JP3431982B2 - 電解イオン水生成装置 - Google Patents

電解イオン水生成装置

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JP3431982B2 JP06144494A JP6144494A JP3431982B2 JP 3431982 B2 JP3431982 B2 JP 3431982B2 JP 06144494 A JP06144494 A JP 06144494A JP 6144494 A JP6144494 A JP 6144494A JP 3431982 B2 JP3431982 B2 JP 3431982B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水または食塩水等の原
水を電解槽にて電気分解して酸性イオン水とアルカリ性
イオン水を生成する電解イオン水生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平5−138172号公報には、電
解槽にて電気分解される原水に炭酸(水中で一部が炭酸
イオンや炭酸水素イオンとなっている)が含まれている
と、この炭酸と電気分解によって得られたイオン水が反
応してPH変化が抑制され、電解効率が低下する問題が
ある旨の記載があり、これを解決する手段として、電解
槽の流入側に上記したイオンを減ずるイオン交換樹脂を
配設している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電解槽の一
方(流入側)にのみイオン交換樹脂を設けた場合には、
一定流量のイオン交換処理がなされた後にイオン交換樹
脂の効力が急激に低下するため、上記公報では電解槽の
両方(流入側と流出側)にイオン交換樹脂を設けるとと
もに、電解槽の流入側と流出側を切り換える複雑な通水
路及び多数の弁装置を設けている。かかる構成によれ
ば、弁装置の開閉によって電解槽の流入側と流出側を定
期的に切り換えることができて、イオン交換樹脂の効力
を流出側で常に再生できるとともに流入側で再使用で
き、炭酸を長期間安定して除去することができるといっ
た利点があるものの、当該装置が大がかりとなって高価
になるばかりか、定期的に多数の弁装置を開閉させる必
要があって煩雑である。本発明は、上記した問題に対処
すべくなされたものであり、その目的はシンプルな構成
で安価に実施できて貯水タンクの原水から炭酸を長期間
安定して除去することが可能な電解イオン水生成装置を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、水または食塩水等の原水を貯留する
貯水タンクと、この貯水タンクから電動ポンプによって
供給される原水を電気分解してアルカリ性イオン水と酸
性イオン水を生成する電解槽を備えた電解イオン水生成
装置において、前記貯水タンクに貯えられた原水を汲み
出して同貯水タンク内の原水の水面上に噴出して撹拌さ
せる原水の撹拌手段と、前記貯水タンク内にて前記原水
の水面上の空間を負圧にして同空間に生じた炭酸ガスを
外部に排出する負圧発生手段とを設けたことを特徴とす
る電解イオン水生成装置を提供するものであるこの電
解イオン水生成装置の実施にあたっては、前記撹拌手段
として、前記貯水タンクの底部にその一端を接続し他端
を同貯水タンク内に供給される原水の水面に向けて開口
して配設した循環パイプに介装した電動循環ポンプを採
用し、前記負圧発生手段をとして、前記貯水タンクの上
端開口を気密的に覆蓋する上蓋に組付けた電動吸引ファ
ンを採用するのが適している。
【0005】
【作用】本発明による電解イオン水生成装置において
は、上記の電動循環ポンプを作動させると、貯水タンク
内の原水が攪拌されて原水に溶解している炭酸の一部が
炭酸ガス化して原水から放出除去され、原水に溶解して
いる炭酸の溶存量が減少する。また、上記の電動吸引フ
ァンを作動させると、貯水タンク内に貯えられる原水か
ら発生する炭酸ガスが外部に放出されて、原水に溶解し
ている炭酸の溶存量が減少する。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明による電解イオン水生成装置を
示していて、この電解イオン水生成装置は原水(水道
水)を所要量貯える貯水タンク10を備えている。貯水
タンク10は、制御装置100に接続された水位センサ
11(上限水位と下限水位を検出するもの)を内部に備
えていて、この水位センサ11からの信号により給水管
19に設けた電磁開閉弁V1が開閉されて貯水タンク1
0内の水位が所定の範囲に維持されるように構成されて
いる。また、貯水タンク10にはオーバーフローパイプ
12が設けられるとともに、電解槽30の両流入口31
a,31bに分岐して接続される接続管13が取付けら
れていて、接続管13には制御装置100によって作動
を制御される電動ポンプP1と手動で調整可能な流量調
整バルブV2,V3がそれぞれ介装されていて、略同量
の原水が接続管13を通して電解槽30の両流入口31
a,31bに供給されるように構成されている。なお、
給水管19は浄水器18を介して水道(図示省略)に接
続されている。
【0007】また、貯水タンク10には同タンク内の原
水に混入している炭酸を除去するための撹拌手段Aと負
圧手段Bと加熱手段Cが設けられている。撹拌手段A
は、貯水タンク10に組付けた循環パイプ14と、同パ
イプ14中に介装されて制御装置100によって作動を
制御される電動循環ポンプP2によって構成されてい
て、循環パイプ14は貯水タンク10の底部から導出さ
れて上端開口が貯水タンク10内の水面より上方にて水
面に向けて開口するように設けられており、電動循環ポ
ンプP2の作動によって循環パイプ14の上端開口から
原水が水面に向けて噴射されて撹拌されるようになって
いる。負圧手段Bは、貯水タンク10の上蓋10a(気
密的かつ脱着可能に取付けられている)に組付けられて
制御装置100によって作動を制御される電動吸引ファ
ン15によって構成されていて、同ファン15の作動に
よって貯水タンク10の水面上に形成される空間Roが
負圧とされるようになっている。加熱手段Cは、貯水タ
ンク10内に組付けられて制御装置100によって作動
を制御される電熱ヒーター(シーズヒーター)16によ
って構成されていて、同ヒーター16の作動によって貯
水タンク10内の原水が加熱されるようになっている。
【0008】電解槽30は、一対の流入口31a,31
bと一対の流出口31c,31dを有する槽本体31
と、この槽本体31内に対向配設した一対の電極32,
33と、これら両電極32,33間に配設されて各電極
32,33を収容する各電極室34,35を形成する隔
膜36によって構成されていて、各電極32,33とし
てはチタン基材の表面に白金メッキ或いは白金イリジウ
ムを焼成してなるものが採用され、また左方の電極室3
4には流入口31aと流出口31cが連通し、右方の電
極室35には流入口31bと流出口31dが連通してい
る。また、各流出口31c,31dには同一径の各導出
管37,38が接続されていて、各導出管37,38は
上端にて上方に配設した各貯溜タンク40,50の底壁
にそれぞれ接続されている。なお、各導出管37,38
は図1では長さが異なるが、実際には略同じ長さに設定
されている。
【0009】各電極32,33は電極切換器110を介
して電源回路120に接続されている。電極切換器11
0は、制御装置100からの信号に応じて両電極32,
33に印加される直流電圧の正逆を切り換えるものであ
り、図1の仮想線で示した状態にて制御装置100から
正電信号を受けたとき実線の状態に切り替わって電源回
路120のマイナス電極を電極32に接続するとともに
プラス電極を電極33に接続し、また図1の実線で示し
た状態にて制御装置100から逆電信号を受けたときに
仮想線の状態に切り替わって電源回路120のマイナス
電極を電極33に接続するとともにプラス電極を電極3
2に接続するようになっている。電源回路120は交流
電圧を所定値の直流電圧に変換するものであり、制御装
置100からOFF信号を受けたときにはマイナス電極
とプラス電極間の直流電圧がゼロとなるように、また制
御装置100からON信号を受けたときにはマイナス電
極とプラス電極間に所定値の直流電圧が印加されるよう
になっている。
【0010】左方の貯溜タンク40は、アルカリ性イオ
ン水を所要量貯える小容量タンクであり、水位センサ4
1(上限水位と下限水位を検出するもの)とオーバーフ
ローパイプ42(図示省略の排水路に接続されている)
が設けられるとともに手動で開閉可能な排水弁43とオ
ーバーフローパイプ42に接続された排水管44が設け
られている。また、貯溜タンク40には、導出管37よ
り通路径が大径で上端部を貯溜タンク40内の水面下か
ら上部空間R1に向けて突出させてなる大径導管45が
導出管37の上端開口に対応して配設されて導出管37
の上端に連通接続されるとともに、大径導管45の上端
開口に対応して水流検出センサとして機能するフロート
スイッチ46が配設されている。また、貯溜タンク40
の底壁には連通管47の一端が接続されていて、この連
通管47は本体90の外側に取付けた手動で開閉可能な
止水弁48と連通管49を通して補助タンク60に接続
されている。
【0011】一方、右方の貯溜タンク50は、酸性イオ
ン水を所要量貯える小容量タンクであり、水位センサ5
1(上限水位と下限水位を検出するもの)とオーバーフ
ローパイプ52(図示省略の排水路に接続されている)
が設けられるとともに手動で開閉可能な排水弁53とオ
ーバーフローパイプ52に接続された排水管54が設け
られている。また、貯溜タンク50には、導出管38よ
り通路径が大径で上端部を貯溜タンク50内の水面下か
ら上部空間R2に向けて突出させてなる大径導管55
(大径導管45と同一径)が導出管38の上端開口に対
応して配設されて導出管38の上端に連通接続されると
ともに、大径導管55の上端開口に対応して水流検出セ
ンサとして機能するフロートスイッチ56が配設されて
いる。また、貯溜タンク50の底壁には連通管57の一
端が接続されていて、この連通管57は本体90の外側
に取付けた手動で開閉可能な止水弁58と連通管59を
通して補助タンク70に接続されている。
【0012】各貯溜タンク40,50に設けた各水位セ
ンサ41,51と各フロートスイッチ46,56は、各
タンク40,50の上蓋40a,50a(脱着可能で図
示省略の通気孔を有する)に取付けられていて、本体9
0の脱着可能な上蓋90aを外しかつ各タンク40,5
0の上蓋40a,50aを外すことにより、容易に保守
点検できるように構成されている。また、各水位センサ
41,51と各フロートスイッチ46,56は制御装置
100にそれぞれ接続されていて、各水位センサ41,
51と各フロートスイッチ46,56からの信号に基づ
いて電動ポンプP1、電極切換器110、電源回路12
0等の作動が制御されるように構成されている。
【0013】左方の補助タンク60は、左方の貯溜タン
ク40と同様にアルカリ性イオン水を貯えるものであ
り、上蓋60aに通気孔(図示省略)を有していて、左
方の貯溜タンク40の許容上限水位、すなわちオーバー
フローパイプ42の上端より所要量上方まで貯溜可能と
なるように配置されており、底壁には電動ポンプP3を
介装した供給管61と手動で開閉可能な排水弁62を介
装した排水管63が取付けられている。一方、右方の補
助タンク70は、右方の貯溜タンク50と同様に酸性イ
オン水を貯えるものであり、上蓋70aに通気孔(図示
省略)を有していて、左方の貯溜タンク50の許容上限
水位、すなわちオーバーフローパイプ52の上端より所
要量上方まで貯溜可能となるように配置されており、底
壁には電動ポンプP4を介装した供給管71と手動で開
閉可能な排水弁72を介装した排水管73が取付けられ
ている。各電動ポンプP3,P4は、各供給管61,7
1の供給側端部に設けた各スイッチ(図示省略)に連動
して作動するように構成されている。なお、各電動ポン
プP3,P4と各供給管61,71と各排水弁62,7
2と各排水管63,73は仮想線にて示したように各連
通管49,59に接続することも可能であり、かかる場
合には各補助タンク60,70に設けるポートを単一と
してシンプルな構成とすることができる。
【0014】上記のように構成した本実施例において
は、補助タンク60内のアルカリ性イオン水または補助
タンク70内の酸性イオン水が使用により減少して各補
助タンク60,70内の水位が低下すると、各貯溜タン
ク40,50内の水位も同様に低下し、その水位が下限
水位に至ると各水位センサ41,51からの信号に基づ
いて制御装置100が電動ポンプP1と電極切換器11
0と電源回路120を制御し、電動ポンプP1が駆動さ
れるとともに、電極切換器110が実線状態に維持され
電源回路120がON信号を受けてマイナス電極とプラ
ス電極間に所定値の直流電圧が印加されて電解槽30の
両電極32,33に正電圧印加される。
【0015】このため、貯水タンク10内の原水が電動
ポンプP1と接続管13と各流量調整バルブV2,V3
を通して電解槽30の各電解室34,35に供給される
とともに、原水が電解槽30内で電気分解されて、マイ
ナス側電極32の電極室34からは水酸イオンが増加し
たアルカリ性イオン水が導出管37と大径導管45を通
して貯溜タンク40内に貯えられ、またプラス側電極3
3の電極室35からは水素イオンが増加した酸性イオン
水が導出管38と大径導管55を通して貯溜タンク50
内に貯えられる。
【0016】ところで、各大径導管45,55では、各
イオン水の流速が遅くされてゆっくりと上昇し、アルカ
リ性イオン水に含まれる水素ガスと酸性イオン水に含ま
れる酸素ガスが各イオン水から分離されて各大径導管4
5,55の上端から各貯溜タンク40,50の上部空間
R1,R2に放出され、また各イオン水は各大径導管4
5,55の上端開口から溢れて管の周囲を水幕状に流下
し波立ちのない静かな状態で各貯溜タンク40,50内
の各イオン水中に流れ込む。したがって、各貯溜タンク
40,50内の各イオン水の撹拌による劣化が抑制され
る。
【0017】また、各大径導管45,55の上端開口か
ら各貯溜タンク40,50内に流れる水流は各フロート
スイッチ46,56により検出され、電動ポンプP1が
駆動を開始されかつ両電極32,33への正電圧印加が
開始された後、設定時間経過しても両フロートスイッチ
46,56が作動しない場合には、両イオン水が正常に
流れていないと判断して制御装置100が電動ポンプP
1の駆動を停止させるとともに両電極32,33への正
電圧印加を停止させるようになっている。なお、両イオ
ン水が正常に流れていない原因としては、例えば導管3
7,45の内壁にカルシウム、シリカ等のイオンが付着
堆積して管路を狭くしたこと、或いは各導管37,45
または38,55で損傷(水漏れ等)が生じたこと等が
挙げられる。
【0018】上記した正電圧印加によるイオン水生成作
動により貯水タンク10内の水位が設定範囲の下限に達
すると、水位センサ11が作動しこれに基づいて制御装
置100から電磁開閉弁V1に開弁信号が出力され、電
磁開閉弁V1が開かれて水道水が浄水器18と給水管1
9を通して貯水タンク10に補給される。かかる水道水
の補給により貯水タンク10内の水位が設定範囲の上限
に達すると、水位センサ11が作動しこれに基づいて制
御装置100から電磁開閉弁V1に閉弁信号が出力さ
れ、電磁開閉弁V1が閉じられ水道水の補給が止まる。
また、上記した電磁開閉弁V1が開くのと同時に電動循
環ポンプP2と電動吸引ファン15と電熱ヒーター16
に制御装置100から作動信号がそれぞれ出力されてこ
れらが共に設定時間作動され、これによって貯水タンク
10内の原水に溶解している炭酸の一部が炭酸ガス化し
て原水から放出除去されて貯水タンク10外に排出され
る。
【0019】また、上記した正電圧印加によるイオン水
生成作動により両方の貯溜タンク40,50内の水位が
設定範囲の上限に達して両水位センサ41,51が作動
すると、これに基づいて制御装置100が両電極32,
33への正電圧印加を停止させるものの、電動ポンプP
1の駆動を所定時間維持した後に停止させる。このた
め、電動ポンプP1が停止するときには各大径導管4
5,55の上端部位にまで電気分解されていない原水が
供給されることとなる。ところで、電動ポンプP1の停
止後には、制御装置100により電極切換器110にて
電極の接続が実線状態から仮想線状態に切り換えられて
電解槽30の電極32が電源回路60のプラス電極に接
続されるとともに電極33がマイナス電極に接続され、
また電源回路120が制御装置100からON信号を受
けてマイナス電極とプラス電極間に所定値の直流電圧が
所定時間印加されて、電解槽30の両電極32,33に
逆電圧印加され、各大径導管45,55と各導出管3
7,38から各電極室34,35に落差により原水が自
動的に供給される状態にて、いわゆる逆電洗浄がなされ
電極32からカルシウム,ナトリウム等付着物が剥離さ
れて原水とともに貯水タンク10に向けて電解槽30外
に排出される。なお、上記した電動ポンプP1の停止後
所定時間経過したときには、制御装置100により電源
回路120のマイナス電極とプラス電極間の直流電圧が
ゼロとされるとともに電極切換器110にて電極の接続
が仮想線状態から実線状態に切り換えられて電解槽30
の電極32が電源回路60のプラス電極に接続されると
ともに電極33がマイナス電極に接続され、再作動に備
える。
【0020】
【0021】
【0022】
【発明の効果】以上要するに、本発明においては、当該
装置が予め備える貯水タンクに撹拌手段,負圧手段また
は加熱手段を設けて貯水タンクの原水から炭酸を除去す
るものであるため、炭酸を除去するための構成がシンプ
ルであり安価に実施することができる。また、貯水タン
ク内の原水を電動で撹拌する、貯水タンクの水面上に形
成される空間を電動で負圧とする、或いは貯水タンク内
の原水を電熱で加熱するといった電気・機械的手段で炭
酸除去を行うものであるため、撹拌手段,負圧手段また
は加熱手段の作動制御を容易に行うことができるととも
に、経時的変化は殆どなくて長期間安定した作用を期待
することができ、また各手段を重畳的に実施することも
可能であって、貯水タンク内の原水から炭酸を長期間安
定して除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電解イオン水生成装置の一実施
例を示す全体構成図である。
【符号の説明】
10…貯水タンク、14…循環パイプ、P2…電動循環
ポンプ、15…電動吸引ファン、16…電熱ヒーター、
30…電解槽、110…電極切換器、120…電源回
路、100…制御装置、P1…電動ポンプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/46 - 1/469 C02F 1/20 B01D 19/00 - 19/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水または食塩水等の原水を貯留する貯水
    タンクと、この貯水タンクから電動ポンプによって供給
    される原水を電気分解してアルカリ性イオン水と酸性イ
    オン水を生成する電解槽を備えた電解イオン水生成装置
    において、 前記貯水タンクに貯えられた原水を汲み出して同貯水タ
    ンク内の原水の水面上に噴出して撹拌させる原水の撹拌
    手段と、 前記貯水タンク内にて前記原水の水面上の空間を負圧に
    して同空間に生じた炭酸ガスを外部に排出する負圧発生
    手段と を設けたことを特徴とする電解イオン水生成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記撹拌手段を、前記貯水タンクの底部
    にその一端を接続し他端を同貯水タンク内に供給される
    原水の水面に向けて開口して配設した循環パイプと、該
    循環パイプに介装した電動循環ポンプとにより構成した
    請求項1に記載の電解イオン水生成装置。
  3. 【請求項3】 前記負圧発生手段を、前記貯水タンクの
    上端開口を気密的に覆蓋する上蓋に組付けた電動吸引フ
    ァンによって構成した請求項1に記載の電解イオン水生
    成装置。
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