JP3432007B2 - 電解水生成装置 - Google Patents

電解水生成装置

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JP3432007B2 JP17891194A JP17891194A JP3432007B2 JP 3432007 B2 JP3432007 B2 JP 3432007B2 JP 17891194 A JP17891194 A JP 17891194A JP 17891194 A JP17891194 A JP 17891194A JP 3432007 B2 JP3432007 B2 JP 3432007B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原水を電気分解して電
解水を生成する電解水生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電解水生成装置の一つとして、給水手段
によって電解槽へ給水可能とするとともに、導水手段に
よって電解槽から導水可能とし、また電源回路から電解
槽に通電可能として、給水手段による給水と電源回路か
ら電解槽への通電を制御装置によって制御して、電解槽
に通水される原水が電解槽にて電解されて電解水が生成
され、これが前記導水手段に導かれるようにしたものが
あり、例えば特開平1−99686号公報に示されてい
る。上記した公報の電解水生成装置においては、取水コ
ックが取付けられるとともに下限水位スイッチと上限水
位スイッチが取付けられたタンクに、電解槽から導水さ
れた電解水が貯えられるように構成されていて、下限水
位スイッチがオンしたときに電解槽への給水と通電が開
始されて維持され、また上限水位スイッチがオンしたと
きに電解槽への給水と通電が停止されて維持されるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した公
報の電解水生成装置においては、例えば給水経路または
導水経路に異常が生じて電解槽への通水或いはタンクへ
の貯水に異常が生じると、電解槽への通水が的確に得ら
れない状態にて通電が維持されて電解槽が過熱されるお
それがあり、また電解槽からタンクへの導水時に電解水
が漏れて電力及び水が浪費されるおそれがある。本発明
は、上記した問題に対処すべくなされたものであり、そ
の目的は電解槽への通水及び導水の異常を検出して、電
解槽の過熱、電力及び水の浪費を防止することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、給水手段によって電解槽へ
給水可能とするとともに、導水手段によって電解槽から
導水可能とし、また電源回路から電解槽に通電可能とし
て、給水手段による給水と電源回路から電解槽への通電
を制御装置によって制御して、電解槽に通水される原水
が電解槽にて電解されて電解水が生成され、これが前記
導水手段に導かれるようにした電解水生成装置におい
て、前記導水手段に流水を検出する流水検出手段を設
け、また前記制御手段に電解生成開始手段と開始時通水
異常停止手段を設けて、電解生成開始手段によって給水
手段による給水と電源回路から電解槽への通電が開始さ
れるようにし、また開始時通水異常停止手段によって給
水及び通電の開始から設定時間内に前記流水検出手段が
流水を検出しないとき給水及び通電が停止されるように
した。
【0005】また、上記した電解水生成装置において、
前記導水手段に流水を検出する流水検出手段を設け、ま
た前記制御手段に電解生成維持手段と継続時通水異常停
止手段を設けて、電解生成維持手段によって給水手段に
よる給水と電源回路から電解槽への通電が継続維持され
るようにし、また継続時通水異常停止手段によって給水
及び通電の継続維持中に前記流水検出手段が流水を検出
しないとき給水及び通電が停止されるようにした。
【0006】
【発明の作用効果】導水手段に流水を検出する流水検出
手段を設けるとともに、制御手段に電解生成開始手段と
開始時通水異常停止手段を設けて構成した電解水生成装
置においては、電解生成開始手段によって給水手段によ
る給水と電源回路から電解槽への通電が開始されるよう
にし、また開始時通水異常停止手段によって給水及び通
電の開始から設定時間内に流水検出手段が流水を検出し
ないとき給水及び通電が停止されるようにしたため、給
水経路及び導水経路等が正常である場合には、電解槽へ
の給水及び通電の開始から設定時間内に流水検出手段が
流水を検出する。したがって、かかる場合には、電解槽
への給水及び通電が停止されることはなく、給水及び通
電の開始時から継続して所望の電解水が生成される。と
ころで、当該装置の給水経路及び導水経路等に異常があ
る場合には、電解槽への給水及び通電の開始から設定時
間内に流水検出手段が流水を検出しない。したがって、
かかる場合には、電解槽への給水及び通電が停止され
て、電解槽の過熱が防止されるとともに、電力及び水の
浪費が防止される。
【0007】また、導水手段に流水を検出する流水検出
手段を設けるとともに、制御手段に電解生成維持手段と
継続時通水異常停止手段を設けて構成した電解水生成装
置においては、電解生成維持手段によって給水手段によ
る給水と電源回路から電解槽への通電が継続維持される
ようにし、また継続時通水異常停止手段によって給水及
び通電の継続維持中に流水検出手段が流水を検出しない
とき給水及び通電が停止されるようにしたため、給水経
路及び導水経路等が正常である場合には、電解槽への給
水及び通電の継続維持中に流水検出手段が流水を検出す
る。したがって、かかる場合には、電解槽への給水及び
通電が停止されることはなく、所望の電解水が継続して
生成される。ところで、当該装置にて所望の電解水が継
続して生成されているときに給水経路及び導水経路等に
異常が生じた場合には、流水検出手段が流水を検出しな
くなる。したがって、かかる場合には、電解槽への給水
及び通電が停止されて、電解槽の過熱が防止されるとと
もに、電力及び水の浪費が防止される。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明による電解水生成装置を示して
いて、この電解水生成装置は原水(水道水)を所要量貯
える貯水タンク10を備えている。貯水タンク10は、
制御装置100に接続された水位センサ11(上限水位
と下限水位を検出するもの)を内部に備えていて、この
水位センサ11からの信号により給水管19に設けた電
磁開閉弁V1が開閉されて貯水タンク10内の水位が所
定の範囲に維持されるように構成されている。また、貯
水タンク10にはオーバーフローパイプ12が設けられ
るとともに、電解槽30の両流入口31a,31bに分
岐して接続される接続管13が取付けられていて、接続
管13には制御装置100によって作動を制御される電
動ポンプP1と手動で調整可能な流量調整バルブV2,
V3がそれぞれ介装されていて、略同量の原水が接続管
13を通して電解槽30の両流入口31a,31bに供
給されるように構成されている。また、貯水タンク10
には同タンク内の原水に混入している炭酸(電解性能を
阻害するもの)を除去するための循環撹拌電動ポンプP
2とパイプ14が取付けられるとともに電動吸引ファン
15が上蓋10a(気密的かつ脱着可能に取付けられて
いる)に取付けられていて、電動ポンプP2と電動吸引
ファン15は制御装置100により所定の周期で同時に
駆動されるように構成されている。また、給水管19は
浄水器18を介して水道(図示省略)に接続されてい
る。なお、水道水に含まれる炭酸が少ない場合には、循
環撹拌電動ポンプP2とパイプ14と電動吸引ファン1
5を省略して実施する。
【0009】電解槽30は、一対の流入口31a,31
bと一対の流出口31c,31dを有する槽本体31
と、この槽本体31内に対向配設した一対の電極32,
33と、これら両電極32,33間に配設されて各電極
32,33を収容する各電極室34,35を形成する隔
膜36によって構成されていて、左方の電極室34には
流入口31aと流出口31cが連通し、右方の電極室3
5には流入口31bと流出口31dが連通している。ま
た、各流出口31c,31dには各導出管37,38が
接続されていて、各導出管37,38は上端にて上方に
配設した各貯溜タンク40,50の底壁にそれぞれ接続
されている。
【0010】各電極32,33は電極切換器110を介
して電源回路120に接続されている。電極切換器11
0は、制御装置100からの信号に応じて両電極32,
33に印加される直流電圧の正逆を切り換えるものであ
り、図1の仮想線で示した状態にて制御装置100から
正電信号を受けたとき実線の状態に切り替わって電源回
路120のマイナス電極を電極32に接続するとともに
プラス電極を電極33に接続し、また図1の実線で示し
た状態にて制御装置100から逆電信号を受けたときに
仮想線の状態に切り替わって電源回路120のマイナス
電極を電極33に接続するとともにプラス電極を電極3
2に接続するようになっている。電源回路120は交流
電圧を所定値の直流電圧に変換するものであり、制御装
置100からOFF信号を受けたときにはマイナス電極
とプラス電極間の直流電圧がゼロとなるように、また制
御装置100からON信号を受けたときにはマイナス電
極とプラス電極間に所定値の直流電圧が印加されるよう
になっている。
【0011】左方の貯溜タンク40は、アルカリ性イオ
ン水を所要量貯えるタンクであり、水位センサ41(上
限水位と下限水位を検出するもの)とオーバーフローパ
イプ42(図示省略の排水路に接続されている)が設け
られるとともに手動で開閉可能な排水弁43とオーバー
フローパイプ42に接続された排水管44が設けられて
いる。また、貯溜タンク40には、導出管37の上端開
口に対応して同導出管37より大径の導管45が配設さ
れるとともに、導管45の上端開口に対応してフロート
スイッチ46が配設されている。また、貯溜タンク40
の底壁には連通管47の一端が接続されていて、この連
通管47は本体90の外側に取付けた手動で開閉可能な
取水弁48に接続されている。
【0012】一方、右方の貯溜タンク50は、酸性イオ
ン水を所要量貯えるタンクであり、水位センサ51(上
限水位と下限水位を検出するもの)とオーバーフローパ
イプ52(図示省略の排水路に接続されている)が設け
られるとともに手動で開閉可能な排水弁53とオーバー
フローパイプ52に接続された排水管54が設けられて
いる。また、貯溜タンク50には、導出管38の上端開
口に対応して同導出管38より大径の導管55が配設さ
れるとともに、導管55の上端開口に対応してフロート
スイッチ56が配設されている。また、貯溜タンク50
の底壁には連通管57の一端が接続されていて、この連
通管57は本体90の外側に取付けた手動で開閉可能な
取水弁58に接続されている。
【0013】各貯溜タンク40,50に設けた各水位セ
ンサ41,51と各フロートスイッチ46,56は、各
タンク40,50の上蓋40a,50a(脱着可能で図
示省略の通気孔を有する)に取付けられていて、本体9
0の脱着可能な上蓋90aを外しかつ各タンク40,5
0の上蓋40a,50aを外すことにより、容易に保守
点検できるように構成されている。また、各水位センサ
41,51と各フロートスイッチ46,56は制御装置
100にそれぞれ接続されていて、各フロートスイッチ
46,56は流水検出センサとして使用されている。
【0014】制御装置100は、図2のフローチャート
に対応したプログラムを実行するマイクロコンピュータ
(図示省略)を備えていて、生成運転スイッチ(オン・
オフ切換スイッチ)101の操作と各水位センサ41,
51と各フロートスイッチ46,56からの信号に基づ
いて電動ポンプP1、電極切換器110、電源回路12
0等の各作動と警告ランプ102の点灯・消灯を制御す
るようになっており、以下に説明する作動が得られるよ
うになっている。
【0015】上記のように構成した本実施例において
は、生成運転スイッチ101がオン操作されると、制御
装置100のマイクロコンピュータが図2のステップ2
01にてプログラムの実行を開始し、ステップ202に
て各水位センサ41,51からの信号に基づいて両貯溜
タンク40,50の少なくとも一方の水位が下限水位以
下か否かが判定される。両貯溜タンク40,50の少な
くとも一方の水位が下限水位以下であれば、ステップ2
02にて「YES」と判定されてステップ203,20
4,205,206,207の処理が実行され、また両
貯溜タンク40,50の水位が共に下限水位以下でなけ
れば、ステップ202の処理(当該装置を待機状態に維
持する処理)が繰り返し実行される。
【0016】上記したステップ203では電動ポンプP
1に駆動信号が出力され、ステップ204では電極切換
器110に正電信号が出力され、ステップ205では電
源回路120にON信号が出力され、ステップ206で
は制御装置100が備えるタイマーがリセットされて経
過時間tが計時される。したがって、電動ポンプP1が
駆動開始されるとともに、電源回路120の両電極から
電極切換器110を介して電解槽30の両電極32,3
3に所定値の直流電圧が正電圧印加される。このため、
貯水タンク10内の原水が電動ポンプP1と接続管13
と各流量調整バルブV2,V3を通して電解槽30の各
電解室34,35に供給されるとともに、原水が電解槽
30内で電気分解されて、マイナス側電極32の電極室
34からは水酸イオンが増加したアルカリ性イオン水が
導出管37と大径導管45を通して貯溜タンク40に送
られ、またプラス側電極33の電極室35からは水素イ
オンが増加した酸性イオン水が導出管38と大径導管5
5を通して貯溜タンク50に送られる。
【0017】また、上記したステップ207では各フロ
ートスイッチ46,56からの信号に基づいて各イオン
水が各貯溜タンク40,50に流れ込んでいるか否かが
判定される。ところで、当該装置の給水経路及び導水経
路等に異常があって、上記したステップ203,20
4,205,206の処理により電動ポンプP1が駆動
を開始されかつ両電極32,33への正電圧印加が開始
された後、設定時間to経過しても両フロートスイッチ
46,56が共にON作動しない場合には、ステップ2
08にて「YES」と判定されて、ステップ209の異
常停止ルーチンが実行される。ステップ209の異常停
止ルーチンでは電動ポンプP1に停止信号が出力される
とともに電源回路120にOFF信号が出力され、また
警告ランプ102に点灯信号が出力される。したがっ
て、電動ポンプP1の駆動が停止されるとともに両電極
32,33への正電圧印加が停止されて、電解槽30へ
の通水が停止されるとともに、電解槽30での電気分解
が停止され、また警告ランプ102が点灯して当該装置
の給水経路或いは導水経路等の異常を警告する。なお、
この異常停止警告状態は生成運転スイッチ101をオフ
操作することにより解除できるようになっており、生成
運転スイッチ101のオフ操作により警告ランプ102
が消灯するようになっている。
【0018】上記した設定時間toは、当該装置の給水
経路或いは導水経路等が正常である場合において電動ポ
ンプP1の駆動開始から両フロートスイッチ46,56
が共にON作動するまでの時間を予め実際に計測し、こ
の時間を基準時間として多少のバラツキを考慮するとと
もに数十秒の安全率を加えて決定している。また、上記
した当該装置の給水経路或いは導水経路等の異常として
は、(1) 電動ポンプP1の故障またはエアーがみ等によ
る圧送能力の減少。(2) 流量調整バルブV2,V3の詰
まり。(3) 隔膜36の変形等に起因した電解槽内の流路
の閉塞。(4) 接続管13、導出管37,38、導管4
5,55等の詰まり、損傷或いは接続不良による水漏
れ。(5) 各経路内残水の冬期凍結。等の具体例が挙げら
れる。
【0019】一方、当該装置の給水経路及び導水経路等
が正常であって、上記した設定時間to内に両フロート
スイッチ46,56が共にON作動した場合には、ステ
ップ207,208の処理が繰り返された後にステップ
207にて「YES」と判定されて、ステップ210,
211の処理が実行される。ステップ210では各水位
センサ41,51からの信号に基づいて両貯溜タンク4
0,50の水位が共に上限水位以上か否かが判定され、
またステップ211では上記したステップ207と同様
に各フロートスイッチ46,56からの信号に基づいて
各イオン水が各貯溜タンク40,50に流れ込んでいる
か否かが判定される。
【0020】したがって、当該装置の給水経路及び導水
経路等が正常であって、両貯溜タンク40,50の水位
が共に上限水位以上となるまでは、ステップ210にて
「NO」と判定されるとともにステップ211にて「Y
ES」と判定されてステップ210,211の処理が繰
り返し実行され、上記した電解水生成運転が維持されて
所望の電解イオン水が継続して生成され、また両貯溜タ
ンク40,50の水位が共に上限水位以上となると、ス
テップ210にて「YES」と判定されてステップ21
2の逆電洗浄ルーチンが実行された後、上記したステッ
プ202に戻る。なお、逆電洗浄ルーチンでは、電源回
路120にOFF信号が出力され、この状態が所定時間
維持された後に電動ポンプP1に停止信号が出力され、
その後に電極切換器110に逆電信号が出力されるとと
もに電源回路120にON信号が出力され、この状態が
所定時間維持された後に電源回路120にOFF信号が
出力される。したがって、電動ポンプP1が停止すると
きには各大径導管45,55の上端部位にまで電気分解
されていない原水が供給されることとなる。また、電動
ポンプP1の停止後には、電極切換器110にて電極の
接続が実線状態から仮想線状態に切り換えられて電解槽
30の電極32が電源回路120のプラス電極に接続さ
れるとともに電極33がマイナス電極に接続され、また
電源回路120が制御装置100からON信号を受けて
マイナス電極とプラス電極間に所定値の直流電圧が所定
時間印加されて、電解槽30の両電極32,33に逆電
圧印加され、各大径導管45,55と各導出管37,3
8から各電極室34,35に落差により原水が自動的に
供給される状態にて、いわゆる逆電洗浄がなされ電極3
2からカルシウム,ナトリウム等付着物が剥離される。
【0021】ところで、上記したように電解水生成運転
が維持されている状態(ステップ210,211の循環
処理中)にて当該装置の給水経路及び導水経路等に異常
が生じた場合には、ステップ211にて上記したステッ
プ207と同様に「NO」と判定されてステップ209
の異常停止ルーチンが実行される。したがって、このと
きにも、電動ポンプP1の駆動が停止されるとともに両
電極32,33への正電圧印加が停止されて、電解槽3
0への通水が停止されるとともに、電解槽30での電気
分解が停止され、また警告ランプ102が点灯して当該
装置の給水経路或いは導水経路等の異常を警告する。
【0022】上記実施例においては、水道水を原水とし
て本発明を実施したが、例えば特開平4−75576号
公報に示されている装置によって得られる食塩水を原水
として本発明を実施することも可能である。また、単一
の電動ポンプP1により電解槽30に原水がそれぞれ供
給されるように構成して本発明を実施したが、一対のの
電動ポンプにより電解槽30に原水がそれぞれ供給され
るように構成して本発明を実施すること、或いは接続管
13を給水管19に直接接続して貯水タンク10及び電
動ポンプP1等を省略し、電磁開閉弁(給水弁)V1を
開くことにより電解槽30に原水がそれぞれ供給される
ように構成して本発明を実施する(この構成だけでは逆
電洗浄を行うことができないため、図1に示した上記実
施例の構成及び図2に示したプログラムを適宜変更する
必要がある)ことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電解水生成装置の一実施例を示
す図である。
【図2】 図1に示した電解水生成装置の制御装置が備
えるマイクロコンピュータにて実行されるプログラムを
示すフローチャートである。
【符号の説明】
13…接続管、30…電解槽、32,33…電極、3
4,35…電極室、36…隔膜、37,38…導出管
(導水手段)、45,55…導管(導水手段)、46,
56…フロートスイッチ(流水検出手段)、100…制
御装置、120…電源回路、P1…電動ポンプ(給水手
段)。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水手段によって電解槽へ給水可能とす
    るとともに、導水手段によって電解槽から導水可能と
    し、また電源回路から電解槽に通電可能として、給水手
    段による給水と電源回路から電解槽への通電を制御装置
    によって制御して、電解槽に通水される原水が電解槽に
    て電解されて電解水が生成され、これが前記導水手段に
    導かれるようにした電解水生成装置において、前記導水
    手段に流水を検出する流水検出手段を設け、また前記制
    御手段に電解生成開始手段と開始時通水異常停止手段を
    設けて、電解生成開始手段によって給水手段による給水
    と電源回路から電解槽への通電が開始されるようにし、
    また開始時通水異常停止手段によって給水及び通電の開
    始から設定時間内に前記流水検出手段が流水を検出しな
    いとき給水及び通電が停止されるようにしたことを特徴
    とする電解水生成装置。
  2. 【請求項2】 給水手段によって電解槽へ給水可能とす
    るとともに、導水手段によって電解槽から導水可能と
    し、また電源回路から電解槽に通電可能として、給水手
    段による給水と電源回路から電解槽への通電を制御装置
    によって制御して、電解槽に通水される原水が電解槽に
    て電解されて電解水が生成され、これが前記導水手段に
    導かれるようにした電解水生成装置において、前記導水
    手段に流水を検出する流水検出手段を設け、また前記制
    御手段に電解生成維持手段と継続時通水異常停止手段を
    設けて、電解生成維持手段によって給水手段による給水
    と電源回路から電解槽への通電が継続維持されるように
    し、また継続時通水異常停止手段によって給水及び通電
    の継続維持中に前記流水検出手段が流水を検出しないと
    き給水及び通電が停止されるようにしたことを特徴とす
    る電解水生成装置。
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