JPS5911251Y2 - ダイヤフラム式小型電磁弁 - Google Patents

ダイヤフラム式小型電磁弁

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Publication number
JPS5911251Y2
JPS5911251Y2 JP12726080U JP12726080U JPS5911251Y2 JP S5911251 Y2 JPS5911251 Y2 JP S5911251Y2 JP 12726080 U JP12726080 U JP 12726080U JP 12726080 U JP12726080 U JP 12726080U JP S5911251 Y2 JPS5911251 Y2 JP S5911251Y2
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JP
Japan
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valve seat
diaphragm
valve
plunger
closing part
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Expired
Application number
JP12726080U
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English (en)
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JPS5749970U (ja
Inventor
吾郎 成川
敏幸 池田
Original Assignee
株式会社鷺宮製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 考案の技術分野 本考案は、流体系統に使用され、微差圧時にも確実に動
作するダイヤフラム式電磁弁に関する。
(b) 従来技術と問題点 この種電磁弁の従来例を第1図に示す(例えば、実開昭
53−26533号公報に記載)。
すなわち、第1図Aにおいて、弁本体20の一次口20
aと二次口20 b間に設けられた弁座21を開閉す
る主弁22の外周縁部を弁本体20に固定し、主弁22
に設けた均圧孔22 a及びパイロット孔22 bによ
り一次口20 a及び二次口20 bに連通ずる背圧室
23を主弁22の上部に設け、また第1図Bに示すよう
に、電磁機構のプランジャー24に固定され、パイロッ
ト孔22bを開閉するパイロットシ一ト25 aを備え
たカップリング25を主弁22に対して変位可能に連結
したものである。
したがって、電磁機構のコイル非通電時には、第1図A
, Bに示すように、プランジャー24の降下による押
圧力と共に一次口20 aからの一次流体圧が均圧孔2
2 aを通って背圧室23に導入されて、パイロットシ
一ト25 aがパイロット孔22 bを閉じ、かつ主弁
22が弁座21を閉塞する。
そして、コイル通電時には、第1図Cに示すように、プ
ランジャー24の上昇と共に上昇するカップリング25
により、パイロットシ一ト25aがパイロット孔22
bを開いて背圧を二次口20 bに逃がし、引き続いて
カップリング25が強制的に主弁22を引き上げて一次
口20 aと二次口20 bを連通させる。
よって、微差圧時においても弁座21を開きうるもので
あるが、主弁22とプランジャー24との間には主弁2
2を強制的に引き上げる他力的操作部材としてのカップ
リング25お介在があるので、構造が複雑であり組立作
業が面倒であるという問題があった。
また、電磁機構のコイルに通電し、プランジャー24の
上昇によってカップリング25にまり主弁22を強制的
に引き上げて弁座21を開いている際に、背圧室23か
らの逆圧がかかった場合には、主弁22はハンチングを
起したり又は閉弁状態に近づくので、上昇しているプラ
ンジャー24が強制的に引き下げられる結果、コイルに
過大電流が流れコイルが焼損するという欠点があった。
(C) 考案の目的 本考案は、上記従来例の欠点を解消し、組立が容易で、
逆圧がかかった場合にもプランジャーには何んらの影響
も及ぼさないダイヤフラム式小型電磁弁を提供すること
にある。
(d) 考案の構戒 本考案は、上記目的を達成するために、弁本体の一次口
と二次口間に設けられた弁座と、外周縁部を弁本体に固
定し、中央部を弁座開閉部とするダイヤフラムと、ダイ
ヤフラムの上部において弁本体内に形或された背圧室と
、ダイヤフラムの弁座開閉部の周辺部に設けられ、背圧
室と一次口とを連通ずる均圧孔と、弁座開閉部の中央部
に設けられ、背圧室と二次口とを連通ずるパイロット孔
と、ダイヤフラムのパイロット孔を閉じると共に弁座開
閉部を加圧する電磁機構のプランジャーとから戒り、ダ
イヤフラムにはプランジャーの非加圧時に弁座を開き、
かつプランジャーの加圧力より弱い自己復帰弾性力を付
与させたものであり、微差圧の状態にあっても、電磁機
構のコイル非通電時にはダイヤフラムは自己の弾性復帰
力により復帰し、弁座を開くように作用する。
(e) 考案の実施例 本考案の実施例を図面により説明する。
第2図において、弁本体1の一次口1aと二次口1b間
に弁座1Cが設けられ、該弁座1Cの上部において、弁
本体1に対して止め螺子6により固定される上蓋7との
間で周縁部を固定され、中央部を弁座1Cの開閉部とす
るダイヤフラム2が設けられる。
而して、開閉部の周辺部には均圧孔2aが設けられ、上
記ダイヤフラム2の上部に形威されている背圧室14と
一次口1aとを連通しており、また、開閉部の中心部に
はパイロット孔8aを有するパイロットシ一ト8が設け
られ、パイロット孔8aにより背圧室14と二次口1b
とを連通している。
上蓋7にはプランジャー4を摺動自在に収容する筒体9
が設けられ、該筒体9の上部には吸引子10が設けられ
る。
11は螺子12により固定されるヨークで゛あり、ヨー
ク11内にソレノイドコイル5が設けられている。
吸引子10とプランジャー4間にはスプリング3が設け
られ、プランジャー4の下端にはパイロットシ一ト8の
パイロット孔8aを開閉する弁13が設けられている。
而して、上記ダイヤフラム2には、プランジャー4の非
加圧時(ソレノイドコイルの通電時)に弁座1Cを開放
し、かつプランジャー4の加圧力より弱い自己復帰弾性
力が付与されている。
第2,3図の状態においては、ソレノイドコイル5に通
電されているので、プランジャー4は吸引子10に吸引
されて弁13がパイロット孔8aを開き、該孔8aより
背圧が二次口1bに抜け、ダイヤフラム2は自己の復帰
弾性力により弁座1Cから離れ、一次口、二次口の流体
圧が微差であってもダイヤフラム2は自力で開弁ずる。
第4図の状態においては、ソレノイドコイル5への通電
が断たれているので、プランジャー4はスプリング3の
弾性により弁13をもってパイロット孔8aを閉じつつ
降下し、かつ一次口1aからの流体の一次圧が均圧孔2
aを通って背圧室14に導入される結果、ダイヤフラム
2は自己の復帰弾性力に降伏して、その中央開閉部を弁
座1Cに圧接し開弁している。
(f) 考案の効果 本考案は、一次口と二次口間の弁座を開閉するダイヤフ
ラムに、プランジャーの非加圧時に弁座を開放し、かつ
プランジャーの加圧力より弱い自己復帰弾性力を付与さ
せた構或としているので、弁座の開放が他力的な操作部
材を要せずに自力で行われ、構造が非常に簡単であると
共に、逆圧がかかった場合にもプランジャーを強制的に
引き下げる要素がないため、コイル焼損のおそれもない
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示し、図同Aは縦断面図、同図B,
Cは作動状態図、第2図は本考案に係る実施例の開弁状
態の縦断面図、第3図は同上の一部縦断右側面図、第4
図は閉弁状態の縦断面図である。 1・・・弁本体、1a・・・一次口、1b・・・二次口
、1C・・・弁座、2・・・ダイヤフラム、2a・・・
均圧孔、4・・・プランジャー 8・・・パイロットシ
一ト、8a・・・パイロット孔、14・・・背圧室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁本体の一次口と二次口間に設けられた弁座と、外周縁
    部を弁本体に固定され、中央部を弁座開閉部とするダイ
    ヤフラムと、ダイヤフラムの上部において弁本体内に形
    或された背圧室と、ダイヤフラムの弁座開閉部の周辺部
    に設けられ、背圧室と一次口とを連通ずる均圧孔と、弁
    座開閉部の中央部に設けられ、背圧室と二次口とを連通
    ずるパイロット孔と、ダイヤフラムのパイロット孔を閉
    じると共に弁座開閉部を加圧する電磁機構のプランジャ
    ーとから或り、ダイヤフラムにはプランジャーの非加圧
    時に弁座を開き、かつプランジャーの加圧力より弱い自
    己復帰弾性力を付与せしめたことを特徴とするダイヤフ
    ラム式小型電磁弁。
JP12726080U 1980-09-09 1980-09-09 ダイヤフラム式小型電磁弁 Expired JPS5911251Y2 (ja)

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JP12726080U JPS5911251Y2 (ja) 1980-09-09 1980-09-09 ダイヤフラム式小型電磁弁

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JP12726080U JPS5911251Y2 (ja) 1980-09-09 1980-09-09 ダイヤフラム式小型電磁弁

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Publication Number Publication Date
JPS5749970U JPS5749970U (ja) 1982-03-20
JPS5911251Y2 true JPS5911251Y2 (ja) 1984-04-06

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ID=29487672

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