JPH0723245A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0723245A
JPH0723245A JP5150258A JP15025893A JPH0723245A JP H0723245 A JPH0723245 A JP H0723245A JP 5150258 A JP5150258 A JP 5150258A JP 15025893 A JP15025893 A JP 15025893A JP H0723245 A JPH0723245 A JP H0723245A
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JP
Japan
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color
signal
image
input
adjustment
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JP5150258A
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English (en)
Inventor
Takashi Kawai
川井  隆
Kenichi Ota
健一 太田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 明度、彩度、色相の3変数を調整項目とする
操作部からの調整量に応じて適応決定されたマトリツク
ス係数を有するマトリツクス演算のみの簡単なハード構
成で色調整の操作性の簡便化を計るにある。 【構成】 画像入力部220よりのカラー入力信号に対
し、色変換部204aは、前記入力カラー信号から画素
毎にその最小値を抽出し、入力カラー信号と抽出された
最小値信号の差信号を求め、求めた差信号を、明度、色
相、彩度の3変数を調整項目とする操作部211の調整
項目の調整量に応じてマトリツクス変換係数生成部20
4bで生成されるマトリツクス変換係数に従つて、マト
リツクス変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置に関し、例
えばカラー画像原稿をR,G,B色分解信号で入力して
マトリツクス変換するカラー画像処理装置に適用可能で
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、カラー複写機においては、ハー
ドコピー出力画像は原稿画像に対し色再現性、階調性等
ができるだけ忠実に再現されることが望ましい。しか
し、実際には原稿画像の色分解とハードコピー出力装置
の色再現範囲との相違から次の3つの点に関し問題点が
指摘されており、また、その対策が行なわれている。
【0003】原稿画像に下地と呼ばれる背景部分(通
常白色で構成される)を持つ原稿では、できる限り白色
(印刷しない)で再現することが望まれる。さらに、下
地を除去しても他の色の色再現性を劣化させることな
く、色再現することが望まれる。これに対する解決策と
しては、例えば特願平3−223909号のように、下
地レベルを検出し、R,G,B信号の非線型変換処理に
よつて下地を除去する方法が提案されている。
【0004】原稿画像の色分布がハードコピー出力装
置の色再現範囲を逸脱している原稿では、その部分の階
調性が損なわれる。この様な原稿では原稿画像の色分布
をハードコピー出力装置の色再現範囲内にマツピングす
ることが望ましく、これに関し、例えば特願平4−16
8968号では、原稿画像の色分布を検出し、検出され
た色分布に従つてマトリツクス変換を行ない、色再現範
囲内にマツピングする方法が提案されている。
【0005】カラー複写装置では、予め想定された入
力画像のダイナミツクレンジを、階調変換し、ダイナミ
ツクレンジの圧縮を行なつているが、原稿画像があらか
じめ想定されているダイナミツクレンジより大きなレン
ジを有するとき、ダーク部で階調性が損なわれる。これ
に対する解決策としては、例えば画像信号の輝度−濃度
変換処理での対数変換回路において、変換式を修正して
ダイナミツクレンジの圧縮率を調整するという方法があ
る。
【0006】一方、また、カラー複写機には以上の構成
の他に操作部が具備されており、操作者の希望により各
種の色調整が行える様になつている。例えば、出力画像
の赤味を増したい時、図8に示すようなカラー複写機装
置の操作部の操作によつて、M(マゼンタ)濃度を上げ
C(シアン)濃度を下げていた。即ち、色・階調修正回
路では、この操作部の設定に従い、図9(A),(B)
に示す様なガンマ変換が行なわれ(図中、点線がγ=1
の標準値である)、マゼンタのガンマ特性が立ち全体の
マゼンタ濃度が増し、シアンのガンマ特性が寝て、シア
ン濃度が減り、トータルで赤味が増すように制御してい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような忠実な色再現のための方策は、個々の問題に対
し独立に提案された対策であり、実際に前記問題点が同
時に出現する場合(例えば、原稿画像の色空間の逸脱と
ダークレベルのつぶれが存在する場合など)、一方の問
題点の対策に対する信号変換処理が他方の対策に対する
信号変換処理に影響を及ぼし、それぞれの対策に対する
効果を充分発揮できないという問題を生じる。
【0008】又、ハードウェアの構成上も、各々の対策
処理の場所が画像処理信号系の複数箇所に分散し、これ
に関わるコストが大きい、設計しにくいという問題点が
あつた。また、一般に、色調整を行なう場合、カラーサ
ンプル画像に対し、明度、彩度、色相を変数とする概念
で色調整を行うことが多く、例えば「明るさ(明度)を
一定に、色味を変えず(色相一定)、鮮やかにしたい
(彩度を上げる)。」などの調整を考えている。
【0009】しかしながら、前記従来例での色調整方法
では、明度,彩度,色相の調整量を図8のようにY,
M,C,Bkの各カラー濃度調整の組み合わせに置き換
えなければならず、所望の色に調整するのが非常に難し
いという欠点があつた。また、一部の画像処理装置で
は、R,G,B信号をCIE−L*** 均等色空間
に座標変換し、L*** 空間上で色変換を行ない、
再度RGB信号に戻す色調方法があるが、RGB信号か
らL*** 信号への変換は非線形演算を含む処理を
伴なうため、カラー複写機のような膨大なデータ数(画
素数)をリアルタイム高速処理する装置では、負荷が大
きくハード規模が大きくる欠点があつた。
【0010】さらに、前記従来例のようなY,M,C,
Bkのカラー濃度の調整方法は、前述の赤味を増す調整
において、マゼンタ濃度を上げシアン濃度を下げると、
画像の赤色部分の赤味は増すが、シアンとイエローの混
色であるグリーンがシアン濃度を下げることにより黄色
味がかかつてしまうなど、副作用的な色の変化が生じて
しまう欠点があつた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的としてなされたもので、上述の課題を
解決する一手段として以下の構成を備える。即ち、入力
画像原稿を特定色の色分解信号として入力する画像入力
手段と、入力画像原稿の下地レベル(白レベル)を検出
する第1の検出手段と、入力画像原稿のあらかじめ決め
られた色空間上での分布を検出する第2の検出手段と、
入力画像原稿の無彩色ダークレベル(黒レベル)を検出
する第3の検出手段と、前記第1乃至第3の検出手段で
の検出下地レベル、色空間分布、無彩色ダークレベルよ
り決定されるマトリツクス変換係数により画像信号のマ
トリツクス変換を行なう変換手段とを備える。
【0012】また、出力されるべき画像の再現色に対
し、明度、色相、彩度の3変数のいずれかの調整量を設
定入力する入力手段と、該入力手段から入力される調整
量に応じて決定されるマトリツクス変換係数を生成する
マトリツクス変換係数生成手段と、入力カラー信号から
画素毎にその最小値を抽出する最小値抽出手段と、入力
カラー信号と抽出された最小値信号の差信号を生成する
差信号生成手段と、該差信号生成手段で生成された差信
号をマトリツクス変換係数生成手段で生成されたマトリ
ツクス変換係数でマトリツクス変換するマトリツクス変
換手段と、該マトリツクス変換手段でマトリツクス変換
された信号値を用いて入力カラー信号を新たな色分解信
号に変換する変換手段とを備える。
【0013】
【作用】以上の構成において、カラー画像原稿の下地レ
ベル検出手段と、色分布検出手段とダークレベル検出手
段と、マトリツクス変換係数生成手段と、マトリツクス
変換手段を設け、各検出手段より検出された画像信号か
らマトリツクス変換係数を生成し、カラーハードコピー
の下地レベル補正、色空間圧縮、ダークレベル補正をマ
トリツクス変換にて一括処理可能とするものである。
【0014】また、明度、彩度、色相の3変数のいずれ
かの調整量を設定入力する入力手段と、入力手段からの
調整量に応じて適応決定されたマトリツクス係数を有す
るマトリツクス演算回路とを設けることにより、簡単な
ハード構成で色調整の操作性の簡便化を計つたものであ
る。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る第1の実
施例を詳細に説明する。 [第1の実施例]図1は本実施例のカラー複写機のブロ
ツク構成を示す図である。図1において、CCDセンサ
201よりのRGB輝度信号がA/D変換回路202で
対応するデジタル信号に変換され、シエーデイング補正
回路203でシエーデイング補正され、マトリクス変換
回路204でマトリクス変換及び後述する色変換/色補
正処理がなされ、濃度変換回路205に送られる。
【0016】濃度変換回路205では、これをY(イエ
ロー),M(マゼンタ),C(シアン)の濃度信号に変
換し、更に黒抽出・下色除去回路206で下色除去さ
れ、K(ブラツク)信号を生成して色・階調修正回路2
07に送られる。そして更にシヤープネス修正回路20
8でシヤープネス処理され、二(多)値化回路209で
二(多)値化され、プリンタ210で印刷・記録され
る。
【0017】なお、211は各種の操作入力を行う操作
部であり、操作部には色補正指示のための入力部も設け
られている。この操作部211の色補正指示部の詳細構
成を図2に示す。本実施例においては操作部211での
色調整は、色相(色味)・彩度(鮮やかさ)・明度(明
るさ)の3つの調整項目によつて行なう。なお、図2に
示す色調整に関する操作部レイアウトにおいて、色相
(色味)・彩度(鮮やかさ)の調整部において、グリー
ン、シアン、ブルーの部分については、他の色部分と同
様構成であるため、詳細表示を省略する。
【0018】図2において、色相、,彩度の調整は、左
側に同心円放射線状に配置された操作キーによつて調整
される。図中では、イエロー(Y),マゼンタ(M),
シアン(C),レツド(R),グリーン(G),ブルー
(B)の6色に関する調整を図示しているが、これらの
色以外も調整対象色とすることもできる。さて、この操
作部の同心円放射線状の操作キー配列は、“マンセル表
色系”や“CIE−L*** 表色系”で表わされる
ような“均等色空間”の座標系に準拠した配列としてお
り、同心円・円周方向は色相環を表わし、同心円・放射
線方向は彩度を表わす。
【0019】図2では、基準値(図中、“斜線”で示す
キーであり、設定値が変更されていない場合には“編み
目”のみで示されている)を中心として、色相に±2ス
テツプ、彩度も±2ステツプの調整キー(調整量)を例
示した。もちろん、これら調整ステツプ数は適宜増やす
ことが良い。通常、デフォルト状態では、各調整ステツ
プの中心が基準設定されていて、例えば、液晶パネル表
示された操作部上の選択されたキーは、ネガ/ポジ反転
して見易い様にしてある。図2においては、何らの選択
されていないキーが斜線等のない“口”で示すポジ表示
で表示され、“編み目”で示す選択されているキーがネ
ガ表示で表示されている)。
【0020】今、「赤を色味を変えずに鮮やかにした
い」時、図2に示すようにレツド調整キーを基準設定値
である斜線に示す値から放射線方向、外向きに配置され
た調整キーである“編み目”で示されたキーを選択し、
他の色(Y,M,C,G,B)は、基準設定(“編み
目”で示されたキー)のままで良い。さらに、「赤を黄
色味方向に鮮やかにしたい」時には、図2に示すレツド
の“編み目”で示す調整キーの選択の代わりに、1ステ
ツプ(又は2ステツプ)イエロー側に配列された調整キ
ーを選択すればよい。
【0021】一方、明度(明るさ)に関する調整は、図
2の右側に配置された操作キーによつて調整され、図で
は基準値(図中、“斜線”で示すキーであり、設定値が
変更されていない場合には“編み目”のみで示されてい
る)を中心とした±2ステツプの調整を例示した。明度
に関する調整も、前記(Y,M,C,R,G,B)同
様、調整キーとなる。
【0022】今、「赤を明るくしたい」時、図2のよう
にレツド調整キーを“斜線”で示す基準値から上向きに
配置された“編み目”で示す調整キーを選択し、他の色
は基準値のままで良い。このように、明度、彩度、色相
の3変数の組み合わせで、間隔的にわかり易い調整がで
きる。例えば、図2に示される調整は、明度、彩度、色
相のトータルで「赤を色味を変えずに明るく鮮やかに」
調整したものである。
【0023】さらに、これらは、赤色など1色に限ら
ず、例えば、「赤を色味を変えずに明るく鮮やかに
し、マゼンタを色味,明るさを変えずに鮮やかにし、
グリーンを明度、彩度を変えずに青つぽくする」など
のように各色の調整の組み合わせで細かな色調整操作も
設定できる。次に、以上の操作部211により指示入力
された本実施例の色調整を実現する色信号変換回路の構
成を説明する。
【0024】図3はR,G,Bカラー画像信号に対する
色調整を行う部分の構成を抜き出して示したもので、図
1のCCDセンサ201〜シエーデイング補正回路20
2を含む画像入力部220よりのR,G,Bカラー画像
信号は、マトリクス変換回路204の色変換部204a
に入力される。また、同時にマトリクス変換回路204
のマトリクス係数生成部204bには操作部211より
の操作結果が入力される。
【0025】ここで、基準設定値の色座標を(L* 0* 0
* 0)、調整値(×)の色座標を(L* i* i* i)と
し、色調整色(L* i* i* i)のうち設定された色座標
を(L *'a*'b*')とする。そしてこの設定値に従つて
マトリクス変換処理がなされ、色調整が成される。操作
部211によつて調整量が決定された(L*'a*'b*')
信号(又はそれに対応した信号)は、マトリツクス係数
生成部204bに送られ、ここで後述する方法でaij
求められる。aijは、図4のブロツク図で示される色変
換部204aに入力され、係数が設定される。係数設定
後、画像入力部22よりRGBカラー画像信号が出力さ
れ、色変換部204aで色変換され調整色R’G’B’
を出力する。
【0026】この色変換部204aの詳細構成を図4に
示す。図4において、501はR,G,Bの各画像信号
における最小値を抽出する最小値抽出回路であり、最小
値信号X{min(R,G,B)}を出力する。50
2,503,504は入力信号と最小値信号の差をとる
減算回路であり、減算回路502はR−Xを、減算回路
503はG−Xを、減算回路504はB−Xをそれぞれ
演算して出力する。
【0027】505,506,507は減算回路50
2,503,504の出力を一時的にラツチするラツチ
回路である。508,509,510は、それぞれR−
X,G−X,B−Xの2次項を演算する乗算回路であ
り、乗算回路508は(R−X)*(G−X)を、乗算
回路509は(G−X)*(B−X)を、乗算回路51
0は(B−X)*(R−X)を演算して出力する。
【0028】511は以上で得られた6個の信号値をマ
トリツクス変換するマトリツクス変換回路であり、具体
的には以下の演算を行い、dR,dG,dBを出力す
る。
【0029】
【数1】 ここで、用いられるマトリツクス変換係数aijは、前述
の色調整の設定値(調整量)をもとに決定される。な
お、その詳細は後述する。
【0030】512,513,514は上式(数1)で
得られたdR,dG,dBと、もともとのR,G,B信
号を加算する加算器であり、変換後の色分解信号R′,
G′,B′を出力する。
【0031】
【数2】 次に、マトリツクス係数生成部204bでの(数1)式
のマトリツクス変換係数aijの求め方について説明す
る。
【0032】図5はL*** 均等色空間上に、本実
施例におけるカラー複写機のプリンタ210の色再現範
囲を模式的にプロツトした図である。この色空間上に、
前述のカラー調整操作部の基準設定値の色座標をY,
M,C,R,G,B各色について決定し(図中“編み
目”丸で示す色座標)、基準設定値に対し、色相方向、
彩度方向にそれぞれ等間隔で調整ステツプ数分の色座標
を決定する。
【0033】図2に示す操作部211の例では、色相、
彩度方向、ともに±2ステツプの調整キーを設けたの
で、図5に“編み目”丸で示す色座標を中心とした±2
ステツプずつの対応とする色座標を“×”で図示した
(なお、図5においては、各色について全く同じ構成で
あるため、Rだけについて図示し、YMBCGについて
の詳細表示を省略した)。
【0034】上述した様に、基準設定値の色座標を(L
* 0* 0* 0)、調整値(×)の色座標を(L* i
* i* i)とし、色調整色(L* i* i* i)のうち設定さ
れた色座標を(L*'a*'b*')とした場合に、(L* 0
* 0* 0)及び(L*'a*'b*')を以下の式に従つてRG
B信号に色座標変換する。
【0035】
【数3】 X=X0 *[(L* +16)/116+a* /500]3 Y=Y0 *[(L* +16)/116]3 Z=Z0 *[(L* +16)/116+b* /200]3
【0036】
【数4】 これをY,M,C,R,G,Bの6色について行なう。
【0037】調整しない色については、(L*'a*'
*')=(L* 0* 0* 0)となる。このように、基準色
(L* 0* 0* 0)と調整色(L*'a*'b*')をそれぞれ
R,G,Bに変換した時の信号(R000 )と
(R’G’B’)の対応関係の1例を以下に示す。
【0038】
【数5】 (R000 )→ (R’ G’ B’) Y:(255 250 10)→ (255 250 10) M:(200 10 90)→ ( Rm' Gm' Bm') C:( 10 95 200)→ ( 10 95 200) R:(160 20 10)→ ( Rr' Gr' Br') G:( 20 100 20)→ ( Rg' Gg' Bg') C:( 15 10 100)→ ( 15 10 100) 上記対応関係は、前述の調整例 「赤の色味を変えずに明るく鮮やかにし、マゼンタ
を色相・明度を変えずに彩度を上げ、グリーンを明度
・彩度を変えずに青つぽくする」という調整に従い、
R,M,Gの項に関し調整量に応じた(R’G’B’)
がそれぞれ(Rr ’Gr ’Br ’),(Rm ’Gm ’B
m ’),(Rg ’Gg ’Bg’)が設定されていて、他
の項目(Y,C,B)に関しては(R000 )=
(R’G’B’)となつている。
【0039】上記の対応関係(R000 )と(R’
G’B’)を式(数1)と(数2)の(RGB)及び
(R’G’B’)に代入すると、18個の連立1次方程
式ができる。一方、未知数としてaijは18個であるの
で、一義的に解くことができ、マトリツクス変換係数が
決定される。以上説明した様に第1の実施例において
は、操作部211を均等色空間上で調整する様に指示可
能に構成し、この調整をR,G,B信号のマトリツクス
変換で処理することにより、簡単なハード構成で簡便に
細かな色調整が実現できる。又、Y,M,C,R,G,
Bの6原色が独立に色調整できる効果がある。
【0040】[第2の実施例]上述した第1の実施例に
おいては、均等色空間としてCIE−L*** を用
いたが、他の均等色空間を用いても同様の効果が得られ
る。例えば、CIE−L** ν* や、マンセル表色系
DIN表色系などが考えられ、それぞれについて各色表
系からRGB信号へ変換する式又は対応テーブルを(数
3),(数4)式に代えればよい。
【0041】[第3の実施例]以下にカラーハードコピ
ーの下地レベル補正、色空間圧縮、ダークレベル補正を
マトリツクス変換にて一括処理可能とする本発明に係る
第3の実施例を図面を用いて説明する。図6は本発明に
係る第3の実施例の構成を示すブロツク図である。図6
において、カラー画像入力部101は、本カラー複写装
置のリーダ部や外部画像入力装置からの画像信号入力部
などから成り、ここからRGBカラー画像色分解信号を
出力する。
【0042】カラー画像入力部101よりのRGB信号
は、まず第一に下地レベル検出回路102に入力され
る。下地レベル検出回路102では、例えば前述の特願
平3−223909号(カラー画像処理装置)にあるよ
うなヒストグラムを用いた検出方法などにより検出され
る。ただし、この回路の検出要素として無彩色ハイライ
トを検出する手段と、この無彩色ハイライト信号が下地
と画像中の一部分であることを区別するため、予め決め
られた面積以上を占有していることを判定する手段を備
えている。
【0043】下地レベル検出回路102によつて検出さ
れた下地レベルは、そのR,G,B信号Rwww
(RGB)w として出力される。RGBカラー画像原稿
信号はまた、色分布検出回路103に入力される。色分
布検出回路103では、例えば前述の特願平4−168
968号(カラー画像処理装置)にあるような検出方法
で、カラー画像原稿中で、カラー画像出力部の色再現範
囲を逸脱する色信号のうち最も彩度の高い色信号を基本
原色(R,G,B,C,M,Y)について行う。本回路
103によつて検出された色分布は、それぞれの基本原
色に対し、 (RGB)R (RGB)G (RGB)B (RGB)C (RGB)M
(RGB)Y= (RGB)l 但し、l=1〜6 の形で出力される。
【0044】さらに、RGBカラー画像信号はダークレ
ベル検出回路104にも入力される。本ダークレベル検
出回路104では、例えば、 R<RPD かつG<GPD かつB<BPD のように、RGBいずれもが所定の一定値RPD,GPD
PD以下を満たす画素のうち最小のものをダークレベル
とする。ここで、RPD,GPD,BPDはカラー画像出力部
108で色再現される色のうち最も黒い色のRGB信号
値を表わす。
【0045】このように、本検出回路104で検出され
たダークレベルは、(RGB)D の形で出力される。以
上の3回路102,103,104よりの出力はマトリ
ツクス変換係数生成回路105に出力され、該回路10
5は以上の出力を元に、マトリツクス変換回路106で
のマトリツクス変換係数aijを生成して、マトリツクス
変換回路106に出力する。マトリツクス変換回路10
6では、このマトリツクス変換係数a ijに従つてマトリ
クス変換し、色修正手段107で所望の色修正を行い、
カラー画像出力部108より画像出力される。
【0046】以上のマトリツクス変換回路106の詳細
構成を図7に示す。図7において、上述した図4に示す
第1実施例のマトリツクス変換回路である色変換部20
4aと同様構成には同一番号を付し、詳細説明を省略す
る。入力カラー画像信号R,G,Bが入力され、該入力
画像信号は図示しない駆動クロツク、リセツト信号など
と共に順次転送処理されて行く。
【0047】図7において、611はR,G,Bの3事
項を演算する乗算回路であり、R*G*Bを出力する。
612はR,G,Bの反転信号の3次積を演算する乗算
回路であり、画像データを8ビツト(0〜255)とす
るとき、(255−R)*(255−G)*(255−
B)を出力する。613は以上で得られた8個の信号値
のマトリツクス変換するマトリツクス変換回路であり、
具体的には以下の演算を行いdR,dG,dBを出力す
る。
【0048】
【数6】 ここで用いられるマトリツクス変換係数aijは後述する
方法で求められる。
【0049】512,513,514は、上式(数6)
で得られたdR,dG,dBと、もともとのR,G,B
信号を加算する加算器であり、変換後の色分解信号
R’,G’,B’を出力する。すなわち、次の(数7)
式を実行する。
【0050】
【数7】 次に第3の実施例における(数6)式のマトリツクス変
換係数aijの求め方について説明する。
【0051】前述の検出回路より検出された8種類、8
*3=24個のRGB信号はいずれもこのまま出力する
と、色再現範囲を逸脱していたり、下地がかぶつている
画像信号である。このため、第3の実施例においてこれ
らの信号に所望のターゲツトとなる色を対応付ける。例
えば以下の説明は、一例として下地レベル検出回路10
2が検出したカラー画像原稿の下地レベルが、R=24
0,G=240,B=235であつた場合を例に説明す
る。なお、本来、白レベルはR’=255,G’=25
5,B’=255が理想値である。
【0052】また、例えば色分布検出回路103が検出
した最も彩度の高い赤色がR=200、G=15、B=
0という信号であつたとする。しかし、通常ハードコピ
ーの色再現範囲内で最も彩度の高い赤色はR’=16
0,G’=20,B’=10であるとする。上記のマト
リツクス変換の目的は、検出回路より出力された画信号
をハードコピーの色再現範囲にマツピングすることであ
るので、マトリツクス変換によつて上記RGB信号を
R’G’B’にマトリツクス変換すればよい。
【0053】このような対応関係を、白レベル(1
色)、色空間分布(YMCRGBの6色)、黒レベル
(1色)、系8色全てについて設定すると(数6)式と
(数7)式から24個の連立1次方程式ができる。未知
数として、マトリツクス係数aijがやはり24個あるの
で、一義的に解くことができてマトリツクス係数が決定
される。対応関係の一例を以下に示す。
【0054】
【数8】 以上の手順によつて下地レベル、色空間圧縮、ダークレ
ベルの全てに対し所望の変換が得られる。
【0055】以上説明した様に第3の実施例によれば、
下地レベル補正、色空間圧縮、ダークレベル補正がマト
リツクス変換により一括して実現でき、各補正がそれぞ
れの補正に障害を与えることなく、良好な画像を出力す
ることが可能となる。また、画像処理部もマトリツクス
変換回路1ケ所なのでコストダウンにもなる。尚、本発
明は、複数の機器から構成されるシステムに適用して
も、1つの機器から成る装置に適用しても良い。
【0056】また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによつて達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0057】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、操作
部を均等色空間上で調整し、R,G,B信号のマトリツ
クス変換で処理することにより、簡単なハード構成で簡
便に細かな色調整が実現できる。又、Y,M,C,R,
G,Bの6原色が独立に色調整できる効果がある。
【0058】また本発明によれば、下地レベル補正、色
空間圧縮、ダークレベル補正がマトリツクス変換により
一括して実現でき、各補正がそれぞれの補正に障害を与
えることなく、良好な画像を出力することが可能とな
る。また、画像処理部もマトリツクス変換回路1ケ所な
のでコストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のカラー複写機の構成を
示すブロツク図である。
【図2】図1に示す操作部の詳細例を示す図である。
【図3】本実施例の色調整部の構成を示す図である。
【図4】図3に示す色変換部の詳細構成を示す図であ
る。
【図5】本発明の操作部色調整キー個々に対応する均等
色空上の色座標の例を示す図である。
【図6】本発明に係る第3の実施例の構成を表わすブロ
ツク図である。
【図7】図6に示すマトリツクス変換回路の詳細回路ブ
ロツク図である。
【図8】従来の色調整操作部の構成を示す図である。
【図9】従来の色調整方法に基づくマゼンタとシアンの
濃度信号γ調整の図である。
【符号の説明】
101 カラー画像入力部 102 下地レベル検出回路 103 色分布検出回路 104 ダークレベル検出回路 105 マトリツクス変換係数生成回路 106 マトリツクス変換回路 107 色修正手段 108 カラー画像出力部 201 CCDセンサ 202 A/D変換回路 203 シエーデイング補正回路 204 マトリクス変換回路 204a 色変換部 204b マトリクス係数生成部 205 濃度変換回路 206 黒抽出・下色除去回路 207 色・階調修正回路 208 シヤープネス修正回路 209 二(多)値化回路 210 プリンタ 211 操作部 220 画像入力部 220よりのR,G,Bカラー画像信号は、マトリクス
変換回路204の 501 最小値抽出回路 502,503,504 減算回路 505,506,507 ラツチ回路 508,509,510,611,612 乗算回路 511,613 マトリツクス変換回路 512,513,514 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 5/00 H04N 1/46 4226−5C H04N 1/46 Z

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力されるべき画像の再現色に対し、明
    度、色相、彩度の3変数のいずれかの調整量を設定入力
    する入力手段と、 該入力手段から入力される調整量に応じて決定されるマ
    トリツクス変換係数を生成するマトリツクス変換係数生
    成手段と、 前記入力カラー信号から画素毎にその最小値を抽出する
    最小値抽出手段と、 前記入力カラー信号と抽出された最小値信号の差信号を
    生成する差信号生成手段と、 該差信号生成手段で生成された差信号を前記マトリツク
    ス変換係数生成手段で生成されたマトリツクス変換係数
    でマトリツクス変換するマトリツクス変換手段と、 該マトリツクス変換手段でマトリツクス変換された信号
    値を用いて入力カラー信号を新たな色分解信号に変換す
    る変換手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記操作部の明度,色相,彩度の3変数
    の調整項目は、出力画像の再現色のうち、Y(イエロ
    ー),M(マゼンタ),C(シアン),R(レツド),
    G(グリーン),B(ブルー)の6原色に対し、それぞ
    れ対し設置され、6色それぞれ独立に明度,色相,彩度
    の調整が可能であることを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記操作部の明度,色相,彩度の3変数
    の調整項目は「肌色」に対する3変数を調整項目に含む
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記マトリツクス変換係数生成手段で生
    成するマトリツクス変換係数の決定は、あらかじめ決め
    られた調整項目の基準色に対するカラー信号と調整目標
    色に対するカラー信号で決まる連立方程式を求める手段
    により実現することを特徴とする請求項1記載の画像処
    理装置。
  5. 【請求項5】 入力画像原稿を特定色の色分解信号とし
    て入力する画像入力手段と、 前記入力画像原稿の下地レベル(白レベル)を検出する
    第1の検出手段と、 前記入力画像原稿のあらかじめ決められた色空間上での
    分布を検出する第2の検出手段と、 前記入力画像原稿の無彩色ダークレベル(黒レベル)を
    検出する第3の検出手段と、 前記第1乃至第3の検出手段での検出下地レベル、色空
    間分布、無彩色ダークレベルより決定されるマトリツク
    ス変換係数により画像信号のマトリツクス変換を行なう
    変換手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 第1の検出手段は、入力画像原稿の色分
    解信号のうち、無彩色ハイライト信号を検出し、該無彩
    色ハイライト信号が画像原稿全面積のうち予め決められ
    た面積以上を占めることを判定して下地レベルを決定す
    ることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 第2の検出手段での検出対象の予め決め
    られた色空間は、CIE1976−L** ν* 均等色
    空間であることを特徴とする請求項5記載の画像処理装
    置。
  8. 【請求項8】 第2の検出手段での検出対象の予め決め
    られた色空間は、CIE1976−L*** 均等色
    空間であることを特徴とする請求項5記載の画像処理装
    置。
  9. 【請求項9】 第2の検出手段での検出対象の予め決め
    られた色空間は入力R,G,B信号をそれぞれ1/3乗
    変換した後、各々の線型加重和をとることによつて得ら
    れる3信号の色空間であることを特徴とする請求項5記
    載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 第3の検出手段は、入力画像原稿の色
    分解信号のうち、各信号各々全てが予め決められたレベ
    ル以下の信号のうち最小となる色分解信号を無彩色ダー
    クレベルと決定することを特徴とする請求項5記載の画
    像処理装置。
  11. 【請求項11】 変換手段でのマトリツクス変換係数
    は、接続可能な画像出力部の色再現範囲を反映したカラ
    ー画像信号と、第1乃至第3の検出手段より決定された
    下地レベル、色空間分布、無彩色ダークレベルを反映し
    たカラー画像信号で決まる連立方程式の解を求めること
    により決定されることを特徴とする請求項5記載の画像
    処理装置。
  12. 【請求項12】 変換手段によつて生成された新たなる
    色分解信号は、接続可能な画像出力部の色再現範囲を反
    映した値であることを特徴とする請求項5記載の画像処
    理装置。
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