JP3432548B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP3432548B2
JP3432548B2 JP20357093A JP20357093A JP3432548B2 JP 3432548 B2 JP3432548 B2 JP 3432548B2 JP 20357093 A JP20357093 A JP 20357093A JP 20357093 A JP20357093 A JP 20357093A JP 3432548 B2 JP3432548 B2 JP 3432548B2
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circuit
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  • Read Only Memory (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体記憶装置に関
し、例えば一括消去型EEPROM(エレクトリカリ・
イレーザブル&プログラマブル・リード・オンリー・メ
モリ)の高速読み出し技術に利用して有効な技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電気的一括消去型EEPROMは、チッ
プに形成されたメモリセルの全てを一括して、又はチッ
プに形成されたメモリセルのうち、あるひとまとまりの
メモリセル群を一括して電気的に消去する機能を持つ不
揮発性記憶装置である。このような一括消去型EEPR
OMに関しては、1980年のアイ・イー・イー・イ
ー、インターナショナル、ソリッド−ステート サーキ
ッツ コンファレンス(IEEE INTERNATIONAL SOLID-STA
TE CIRCUITS CONFERENCE) の頁152 〜153、1987年
のアイ・イー・イー・イー、インターナショナル、ソリ
ッド−ステート サーキッツ コンファレンス(IEEE IN
TERNATIONAL SOLID-STATE CIRCUITSCONFERENCE)の頁76
〜77、アイ・イー・イー・イー・ジャーナル オブ ソ
リッドステート サーキッツ,第23巻第5号(198
8年)第1157頁から第1163頁(IEEE,J. Solid-State Cic
uits, vol.23(1988) pp.1157-1163)に記載されている。
【0003】図27には、1987年の国際電子デバイ
ス会議(International ElectronDevice Meeting) にお
いて発表された電気的一括消去型EEPROMのメモリ
セルの断面構造の概要図が示されている。同図のメモリ
セルは、通常のEPROMのメモリセルとよく似た構造
を有している。すなわち、メモリセルは、2層ゲート構
造の絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(以下、MOS
FET又は単にトランジスタと称する)により構成され
ている。同図において、8はP型シリコン基板、11は
上記シリコン基板8に形成されたP型拡散層、10は上
記シリコン基板8に形成された低濃度のN型拡散層、9
は上記P型拡散層11及び上記N型拡散層10のそれぞ
れに形成されたN型拡散層である。また、4は薄い酸化
膜7を介して上記P型シリコン基板8上に形成されたフ
ローティングゲート、6は酸化膜7を介して上記フロー
ティングゲート4上に形成されたコントロールゲート、
3はドレイン電極、5はソース電極である。すなわち、
同図のメモリセルはNチャンネル形の2層ゲート構造の
MOSFETにより構成され、このトランジスタに情報
が記憶される。ここにおいて、情報は実質的にしきい値
電圧の変化としてトランジスタに保持される。
【0004】以下、特に述べないかぎり、メモリセルに
おいて、情報を記憶するトランジスタ(以下、記憶トラ
ンジスタと称する)がNチャンネル形の場合について述
べる。図27に示されているメモリセルへの情報の書き
込み動作は、EPROMのそれと同様である。すなわ
ち、書き込み動作は、ドレイン電極3に接続されたドレ
イン領域9の近傍で発生させたホットキャリアをフロー
ティングゲート4に注入することにより行われる。この
書き込み動作により記憶トランジスタは、そのコントロ
ールゲート6からみたしきい値電圧が、書き込み動作を
行わなかった記憶トランジスタに比べ高くなる。
【0005】一方、消去動作においては、コントロール
ゲート6を接地し、ソース電極5に高電圧を印加するこ
とによりフローティングゲート4とソース電極5に接続
されたソース領域9との間に高電界が発生され、薄い酸
化膜7を通したトンネル現象を利用してフローティング
ゲート4に蓄積された電子がソース領域9を介してソー
ス電極5に引き抜かれる。これにより、記憶情報の消去
が行われる。すなわち、消去動作により記憶トランジス
タはそのコントロールゲート6からみたしきい値電圧が
低くなる。
【0006】読み出し動作におていは、上記メモリセル
に対して弱い書き込み、すなわち、フローティングゲー
ト4に対して不所望なキャリアの注入が行われないよう
に、ドレイン電極3及びコントロールゲート6に印加さ
れる電圧が比較的低い値に制限される。例えば、1V程
度の低電圧がドレイン電極3に印加されるとともに、コ
ントロールゲート6に5V程度の低電圧が印加される。
これらの印加電圧によって記憶トランジスタを流れるチ
ャンネル電流の大小を検出することにより、メモリセル
に記憶されている情報の“0”,“1”を判定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような記憶トラ
ンジスタからの読み出し動作は、メモリサイクルが約1
μs程度と比較的遅い。本願発明者は、上記のような記
憶トランジスタを用いたものでは、データの出力を行っ
ている間に次のアドレス信号を入力することができるこ
とに着目し、高速に連続してシリアルにデータを読み出
すことを考えた。
【0008】この発明の目的は、高速なデータのシリア
ル読み出し動作とピーク電流の低減を実現した半導体記
憶装置を提供することにある。この発明の他の目的は、
隣接データ線間におけるカップリングの影響を軽減した
半導体記憶装置を提供することにある。この発明の前記
ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記
述および添付図面から明らかになるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、記憶情報に従って高いしき
い値電圧か低いしきい値電圧かを持つようにされた記憶
トランジスタがマトリックス配置されてなるメモリアレ
イのデータ線を複数ブロックに分け、時間的に分散され
た活性化信号により増幅動作を行うセンスアンプによっ
て信号増幅を行う。また、隣接して配置される奇数番目
と偶数番目のデータ線に対応して第1群のセンスアンプ
と第2群のセンスアンプに分け、一方のセンスアンプ群
の出力信号をシリアルに出力させている間に、ワード線
の切り替えを行うとともに他方のセンスアンプ群を上記
切り替えられたワード線に対応したメモリセルからの読
み出し信号の増幅動作を行わせる。
【0010】
【作用】上記した手段によれば、センスアンプが時間的
に分散して動作するのでピーク電流の低減を図ることが
でき、奇数番目と偶数番目のデータ線の読み出し動作を
交互に行うようにすることによって隣接データ線間のカ
ップリングノイズを低減でき、高速に連続したシリアル
読み出しを行うことができる。
【0011】
【実施例】図1には、この発明に係る一括消去型EEP
ROMの一実施例のブロック図が示されている。同図の
各回路ブロックは、公知の半導体集積回路の製造技術に
よって、特に制限されないが、単結晶シリコンのような
1個の半導体基板上において形成される。
【0012】この実施例では、特に制限されないが、メ
モリアレイは4つのメモリマットMATから構成され
る。それぞれのメモリマットMATには、ワード線WL
の選択信号を形成するサブデコーダSUB−DCRが設
けられる。高集積化のためにワード線のピッチが狭く形
成されるので、メモリマットMAT間に挟まれたサブデ
コーダSUB−DCRは、両側のメモリマットMATに
対してワード線の選択信号を形成する。それ故、例示的
に示されているように、メモリマットMATのワード線
は、それを挟んで設けられた2つのサブデコーダSUB
−DCRに対して1つ置きに交互に接続される。
【0013】メインデコーダMAN−DCRは、後述す
るように複数のメモリセルを選択する選択MOSFET
の選択信号と、サブデコーダSUB−DCRの選択レベ
ルと非選択レベルを形成する回路から構成される。ゲー
トデコーダGDCRは、上記メインデコーダMAN−D
CRによって選択された1つのメモリブロックの中の1
つのメモリセルを選択する選択信号を形成する。
【0014】メモリマットMATに形成される記憶トラ
ンジスタは、特に制限されないが、消去及び書き込み動
作も共にトンネル電流によってフローティングゲートに
電荷の注入と放出を行うようにするものである。この他
に、前記図27のように消去動作をトンネル電流によっ
て行うようにしてもよい。
【0015】センスアンプSAは、特に制限されない
が、後述するように2組に分けられて、それぞれがセン
スアンプ制御回路SACによって増幅動作の制御が行わ
れる。特に制限されないが、最初の読み出しサイクルで
は2組ともにセンスアンプが活性化され、以後ワード線
の切り替えを伴う連続読み出しのときには、一方のセン
スアンプ群からの読み出し信号が終了して、他方のセン
スアンプ群からのシリアルな読み出し信号の出力を行っ
ている間に、ワード線の切り替えが行われるとともに上
記一方のセンスアンプ群が増幅動作を開始するようにさ
れる。
【0016】上記センスアンプSAはラッチ機能を持っ
ており、データ線から増幅動作に必要な読み出し信号を
受け取ると、データ線とは切り離されて上記取り込んだ
信号の増幅を行って保持している。それ故、Yゲート回
路YGにより選択された信号がデータ出力バッファOB
を通して出力させることができ、このような信号出力動
作と並行して、上述のように次のアドレスに対応したワ
ード線の切り替えを行うことができる。
【0017】ステイタスレジスタSREGは、信号TS
によりスタータスデータを受け取り、必要に応じてデー
タ出力バッファOBを通して外部から動作状態をモニタ
ーすることができる。この実施例では、連続アクセス動
作や上記のように電気的に書き込みと消去動作が行われ
るものであり、それぞれの動作の途中において内部の状
態を外部から知る必要があるので、上記のようなステイ
タスレジスタSREGが設けられるものである。
【0018】電圧発生回路VGは、5Vのような電源電
圧VCCと回路の接地電位VSSを受け、制御信号TV
により書き込み、読み出し及び消去の各動作に必要な各
種電圧Vpw、Vpv、Vew、Ved、Vev及びVr を形成す
るDC−DCコンバータとしての役割を果たすものであ
る。
【0019】アドレスバッファADBは、外部端子から
供給されるアドレス信号Aiの取り込みを行んで、アド
レスラッチALHにアドレス信号を保持させる。信号T
Aは、上記アドレス信号をラッチさせる制御信号であ
り、TSCは内部シリアルクロックである。
【0020】アドレス発生回路ADGは、外部から供給
されるクロックSCに同期して発生された内部シリアル
クロックTSCによりアドレス歩進動作を行い、奇数番
目のデータ線に対応したセンスアンプSAを活性化する
アドレス信号Ayoと、偶数番目のデータ線に対応したセ
ンスアンプSAを活性化するアドレス信号Aye及びワー
ド線切り替え信号ACを発生させる。すなわち、この実
施例の半導体記憶装置では、指定されたスタートアドレ
スを入力するだけで、その後の連続アクセスのためのア
ドレス信号は、外部端子から供給されるクロックSCに
対応して内部において発生される。上記信号AyoとAye
及びACと/ACは、センスアンプ制御回路SACに供
給される。ここで、信号ACに付された/は、バー信号
であることを示すものであり、かかる信号/ACはロウ
レベルがアクティブレベルであることを表している。こ
のことは、以下の他の信号においても同様である。
【0021】YゲートYGは、Y系のアドレス信号Ay
により、読み出し動作のときには1つのデータ線の選択
信号を形成して、それに対応されたセンスアンプの増幅
信号を選択してデータ出力バッファOBに伝える。書き
込み動作のときには、1つのデータ線の選択信号を形成
して、データ入力バッファIBから入力された書き込み
データに対応された信号をデータ線に伝える。
【0022】コマンドデコーダCDCRは、データ入力
バッファIBから入力されたコレンドを解読して、コマ
ンドデータDiを次に説明する制御回路CONTに伝え
る。信号TCは、コマンドデコーダ制御信号であり、コ
マンドの取り込みや、デコーダの制御を行う。
【0023】制御回路CONTは、外部端子から供給さ
れるチップイネブーブル信号/CE、アウトプットイネ
ーブル信号/OE、ライトイネーブル信号/WE及びク
ロックSCとリッセット信号RSを受けて、内部回路の
動作に必要な各種タイミング信号を形成する。信号TM
Xは、メインデコーダ制御信号であり、プログラム−プ
ログラムベリファイ時に正/負論理を切り替える信号で
ある。信号TXGは、ゲートデコーダ制御信号である。
信号TVは電源回路制御信号である。信号TAは、アド
レスバッファ制御信号であり、アドレスのラッチ等の制
御を行う。信号TIは、データ入力バッファ制御信号で
あり、データやコマンドの取り込み等の制御を行う。
【0024】信号TOはデータ出力バッファ制御信号で
あり、データの出力等の制御を行う。信号TCは、コモ
ンドデコーダ制御信号であり、コマンドの取り込み、デ
コード等の制御を行う。信号TSは、ステイタスレジス
タ制御信号であり、ステイタスレジスタSREGのセッ
トあるいはリセット等の制御を行う。信号TSAは、セ
ンスアンプ制御信号であり、活性化タイミングの制御に
用いられる。信号TSCは内部シリアルクロックであ
る。信号ACはワード線の切り替え信号である。
【0025】この他、アドレスラッチALHからメイン
デコーダMAN−DCRに供給される信号Ax0は、上記
選択されるべきメモリブロックを指示するX系のアドレ
ス信号であり、アドレスラッチALHからゲートデコー
ダGDCRに供給される信号Ax1は、1つのメモリブロ
ック中の1つのワード線を指示するX系のアドレス信号
である。YゲートYGに供給される信号Ayは、Y系の
アドレス信号である。
【0026】Vpwは書き込み時のワード線電圧である。
Vpvは書き込みベリファイ時のワード線電圧である。V
evは消去ベリファ時のワード線電圧である。Vewは消去
時のワード線電圧である。Vedは消去時のデータ線電圧
である。Vr はデータ線プリチャージ電圧である。
【0027】信号Oiは、データ出力バッファOBから
出力される出力データであり、信号Doはステイタスデ
ータであり、信号Diはコマントデータである。また、
信号RDY/BUSYは、チップの状態を出力する信号
である。
【0028】図2には、上記メモリマットとその周辺部
の一実施例の概略回路図が示されている。メモリセル
は、前記図27と類似のコントロールゲートとフローテ
ィングゲートとを備えたスタックドゲート構造のMOS
FETとされる。この実施例では、後述するように書き
込み動作と消去動作とが共に薄い酸化膜を通したトンネ
ル電流を利用して行われる。
【0029】上記記憶MOSFETは、複数個が1ブロ
ックとされてドレインとソースが共通化される。記憶M
OSFETの共通化されたドレインは、選択MOSFE
Tを通してデータ線DLに接続される。記憶MOSFE
Tの共通化されたソースは、選択MOSFETを通して
回路の接地電位が与えられる。記憶MOSFETのコン
トロールゲートは、ワード線WLに接続される。上記選
択MOSFETは、上記ワード線WLと平行に延長され
る選択線によって選択される。すなわち、上記選択MO
SFETは、メインデコーダMAN−DCRによって選
択されるメインワード線と見做される。
【0030】上記のようにメモリセルをブロックに分け
て、それぞれに選択MOSFETを介してデータ線DL
や回路の接地電位を与える構成により、非選択のメモリ
セルに対するストレスを軽減させることができる。すな
わち、ワード線が選択され、データ線が非選択状態にさ
れたメモリセルや、逆にワード線が非選択状態にされ、
データ線が非選択状態にされることによって、書き込み
又は消去動作においてデータを保持すべきメモリセルに
上記書き込み又は消去用の電圧が印加されることを防止
するものである。この構成では、上記ブロック内の小数
のメモリセルにおいてのみ上記のようなストレスがかか
るものとなる。
【0031】この実施例では、隣接するデータ線DLが
奇数番目と偶数番目とに分けられる。そして、それぞれ
に対応してショートMOSFETが設けられる。このシ
ョートMOSFETは、奇数番目と偶数番目のデータ線
DLを交互に選択するようにし、非選択状態におかれる
データ線DLを回路の接地電位の固定レベルにして、隣
接データ線DLにおける相互のカップリングノイズを低
減するものである。このようなデータ線DLの構成に対
応して、データ線DLに現れた読み出し信号を増幅する
センスアンプSAに対して、YゲートYGも奇数と偶数
とに分けられて選択される。このYゲートYGは、後述
するようなトランスファMOSFETにより実現され
る。
【0032】上記メインデコーダMAN−DCRによっ
て選択されるブロック内のメモリセルは、サブデコーダ
SUB−DCRによって1つが選択される。サブデコー
ダSUB−DCRは、上記ブロック内の1つのワード線
WLを選択する。このような1つのワード線の選択信号
は、ゲートデコーダGDCRによって形成される。すな
わち、サブデコーダSUB−DCRは、上記ゲートデコ
ーダGDCRによって形成されたワード線の選択信号
と、メインデコーダMAN−DCRによって形成された
動作モードに応じて形成された選択/非選択レベルとを
受けて、上記ブロック内のワード線の選択/非選択の駆
動信号を形成する。
【0033】
【表1】
【0034】読み出し(read) 、書き込み(program) 及
び消去(erase) の各動作モードにおける記憶MOSFE
Tのゲート電圧(ワード線WL)Vg、ドレイン電圧V
d及びソース電圧Vsは、上記表1のような電圧が与え
られる。上記のようなゲート電圧Vgとドレイン電圧V
d及びそれぞれ電圧Vsとの相対的な電位関係により、
薄いゲート絶縁膜を介してトンネル電流を発生させ、フ
ローティングゲートに対する電荷の注入又は放出を行わ
せることによって、そのしきい値電圧を変化させて書き
込み動作と消去動作が行われる。表1において、非選択
において、/により分けられて2つの電圧又は状態は、
選択ブロック/非選択ブロックに対応している。
【0035】図3には、データ線とセンスアンプとの関
係を説明するための一実施例の回路図が示されている。
同図には、4本のデータ線DL0〜DL3とそれに対応
した4つのセンスアンプSAが代表として例示的に示さ
れている。データ線DL0〜DL3は、偶数番目のデー
タ線DL0,DL2と奇数番目のデータ線DL1,DL
3に分けられる。これらの偶数番目のデータ線DL0と
DL2には、プリチャージ電圧Vr0を受けるMOSFE
Tが設けられ、奇数番目のデータ線DL1とDL3に
は、プリチャージ電圧Vr1を受けるMOSFETが設け
られる。このように偶数番目と奇数番目のデータ線毎に
独立して読み出し動作のためのプリチュージが可能にさ
れる。
【0036】上記偶数番目のデータ線DL0とDL2
は、選択信号F0によりスイッチ制御されるトランスフ
ァMOSFET(TRMOS)を介してセンスアンプS
Aと接続される。上記奇数番目のデータ線DL1とDL
3は、選択信号F1によりスイッチ制御されるトランス
ファMOSFET(TRMOS)を介してセンスアンプ
SAと接続される。上記センスアンプSAの出力信号
は、選択信号Y0〜Y3によってスイッチ制御されるY
ゲートYGを介して出力される。このように、メモリマ
ット又はメモリアイレのデータ線を奇数番目と偶数番目
に2分割し、選択信号F0とF1とによりそれぞれの時
間的に分散させてメモリセルの読み出し動作を行うよう
にすることができる。このように、同一メモリマットM
AT内のセンスアンプSAや、データ線DLを同時に活
性化しないようにした理由は、次の通りである。
【0037】センスアンプSAを偶数と奇数のように千
鳥状に活性化させることにより、メモリセルからの信号
を交互に取り込んで増幅させることができる。例えば、
同図に斜線を付したように、偶数番目のデータ線DL0
とDL2に対応したセンスアンプSAにより増幅された
読み出し信号を出力している間に、既に読み出し出力動
作が終了した奇数番目のデータ線DL1とDL3に対応
したセンスアンプSAにおいて、ワード線が切り替えら
れて次に出力すべきメモリセルからの読み出し信号の取
り込みを行うようにすることができる。
【0038】上記のようなセンスアンプを2つに分けて
時間的に分散させて増幅動作を行わせるようにした場合
には、センスアンプの増幅動作に伴うピーク電流が時間
的に分散されることによりほぼ半分に低減できる。
【0039】メモリマット側では、隣接するデータ線に
おいてメモリセルから同時に読み出し信号が現れない。
すなわち、図2のようなショートMOSFETによって
非活性状態のデータ線を回路の接地電位のような固定レ
ベルにしてシールド効果を持たせることにより、カップ
リングノイズを実質的に無くすことができる。このよう
なカップリングノイズの低減により、データ線DL間の
寄生容量を無視することができるから、データ線DLの
ピッチを可能な範囲で極限まで狭く形成することがで
き、メモリアレイの高集積化が可能になる。
【0040】上記のように非活性化状態のデータ線は、
ショートMOSFETを設けて回路の接地電位のような
固定レベルにするものに代えて、フローティング状態に
して置くものであってもよい。この場合には、フローテ
ィング状態のデータ線DLが介在することになるため、
活性化される隣接データ線DL間の寄生容量が大幅に低
減できる。また、フローティング状態のデータ線DLと
回路の接地電位との間にも寄生容量が存在して、ノイズ
成分を回路の接地電位側に逃がす役割を果たすので活性
化される奇数又は偶数の隣接データ線DL間に発生する
ノイズを実質的に無視することができる。
【0041】図4には、データ線とセンスアンプとの関
係を説明するための他の一実施例の回路図が示されてい
る。同図には、隣接する2本ずつDL0,DL1とDL
2,DL3に分けられてプリチャージ電圧Vr0とVr1を
それぞれ受けるMOSFETが設けられる。このように
隣接する2本ずつのデータ線毎に独立して読み出し動作
のためのプリチュージが可能にされる。
【0042】上記のように分けられた2本データ線DL
0とDL1は、選択信号F0によりスイッチ制御される
トランスファMOSFET(TRMOS)を介してセン
スアンプSAと接続され、残り2本のデータ線DL2と
DL3は、選択信号F1によりスイッチ制御されるトラ
ンスファMOSFET(TRMOS)を介してセンスア
ンプSAと接続される。上記センスアンプSAの出力信
号は、選択信号Y0〜Y3によってスイッチ制御される
YゲートYGを介して出力される。
【0043】この構成では、基本的には図3の実施例と
同様であり、データ線の分割方法が図3のような奇数と
偶数の千鳥状に分けるのではなく、隣接した2本ずつに
分けられていることが相違する。この構成でも、前記図
3の実施例と同様にセンスアンプの活性化によるピーク
電流をほぼ半分に減らすことができるとともに、ワード
線の切り替えを伴う連続アクセスを高速に行うことがで
きる。そして、データ線間のカップリングも、互いに隣
接する2つのデータ線間のみで生じるので、左右に隣接
するものからのカップリングノイズを受ける場合にくら
べて実効的なノイズの影響も低減できる。
【0044】図5には、データ線とセンスアンプとの関
係を説明するための更に他の一実施例の回路図が示され
ている。同図には、データ線DL0〜DL3を4分割す
る場合の例が示されている。これらの4分割に対応して
プリチャージ電圧もVr0〜Vr3のように4通り設けら
れ、それぞれに対応してプャチャージMOSFETが設
けられる。このように4分割することにより各データ線
DL0〜DL3毎に独立して読み出し動作のためのプリ
チュージが可能にされる。
【0045】上記のように分けられた4本のデータ線D
L0〜DL3は、選択信号F0〜F3によりスイッチ制
御されるトランスファMOSFET(TRMOS)を介
してセンスアンプSAと接続される。上記センスアンプ
SAの出力信号は、選択信号Y0〜Y3によってスイッ
チ制御されるYゲートYGを介して出力される。
【0046】この実施例のように4分割したときには、
上記YゲートYGの選択信号Y0〜Y4と、上記選択信
号F0〜F3は同じアドレスデコード信号により形成す
ることができる。上記のようなデータ線DLの4分割に
伴い、同時に動作するセンスアンプSAの数も4分割す
ることができるから、センスアンプの活性化に伴うピー
ク電流をいっそう低減できる。そして、非活性のデータ
線に固定レベルを供給しないでフローティング状態にし
た場合でも、同時に活性化されるデータ線の間には、3
本のフローティング状態にされるデータ線が介在するこ
とになるので、カップリングノイズをショートMOSF
ETを追加することなく実質的に無くすことができる。
【0047】ちなみに、図6に示すようにデータ線DL
の分割を行わないときには、データ線DL0〜DL3の
プリチャージ動作や、メモリセルからの読み出し動作及
びセンスアンプSAがそれぞれ一斉に行われるときに
は、データ線DL0〜DL3間における寄生容量によっ
て、メモリセルからの読み出し信号の変化が相互に影響
を及ぼすことなる。ワーストケースでは、データ線DL
1に接続された記憶トランジスタがオフ状態で、データ
線DL1にはプリチャージレベルに維持されるべきとき
に、隣接するデータ線DL0とDL1が共にロウレベル
に変化すると、データ線DL1の電位がカッリングによ
って低下してしまう。このカップリングによって基準電
位に対するレベルマージンが低下し、最悪の場合にはロ
ウレベルの判定されてしまうような誤動作が生じる。
【0048】また、上記のようなセンスアンプSAが一
斉に活性化されるときには、回路に流れるピーク電流が
大きくなる。このピーク電流は、半導体集積回路に形成
される電源線に流れ、そこでの分布抵抗やボンディング
ワイヤでのインダクタンス成分によって、電源電圧や回
路の接地電位にノイズを発生させる。上記のような記憶
トランジスタは、読み出し動作によって記憶情報が失わ
れてしまうことを防ぐためにドレイン電圧がIV程度に
低くされている。これにより、記憶トランジスタからデ
ータ線に読み出される信号振幅も比較的小さいので、上
記のような電源ノイズの影響によってセンスアンプの動
作マージンが低下してしまう。
【0049】大記憶容量化のために素子の微細化が図ら
れ、記憶トランジスタに流れる電流が小さい反面、1つ
のデータ線に多数の記憶MOSFET等が接続されるこ
とによって大きな寄生容量を持つようにされる。このた
め、選択された記憶トランジスタからデータ線に読み出
される信号レベルの変化が遅く、高速読み出し動作を行
うときには、データ線の読み出し信号レベルが十分大き
くなる前にセンスアンプSAを活性化させる必要がある
ので、上記ノイズによるセンスアンプの動作マージンの
悪化は無視できない。これに対して、本願のようにメモ
リマット内のデータ線を分割し、それに対応してセンス
アンプも分割して、これらを時間的に分散させて活性化
することにより、センスアンプの動作マージンの確保と
高速読み出しを実現できる。また、分割されたデータ線
及びセンスアンプを交互に活性化させることにより、ワ
ード線の切り替えを伴う連続アクセスを高速に行うよう
にすることができる。
【0050】図7には、この発明に半導体記憶装置の内
部回路の読み出し動作を説明するための基本的な波形図
が示されている。チップイネーブル信号/CEがハイレ
ベルからロウレベルに変化したときに、アドレスバッフ
ァが活性化されてアドレス信号Aiの取り込みが行われ
る。同図では省略されていが、取り込まれたアドレス信
号Aiは、アドレスラッチ回路に保持される。
【0051】取り込まれアドレス信号により、ワード線
の選択動作とデータ線のプリチャージ動作が開始され
る。すなわち、選択されるワード線は0VからVccのよ
うな選択レベルにされる。プリチャージ電圧Vrは、デ
ータ線DLの約1Vのようなプリチャージレベルに対し
て、プリチャージMOSFETのしきい値電圧Vthn だ
け高い電圧にされる。すなわち、プリチャージMOSF
ETは、ソースフォロワ回路として動作し、データ線D
LをVr−Vthn のようなプリチャージレベルにする。
【0052】データ線DLが上記のようなプリチャージ
レベルにされると、プリチャージ電圧Vrはロウレベル
にされ、上記プリチャージMOSFETがオフ状態にさ
れる。ワード線WLの選択レベルに対して記憶MOSF
ETのしきい値電圧が高いときにはデータ線DLの電位
はハイレベル(プリチャージレベル)を維持し、記憶情
報“0”の読み出しが行われる。ワード線WLの選択レ
ベルに対して記憶MOSFETのしきい値電圧が低いと
きにはデータ線DLの電位はロウレベルに引き抜かれて
記憶情報“1”の読み出しが行われる。
【0053】前記のようにデータ線DLの寄生容量が比
較的大きいのに対して、上記オン状態にされる記憶MO
SFETに流れる電流が小さいことから、センスアンプ
の動作に必要な信号振幅が得られるように設定されて時
間経過後に、トランスファMOSFET(TRMOS)
がオン状態にされる。このトランファMOSFETのオ
ン状態によりセンスアンプSAには読み出し信号が入力
されて、その増幅が行われて、データ線DLがハイレベ
ル(プリチャージレベル)であるときには電源電圧Vcc
のようなハイレベルに増幅され、データ線DLがロウレ
ベルであるときには回路の接地電位のようなロウレベル
に増幅される。
【0054】特に制限されないが、上記センスアンプS
Aの増幅出力は、出力部のラッチ回路により保持され、
Y選択信号により1つのセンスアンプが選ばれて、デー
タ出力バッファを通してレベル反転されて、記憶情報
“1”はハイレベルとして出力され、記憶情報“0”は
ロウレベルとして出力される。
【0055】図8には、図3の実施例に対応した読み出
し動作の一例を説明するための波形図が示されている。
同図には、ワード線の切り替えを伴った連続読み出し動
作の例が示されている。
【0056】最初のメモリサイクルによってワード線W
L0が選択されたときには、全てのデータ線DL0〜D
L3等が活性化され、それに伴い全てのセンスアンプが
活性化される。ここまでの動作波形の詳細は、図7に示
されているのと同様である。同図において点線で示され
ているのはプリチャージ電圧Vrと、トランスファMO
SFETの選択信号である。選択信号Y0が発生されて
データ線DL0に対応したデータDout の出力が行わ
れ、引き続いて選択信号Y2が発生されてデータ線DL
2に対応したデータDout の出力が行われる。
【0057】続いて、選択信号Y1に対応して奇数番目
のデータ線DL1に対応したデータDout の出力が行わ
れるのと並行して、ワード線の切り替えが行われる。す
なわち、ワード線WL0が非選択にされて、代わって次
のアドレスに対応したワード線WL1が選択される。こ
のワード線WL1の選択動作に対応して、上記読み出し
動作が終了した偶数番目のデータ線DL0とDL2にプ
リチャージ動作と、センスアンプの増幅動作が行われ
る。このようなワード線の切り替えに対応して、上記の
ように出力が行われている奇数番目に対応したデータ線
DL1とDL3のトランスファMOSFETはオフ状態
にされる。すなわち、上記奇数番目のデータ線DL1に
対応したデータDout の出力は、センスアンプSAによ
って保持されているデータが出力される。
【0058】上記データ線DL1に対応したデータDou
t の出力に引き続いて選択信号Y3によりデータ線DL
3に対応したデータDout の出力が行われる。この後
に、再び選択信号Y0が発生されて、ワード線WL1に
対応したデータ線DL0のデータDout が出力される。
この間にワード線WL2の選択動作によってデータ線D
L1とDL3に読み出されている信号がセンスアンプに
よって増幅される。以下、順次に選択信号Y2、Y1及
びY3に対応してデータ線DL2、DL1及びDL3に
対応したデータDout が出力される。再びワード線が切
り替えるなら、偶数番目のデータ線DL2に対応したデ
ータDout の出力が終了したタイミングで行われる。
【0059】図9には、この発明に係る半導体記憶装置
における連続読み出し動作の一実施例のタイミング図が
示されている。特に制限されないが、チップイネーブル
信号/CEのロウレベルとライトイネーブル信号/WE
が共にロウレベルにすることによって入力データIiか
らコマンド(COMMAND)の取り込みが行われる。
このコマンドによって、スタートアドレスとエンドアド
レスを1セット入力するモードが指定されたなら、/C
Eをロウレベルにしたまま、あるいは/WEとともにロ
ウレベルにしてスタートアドレスSTA1とエンドアド
レスED1の取り込みが行われる。
【0060】この後、信号/CEをロウレベルにし、/
WEをハイレベルにリセットして、クロックSCを供給
する。これにより、出力データOiは、上記クロックS
Cに同期してスタートアドレスSTA1に対応したデー
タD0からエンドアドレスEDA1にデータ7までの連
続したシリアルデータが得られる。
【0061】図10には、この発明に係る半導体記憶装
置における連続読み出し動作の他の一実施例のタイミン
グ図が示されている。前記同様に、チップイネーブル信
号/CEのロウレベルとライトイネーブル信号/WEが
共にロウレベルにすることによって入力データIiから
コマンド(COMMAND)の取り込みが行われる。こ
のコマンドによって、スタートアドレスとエンドアドレ
スを2セット入力するモードが指定されたなら、/CE
をロウレベルにしたまま、あるいは/WEとともにロウ
レベルにして第1番目のスタートアドレスSTA1とエ
ンドアドレスED1と第2番目のスタートアドレスST
A2とエンドアドレスED2の取り込みが行われる。
【0062】この後、信号/CEをロウレベルにし、/
WEをハイレベルにリセットして、クロックSCを供給
する。これにより、出力データOiは、上記クロックS
Cに同期して第1番目のスタートアドレスSTA1に対
応したデータD0から順に第1番目のエンドアドレスE
D1までにシリアルに出力した後に、第2番目のスター
トアドレスSTA2から第2番目のエンドアドレスED
2までシリアルに出力する。同図には、第1番目のスタ
ートアドレスSTA1に対応したデータD0〜D4まで
の波形図が代表として例示的に示されている。
【0063】図11には、この発明に係る半導体記憶装
置における連続読み出し動作の更に他の一実施例のタイ
ミング図が示されている。前記同様に、チップイネーブ
ル信号/CEのロウレベルとライトイネーブル信号/W
Eが共にロウレベルにすることによって入力データIi
からコマンド(COMMAND)の取り込みが行われ
る。このコマンドによって、次の3通りのシリアル読み
出しが行われる。/CEをロウレベルにしたまま、ある
いは/WEとともにロウレベルにしてスタートアドレス
STARTの取り込みが行われる。
【0064】第1のモードは、1ワード線分を限度して
シリアル読み出しを行うものである。すなわち、信号/
CEをロウレベルにし、/WEをハイレベルにリセット
して、クロックSCを供給する。これにより、出力デー
タOiは、選択されたワード線のスタートアドレスST
ARTしたデータD0からY系の最終アドレスまでクロ
ックSCに同期して順に出力される。
【0065】第2のモードは、1ブロック分のメモリセ
ルを限度してシリアル読み出しを行うものである。すな
わち、信号/CEをロウレベルにし、/WEをハイレベ
ルにリセットして、クロックSCを供給する。これによ
り、出力データOiは、スタートアドレスSTARTし
たデータD0からそのブロック内の最終ワード線におけ
るY系の最終アドレスまでのメモリセルの記憶情報をク
ロックSCに同期して順に出力させる。このため、スタ
ートアドレスSTARTが最終ワード線に対応したもの
であると、第1モードと実質的に同じになる。
【0066】第2のモードは、クロックSCが供給され
る続ける限りシリアル読み出しを行うものである。すな
わち、信号/CEをロウレベルにし、/WEをハイレベ
ルにリセットして、クロックSCを供給する。これによ
り、出力データOiは、スタートアドレスSTARTし
たデータD0からクロックSCの供給が停止されるまで
データの読み出しが行われる。同図では、以上の各モー
ドにおいて、スタートアドレスSTARTから順にD0
〜D9までの波形図が代表として例示的に示されてい
る。
【0067】図12には、上記図9の動作モードに対応
した内部回路の動作を説明するためのフローチャート図
が示されている。コマンドよりマルチセレトモードと判
定されると、Y系の偶数アドレスYeと奇数アドレスY
oをリッセトし、1セットセードかを判定し、1セット
モードと判定されたなら、Xアドレスをスタートアドレ
スXsに設定して、読み出し動作を開始する。
【0068】この実施例では、前記のように奇数番目と
偶数番目とを交互に出力させるものであるので、偶数ア
ドレスへのデータ出力に移行すると、それと並行して奇
数アドレス側ではデータ線へのデータリードとセンスア
ンプの増幅とラッチ動作とが並行して行われ、奇数アド
レスへのデータ出力に移行すると、それと並行して偶数
アドレス側ではデータ線へのデータリードとセンスアン
プの増幅とラッチ動作とが並行して行われる。
【0069】セレクタエンドの判定は、選択されたワー
ド線内の全ての偶数データ線又は奇数データ線の読み出
しが終了したか否かの判定を行うものである。すなわ
ち、この実施例では、1ワード線分のメモリセルを奇数
と偶数に分け、それぞれを1セクタとして扱うようにす
るものである。これに対応して、前記図3等のYゲート
YGの後段側には、第2段目のYゲートが設けられてお
り、この第2段目のYゲートの切り替えによって、メモ
リマット内の他の偶数番目又は奇数番目のデータ線から
の読み出しが順に行われるものである。
【0070】図13と図14には、上記図10の動作モ
ードに対応した内部回路の動作を説明するためのフロー
チャート図が示されている。コマンドよりマルチセレト
モードと判定され、前記図12において2セットモード
と判定されたなら、図13に示すように、Xアドレスを
第1番目のスタートアドレスXs1に設定して、読み出し
動作を開始する。
【0071】Xアドレスが第1番目のエンドアドレスX
e1より大きくなると、第2番目のスタートアドレスXs2
のセットとそれに対応したデータ線の活性化とセンスア
ンプの増幅とラッチ動作が行われ、奇数番目の最終セク
タまで読み出しが終了すると、Xアドレスが第2番目の
スタートアドレスXs2にセットされていることを判定
し、図14に示すような第2番目のエンドアドレスXe2
までシリアルにデータの出力が行われる。
【0072】図15、図16及び図17には、上記図1
1の動作モードに対応した内部回路の動作を説明するた
めのフローチャート図が示されている。図15には、そ
のうちの第1モードと第2モードの前半の一部のフロー
チャート図が示されている。マルチセレトモードでない
と判定され、図15においてセクタリード(第1モー
ド)と判定されたなら、Xアドレスをスタートアドレス
Xs1に設定して、読み出し動作を開始する。この読み出
し動作の終了は、セクタエンドかによって判定される。
すなわち、Yアドレスが最終アドレスであることを以て
エンドとされる。
【0073】図15において、ブロックリード(第2モ
ード)と判定されたなら、Xアドレスをスタートアドレ
スXs1に設定して、読み出し動作を開始する。この読み
出し動作において、1セクタ内の奇数アドレスの読み出
しが終わると、図16に示されているような偶数アドレ
スの出力に移行するとともに、奇数アドレス側ではワー
ド線の切り替えとそれに対応して奇数データ線側の活性
化及びセンスアンプの増幅動作とデータラッチが並行し
て行われる。
【0074】図16では、偶数側の出力動作とそのセク
タ終了により、ブロックエンドアドレスXeまでアクセ
スされないと、図15に示された奇数側の出力に移行す
るとともに、偶数アドレス側のデータリードとセンスア
ンプの増幅動作とデータラッチ動作を行う。上記エンド
アドレスXeまでアクセスされてなら、ブロックリード
が終了させられる。
【0075】図17において、ブロックリード(第2モ
ード)と判定されないなら自動的に第3モードとなりス
タートアドレスXs1を設定して、読み出し動作を開始す
る。この読み出し動作は、クロックSCの供給が停止さ
ることによってシリアルリードの終了が指示されるまで
行われる。
【0076】図18には、この発明に係る半導体記憶装
置の他の一実施例の要部ブロック図が示されている。こ
の実施例では、センスアンプSAとして差動型のものが
用いられる。特に制限されないが、差動型のセンスアン
プSAは、ダイナミック型RAM(ランダム・アクセス
・メモリ)において用いられているような、一対のCM
OSインバータ回路の入力と出力とを交差接続してラッ
チ構成とし、Pチャンネル型MOSFETとNチャンネ
ル型MOSFETからなるパワースイッチMOSFET
を介して動作の活性化が行われる。
【0077】この実施例では、センスアンプSAに対し
て一対のメモリマットが上下に配置される。センスアン
プSAは、偶数(EVEN)データ線用のものと奇数
(ODD)データ線用のものに分けられる。同図におい
て、センスアンプSAが偶数用と奇数用が上下に配置さ
れるよう描かれているが、実際には一直線上に並べて配
置してもよい。
【0078】偶数用のセンスアンプの一対の入力には、
上側と下側のメモリマットの偶数番目のデータ線に接続
される。奇数用のセンスアンプの一対の入力には、上側
と下側のメモリマットの奇数番目のデータ線に接続され
る。メモリマットに対応して設けられるサブデコーダS
UB−DCR、メインデコーダMAN−DCR及びゲー
トデコーダGDCR(図示せず)は、前記図1と同様で
ある。
【0079】センスアンプ制御回路SACは、偶数用の
センスアンプ活性化信号/D0とD0と奇数用のセンス
アンプ活性化信号/D1とD1を発生させる。上記信号
/D0は偶数用のセンスアンプSAに電源電圧を供給す
るPチャンネル型MOSFETのゲートに供給され、上
記信号D0は偶数用のセンスアンプSAに回路の接地電
位を供給するNチャンネル型MOSFETのゲートに供
給される。同様に、上記信号/D1は奇数用のセンスア
ンプSAに電源電圧を供給するPチャンネル型MOSF
ETのゲートに供給され、上記信号D1は奇数用のセン
スアンプSAに回路の接地電位を供給するNチャンネル
型MOSFETのゲートに供給される。アドレスバッフ
ァや入出力バッファ及び制御回路や電圧発生回路等は、
前記図1の実施例と同様であるので同図では省略されて
いる。
【0080】図19には、データ線と上記差動型センス
アンプとの関係を説明するための一実施例の回路図が示
されている。同図には、センスアンプSAを挟んで配置
される2つのメモリマットの4本のデータ線DL0〜D
L3とそれに対応した4つのセンスアンプSAが代表と
して例示的に示されている。
【0081】センスアンプSAは、点線で囲まれて部分
に回路図が示されいてるように、入力と出力とが交差接
続された一対のCMOSインバータ回路から構成され
る。上記CMOSインバータ回路からなるラッチ回路に
は、前記のように電源供給用のスイッチMOSFET
(いわゆるデカMOS)によって活性化が行われるの
で、実質的にクロックドインバータ回路と同様な動作を
行う。そのため、同図では、上記2つのCMOSインバ
ータ回路はクロックドインバータ回路の形態で示されて
いる。
【0082】上記センスアンプの一対の入力には、入力
ノードを0VにセットするMOSFETQ1が設けられ
る。これにより、増幅動作を開始する前には入力信号が
0Vにセットされる。上記センスアンプSAの一対の入
力は、トランスファMOSFET(TRMOS)を介し
てデータ線DL0〜DL3に接続される。トランスファ
MOSFETは、偶数番目のデータ線DL0とDL2と
奇数番目のデータ線DL1とDL2に対応して2つ分け
られ、それぞれ選択信号F0とF1が供給される。これ
に対応して、偶数データ線DL0とDL2に設けられる
プリチャージMOSFETのゲートには、プリチャージ
電圧Vr0が供給され、奇数データ線DL1とDL3に設
けられるプリチャージMOSFETのゲートには、プリ
チャージ電圧Vr1が供給される。
【0083】上記センスアンプSAの一対の入力には、
それぞれにYゲートYGを構成するスイッチMOSFE
Tが設けられ、それぞれのゲートには選択信号Y0〜Y
3が供給される。この構成は、前記図3と同様である。
上記YゲートYGの出力は共通化されて、第2段目のY
ゲートを構成するスイッチMOSFETを介して、デー
タ入力バッファやデータ出力バッファに導かれる入出力
用データ線に接続される。
【0084】この実施例では、上記一対のメモリマット
は一方が活性化されるときには、他方が非活性化され
る。この非活性化されるメモリマットは、それが非活性
状態にされるにもかかわらず、上記トランスファMOS
FETがオン状態にされ、それに対応したデータ線がセ
ンスアンプの入力に接続される。そして、非活性メモリ
マット側では、プリチャージ電圧Vr が通常のプリチャ
ージ電圧を低くされて、かかるデータ線の電位が、活性
化されるメモリマットのデータ線のハイレベルとロウレ
ベルの中間電位にるように設定される。これにより、非
活性側のメモリマットのデータ線はセンスアンプの基準
電圧(Ref.DL)を形成するために用いられる。
【0085】この実施例では、センスアンプSAがCM
OSラッチ回路により構成されることに対応して、書き
込み動作のときには各ラッチに対して書き込みデータで
保持させられる。すなわち、上記YゲートYGを順次に
開いて書き込みデータをセットした後に、偶数用と奇数
用のトランスファMOSFETを同時にオン状態にして
同時に書き込み動作を行うようにするものである。この
ような書き込み動作に応じてセンスアンプの動作電圧が
4Vのような電圧に切り替えられる。これに対して、読
み出し動作及び書き込みベリファイ時には前記図3の実
施例と同様に、最初のメモリサイクルを除いて偶数と奇
数のデータ線が交互に千鳥状に活性化される。
【0086】図20には、データ線と上記差動型センス
アンプとの関係を説明するための他の一実施例の回路図
が示されている。この実施例では、図19の実施例に対
して、自動書き込み機能が追加されたものである。
【0087】図21には、上記図20の実施例回路の動
作の一例を説明するための波形図が示されている。図2
1(A)には、その書き込み動作(Program)と書き込み
ベリファイ動作(Program Verify))の波形図が示されて
いる。この波形図を参照して、上記自動書き込み機能を
説明する。書き込み動作においては、書き込みデータT
Data がYゲートを介して入力される。このとき、セ
ンスアンプがデカMOSがオン状態にされて活性化され
ており、上記書き込みデータを保持している。信号PW
0によりMOSFETがオン状態にされる。上記書き込
みデータT Data がロウレベルなら、それを受ける自
動書き込み回路のMOSFETがオフ状態であるのでデ
ータ線DL1の電位はロウレベルのままにされるが、同
図に示すようにハイレベルであるとオン状態とされ、信
号PW0によってオン状態にされるMOSFETを通し
て電源電圧Vccによりチャージアップされる。
【0088】次いで信号TS0がVcc以上に高くされ
る。これにより、トランスファMOSFETがオン状態
になってデータ線DL1の電位を書き込み動作に必要な
電圧4V程度に高くする。同図では示されてないが、ワ
ード線が−10Vのような電圧にされるのて、フローテ
ィングゲートとドレインとの間にドレイン側に向かう高
電圧が印加されて、フローティングゲートからドレイン
に向かってトンネル電流が流れるという書き込み動作が
行われる。
【0089】上記のような書き込み動作の終了により信
号PW0がロウレベルにされ、セットMOSFETがオ
ン状態にされてデータ線DL1の電位はロウレベルにセ
ットされて書き込みベリファイに移行する。すなわち、
信号RR0がプリチャージ電圧Vrにされてデータ線D
L1のプリチャージを行う。これ対して、非選択メモリ
マット側の信号PR1は、上記のように基準電圧に対応
した電位にされるので非選択メモリマット側のデータ線
DL1の電位は基準電圧Ref.DLにされる。
【0090】上記デカ(DeKa) MOSFETがオフ状態
にされてセンスアンプはいったん非活性化状態にされ
る。上記書き込みが行われた記憶MOSFETのしきい
値電圧が低くされたなら、データ線DL1の電位はロウ
レベルに低下し(OK Data)、書き込みが不十分で
しきい値電圧が高いままならハイレベル(NG Dat
a)のままとされる。信号TS0とTS1によりトラン
スファMOSFETをオン状態にして、上記読み出しデ
ータを基準電圧Ref. DLとをセンスアンプの入力に供
給し、デカMOSFETをオン状態にして活性化させ
る。
【0091】このベリファイの結果が、上記のように不
十分なら再び書き込み動作が行われ、上記のようなロウ
レベルの信号が得られるまで予め決められた回数を限度
として繰り返して行われる。上記一定回数に達しても書
き込みが不十分と判定されたなら、そのメモリセルは不
良とされ、必要に応じて冗長回路に切り替えられる。
【0092】図21(B)には、読み出し動作を説明す
るための波形図が示されている。前の読み出し動作の終
了によりデカMOSFETがオフ状態にされる。セット
MOSFETによりデータ線DLの電位がロウレベルに
される。そして、前記ブロックに分けられたメモリセル
のドレイン側セレクトMOSFETがオン状態にされ
る。そして、プリチャージ電圧PR0とPR1が、それ
ぞれのメモリマットの選択/非選択に応じて一対のデー
タ線をプリチャージ電圧と基準電圧に設定される。この
後に、上記ブロックに分けられたメモリセルのそれぞれ
側のセレクトMOSFETがオン状態にされて、選択メ
モリマット側のデータ線の電位は、選択された記憶MO
SFETがオフ状態ならプリチャージレベルのままにさ
れ、オン状態ならメモリ電流によってロウレベルに引き
抜かれる。
【0093】信号TS0とTS1がハイレベルにされ
て、トランスファMOSFETがオン状態となり、上記
一対のデータ線をセンスアンプの入力に接続する。そし
て、セットMOSFETがオフ状態にされ、デカMOS
FETがオン状態にされてセンスアンプの活性化が行わ
れ、上記読み出し信号の増幅動作を行う。
【0094】上記図20の実施例において、センスアン
プの入力電圧を受けるMOSFETは、オール“1”の
検出回路として設けられる。すなわち、同様な他のセン
スアンプの入力に設けられるMOSFETとワイヤード
オア論理が採られ、読み出されたデータ線が全てロウレ
ベルのとき、これら全てのMOSFETがオフ状態にな
ってハイレベルの検出信号を得ることができる。いずれ
か1つのセンスアンプの入力がハイレベルなら、MOS
FETがオン状態になってロウレベルの検出信号を形成
するので、全MOSFETがオフ状態を以て全信号の
“1”を検出することができる。すなわち、同図におい
て、センスアンプの左側のデータ線ではメモリセルから
の読み出しが“1”のとき、消去状態であることを表し
ている。
【0095】これに対してセンスアンプの出力を左側回
路と同様な回路によって出力させる構成のときには、右
側に設けられるデータ線では、書き込みと消去の論理レ
ベルが逆にされる。すなわち、差動型センスアンプの右
側のデータ線に設けられるメモリセルに対しては、ロウ
レベル出力を以て消去状態にされるが、外部端子からみ
るとオール“0”のときに消去状態と判定される。
【0096】図22には、データ線と上記差動型センス
アンプとの関係を説明するための更に他の一実施例の回
路図が示されている。この実施例では、プリチャージM
OSFETが省略される。言い換えるならば、書き込み
用の信号PW0,PW1に読み出し用プリチャージ機能
を合わせ持つようにして、上記プリチャージMOSFE
Tを削減するものである。
【0097】図23には、その動作の一例を説明するた
めの波形図が示されている。同図(A)には、書き込み
動作とベリファイ動作が示され、(B)には読み出し動
作が示されている。同図のように、信号PWが書き込み
動作とベリファイ及び読み出し動作のときにも使用さ
れ、それぞれの動作モードに応じて電圧レベルが変化さ
せられる。すなわち、図21の信号PWとPRとが1つ
の信号PWにより実現されるものである。
【0098】上記プリチャージMOSFETは、各デー
タ線に対応して設けられるものであり、約32Mビット
等のような大きな記憶容量を持つようにされた半導体記
憶装置では、例えばデータ線の数も4096本又は81
92本のように多数設けられるので、削除されるプリチ
ャージMOSFETの数もそれに対応した多くなる。
【0099】図24には、この発明に係る半導体記憶装
置の読み出し系回路の他の一実施例の構成図が示されて
いる。この実施例では、センスアンプの後段にメインア
ンプ(Main Amp)が設けられる。このメインアンプの
後段にはデータラッチ(Data Latch)が設けられ、こ
のデータラッチを通して読み出しデータが、データ出力
バッファ(Dout Buffer)を通して出力される。
【0100】特に制限されないが、この実施例では、セ
ンスアンプSAは3つ分けられ、クロックSCの最初の
パルス1によって、メインアンプは第1番目のセンスア
ンプからのデータData1を増幅する。クロックSCがロ
ウレベル1Lのとき、データラッチでは上記メインアン
プによって増幅されたデータData1をラッチする。クロ
ックSCの2番目のパルス2によって、メインアンプは
第2番目のセンスアンプからのデータData2を増幅す
る。これと並行して、データ出力バッファはデータラッ
チに取り込まれたデータData1を出力させる。このクロ
ックSCがロウレベル2Lのとき、データラッチでは上
記メインアンプによって増幅されたデータData2をラッ
チする。
【0101】そして、クロックSCの3番目のパルス3
によって、メインアンプは第3番目のセンスアンプから
のデータData3を増幅する。これと並行して、データ出
力バッファはデータラッチに取り込まれたデータData2
を出力させる。このクロックSCがロウレベル3Lのと
き、そして、図示しない次のクロックSCのハイレベル
によりデータ出力バッファは、データラッチに取り込ま
れたデータData3を出力させるようにするものである。
このようなパイプライン的なシリアル動作によって、高
速にデータを出力させることができる。この実施例にお
いて、データラッチを省略して、メインアンプの出力を
データ出力バッファに供給する構成としてもよい。
【0102】図25には、データ線とセンスアンプとの
関係を説明するための更に他の一実施例の回路図が示さ
れている。この実施例では、センスアンプに対して2つ
のデータ線が割り当てられる。すなわち、前記のような
4個のセンスアンプに対して全体で8本のデータ線DL
0〜DL7が2本ずつ割り当てられる。そして、選択信
号F00,F01とF10,F11にカラム選択機能が
合わせ持つようにされる。上記信号F00〜F11の組
み合わせにより、ワード線を切り替えないでデータ線D
L0〜DL7の信号を連続して出力させることができ
る。同図では省略されているが、このようなトランスフ
ァMOSFETに対応してデータ線DL0〜DL7に設
けられるプリチャージMOSFETも4つに分けられ、
それぞれにプリチャージ電圧Vr0〜Vr3が供給される。
【0103】例えば、連続読み出し動作おいて、信号F
00とF10により4本分のデータ線の読み出しが行わ
れると、続いてF01とF11により4本分のデータ線
の読み出しが行われる。上記F00とF10及びF01
とFF11により8本分のデータ線の読み出しが行われ
た後にワード線の切り替えが行われる。この構成では、
センスアンプの数をデータ線の数に対して半分に減らす
ことができる。
【0104】図26には、この発明に係る半導体記憶装
置を用いたマイクロコンピュータ等の情報処理システム
の一実施例のブロック図が示されている。同図のフラッ
シュメモリは、前記実施例のような半導体記憶装置から
構成される。
【0105】この実施例のシステムは、中央処理装置
(又はマイクロプロセッサ)CPU、、アドデコーダ、
タイミングコントローラ、データバッファ、データレジ
スタ、リレー及び前記のようなフラッシュメモリを含ん
でいる。フラッシュメモリは代表として1つが例示的に
示されているが、所望の記憶容量を得るために複数のフ
ラッシュメモリが並列形態に接続される。なお、マイク
ロコンピュータ等のシステムを構成するのに必要なメモ
リRAMや、ROM及び入出力装置は、この発明に直接
関係が無いので省略されている。
【0106】上記フラッシュメモリのSCピンは、シリ
アルクロック入力端子である。この入力端子から入力さ
れたクロックSCに同期してデータがシリアルに出力さ
れる。このシリアルクロックSCは、タイミングコント
ローラにより発生されるようにされいてるが、CPUの
システムクロックを直接的に入力するものであってもよ
い。
【0107】フラッシュメモリからのシリアルリード
は、/CEと/OEをロウレベルのときにSCに同期さ
せて、内部アドレスインクリメントしながらI/Oピン
よりデータを出力させる。このとき、アドレスバスはフ
リーとされる。上記第1番目のフラッシュメモリをシリ
アル出力時に、図外の第2番目等のフラッシュメモリか
ら出力を得るときには、信号/OEを分離しておいてデ
ータがデータバスで競合しないようにすればよい。
【0108】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。 (1) 記憶情報に従って高いしきい値電圧か低いしき
い値電圧かを持つようにされた記憶トランジスタがマト
リックス配置されてなるメモリアレイのデータ線を複数
ブロックに分け、時間的に分散されて増幅動作を行うセ
ンスアンプによって信号増幅を行うことにより、ピーク
電流を低減させることができ、それに伴い動作マージを
大きくすることができるという効果が得られる。
【0109】(2) 隣接して配置される奇数番目と偶
数番目のデータ線に対応して第1群のセンスアンプと第
2群のセンスアンプに分け、一方のセンスアンプ群の出
力信号をシリアルに出力させている間に、ワード線の切
り替えを行うとともに他方のセンスアンプ群を上記切り
替えられたワード線に対応したメモリセルからの読み出
し信号の増幅動作を行わせることにより、奇数番目と偶
数番目のデータ線の読み出し動作を交互に行うようにす
ることによって隣接データ線間のカップリングノイズを
低減でき、高速に連続したシリアル読み出しを行うこと
ができるという効果が得られる。
【0110】(3) 上記奇数番目と偶数番目のデータ
線からの読み出しと、ワード線の切り替えのためのアド
レスは、外部端子から供給されるクロックに同期して歩
進させられるアドレス発生回路により形成することによ
り、高速にしかも簡単に大量のデータを読み出すことが
できるという効果が得られる。
【0111】(4) 複数からなるスタックドゲート構
造の記憶MOSFETの共通化されたドレインに第1の
選択MOSFETを介してデータ線に接続し、かかる記
憶MOSFETの共通化されたソースに第2の選択MO
SFETを介して接地電位に接続することにより、非選
択の記憶MOSFETに対する書き込み/消去時のスト
レスを大幅に低減させることができるという効果が得ら
れる。
【0112】(5) 上記メモリアレイは一対のメモリ
マットからなり、各メモリマットのデータ線は差動のセ
ンスアンプに入力され、非選択のメモリマットのデータ
線電位を基準電圧として選択メモリマットのデータ線電
位のセンスを行うようにすることによって、高感度で高
速のセンスアンプを得ることができるという効果が得ら
れる。
【0113】(6) 上記センスアンプには、その増幅
信号を受けるMOSFETを設けて、ワイヤードオア接
続させるという簡単な構成により、全データ線の消去状
態の検出信号を行うことができるという効果が得られ
る。
【0114】(7) 上記センスアンプをCMOSラッ
チ回路を用い、書き込みデータを入力して保持させ、こ
の保持されたデータに基づいて複数のデータ線に対応し
たメモリセルに対して一斉の書き込み動作を行うように
することによって、書き込み動作の高速化が図られると
いう効果が得られる。
【0115】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、差動
型のセンスアンプはスタティック型RAMに用いられて
いるように、差動MOSFETを増幅MOSFETとし
て用いるようなものであってもよい。記憶MOSFET
は、前記のようなフラチッシュ型EEPROMの他に、
EPROMやマスクROMを構成するものであってもよ
い。
【0116】この発明は、記憶情報に従って高いしきい
値電圧か低いしきい値電圧かを持つようにされた半導体
記憶装置に広く利用できる。この半導体記憶装置は、1
チップのマイクロコンピュータ等のようなディジタル集
積回路に内蔵されるものであってもよい。
【0117】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、記憶情報に従って高いしき
い値電圧か低いしきい値電圧かを持つようにされた記憶
トランジスタがマトリックス配置されてなるメモリアレ
イのデータ線を複数ブロックに分け、時間的に分散され
た活性化信号により増幅動作を行うセンスアンプによっ
て信号増幅を行う。そして、隣接して配置される奇数番
目と偶数番目のデータ線に対応して第1群のセンスアン
プと第2群のセンスアンプに分け、一方のセンスアンプ
群の出力信号をシリアルに出力させている間に、ワード
線の切り替えを行うとともに他方のセンスアンプ群を上
記切り替えられたワード線に対応したメモリセルからの
読み出し信号の増幅動作を行わせることにより、ピーク
電流の低減と奇数番目と偶数番目のデータ線の読み出し
動作を交互にして隣接データ線間のカップリングノイズ
の低減と連続した高速シリアル読み出しを行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る一括消去型EEPROMの一実
施例を示すブロック図である。
【図2】上記メモリマットとその周辺部の一実施例を示
す概略回路図である。
【図3】この発明に係る半導体記憶装置のデータ線とセ
ンスアンプとの関係を説明するための一実施例を示す回
路図である。
【図4】この発明に係る半導体記憶装置のデータ線とセ
ンスアンプとの関係を説明するための他の一実施例を示
す回路図である。
【図5】この発明に係る半導体記憶装置のデータ線とセ
ンスアンプとの関係を説明するための更に他の一実施例
を示す回路図である。
【図6】この発明に先立って検討されたデータ線とセン
スアンプの一例を示す回路図でたある。
【図7】この発明に半導体記憶装置の内部回路の読み出
し動作を説明するための基本的な波形図である。
【図8】上記図3の実施例に対応した読み出し動作の一
例を説明するための波形図である。
【図9】この発明に係る半導体記憶装置における連続読
み出し動作の一実施例を示すタイミング図である。
【図10】この発明に係る半導体記憶装置における連続
読み出し動作の他の一実施例を示すタイミング図であ
る。
【図11】この発明に係る半導体記憶装置における連続
読み出し動作の更に他の一実施例を示すタイミング図で
ある。
【図12】上記図9の動作モードに対応した内部回路の
動作を説明するためのフローチャート図である。
【図13】上記図10の動作モードに対応した内部回路
の動作を説明するための一部のフローチャート図であ
る。
【図14】上記図10の動作モードに対応した内部回路
の動作を説明するための残り一部のフローチャート図で
ある。
【図15】上記図11の動作モードに対応した内部回路
の動作を説明するための一部のフローチャート図であ
る。
【図16】上記図11の動作モードに対応した内部回路
の動作を説明するための他の一部のフローチャート図で
ある。
【図17】上記図11の動作モードに対応した内部回路
の動作を説明するための残りの一部のフローチャート図
である。
【図18】この発明に係る半導体記憶装置の他の一実施
例を示す要部ブロック図である。
【図19】この発明に係る半導体記憶装置におけるデー
タ線と差動型センスアンプとの関係を説明するための一
実施例を示す回路図である。
【図20】この発明に係る半導体記憶装置におけるデー
タ線と上記差動型センスアンプとの関係を説明するため
の他の一実施例を示す回路図である。
【図21】上記図20の実施例回路の動作の一例を説明
するための波形図である。
【図22】この発明に係る半導体記憶装置におけるデー
タ線と上記差動型センスアンプとの関係を説明するため
の更に他の一実施例を示す回路図である。
【図23】上記図22の実施例回路の動作の一例を説明
するための波形図である。
【図24】この発明に係る半導体記憶装置の読み出し系
回路の他の一実施例を示す構成図である。
【図25】この発明に係る半導体記憶装置におけるデー
タ線とセンスアンプとの関係を説明するための更に他の
一実施例を示す回路図である。
【図26】この発明に係る半導体記憶装置を用いたマイ
クロコンピュータ等の情報処理システムの一実施例を示
すブロック図である。
【図27】従来のメモリセルの一例を示す概略断面図で
ある。
【符号の説明】
MAT…メモリマット、SUB−DCR…サブデコー
ダ、MAN−DCR…メインデコーダ、GDCR…ゲー
トデコーダ、CONT…制御回路、ADB…アドレスバ
ッファ、ALH…アドレスラッチ、ADG…アドレス発
生回路、VG…電圧発生回路、CDCR…コマンドデコ
ーダ、SREG…ステイタスレジスタ、ASC…センス
アンプ制御回路、SA…センスアンプ、YG…Yゲー
ト、IB…データ入力バッファ、OB…データ出力バッ
ファ、DL…データ線、WL…ワード線、CPU…中央
処理装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−276393(JP,A) 特開 平3−252991(JP,A) 特開 平5−55530(JP,A) 特開 平3−113795(JP,A) 特開 平2−244485(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 16/00 - 16/34 G11C 11/40

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワード線と、 複数のデータ線と、 複数のメモリセルと、 第1センスアンプ群と、 第2センスアンプ群と、 第1選択スイッチ回路と、 第2選択スイッチ回路と、 第1データ選択回路と、 第2データ選択回路と、 アドレス生成回路と、 出力回路とを有し、上記複数のワード線と複数のデータ線とは一のメモリマ
    ットを構成するものであり、 上記複数のメモリセルの各々は第1及び第2半導体領
    域、フローティングゲート及びコントロールゲートを有
    し、上記コントロールゲートは上記複数のワード線の中
    の1本のワード線に結合され、上記第1半導体領域は上
    記複数のデータ線の中の1本のデータ線に結合され、 上記第1センスアンプ群は、上記第1選択スイッチ回路
    を通して上記複数のデータ線の中の一部のデータ線に選
    択的に接続され、上記第1データ選択回路を通して上記
    出力回路に接続され、 上記第2センスアンプ群は、上記第2選択スイッチ回路
    を通して上記複数のデータ線の中の残り一部のデータ線
    に選択的に接続され、上記第2データ選択回路を通して
    上記出力回路に接続され、 上記第1選択スイッチ回路又は第2選択スイッチ回路を
    通して伝えられたデータ線上のデータを上記第1センス
    アンプ群又は第2センスアンプ群が増幅及び保持する第
    1読み出し動作と、 上記第1センスアンプ群又は第2センスアンプ群の保持
    信号を上記アドレス生成回路で形成された第1アドレス
    信号に従って上記第1データ選択回路又は第2データ選
    択回路の選択動作によって上記出力回路にシリアルに出
    力する第2読み出し動作とを有し、 上記第1センスアンプ群が上記第2読み出し動作を行っ
    ている期間に、それに対応した上記第1選択スイッチ回
    路がオフ状態となり、上記アドレス生成回路で形成され
    た第2アドレス信号に従ってワード線の選択が切り換え
    られ、切り換えられたワード線に接続されたメモリセル
    に対して上記第2センスアンプ群が上記第1読み出し動
    作を行うことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記第1と第2選択スイッチ回路は、トラスファMOS
    FETにより構成され、 上記第1と第2データ選択回路は、Yゲートであること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記第1センスアンプ群に上記第1選択スイッチ回路を
    通して選択的に接続される上記複数のデータ線の中の一
    部のデータ線は、偶数番目のデータ線であり、 上記第2センスアンプ群に上記第2選択スイッチ回路を
    通して選択的に接続される上記複数のデータ線の中の残
    り一部のデータ線は、奇数番目のデータ線であり、 上記偶数番目のデータ線と上記奇数番目のデータ線とは
    半導体基板上において互いに隣接して配置されることを
    特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記偶数番目のデータ線が割り当てられるアドレス空間
    は、上記奇数番目のデータ線が割り当てられるアドレス
    空間よりも上位にされ、 上記切り換えられたワード線のアドレスは、切り換えら
    れる前のワード線のアドレスよりも上位のアドレスであ
    ることを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 上記偶数番目のデータ線と奇数番目のデータ線には、固
    定レベルが供給されるショートMOSFETと、メモリ
    セルからの読み出し信号を得るためのプリチャージMO
    SFETとを更に備えてなり、 上記第2読み出し動作を行っているセンスアンプ群に対
    応したデータ線群には、上記ショートMOSFETによ
    り固定レベルが与えられ、 上記第1読み出し動作を行うセンスアンプ群に対応した
    データ線群には上記プリチャージMOSFETによって
    プリチャージ電圧が与えられることを特徴とする半導体
    記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 上記アドレス生成回路は、外部端子からスタートアドレ
    スとエンドアドレスとが供給され、かかるアドレス範囲
    でクロック信号に同期して連続的な動作が行われること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 請求項4において、 上記アドレス生成回路は、外部端子からスタートアドレ
    スが印加され、かかるスタートアドレスからクロック信
    号の供給期間において連続的な動作が行われることを特
    徴とする半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 入力回路を更に備え、 上記入力回路を通したシリアルに入力された書き込みデ
    ータは、上記第1又は第2データ選択回路を通して上記
    第1センスアンプ群又は第2センスアンプ群に保持さ
    れ、 上記第1センスアンプ群及び第2センスアンプ群に保持
    されたデータに従って、1本のワード線分に対応したメ
    モリセルへの書き込み動作が行われることを特徴とする
    半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 請求項1において、 上記データ線は、1つのメインデータ線と、その延長方
    向に設けられた複数のサブデータ線と、上記複数のサブ
    データ線の中から1つのサブデータ線を選択するサブデ
    ータ線選択回路とを備えた階層構造とされ、 上記メインデータ線の複数に対応して上記第1、第2選
    択スイッチ回路及び第1センスアンプ群及び第2センス
    アンプ群が設けられることを特徴とする半導体記憶装
    置。
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