JPS592366Y2 - 直動型3方向電磁切換弁 - Google Patents

直動型3方向電磁切換弁

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JPS592366Y2
JPS592366Y2 JP467678U JP467678U JPS592366Y2 JP S592366 Y2 JPS592366 Y2 JP S592366Y2 JP 467678 U JP467678 U JP 467678U JP 467678 U JP467678 U JP 467678U JP S592366 Y2 JPS592366 Y2 JP S592366Y2
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JP
Japan
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valve seat
valve
core
movable core
discharge orifice
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JP467678U
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JPS54109125U (ja
Inventor
忠男 鈴木
Original Assignee
焼結金属工業株式会社
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 本考案は、直動型3方向電磁切換弁の改良に関するもの
である。
従来、この種の切換弁として、第1図に示すような構造
を有するものは公知である。
この切換弁は、供給ポートSと出カポ−)0を有する弁
本体1内において、上記両ポートに通じる弁室2内にお
ける供給オリフィス3のまわりの弁座4に対して電磁操
作部5の可動鉄心6の下端弁シート部7を接離自在に対
向させ、さらに電磁操作部5の固定鉄心8に排出ポート
Eに通じる排出オリフィス9を設けて、該排出オリフィ
ス9のまわりの弁座10に対して上記可動鉄心の上端弁
シート部11を接離自在に対向させ、電磁コイル12に
通電することにより、可動鉄心の下端弁シート部7を弁
座4に圧接するように付勢せしめた復帰スプリング13
の付勢力に抗して可動鉄心6を固定鉄心8に対して吸着
させ、排出オリフィスのまわりの弁座10を可動鉄心の
上端弁シート部11によって閉鎖するように横取してい
る。
しかるに、かかる切換弁においては、電磁コイル12に
対する電流の遮断時に、可動鉄心6には弁室2内の流体
圧と排出オリフィス9の断面積との積で表わされる力と
残留磁気力とが作用しており、従って復帰スプリング1
3の付勢力はこれらの力に打ち勝つように設定しなけれ
ばならない。
しかも、出カポ−)0から排出ポー)Eへの十分な流体
の流れを得るためには、排出オリフィス9の断面積を大
きくすることが望ましいが、その断面積を大きくすると
益々復帰スプリング13の付勢力を大きくする必要が生
じてくる。
而して、この復帰スプリング13の付勢力の増大は、該
付勢力に抗して可動鉄心を固定鉄心に吸着させることか
ら必然的に電磁操作部の大型化を招くことになる。
本考案は、復帰スプリングの付勢力を小さくして電磁操
作部を小型化することを技術的課題とするものである。
上記技術的課題を解決するため講じた技術的手段は、供
給ポートと出力ポートを有する弁本体内の弁室における
上記両ポート間の弁座に、電磁操作部の第1の可動鉄心
に設けた弁シート部を接離自在に対向させ、この可動鉄
心を復帰スプリングによって上記弁座に弁シート部が圧
接する方向に付勢し1、上記可動鉄心の吸着面を一側に
備えた固定鉄心に上記弁室からの流4体を排出ポー l
−に導く排出すりフイスを設け、該固定鉄心の他側に設
けた排出オリフィスのまわりの弁座に第2の目丁動鉄心
に設けた弁シー !一部を排出流体圧すにより開放ii
J能に当接させ、上記第1の可動鉄心に、+7記弁室と
排出オリフイノ、とを常時連通させる流通路を設(1゛
る、二とにより該第1の可動鉄心を流体圧的にバランス
させたことである。
上記構成を有する切換弁において、電磁操作部・\、の
通電時には、第1及び第2の可動鉄心が固定鉄心に吸着
され、供給ポー 1−と出力ポートとがそれらの間の弁
座(117)開放によ()連通ずると共に、排出ポーl
−が第2の可動鉄心により閉鎖され、電磁操作部への通
電を解除すると、復帰スプリングによる第1の可動鉄心
の復帰によって供給ポー 1・と出カポ−l・との間に
弁座が閉鎖され、第2の可動鉄心も固定鉄心への吸着状
態から開放される。
従って、出カポ−I−からの圧力流体は、上記第2の可
動鉄心を押しLげて排出ポートから流出する。
而し、て、電磁コイルへの通電時には、上記第1の可動
鉄心は流体圧的にバランスした状態で固定鉄心に吸着さ
れており、そのため、通電を解除した場合には、小さい
復帰力で固定鉄心の残留磁気力に打勝って復帰すること
になる。
このように、本考案の電磁切換弁によれば次のような特
有の効果を牛しる。
即ち、第1の[j」゛動鉄心の復帰スプリングを小付勢
力のちのとすることがで゛き、こメ−5によって電磁操
作部即ち切換弁全体を小型化することかでき、しかも、
排出オリフィスを開閉する可動鉄心を別に設けるだ(づ
でよいのでその構成か非常に簡単である。
図面を参照して本考案の実施例について詳述するに、第
2図は本考案に係る直動型3方向電磁切換弁の基本的な
構成例り・示している。
この実施例において、弁本体20は供給ポー)S及び出
力ポートOを備え、該弁本体20内の弁室21に上記両
ポー利に通じる供給オリフィス22及び出力オリフィス
23を開口させ、供給オリフィス22のまわりに弁座2
4を形設している。
切換弁を動作させる電磁操作部25は、電磁コイル26
への通電により駆動されて固定鉄心27の下面及び上面
に吸着される第1及び第2の可動鉄心28、29を備え
、第1の可動鉄心28にはその下端に上記弁座24に接
離可能に対向させた弁シー I一部31を設けると共(
、二、その側面及び上端面にE配弁室21を固定鉄心2
1の排出オリフィス30に連通させる流通路32を設け
、この可動鉄心28を復帰スプ1)ング33により弁シ
ー )・部31が弁座24に圧接する方向に付勢し、而
して、該第1の可動鉄心を排出オリフィス0開閉とは無
関係に固定鉄心に吸着可能どすると共に、その吸着時に
流体圧的にバランスした状態に保ち得るようにし、でい
る。
また、上記第20可動鉄心29には、固定鉄心27にd
々けた排出オリフィス30のまわりの弁座34に接離す
る弁シー 1・部35を設けると共に、その側面に排出
オリフッイス30からの流体をカバー36の排出ボー川
・Eに導くための流通路37を設け、この可動鉄心29
をセットスプリング3Bによって弁シー川・部35が弁
座34に圧接する方向に付勢L7ている。
なお、このセラI・スプリング38は、切換弁の取付姿
勢に関係なく弁シー 1一部35が弁座34に接する程
度の付勢力を有していればよく、従って場合によっては
それを省略することもで゛きる。
次に、上記直動型3方向電磁切換弁の動作について説明
する。
第2図は電磁コイル26−\の非通電状態の第1切換位
置を示し、この状態では、電磁力が作用していないため
に第1の可動鉄心2Bが復帰スプリング33の弾発力に
より弁座24に圧接して供給オリフィス22を閉鎖する
一方、第2の可動鉄心29はセットスプリング38の弾
発力により排出オリフィス30を閉鎖しているが、該セ
ラ)・スプリング38の弾発力が排出オリフィス30の
断面積とそれに作用する流体圧の積で与えられる力より
も小さいため、該排出オリフィス30は流体圧によって
開か和7、出カポ−l−0からの流体は排出ポー川・E
に排出される。
而して、出力ポー1−0側の流体の殆んどが排出される
と、可動鉄心29はセットスプリング3Bの弾発力で゛
固定鉄心27に圧接される。
この状態で電磁コイル26へ通電すると、電磁力により
第1の可動鉄心28が復帰スプリング33の弾発力に抗
して固定鉄心27に吸着されると共に、第2の可動鉄心
29が固定鉄心27に保持されれ、供給オリフィス22
が開放さiると同時に排出オリフィス30が閉鎖状態に
保持された第2切換位置をとる。
而して、この切換状態においては、供給ポートSが出力
ポートOに連通して該出カポートOに流体が供給される
ここで再び電磁コイル26への通電を遮断すると、第1
の可動鉄心28は流体圧力的にバランスしているため、
復帰スプリング33の弾発力により残留磁気力に打ち勝
って固定鉄心27から離されると共に、供給オリフィス
22を閉鎖する。
また、第2の可動鉄心29は前述したように流体圧で押
圧されて排出オリフィス30が開放する。
このような切換弁の動作から明らかなように、電磁コイ
ル26への通電時に第1の可動鉄心28は流体圧力的に
バランスした状態にあるため、通電を遮断した場合に該
可動鉄心28を復帰させる復帰スプリング33の付勢力
は、供給オリフィス22を閉鎖し得るに十分な力に設定
すればよく、従ってこの復帰スプリング33の付勢力に
よって決まる電磁コイル26・の大きさを著しく小型化
することができ、しかも第2の可動鉄心29は排出流体
圧力の低下時にセットスプリング3Bによって排出オリ
フィス30に接する位置に保持されるため、通電時には
電磁コイルの最大の電磁力により固定鉄心27に吸着さ
れることになり、急速排気のために排出オリフィス30
の断面積を大きくしても、小型の電磁コイルによりその
排出オリフィス30を確実に閉鎖するための十分な力を
得ることができる。
第3図は本考案の他の実施例を示すもので、第2図の実
施例と同様に、第2の可動鉄心29により開閉される排
出オリフィス30を固定鉄心27に設けると同時に、該
固定鉄心27に第1の可動鉄心2Bの上端の弁シート部
39により開閉される第2の排出オリフィス40を設け
ている。
この実施例は、復帰スプリング33の付勢力の設定に当
り、該付勢力を供給オリフィス22の閉鎖に必要な大き
さに設定した場合、それが残留磁気力に比べて十分に大
きい値となるため、余分な付勢力を利用して第1の可動
鉄心28の上端の弁シート部39により第2の排出オリ
フィス40を開放するようにしたものである。
従って、第2の排出オリフィス40の断面積は、電磁コ
イル26に対する通電を遮断したときに、その断面積と
弁室21内流体圧力の積によって与えられる作用力が復
帰スジ1ング33による第1の可動鉄心2Bの復帰を妨
げないように設定される。
なお、その他の構造は第2図の実施例と変るところがな
いので、主要部分に同一の符号を付してその説明を省略
する。
第4図の実施例についても同様で゛ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の直動型3方向電磁切換弁の断面図、第2
図ないし第4図は本考案に係る直動型3方向電磁切換弁
の実施例を示す断面図である。 20・・・・・・弁本体、21・・・・・・弁室、24
.34・・・・・・弁座、25・・・・・・電磁操作部
、27・・・・・・固定鉄心、2B・・・・・・第1の
可動鉄心、29・・・・・・第2の可動鉄心、31.3
5・・・・・・弁シート部、33・・・・・・復帰スプ
リング、S・・・・・・供給ポート、O・・・・・・出
力ポート、E・・・・・・排出ポート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 供給ポートと出力ポートを有する弁本体内の弁室におけ
    る上記両ポート間の弁座に、電磁操作部の第1の可動鉄
    心に設けた弁シート部を接離自在に対向させ、この可動
    鉄心を復帰スプリングによって上記弁座に弁シート部が
    圧接する方向に付勢し、上記可動鉄心の吸着面を一側に
    備えた固定鉄心に上記弁室からの流体を排出ポートに導
    く排出オリフィスを設け、該固定鉄心の他側に設けた排
    出オリフィスのまわりの弁座に第2の可動鉄心に設けた
    弁シート部を排出流体圧力により開放可能に当接させ、
    上記第1の可動鉄心に、上記弁室と排出オリフィスとを
    常時連通させる流通路を設けることにより該第1の可動
    鉄心を流体圧的にバランスさせたことを特徴とする直動
    型3方向電磁切換弁。
JP467678U 1978-01-19 1978-01-19 直動型3方向電磁切換弁 Expired JPS592366Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP467678U JPS592366Y2 (ja) 1978-01-19 1978-01-19 直動型3方向電磁切換弁

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JP467678U JPS592366Y2 (ja) 1978-01-19 1978-01-19 直動型3方向電磁切換弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54109125U JPS54109125U (ja) 1979-08-01
JPS592366Y2 true JPS592366Y2 (ja) 1984-01-23

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JP467678U Expired JPS592366Y2 (ja) 1978-01-19 1978-01-19 直動型3方向電磁切換弁

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