JP3426263B2 - 圧力調整装置 - Google Patents

圧力調整装置

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JP3426263B2
JP3426263B2 JP16218392A JP16218392A JP3426263B2 JP 3426263 B2 JP3426263 B2 JP 3426263B2 JP 16218392 A JP16218392 A JP 16218392A JP 16218392 A JP16218392 A JP 16218392A JP 3426263 B2 JP3426263 B2 JP 3426263B2
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    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は流体の圧力を調節する
ための圧力制御装置に関する。さらに詳しくは、この発
明は例えば自動車のオートマチックトランスミッション
の制御システムに使用できる圧力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車のオートマチックトラ
ンスミッションの制御システムに使用するための様々な
圧力制御装置が提案されてきている。従来型の代表的な
圧力制御装置が1986年4月1日に特許されたハイン
ツ・レイベル(Heinz Leiber)の米国特許第 4,579,145号
に開示されている。この特許には電気的に励磁可能な電
磁コイルとアーマチュアとを収容したハウジングを有す
る圧力制御装置が開示されている。スプールバルブハウ
ジングの中に取付けられたスプールバルブはハウジング
の中で可動になっており、その中を流れる流体の圧力を
制御する。スプールバルブはアーマチュアによって位置
付けが行われるプランジャなどに呼応して移動し、プラ
ンジャが効率よくスプールバルブへ直接に作用しプラン
ジャ及びスプールバルブの位置及び動きがアーマチュア
と一体化されるようになっている。
【0003】前述した特許に記載されているように、従
来の装置には様々な問題及び困難が存在する。例えば、
スプールバルブを移動させるのに利用可能な磁気力が比
較的小さいために、応答時間が遅く、故障する可能性が
ある。前述したように、スプールバルブの軸方向の位置
は常にアーマチュアの位置に依存する。このことは、油
圧力がアーマチュアの力平衡に関与し、寄生力がスプー
ルバルブによってアーマチュアへ伝達されることを必要
とする。これはそうした従来型装置が行なう制御に大き
な影響を与える。アーマチュアや、スプールバルブ、そ
してスプールバルブによって制御される協働するポート
の間の寸法関係、特に軸方向における正確な寸法関係を
維持することが必要なため、従来型の装置を製造するに
はある程度の困難と大きなコストが伴う。
【0004】前述した問題は1990年10月30日に
特許されたラルフ・ピー・マッケーブ(Ralph P. McCab
e) の米国特許第 4,966,195号によって少なくともかな
りの程度解決された。しかし、特許第 4,966,195号の圧
力調整装置はスプールバルブの両端部にデュアルスプリ
ングを使用していること、また流体圧力をその出力チャ
ンバあるいは制御圧力チャンバからスプールバルブの機
能上最も外側の軸端部までフィードバック圧力として流
しているために、ある面ではかなり製造コストが必要と
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここに開示されている
本発明は上述した点を解決することの他に、それに付随
する従来型装置の他の問題点を解決することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この圧力調整装置は第1
及び第2のハウジング部を有するハウジングと、第1の
ハウジング部に取付けられた電磁コイルと、電磁コイル
装置の中に配置された磁極部材と、バルブ着座部材と、
バルブ着座部材によって囲まれた流体通路と、少なくと
も部分的に電磁コイルの中に配置されたアーマチュア
と、スプールバルブと、第2のハウジング部の中に形成
された流体流入用の第1の流路と、第2のハウジング部
の中に形成されている流体流出用の第2の流路と、第2
のハウジング部の中に形成された流体流出用の第3の流
路と、第4の流路と、弾性部材とを有し、磁極部材が磁
極部材端面部を有し、アーマチュアがアーマチュア端面
部を有し、アーマチュアはアーマチュア端面部が磁極部
材端面部と並置されるように磁極部材に対して配置さ
れ、第2のハウジング部が円筒状内部チャンバを有し、
スプールバルブが円筒状内部チャンバの中に配置されこ
の円筒状内部チャンバに対して可動であるとともにアー
マチュアに対して相対的に可動であり、スプールバルブ
が少なくとも軸方向に位置が揃えられた第1及び第2の
円筒状バルブ部を有し、スプールバルブはさらに軸方向
に延びる本体を有し、この軸方向に延びる本体が第1及
び第2の円筒状バルブ部の間に配置されていてこれらを
相互に連結しており、本体は比較的小さな横方向の断面
を有していてこの本体と円筒状内部チャンバとの間かつ
軸方向における第1及び第2の円筒状バルブ部の間に環
状のチャンバを形成し、第1の流路が第1の円筒状バル
ブ部と並置されていて第1のバルブ部によって制御さ
れ、第2の流路が環状のチャンバと連通し、第3の流路
が第2の円筒状バルブ部と並置されていて第2のバルブ
部によって制御され、第4の流路が流体流入用の第1の
流路と流体通路との間を連通しており、アーマチュアが
移動して流体通路から流出する流体の流れを最も制限す
るとき、流体の圧力がスプールバルブを所定の方向、す
なわち第2のバルブ部が環状のチャンバから流出して流
体流出用の第3の流路を通り流体溜の方へ流れる流体を
少なくともさらに制限し、第1のバルブ部が流体流入用
の第1の流路を通って環状のチャンバの中に入り流体流
出用の第2の流路から出て流体が作用すべき部分へ流れ
る流体の制限を緩くするような方向へ移動させ、第1の
円筒状バルブ部の直径が第2の円筒状バルブ部の直径と
異なり、弾性部材が環状のチャンバと流体流出用の第3
の流路との間の連通性をさらに向上させる方向へスプー
ルバルブを弾性的に付勢している。この発明の一般的及
び特殊な目的は、添付図面に基づいた以下の説明から明
かになろう。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に基づいてこの発明の実施例
を説明する。この発明の第1実施例を図1に基づいて説
明する。図1に示されるように、圧力調節アセンブリあ
るいは圧力調節装置10はハウジング12を有する。ハ
ウジング12は図面に示されているようにハウジング部
14,16を有する。
【0008】ハウジング部14は電磁モータ18を有す
る。電磁モータ18はボビン20を有する。ボビン20
は管状部22を有し、管状部22には半径方向外側へ延
びる軸方向に離間されたフランジ部24,26が設けら
れている。管状部22の周囲には電磁コイル28が軸方
向にフランジ部24,26の間に取付けられている。フ
ィールドコイル28の導体端部はコンタクトあるいはタ
ーミナル30,32にそれぞれ接続されている。
【0009】ボビン20は誘電体のプラスチック材料か
ら形成されており、その上側のフランジ部24にはボス
状の部分が設けられている。ボス部材の一つは参照番号
34で示されている。ボス部材の各々はターミナル3
0,32を受容し、保持している。図に示されている実
施例においては、このボス部材はフランジ部24と一体
に形成されている。各ボス部材は半径方向に対しては同
じ距離の位置に設けられているが角度方向には互いに離
間されている。
【0010】誘電体プラスチックからなるリング状部材
36は二つの反転されたカップ状部材を有する。カップ
状部材の一つは参照番号38で示されている。カップ状
部材の各々は二つのボス部材を受容している。反転され
たカップ状部材の各々にはスロット40が設けられてお
り、スロット40の中に各ターミナル30,32を通せ
るようになっている。
【0011】ハウジング本体あるいはハウジング部16
の環状のフランジ部42は、ハウジング本体あるいはハ
ウジング部14の内側円筒面の中にこれと当接した状態
で受容されている。環状あるいはリング状の磁束リング
44は同様に、軸方向にフランジ部42と当接した状態
でハウジング部14に受容されており、ダイヤフラム4
6の外側周辺部はシール性を保った状態で磁束リング4
4とフランジ部42との間に保持されている。磁束リン
グ44には軸方向に延びる円筒形状の通路48が形成さ
れている。通路48はボビン20の軸方向に延びる円筒
形状のパイロット部50を密着した状態で受容してい
る。ボビン20には環状の当接用ショルダが設けられて
いる。当接用ショルダは、磁束リング44に設けられた
上方へ(図1において)向いた環状の当接面あるいはシ
ョルダ52と当接する。
【0012】磁束リング44とボビン20を軸方向にお
いて互いに反対方向へ絶えず弾性的に付勢するために、
リング状あるいは環状の波型スプリング54が設けられ
ている。
【0013】カップ状の円筒形状のアーマチュア56が
軸方向に延びる円筒形状の内側表面あるいは通路58の
中に摺動可能に受容されている。アーマチュア56の下
端には比較的小さい径を有する軸方向に延びる円筒部6
0が設けられている。図からわかるように、円筒部60
はその周囲においてダイヤフラム46の内側周辺部を受
容している。ダイヤフラム46の内側周辺部は圧着され
た保持リングによって円筒部60の上に保持されてい
る。
【0014】円筒形状の通路58の中に密着した状態で
受容された管状の円筒形状の磁極部材62の外側にはね
じ部64が設けられている。ねじ部64は上側の管状あ
るいはリング状の磁束リング68の内側のねじ部66と
係合し協働する。参照番号70で表されているように、
磁束リング68には隙間状の通路あるいは開口部が設け
られており、図面では参照番号38によって表されてい
る反転されたカップ状部材の一つがその中に受容され
る。
【0015】図面からわかるように、ハウジング部14
の両方の端部72,74が上側の磁束リング68とハウ
ジング部16のフランジ部42の軸方向外側表面の上に
設置されると、上側の磁束リング68の内側環状当接面
あるいはショルダ76がボビン20に対して(フランジ
部42の方向へ)付勢される。一方、フランジ部42が
下側の磁束リング44とその当接面あるいはショルダ5
2を介して、ボビン20を反対の方向(一般に上側の磁
束リング68へ向けて)へ付勢する。その結果、前述し
た部材あるいは部品は軸方向に組付けられた状態で収容
される。もし、何らかの理由によって軸方向の当接が不
完全な状態になっても、波型スプリング54の作用で、
フランジ部42、磁束リング44、ボビン20、及び上
側の磁束リング68(及び磁束リング68とねじによっ
て係合可能な磁極部材62)間の相対的な動きが動作中
に生じることはない。
【0016】流体部材及び調節可能なスプリング着座用
コンビネーションの調節部材80は、アーマチュア56
のチャンバあるいは通路78と磁極部材62の通路82
の両方の中に受容されている。調節部材80は協働する
その外側円筒部によって通路82の中を密着した状態で
ガイドされる。調節部材80の外側にはねじ部84が設
けられており、ねじ部84は磁極部材62の内側に設け
られたねじ部分86と協働する。調節部材80は非磁性
体のステンレススチールから形成されている。
【0017】コイル状圧縮スプリングのような弾性部材
88の上端をガイドし係合するために、調節部材80の
下端(図1において)には軸方向に延びるパイロット状
部とパイロット状部の周囲に配置された環状ショルダと
が設けられている。弾性部材88の下端はチャンバある
いは通路78の軸方向内側の端壁あるいはショルダと係
合しており、アーマチュア56を下方へ(図1におい
て)付勢している。
【0018】調節部材80の軸方向に延びた部分は、通
路78の円筒形状の内側表面に対して制御された隙間が
提供されるように、形成されている。さらに詳しく説明
すると、圧力調節装置10の一つの実施例においては、
弾性部材88の外側円筒形状部90とそれと並置された
チャンバあるいは通路78の内側円筒表面との間の直径
方向の全隙間は0.37mm〜0.49mmに設定されており、その
差は許容可能な寸法公差になっている。
【0019】調節部材80の上端にはソケット状のツー
ル係合用ソケット92が設けられており、調節部材80
をねじによって磁極部材62に対して軸方向に調節でき
るようになっている。一方、磁極部材62に対するツー
ル係合用ソケットはその軸方向上端に設けられた複数の
リセスの形に形成されており、スパナレンチなどと係合
して磁極部材62をねじによって磁束リング68に対し
て調節できるようになっている。調節部材80には横方
向の通路あるいは導管96も設けられている。導管96
は、磁極部材の端面98とそれと対向するアーマチュア
の端面100との間の環状スペースと、軸方向に延びる
通路あるいは導管102との間を連通させている。リン
グ状あるいは環状のスペーサ104が磁極部材62とア
ーマチュア56それぞれが有する対向する端面98,1
00の間のスペース中に配置されている。スペーサ10
4は例えば半硬質の真鍮などの非磁性材料から形成され
ている。
【0020】アーマチュア56の軸方向下側(図面にお
いて)の端部には、その中を貫く通路あるいは導管10
6が形成されている。導管106は円筒部60の軸方向
外側の領域からアーマチュア56のチャンバあるいは通
路78まで連通している。導管106内には制限流路1
10を有する流体制限部材108が配置されている。し
たがって、流体はこの制限流路110によって制限され
てから通路78へと流入する。
【0021】ハウジング部16はハウジング本体112
を有する。ハウジング本体112のフランジ部42は外
側円筒表面114を有する一体化された部分を有する。
外側円筒表面114は、自動車のパワートランスミッシ
ョン装置120に取付けられた支持部材118の内側円
筒表面116の中に受容されている。図面からわかるよ
うに、非磁性材料からなるハウジング本体112は適当
なフランジ部122を有し、ハウジング本体112はこ
のフランジ部122によって支持部材118へ固定され
ている。
【0022】アルミニウム合金から形成されたスプール
バルブ部材124は軸方向に離間された第1及び第2の
管状のバルブ本体125,127を有する。バルブ本体
125,127には外側円筒表面126,128がそれ
ぞれ設けられている。スプールバルブ部材124は、少
なくとも軸方向に延びる第1の円筒状の通路130と軸
方向に延びるそれよりも径の小さい第2の円筒状の通路
132とを有する通路と協働し、その中に摺動可能に受
容されている。通路130と通路132は互いに連通し
ている。図に示されているように、バルブ本体125は
通路130の中に密着した状態で摺動可能に受容されて
おり、一方、バルブ本体127は通路132の中に密着
した状態で摺動可能に受容されている。
【0023】バルブ本体125,127は軸方向に延び
る中間の本体部分134によって互いに結合されてい
る。本体部分134は径の小さい一つあるいは複数の外
側円筒表面を有していて、通路130,132と組み合
わさることによって環状の通路あるいは制御チャンバ1
36を形成している。スプールバルブ部材124には軸
方向に延びる通路あるいは導管138が設けられてい
る。導管138はバルブ本体125の中に軸方向に形成
されたリセスあるいはキャビティ140と較正制限流路
142に連通している。制限流路142は周囲に形成さ
れた環状のリセスあるいは溝146と導管144を介し
て連通している。
【0024】非磁性材料から形成された円筒形状のポペ
ットバルブ着座部材あるいはバルブ着座部材148がバ
ルブハウジングあるいはバルブ本体112に設けられた
リセス150の中へシールを保った状態で圧入されてい
る。図に示された実施例においては、チャンバ152が
バルブ本体125の軸方向に形成されている。チャンバ
152はバルブ本体125の外側円筒表面126よりも
大きな径を有する。バルブシート部材148の中央を貫
いて延びる通路あるいは開口部154がキャビティある
いはチャンバ152とキャビティ140とに連通してい
る。アーマチュア56が最も下の位置(図1において)
にあるような状態に圧力調節装置10があるとき、通路
あるいは導管106の周囲に形成されたアーマチュア5
6の環状のバルブ表面156は、協働するバルブ着座部
材148のバルブ着座用表面158へシール性を保った
状態で当接している。
【0025】ダイヤフラム46とハウジング部16のフ
ランジ部42との間にはチャンバ160が形成されてい
る。ハウジング部16に形成された複数の開口部あるい
は通路162はチャンバ160と比較的低い参照圧力あ
るいは流体溜の流体圧力Psの領域との間を連通してい
る。説明のために、圧力調節装置10及びこれと協働す
る支持部材118は比較的低い参照流体圧力あるいは流
体溜圧力Psに置かれていると仮定する。
【0026】ハウジング本体112の外側円筒表面11
4の中には周囲上に第1のリセスあるいは溝164が形
成されており、一方、内側の通路132の中には周囲上
に第2のリセスあるいは溝166が形成されている。半
径方向に延びる複数の通路あるいは導管168がリセス
あるいは溝164,166の間を完全に連通させてい
る。比較的高い圧力の流体を供給するために、内側の環
状の溝166と導管168と環状のリセスあるいは溝1
64と導管あるいは通路172とを介して、比較的高い
圧力の源あるいは圧力供給装置170が環状の流路ある
いは溝146と連通している。
【0027】同様に、外側円筒表面114の中へは周囲
上に環状の溝あるいはリセス174が形成されており、
複数の導管あるいは開口部176によって内側のスペー
スあるいは制御チャンバ136と連通されている。流体
圧力が作用し、スプールバルブ部材124によって調節
され決定される制御装置178は、導管あるいは通路1
80を介して制御チャンバ136と導管あるいは開口部
176と流体リングあるいはリセス174に連通してい
る。
【0028】ハウジング本体112の通路130の中に
は別の環状の溝あるいはリセス182が周辺上に形成さ
れており、導管あるいは通路184を介して流体溜圧力
の前記領域と連通するように配置されている。
【0029】円盤状の端部キャップ部材186がハウジ
ング部あるいはハウジング本体112の下端(図1にお
いて)に設けられた穴の中に保持されている。端部キャ
ップ部材186を貫くように形成された開口部あるいは
通路188は、低い圧力あるいは流体溜圧力を有する流
体とバルブ本体127の外側端部の軸方向外側の通路1
32との間を完全に連通させている。
【0030】例えばコイル状の圧縮ばね190のような
弾性部材が制御チャンバ136の中に配置されており、
スプールバルブ部材124を上方へ(図1において)あ
るいはバルブ着座部材148の方へ弾性的に付勢してい
る。
【0031】次に、圧力調節装置10の作用について説
明する。一般に圧力調節用バルブアセンブリあるいは圧
力調節装置10は、流体の一部を例えば流体溜へ戻すこ
とによって、流体の出力圧力を電流に応じて制御したり
決定したりする。さらに詳しく説明すると、電流の大き
さが、検出した状態を表わしているような電気信号、す
なわち制御装置178の所望の動作を表わしているよう
な電気信号がターミナル30,32を介してフィールド
コイル28へ加えられ、磁界を発生する。発生した磁束
の経路は、磁極部材62と磁束リング68とハウジング
部14と磁束リング44を貫き、アーマチュア56を軸
方向に通って磁極部材へ戻るようなものとなる。弾性部
材88はバルブ着座部材148から離れる方向へのアー
マチュア56の移動に対して弾性的に抵抗している。電
磁コイル28に加えられる電流の大きさが大きくなるに
つれて、アーマチュア56は弾性部材88の弾性的な抵
抗に抗してバルブ着座部材148から遠くへ離れる。弾
性部材88は調節部材80を介してアーマチュア56に
初期付勢力を加えてアーマチュア56をバルブ着座部材
148へ着座した状態に維持する。従って、アーマチュ
ア56がバルブ着座部材148から離れる前に、対応す
る予め決められた大きさの電流を最初に電磁コイル28
へ加える必要がある。
【0032】説明及び理解を容易にするために、圧力供
給装置170によって供給される流体圧力の大きさは一
定の比較的高い値P1であると考える。アーマチュア5
6はバルブ着座部材148に対して保持されていると仮
定すると、供給圧力P1を有する流体は導管144と較
正制限流路142を介してリセスあるいは溝146の中
と、通路あるいは導管138の中と、チャンバあるいは
キャビティ140の中と、チャンバ152の中へ流れ
る。この流体のいくらかは通路あるいは開口部154及
び導管106の中へ流れ込み、流体制限部材108の制
限流路110の中を一部が流れる。その結果、チャンバ
152とチャンバあるいはキャビティ140と通路ある
いは導管138内の圧力の大きさは最大になり、一方、
反対側の端部、バルブ本体127は流体溜の低い流体圧
力Psにさらされる。この結果、スプールバルブ部材1
24は圧縮ばね190の抵抗に抗して軸方向へ最大限に
移動し、制御チャンバ136と通路184との間の連通
状態を確実に停止し、一方、それと同時に溝166と制
御チャンバ136との間を連通状態にする。制御チャン
バ136内の流体圧力の大きさは最大限に大きくなり、
PcをP1の値に近づける。
【0033】電磁モータ18内の種々の隙間は流体で満
たされる。すべての空気を常に確実にパージするため
に、流体制限部材108の制限流路110を通ってアー
マチュア56内のチャンバの中へ流体が流される。
【0034】前に示したように、円筒形状部90の外側
表面とそれと離間した状態で並置された内側の通路78
表面との間には非常に小さな環状の通路が設けられてい
る。この通路によって流体が制限される。そして、その
中を流れる流体流量は前述した流体制限部材108の制
限流路110の中を流れる流量よりも若干小さい流量と
なるように設定されている。円筒形状部90と通路78
表面との間の管状の流路を流れる流体は、対向する端面
98,100の間の環状のスペースの中に流入し、アー
マチュア56の外側の円筒表面とそれと並置されたボビ
ン20の内側の通路58表面との間のスペース内へ流入
する。アーマチュア56がボビン20に対して移動する
ことにより、その間に存在する流体は循環し、ツール係
合用ソケット92と同時に半径方向の導管96と軸方向
の導管102を介して最終的には流体溜まで流れる。こ
のように流体が循環する結果、発生し得る一切のエアー
ポケットは常に流体溜へ確実に排除される。
【0035】電磁コイル28へ加えられる電流の大きさ
が十分に大きくなり、発生する磁束の磁力が弾性部材8
8の弾性力に打ち勝つと、アーマチュア56は磁極部材
62の方へ移動を開始する。アーマチュア56が移動を
開始すると、バルブ動作を行うバルブ表面156はバル
ブ着座部材148のバルブ着座用表面158から離れ
る。弾性部材88の弾性力に打ち勝つのに必要な電流の
大きさが、電流の”いき値”と考えられる。ここで明か
なように、電流の値が大きければ大きいほどアーマチュ
ア56はバルブ着座部材148から離れ、磁極部材62
の方へ移動する。アーマチュア56がこうした移動を行
うと、流体は開口部154から流出し、離間したバルブ
表面156とバルブ着座用表面158の間を通って、流
体溜の流体圧力Psにあるか、あるいはそれに非常に近
い圧力のチャンバ160の中へ流入する。この流体は次
に通路162の中を流れる。その結果、チャンバ15
2、チャンバあるいはキャビティ140、及び導管13
8内の流体圧力の大きさは、制限流路142と、開口部
154からの比較的制限の緩い流出とのために減少す
る。これにより、制御チャンバ136内の流体圧力が付
勢用の圧縮ばね190に係合されたスプールバルブ部材
124に作用し、このスプールバルブ部材124を上方
へ(図1において)移動させ、制御チャンバ136と、
流体溜へのバイパス状のリセス182及び通路184と
の間の連通を開くかあるいは大きくさせるようにでき
る。一方、環状の溝166と制御チャンバ136との間
の連通は外側円筒表面128によって制限される。
【0036】この発明の第2実施例を図2に基づいて説
明する。図2においては、図1のそれと類似した部材及
び/あるいは詳細については類似した参照番号(添え
字”a”を付けた参照番号)で表わされている。
【0037】次に図2を詳しく参照する。電磁モータ1
8aは図1の電磁モータ18の構成部材(これらは図1
における参照番号と類似した参照番号で表されている)
の他に環状あるいはリング状の磁束部材268を有す
る。磁束部材268はボビン20aの円筒状のパイロッ
ト部あるいは延長部200の周囲上をガイドされる。
【0038】フランジ部42aは磁束部材44aと軸方
向に当接している。磁束部材44aは磁極部材202を
有する。磁極部材202は管状の円筒状本体部22aの
下端(図2から見て)にガイド可能に受容されており、
内側の円筒面58aは磁極部材202のまわりに密着し
て受容されている。
【0039】円筒形状のアーマチュア204の上端(図
2から見て)はカップ形状を有する。内側の円筒面20
6は下方へ延びる円筒部208のまわりに軸方向に摺動
可能な状態で密着して受容されている。図2の実施例に
おいては、円筒部208の外側の円筒面210とアーマ
チュア204の内側の円筒面206との間の直径方向の
隙間は0.19mm〜0.29mmの範囲に設定でき、その
間の差は許容可能な寸法公差である。
【0040】下方へ延びる管状の円筒部208は横方向
に延びる端部プレート部材212と一体化されている。
端部プレート部材212は非磁性材料のステンレススチ
ールから形成されており、その一つが参照番号38aで
表されているボス状部分を収容するための適当な開口部
が設けられている。
【0041】本体あるいはハウジング部16aの環状の
フランジ部42aは本体あるいはハウジング部14aの
内側の円筒面の中にこれと当接して受容されている。磁
束部材44aも同様に本体あるいはハウジング部14a
によって受容されている。磁束部材44aはフランジ部
42aと軸方向に当接しており、ダイヤフラム46aの
外側の周辺部はその間にシールを保った状態で受容され
ている。
【0042】部材を組付け、外側の本体あるいはハウジ
ング部14aの端部72a、74aを図面のように設置
すると、磁束部材268がボビンのフランジ部24aに
対して軸方向下方へ付勢され、下方に配置されたボビン
20の環状面はこれと並置された、磁束部材44aに取
付けられた環状当接面あるいはショルダ52aと当接す
る。その結果、磁束部材44aは本体のフランジ部42
aへ当接し、そのときダイヤフラム46aの外側の周辺
部をその間に保持する。
【0043】図2の実施例においては、アーマチュア2
04と協働する軸方向の調節部材214が設けられてい
る。さらに詳しく説明すると、アーマチュア204はそ
の中央に軸方向に形成された円筒形状の通路あるいは穴
216を有する。この穴216の中には、穴216と調
節部材214の外側の円筒面218との間のプレスフィ
ットによって調節部材214が受容されている。調節部
材214とアーマチュア204を組付けるとき、アーマ
チュア204は、磁極部材の端面220とアーマチュア
の端面222との間に所望の作業ギャップが実現される
まで、調節部材214に押し付けられる。もちろん、こ
れはバルブ面156aの、アーマチュアの端面222へ
の軸方向の距離に基づいて設定が可能である。
【0044】円筒部208には円筒形状のチャンバ22
6へ連結された流入開口部あるいは通路224が設けら
れている。チャンバ226は図面において円錐形状に描
かれた着座面228を有する。着座面228と協働する
軸端部232を有する調節部材230は円筒部208と
ねじによって係合し、軸端部232を円錐状の着座面2
28に対して選択的に調節でき、その間を通って円筒形
状のチャンバ226の残りの中へ流れる流体の量を所望
の校正された値に設定するようになっている。調節部材
230は横方向に形成された通路あるいは導管234を
有する。導管234は円筒形状のチャンバ226の中へ
両端において通じている。軸方向に延びる導管あるいは
通路236は導管234とソケット状のツール係合用表
面238との間を連通しており、流体溜圧力Psと連通
している。
【0045】図2の実施例において軸方向に延びる調節
部材214と、円筒部208と、調節部材230と、端
部プレート部材212はすべて非磁性材料から形成され
ている。端部プレート部材212と調節部材214と調
節部材230は非磁性体のステンレススチールから形成
されており、スプールバルブ124aとハウジング部1
6aはアルミニウム合金から形成されていることが好ま
しい。
【0046】図1と図2の両方を見ればわかるように、
スプールバルブとスプールバルブハウジングあるいは本
体と種々の導管と通路とポート及び開口部からなる部材
及び詳細は機能的に同じである。
【0047】すなわち、バルブアセンブリは流体供給用
の制限部材142aと縦列に接続されたポペットオリフ
ィス154aを有していて、スプールバルブ124aへ
直接に作用する圧力を変えるようになっている。調節用
のポペットバルブ156aはポペットオリフィス154
aにおける流体圧力の大きさを変えるために使用されて
いる。
【0048】既に示したように、調節用のポペットバル
ブ156aは実際はポペットバルブの着座面158aか
ら例えば0.005インチ(0.127mm)の短い距離
だけ離間して配置されている。バルブ着座面158aを
横切って流れる流体の流れはこの距離に応じて制限さ
れ、ポペットオリフィス154aに背圧を生じる。この
背圧はチャンバ152aと、キャビティあるいはチャン
バ140aと、スプールバルブ124aのチャンバ13
8aに伝えられる。
【0049】供給圧力P1にある流体が通路172a、
環状路164a、導管168a、環状路146a、校正
された制限部材142aを介してスプールバルブ124
a、の通路及び/あるいはチャンバ138a,140a
へ供給される。このようにチャンバ138a,140
a,152a内の流体圧力の大きさが増加すると、スプ
ールバルブ124aは増大する力を軸方向に受ける。こ
の力の方向は、制御チャンバ136a内の流体圧力及び
ばね部材190aによって抵抗を受ける方向である。
【0050】こうしたスプールバルブ124aへの軸方
向の流体圧力がばね部材190aの力に打ち勝つほど十
分に大きくなると、スプールバルブ124aは軸方向に
移動を始め、ポペットバルブの着座部材148aから離
れ、端部キャップ部材186a及び排出流路あるいは排
出ポート188aの方へ向かう。このようにスプールバ
ルブ124aによって排出ポート188aへ向かう移動
が行なわれると、外側の円筒面128aの一部からなる
供給ポート調節用表面113aが効果的に減少し、流体
圧力P1にある流体がさらに環状路166aから流出し
て、制御チャンバ136aの中へ流入できるようにな
る。それと同時に、供給ポート調節用表面113aがこ
のように減少すると、外側の円筒面126aの一部から
なる排出ポート調節用表面115aが増大し、制御チャ
ンバ136aから流出し環状路182a及び導管あるい
は排出路184aに流入し、流体溜へ流れる流体の制限
を強める。制御チャンバ136aに流入する流体が増加
することと、制御チャンバ136aから流出して排出路
184aへ流入する流体が減少することのために、制御
チャンバ136a内に制御圧力が発生され、この制御圧
力はスプールバルブ124aに作用し、種々の流体圧力
とばねの力が平衡してスプールバルブ124aは静止状
態になる。
【0051】スプールバルブの円筒面126a,128
aの直径寸法が異なるために、制御チャンバ136a内
の流体圧力の大きさがキャビティあるいはチャンバ15
2a,140a,138a内の流体圧力の大きさよりも
大きい状態で、スプールバルブ124aは平衡状態に達
することが可能になっている。
【0052】図1及び図2の実施例においては、ばね部
材190aは、内側のチャンバ138a,140a,1
52a、従ってポペットオリフィス154aがその内部
に正の圧力を有するときにも、制御チャンバ136a内
に圧力ゼロの状態を維持するための平衡力を発生するこ
とができる。
【0053】また、この発明は円筒面126aと円筒面
128aに異なる直径を使用しているため、チャンバ1
40a,138a内の流体圧力を供給圧力の100%の
大きさにする必要なく、制御用ポートあるいは制御用通
路176aの中の流体が供給圧力P1の100%に等し
い値あるいは大きさを有するようにできる。外側円筒表
面126,128の直径の比を1.1〜1.5の比の範
囲にしたとき、すなわち、外側円筒表面126の外径を
外側円筒表面128の外径で割った値が1.1〜1.5
の範囲にあるとき、良好な動作特性の得られることがわ
かった。同じことが円筒部あるいは円筒面126a,1
28aにも当てはまる。実施例においては外側円筒表面
128に対する外側円筒表面126の直径の比と、円筒
面128aに対する円筒面126aの直径の比は、それ
ぞれ1.3のオーダである。
【0054】さらに図1あるいは図2を参照して説明す
る。種々のバルブ及び/あるいは流体装置は図に描かれ
ている制御装置178,178aと並列の分岐回路に配
置されていると仮定されている。なんらかの理由によっ
てそうしたバルブ及び/あるいは流体装置の一つあるい
は複数が意に反して開きPcの大きさを低下させた場合
には、この発明はそうした低下を自動的に修正するよう
になっている。例えば図1を参照すると、もし通路18
0内のPcの大きさが減少し始めると、制御チャンバ1
36内の流体も圧力が低下する。この結果、次にスプー
ルバルブの平衡がくずれ、図1から見て下方へ移動す
る。それによって調節用表面115は制御チャンバ13
6から排出用の通路184への流体の流れをさらに閉じ
る方向へ移動し、供給ポート調節用表面113が環状の
溝166から制御チャンバ136への流体の流れ及び圧
力を増す方向へ移動する。この作用はPcが再び所望の
大きさになり、スプールバルブ124が再び平衡に達す
るまで続くであろう。上述したのと同じ自動修正が図2
の実施例においても行なわれる。
【0055】図2の圧力調整装置10aの動作は一般に
図1の実施例と同じである。
【0056】一般に圧力調整装置10aは流体の出力圧
力を、その流体の一部を例えば流体溜へ戻すことによっ
て、電流に応じて制御し、かつ/あるいは決定するよう
になっている。さらに詳しく説明すると、電流の大きさ
が、検出された状態あるいは制御装置178aの次の所
望の動作を示しているような電気信号が、ターミナル3
0a,32aによって電磁コイル28aへ加えられる。
この結果、磁界が発生し、その磁束経路は磁極部材20
2を軸方向に通り、磁束部材44aを通り、ハウジング
部14aを通り、磁束部材268を通り、アーマチュア
204に沿って軸方向に進み、磁極部材202へ戻るよ
うなものである。
【0057】図2の実施例は図1の弾性部材88のよう
なばね部材を使用する必要がない。すなわち、図2の圧
力調整装置10aは図1のそれと反対の側面を有する。
さらに詳しく説明すると、圧力調整装置10は電磁コイ
ル28への電気入力がゼロかあるいは小さいとき、弾性
部材88はバルブ表面156及びバルブ着座用表面15
8を効果的に閉じた状態に維持し、その結果、PcがP
1に等しくなるか、あるいはほぼ等しくなるようなもの
である。こうした圧力調整装置10は、通路180にお
けるその出力が通常“ハイ”であるようなものと考えら
れる。
【0058】これに対して、圧力調整装置10aは、
(a)電磁コイル28aを流れる電流は電磁コイル28
内のそれと反対である、(b)電磁コイル28aに信号
タイプ(signal type) の電流を流すと、アーマチュア2
04、調節部材214、バルブ着座面156aは着座部
材148aやスプールバルブ124aの方へ付勢される
ようになっている。
【0059】供給装置170aが圧力P1の流体を供給
しており、電磁コイル28aに電流が流れていないかあ
るいは小さい電流が流されていると仮定すると、供給流
体は制限部材142aを通り、通路あるいはチャンバ1
38a,140a,152aを通って流れる。そして、
制限部材108aに対するその作用によって、アーマチ
ュア204、調節部材214、バルブ面156aをバル
ブ着座面158a及びスプールバルブ124aから最も
離れた位置へ移動させる。その結果、比較的大きな流量
の供給流体が、協働する離間されたバルブ面156a及
びバルブ着座面158aの間を流れ、チャンバ160a
及び導管162aを介して流体溜まで流れる。離間され
たこうしたバルブ面156aとバルブ着座面158aの
間のこうした流れによって、チャンバ138a,140
a,152a内の流体圧力の大きさは減少し(また制限
部材142aを介する圧力低下のために)、ばね部材1
90aがスプールバルブ124aを上方へ(図2から見
て)移動可能になり、供給ポート調節用表面113aが
環状路166aから制御チャンバ136aへの流れをさ
らに減らし、またそれと同時に排出ポート調節用表面1
15aに、制御チャンバ136aから環状路182aへ
の流れ及び通路184aを介する流体溜への流れを増大
させる。この結果、制御チャンバ136a内の流体は許
容可能な最低の大きさかあるいはそれに近い値になり、
この値は出力圧力として制御装置178aへ伝えられ
る。
【0060】図2の実施例は通常は低い出力圧力を有す
るような圧力調整装置と考えられる。
【0061】電磁コイル28aへ加えられる電流の大き
さが増大すると、結果として生じる磁束が(加えられる
電流の大きさに応じて)十分に大きくなり、アーマチュ
ア204とバルブ面156aをバルブ着座面158aの
方へ移動させる。その結果、そのときさらに近づいた状
態になる離間されたバルブ面156a及びバルブ着座面
158aの制限効果が増大して、チャンバ138a,1
40a,152a内に供給される流体の圧力を増加させ
る。この結果、スプールバルブ124aはバルブ着座面
158aから離れ、供給ポート調節用表面113aが環
状路166aからの流れを増大し、それと同時に排出ポ
ート調節用表面115aが制御チャンバ136aから環
状路182a及び排出路184aを介する流体溜への流
れを減少させる。
【0062】図1の実施例におけるように、制限部材1
08a及び制限通路110aによって比較的小さな流量
の流体が通路あるいは導管106aの中へ流れ、チャン
バ206及び他の利用可能なスペース(例えば互いに可
動な部材の間など)を充満させる。延長部208、調節
部材230、及び協働する表面228,232からなる
流出制限部材はその中を流れる流体及び導管あるいは通
路224,226,234,236,238を介して流
体溜へ流れる流体の流量を制御する。調節部材230を
調節して、並置された表面228,232をその中を所
望の流量の流体が流れるような距離に互いに調節する。
実施例においては、前述した流出制限部材の中を流れる
流体の流量が制限通路110aの中を流れる流体の流量
よりも若干多い。制限通路110a及び流出制限部材の
目的は、図1の制限流路110、円筒形状部90及び通
路78、導管96,102、及びツール係合用ソケット
92に関して前述したものと同じである。
【0063】さらに、明かなように、スプールバルブ1
24(124a)は流体圧力を制御チャンバ136(1
36a)からスプールバルブ124(124a)のバル
ブ本体127(127a)の機能的に外側の軸端部へフ
ィードバックすることなく、その調節機能全体を行な
う。これについては前述した特許第 4,966,195号に開示
されている。
【0064】圧縮ばね190(ばね部材190a)がス
プールバルブ124の対向する軸端部の間に効率よく配
置されるように、圧縮ばね190(ばね部材190a)
をスプールバルブ124(124a)のまわりに配置す
ることによって、圧力調整装置10(10a)の全体の
長さを例えば前記特許第 4,966,195号に比べて短くでき
る。
【0065】上述した実施例は単に説明のためのもので
あり、添付されている特許請求の範囲内においてこの発
明は他の形に実現することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例における圧力調節装置の
縦断面図である。
【図2】この発明の第2実施例における圧力調節装置の
縦断面図である。
【符号の説明】
12 ハウジング 14,14a,16,16a ハウジング部 28,28a 電磁コイル 56,204 アーマチュア 62,202 磁極部材 88 弾性部材 124 スプールバルブ部材 124a スプールバルブ 148 バルブ着座部材 148a 着座部材 154 開口部 154a ポペットオリフィス 162,172,172a,180,184 通路 162a 導管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−248786(JP,A) 特開 昭62−261743(JP,A) 特開 昭62−261782(JP,A) 実開 平3−183(JP,U) 実開 昭64−7970(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 31/40 - 31/42 F16K 31/06 - 31/11 F15B 13/02 - 13/09 F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の圧力を調節するための圧力調整装
    置であって、 第1及び第2のハウジング部を有するハウジングと、 前記第1のハウジング部に取付けられた電磁コイルと、 前記電磁コイル装置の中に配置された磁極部材と、 バルブ着座部材と、 前記バルブ着座部材によって囲まれた流体通路と、 少なくとも部分的に前記電磁コイルの中に配置されたア
    ーマチュアと、 スプールバルブと、 前記第2のハウジング部の中に形成された流体流入用の
    第1の流路と、 前記第2のハウジング部の中に形成されている流体流出
    用の第2の流路と、 前記第2のハウジング部の中に形成された流体流出用の
    第3の流路と、 第4の流路と、 弾性部材と、 を有し、前記磁極部材が磁極部材端面部を有し、前記ア
    ーマチュアがアーマチュア端面部を有し、前記アーマチ
    ュアは前記アーマチュア端面部が前記磁極部材端面部と
    並置されるように前記磁極部材に対して配置され、前記
    第2のハウジング部が円筒状内部チャンバを有し、前記
    スプールバルブが前記円筒状内部チャンバの中に配置さ
    れこの円筒状内部チャンバに対して可動であるとともに
    前記アーマチュアに対して相対的に可動であり、前記ス
    プールバルブが少なくとも軸方向に位置が揃えられた第
    1及び第2の円筒状バルブ部を有し、前記スプールバル
    ブはさらに軸方向に延びる本体を有し、この軸方向に延
    びる本体が前記第1及び第2の円筒状バルブ部の間に配
    置されていてこれらを相互に連結しており、前記本体は
    比較的小さな横方向の断面を有していてこの本体と前記
    円筒状内部チャンバとの間かつ軸方向における前記第1
    及び第2の円筒状バルブ部の間に環状のチャンバを形成
    し、前記第1の流路が前記第1の円筒状バルブ部と並置
    されていて前記第1のバルブ部によって制御され、前記
    第2の流路が前記環状のチャンバと連通し、前記第3の
    流路が前記第2の円筒状バルブ部と並置されていて前記
    第2のバルブ部によって制御され、前記第4の流路が前
    記流体流入用の第1の流路と前記流体通路との間を連通
    しており、前記アーマチュアが移動して前記流体通路か
    ら流出する前記流体の流れを最も制限するとき、前記流
    体の圧力が前記スプールバルブを所定の方向、すなわち
    前記第2のバルブ部が前記環状のチャンバから流出して
    流体流出用の前記第3の流路を通り流体溜の方へ流れる
    前記流体を少なくともさらに制限し、前記第1のバルブ
    部が前記流体流入用の前記第1の流路を通って前記環状
    のチャンバの中に入り流体流出用の前記第2の流路から
    出て前記流体が作用すべき部分へ流れる前記流体の制限
    を緩くするような方向へ移動させ、前記第1の円筒状バ
    ルブ部の直径が前記第2の円筒状バルブ部の直径と異な
    り、前記弾性部材が前記環状のチャンバと流体流出用の
    前記第3の流路との間の連通性をさらに向上させる方向
    へ前記スプールバルブを弾性的に付勢しており、前記弾
    性部材が機械的なばね部材であり、前記ばね部材が前記
    環状のチャンバの中に配置されている圧力調整装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の円筒状バルブ部の前記直径が
    前記第1の円筒状バルブ部の直径よりも大きく設定され
    ている特許請求の範囲第1項記載の圧力調整装置。
  3. 【請求項3】 前記円筒状内部チャンバが第1の直径を
    有する第1の内側円筒面と前記第1の直径と異なる第2
    の直径を有する第2の内側円筒面とを有し、前記第2の
    直径が前記第1の直径よりも大きく設定され、前記第1
    及び第2の円筒状バルブ部が前記第1及び第2の内側円
    筒面によってそれぞれ受容される特許請求の範囲第1項
    記載の圧力調整装置。
  4. 【請求項4】 前記電磁コイルに電流が加えられると前
    記電磁コイルが効率よく磁束を発生し、予め決められた
    大きさの電流が前記電磁コイルに流されたときに、前記
    流体通路からの前記流体の流れに対する制限が最も強め
    られるように前記アーマチュアが移動される特許請求の
    範囲第1項記載の圧力調整装置。
  5. 【請求項5】 前記電磁コイルに電流が加えられると前
    記電磁コイルが効率よく磁束を発生し、予め決められた
    大きさの電流が前記電磁コイルに流されたときに、前記
    流体通路からの前記流体の流れに対する制限が最も弱め
    られるように前記アーマチュアが移動される特許請求の
    範囲第1項記載の圧力調整装置。
  6. 【請求項6】 前記弾性部材が前記環状のチャンバ内に
    おいて前記軸方向に延びる本体のまわりに配置されたコ
    イル状の圧縮ばねである特許請求の範囲第4項記載の圧
    力調整装置。
  7. 【請求項7】 前記環状のチャンバの中に取付けられた
    ばね着座部材が設けられ、前記コイル状のばね部材が一
    方の機能端部において前記ばね着座部材と係合し、他方
    の機能端部において前記第2の円筒状バルブ部と係合す
    る特許請求の範囲第6項記載の圧力調整装置。
  8. 【請求項8】 前記弾性部材が前記環状のチャンバ内に
    おいて前記軸方向に延びる本体のまわりに配置されたコ
    イル状の圧縮ばねである特許請求の範囲第5項記載の圧
    力調整装置。
  9. 【請求項9】 前記アーマチュアに連結された第2のば
    ね部材が設けられ、この第2のばね部材によって前記ア
    ーマチュアが前記流体通路からの前記流体の流れに対す
    る制限を最も強めるような位置へ弾性的に付勢される特
    許請求の範囲第8項記載の圧力調整装置。
  10. 【請求項10】 前記弾性部材が前記環状のチャンバ内
    において前記軸方向に延びる本体のまわりに配置された
    コイル状の圧縮ばねであり、前記アーマチュアに連結さ
    れた第2のばね部材が設けられ、この第2のばね部材に
    よって前記アーマチュアが前記流体通路からの前記流体
    の流れに対する制限を最も強めるような位置へ弾性的に
    付勢される特許請求の範囲第5項記載の圧力調整装置。
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