JPS6145428Y2 - - Google Patents

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JPS6145428Y2
JPS6145428Y2 JP4918978U JP4918978U JPS6145428Y2 JP S6145428 Y2 JPS6145428 Y2 JP S6145428Y2 JP 4918978 U JP4918978 U JP 4918978U JP 4918978 U JP4918978 U JP 4918978U JP S6145428 Y2 JPS6145428 Y2 JP S6145428Y2
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JP
Japan
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valve
pilot
chamber
piston
discharge
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JP4918978U
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JPS54151920U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内部パイロツト式電磁弁に関するも
のである。
例えば、実開昭53−32430号公報に示すよう
に、パイロツト通孔を内部に備えたスプールとパ
イロツト弁座を備えたピストンとを摺動自在に連
結し、電磁操作部のプランジヤによつて上記パイ
ロツト弁座を開閉することによりピストン及びス
プールを駆動させ、而して流路の切換えを行うよ
うにした方向切換弁は公知である。
しかしながら、上記切換弁においては、 a スプール式の切換弁であるため、必然的に主
弁の切換ストロークが大きくなり、弁全体が大
型化する。
b スプールのストロークをピストンの移動範囲
を定めることによつて設定しなければならない
ため、ピストンのストロークをスプールのスト
ロークに合わせて正確に規制する必要がある。
などの欠点を有している。
本考案は、この種切換弁の構造を簡略化してさ
らに小型化することを目的とするもので、圧力流
体の供給口、出力口及び排出口を有する弁本体内
の弁室に、上記供給口と出力口との間の供給弁座
に接離する弁シール部を備えたポペツト型の主弁
を、弁室の底部中央に立設した案内部に案内させ
ると共に、復帰スプリングにより閉弁方向に付勢
させて移動自在に配装し、上記排出口が開口する
ピストン室内に出力口と排出口との間の排出弁座
に接離する弁シール部を備えたピストンを摺動自
在に配装し、これらの供給弁座及び排出弁座を弁
本体に直接形設し、上記主弁の端部をピストン内
孔に摺動自在に密嵌すると共に、パイロツト室内
に開口するピストンのパイロツトオリフイスと上
記供給口とを、主弁と上記案内部との間の間隙及
び主弁の内部に設けたパイロツト通孔により連通
させ、パイロツト室内に、コイルへの電流の通断
により作動してパイロツトオリフイスとパイロツ
ト室内に開口した排出オリフイスとを交互に開閉
する可動鉄心をスプリングによりパイロツトオリ
フイス側へ付勢させて配装したことを特徴として
いる。
従つて、コイルへの通電により、プランジヤが
パイロツトオリフイスを開放すると同時に排出オ
リフイスを閉鎖すると、ピストンの両面に作用す
る流体圧力差によつて該ピストンが主弁と共に復
帰スプリングに抗して別の切換位置に移動し、そ
の位置を保持する。
コイルへの通電が解除されると、プランジヤ
が、排出オリフイスを開放すると共にピストンの
方向へ移動してパイロツトオリフイスからパイロ
ツト室への流体の流入を制限するため、該ピスト
ンは、流体圧力差によつてプランジヤ側へ移動
し、パイロツトオリフイスがプランジヤに圧接す
る初期の位置へ復帰する。それと同時に、主弁も
復帰スプリングにより押圧されて初期の位置へ復
帰する。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本考案を常時閉型3方弁として使用す
る場合を示し、1は弁本体であつて、圧力流体の
供給口2、出力口3及び排出口4を有し、該弁本
体1内には、上記各口2,3,4がそれぞれ連通
孔5,6及びピストン室7を介して連通する弁室
8を設け、該弁室8内に、供給口2と出力口3と
の間の供給弁座10に接離する弁シール部11を
備えた主弁9を上下動自在に配装している。この
主弁9は、弁室8の底部中央に立設した案内部8
aに遊嵌状に支持されて弁室8の内壁と摺接する
ことなく上下動するもので、案内部8a上面との
間に介装した復帰スプリング12によつて常時上
方に付勢されており、該主弁9の上端には、供給
口2から連通孔5及び案内部8aと主弁9との間
を経て圧力流体が供給されるパイロツト通孔13
が開口している。
また、上記ピストン室7内には、パイロツト室
14内に開口するパイロツトオリフイス16を備
えたピストン15を摺動自在に配装し、このピス
トン15のパイロツトオリフイス16と通じる内
孔15a内に上記主弁9の上端を摺動自在に密嵌
すると共に、、パイロツトオリフイス16と供給
口2とをパイロツト通孔13により連通させ、さ
らに該ピストン15の背後においてピストン室7
内に開口する前記排出口4と出力口3との間に排
出弁座17を形成し、この排出弁座17をピスト
ン15に設けた弁シール部18によつて開閉する
ようになし、上記排出口4にピストン15の呼吸
孔としての機能を兼備させている。
パイロツト室14内に配設した可動鉄心19
は、コイル20への電流の通断により固定鉄心2
1に対して吸着または離間して上下動するもの
で、該可動鉄心19の下端にはパイロツトオリフ
イス16を開閉するシール部22を設け、一方そ
の上端には固定鉄心21における排出オリフイス
24を開閉する弁シール部23を設け、而して該
可動鉄心19はスプリング25により常時パイロ
ツトオリフイス16側へ付勢せしめている。
次に上述して電磁弁の動作について説明する。
第1図はコイル20への非通電状態を示すもの
で、スプリング25の付勢力によつて可動鉄心1
9のレール部22がパイロツトオリフイス16を
閉じているため、主弁9及びピストン15は供給
口2からの流体圧力と復帰スプリング12の付勢
力とによつて上方に押し上げられ、供給弁座10
が閉鎖されて排出弁座17が開口している。従つ
て、供給口2からの流体は遮断され、一方、出力
口3は連通孔6から弁室8、排出弁座17及びピ
ストン室7を経て排出口4に連通している。
いま、コイル20へ通電すると、可動鉄心19
が上昇して固定鉄心21に吸着し、パイロツトオ
リフイス16を開口すると共に排出オリフイス2
4を閉鎖するため、供給口2からの圧力流体がパ
イロツト通孔13からパイロツトオリフイス16
を経てパイロツト室14へと流入し、こゝでピス
トン15を押し下げるから、排出弁座17は閉鎖
し、一方供給弁座10は開口する。従つて供給口
2と出力口3とが連通し、出力口3と排出口4と
は遮断される。
こゝで再びコイル20への電流を断つと、可動
鉄心19がスプリング25に押圧されて固定鉄心
21から離間するため排出オリフイス24が開口
し、パイロツト室14内の流体圧力は低下する。
而して、シール部22が次第にパイロツトオリフ
イス16に近づき、このパイロツトオリフイス1
6からパイロツト室14へ流入する流体を制限す
ることによつてピストン15に作用するパイロツ
ト室14側の流体圧力による作用力よりも内孔1
5a内の流体圧力による作用力の方が大きくなつ
たとき、該ピストン15は上昇して、弁シール部
18が排出弁座17から離間すると共にパイロツ
トオリフイス16がシール部22に圧接する図示
の位置に復帰し、同時に主弁9も、復帰スプリン
グ12により上昇して供給弁座10を閉鎖する図
示の切換位置に復帰する。
この主弁9の移動はピストン15とは独立して
復帰スプリング12の作用に依存するものであ
り、従つてコイル20への通電を断つたとき、ピ
ストン15は主弁9の動作と無関係に元の位置へ
復帰し、たとえ何等かの原因で主弁9が復帰しな
いときでも、パイロツトオリフイス16は閉鎖さ
れる。
このように、パイロツトオリフイス16を可動
とし、コイル20への通電を断つたときにピスト
ン15が自動的に図示の位置まで上昇復帰して可
動鉄心19によりパイロツトオリフイス16が閉
鎖されるようにしているため、コイルへ20への
通電時に可動鉄心19を主弁9のストローク分だ
け移動させる必要がなく、従つて可動鉄心19の
ストロークを小さくすることができ、それに伴つ
て付勢用のスプリング25及びソレノイドを小型
化することができる。
第2図は、前記第1図に示す常時閉型弁Aに常
時開型弁Bを組み合わせて4方弁としたものを示
しており、この実施例においては、弁Bと弁Aと
は、弁室8と第2弁室31、ピストン室7と第2
ピストン室34及びパイロツト室14と第2パイ
ロツト室35とがそれぞれ連通する並列関係にあ
つて両者同時に上下動し、また弁Bにおいては、
第2供給弁座29及び第2排出弁座30を開閉す
る弁シール部27,28をいずれも第2主弁26
に設けている。
而して、図示のコイル20への非通電時には、
弁Aと同様に弁Bにおいても第2主弁26が上方
に押し上げられているから、供給口2からの流体
は第2弁室31から第2出力口32へと流通し、
出力口3からの流体はピストン室15から連通孔
33、第2ピストン室34を経て排出口4へと流
出する。
コイル20へ通電すると、弁Aは前記第1実施
例の場合と同様に切換わり、同時に弁Bにおいて
も第2ピストン36と共に第2主弁26が下降し
て切換わるため、供給口2からの流体は供給弁座
10から出力口3へと流通し、第2出力口32か
らの流体は第2排出弁座30から排出口4へと流
出する。
なお、その他の構成及び作用については、前記
第1実施例の場合と重復する部分が多いため、同
一部分に同一符号を付けてその説明を省略する。
本考案によれば、次に列挙するような効果を期
待することができる。
a 主弁をポペツト式としたため、スプール式に
比べて切換ストロークを短縮することができ、
それによつて弁全体の小型を図ることができ
る。
b ポペツト式の主弁の復帰ストロークが弁座へ
の弁シール部の当接によつて規制されるため、
ピストンを主弁の復帰ストロークとは直接的に
は無関係村に復帰させることができ、従つて、
ピストンの復帰を円滑化し得ると共に、その復
帰位置を主弁とプランジヤの両方のストローク
に合わせて設定する必要がないためその設定が
容易である。
c 主弁とピストンとを別体に形成し、供給弁座
及び排出弁座を開閉する2つの弁シール部をそ
れぞれ主弁とピストンとに分けて形成したの
で、上記2つの弁座を直接弁本体に形成するこ
とができ、従つて2つの弁シール部を共に主弁
に設けた場合のように、弁室内への主弁の挿入
を可能にするために一方の弁座を弁本体とは別
体のリテイーナによつて形成する必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本考案の異なる実
施例を示す断面図である。 1……弁本体、2……供給口、3……出力口、
4…排出口、7……ピストン室、8……弁室、9
……主弁、10……供給弁座、11,18……弁
シール部、12……復帰スプリング、13……パ
イロツト通孔、14……パイロツト室、15……
ピストン、16……パイロツトオリフイス、17
……排出弁座、19……可動鉄心、20……コイ
ル、24……排出オリフイス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧力流体の供給口、出力口及び排出口を有する
    弁本体内の弁室に、上記供給口と出力口との間の
    供給弁座に接離する弁シール部を備えたポペツト
    型の主弁を、弁室の底部中央に立設した案内部に
    案内させると共に、復帰スプリングにより閉弁方
    向に付勢させて移動自在に配装し、上記排出口が
    開口するピストン室内に出力口と排出口との間の
    排出弁座に接離する弁シール部を備えたピストン
    を摺動自在に配装し、これらの供給弁座及び排出
    弁座を弁本体に直接形設し、上記主弁の端部をピ
    ストンの内孔に摺動自在に密嵌すると共に、パイ
    ロツト室内に開口するピストンのパイロツトオリ
    フイスと上記供給口とを、主弁と上記案内部との
    間の間隙及び主弁の内部に設けたパイロツト通孔
    により連通させ、パイロツト室内に、コイルへの
    電流の通電により作動してパイロツトオリフイス
    とパイロツト室内に開口した排出オリフイスとを
    交互に開閉する可動鉄心をスプリングによりパイ
    ロツトオリフイス側に付勢させて配装したことを
    特徴とする内部パイロツト式電磁弁。
JP4918978U 1978-04-14 1978-04-14 Expired JPS6145428Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4918978U JPS6145428Y2 (ja) 1978-04-14 1978-04-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4918978U JPS6145428Y2 (ja) 1978-04-14 1978-04-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54151920U JPS54151920U (ja) 1979-10-22
JPS6145428Y2 true JPS6145428Y2 (ja) 1986-12-20

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ID=28934317

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4918978U Expired JPS6145428Y2 (ja) 1978-04-14 1978-04-14

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JPS54151920U (ja) 1979-10-22

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