JPH0351553Y2 - - Google Patents

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JPH0351553Y2
JPH0351553Y2 JP15848283U JP15848283U JPH0351553Y2 JP H0351553 Y2 JPH0351553 Y2 JP H0351553Y2 JP 15848283 U JP15848283 U JP 15848283U JP 15848283 U JP15848283 U JP 15848283U JP H0351553 Y2 JPH0351553 Y2 JP H0351553Y2
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JP
Japan
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valve
valve seat
port
input port
valve body
Prior art date
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JP15848283U
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JPS6065487U (ja
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  • Lift Valve (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Check Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、逆流防止形2ポート弁に関するもの
である。
例えば、実開昭50−13121号公報に示されてい
るような、弁本体における入力ポートと出力ポー
トとの間に入力ポート側から当接する弁体によつ
て閉鎖される弁座を設けた2ポート弁において
は、入力ポート側あるいは出力ポート側の流体圧
の変化に伴つて相対的に入力ポート側が出力ポー
ト側よりも低圧になると、流体が出力ポート側か
ら入力ポート側に逆流するという問題がある。
上記問題を解決するため、従来は、流体の通断
を司る2ポート弁の1次側あるいは2次側に、2
ポート弁とは別に逆流防止弁を用いるのが一般的
であつたが、逆流防止弁を配管接続するために大
きなスペースを必要とするのが避けられなかつ
た。
本考案において解決しようとする技術的課題
は、2ポート弁の基本的な構成を変えることな
く、且つ大形化するのを避けつつ逆流防止機能を
もたせることにある。
このような技術的課題を解決するため、本考案
の2ポート弁は、上記した2ポート弁において、
入力ポートと出力ポートとの間に設けるべき弁座
を、摺動筒部を備えた弁座体上に設け、該弁座体
の摺動筒部を上記弁本体の案内筒部にシールを介
して摺動可能に嵌挿し、該弁座体に弁体のストロ
ークよりも大きい摺動範囲をもたせたことにより
構成される。
このような本考案の2ポート弁においては、相
対的に入力ポート側が出力ポート側よりも低圧と
なつた場合には、開弁状態にあつてもその差圧に
よつて弁座体が案内筒部内を摺動して弁体に当接
し、これにより閉弁状態となつて逆流が防止され
るが、上記弁座体及び案内筒部は、従来弁本体に
一体的に形成されていた弁座部分を弁本体と別体
にしたにすぎないので、従来の弁本体の基本的構
成をほとんど変えることなく、且つ弁本体に他の
部品や機器を付設することなく、大型化を避けつ
つ逆流防止機能をもたせることができる。
このように本考案の2ポート弁によれば、弁本
体に逆流防止弁等を配管接続する必要がないた
め、低コスト化が可能である。
以下に本考案の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。
第1図及び第2図において、1はソレノイド、
2は弁部であり、弁部2の弁本体3に入力ポート
4と出力ポート5を形設すると共に、それらの間
に配設した弁座体6上に入力ポート4に向けて開
口する弁座6aを設け、上記弁座6aに、ソレノ
イド1及びばね7によつて駆動される可動鉄心8
における弁体9を入力ポート4側から接離させ、
それによつて弁座6aを開閉するようにしてい
る。
上記弁座体6は、円筒状に構成された摺動筒部
6bを備え、その摺動筒部6bは、上記可動鉄心
8の摺動を案内する筒部と同軸上に形設された案
内筒部12に、シール部材13を介して軸方向に
摺動可能に嵌挿され、その弁座体6の摺動範囲b
を上記弁体9のストロークaよりも大きなものと
している。
上記構成の2ポート弁において、ソレノイド1
の励磁コイル14に通電すると、可動鉄心8がば
ね7の付勢力に抗して固定鉄心15に吸着され、
弁体9が弁座6aから離間して開弁状態となる。
而して、入力ポート4側の圧力P1が出力ポート
5側の圧力P2よりも高い通常の状態においては、
弁座体6はそれらの差圧によつて弁本体3の案内
筒部12内に押付けられた着座位置にあり、開弁
状態は維持される。
この状態において、例えば入力ポート4側の圧
力低下等に伴つて相対的にその圧力P1が出力ポ
ート5の圧力P2よりも低くなると、それらの差
圧によつて弁座体6が案内筒部12内を弁体9に
向けて摺動し、第2図に示すように、弁座6aが
弁体9に当接して閉鎖され、出力ポート5から入
力ポート4への逆流が阻止される。
また、第1図に示すように、励磁コイル14へ
の非通電状態において、相対的に出力ポート5側
の圧力P2が入力ポート4側の圧力P1よりもある
程度以上高くなると、それらの差圧によつて弁座
体6は弁体9と一体となつたままでばね7の付勢
力に抗して上動し、この場合においても閉弁状態
が維持されて逆流が阻止される。
第3図は、本考案の他の実施例を示し、弁体と
して流体圧によつて駆動されるダイヤフラム形の
ものを用いたものであり、21は入力ポート、2
2は出力ポート、23は弁座23a及び摺動筒部
23bを備えると共にシール部材25が嵌着され
た弁座体、26は弁体、27は案内筒部、28は
圧力作用室、29は流路切換弁で、流路切換弁2
9を図示の位置と他の位置との間で切換えて圧力
作用室28へ流体を給排することにより弁体26
が駆動される。
上記構成の2ポート弁は、両ポート21,22
の圧力差によつて前記実施例と同様の作用を奏す
る。
なお、図中、a,bはそれぞれ弁体26のスト
ローク及び弁座体23の摺動範囲を示す。
また、上記弁体9,26は機械操作力によつて
駆動されるものとして構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図はそ
の異なる切換状態の部分断面図、第3図は本考案
の他の実施例の構成図である。 3……弁本体、4,21……入力ポート、5,
22……出力ポート、6,23……弁座体、6
a,23a……弁座、6b,23b……摺動筒
部、9,26……弁体、12,27……案内筒
部、a……ストローク、b……摺動範囲。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁本体における入力ポートと出力ポートの間の
    流路に入力ポート側から当接する弁体によつて閉
    鎖される弁座を設けた2ポート弁において、上記
    弁座を摺動筒部を備えた弁座体上に設け、該弁座
    体の摺動筒部を上記弁本体の案内筒部にシールを
    介して摺動可能に嵌挿し、該弁座体に弁体のスト
    ロークよりも大きい摺動範囲をもたせたことを特
    徴とする逆流防止形2ポート弁。
JP15848283U 1983-10-13 1983-10-13 逆流防止形2ポ−ト弁 Granted JPS6065487U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15848283U JPS6065487U (ja) 1983-10-13 1983-10-13 逆流防止形2ポ−ト弁

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JP15848283U JPS6065487U (ja) 1983-10-13 1983-10-13 逆流防止形2ポ−ト弁

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Publication Number Publication Date
JPS6065487U JPS6065487U (ja) 1985-05-09
JPH0351553Y2 true JPH0351553Y2 (ja) 1991-11-06

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JP15848283U Granted JPS6065487U (ja) 1983-10-13 1983-10-13 逆流防止形2ポ−ト弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024135731A1 (ja) * 2022-12-23 2024-06-27 株式会社不二工機 電磁弁及び電磁弁付き膨張弁

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JPH0726703B2 (ja) * 1987-06-16 1995-03-29 泰彦 渡辺 流量制御弁
JP2010031956A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Mikuni Corp 電磁弁および電磁式給水弁

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JPS6065487U (ja) 1985-05-09

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