JP3245035B2 - 空気制御バルブ - Google Patents
空気制御バルブInfo
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- JP3245035B2 JP3245035B2 JP00767696A JP767696A JP3245035B2 JP 3245035 B2 JP3245035 B2 JP 3245035B2 JP 00767696 A JP00767696 A JP 00767696A JP 767696 A JP767696 A JP 767696A JP 3245035 B2 JP3245035 B2 JP 3245035B2
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- bobbin
- valve
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
- F16K31/02—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
- F16K31/06—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
- F16K31/0644—One-way valve
- F16K31/0655—Lift valves
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気信号に応じ
て流体の流量を制御する空気制御バルブに関するもので
ある。
て流体の流量を制御する空気制御バルブに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】通電電流に応じて空気の流量を制御する
空気制御バルブは、例えば内燃機関のスロットルバルブ
を側路する空気流路に設けられ、内燃機関の負荷に応じ
て空気量を制御することにより、アイドリング回転数を
制御するのに使用される。図5は、このような用途に用
いられる従来の空気制御バルブの断面図を示すもので、
例えば特開平4ー39475号公報に開示されているも
のである。図において、10は空気制御バルブのソレノ
イド部を示すもので、ソレノイド部10は、ボビン11
と、ボビン11に巻装された励磁コイル12と、励磁コ
イル12の外周を覆う円筒状のヨーク13と、これらの
両端面に設けられ、磁路をも形成する固定板14及び側
板15よりなり、カバー17内に収納され、合成樹脂充
填材16により固定されている。さらに、ボビン11の
内径には非磁性材よりなるスリーブ18が嵌装固定さ
れ、スリーブ18の内径には固定板14に固定された固
定鉄心19と、スリーブ18内を摺動可能な可動鉄心2
0が嵌挿されており、固定鉄心19と可動鉄心20の間
には固定鉄心19のバネ受け21に支持された復帰バネ
22が設けられて励磁コイル12による吸引力とは反対
方向に可動鉄心20を付勢している。なお、23は励磁
コイル12の外部口出線、24はグロメットである。
空気制御バルブは、例えば内燃機関のスロットルバルブ
を側路する空気流路に設けられ、内燃機関の負荷に応じ
て空気量を制御することにより、アイドリング回転数を
制御するのに使用される。図5は、このような用途に用
いられる従来の空気制御バルブの断面図を示すもので、
例えば特開平4ー39475号公報に開示されているも
のである。図において、10は空気制御バルブのソレノ
イド部を示すもので、ソレノイド部10は、ボビン11
と、ボビン11に巻装された励磁コイル12と、励磁コ
イル12の外周を覆う円筒状のヨーク13と、これらの
両端面に設けられ、磁路をも形成する固定板14及び側
板15よりなり、カバー17内に収納され、合成樹脂充
填材16により固定されている。さらに、ボビン11の
内径には非磁性材よりなるスリーブ18が嵌装固定さ
れ、スリーブ18の内径には固定板14に固定された固
定鉄心19と、スリーブ18内を摺動可能な可動鉄心2
0が嵌挿されており、固定鉄心19と可動鉄心20の間
には固定鉄心19のバネ受け21に支持された復帰バネ
22が設けられて励磁コイル12による吸引力とは反対
方向に可動鉄心20を付勢している。なお、23は励磁
コイル12の外部口出線、24はグロメットである。
【0003】30は空気制御バルブのバルブ部を示すも
ので、バルブ部30は、ソレノイド部10の側板15に
設けられたインロー部15aに嵌合して取り付けられ、
空気取入口31と、空気取出口32と、両者の中間の空
気通路に設けられた弁座33とを有するハウジング34
と、ハウジング34の弁座33と共に弁を構成し、可動
鉄心20の小径部20aに摺動可能に嵌合する弁体35
よりなり、弁体35は可動鉄心20との間に設けられた
バネ36により、小径部20aの先端部に設けられた脱
落防止用のストッパ37に押圧されている。なお、38
は特性を調整するための調整バネで、調整バネ38はス
トッパ37と、ハウジング34に設けられた調整ネジ3
9に固定されたバネ受け40との間に設けられ、復帰バ
ネ22とは反対方向に可動鉄心20を付勢している。
ので、バルブ部30は、ソレノイド部10の側板15に
設けられたインロー部15aに嵌合して取り付けられ、
空気取入口31と、空気取出口32と、両者の中間の空
気通路に設けられた弁座33とを有するハウジング34
と、ハウジング34の弁座33と共に弁を構成し、可動
鉄心20の小径部20aに摺動可能に嵌合する弁体35
よりなり、弁体35は可動鉄心20との間に設けられた
バネ36により、小径部20aの先端部に設けられた脱
落防止用のストッパ37に押圧されている。なお、38
は特性を調整するための調整バネで、調整バネ38はス
トッパ37と、ハウジング34に設けられた調整ネジ3
9に固定されたバネ受け40との間に設けられ、復帰バ
ネ22とは反対方向に可動鉄心20を付勢している。
【0004】以上のように構成された従来の空気制御バ
ルブにおいて、弁が全閉状態においても弁体35はスト
ッパ37に押圧された状態を保ち、バネ36は弁座33
と弁体35との閉弁時の緩衝用として機能している。励
磁コイル12に通電がないときは、可動鉄心20は復帰
バネ22により弁を閉じ、励磁コイル12に通電されて
固定鉄心19と可動鉄心20の間に吸引力が働き、この
吸引力が相反する方向に付勢された復帰バネ22と調整
バネ38の力量差に達すると弁は開きはじめ、さらに電
流値が増加すると励磁コイル12に流れる電流値もしく
は電流のデユーテイ比に基づいた弁開度を保ち、電流値
もしくは電流のデユーテイ比に基づいた量の空気がハウ
ジング34の空気取入口31から空気取出口32に向か
って流動する。
ルブにおいて、弁が全閉状態においても弁体35はスト
ッパ37に押圧された状態を保ち、バネ36は弁座33
と弁体35との閉弁時の緩衝用として機能している。励
磁コイル12に通電がないときは、可動鉄心20は復帰
バネ22により弁を閉じ、励磁コイル12に通電されて
固定鉄心19と可動鉄心20の間に吸引力が働き、この
吸引力が相反する方向に付勢された復帰バネ22と調整
バネ38の力量差に達すると弁は開きはじめ、さらに電
流値が増加すると励磁コイル12に流れる電流値もしく
は電流のデユーテイ比に基づいた弁開度を保ち、電流値
もしくは電流のデユーテイ比に基づいた量の空気がハウ
ジング34の空気取入口31から空気取出口32に向か
って流動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような空気制御バ
ルブでは、固定鉄心19と可動鉄心20をその内径に保
持するスリーブ18は、非磁性体であることと、発錆の
ないことが要求されるため、従来装置ではステンレス鋼
を使用するのが通常であり、製造のための工数と材料費
で原価を引き上げる要因となっていた。また弁座33も
耐蝕性と精度を要求されることから黄銅材の切削加工品
が使用され、これも製造原価の引き上げの要因となって
いた。さらに、スリーブ18内に軸方向に摺動可能に保
持された可動鉄心20は、回動方向にも摺動が自在であ
り、このために、使用中に空気取入口31からの空気に
旋回流が生じたり、装置自体に振動が加わったとき、弁
体35が回動して弁座33との相対位置が変わり、特に
弁開度の小さい時には電流値に対する弁開度特性が変化
して空気流量が変動し、回転数制御に異常をきたすこと
があった。さらにまた、弁が全開の時の振動や過電流が
印加された場合において、可動鉄心20が固定鉄心19
に衝突し、耐久性を低下させる等の問題を有するもので
あった。
ルブでは、固定鉄心19と可動鉄心20をその内径に保
持するスリーブ18は、非磁性体であることと、発錆の
ないことが要求されるため、従来装置ではステンレス鋼
を使用するのが通常であり、製造のための工数と材料費
で原価を引き上げる要因となっていた。また弁座33も
耐蝕性と精度を要求されることから黄銅材の切削加工品
が使用され、これも製造原価の引き上げの要因となって
いた。さらに、スリーブ18内に軸方向に摺動可能に保
持された可動鉄心20は、回動方向にも摺動が自在であ
り、このために、使用中に空気取入口31からの空気に
旋回流が生じたり、装置自体に振動が加わったとき、弁
体35が回動して弁座33との相対位置が変わり、特に
弁開度の小さい時には電流値に対する弁開度特性が変化
して空気流量が変動し、回転数制御に異常をきたすこと
があった。さらにまた、弁が全開の時の振動や過電流が
印加された場合において、可動鉄心20が固定鉄心19
に衝突し、耐久性を低下させる等の問題を有するもので
あった。
【0006】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、生産性を向上せしめ、製造原価
の低減が可能であると共に、使用中の特性変化や異音の
発生のない、信頼性の高い空気制御バルブを得ることを
目的とするものである。
ためになされたもので、生産性を向上せしめ、製造原価
の低減が可能であると共に、使用中の特性変化や異音の
発生のない、信頼性の高い空気制御バルブを得ることを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる空気制
御バルブは、励磁コイルが巻回されるボビン、このボビ
ンの一端を覆い磁路を構成する固定板、前記ボビンの他
端と励磁コイルの外周の少なくとも一部を覆い前記固定
板と係合して磁路を構成するヨーク、前記励磁コイルの
外装を構成すると共にボビンと固定板とヨークとを一体
化する外装部材、前記ボビンの内径部に嵌装され前記固
定板に固定された固定鉄心、ボビンの内径部に軸方向に
移動可能に嵌挿された可動鉄心、前記可動鉄心の内径部
に一端部が圧入され、他端部にストッパが形成された円
筒状の保持部材、前記保持部材に軸方向に移動可能に装
着された弁体、前記弁体と可動鉄心との間に装着され、
前記弁体を前記保持部材のストッパに向けて押圧するバ
ネ、前記固定鉄心に設けられたバネ調整部材と前記保持
部材の一端部との間に圧入装着された復帰バネ、空気取
入口と空気取出口とこれらの間の空気通路に設けられた
弁座とを有するハウジングを備え、前記可動鉄心に装着
された弁体とハウジングの弁座とによって弁を構成する
と共に、前記ボビンの内径部を、前記可動鉄心を軸方向
に移動可能に保持するガイドとしたものである。
御バルブは、励磁コイルが巻回されるボビン、このボビ
ンの一端を覆い磁路を構成する固定板、前記ボビンの他
端と励磁コイルの外周の少なくとも一部を覆い前記固定
板と係合して磁路を構成するヨーク、前記励磁コイルの
外装を構成すると共にボビンと固定板とヨークとを一体
化する外装部材、前記ボビンの内径部に嵌装され前記固
定板に固定された固定鉄心、ボビンの内径部に軸方向に
移動可能に嵌挿された可動鉄心、前記可動鉄心の内径部
に一端部が圧入され、他端部にストッパが形成された円
筒状の保持部材、前記保持部材に軸方向に移動可能に装
着された弁体、前記弁体と可動鉄心との間に装着され、
前記弁体を前記保持部材のストッパに向けて押圧するバ
ネ、前記固定鉄心に設けられたバネ調整部材と前記保持
部材の一端部との間に圧入装着された復帰バネ、空気取
入口と空気取出口とこれらの間の空気通路に設けられた
弁座とを有するハウジングを備え、前記可動鉄心に装着
された弁体とハウジングの弁座とによって弁を構成する
と共に、前記ボビンの内径部を、前記可動鉄心を軸方向
に移動可能に保持するガイドとしたものである。
【0008】また、可動鉄心を摺動可能に保持するボビ
ンの内径寸法を、励磁コイルを巻装する部分のみ他の部
分より大きく設定して成形するようにしたものである。
さらに、ボビンを、ポリフェニレンスルフィド樹脂もし
くはフェノール樹脂を材料として成形するようにしたも
のである。さらにまた、空気取入口と空気取出口の間の
空気通路に設けられる弁座を、チタン酸カリウム繊維に
て強化されたポリフェニレンスルフィド樹脂を材料とし
て構成するようにしたものである。
ンの内径寸法を、励磁コイルを巻装する部分のみ他の部
分より大きく設定して成形するようにしたものである。
さらに、ボビンを、ポリフェニレンスルフィド樹脂もし
くはフェノール樹脂を材料として成形するようにしたも
のである。さらにまた、空気取入口と空気取出口の間の
空気通路に設けられる弁座を、チタン酸カリウム繊維に
て強化されたポリフェニレンスルフィド樹脂を材料とし
て構成するようにしたものである。
【0009】また、復帰バネの力量を調整することによ
りバルブの特性を設定するためのバネ調整部材を固定鉄
心に螺合する調整ネジとバネ受けとで構成し、調整ネジ
の端面に設けた角状凹部にバネ受けの角状凸部を係合さ
せることにより相互間の回動ができないようにすると共
に、復帰バネの両端がバネ受けと可動鉄心にそれぞれ圧
入固定されるようにしたものである。加えて、角状凹部
を調整ネジの両端面に設けるようにしたものである。さ
らに、閉弁時における固定鉄心と可動鉄心との間に形成
される隙間の最小値を、閉弁状態から復帰バネの全圧縮
状態に至る可動鉄心の移動距離より大きくなるように設
定したものである。
りバルブの特性を設定するためのバネ調整部材を固定鉄
心に螺合する調整ネジとバネ受けとで構成し、調整ネジ
の端面に設けた角状凹部にバネ受けの角状凸部を係合さ
せることにより相互間の回動ができないようにすると共
に、復帰バネの両端がバネ受けと可動鉄心にそれぞれ圧
入固定されるようにしたものである。加えて、角状凹部
を調整ネジの両端面に設けるようにしたものである。さ
らに、閉弁時における固定鉄心と可動鉄心との間に形成
される隙間の最小値を、閉弁状態から復帰バネの全圧縮
状態に至る可動鉄心の移動距離より大きくなるように設
定したものである。
【0010】
実施の形態1.図1は、この発明による空気制御バルブ
を示す断面図、図2はそのソレノイド側の側面図、図3
はボビンの形状を示す断面図、図4は動作を説明するた
めの特性図である。図1及び図2において、50は空気
制御バルブのソレノイド部を示すもので、ソレノイド部
50は、ボビン51と、ボビン51に巻装された励磁コ
イル52と、ボビン51の一端面を覆い磁路を構成する
固定板53と、ボビン51の他端と励磁コイル52の外
装を構成する合成樹脂外装材55と、固定板53に固定
されボビン51の内径に嵌装固定される固定鉄心56
と、ボビン51の内径に軸方向に移動自在に嵌装された
可動鉄心57と、合成樹脂外装材55に一体に成形さ
れ、励磁コイル52の外部端子58を有するコネクタ5
9とにより構成され、固定板53とヨーク54はそれぞ
れパッキン75、76を介して外装材55とボビン51
を挟持し、ヨーク54の励磁コイル52の外周にのびる
部分の先端には爪部54aが設けられ、固定板53の角
孔53aに係合した上折り曲げられて固定されている。
を示す断面図、図2はそのソレノイド側の側面図、図3
はボビンの形状を示す断面図、図4は動作を説明するた
めの特性図である。図1及び図2において、50は空気
制御バルブのソレノイド部を示すもので、ソレノイド部
50は、ボビン51と、ボビン51に巻装された励磁コ
イル52と、ボビン51の一端面を覆い磁路を構成する
固定板53と、ボビン51の他端と励磁コイル52の外
装を構成する合成樹脂外装材55と、固定板53に固定
されボビン51の内径に嵌装固定される固定鉄心56
と、ボビン51の内径に軸方向に移動自在に嵌装された
可動鉄心57と、合成樹脂外装材55に一体に成形さ
れ、励磁コイル52の外部端子58を有するコネクタ5
9とにより構成され、固定板53とヨーク54はそれぞ
れパッキン75、76を介して外装材55とボビン51
を挟持し、ヨーク54の励磁コイル52の外周にのびる
部分の先端には爪部54aが設けられ、固定板53の角
孔53aに係合した上折り曲げられて固定されている。
【0011】固定鉄心56の内径に設けられたネジ孔5
6aには調整ネジ60が螺合し、調整ネジ60の両端面
には四角または六角の角状凹部60aと60bが設けら
れ、角状凹部60aにはバネ受け61の角状突起61a
が係合してバネ調整部材を構成する調整ネジ60とバネ
受け61の相互間の回動を不能にしている。また、可動
鉄心57の内径には円筒状の保持部材62が圧入固定さ
れ、保持部材62の固定鉄心側外周には復帰バネ63が
圧入され、復帰バネ63の他端は固定鉄心56のバネ受
け61に圧入されて可動鉄心57の回動を防止すると共
に、可動鉄心57を励磁コイル52による吸引力とは反
対方向に付勢している。なお、調整ネジ60に設けられ
た角状凹部60aと60bは同一形状とされ、角状凹部
60bは調整ネジ60を外部から回動させるのに用いら
れる。
6aには調整ネジ60が螺合し、調整ネジ60の両端面
には四角または六角の角状凹部60aと60bが設けら
れ、角状凹部60aにはバネ受け61の角状突起61a
が係合してバネ調整部材を構成する調整ネジ60とバネ
受け61の相互間の回動を不能にしている。また、可動
鉄心57の内径には円筒状の保持部材62が圧入固定さ
れ、保持部材62の固定鉄心側外周には復帰バネ63が
圧入され、復帰バネ63の他端は固定鉄心56のバネ受
け61に圧入されて可動鉄心57の回動を防止すると共
に、可動鉄心57を励磁コイル52による吸引力とは反
対方向に付勢している。なお、調整ネジ60に設けられ
た角状凹部60aと60bは同一形状とされ、角状凹部
60bは調整ネジ60を外部から回動させるのに用いら
れる。
【0012】ボビン51の内径64は可動鉄心57を軸
方向に移動可能に保持するように構成され、そのために
可動鉄心57の移動に必要な延長部65が設けられる一
方、内径の精度を確保するために、図3に示すように巻
線部の内径64aは延長部65の内径64bより径が大
きくなるように成形され、巻線時の電線のテンションに
よるボビン内径の変形を補償するように構成されてい
る。さらに、巻線時のテンションによる変形を少なくす
るために、ボビン51の材料には耐熱性に優れ、ストレ
スに対するクリープ特性の良い例えばポリフェニレンス
ルフィド樹脂、または、フェノール樹脂が選定される。
方向に移動可能に保持するように構成され、そのために
可動鉄心57の移動に必要な延長部65が設けられる一
方、内径の精度を確保するために、図3に示すように巻
線部の内径64aは延長部65の内径64bより径が大
きくなるように成形され、巻線時の電線のテンションに
よるボビン内径の変形を補償するように構成されてい
る。さらに、巻線時のテンションによる変形を少なくす
るために、ボビン51の材料には耐熱性に優れ、ストレ
スに対するクリープ特性の良い例えばポリフェニレンス
ルフィド樹脂、または、フェノール樹脂が選定される。
【0013】66は空気制御バルブのバルブ部を示すも
ので、バルブ部66は、ソレノイド部50のヨーク54
に設けられたインロー部54bと嵌合して取り付けら
れ、空気取入口67と、空気取出口68と、両者の中間
の空気通路69に設けられた弁座70とを有するハウジ
ング71と、弁座70と共に弁を構成し、可動鉄心57
の小径部を構成する保持部材62に摺動可能に嵌合する
弁体72よりなり、弁体72は可動鉄心57との間に設
けられたバネ73により、保持部材62の先端部に設け
られた脱落防止用のストッパ74に押圧されている。な
お、バネ73は復帰バネ63より力量が強く設定され、
弁座70及び弁体72よりなる弁が全閉の状態において
も弁体72はストッパ74に押圧されている。
ので、バルブ部66は、ソレノイド部50のヨーク54
に設けられたインロー部54bと嵌合して取り付けら
れ、空気取入口67と、空気取出口68と、両者の中間
の空気通路69に設けられた弁座70とを有するハウジ
ング71と、弁座70と共に弁を構成し、可動鉄心57
の小径部を構成する保持部材62に摺動可能に嵌合する
弁体72よりなり、弁体72は可動鉄心57との間に設
けられたバネ73により、保持部材62の先端部に設け
られた脱落防止用のストッパ74に押圧されている。な
お、バネ73は復帰バネ63より力量が強く設定され、
弁座70及び弁体72よりなる弁が全閉の状態において
も弁体72はストッパ74に押圧されている。
【0014】弁体72と共に弁を構成する弁座70は、
精度、耐久性、耐蝕性および相手側当接材への衝撃性の
低さが要求されるものであり、この発明においてはその
材料にチタン酸カリウム繊維にて強化されたポリフェニ
レンスルフィド樹脂による成型品が使用され、ハウジン
グ71の内径に圧入固定されている。また、弁座70と
弁体72よりなる弁が閉じているとき、可動鉄心57と
固定鉄心56の間に形成される間隙の最小部分の寸法
は、弁の全閉状態から復帰バネ63の全圧縮状態までの
可動鉄心57の全移動距離より大きくなるように復帰バ
ネ63の全圧縮長さが設定されている。
精度、耐久性、耐蝕性および相手側当接材への衝撃性の
低さが要求されるものであり、この発明においてはその
材料にチタン酸カリウム繊維にて強化されたポリフェニ
レンスルフィド樹脂による成型品が使用され、ハウジン
グ71の内径に圧入固定されている。また、弁座70と
弁体72よりなる弁が閉じているとき、可動鉄心57と
固定鉄心56の間に形成される間隙の最小部分の寸法
は、弁の全閉状態から復帰バネ63の全圧縮状態までの
可動鉄心57の全移動距離より大きくなるように復帰バ
ネ63の全圧縮長さが設定されている。
【0015】以上のように構成されたこの発明による空
気制御バルブにおいて、励磁コイル52に通電がないと
きは復帰バネ63により弁は閉じており、励磁コイル5
2に通電され、その電流値もしくは電流のデユーテイ比
が一定値を越えると図4の特性図におけるDF1点に示
すように弁が開き始め、電流値もしくはデユーテイ比の
増加と共に弁の開度が大きくなって空気流量が増大し、
弁開度が一定値に達するとDF2点に示すように空気流
量は飽和する。弁の開度が小さいときには弁体72と弁
座70の間の隙間に僅かな変動があっても空気流量は大
きな変化率で変化する。従って上記の従来装置におい
て、動作中に可動鉄心が回動した場合には、図4の点線
にて示すように空気流量が変動して特性上の問題があっ
たが、この発明による空気制御バルブでは、可動鉄心の
回動をバネ調整部材である調整ネジ60の角状凹部60
Aとバネ受け61の角状突起61aの係合及び、復帰バ
ネ63のバネ受け61と可動鉄心57への圧入固定によ
り防止したため、従来装置のような特性上の問題を回避
することができる。さらに、調整ネジ60にはその両端
に同一形状の角状凹部60a及び60bを設けたので、
方向性の選定が不要であり、組み付け時の生産性を向上
することができる。
気制御バルブにおいて、励磁コイル52に通電がないと
きは復帰バネ63により弁は閉じており、励磁コイル5
2に通電され、その電流値もしくは電流のデユーテイ比
が一定値を越えると図4の特性図におけるDF1点に示
すように弁が開き始め、電流値もしくはデユーテイ比の
増加と共に弁の開度が大きくなって空気流量が増大し、
弁開度が一定値に達するとDF2点に示すように空気流
量は飽和する。弁の開度が小さいときには弁体72と弁
座70の間の隙間に僅かな変動があっても空気流量は大
きな変化率で変化する。従って上記の従来装置におい
て、動作中に可動鉄心が回動した場合には、図4の点線
にて示すように空気流量が変動して特性上の問題があっ
たが、この発明による空気制御バルブでは、可動鉄心の
回動をバネ調整部材である調整ネジ60の角状凹部60
Aとバネ受け61の角状突起61aの係合及び、復帰バ
ネ63のバネ受け61と可動鉄心57への圧入固定によ
り防止したため、従来装置のような特性上の問題を回避
することができる。さらに、調整ネジ60にはその両端
に同一形状の角状凹部60a及び60bを設けたので、
方向性の選定が不要であり、組み付け時の生産性を向上
することができる。
【0016】また、可動鉄心57をボビン51の内径に
直接保持し、ボビン51の内径の形状や材料の選定を行
ったので、従来装置のようなスリーブを使用しなくても
安定した動作が可能になり、工数と材料の低減が可能に
なる。さらに、弁座70に使用したチタン酸カリウム繊
維にて強化されたポリフェニレンスルフィド樹脂は耐ク
リープ性に優れ、弁体72の磨耗に対しても優れた特性
を有し、耐久性と生産性を改善することができる。さら
にまた、弁が閉じている状態にあるとき、可動鉄心57
と固定鉄心56の間に形成される間隙の最小部分の寸法
を、弁の全閉状態から復帰バネ63の全圧縮状態までの
可動鉄心57の移動距離より大きく設定したので、振動
や過電流が印加された場合でも可動鉄心57と固定鉄心
56が衝突することがなく、信頼性の向上がはかれるも
のである。
直接保持し、ボビン51の内径の形状や材料の選定を行
ったので、従来装置のようなスリーブを使用しなくても
安定した動作が可能になり、工数と材料の低減が可能に
なる。さらに、弁座70に使用したチタン酸カリウム繊
維にて強化されたポリフェニレンスルフィド樹脂は耐ク
リープ性に優れ、弁体72の磨耗に対しても優れた特性
を有し、耐久性と生産性を改善することができる。さら
にまた、弁が閉じている状態にあるとき、可動鉄心57
と固定鉄心56の間に形成される間隙の最小部分の寸法
を、弁の全閉状態から復帰バネ63の全圧縮状態までの
可動鉄心57の移動距離より大きく設定したので、振動
や過電流が印加された場合でも可動鉄心57と固定鉄心
56が衝突することがなく、信頼性の向上がはかれるも
のである。
【図1】 この発明による空気制御バルブの断面図であ
る。
る。
【図2】 この発明による空気制御バルブの側面図であ
る。
る。
【図3】 この発明の空気制御バルブに使用するボビン
の断面図である。
の断面図である。
【図4】 空気制御バルブの特性を説明する特性図であ
る。
る。
【図5】 従来の空気制御バルブの断面図である。
50 ソレノイド部、51 ボビン、52 励磁コイ
ル、53 固定板、54 ヨーク、55 合成樹脂外装
材、56 固定鉄心、57 可動鉄心、60 調整ネ
ジ、60a,60b 角状凹部、61 バネ受け、61
a 角状突起、63 復帰バネ、66 バルブ部、67
空気取入口、68 空気取出口、70 弁座、71
ハウジング、72 弁体、
ル、53 固定板、54 ヨーク、55 合成樹脂外装
材、56 固定鉄心、57 可動鉄心、60 調整ネ
ジ、60a,60b 角状凹部、61 バネ受け、61
a 角状突起、63 復帰バネ、66 バルブ部、67
空気取入口、68 空気取出口、70 弁座、71
ハウジング、72 弁体、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−39475(JP,A) 特開 平5−203030(JP,A) 特開 平5−256232(JP,A) 特開 平7−166877(JP,A) 特開 昭56−116968(JP,A) 特開 平4−39474(JP,A) 特開 昭60−227080(JP,A) 特開 平7−118526(JP,A) 実開 平6−73563(JP,U) 実開 昭58−187671(JP,U) 実開 昭60−173773(JP,U) 実開 昭60−184470(JP,U) 実公 平3−5735(JP,Y2) 特表 平6−502903(JP,A) 西独国特許4228045(DE,B) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 31/00 - 31/11
Claims (7)
- 【請求項1】 励磁コイルが巻回されるボビン、このボ
ビンの一端を覆い磁路を構成する固定板、前記ボビンの
他端と励磁コイルの外周の少なくとも一部を覆い前記固
定板と係合して磁路を構成するヨーク、前記励磁コイル
の外装を構成すると共にボビンと固定板とヨークとを一
体化する外装部材、前記ボビンの内径部に嵌装され前記
固定板に固定された固定鉄心、ボビンの内径部に軸方向
に移動可能に嵌挿された可動鉄心、前記可動鉄心の内径
部に一端部が圧入され、他端部にストッパが形成された
円筒状の保持部材、前記保持部材に軸方向に移動可能に
装着された弁体、前記弁体と可動鉄心との間に装着さ
れ、前記弁体を前記保持部材のストッパに向けて押圧す
るバネ、前記固定鉄心に設けられたバネ調整部材と前記
保持部材の一端部との間に圧入装着された復帰バネ、空
気取入口と空気取出口とこれらの間の空気通路に設けら
れた弁座とを有するハウジングを備え、前記可動鉄心に
装着された弁体とハウジングの弁座とによって弁を構成
すると共に、前記ボビンの内径部を、前記可動鉄心を軸
方向に移動可能に保持するガイドとしたことを特徴とす
る空気制御バルブ。 - 【請求項2】 ボビンは、合成樹脂によって形成される
と共に、励磁コイルが巻回される部分の内径寸法が、他
の部分の内径寸法より大きく形成されていることを特徴
とする請求項1記載の空気制御バルブ。 - 【請求項3】 ボビンは、ポリフェニレンスルフィド樹
脂もしくはフェノール樹脂によって形成されていること
を特徴とする請求項1または請求項2記載の空気制御バ
ルブ。 - 【請求項4】 弁座は、チタン酸カリウム繊維にて強化
されたポリフェニレンスルフィド樹脂によって形成され
たていることを特徴とする請求項1記載の空気制御バル
ブ。 - 【請求項5】 バネ調整部材は、固定鉄心に螺合する調
整ネジとバネ受けとで構成され、調整ネジの角状凹部に
バネ受けの角状凸部が係合して相互間の回動が不能に構
成されると共に、復帰バネの両端がバネ受けと可動鉄心
にそれぞれ圧入固定されていることを特徴とする請求項
1〜請求項4のいずれか一項記載の空気制御バルブ。 - 【請求項6】 調整ネジの両端面には、角状凹部が設け
られていることを特徴とする請求項5記載の空気制御バ
ルブ。 - 【請求項7】 閉弁時において固定鉄心と可動鉄心との
間に形成される間隙の最小値が、閉弁状態から復帰バネ
の全圧縮状態に至る可動鉄心の移動距離より大きく設定
されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいず
れか一項記載の空気制御バルブ。
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