JP2008098404A - ソレノイド装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エアダンパー機能を有するソレノイド装置のコストを低減する。
【解決手段】非磁性体によって成形され、筒状部28aと、筒状部28aの一端部を閉塞する底面部28bと、筒状部28aの他端部にて開口する開口部28cとを有する有底筒状のスリーブ28と、筒状部28aの内周面28dと摺動可能に配置され、磁性体によって成形される可動鉄心32を有するプランジャ30と、可動鉄心32と空隙を介して配置され、可動鉄心32に対して筒状部28aの軸方向に対向する固定鉄心29と、可動鉄心32を、軸方向のうち固定鉄心29から離れる方向に向かって付勢するコイルばね33と、筒状部28aの外周側に配置されたコイル17とを備え、コイル17に通電したときには、可動鉄心32がコイルばね33の付勢力に対抗して固定鉄心29に吸引されるようになっており、底面部28bが筒状部28aと一体成形されている。
【選択図】図1
【解決手段】非磁性体によって成形され、筒状部28aと、筒状部28aの一端部を閉塞する底面部28bと、筒状部28aの他端部にて開口する開口部28cとを有する有底筒状のスリーブ28と、筒状部28aの内周面28dと摺動可能に配置され、磁性体によって成形される可動鉄心32を有するプランジャ30と、可動鉄心32と空隙を介して配置され、可動鉄心32に対して筒状部28aの軸方向に対向する固定鉄心29と、可動鉄心32を、軸方向のうち固定鉄心29から離れる方向に向かって付勢するコイルばね33と、筒状部28aの外周側に配置されたコイル17とを備え、コイル17に通電したときには、可動鉄心32がコイルばね33の付勢力に対抗して固定鉄心29に吸引されるようになっており、底面部28bが筒状部28aと一体成形されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、エアダンパー効果によってプランジャの衝突音を低減するソレノイド装置に関するものである。
従来、この種のソレノイド装置が特許文献1にて知られている。この特許文献1に記載のソレノイド装置は、非磁性体からなる円筒状のスリーブと、スリーブの内周面と摺動可能に配置され、磁性体によって成形される可動鉄心を有するプランジャと、スリーブの軸方向一端部にて可動鉄心と対抗配置される固定鉄心と、スリーブの外周側に配置されるコイルとを有している。
固定鉄心は略円筒形状を有しており、スリーブの内周面に圧入されてスリーブの軸方向一端部を塞いでいる。固定鉄心の外周面とスリーブの内周面はOリングにて気密にシール固定されている。
この従来技術では、コイルに通電すると可動鉄心が固定鉄心に吸引され、可動鉄心がスリーブの内周面と摺動しながら固定鉄心に向かって移動する。すると、可動鉄心が固定鉄心に当接して衝突音が発生するのであるが、このときの衝突音をエアダンパー効果によって低減している。
すなわち、固定鉄心の外周面とスリーブの内周面とをOリングにて気密にシール固定しているので、固定鉄心とスリーブとプランジャとで囲まれた空間の密閉性を高めることができる。
これにより、可動鉄心が固定鉄心に当接するときの衝撃をエアダンパー効果によって緩衝できるので、可動鉄心(プランジャ)の衝突音を低減できる。
実開平5−31207号公報
しかしながら、上記従来技術では、Oリングを用いることによって固定鉄心の外周面とスリーブの内周面とを気密にシール固定しているので、部品点数が増加するとともに組み付け工数が増加してしまう。
さらに、固定鉄心にOリングを配置するため環状の溝(Oリング溝)を成形する必要があるので、固定鉄心の加工工数が増加してしまう。これらの結果、コスト高を招いてしまうという問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、エアダンパー効果によってプランジャの衝突音を低減するソレノイド装置のコストを低減することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、非磁性体によって成形され、筒状部(28a)と、筒状部(28a)の一端部を閉塞する底面部(28b)と、筒状部(28a)の他端部にて開口する開口部(28c)とを有する有底筒状のスリーブ(28)と、
筒状部(28a)の内周面(28d)と摺動可能に配置され、磁性体によって成形される可動鉄心(32)を有するプランジャ(30)と、
可動鉄心(32)と空隙を介して配置され、可動鉄心(32)に対して筒状部(28a)の軸方向に対向する固定鉄心(29)と、
可動鉄心(32)を、軸方向のうち固定鉄心(29)から離れる方向に向かって付勢するコイルばね(33)と、
筒状部(28a)の外周側に配置されたコイル(17)とを備え、
コイル(17)に通電したときには、可動鉄心(32)と固定鉄心(29)とを通過する磁気回路が形成されることによって、可動鉄心(32)がコイルばね(33)の付勢力に対抗して固定鉄心(29)に吸引されるようになっており、
底面部(28b)が筒状部(28a)と一体成形されていることを特徴とする。
筒状部(28a)の内周面(28d)と摺動可能に配置され、磁性体によって成形される可動鉄心(32)を有するプランジャ(30)と、
可動鉄心(32)と空隙を介して配置され、可動鉄心(32)に対して筒状部(28a)の軸方向に対向する固定鉄心(29)と、
可動鉄心(32)を、軸方向のうち固定鉄心(29)から離れる方向に向かって付勢するコイルばね(33)と、
筒状部(28a)の外周側に配置されたコイル(17)とを備え、
コイル(17)に通電したときには、可動鉄心(32)と固定鉄心(29)とを通過する磁気回路が形成されることによって、可動鉄心(32)がコイルばね(33)の付勢力に対抗して固定鉄心(29)に吸引されるようになっており、
底面部(28b)が筒状部(28a)と一体成形されていることを特徴とする。
これによると、スリーブ(28)の底面部(28b)を筒状部(28a)と一体成形しているので、Oリング等の別体のシール部材を用いることなく底面部(28b)と筒状部(28a)との間のシール性を確保でき、エアダンパー効果を確実に発揮できる。
このため、部品点数を削減できるとともに加工工数および組み付け工数を低減できるので、コストを低減できる。
本発明は、具体的には、固定鉄心(29)が、可動鉄心(32)に対して底面部(28b)と反対側に配置されており、
コイル(17)に通電したときには、可動鉄心(32)が固定鉄心(29)に吸引されることによって、プランジャ(30)が底面部(28b)から離れる方向に移動し、
コイル(17)への通電を遮断したときには、コイルばね(33)の付勢力によって、プランジャ(30)が底面部(28b)に近づく方向に移動するようになっており、
プランジャ(30)のうち底面部(28b)側の端部と、底面部(28b)との間に空間(38)が形成されている。
コイル(17)に通電したときには、可動鉄心(32)が固定鉄心(29)に吸引されることによって、プランジャ(30)が底面部(28b)から離れる方向に移動し、
コイル(17)への通電を遮断したときには、コイルばね(33)の付勢力によって、プランジャ(30)が底面部(28b)に近づく方向に移動するようになっており、
プランジャ(30)のうち底面部(28b)側の端部と、底面部(28b)との間に空間(38)が形成されている。
これによると、プランジャ(30)のうち底面部(28b)側の端部と、底面部(28b)との間に空間(38)が形成されているので、プランジャ(30)が底面部(28b)に近づく方向に移動したときに、空間(38)によってエアダンパー効果を発揮することができる。
本発明は、より具体的には、端部には、弾性材によって成形されたクッション部材(37)が配置されており、
プランジャ(30)が底面部(28b)に近づく方向に移動したときには、クッション部材(37)が底面部(28b)に当接する。
プランジャ(30)が底面部(28b)に近づく方向に移動したときには、クッション部材(37)が底面部(28b)に当接する。
これによると、スリーブ(28)の底面部(28b)が、プランジャ(30)の停止位置を規制するストッパとしての役割を果たすことができる。このため、当該ストッパをスリーブ(28)と別体の部品で構成する場合と比較して部品点数を削減できるとともに組み付け工数を低減できるので、コストを一層低減できる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明を図に示す一実施形態に基づいて説明する。本実施形態によるソレノイド装置10は、オートマチック車両のエンジンキーをロックするキーロックソレノイドとして用いられるものであり、エンジンキーのキーシリンダ(図示せず)に組み付けられた状態で、車両の計器盤(図示せず)内に配置される。
図1は本実施形態によるソレノイド装置10の部分断面図である。図1中の上下左右の矢印は、車両搭載状態における方向の一例を示している。ソレノイド装置10はボビン13を有し、ボビン13は円筒部14の軸方向両端に鍔状部15、16を有する形状に樹脂(例えば、66ナイロン等)にて一体に成形してある。ボビン13の円筒部14の外周面にはコイル17が巻回されている。
コイル17の端末導線部(図示せず)は一対のターミナル18、19の一端部(図1の上端部:図示せず)に電気的に接続されている。ターミナル18、19の他端部18a、19aは、ボビン13の外周側にてボビン13の軸方向と直交する方向(図1の紙面手前方向)を向いており、外部端子と接続される。
ターミナル18、19は真鍮等の導体金属の薄板材を所定形状に成形したものであり、樹脂製のコネクタハウジング20に固定されている。
ボビン13は、筒状のケース25に収納されている。ケース25は、コネクタハウジング20と樹脂にて一体に成形されている。コネクタハウジング20の外面に配置されるコネクタカバー26はターミナル18、19の中間部を覆うものであり、樹脂にて成形されている。
本例では、コネクタハウジング20とコネクタカバー26との固定は、いずれか一方の部材に一体成形された爪部(図示せず)と他方の部材に形成された穴部(図示せず)との係合によって行われるようになっている。
コイル17により誘起された磁束の磁路を構成するヨーク27は、ケース25の外周面を覆う外筒部27aと、ボビン13の内周面を覆う内筒部27bと、内筒部27bの一端部(図1の左端部)と外筒部27aの一端部(図1の左端部)とを結合する環状部27cとを有しており、磁性体にて一体に成形してある。
ヨーク27の内筒部27bの内周側には、有底円筒状のスリーブ28が内筒部27bと同軸状に挿入されている。スリーブ28は、より具体的には、内筒部27bと平行に延びる円筒状の筒状部28aと、筒状部28aの一端部(図1の左端部)を閉塞する底面部28bと、筒状部28aの他端部(図1の右端部)にて開口する開口部28cとを有しており、非磁性体(本例では、ステンレス)にて一体成形されている。本例では、スリーブ28の底面部28bはヨーク27の環状部27cとほぼ同一平面上に位置している。
スリーブ28の内部には、固定鉄心29とプランジャ30とが収納されている。固定鉄心29は磁性体によってスリーブ28と同軸の略円筒状に形成されており、スリーブ28の開口部28cを塞ぐように配置されている。
プランジャ30は、シャフト31と可動鉄心32とを有している。シャフト31はスリーブ28の軸方向に延びて固定鉄心29の貫通穴29aを貫通している。可動鉄心32は磁性体によって略円筒状に形成されており、その内周面32aにシャフト31が圧入され、外周面32bがスリーブ28の筒状部28aの内周面28dと摺動するようになっている。
プランジャ30は、コイルばね33によってスリーブ28の開口部28c側から底面部28b側に向かって付勢されるようになっている。本例では、このコイルばね33をソレノイド装置10の外部であって、シャフト31の一端側(図1の右端側)に配置している。なお、コイルばね33を固定鉄心29と可動鉄心32との間に配置してもよい。
固定鉄心29のうち可動鉄心32と反対側の端部29b(図1の右端部)には蓋部材34が配置されている。この蓋部材34は鋼板(本例では、SPCC材:一般冷延鋼板)にて成形されており、中央に形成された穴部34aに固定鉄心29の端部29bが圧入されている。蓋部材34には図示しない切欠部が形成されており、この切欠部に、ヨーク27の外筒部27aから突き出す爪部27dが挿入され、この爪部27dによって蓋部材34がヨーク27にかしめ固定される。
なお、蓋部材34は、ソレノイド装置10を被取付部材(本例では、キーシリンダ)に固定するための取付ブラケットを兼ねている。また、蓋部材34とボビン13の一方の鍔状部15との間には、ボビン13を保持するワッシャ35が配置されている。
次に、上記構成における作用効果を説明する。コイル17に通電してコイル17を励磁すると、可動鉄心32がコイルばね33の付勢力に対抗して固定鉄心29に吸引され、可動鉄心32(プランジャ30)がスリーブ28内を摺動しながらスリーブ28の底面部28b側(図1の左方側)から開口部28c側(図1の右方側)に向かって移動する。
そして、可動鉄心32が固定鉄心29に当接することによって、プランジャ30の停止位置が規制される。つまり、固定鉄心29は、プランジャ30の停止位置を規制するストッパとしての役割をも果たしている。ここで、可動鉄心32が固定鉄心29に当接するときの衝撃を、固定鉄心29に配置された円環状のクッション部材(弾性材)36によって緩衝するようになっている。
一方、コイル17への通電を遮断してコイル17を非励磁状態にすると、コイルばね33の付勢力によってプランジャ30がスリーブ28の開口部28c側(図1の右方側)から底面部28b側(図1の左方側)に向かって移動する。そして、プランジャ30がスリーブ28の底面部28bに当接することによって、プランジャ30の停止位置が規制される。。つまり、底面部28bは、プランジャ30の停止位置を規制するストッパとしての役割を果たしている。
ここで、プランジャ30が底面部28bに当接するときの衝撃を、プランジャ30の一端部(図1の左端部)に配置されたクッション部材(弾性材)37によって緩衝するようになっている。
さらに、本実施形態では、プランジャ30がスリーブ28の底面部28bに当接するときの衝撃をエアダンパー効果によって緩衝して、プランジャ30の衝突音を低減している。すなわち、スリーブ28を一体成形、換言すれば、スリーブ28の底面部28bを筒状部28aと一体成形することによって、底面部28bと筒状部28aとの間のシール性を確保し、底面部28bと筒状部28aの内周面28dとプランジャ30とで囲まれた空間38の密閉性を確保している。
これにより、空間38がエアダンパー効果を発揮して、プランジャ30の衝突音を低減できる。つまり、本実施形態では、Oリング等の別体のシール部材を用いることなくエアダンパー効果を確実に発揮できるので、部品点数を削減できるとともに加工工数および組み付け工数を低減でき、コストを低減できる。
ところで、上述のように、本実施形態では、スリーブ28の底面部28aが、プランジャ30の移動方向一方側(図1の左方側)における停止位置を規制するストッパとしての役割を果たしている。換言すれば、当該ストッパがスリーブ28と一体成形されている。
この結果、当該ストッパをスリーブ28と別体の部品で構成する場合と比較して部品点数を削減できるとともに組み付け工数を低減できるので、コストを一層低減できる。
(他の実施形態)
なお、上記一実施形態では、スリーブ28の筒状部28aを円筒状に形成しているが、筒状部28aは円筒状に限定されるものではなく、例えば、楕円筒状や、角部を丸めた角筒状等に形成してもよい。
なお、上記一実施形態では、スリーブ28の筒状部28aを円筒状に形成しているが、筒状部28aは円筒状に限定されるものではなく、例えば、楕円筒状や、角部を丸めた角筒状等に形成してもよい。
また、上記一実施形態では、固定鉄心29が可動鉄心32に対してスリーブ28の底面部28bと反対側に配置されているが、固定鉄心29を底面部28aと可動鉄心32との間に配置してもよい。
この場合には、コイルばね33を固定鉄心29と可動鉄心32の間に配置し、コイルばね33が可動鉄心32をスリーブ28の開口部28c側に向かって付勢するようにする。
これにより、コイル17に通電してコイル17を励磁すると可動鉄心32がコイルばね33の付勢力に対抗して固定鉄心29に吸引されて、プランジャ30がスリーブ28の開口部28c側から底面部28b側に向かって移動し、一方、コイル17への通電を遮断してコイル17を非励磁状態にすると、コイルばね33の付勢力によってプランジャ30がスリーブ28の底面部28b側から開口部28c側に向かって移動する。
そして、プランジャ30がスリーブ28の開口部28c側から底面部28b側に向かって移動するときに、上述のエアダンパ効果を発揮してプランジャ30の衝突音を低減できる。
また、上記一実施形態では、本発明によるソレノイド装置10を、オートマチック車両のエンジンキーをロックするキーロックソレノイドに適用した例を示しているが、キーロックソレノイドに限定されるものではなく、種々の用途のソレノイド装置に本発明を適用することができる。
17…コイル、28…スリーブ、28a…筒状部、28b…底面部、28c…開口部、
29…固定鉄心、29a…貫通穴、30…プランジャ、31…シャフト、
32…可動鉄心、33…コイルばね、37…クッション部材、38…空間。
29…固定鉄心、29a…貫通穴、30…プランジャ、31…シャフト、
32…可動鉄心、33…コイルばね、37…クッション部材、38…空間。
Claims (4)
- 非磁性体によって成形され、筒状部(28a)と、前記筒状部(28a)の一端部を閉塞する底面部(28b)と、前記筒状部(28a)の他端部にて開口する開口部(28c)とを有する有底筒状のスリーブ(28)と、
前記筒状部(28a)の内周面(28d)と摺動可能に配置され、磁性体によって成形される可動鉄心(32)を有するプランジャ(30)と、
前記可動鉄心(32)と空隙を介して配置され、前記可動鉄心(32)に対して前記筒状部(28a)の軸方向に対向する固定鉄心(29)と、
前記可動鉄心(32)を、前記軸方向のうち前記固定鉄心(29)から離れる方向に向かって付勢するコイルばね(33)と、
前記筒状部(28a)の外周側に配置されたコイル(17)とを備え、
前記コイル(17)に通電したときには、前記可動鉄心(32)と前記固定鉄心(29)とを通過する磁気回路が形成されることによって、前記可動鉄心(32)が前記コイルばね(33)の付勢力に対抗して前記固定鉄心(29)に吸引されるようになっており、
前記底面部(28b)が前記筒状部(28a)と一体成形されていることを特徴とするソレノイド装置。 - 前記固定鉄心(29)が、前記可動鉄心(32)に対して前記底面部(28b)と反対側に配置されており、
前記コイル(17)に通電したときには、前記可動鉄心(32)が前記固定鉄心(29)に吸引されることによって、前記プランジャ(30)が前記底面部(28b)から離れる方向に移動し、
前記コイル(17)への通電を遮断したときには、前記コイルばね(33)の付勢力によって、前記プランジャ(30)が前記底面部(28b)に近づく方向に移動するようになっており、
前記プランジャ(30)のうち前記底面部(28b)側の端部と、前記底面部(28b)との間に空間(38)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のソレノイド装置。 - 前記プランジャ(30)は前記可動鉄心(32)から前記開口部(28c)に向かって突き出すシャフト(31)を有しており、
前記固定鉄心(29)には、前記シャフト(31)が貫通する貫通穴(29a)が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のソレノイド装置。 - 前記端部には、弾性材によって成形されたクッション部材(37)が配置されており、
前記プランジャ(30)が前記底面部(28b)に近づく方向に移動したときには、前記クッション部材(37)が前記底面部(28b)に当接することを特徴とする請求項2または3に記載のソレノイド装置。
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