JPH0150793B2 - - Google Patents

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JPH0150793B2
JPH0150793B2 JP55124227A JP12422780A JPH0150793B2 JP H0150793 B2 JPH0150793 B2 JP H0150793B2 JP 55124227 A JP55124227 A JP 55124227A JP 12422780 A JP12422780 A JP 12422780A JP H0150793 B2 JPH0150793 B2 JP H0150793B2
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carrier
core
hole
cylindrical wall
leg
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JP55124227A
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Masanori Hori
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Aisin AW Co Ltd
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Aisin AW Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は通電時に弁を開放または閉塞するプラ
ンジヤの移動距離を正確に設定できるソレノイド
バルブおよびその組付方法に関する。
周知のようにソレノイドバルブは、通路と弁要
素とを備えたバルブプレートあるいはバルブボデ
ーに固定したキヤリヤにコイル、コア、スプリン
グおよびプランジヤを収容し、コイルに通電した
際にコアに生じる吸引力によりスプリングの弾力
に抗してプランジヤを移動せしめ、弁要素をプラ
ンジヤにより開閉せしめるものであつて、ソレノ
イドバルブの製造時の品質、性能の均等化は、プ
ランジヤの移動距離即ち弁要素とコアとの間にお
けるプランジヤの遊動間隙を正確に定めることに
ある。
ソレノイドバルブのコアの一端部をキヤリヤに
固定するにあたつて、従来からカシメによる固着
が用いられている。例えば第1図は従来のソレノ
イドバルブの構造を示す断面図であつて、コア1
の頭部には旋削加工による小径部101が形成さ
れ、一方キヤリヤ2には前記コア1の小径部10
1と同一直径の透孔201が穿設され、該透孔2
01にコア1の小径部101を嵌合突出せしめた
後、コア1の小径部101の端部をカシメて塑性
変形による変形部102を形成させ、コア1をキ
ヤリヤ2に固定せしめている。
このようにしてコア1をキヤリヤ2に固定した
場合、該キヤリヤ2にコイル3、スプリング4、
プランジヤ5、支承板6を組付けて弁部材7を有
するバルブプレートまたはバルブボデー8(以下
単にバルブボデーという)にボルト9により固定
する場合に、コア1、キヤリヤ2およびプランジ
ヤ5の製作時の寸法のバラツキがあると、プラン
ジヤ5の遊動間隙Xの寸法を正確に管理すること
は不可能になる。しかしながら前記遊動間隙Xに
関連するコア1の寸法のバラツキは、コア1に前
記小径部101を旋削加工した段階で定まつてし
まうので、遊動間隙Xを厳格に管理するには、コ
ア1を固定したキヤリヤ2に対し遊動間隙Xを許
容公差内にあらしめるプランジヤ5を選択組付す
ることになり、組立に手間を要する。そうかとい
つてコア、キヤリヤおよびプランジヤをその一部
品ごとに厳格な寸法精度の管理を行うことはソレ
ノイドバルブの価格を高くし、かつ生産効率を低
減せしめることとなる。
本発明はソレノイドバルブの製造上の各部品の
寸法精度の管理を従来どおりとしながらも、選択
組付の手間を省き、かつ品質および性能の均等化
を図るソレノイドバルブのユニークな構成を提供
することを目的とするものであつて、前記キヤリ
ヤのコア固定部にコアと同一直径の透孔と該透孔
の周縁の一部に該固定部に垂直の円筒状壁を形成
し、コアの一端部を前記透孔に嵌合せしめて前記
円筒状壁の高さより低い高さだけ前記固定部より
突出せしめ、前記円筒状壁の自由端をコアの前記
一端部上に曲げカシメを行うことにより、前記円
筒状壁の自由端部を前記透孔上に延びるように曲
げられて前記コアの一端部上面に当接するカシメ
変形部を形成するとともに、前記コアの一端部の
外周部の一部を前記円筒状壁の存在しない透孔周
縁の固定部上に突出するように塑性変形せしめた
変形部を形成し、該変形部の前記固定部上面に対
する当接と前記カシメ変形部の前記コアの突出端
部上面との当接により前記コアを前記キヤリヤに
固定せしめた構成を特徴とし、該構成により前記
遊動間隙Xに影響を与えるコア、キヤリヤおよび
プランジヤの寸法のバラツキを吸収せしめ、ソレ
ノイドバルブの品質および性能を均等化せしめる
ものである。
第2図は本発明の一実施例を断面図により示し
たものであつて、第2図においてコア1の中心軸
線A−Aに関し右半分と左半分とは、該中心軸線
A−Aに関し90度位相の異る断面を示している。
本実施例におけるコア1は金属により円筒形に形
成されたものであり、キヤリヤ2は矩形の金属板
の主要部をコ字状に折曲し、中央部を前記コア1
を固定すべき固定部21とし、該固定部21の両
端を脚片部22とし、該脚片部22の自由端に外
方に直角に折曲した支片23を形成せしめ、該支
片23にボルト9を挿通すボルト孔24を形成せ
しめてある。キヤリヤ2の前記固定部には前記コ
ア1の一端部11の外径に等しい直径の透孔25
が穿設され、該透孔25の周縁の一部に円筒状壁
26が前記固定部21と一体にかつ該固定部21
に垂直に形成されており、前記コア1の一端部1
1は前記透孔25に嵌合せしめられてその外周の
一部は円筒状壁26の内周に嵌合され、かつ該円
筒状壁26の自由端は前記コア1の一端部11の
上面にカシメ曲げられてカシメ変形部27を形成
せしめられている。一方、前記透孔25の円筒状
壁26を形成せしめられていない周縁部において
は、前記コア1の端部11の外周部の一部をカシ
メた塑性変形による塑性変形部12がキヤリヤ2
の前記固定部21上面に突出せしめられており、
前記カシメ変形部27がコア1の端部11の上面
に当接し、塑性変形部12が前記固定部21の上
面に当接し、円筒状壁26がコア1の周面に当接
することにより、コア1はキヤリヤ2の固定部2
1に植立固定せしめられている。
上記のように構成したコア1の外周でキヤリヤ
2の脚片部22の内側にコイル3が嵌装せしめら
れ、スプリング4を装着したプランジヤ5は前記
コア1の他端部の軸方向に挿置され、支承板6の
両端をキヤリヤ2の脚片部22に固定せしめてコ
イル3を支承せしめるとともに、該支承板6の中
央部の透孔64に前記プランジヤ5の弁部材7側
の端部に形成した小径部を遊嵌せしめて移動自在
とし、弁部材7を通路81に装着したバルブボデ
ー8に支片23をボルト9により緊定することに
よりキヤリヤ2をバルブボデー8に固定し、プラ
ンジヤ5をスプリング4の弾力によつて弁部材7
に圧接せしめる。
キヤリヤ2の固定部21に透孔25と円筒状壁
26を形成する手段は一例として第3図ないし第
5図に示すとおりであつて、先ず第3図に示すよ
うに固定部21のほぼ中央部に、コア1の一端部
11の直径に等しい長さの長孔と該長孔の中央部
に前記一端部11の直径より著るく小さい直径の
円形孔とを組合せた透孔28を穿設する。次いで
前記コア1の一端部11と同一の直径を有するパ
ンチにより該パンチの一直径を前記長孔の中心線
に合わせて固定部21の内側から固定部21に垂
直方向にバーリング加工を施すと、第4図に示す
ようにコア1の一端部11の直径に等しい透孔2
5が穿設され該透孔25の周縁部の一部に円筒状
壁26が固定部21と一体に形成され、透孔28
の長孔の長さ方向両端部付近に相当する透孔25
の周縁部には円筒状壁が形成されない。
次いでこのように成形したキヤリヤ2を第5図
に示すバルブボデー8の表面と同一形状とした治
具本体91上に支片23をボルト孔24を利用し
てボルト(図示せず)により固定する。バルブボ
デー8に形成した通路81と同一形状の孔92が
治具本体91に同一位置に穿設されており、該孔
92を利用して治具プレート93が治具本体91
上に設けられている。該治具プレート93の厚さ
は第2図に示す組立て時のソレノイドバルブのコ
ア1の下端面とプランジヤ5の上端面との間隙X
と、バルブボデー8のキヤリヤ支片23の取付面
(表面)からの弁部材7の突出高さYとの和に等
しい長さZとされている。そこで前記コア1をそ
の一端部11を前記キヤリヤ2に形成した透孔2
5に嵌合せしめ、該コア1の他端部と治具プレー
ト93の表面との間に組付けるべきプランジヤ5
を挿置し、コア1の一端部11を治具プレート9
3に向け押圧してコア1、プランジヤ5および治
具プレート93を圧接せしめた後、前記キヤリヤ
2の固定部21に形成した円筒状壁26の自由端
をコアの一端部11の上面に向けて曲げカシメを
行いカシメ変形部27を形成せしめるとともに、
コアの一端部11の周縁の一部をカシメて塑性変
形せしめ、固定部21上に突出する塑性変形部1
2を形成せしめる。その上面図を第6図に示す。
上記のようにしてコア1をキヤリヤ2にカシメ
固定せしめるときは、カシメ固定の際使用したプ
ランジヤ5およびコア1ならびにキヤリヤ2に製
作時の寸法のバラツキがあつても、上記コア1、
キヤリヤ2およびプランジヤ5を使用してソレノ
イドバルブを組立てるときは前記コア1のキヤリ
ヤ2に対するカシメ時にその寸法のバラツキは吸
収され、前記プランジヤ5の遊動間隙Xが正確に
規定される。
第7図は支承板6の斜面図を示す。該支承板6
は金属板より矩形の主体部61と、その両側縁に
それぞれ2個突出せしめた突片62,63とを一
体に成形し、主体部61の中央に円形または楕円
形の透孔64を穿設したものである。該透孔64
の直径または短径はプランジヤ5の脱落を防止す
るためにその最大径より小に形成される。かかる
支承板6はその一方の側縁に突設した突片62を
キヤリヤ2の一方の脚片部22に穿設せしめた2
個の支持孔65,65に嵌合させ、透孔64にプ
ランジヤ5を遊嵌せしめた後他方の側縁に突設し
た突片63を、前記キヤリヤ2の他方の脚片部2
2および支片23にかけて穿設した窓孔66に挿
入し、脚片部22側の窓孔66に形成した段部状
の垂下縁67の両側に当接せしめ、該垂下縁67
に形成した切欠き68を利用して垂下縁67をカ
シメることによりキヤリヤに固定される(第4
図、第5図参照)。
第8図は針弁51を針弁取付面52に突設した
プランジヤ50を有するソレノイド弁における、
コア1をキヤリヤ2にカシメ固定する際のカシメ
変形部27および塑性変形部12の形成を示す断
面図であつて、コア1の中心軸線B−Bの右半分
と左半分とは該中心軸線に関し90度異る位相の断
面を示しており、第2図ないし第6図と同一部分
には同一符号を示してある。
治具本体91の表面形状はバルブボデーの表面
形状と同一形状に形成せられており、孔92を利
用して治具プレート94が治具本体91に固定さ
れる。該治具プレート94の高さZ′は、バルブボ
デーにおける弁座95の取付位置(点線で示す)
にプランジヤ50の針弁51が着座した際の針弁
取付面52のバルブプレート表面からの距離
Y′とプランジヤ50の遊動間隙X′との和に等し
い高さとされ、前記治具プレート94の表面には
針弁51を遊嵌する大きさの凹所96が形成さ
れ、プランジヤ50の針弁取付面52を前記治具
プレート94の表面に圧接せしめたとき針弁51
を損傷しないようにされている。コア1の一端部
14には旋削加工により中心軸線B−Bを中心と
する小径部15が形成され、キヤリヤ2の固定部
21には該小径部15と同一直径の透孔25が形
成され、該透孔25の周縁の一部に円筒状壁26
が形成されており、円筒状壁26の自由端に形成
したカシメ変形部27とコア1の小径部15の外
周の一部に形成した塑性変形部12とによつて、
コア1はその一端部14によりキヤリヤ2に固定
される。このキヤリヤ2およびコア1に前記カシ
メ時に使用した針弁51を有するプランジヤ50
を組付けてソレノイドバルブを組立てるときは、
該プランジヤ50の遊動間隙X′の寸法は正確に
規定される。
なお第2図に示した弁部材7は一方を開口し、
底に通孔71を穿つたケーシング72に球弁73
を前記通孔71を閉塞すべく載置したものであつ
て、ケーシング72の開口部は球弁73が脱出し
ない程度のカシメが施され、該ケーシング72に
よりバルブボデー8の通路81の開口部に固定さ
れるものであるが、本発明の弁部材は上記のもの
に限定されるものではない。
本発明による組付方法は、キヤリヤを固定部の
両側に脚片部を形成したコ字状のキヤリヤの前記
固定部に、円形の透孔と、該透孔の周縁の一部に
該固定部に垂直の円筒状壁とを形成し、前記透孔
の直径に等しい外形を有するコアの一端部を前記
透孔に嵌合せしめるとともに前記円筒状壁の高さ
より低い高さだけ前記固定部上に突出せしめ、前
記円筒状壁の自由端を前記コアの一端部上に曲げ
カシメを行つたカシメ変形部と、前記コアの一端
部の外周部の一部を前記円筒状壁の存在しない前
記透孔の周縁部において固定部上に突出するよう
に塑性変形を行つた塑性変形部とにより、前記コ
アをキヤリヤ上に植立固定するものであるから、
前記コアと組合わせて組立てるべきプランジヤお
よび前記コア並びにキヤリヤに製作時の寸法のバ
ラツキがあつても、前記カシメを行う際のコアの
一端部をキヤリヤの固定部上に突出せしめる高さ
を前記プランジヤに合わせて変更することにより
前記寸法のバラツキを吸収した固定がされるの
で、ソレノイドバルブにおけるプランジヤの遊動
間隙を正確に組立てることができる。
しかもコアのキヤリヤに対する固定は固定部に
形成した円筒状壁によりコアの外周の一部を嵌合
せしめ、コアの塑性変形部により前記固定部に当
接し、前記円筒状壁のカシメ変形部によつてコア
の一端部に当接しているので極めて堅固な固定と
なるものであり、このように固定されたコアとそ
の外周に配設されるコイルおよびコアの軸方向他
端部に配設されるプランジヤは正しい位置にキヤ
リヤ内に配設され、ソレノイドバルブの作動時に
無理な力を生じたり、無駄な電気エネルギを消費
することのない品質および性能の一定したソレノ
イドバルブを組付けることができる方法である。
また本発明によるソレノイドバルブは、金属よ
りなるコアの一端部はキヤリヤの固定部に形成し
た透孔の直径に等しい外径を有し、該一端部の外
周面は前記透孔の内径と同一の内径を有する円筒
状壁により支承されているから、コアの取付部の
軸方向は前記キヤリヤの固定部に対して直交する
ように正確に保持され、またキヤリヤの固定部の
前記円筒状壁の端部において前記透孔上に延びる
ように曲げられたカシメ変形部が前記コアの一端
部の面に当接し、前記コアの一端部の外周面の一
部に形成された塑性変形部が前記円筒状壁の存在
しない前記固定部の上面に当接することにより、
前記コアは前記一端部において確実にキヤリヤの
固定部に固定される。そしてキヤリヤの自由端を
固定したバルブボデーの弁部材と前記コアの他端
部との間にプランジヤを挿置して、該プランジヤ
が前記弁部材を常時閉または開となるようにスプ
リングを付勢させ、キヤリヤの両脚片部に固定し
た支承板により前記コイルを支承させたソレノイ
ドバルブにおいては、前記カシメ変形部および塑
性変形部によりコアをキヤリヤの固定部に固定し
た構成が、上述したように、コアと組合せて組立
てるべきプランジヤに、コアおよびキヤリヤとと
もに製作時の寸法のバラツキがあつても、ソレノ
イドバルブとしてコイルに通電したときにコアが
プランジヤを引きつける吸引力およびプランジヤ
の移動量等ソレノイドバルブの応答性に極めて重
要な要素であるコアとプランジヤ間の遊動間隙X
を前記寸法のバラツキに無関係に正確に定めるこ
とのできる構成であることにより、応答性に極め
て優れたソレノイドバルブを提供するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のソレノイドバルブの断面図を示
す。第2図は本発明の一実施例の断面図であつ
て、コアの中心軸線の左右半部はそれぞれ90度位
相の異る断面を示す。第3図ないし第5図はキヤ
リヤに透孔および円筒状壁を形成せしめ、コアを
固定する順序を示す斜面図である。第6図は本実
施例の上面図、第7図は本実施例で使用する支承
板の斜面図、第8図は本発明の他の実施例におけ
るキヤリヤにコアを固定するところを示す断面図
である。 なお図中1はコア、11,14はその一端部、
15はその小径部、2はキヤリヤ、21はその固
定部、22はその脚片部、23はその支片、25
はその透孔、26はその円筒状壁、3はコイル、
4はスプリング、5,50はプランジヤ、6は支
承板、62,63はその突片、64はその透孔、
7は弁部材、8はバルブボデー、9はボルトを
夫々示すものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属板により、固定部の両端に脚片部を有す
    るコ字状に形成され、前記固定部に円形の透孔
    と、該透孔の周縁の一部に該固定部に垂直で前記
    透孔の直径と同一の内径を有する円筒状壁と、該
    円筒状壁の端部において前記透孔上に延びるよう
    に曲げられたカシメ変形部とが形成されたキヤリ
    ヤと、 金属よりなり、前記固定部に形成した透孔の直
    径に等しい外径を有する一端部を前記透孔に嵌合
    せしめて前記固定部より突出せしめられているコ
    アであつて、前記固定部より突出せしめられてい
    る一端部の外周部の一部に前記円筒状壁の存在し
    ない前記固定部上に突出する塑性変形による塑性
    変形部が形成され、該塑性変形部の前記固定部上
    面に対する当接と前記カシメ変形部の前記突出端
    部上面との当接により前記キヤリヤに固定された
    コアと、 前記コアの外周と前記キヤリヤの前記脚片部と
    の間に装着されたコイルと、 前記キヤリヤの自由端を固定したバルブボデー
    の弁部材と前記コアの他端部との間にスプリング
    とともに挿置され、前記スプリングの弾力により
    前記弁部材を常時閉または常時開に維持せしめる
    プランジヤと、 前記キヤリヤの両脚片部に固定せしめた板状の
    支承板により前記コイルを前記キヤリヤと支承板
    間に支承せしめたことを特徴とするソレノイドバ
    ルブ。 2 前記支承板は前記キヤリヤの両脚片部間の距
    離にほぼ等しい長さを有する矩形の本体と、その
    長さ方向の両端辺に少くとも2個所に突片を形成
    したものであつて、該支承板の一方の端辺に突出
    せしめた突片を前記一方の脚片部に穿設した支持
    孔に嵌合せしめ、該支承板の他方の端辺に突出せ
    しめた突片は前記他方の脚片部に穿設した窓孔に
    挿入されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載のソレノイドバルブ。 3 金属板により固定部の両端に脚片部を形成し
    たコ字状のキヤリヤの前記固定部に、円形の透孔
    と、該透孔の周縁の一部に該固定部に垂直の円筒
    状壁を形成し、 金属よりなり前記固定部に形成した透孔の直径
    に等しい外径とした一端部を有するコアを該一端
    部において前記透孔に嵌合せしめて該一端部の頂
    部を前記円筒状壁の高さより低く、かつ組付ける
    べきプランジヤの寸法により定まる予め定めた高
    さだけ前記固定部より突出せしめ、 前記円筒状壁の自由端を前記コアの一端部上に
    曲げカシメを行うとともに前記コアの一端部の外
    周部の一部を前記円筒状壁の存在しない前記固定
    部上に突出するように塑性変形せしめて、前記コ
    アを前記キヤリヤに固定し、 前記コアの外周と前記キヤリヤの前記脚片部と
    の間にコイルを装着するとともに、前記脚片部に
    固定した支承板により前記コイルを該支承板と前
    記キヤリヤの固定部との間に支承位置せしめ、前
    記プランジヤをバルブボデーの弁部材に対向せし
    めて前記キヤリヤの自由端を前記バルブボデーに
    固定することを特徴とするソレノイドバルブの組
    付方法。 4 前記支承板は前記キヤリヤの両脚片部間の距
    離にほぼ等しい長さを有する矩形の本体と、その
    長さ方向の両端辺に少くとも2個所に突片を形成
    したものとし、該支承板の一方の端の辺に突出せ
    しめた突片を前記一方の脚片部に穿設した支持孔
    に嵌合せしめ、該支承板の他方の端辺に突出せし
    めた突片を前記他方の脚片部に穿設した窓孔に挿
    入し、該窓孔に形成した段部をカシメることによ
    り前記窓孔に挿入れた突片を前記キヤリヤの脚片
    部に固定することを特徴とする特許請求の範囲第
    3項に記載のソレノイドバルブの組付方法。
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