JP3727864B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、書替え可能な不揮発性半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
書替え可能な不揮発性半導体記憶装置として、従来より、電気的書替えを可能としたEEPROMが知られている。なかでも、メモリセルを複数個直列接続してNANDセル・ブロックを構成するNANDセル型EEPROMは高集積化ができるものとして注目されている。NANDセル型EEPROMの一つのメモリセルは、半導体基板上に絶縁膜を介して浮遊ゲートと制御ゲートが積層されたFETMOS構造を有し、複数個のメモリセルが隣接するもの同士でソース,ドレインを共用する形で直列接続されてNANDセルを構成する。この様なNANDセルがマトリクス配列されてメモリセルアレイが構成される。メモリセルアレイの列方向に並ぶNANDセルの一端側のドレインは、それぞれ選択ゲートトランジスタを介してビット線に共通接続され、他端側ソースはやはり選択ゲートトランジスタを介して共通ソース線に接続されている。メモリトランジスタの制御ゲートおよび選択ゲートトランジスタのゲート電極は、メモリセルアレイの行方向にそれぞれ制御ゲート線(ワード線)、選択ゲート線として共通接続される。
【0003】
このNANDセル型EEPROMの動作は次の通りである。
【0004】
データ書き込みは、ビット線から遠い方のメモリセルから順に行われる。nチャネルの場合を説明すれば、選択されたメモリセルの制御ゲートには高電位(例えば20V)が印加され、これよりビット線側にある非選択のメモリセルの制御ゲートおよび選択ゲートトランジスタのゲートには中間電位(例えば10V)が印加される。ビット線には、データに応じて0V(例えば“1”)、または中間電位(例えば“0”)が印加される。このときビット線の電位は、選択ゲートトランジスタおよび非選択メモリセルを通して選択メモリセルのドレインまで伝達される。
【0005】
書込むべきデータがあるとき(“1”データのとき)は、選択メモリセルのゲート・ドレイン間に高電界がかかり、基板から浮遊ゲートに電子がトンネル注入される。これにより、選択メモリセルのしきい値は正方向に移動する。書き込むべきデータがないとき(“0”データのとき)は、しきい値変化はない。
【0006】
データ消去は、p型基板(ウェル構造の場合はn型基板およびこれに形成されたp型ウェル)に高電位が印加され、すべてのメモリセルの制御ゲートおよび選択ゲートトランジスタのゲートが0Vとされる。これにより、すべてのメモリセルにおいて浮遊ゲートの電子が基板に放出され、しきい値が負方向に移動する。
【0007】
データ読み出しは、選択ゲートトランジスタおよび非選択メモリセルがオンとされ、選択メモリセルのゲートに0Vが与えられる。この時ビット線に流れる電流を読むことにより、“0”,“1”の判別がなされる。
【0008】
この様な従来のNANDセル型EEPROMでは通常、データの読出しまたは書込は全ビット線について同時に行われる。このため、高集積化されたEEPROMでは隣接ビット線間の容量結合ノイズが問題になる。
【0009】
例えば、4MビットNANDセル型EEPROMの場合、Al膜により形成されるビット線は、線幅が1μm 、線間隔が1.2μm となる。この結果、1本のビット線容量約0.5pFのうち、ほぼ50%の0.25pFが隣接ビット線間の容量となっている。
【0010】
したがってたとえば、ビット線をVcc=5Vにプリチャージした後にフローティング状態として、全ビット線に同時にデータを読出したとき、5Vを保とうとするビット線が5Vから0Vに放電しようとするビット線により両側から挟まれていると、5Vを保とうとするビット線は、容量結合によって約(1/2)Vcc=2.5Vまで下げられてしまう。このため、センスアンプの“0”,“1”判定の回路しきい値に対してマージンがなくなり、読出し誤動作の原因となる。
【0011】
データ書込の時も同様である。前述のようにデータ書込みを行わない(すなわち“0”データを書込む)メモリセルにつながるビット線は中間電位VH に設定された後にフローティング状態とされ、“1”データを書込むべきメモリセルにつながるビット線に0Vが与えられる。したがって、“1”データを書込むべきビット線により書込みを行わない非選択ビット線が挟まれると、中間電位を保持すべき非選択ビット線の中間電位が容量結合により低下する。これは、非選択ビット線につながるメモリセルへの誤書込みの原因となり、誤書込みまで生じないとしてもメモリセルのしきい値が変化して信頼性が低下する。
【0012】
以上のようなビット線間の結合容量ノイズは、NANDセル型EEPROMに限らず、NOR型EEPROMにも同様にあるし、また紫外線消去型のEPROMにもある。また、高集積化すればする程、問題は大きくなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように従来のEEPROM,EPROM等においては、高集積化に伴ってビット線間の結合容量ノイズが特性上大きな問題となっている。
【0014】
本発明は、ビット線間の結合容量の影響を低減した不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、各ビット線に、入力されたアドレスを検知して得られる制御信号によって制御されて所定の非選択ビット線を予め所定電位に固定するプリチャージ手段が設けられていることを特徴とする。
【0016】
本発明によれば、ビット線に設けられたプリチャージ手段によって、例えばデータ読出し時にはアドレスにより選択された選択ビット線を挟む非選択ビット線が予め接地電位に設定される。つまり、ワード線が立ち上がる前に、アドレスを検知した結果によって所定の非選択ビット線を0Vに遷移させておく。これにより、データ読出し時に、容量結合でこれに挟まれた選択ビット線が電位低下するということが防止され、誤読出しが防止される。
【0017】
またデータ書込みサイクルでは、予め非選択ビット線を含めて全ビット線が所定の昇圧電位(電源電位と書込みに用いられる高電位の間の中間電位)に充電され、その後取り込まれたデータに応じて書込みを行うべき選択ビット線が放電される。本発明ではこのとき、アドレスにより選ばれた選択ビット線に隣接する非選択ビット線の充電回路はオンのまま保つようにする。この様にデータ書込みの間、中間電位を保持すべき非選択ビット線をフローティング状態にすることなく充電回路を働かせておけば、非選択ビット線が両側のビット線が0Vに遷移することによる容量結合ノイズで電位低下することが防止され、誤書込みが生じるということがなくなる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の詳細を図示の実施形態によって説明する。
【0019】
図1および図2は、本発明の一実施形態に係るEEPROMのコア回路部の構成である。
【0020】
複数本のビット線BL(BL0 ,BL1 ,〜,BLn )と複数本のワード線WL(WL0 ,WL1 ,〜,WLm )が互いに交差して配設され、それらの各交差部にメモリセルMCij(i=0,1,〜,m、j=0,1,〜,n)が配置されて、メモリセルアレイが構成されている。メモリセルMCijはたとえば、浮遊ゲートと制御ゲートが積層形成されたFETMOS型の電気的書き替え可能な不揮発性半導体メモリセルであり、その制御ゲートがワード線WLに接続され、ドレインがビット線BLに接続されている。
【0021】
各ビット線BLの一端には、データの読出し書込みを行うためのフリップフロップ型のセンスアンプS/A(S/A0 ,S/A1 ,〜,S/An )が設けられている。センスアンプS/Aのノードは、カラム選択信号CSL(CSL0 ,CSL1 ,〜,CSLn )により制御されるトランスファゲートを介してデータ入出力線I/O,I/OB に接続されている。データ入出力線I/O,I/OB は、データ入力バッファおよびデータ出力バッファを介して、外部データ入出力端子につながる。
【0022】
各ビット線BLには、データ読出しのためにビット線BLを所定電位にプリチャージする手段として、PMOSトランジスタである読出し用充電トランジスタQ02,Q22,〜,Q12,Q32,…、およびNMOSトランジスタである読出し用放電トランジスタQ01,Q21,〜,Q11,Q31,…が設けられている。
【0023】
読出し用充電トランジスタQ02,Q22,〜,Q12,Q32,…は、ビット線BLにあらかじめ読出し電位VR (たとえば、外部電源電位)を与えるためのもので、これらのうち偶数番目のビット線BL1 ,BL3 ,…に設けられたトランジスタQ12,Q32,…は制御信号PREA により同時に制御され、奇数番目のビット線BL0 ,BL2 ,…に設けられたトランジスタQ02,Q22,…は別の制御信号PREB により同時に制御されるようになっている。制御信号PREA ,PREBは、入力されたアドレスの遷移を検知して得られるもので、アドレスがビット線BLの奇数番目と偶数番目のいずれを選択しているかに応じて、ビット線BLの電位を制御するための信号である。
【0024】
読出し用放電トランジスタQ01,Q21,〜,Q11,Q31,…は、非選択ビット線をあらかじめ接地電位に設定するためのもので、これらも偶数番目のビット線BL1 ,BL3 ,…に設けられたトランジスタQ11,Q31,…は制御信号SETA により同時に制御され、奇数番目のビット線BL0 ,BL2 ,…に設けられたトランジスタQ01,Q21,…はこれとは別の制御信号SETA により同時に制御されるようになっている。これらの制御信号SETA ,SETB も、アドレスがビット線BLの奇数番目と偶数番目のいずれを選択しているかに応じて、ビット線BLの電位を制御するための信号である。
【0025】
データ書込みのためのビット線電位制御回路部は、これら図1および図2には示されていない。この部分は後述する。
【0026】
この様に構成されたEEPROMのデータ読出し動作を次に説明する。
【0027】
図3および図4は、読出しサイクルを示すタイミング図の前半と後半である。これらのうち、前半の図3は、奇数番目のビット線が選択される状態を示し、後半の図4は偶数番目のビット線が選択される状態を示している。
【0028】
初期状態に於いては、制御信号PREA ,PREB は共にVccの“H”レベル、従って読出し用充電トランジスタQ02,Q22,〜,Q12,Q32,…はすべてオフである。また制御信号SETA ,SETB は共にVccであり、従って読出し用放電トランジスタQ01,Q21,〜,Q11,Q31,…がすべてオンであって、すべてのビット線BLがソース電源電位Vss(通常接地電位)に設定されている。
【0029】
チップイネーブル/CEが“H”レベルから“L”レベルになり、チップ外部からロウアドレスとカラムアドレスが取り込まれる。チップ内部では、アドレス遷移検知回路が働いて、ロウアドレス遷移検知パルスおよびカラムアドレス遷移検知パルスが発生される。
【0030】
この様にアドレス遷移検知回路が働いて、取り込まれたロウアドレスによって奇数番目のビット線が選択される時には、制御信号SETA ,SETB のうち、SETA がVccからVssになり、これにより、奇数番目のビット線BL0 ,BL2 ,…に設けられた読出し放電用トランジスタQ01,Q21,…がオフになる。同時に、制御信号PREA ,PREB のうち、PREA がVssになり、これにより奇数番目のビット線BL0 ,BL2 ,…に設けられた読出し充電用トランジスタQ12,Q32,…がオンになって、奇数番目のビット線BL0 ,BL2 ,…が読出し電位VR にプリチャージされる。偶数番目のビット線BL1 ,BL3 ,…は、放電用トランジスタQ11,Q31,…がオンのままであるから、Vssに保たれる。
【0031】
こうして、奇数番目のビット線BL0 ,BL2 ,…が読出し電位VR にプリチャージされた後、ロウアドレスにより選択されたワード線WL0 がVssからVccになると、奇数番目のビット線BL0 ,BL2 ,…に接続されたワード線WL0に沿うメモリセルMC00,MC02,〜,MC0n-1のみデータが読み出される。同じワード線WL0 により駆動される偶数番目の非選択ビット線BL1 ,BL3 ,…に接続されたメモリセルMC01,MC03,〜,MC0nのデータは、非選択ビット線BL1 ,BL3 ,…があらかじめVssに固定されているため、読み出されない。これは、DRAM等と異なりメモリセルが非破壊読出し型の不揮発性半導体メモリだからである。
【0032】
奇数番目のビット線BL0 ,BL2 ,…に読み出されたデータは、それぞれセンスアンプS/A0 ,S/A2 ,…で検知される。そしてカラムアドレスにより選ばれた一つのカラム選択信号CSL0 が“H”レベルになることによって、センスアンプS/A0 にラッチされているデータは入出力線I/O,I/OB を介し、出力バッファを介して外部に出力される。カラムアドレスが変化して、カラムアドレス遷移検知回路がこれを検知して次のカラム選択線CSL2 が“H”レベルになると、センスアンプS/A2 にラッチされていたデータが出力される。以下、同様にして、奇数番目のビット線に関するカラム連続読出しが行われる。ここまでが、図3に示されている。
【0033】
さらにロウアドレスが変化すると、ロウアドレス遷移検知回路がこれを検知して、アドレス遷移検知パルスを発生する。そして偶数番目のビット線または奇数番目のビット線の選択から再度行われる。図4では、偶数番目のビット線が選択される場合を示している。このときは、上の説明と逆に奇数番目のビット線BL0 ,BL2 ,…がVssに固定され、偶数番目のビット線BL1 ,BL3 ,…のメモリセルのデータが読み出される。図4では、このときもワード線WL0 が選ばれた場合を示している。このとき、メモリセルMC01,MC03,…のデータが偶数番目のビット線BL1 ,BL3 ,…に読み出される。そして、カラム選択信号CSL1 が“H”レベルになることにより、センスアンプS/A1 のデータが出力され、続いてロウアドレスが変化してカラム選択信号CSL3 が“H”レベルになることにより、センスアンプS/A3 のデータが出力される。以下同様にして、この場合も偶数番目のビット線に関してカラム連続読出しが行われる。
【0034】
以上のようにこの実施形態においては、アドレスに応じて偶数番目のビット線が選択される時には奇数番目の非選択ビット線は、ワード線が選択駆動される前にVssに設定されている。同様に奇数番目のビット線が選択される時には偶数番目のビット線は非選択ビット線としてあらかじめVssに設定される。したがって従来のように、データ読出し時に非選択ビット線がプリチャージ電位Vccから0Vに遷移することにより、これに挟まれた選択ビット線のプリチャージ電位が容量結合によって電位低下するということがなく、誤動作が確実に防止される。
【0035】
図5および図6は、本発明の別の実施形態のEEPROMのコア回路部の構成である。この実施形態では、奇数番目のビット線BL0A,BL1A,〜,BLnAと、偶数番目のビット線BL0B,BL1B,〜,BLnBがそれぞれ、2本ずつ対をなして、各対でセンスアンプS/A0 ,S/A1 ,〜,S/An を共有化するように構成されている。メモリセルMCijA ,MCijB およびセルアレイの構成は、先の実施形態と同様である。また各ビット線には、先の実施形態と同様に、奇数番目と偶数番目とで異なる制御信号SETA ,SETB によりそれぞれ制御される読出し用放電トランジスタQ01A ,Q11A ,〜,Qn1A およびQ01B ,Q11B ,〜,Qn1B が設けられている。
【0036】
各ビット線BLのセンスアンプ側端部は、偶数番目と奇数番目を選択する選択ゲートトランジスタQ03A ,Q13A ,〜,Qn3A およびQ03B ,Q13B ,〜,Qn3B を介して2本ずつまとめてセンスアンプS/A0 ,S/A1 ,〜,S/Anに接続されている。選択ゲートトランジスタQ03A ,Q13A ,〜,Qn3A とQ03B ,Q13B ,〜,Qn3B は、アドレスにより決定されるそれぞれ異なる制御信号SELA ,SELB により制御される。2本ずつビット線がまとめられた位置に、PMOSトランジスタである読出し用充電トランジスタQ02,Q12,〜,Qn2が設けられている。
【0037】
図7および図8は、この実施形態のEEPROMの読出しサイクルの動作タイミング図である。
【0038】
初期状態において、充電用トランジスタの制御信号PREはVccの“H”レベル、選択ゲートの制御信号SELA ,SELB はVssの“L”レベル、放電用トランジスタの制御信号SETA ,SETB はVccの“H”レベルであり、先の実施形態と同様にすべてのビット線BLがソース電源電位Vss(通常接地電位)に設定されている。
【0039】
チップイネーブル/CEが“H”レベルから“L”レベルになり、チップ外部からロウアドレスとカラムアドレスが取り込まれる。チップ内部では、アドレス遷移検知回路が働いて、ロウアドレス遷移検知パルスおよびカラムアドレス遷移検知パルスが発生される。
【0040】
この様にアドレス遷移検知回路が働いて、取り込まれたロウアドレスによって奇数番目のビット線が選択される時には、制御信号SETA ,SETB のうち、SETA がVccからVssになり、これにより、奇数番目のビット線BL0A,BL1A,〜,BLnAに設けられた読出し放電用トランジスタQ01,Q21,…がオフになる。同時に、制御信号PREがVssになり、選択ゲートの制御信号SELA ,SELB のうち、SELA が“H”レベルになる。これにより奇数番目のビット線BL0A,BL1A,…に設けられた選択ゲートトランジスタQ03A ,Q13A ,…がオンになって、奇数番目のビット線BL0A,BL1A,…が読出し電位VR にプリチャージされる。偶数番目のビット線BL0B,BL1B,…はVssに保たれる。
【0041】
こうして、奇数番目のビット線BL0A,BL1A,…が読出し電位VR にプリチャージされた後、ロウアドレスにより選択されたワード線WL0 がVssからVccになると、奇数番目のビット線BL0A,BL1A,…に接続されたワード線WL0に沿うメモリセルMC00A ,MC01A ,〜,MC0nA のデータが読み出される。同じワード線WL0 により駆動される偶数番目の非選択ビット線BL0B,BL1B,…に接続されたメモリセルMC00B ,MC01B ,〜,MC0nB のデータは、読み出されない。
【0042】
奇数番目のビット線BL0A,BL1A,…に読み出されたデータは、それぞれセンスアンプS/A0 ,S/A1 ,…で検知される。そしてカラム選択信号CSL0 が“H”レベルになることによって、センスアンプS/A0 にラッチされているデータは入出力線I/O,I/OB を介し、出力バッファを介して外部に出力される。カラムアドレスが変化して、カラムアドレス遷移検知回路がこれを検知して次のカラム選択線CSL1 が“H”レベルになると、センスアンプS/A1にラッチされていたデータが出力される。以下、先の実施形態と同様にして、奇数番目のビット線に関するカラム連続読出しが行われる。
【0043】
さらにロウアドレスが変化すると、ロウアドレス遷移検知回路がこれを検知して、パルスを発生する。そして偶数番目のビット線または奇数番目のビット線の選択から再度行われる。図8では、偶数番目のビット線が選択される場合を示している。このときは、上の説明と逆に奇数番目のビット線BL0A,BL1A,…がVssに固定され、偶数番目のビット線BL0B,BL1B,…のメモリセルのデータが読み出される。このときも選択ワード線としてWL0 が選ばれていれば、メモリセルMC00B ,MC01B ,…のデータが偶数番目のビット線BL0B,BL1B,…に読み出される。その後カラム選択信号CSL0 が“H”レベルになることにより、センスアンプS/A0 のデータが出力される。以下同様にして、この場合も偶数番目のビット線に関してカラム連続読出しが可能である。
【0044】
図9および図10は、図5および図6の実施形態のEEPROMにデータ書き込みのために必要な回路を加えた実施形態である。図5および図6の実施形態に加えてこの実施形態では、各ビット線BLにNMOSトランジスタである書込み用充電トランジスタQ04A ,〜,Qn4A およびQ04B ,〜,Qn4B が設けられている。これらの書込み用充電トランジスタQ04A ,〜,Qn4A およびQ04B ,〜,Qn4Bは、ビット線BLに対して電源電位Vccより昇圧された電位VH (好ましくは書込み時ワード線WLに与えられる高電位Vppと電源電位Vccの間の中間電位)を与えるためのものである。これらのうち奇数番目のビット線に設けられたトランジスタQ04A ,〜,Qn4A は制御信号WSEA により同時に制御され、偶数番目のビット線に設けられたトランジスタQ04B ,〜,Qn4B とこれと別の制御信号WSEB により制御される。
【0045】
書込み制御信号WSEA ,WSEB は、それぞれ書込み用充電トランジスタQ04A ,〜,Qn4A およびQ04B ,〜,Qn4B を制御して、センスアンプからビット線に書込みデータが送られる前にすべてのビット線を中間電位VH にプリチャージし、データ書込み時には選択されたビット線(例えば奇数番目のビット線)をフローティングとし、非選択ビット線(例えば偶数番目のビット線)には中間電位VH を与え続ける、という制御を行う。
【0046】
図11および図12は、この実施形態のEEPROMのデータ書込みサイクルのタイミング図の前半部分と後半部分である。これを用いて具体的な書込み動作を説明する。
【0047】
チップイネーブル/CEおよびライトイネーブル/WEが、“H”レベルから“L”レベルになって、書込み動作が開始される。最初は、入出力バッファから入出力線I/O,I/OB を介して、センスアンプS/A0 ,S/A1 ,〜,S/An にデータが書込まれる。これは、図11に示すようにカラムアドレスにしたがって、カラム選択信号CSL0 ,CSL1 ,…が順次“H”レベルになることで、これに同期してシリアルデータが順次センスアンプに書き込まれることになる。n+1個のセンスアンプがある場合には、n番目のセンスアンプにデータが書き込まれるまで、これが繰返される。
【0048】
このセンスアンプへのデータ書込みの間、書込み制御信号WSEA ,WSEBが共に、VssからVH +α(αは、書込み充電用トランジスタQ04A ,〜,Qn4A およびQ04B ,〜,Qn4B のしきい値電圧相当の電圧)になり、全ビット線BLは中間電位VH にプリチャージされる。
【0049】
そして、最後のn番目のセンスアンプS/An にデータが書き込まれた後、ロウアドレスに応じて、書込み制御信号WSEA ,WSEB のうちの一方がVssになる。図12では、奇数番目のビット線BL0A,〜,BLnAにデータを書き込む場合を示しており、この場合制御信号WSEA がVssになる。これにより、奇数番目のビット線BL0A,〜,BLnAの書込み充電用トランジスタQ04A ,〜,Qn4A はオフになる。これにより、あらかじめセンスアンプS/A0 ,〜,S/An に伝達されているデータに応じて、奇数番目のビット線BL0A,〜,BLnAはVss(“1”データの場合)、またはVH (“0”データの場合)になる。
【0050】
その後、選択されたワード線WL0 がVssから書込み電位Vppになると、奇数番目のビット線BL0A,〜,BLnAのうちVssになっているビット線に接続されたメモリセルで浮遊ゲートに電子注入が行われる。これが、データ“1”書込みである。この間偶数番目のビット線BL0B,〜,BLnBはすべて、充電用トランジスタQ04B ,〜,Qn4B がオンに保たれているため、フローティングではなく中間電位VH に固定されている。
【0051】
偶数番目のビット線BL0B,〜,BLnBにデータ書込みを行う場合には、逆に、非選択の奇数番目のビット線BL0A,〜,BLnAが、書込み動作中、すべて中間電位VH に固定される。
【0052】
この様にこの実施形態では、書込み動作中、1本おきの非選択ビット線が中間電位VH に固定される。したがって従来のように、あらかじめ中間電位にプリチャージされるが書込み動作中はフローティングとなって、Vssに遷移する“1”データ書込みのビット線に挟まれたビット線が容量結合により電位低下するということはなくなる。
【0053】
次に本発明をNANDセル型EEPROMに適用した実施形態を説明する。
【0054】
図13〜図15は、実施形態のNANDセル型EEPROMのコア回路部であり、図13がそのセンスアンプと反対側の端部構成を示し、図14がセルアレイ部構成を示し、図15がセンスアンプ側端部の構成を示している。
【0055】
図14に示すように、例えばFETMOS型メモリセルが隣接するもの同士でソース,ドレインを共用する形で複数個(図の場合8個)が直列接続されてNANDセルを構成している。NANDセルのドレイン端は、選択ゲート線SGD0 ,SGD1 ,…により制御される選択ゲートを介してビット線BLに接続されている。NANDセルのソース端も、選択ゲート線SGS0 ,SGS1 ,…により制御される選択ゲートを介して共通ソース線に接続されている。ビット線BLと交差する方向に並ぶメモリセルの制御ゲートは共通接続されて、これがワード線WLとなっている。
【0056】
セルアレイのセンスアンプと反対側のビット線端部には、図13に示すように、先の実施形態と同様に、読出し用放電トランジスタQ01A ,〜,Qn1A 、Q01B ,〜,Qn1B が設けられ、また書込み用の充電トランジスタQ04A ,〜,Qn4A 、Q04B ,〜,Qn4B が設けられている。
【0057】
セルアレイのセンスアンプ側のビット線端部も、図15に示すように、先の実施形態と同様に、選択ゲートトランジスタQ03A ,〜,Qn3A 、Q03B ,〜,Qn3B により2本ずつまとめられて、ここに読出し用充電トランジスタQ02,〜,Qn2が設けられている。
【0058】
センスアンプS/A0 ,〜,S/An は、やはり図15に示すように、2個のクロックドCMOSインバータを組み合わせたフリップフロップにより構成している。
【0059】
図16〜図19は、この実施形態のNANDセル型EEPROMの読出しサイクルのタイミング図である。図16と図17が読出しサイクルの前半部を示し、図18と図19が後半部を示している。タイミングを分かり易くするため、各図にチップイネーブル/CE,ロウアドレスおよびカラムアドレス信号波形を示してある。このタイミング図を用いて以下に読出し動作を説明する。
【0060】
チップイネーブル/CEが“H”レベルから“L”レベルになり、外部からロウアドレスおよびカラムアドレスがチップ内に取り込まれると、チップ内部ではアドレス遷移検知回路が働いて、図16に示されるように、ロウアドレス遷移検知パルス、カラムアドレス遷移検知パルスが発生される。
【0061】
取り込まれたロウアドレスにより、奇数番目のビット線BL0A,〜,BLnAに接続されたメモリセルのデータを読出す場合、偶数番目のビット線BL0B,〜,BLnBは、読出し動作の間中、接地電位Vssに保たれる。すなわちロウアドレスによって、制御信号SETA ,SETB のうち、SETA がVccからVssになり、これにより、奇数番目のビット線BL0A,〜,BLnAに設けられた読出し放電用トランジスタQ01A ,〜,Qn1A がオフになる。同時に、制御信号PREがVssになり、ビット線選択ゲートの制御信号SELA ,SELB のうち、SELA が“H”レベルになる。これにより奇数番目のビット線BL0A,〜,BLnAに設けられた選択ゲートトランジスタQ03A ,〜,Qn3A がオンになって、奇数番目のビット線BL0A,〜,BLnAが読出し電位VR にプリチャージされる。偶数番目のビット線BL0B,〜,BLnBはVssに保たれる。
【0062】
センスアンプS/A0 ,〜,S/An は、メモリセルのデータがビット線に読み出される前に、非活性状態とされる。これは、センスアンプの制御信号SEN,RLCHをVccからVssに、制御信号SENB ,RLCHB をVssからVccにすることにより行われる。なお奇数番目のビット線BL0A,〜,BLnAが読出し電位VR にプリチャージされた後、センスアンプを初期化するために、制御信号SENを一旦VssからVccにしたのち、再度Vssにし、制御信号RLCHB をこれと同期させてVccからVss、そしてVccとしてもよい。
【0063】
次に、ロウアドレスにより決定された非選択のワード線、図の場合WL01〜WL07と選択ゲート線SGS0 ,SGD0 がVssからVccになり、選択ワード線WL00がVssのまま保たれる。メモリセルのしきい値電圧は例えば、“1”データの場合に0.5V以上で3.5V以下、“0”データの場合で−0.1V以下というように設定される。そうすると、選択ワード線WL00をVss=0Vとし、非選択ワード線WL01〜WL07と選択ゲート線SGS0 ,SGD0 をVcc=5Vとすることにより、選択ワード線WL00に沿うメモリセルMC00A ,MC00B ,〜,MC0nA ,MC0nB のうち、奇数番目のビット線BL0A,〜,BLnAに繋るメモリセルMC00A ,〜,MC0nA のデータが読み出される。偶数番目の非選択のビット線BL0B,〜,BLnBはVssに固定されているから、これらの選択ワード線WL00の交差部にあるメモリセルMC00B ,〜,MConB のデータは読み出されない。
【0064】
こうして奇数番目のビット線BL0A,〜,BLnAに読み出されたデータは、センスアンプS/A0 ,〜,S/An が活性化されることにより、すなわち制御信号SEN,RLCHがVcc、SENB ,RLCHB がVssになることにより、それぞれセンスアンプS/A0 ,〜,S/An にラッチされる。
【0065】
そしてカラム選択信号CSL0 が“H”レベルになることによって、センスアンプS/A0 にラッチされているデータは入出力線I/O,I/OB を介し、出力バッファを介して外部に出力される。カラムアドレスが変化して、カラムアドレス遷移検知回路がこれを検知して次のカラム選択線CSL1 が“H”レベルになると、センスアンプS/A1 にラッチされていたデータが出力される。以下、先の実施形態と同様にして、奇数番目のビット線に関するカラム連続読出しが行われる。
【0066】
さらにロウアドレスが変化すると、ロウアドレス遷移検知回路がこれを検知して、パルスを発生する。そして偶数番目のビット線または奇数番目のビット線の選択から再度行われる。図18と図19では、偶数番目のビット線が選択される場合を示している。このときは、上の説明と逆に奇数番目のビット線BL0A,〜,BLnA,…がVssに固定され、偶数番目のビット線BL0B,〜,BLnBのメモリセルのデータが読み出される。このときも選択ワード線としてWL00が選ばれていれば、メモリセルMC00B ,〜,MC0nB のデータが偶数番目のビット線BL0B,〜,BLnBに読み出される。その後カラム選択信号CSL0 が“H”レベルになることにより、センスアンプS/A0 のデータが出力される。以下同様にして、この場合も偶数番目のビット線に関してカラム連続読出しが可能である。
【0067】
なお以上の読出し動作中、センスアンプの“H”レベル側電位BITH,“L”レベル側電位BITLはそれぞれ、Vcc,Vssでよい。
【0068】
次にこの実施形態でのデータ書込み動作を、図20〜図23を用いて説明する。図20および図21が書込みサイクルの前半部を示し、図22および図23が後半部を示している。チップイネーブル/CE,ライトイネーブル/WE,入力データDin,ロウアドレスおよびカラムアドレスは、タイミングを分かり易くするため、全ての図に示してある。
【0069】
チップイネーブル/CEおよびライトイネーブル/WEが、“H”レベルから“L”レベルになって、書込み動作が開始される。最初は、入出力バッファから入出力線I/O,I/OB を介して、センスアンプS/A0 ,〜,S/An にデータが書込まれる。これは、図21に示すようにカラムアドレスにしたがって、カラム選択信号CSL0 ,CSL1 ,…が順次“H”レベルになることで、これに同期してシリアルデータが順次センスアンプに書き込まれることになる。n+1個のセンスアンプがある場合には、n番目のセンスアンプにデータが書き込まれるまで、これが繰返される。
【0070】
このセンスアンプへのデータ書込みの間、書込み制御信号WSELA ,WSELB が共に、VssからVH +αになり、全ビット線BLはVccより高い中間電位VH にプリチャージされる。
【0071】
最後のn番目のセンスアンプS/An にデータが書き込まれた後、ロウアドレスに応じて、書込み制御信号WSELA ,WSELB のうちの一方がVssになる。図22では、奇数番目のビット線BL0A,〜,BLnAにデータを書き込む場合を示しており、この場合制御信号WSELA がVssになる。これにより、奇数番目のビット線BL0A,〜,BLnAの書込み充電用トランジスタQ04A ,〜,Qn4Aはオフになる。これにより、あらかじめセンスアンプS/A0 ,〜,S/An に伝達されているデータに応じて、奇数番目のビット線BL0A,〜,BLnAはVss(“1”データの場合)、またはVH (“0”データの場合)になる。
【0072】
その後、選択されたワード線WL00がVssから書込み電位Vppになり、その他のワード線WL01〜WL07およびドレイン側の選択ゲート線SGD0 がVssからVH +αになる。奇数番目のビット線BL0A,〜,BLnAのうちVssになっているビット線に接続されたメモリセルで浮遊ゲートに電子注入(“1”書込み)が行われる。この間偶数番目のビット線BL0B,〜,BLnBはすべて、充電用トランジスタQ04B ,〜,Qn4B がオンに保たれているため、フローティングではなく中間電位VH に固定されている。
【0073】
偶数番目のビット線BL0B,〜,BLnBにデータ書込みを行う場合には、逆に、非選択の奇数番目のビット線BL0A,〜,BLnAが、書込み動作中、すべて中間電位VH に固定されることになる。
【0074】
なお、以上のデータ書込み動作中、センスアンプの低電位側BITLはVssでよい。
【0075】
以上の実施形態では、専ら電気的書き替え可能なEEPROMを説明したが、紫外線消去型のEPROMに対しても本発明は有効である。
【0076】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、データ読出し時または書込み時の隣接ビット線間の容量結合ノイズの影響が大幅に低減され、信頼性の高い不揮発性半導体記憶装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のEEPROMのコア回路の一部の構成を示す図。
【図2】同コア回路の残部の構成を示す図。
【図3】同実施形態のEEPROMの読出しサイクルの前半を示すタイミング図。
【図4】同読出しサイクルの後半を示すタイミング図。
【図5】別の実施形態のEEPROMのコア回路の一部の構成を示す図。
【図6】同コア回路の残部の構成を示す図。
【図7】同実施形態のEEPROMの読出しサイクルの前半を示すタイミング図。
【図8】同読出しサイクルの後半を示すタイミング図。
【図9】図5および図6のEEPROMにデータ書込み制御回路部を付加した実施形態のコア回路の一部の構成を示す図。
【図10】同コア回路の残部の構成を示す図。
【図11】同実施形態の書込みサイクルの前半を示すタイミング図。
【図12】同書込みサイクルの後半を示すタイミング図。
【図13】さらに別の実施形態のEEPROMのコア回路の一部の構成を示す図。
【図14】同コア回路のセルアレイ部の構成を示す図。
【図15】同コア回路の残部の構成を示す図。
【図16】同実施形態のEEPROMの読出しサイクルの前半を示すタイミング図。
【図17】同じく読出しサイクルの前半を示すタイミング図。
【図18】同実施形態のEEPROMの読出しサイクルの後半を示すタイミング図。
【図19】同じく読出しサイクルの後半を示すタイミング図。
【図20】同実施形態のEEPROMの書込みサイクルの前半を示すタイミング図。
【図21】同じく書込みサイクルの前半を示すタイミング図。
【図22】同実施形態のEEPROMの書込みサイクルの後半を示すタイミング図。
【図23】同じく書込みサイクルの後半を示すタイミング図。
【符号の説明】
MC…メモリセル
BL…ビット線
WL…ワード線
S/A…センスアンプ
Q01,Q21,〜,Q(n-1)1,Q11,Q31,〜,Qn1…読出し用放電トランジスタ
Q02,Q22,〜,Q(n-1)2,Q12,Q32,〜,Qn2…読出し用充電トランジスタ
Q04A ,Q04B ,〜,Qn4A ,Qn4B …書込み用充電トランジスタ

Claims (2)

  1. 複数本のビット線と、
    これらのビット線と交差して配設された複数本のワード線と、
    前記ビット線とワード線の各交差位置に配置されてワード線により駆動されてビット線との間でデータのやり取りが行われる書替え可能な不揮発性半導体メモリセルと、
    前記ビット線に接続されたセンスアンプと、
    を具備し、
    選択されたワード線と前記ビット線との各交差位置に配置されたメモリセルの内、アドレスにより選択される奇数番目のビット線の全てと前記ワード線との各交差位置に配置される第1のメモリセル群およびアドレスにより選択される偶数番目のビット線の全てと前記ワード線との各交差位置に配置される第2のメモリセル群のいずれか一方に、前記センスアンプに取り込まれたデータを同時に書込み、かついずれか他方につながるビット線を誤書込みが生じない電位に保持することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記誤書込みが生じない電位は、電源電圧と書込み時にワード線に印加される高電位との中間電位である昇圧電位であることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
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