JPH09284576A - ルックアップテーブルの作成方法及び装置 - Google Patents
ルックアップテーブルの作成方法及び装置Info
- Publication number
- JPH09284576A JPH09284576A JP8089512A JP8951296A JPH09284576A JP H09284576 A JPH09284576 A JP H09284576A JP 8089512 A JP8089512 A JP 8089512A JP 8951296 A JP8951296 A JP 8951296A JP H09284576 A JPH09284576 A JP H09284576A
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】多数のパッチをそれぞれの機器毎に改めて測色
する必要がなく、またメディアの違いにより等色する色
彩値が異なる問題を吸収し、更には適当な色域圧縮を含
んだルックアップテーブルを作成する手法及び装置に関
する。 【解決手段】ルックアップテーブルを実装しようとする
メディアＡに入力された基準データと、その入力データ
に対するメディアＡによる出力の色の見えが、色合わせ
の対象となるメディアＢによる出力の見えと最も合うよ
うに調整された修整データに対応するメディアＡの出力
値との対応をとることにより、ルックアップテーブルを
作成する。
する必要がなく、またメディアの違いにより等色する色
彩値が異なる問題を吸収し、更には適当な色域圧縮を含
んだルックアップテーブルを作成する手法及び装置に関
する。 【解決手段】ルックアップテーブルを実装しようとする
メディアＡに入力された基準データと、その入力データ
に対するメディアＡによる出力の色の見えが、色合わせ
の対象となるメディアＢによる出力の見えと最も合うよ
うに調整された修整データに対応するメディアＡの出力
値との対応をとることにより、ルックアップテーブルを
作成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】例えば印刷などで、所望の色彩値
となる出力を得る為に必要な網点面積率の組み合わせを
求める場合、あるいは印刷用の網点面積率データからそ
れを印刷した場合に得られる色彩値を予測しようとする
場合、色彩値と網点面積率との対応を示すルックアップ
テーブルを用いる方法が考えられる。また、メディア間
での色変換には各メディア固有の信号と色彩値との対応
を記述したルックアップテーブルを利用する色変換手法
が有効である。本発明は例えばこの様な場合に用いられ
るルックアップテーブルを作成する為の方法及び装置に
関するものである。
となる出力を得る為に必要な網点面積率の組み合わせを
求める場合、あるいは印刷用の網点面積率データからそ
れを印刷した場合に得られる色彩値を予測しようとする
場合、色彩値と網点面積率との対応を示すルックアップ
テーブルを用いる方法が考えられる。また、メディア間
での色変換には各メディア固有の信号と色彩値との対応
を記述したルックアップテーブルを利用する色変換手法
が有効である。本発明は例えばこの様な場合に用いられ
るルックアップテーブルを作成する為の方法及び装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のルックアップテーブルを作成する
方法は以下の様なものであった。 入力データ（例えば
印刷物の場合は黄（Ｙ）、紅（Ｍ）、藍（Ｃ）、墨（Ｂ
ｋ）各版の網点面積率、ＣＲＴの場合には例えば赤
（Ｒ）、緑（Ｇ）、青（Ｂ）のビデオ信号）の種々の組
み合わせによるパッチを多数出力し、それぞれのパッチ
を測色することにより、入力データと色彩値との対応を
示すルックアップテーブルを作成していた。
方法は以下の様なものであった。 入力データ（例えば
印刷物の場合は黄（Ｙ）、紅（Ｍ）、藍（Ｃ）、墨（Ｂ
ｋ）各版の網点面積率、ＣＲＴの場合には例えば赤
（Ｒ）、緑（Ｇ）、青（Ｂ）のビデオ信号）の種々の組
み合わせによるパッチを多数出力し、それぞれのパッチ
を測色することにより、入力データと色彩値との対応を
示すルックアップテーブルを作成していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の様
な方法は、例えば印刷やＣＲＴなど、それぞれのメディ
ア、あるいは出力装置毎に、多数のパッチを出力して測
色を行うなど、多大な労力と時間が必要である。特に出
力条件に変更が生じた場合には、再度同様な作業を繰り
返す必要があった。
な方法は、例えば印刷やＣＲＴなど、それぞれのメディ
ア、あるいは出力装置毎に、多数のパッチを出力して測
色を行うなど、多大な労力と時間が必要である。特に出
力条件に変更が生じた場合には、再度同様な作業を繰り
返す必要があった。
【０００４】また、上記の様な方法は、例えば印刷やＣ
ＲＴなど、それぞれのメディアでその再現色と色彩値と
を正確に対応させようとする場合には有効であるが、観
察する環境が異なる場合には各々の環境下で見えが一致
する色彩値の対応を先ず求める必要がある。
ＲＴなど、それぞれのメディアでその再現色と色彩値と
を正確に対応させようとする場合には有効であるが、観
察する環境が異なる場合には各々の環境下で見えが一致
する色彩値の対応を先ず求める必要がある。
【０００５】更に、例えば印刷物の色をＣＲＴ上でシミ
ュレーションしたり、あるいはＣＲＴ画像を印刷すると
いったように、異なるメディアでカラー画像を表示し、
その見えを等しくしようとする場合には、たとえ両者の
色彩値を一致させたとしても、その見えは必ずしも等し
くはならず、正確な色彩値の再現が必ずしも有効ではな
い場合がある。
ュレーションしたり、あるいはＣＲＴ画像を印刷すると
いったように、異なるメディアでカラー画像を表示し、
その見えを等しくしようとする場合には、たとえ両者の
色彩値を一致させたとしても、その見えは必ずしも等し
くはならず、正確な色彩値の再現が必ずしも有効ではな
い場合がある。
【０００６】また、異なるメディアでカラー画像を表示
しようとする場合には、それぞれのメディアの色域の違
いから、データの表わす色空間の圧縮や伸張が必要とな
ったり、それぞれのメディアで基準としている白色の色
度点が異なる場合にも、その補正が必要となることがあ
る。
しようとする場合には、それぞれのメディアの色域の違
いから、データの表わす色空間の圧縮や伸張が必要とな
ったり、それぞれのメディアで基準としている白色の色
度点が異なる場合にも、その補正が必要となることがあ
る。
【０００７】従って、これらの場合にも正確な色彩値の
再現は有効とはいえず、各々の場合で対応させるデータ
を変更する必要が生じる。色域の圧縮手法に関しては、
例えば均等色空間上で、無彩色軸を中心に、それぞれの
色の色相、明度を極力変えずに全体を均等に圧縮する方
法や、明度成分は正規化しそれぞれの色域に収め、色相
を変えずに圧縮する方法、色域内の例えば７割の色に関
しては圧縮を行わず、その外側の色に関してのみ、外側
のものほど圧縮率を高くして圧縮する方法など、様々な
手法が提案されている。
再現は有効とはいえず、各々の場合で対応させるデータ
を変更する必要が生じる。色域の圧縮手法に関しては、
例えば均等色空間上で、無彩色軸を中心に、それぞれの
色の色相、明度を極力変えずに全体を均等に圧縮する方
法や、明度成分は正規化しそれぞれの色域に収め、色相
を変えずに圧縮する方法、色域内の例えば７割の色に関
しては圧縮を行わず、その外側の色に関してのみ、外側
のものほど圧縮率を高くして圧縮する方法など、様々な
手法が提案されている。
【０００８】しかしながらそれらの圧縮手法は複雑な計
算が必要であったり、また絵柄（画像の内容・種類）に
より適切となる手法が異なるなどの問題がある。
算が必要であったり、また絵柄（画像の内容・種類）に
より適切となる手法が異なるなどの問題がある。
【０００９】また、色空間内の無彩色軸を中心とした上
記の様な圧縮手法は、色の属性の関数として表わすには
都合がよいが、実際の画像の色の見えの一致という点か
らは必ずしも適切な手法ではない。
記の様な圧縮手法は、色の属性の関数として表わすには
都合がよいが、実際の画像の色の見えの一致という点か
らは必ずしも適切な手法ではない。
【００１０】白色点の補正に関しては、色順応式を用い
るなどの方法がとられるが、視覚系の順応状態を完全に
記述する順応式は未だ無い。また、白色点の補正に伴い
有彩色部分の補正も行なわれるわけだが、画像全体につ
いて必ずしも適切な値が得られないなどの問題がある。
るなどの方法がとられるが、視覚系の順応状態を完全に
記述する順応式は未だ無い。また、白色点の補正に伴い
有彩色部分の補正も行なわれるわけだが、画像全体につ
いて必ずしも適切な値が得られないなどの問題がある。
【００１１】メディアの違いにより等色する色彩値自体
が異なってしまう問題に関しては、現在のところその解
決策は何ら提案されていない。
が異なってしまう問題に関しては、現在のところその解
決策は何ら提案されていない。
【００１２】本発明はこれらの問題点を解決するために
なされたもので、本手法によって作成されるルックアッ
プテーブルを実装しようとするメディアＡに入力された
基準データと、その入力データに対するメディアＡによ
る出力の色の見えが色合わせの対象となるメディアＢに
よる出力の見えと最も合うように調整された修整データ
に対応するメディアＡの出力値との対応をとることによ
り、多数のパッチをそれぞれの機器毎に改めて測色する
必要がなく、また、メディアの違いにより等色する色彩
値が異なる問題を吸収し、更には適当な色域圧縮を含ん
だルックアップテーブルを作成する手法及び装置を提供
することを目的としている。
なされたもので、本手法によって作成されるルックアッ
プテーブルを実装しようとするメディアＡに入力された
基準データと、その入力データに対するメディアＡによ
る出力の色の見えが色合わせの対象となるメディアＢに
よる出力の見えと最も合うように調整された修整データ
に対応するメディアＡの出力値との対応をとることによ
り、多数のパッチをそれぞれの機器毎に改めて測色する
必要がなく、また、メディアの違いにより等色する色彩
値が異なる問題を吸収し、更には適当な色域圧縮を含ん
だルックアップテーブルを作成する手法及び装置を提供
することを目的としている。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明に係わる請求項１のルックアップテーブル作成
方法は、本手法によって作成されるルックアップテーブ
ルを実装しようとするメディアＡに入力された基準デー
タと、その入力データに対するメディアＡによる出力の
色の見えが色合わせの対象となるメディアＢによる出力
の見えと最も合うように調整された修整データに対応す
るメディアＡの出力値との対応をとることにより、ルッ
クアップテーブルを作成することを特徴とするルックア
ップテーブル作成方法である。
め本発明に係わる請求項１のルックアップテーブル作成
方法は、本手法によって作成されるルックアップテーブ
ルを実装しようとするメディアＡに入力された基準デー
タと、その入力データに対するメディアＡによる出力の
色の見えが色合わせの対象となるメディアＢによる出力
の見えと最も合うように調整された修整データに対応す
るメディアＡの出力値との対応をとることにより、ルッ
クアップテーブルを作成することを特徴とするルックア
ップテーブル作成方法である。
【００１４】また、上記の目的を達成するため本発明に
係わる請求項２のルックアップテーブル作成装置は、メ
ディアＡに入力された基準データを記憶しておく元デー
タ記憶手段と、その入力データに対するメディアＡによ
る出力の色の見えが色合わせの対象となるメディアＢに
よる出力の見えと最も合うように調整された修整データ
に対応するメディアＡの出力値を、元データ記憶手段に
記憶されている元データと対応させることを特徴とする
ルックアップテーブルの作成装置である。
係わる請求項２のルックアップテーブル作成装置は、メ
ディアＡに入力された基準データを記憶しておく元デー
タ記憶手段と、その入力データに対するメディアＡによ
る出力の色の見えが色合わせの対象となるメディアＢに
よる出力の見えと最も合うように調整された修整データ
に対応するメディアＡの出力値を、元データ記憶手段に
記憶されている元データと対応させることを特徴とする
ルックアップテーブルの作成装置である。
【００１５】
【作用】本発明によるルックアップテーブル作成方法及
び装置は、メディアＡに入力された基準データと、その
入力データに対するメディアＡによる出力の色の見えが
色合わせの対象となるメディアＢによる出力の見えと最
も合うように調整された修整データに対応するメディア
Ａの出力値とを対応させるため、メディアＡとメディア
Ｂとの例えばメディアによる見えの違い、周囲環境によ
る見えの違い、色域圧縮による見えの違いを吸収したル
ックアップテーブルが作成される。
び装置は、メディアＡに入力された基準データと、その
入力データに対するメディアＡによる出力の色の見えが
色合わせの対象となるメディアＢによる出力の見えと最
も合うように調整された修整データに対応するメディア
Ａの出力値とを対応させるため、メディアＡとメディア
Ｂとの例えばメディアによる見えの違い、周囲環境によ
る見えの違い、色域圧縮による見えの違いを吸収したル
ックアップテーブルが作成される。
【００１６】また、出力条件が変わった際のルックアッ
プテーブルの修整についても、再度多数のパッチを測色
することなく行なうことが出来る。
プテーブルの修整についても、再度多数のパッチを測色
することなく行なうことが出来る。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。
の形態を説明する。
【００１８】図１は本発明のルックアップテーブル作成
方法の大まかな手順を示す流れ図である。
方法の大まかな手順を示す流れ図である。
【００１９】また、図２は本発明によるルックアップテ
ーブル作成装置とルックアップテーブル作成の際のシス
テム構成を示す模式図である。
ーブル作成装置とルックアップテーブル作成の際のシス
テム構成を示す模式図である。
【００２０】図３は本発明により作成されたルックアッ
プテーブルをシステムに組み込んだ例を示す模式図であ
る。
プテーブルをシステムに組み込んだ例を示す模式図であ
る。
【００２１】以下、図１に示す手順にしたがって、図２
を参照し、本発明の実施例を説明する。
を参照し、本発明の実施例を説明する。
【００２２】メディアＡに入力される基準データ１（例
えば色彩値：ＸＹＺ）は、データ記憶手段２の元データ
（色彩値）記憶領域２−１に記憶された後、メディアＡ
の元々の色変換手段（信号変換部３）によりメディア信
号（例えばＲＧＢ）に変換される。変換されたメディア
信号はデータ記憶手段２のメディア信号記憶領域２−２
に記憶された後、メディアＡの表示手段４（あるいは出
力手段）により表示（あるいは出力）される。
えば色彩値：ＸＹＺ）は、データ記憶手段２の元データ
（色彩値）記憶領域２−１に記憶された後、メディアＡ
の元々の色変換手段（信号変換部３）によりメディア信
号（例えばＲＧＢ）に変換される。変換されたメディア
信号はデータ記憶手段２のメディア信号記憶領域２−２
に記憶された後、メディアＡの表示手段４（あるいは出
力手段）により表示（あるいは出力）される。
【００２３】一方色合わせの対象となるメディアＢにつ
いても同じ基準データ１を入力し、出力（あるいは表
示）する。
いても同じ基準データ１を入力し、出力（あるいは表
示）する。
【００２４】基準データ１に用いるデータは自然画像デ
ータであってもよいし、多数の色パッチから構成される
チャート画像データであってもよいが、両場合ともそれ
を構成する色が色空間内の特定の領域に偏ったものであ
ってはならない。
ータであってもよいし、多数の色パッチから構成される
チャート画像データであってもよいが、両場合ともそれ
を構成する色が色空間内の特定の領域に偏ったものであ
ってはならない。
【００２５】次に、メディアＢによる基準データ１の再
現色と同じ見えを与えるメディアＡの基準データ１に対
するメディアＡの出力信号（例えばＲ’Ｇ’Ｂ’）を、
データ記憶手段２の修整データ記憶領域２−３に記憶す
る。続いてデータ記憶手段２に記憶された元データ、メ
ディア信号、修整データから、メディアＢに見えが一致
する出力を得るためのルックアップテーブル（ＬＵＴ）
５を作成する。
現色と同じ見えを与えるメディアＡの基準データ１に対
するメディアＡの出力信号（例えばＲ’Ｇ’Ｂ’）を、
データ記憶手段２の修整データ記憶領域２−３に記憶す
る。続いてデータ記憶手段２に記憶された元データ、メ
ディア信号、修整データから、メディアＢに見えが一致
する出力を得るためのルックアップテーブル（ＬＵＴ）
５を作成する。
【００２６】ここでメディアＢによる基準データ１の再
現色と同じ見えを与えるメディアＡの基準データ１に対
するメディアＡの出力信号を得るための調整方法である
が、表示された種々の色を同時に、あるいは個別に各色
を構成するメディア信号各々の強度を変化させるなどし
て行なう。例えば一般的な画像修整ソフトを用いてもよ
いし、スキャナーの分解カーブを調整しても良い。ま
た、各色の領域毎に、その色を構成する信号成分の比率
を調整し、マッチングを行なってもよい。
現色と同じ見えを与えるメディアＡの基準データ１に対
するメディアＡの出力信号を得るための調整方法である
が、表示された種々の色を同時に、あるいは個別に各色
を構成するメディア信号各々の強度を変化させるなどし
て行なう。例えば一般的な画像修整ソフトを用いてもよ
いし、スキャナーの分解カーブを調整しても良い。ま
た、各色の領域毎に、その色を構成する信号成分の比率
を調整し、マッチングを行なってもよい。
【００２７】メディアＡの元々の色変換手段（信号変換
部３）が例えばある関数を基に行なうものであれば、必
要となるルックアップテーブル５は例えばメディアＡの
元々の色変換手段（信号変換部３）で変換されたメディ
ア信号を修整するルックアップテーブル５−１（図３）
か、あるいは、メディアＡに入力される色彩値データを
修整するルックアップテーブル５−２である。
部３）が例えばある関数を基に行なうものであれば、必
要となるルックアップテーブル５は例えばメディアＡの
元々の色変換手段（信号変換部３）で変換されたメディ
ア信号を修整するルックアップテーブル５−１（図３）
か、あるいは、メディアＡに入力される色彩値データを
修整するルックアップテーブル５−２である。
【００２８】前者の場合にはデータ記憶手段２に記憶さ
れた元データ、メディア信号、修整データの内メディア
信号と修整データとでテーブルを作成すれば良い。
れた元データ、メディア信号、修整データの内メディア
信号と修整データとでテーブルを作成すれば良い。
【００２９】この場合、メディア信号をキーとしてデー
タをルックアップテーブルとして適切な順序に並べ変
え、不足した点は、内挿あるいは外挿により補う。
タをルックアップテーブルとして適切な順序に並べ変
え、不足した点は、内挿あるいは外挿により補う。
【００３０】後者の場合にはデータ記憶手段２に記憶さ
れた元データ、メディア信号、修整データの内元データ
と修整データを用いてルックアップテーブルを作成す
る。
れた元データ、メディア信号、修整データの内元データ
と修整データを用いてルックアップテーブルを作成す
る。
【００３１】先ず修整データをメディアＡの元々の色変
換手段の逆変換により、色彩値に変換する。
換手段の逆変換により、色彩値に変換する。
【００３２】次に、元データをキーとしてデータをルッ
クアップテーブルとして適切な順序に並べ変え、不足し
た点はやはり内挿あるいは外挿により補い、入力された
色彩値データに対する修整色彩値データ、つまり、メデ
ィアＢによる再現色と色の見えがマッチするメディアＡ
による再現色の各々の色彩値の対応を示すルックアップ
テーブルを作成すれば良い。
クアップテーブルとして適切な順序に並べ変え、不足し
た点はやはり内挿あるいは外挿により補い、入力された
色彩値データに対する修整色彩値データ、つまり、メデ
ィアＢによる再現色と色の見えがマッチするメディアＡ
による再現色の各々の色彩値の対応を示すルックアップ
テーブルを作成すれば良い。
【００３３】メディアＡの元々の色変換手段に元々ルッ
クアップテーブルが用いられていれば、このルックアッ
プテーブル自体を修整してやればよい。つまり、メディ
アＡの元々のルックアップテーブルのメディア信号の部
分を修整データに置き換えればよい（５−３）。この場
合もデータ記憶手段２に記憶された元データ、メディア
信号、修整データの中からメディア信号と修整データを
用い、先ずメディア信号をキーとしてデータをルックア
ップテーブルとして適切な順序に並べ変え、不足した点
はやはり内挿あるいは外挿により補えば良い。
クアップテーブルが用いられていれば、このルックアッ
プテーブル自体を修整してやればよい。つまり、メディ
アＡの元々のルックアップテーブルのメディア信号の部
分を修整データに置き換えればよい（５−３）。この場
合もデータ記憶手段２に記憶された元データ、メディア
信号、修整データの中からメディア信号と修整データを
用い、先ずメディア信号をキーとしてデータをルックア
ップテーブルとして適切な順序に並べ変え、不足した点
はやはり内挿あるいは外挿により補えば良い。
【００３４】尚、本発明によるルックアップテーブルの
作成装置は、メディアＡの内部機構として存在させるこ
とも出来る。
作成装置は、メディアＡの内部機構として存在させるこ
とも出来る。
【００３５】
【発明の効果】本発明によるルックアップテーブルの作
成方法及び装置により、メディアの違いによる見えの違
い、周囲環境の違いによる見えの違いを吸収したルック
アップテーブルが、また、適切な色域圧縮が施されたル
ックアップテーブルが、再度多数のパッチを測色するこ
となく容易に得られる。
成方法及び装置により、メディアの違いによる見えの違
い、周囲環境の違いによる見えの違いを吸収したルック
アップテーブルが、また、適切な色域圧縮が施されたル
ックアップテーブルが、再度多数のパッチを測色するこ
となく容易に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１−Ａは、本発明のルックアップテーブル作
成方法の大まかな手順を示す流れ図であり、図１−Ｂ
は、図１−Ａの部分詳細流れ図である。
成方法の大まかな手順を示す流れ図であり、図１−Ｂ
は、図１−Ａの部分詳細流れ図である。
【図２】本発明によるルックアップテーブル作成装置と
ルックアップテーブル作成の際のシステム構成を示すを
示す模式図である。
ルックアップテーブル作成の際のシステム構成を示すを
示す模式図である。
【図３】本発明により作成されたルックアップテーブル
を組み込んだ表示（／出力）装置の模式図である。
を組み込んだ表示（／出力）装置の模式図である。
１ ‥‥（メディアＢによる出力と見えが一致するメ
ディアＡの出力を与えメディアＡの修整信号を定めるた
めに用いる）基準データ ２ ‥‥（本発明によるＬＵＴ作成のための）データ
記憶手段 ２−１‥‥元データ記憶領域 ２−２‥‥メディア信号記憶領域 ２−３‥‥修整データ記憶領域 ３ ‥‥（メディアＡの元々の色変換手段である）信
号変換部 ４ ‥‥（メディアＡの）表示（出力）部 ５ ‥‥（本発明により作成された）修整ＬＵＴ ５−１‥‥（メディアＡの出力信号の修整信号変換部３
に変換式が用いられている場合の）修正ＬＵＴ ５−２‥‥（メディアＡへの入力信号の修整をする場合
の）修整ＬＵＴ ５−３‥‥（メディアＡの出力信号の修整信号変換部３
にＬＵＴが用いられている場合の）修正ＬＵＴ ６ ‥‥（本発明によるＬＵＴ作成装置の）ＬＵＴ作
成手段
ディアＡの出力を与えメディアＡの修整信号を定めるた
めに用いる）基準データ ２ ‥‥（本発明によるＬＵＴ作成のための）データ
記憶手段 ２−１‥‥元データ記憶領域 ２−２‥‥メディア信号記憶領域 ２−３‥‥修整データ記憶領域 ３ ‥‥（メディアＡの元々の色変換手段である）信
号変換部 ４ ‥‥（メディアＡの）表示（出力）部 ５ ‥‥（本発明により作成された）修整ＬＵＴ ５−１‥‥（メディアＡの出力信号の修整信号変換部３
に変換式が用いられている場合の）修正ＬＵＴ ５−２‥‥（メディアＡへの入力信号の修整をする場合
の）修整ＬＵＴ ５−３‥‥（メディアＡの出力信号の修整信号変換部３
にＬＵＴが用いられている場合の）修正ＬＵＴ ６ ‥‥（本発明によるＬＵＴ作成装置の）ＬＵＴ作
成手段
Claims (2)
- 【請求項１】メディア間色変換に用いるルックアップテ
ーブルの作成方法であって、本手法によって作成される
ルックアップテーブルを実装しようとするメディアＡに
入力された基準データと、その入力データに対するメデ
ィアＡによる出力の色の見えが、色合わせの対象となる
メディアＢによる出力の見えと最も合うように調整され
た修整データに対応するメディアＡの出力値との対応を
とることにより、ルックアップテーブルを作成すること
を特徴とするルックアップテーブルの作成方法。 - 【請求項２】メディア間色変換に用いるルックアップテ
ーブルを作成する装置であって、メディアＡに入力され
た基準データを記憶しておく元データ記憶手段と、その
入力データに対するメディアＡによる出力の色の見え
が、色合わせの対象となるメディアＢによる出力の見え
と最も合うように調整された修整データに対応するメデ
ィアＡの出力値を、元データ記憶手段に記憶されている
元データと対応させることを特徴とするルックアップテ
ーブルの作成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8089512A JPH09284576A (ja) | 1996-04-11 | 1996-04-11 | ルックアップテーブルの作成方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8089512A JPH09284576A (ja) | 1996-04-11 | 1996-04-11 | ルックアップテーブルの作成方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09284576A true JPH09284576A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=13972844
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8089512A Pending JPH09284576A (ja) | 1996-04-11 | 1996-04-11 | ルックアップテーブルの作成方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09284576A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013207411A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 色調整装置、色調整システムおよびプログラム |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0777954A (ja) * | 1992-12-15 | 1995-03-20 | E I Du Pont De Nemours & Co | カラーマッチング方法および装置 |
| JPH07170417A (ja) * | 1993-12-14 | 1995-07-04 | Fujitsu Ltd | 記録装置 |
| JPH07271973A (ja) * | 1994-03-30 | 1995-10-20 | Olympus Optical Co Ltd | カラー画像処理装置 |
-
1996
- 1996-04-11 JP JP8089512A patent/JPH09284576A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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