ける変換LUTを、前記検査手段が前記誤差信号が最小
    であると判定したとき、作成する手段とを備えたことを
    特徴とするカラーマッチング装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記誤差検査手段
    は、前記最小誤差が最適最小誤差であるかどうかを判定
    する最適化手段をさらに備えたことを特徴とするカラー
    マッチング装置。
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