JP3435004B2 - 弾性クローラ用芯金および弾性クローラ - Google Patents

弾性クローラ用芯金および弾性クローラ

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾性クローラ用芯
金および弾性クローラに関する。
【0002】
【従来の技術】作業車輌や農業車輌においてはその走行
装置に、芯金入り弾性クローラを装着したものがある。
この種の弾性クローラにおいては、走行中に弾性クロー
ラが段差に乗り上げた時、遊転輪が脱輪すると言う問題
があった。そこで、脱輪防止を図った弾性クローラ用芯
金および該芯金を用いた弾性クローラとして、図19〜
図21に示すように、左右方向が長手方向とされた翼部
31を有する弾性クローラ用芯金32が、クローラ本体
33内部の周方向へ所定間隔を有して埋設されたものが
あり、弾性クローラ用芯金32は、前記翼部31から前
後方向の何れか一方に突出する左右一対の第1突起34
と、前記翼部31から前記第1突起34の突出方向とは
反対側に突出する左右一対の第2突起35とを有し、前
記第1突起34及び第2突起35は、芯金32をクロー
ラ本体33に埋設したとき、前後方向に相隣接する芯金
32の該第1突起34と第2突起35とが左右方向に関
して重合する関係に設けられているものがある(例え
ば、特開平7−137671号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のもの
は、弾性クローラが突起物を乗り越えした場合、弾性ク
ローラが周方向の一部で逆向き(外面方向)に反り、こ
れにより図21に示すように前後に隣接する弾性クロー
ラ用芯金32同士が、互いに逆向きに傾斜する。その結
果、突起34,35の先端部(第1突起34及び第2突
起35の前後方向外端部の内周面側)が傾斜前の元の位
置より飛出し(図4に示す従来の芯金が傾いた場合の軌
跡を参照)、第1突起34及び第2突起35の傾斜によ
るゴムの伸びや突き上げ又は芯金32間の表面から受け
るゴムの伸びによって、クローラ本体33の、突起34
と突起35との重合部に対応する部分に、応力が集中
し、この部分にクラックが入り易くなった。
【0004】そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、弾
性クローラが突起物を乗り越える際等に、応力集中によ
り弾性クローラが破損するのを防止できるようにしたも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
る本発明の第一の技術手段は、左右方向が長手方向とさ
れた翼部2を有し、クローラ本体4内部の周方向へ所定
間隔を有して埋設される弾性クローラ用芯金であって、
前後方向の何れか一方に突出する第1突起8と、前記第
1突起8の突出方向とは反対側に突出する第2突起9と
を有し、前記第1突起8及び第2突起9は、芯金をクロ
ーラ本体4に埋設したとき、前後方向に相隣接する芯金
の該第1突起8と第2突起9とが左右方向に関して重合
する関係に設けられている弾性クローラ用芯金におい
て、クローラ本体4の、第1突起8と第2突起9との重
合部に対応する部分に、応力が集中しないように、前記
第1突起8及び第2突起9の前後方向外端部の内周面側
に、大きなアール13が設けられている点にある。
【0006】本発明の第二の技術手段は、前記アール1
3が、弾性クローラが周方向の一部で逆向きに反ったと
きの屈曲中心Oを中心とする半径を有するように形成さ
れている点にある。本発明の第三の技術手段は、前記屈
曲中心Oから突起8,9の内周面側端面までの長さL
が、屈曲中心Oから突起8,9の前後方向外端までの長
さTよりも大のとき、前記アール13の半径が、屈曲中
心Oから突起8,9の内周面側端面までの長さLとされ
ている点にある。
【0007】本発明の第四の技術手段は、前記屈曲中心
Oから突起8,9の内周面側端面までの長さLが、屈曲
中心Oから突起8,9の前後方向外端までの長さTより
も小のとき、前記アール13の半径が、屈曲中心Oから
突起8,9の前後方向外端までの長さTとされている点
にある。本発明の第五の技術手段は、前記第1突起8及
び第2突起9の外周面側を、前後方向外端に向かうに従
って内周面側に向かうように傾斜させている点にある。
本発明の第六の技術手段は、芯金をクローラ本体4内部
の周方向へ等間隔に埋設して成る点にある。
【0008】従って、弾性クローラが周方向の一部で逆
向きに反って、前後に隣合う芯金1が互いに逆向きに傾
いても、突起8,9先端部の従来にみる飛び出しがなく
なり、弾性クローラ本体4の、第1突起8と第2突起9
との重合部に対応する部分に、応力が集中しなくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づき詳述する。図1〜図3において、弾性クローラ用芯
金1は、左右方向が長手方向とされた翼部2と、該翼部
2の左右方向中央部に左右一対立設された角部3とを有
し、クローラ本体4内部の周方向へ所定間隔を有して埋
設される。前記クローラ本体4は、ゴム製であり、エン
ドレス状に成形され、その接地面側にラグを有し、接地
面とは反対側の内周面側に、前記芯金1の角部3が突出
している。
【0010】前記クローラ本体4の幅方向(左右方向)
中央部に、周方向(前後方向)に所定間隔をおいて係合
孔6が開設されている。この係合孔6は、車輌の走行装
置の駆動スプロケットが係合する孔であり、該係合孔6
は、周方向前後に隣接して埋設された芯金1と芯金1と
の間に位置している。前記クローラ本体4内には、芯金
1の翼部2の下面側(接地面側)にスチールコード7が
配置されている。前記芯金1の左右一対の角部3の頂部
は、車輌の遊転輪の転動部とされている。
【0011】前記芯金1は、翼部2の角部3よりも左右
方向外側から前後方向の何れか一方に突出する左右一対
の第1突起8と、翼部2の各角部3と略同位置から前記
第1突起8の突出方向とは反対側に突出する左右一対の
第2突起9とを有する。前記第1及び第2突起8,9
は、芯金1を弾性クローラ本体4に埋設したとき、前後
方向に相隣接する芯金1の該第1突起8と第2突起9と
が左右方向に関して重合する関係に設けられている。前
記第1突起8及び第2突起9の前後方向外端部の内周面
側に、大きなアール13が設けられている。前記大きな
アール13は、弾性クローラが周方向の一部で逆向きに
反ったときのクローラ本体4の屈曲中心Oを中心とする
半径を有するように形成されている。
【0012】この場合、図2及び図8に示す芯金1が傾
いた場合の軌跡は、図9に示すようになり、突起8,9
先端部の従来のような飛び出しがなくなって、弾性クロ
ーラが周方向の一部で逆向きに反ったときに、弾性クロ
ーラ本体4の、第1突起8と第2突起9との重合部に対
応する部分に、応力が集中しなくなるようになってい
る。前記アール13は次のようにして求めたものであ
る。即ち、図4に示す大きなアール13が設けられてい
ない従来の弾性クローラ用芯金1について、弾性クロー
ラが周方向の一部で逆向きに反ったことにより芯金1が
傾いた場合の軌跡を、図5に示す如く描き、この図5に
示す軌跡から図6に示す如く最適なアール13の半径を
算出して、図7に示す如く弾性クローラが周方向の一部
で逆向きに反ったときのクローラ本体4のスチールコー
ド7上にある屈曲中心Oを中心とする最適な半径のアー
ル13を描き、図8に示す如く大きなアール13を有す
る第1突起8と第2突起9を設計したものである。
【0013】そして、この場合、図4に示す屈曲中心O
から突起8,9の内周面側端面までの長さLが、屈曲中
心Oから突起8,9の前後方向外端までの長さTよりも
大のとき、前記アール13の半径を、屈曲中心Oから突
起8,9の内周面側端面までの長さLとする。また、図
4に示す前記屈曲中心Oから突起8,9の内周面側端面
までの長さLが、屈曲中心Oから突起8,9の前後方向
外端までの長さTよりも小のとき、前記アール13の半
径を、屈曲中心Oから突起8,9の前後方向外端までの
長さTとする。
【0014】また、第1突起8及び第2突起9の接地面
側に、前後方向外端に向かうに従って、内周面側向かう
ように傾斜した傾斜部15を設けている。従って、この
場合、第1突起8及び第2突起9の接地面側が、前後方
向外端に向かうに従ってスチールコード7から徐々に大
きく離間するため、スチールコード7と第1突起8及び
第2突起9とが干渉しなくなる。即ち、脱輪防止対策と
して突起8,9を設けた芯金1は、スチールコード7
(屈曲中心O)と突起8,9が近い程、突起8,9の動
きが小さくなり、ゴム割れ等の発生を防ぐことができる
(屈曲時、突起8,9の重なり合いのずれも脱輪防止の
効果大)。また、弾性クローラが突起物を踏んだ場合、
突起8,9にかかる応力が小さくなる。従って、スチー
ルコード7と突起8,9ができるだけ近づく程よいが、
近づけすぎると、屈曲時突起8,9がスチールコード7
と干渉してしまう。また、例えば、図16に示す傾斜部
15を設けていない従来の芯金1の場合は、図17に示
すように、弾性クローラをスプロケット17に卷回させ
ると、芯金1が円弧状に順次屈曲した状態で配置される
ため、スチールコード7と突起8,9とを近づけすぎる
と、これらが干渉してしまうことになる。そこで、上記
問題を解決するため、突起8,9の外周面側を、前後方
向外端に向かうに従って内周面側に向かうように傾斜さ
せることにより、弾性クローラ時にスチールコード7を
干渉することなくスチールコード7にできるだけ突起
8,9を近づけることができるようになったのである。
【0015】図10は他の実施の形態を示し、第1突起
8及び第2突起9の斜線で示す部分に、油性インク等の
非接着剤、剥離剤を塗ることにより、第1突起8及び第
2突起9と、クローラ本体4とを接着させないようにし
た。これにより、第1突起8及び第2突起9とクローラ
本体4との相対的動き(すべり)がスムーズになり、こ
の点からも弾性クローラの屈曲時及び突起物の乗り上げ
時の逆反り等による応力集中を緩和することができ、ク
ローラ本体4へのクラックの発生をより効果的に防ぐこ
とができる。その他の点は前記実施例と同様な構成であ
る。
【0016】図11〜図13は他の実施形態を示し、芯
金1の形状を変更すると共に、前記実施例と同様に、第
1突起8及び第2突起9の前後方向外端部の内周面側
に、大きなアール13を設け、第1突起8及び第2突起
9の外周面側に傾斜部15を設けるようにしたものであ
る。この場合、前記実施の形態の場合と同様に、図13
に示す如く弾性クローラをスプロケット17に卷回させ
て、芯金1が円弧状に順次屈曲した状態に配置されて
も、第1突起8及び第2突起9の外周面側が、前後方向
外端に向かうに従ってスチールコード7から徐々に大き
く離間するため、スチールコード7と第1突起8及び第
2突起9とが干渉しなくなる。
【0017】図14及び図15は、図11〜図13の実
施形態の変形例を示し、図14の場合は、第1突起8及
び第2突起9の外周面側に設けた傾斜部15を、第1突
起8及び第2突起9の基端から先端に亘るように大きく
形成したものである。図15の場合は、第1突起8及び
第2突起9の外周面側に設けた傾斜部15を、円弧状に
形成したものである。なお、本発明は、前記実施例に限
定されるものではない。また、前記実施の形態によれ
ば、芯金1は、第1突起8及び第2突起9を左右一対ず
つ有しているが、芯金1の有する第1突起8及び第2突
起9の個数はこれに限定されず、芯金1は、図18に示
す如く前後方向の何れか一方に突出する第1突起8と、
前記第1突起8の突出方向とは反対側に突出する第2突
起9とを一個ずつ有するものであってもよいし、また第
1突起8及び第2突起9を3個以上ずつ有するものであ
ってもよい。
【0018】また、前記実施の形態によれば、前記第1
突起8及び第2突起9の前後方向外端部の内周面側に、
大きなアール13が設けられているが、このアール13
には、アールの傾斜がより緩やかになって、第1突起8
及び第2突起9の前後方向外端部の内周面側がテーパー
状に形成されたものも含まれる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、前後に隣合う芯金1が
互いに逆向きに傾いても、突起8,9先端部の従来のよ
うな飛び出しがなくなり、従って弾性クローラが突起物
を乗り越える際等に、第1突起8及び第2突起9の傾斜
によるゴムの伸びや突き上げを防ぐことができ、応力が
集中して弾性クローラが破損するのを効果的に防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すクローラ本体に埋
設された弾性クローラ用芯金の側面図である。
【図2】同クローラ本体に埋設された弾性クローラ用芯
金の平面図である。
【図3】同弾性クローラの断面図である。
【図4】従来の弾性クローラ用芯金の側面図である。
【図5】従来の弾性クローラ用芯金が傾いた場合の軌跡
を示す図である。
【図6】図5の軌跡から最適のアールを算出するための
図である。
【図7】従来の弾性クローラ用芯金に最適のアールを形
成する半径の円を描いた図である。
【図8】最適のアールを形成した弾性クローラ用芯金の
側面図である。
【図9】本願発明の弾性クローラ用芯金が傾いた場合の
軌跡を示す図である。
【図10】他の実施形態を示す弾性クローラ用芯金の側
面図である。
【図11】他の実施形態を示すクローラ本体に埋設され
た弾性クローラ用芯金の平面図である。
【図12】同弾性クローラ用芯金の側面図である。
【図13】同プロケットに卷回された弾性クローラの芯
金の状態を示す側面図である。
【図14】他の実施形態を示す弾性クローラ用芯金の側
面図である。
【図15】他の実施形態を示す弾性クローラ用芯金の側
面図である。
【図16】従来の弾性クローラ用芯金の側面図である。
【図17】プロケットに卷回された従来の弾性クローラ
の芯金の状態を示す側面図である。
【図18】他の実施形態を示す弾性クローラ用芯金の平
面図である。
【図19】従来のクローラ本体に埋設された弾性クロー
ラ用芯金の平面図である。
【図20】同クローラ本体に埋設された弾性クローラ用
芯金の側面図である。
【図21】同互いに逆向きに傾斜した状態のクローラ用
芯金の側面図である。
【符号の説明】
1 芯金 2 翼部 3 角部 4 クローラ本体 8 第1突起 9 第2突起 13 アール

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右方向が長手方向とされた翼部(2)
    を有し、クローラ本体(4)内部の周方向へ所定間隔を
    有して埋設される弾性クローラ用芯金であって、前後方
    向の何れか一方に突出する第1突起(8)と、前記第1
    突起(8)の突出方向とは反対側に突出する第2突起
    (9)とを有し、前記第1突起(8)及び第2突起
    (9)は、芯金をクローラ本体(4)に埋設したとき、
    前後方向に相隣接する芯金の該第1突起(8)と第2突
    起(9)とが左右方向に関して重合する関係に設けられ
    ている弾性クローラ用芯金において、 クローラ本体4の、第1突起(8)と第2突起(9)と
    の重合部に対応する部分に、応力が集中しないように、
    前記第1突起(8)及び第2突起(9)の前後方向外端
    部の内周面側に、大きなアール(13)が設けられ、前記アール(13)が、弾性クローラが周方向の一部で
    逆向きに反ったときの屈曲中心Oを中心とする半径を有
    するように形成されている ことを特徴とする弾性クロー
    ラ用芯金。
  2. 【請求項2】 左右方向が長手方向とされた翼部(2)
    を有し、クローラ本体(4)内部の周方向へ所定間隔を
    有して埋設される弾性クローラ用芯金であって、前後方
    向の何れか一方に突出する第1突起(8)と、前記第1
    突起(8)の突出方向とは反対側に突出する第2突起
    (9)とを有し、前記第1突起(8)及び第2突起
    (9)は、芯金をクローラ本体(4)に埋設したとき、
    前後方向に相隣接する芯金の該第1突起(8)と第2突
    起(9)とが左右方向に関して重合する関係に設けられ
    ている弾性クローラ用芯金において、 クローラ本体4の、第1突起(8)と第2突起(9)と
    の重合部に対応する部分に、応力が集中しないように、
    前記第1突起(8)及び第2突起(9)の前後方向外端
    部の内周面側に、大きなアール(13)が設けられ、 前記屈曲中心Oから突起(8)(9)の内周面側端面ま
    での長さLが、屈曲中心Oから突起(8)(9)の前後
    方向外端までの長さTよりも大のとき、前記アール(1
    3)の半径が、屈曲中心Oから突起(8)(9)の内周
    面側端面までの 長さLとされていることを特徴とする
    性クローラ用芯金。
  3. 【請求項3】 左右方向が長手方向とされた翼部(2)
    を有し、クローラ本体(4)内部の周方向へ所定間隔を
    有して埋設される弾性クローラ用芯金であって、前後方
    向の何れか一方に突出する第1突起(8)と、前記第1
    突起(8)の突出方向とは反対側に突出する第2突起
    (9)とを有し、前記第1突起(8)及び第2突起
    (9)は、芯金をクローラ本体(4)に埋設したとき、
    前後方向に相隣接する芯金の該第1突起(8)と第2突
    起(9)とが左右方向に関して重合する関係に設けられ
    ている弾性クローラ用芯金において、 クローラ本体4の、第1突起(8)と第2突起(9)と
    の重合部に対応する部分に、応力が集中しないように、
    前記第1突起(8)及び第2突起(9)の前後方向外端
    部の内周面側に、大きなアール(13)が設けられ、 前記屈曲中心Oから突起(8)(9)の内周面側端面ま
    での長さLが、屈曲中心Oから突起(8)(9)の前後
    方向外端までの長さTよりも小のとき、前記アール(1
    3)の半径が、屈曲中心Oから突起(8)(9)の前後
    方向外端までの長さTとされていることを特徴とする
    性クローラ用芯金。
  4. 【請求項4】 前記第1突起(8)及び第2突起(9)
    の外周面側を、前後方向外端に向かうに従って内周面側
    に向かうように傾斜させていることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の弾性クローラ用芯金。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の芯金を
    クローラ本体(4)内部の周方向へ等間隔に埋設して成
    る弾性クローラ。
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