JPH0745910B2 - ソレノイドバルブの製造方法 - Google Patents

ソレノイドバルブの製造方法

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JPH0745910B2
JPH0745910B2 JP20367387A JP20367387A JPH0745910B2 JP H0745910 B2 JPH0745910 B2 JP H0745910B2 JP 20367387 A JP20367387 A JP 20367387A JP 20367387 A JP20367387 A JP 20367387A JP H0745910 B2 JPH0745910 B2 JP H0745910B2
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JP
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plunger
rod
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gap forming
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昭彦 関口
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Akebono Brake Industry Co Ltd
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Akebono Brake Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はブレーキ装置等を作動させる液圧回路等に用い
られるソレノイドバルブの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、摺動自在に設けたプランジャをコイルによって付
勢するようにし、このプランジャにロッドを嵌挿して固
定し、ロッドに設けた弁体で液路を開閉するように形成
したソレノイドバルブは広く知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記したようなソレノイドバルブを組立てるには、各部
品を所定の寸法及び位置に固定する必要があり、そし
て、正確な寸法及び位置に各部品を固定するには熟練し
た作業員と時間を要するものであった。
本発明は、前記事項に鑑みなされたものであり、前記す
るようなソレノイドバルブの組立て製造が簡単で正確に
できるようにすることを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はロッド30の外周に凹溝32を形成し、このロッド
30にメッキを施して凹溝32の角部33に他の部分より厚い
メッキ層34を着層させる一方、アウターヨーク1内に嵌
着されたガイド部材10の上面に、ギャップ形成用シム38
を載置し、ギャップ形成用シム38の上面にプランジャ24
を載せ、プランジャ24を押圧してギャップ形成用シム38
に圧接させた状態で、プランジャ24の挿通孔25及びガイ
ド部材10の孔に挿通した前記ロッド30の先端部の弁体31
を、前記アウターヨーク1内に固定された弁座9に圧接
させ、プランジャ24とロッド30との位置決めを行うとと
もに、ロッド30を厚いメッキ層34により挿通孔25内に仮
止めし、次にこの仮止めしたプランジャ24とロッド30を
取出し、プランジャ24外周のかしめ部26をかしめて、プ
ランジャ24にロッド30を固定して取付けるソレノイドバ
ルブの製造方法とした。
〔作用〕
本発明は、ロッド30の外周に凹溝32を形成し、このロッ
ド30にメッキを施して凹溝32の角部33に厚いメッキ層34
を着層する一方、アウターヨーク1内に固定されたガイ
ド部材10の上面に、所定の厚さのギャップ形成用シム38
を載置し、ギャップ形成用シム38の上面にプランジャ24
を載せ、プランジャ24を押圧してギャップ形成用シム38
に圧接させると、ガイド部材10とプランジャ24は所定の
ギャップを保って保持される。
この状態でプランジャ24の挿通孔25及びガイド部材10の
孔に挿通した前記ロッド30の先端部の弁体31を弁座9に
圧接させる。
そうすると、弁体31が弁座9に圧接して流路5を閉鎖し
た状態で、ガイド部材10と所定のギャップを保って保持
されているプランジャ24内でロッドは30を停止し、ロッ
ド30は厚いメッキ層34により挿通孔25内に仮止めされ
る。
次にこの仮止めされたプランジャ24とロッド30を取出
し、プランジャ24のかしめ部26をかしめてプランジャ24
にロッド30を固定し、ガイド部材10上からギャップ形成
用シム38を取除き、常法に従って各部品を組立てソレノ
イドバルブを製造する。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例によって製造されたソレノイ
ドバルブの断面図、第2図乃至第4図はその説明のため
の図である。
第1図のソレノイドバルブは、アウターヨーク1に、フ
ィルタ4を設けた入力ポート2と出力ポート3を設け、
この入力ポート2と出力ポート3を接続する液路5に弁
座9を設け、弁座9の上方に間隔を置いて下部ガイド11
を嵌着し、下部ガイド11の上にストッパプレート12を嵌
着してある。そして、この下部ガイド11とストッパプレ
ート12とを総称してガイド部材10ということとする。
このガイド部材10の孔にロッド30が摺動自在に挿通さ
れ、ロッド30の先端部の弁体31が弁座9に当接して流路
5を閉鎖するようになっている。このロッド30にはプラ
ンジャ24が外嵌され、プランジャ24とロッド30は凹部と
して形成されたかしめ部26でかしめられて固定されてい
る。
そして、プランジャ24と下部ガイド11との間には、押上
げスプリング39が介挿され、プランジャ24を上方に押上
げ、バルブを常開型としている。
プランジャ24の外周には下部インナーヨーク18と上部イ
ンナーヨーク19が外嵌され、上部インナーヨーク19内に
は上部ガイド20が嵌着されており、ロッド30の先端部を
上下動自在に支持している。
下部インナーヨーク18と上部インナーヨーク19の外側に
はコイル46を内臓したコイル組立体45が組込まれ、上部
インナーヨーク19とコイル組立体45の上部を、アウター
ヨーク1に螺着したプラグ47で押さえてある。
そして、上部インナーヨーク19内と流路5は、上部イン
ナーヨーク19と下部インナーヨーク18内の連通路13・ス
トッパプレート12の連通路13及び下部ガイド11の連通路
13を介して連通している。
第1図に示すソレノイドバルブを製造するには、ロッド
30の中程に角部33の形成された凹溝32を形成し、このロ
ッド30に電気メッキを施すと、角部33に他の部分より厚
いメッキ層34が着層する。
そして、アウターヨーク1内に嵌着された下部ガイド11
・ストッパプレート12よりなるガイド部材10の上面に、
第5図に示すのギャップ形成用シム38(厚さ0.1mm〜0.5
mm)を載置し、ギャップ形成用シム38の上面にプランジ
ャ24を載せ、プランジャ24を押圧してギャップ形成用シ
ム38に圧接させた状態で、プランジャ24の挿通孔25及び
ストッパプレート12・下部ガイド11の孔に前記ロッド30
を挿通してロッド30の先端部の弁体31を、前記アウター
ヨーク1内に嵌着して固定された弁座9に圧接させ、プ
ランジャ24とロッド30との位置決めを行う。
このプランジャ24にロッド30を挿通する場合に、第2図
に示す位置にロッド30があるときは、ロッド30はプラン
ジャ24の挿通孔25内を軽く摺動するが、第3図に示すよ
うにロッド30の凹溝32が、プランジャ24の挿通孔25内に
進入すると、ロッド30は厚いメッキ層34により、部分的
に大径となっているので、挿通孔25に緊密に嵌入する。
そして、厚いメッキ層34が着層し過ぎている場合には、
挿通孔25に厚いメッキ層34が進入すると過剰なメッキ層
は延展されるので、挿通孔25内をロッド30を摺動させる
ことができる。
前記の如くして挿通孔25内に挿入されたロッド30は厚い
メッキ層34により挿通孔25内に仮止めされる。
次にこの仮止めしたプランジャ24とロッド30をアウター
ヨーク1内から取出し、プランジャ24のかしめ部26をか
しめてプランジャ24にロッド30を固定して取付ける。
次にギャップ形成用シム38を取除き、常法に従ってソレ
ノイドバルブを組立て製造する。
第6図は別の構造のソレノイドバルブを示すものであ
り、第1図に示すソレノイドバルブと同様の部分は同一
の符号を用い説明を省略した。
このソレノイドバルブは、下部ガイド11の上方に直接プ
ランジャ24が設けてあり、下部ガイド11と下部インナー
ヨーク18との間にホルダ17が介挿されており、プランジ
ャ24と上部インナーヨーク19間には、連通路形成用シム
40が介挿してあり、また、プランジャ24と上部インナー
ヨーク19との間には、押下げスプリング41が介挿され
て、弁体31を常時弁座9に圧接するように形成した常閉
型のソレノイドバルブとなっている。さらに、プラグ47
は、アウターヨーク1の端縁をかしめることにより固定
してある。
〔発明の効果〕
本発明はガイド部材10とプランジャ24との間にギャップ
形成用シム38を介挿し、また、ロッド30の凹溝32の角部
33に厚いメッキ層34を形成して、このロッド30を挿通孔
25に圧入し、プランジャ24及びロッド30を押圧し、弁体
31が弁座9に圧接したバルブの閉鎖状態で、プランジャ
24の挿通孔25にロッド30を厚いメッキ層34で仮止めした
後、プランジャ24をかしめてロッド30に固定し、ソレノ
イドバルブを組立て製造しているので、製造されたソレ
ノイドバルブは、バルブの閉鎖時にプランジャ24がガイ
ド部材10と正確に所定のギャップを保つものであり、そ
して、その組立てもギャップ形成用シム38を介挿し、プ
ランジャ24とロッド30を押圧するだけで、ロッド30をプ
ランジャ24の所定の位置に仮止めできるので、製造が極
めて容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により製造されたソレノイドバルブの一
例の断面図、第2図及び第3図はその製造過程の説明の
ための部分断面図、第4図はその要部の断面図、第5図
は使用される部品の斜視図、第6図は他のソレノイドバ
ルブの断面図である。 1……アウターヨーク、9……弁座、10……ガイド部
材、24……プランジャ、25……挿通孔、26……かしめ
部、30……ロッド、31…弁体、32……凹溝、33……角
部、34……厚いメッキ層、38……ギャップ形成用シム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロッド30の外周に凹溝32を形成し、このロ
    ッド30にメッキを施して凹溝32の角部33に他の部分より
    厚いメッキ層34を着層させる一方、アウターヨーク1内
    に嵌着されたガイド部材10の上面に、ギャップ形成用シ
    ム38を載置し、ギャップ形成用シム38の上面にプランジ
    ャ24を載せ、プランジャ24を押圧してギャップ形成用シ
    ム38に圧接させた状態で、プランジャ24の挿通孔25及び
    ガイド部材10の孔に挿通した前記ロッド30の先端部の弁
    体31を、前記アウターヨーク1内に固定された弁座9に
    圧接させ、プランジャ24とロッド30との位置決めを行う
    とともに、ロッド30を厚いメッキ層34により挿通孔25内
    に仮止めし、次にこの仮止めしたプランジャ24とロッド
    30を取出し、プランジャ24外周のかしめ部26をかしめ
    て、プランジャ24にロッド30を固定して取付けるソレノ
    イドバルブの製造方法。
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JP4524927B2 (ja) * 2001-01-23 2010-08-18 トヨタ自動車株式会社 かしめ加工方法
JP2017129171A (ja) * 2016-01-18 2017-07-27 株式会社鷺宮製作所 電磁弁

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