JPH0538479U - ブレーキ制御機構の電磁弁装置 - Google Patents

ブレーキ制御機構の電磁弁装置

Info

Publication number
JPH0538479U
JPH0538479U JP087851U JP8785191U JPH0538479U JP H0538479 U JPH0538479 U JP H0538479U JP 087851 U JP087851 U JP 087851U JP 8785191 U JP8785191 U JP 8785191U JP H0538479 U JPH0538479 U JP H0538479U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
air
bobbin assembly
brake control
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP087851U
Other languages
English (en)
Inventor
浩敬 中村
敦志 西條
茂樹 土屋
義昭 広部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akebono Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akebono Brake Industry Co Ltd filed Critical Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority to JP087851U priority Critical patent/JPH0538479U/ja
Priority to DE4235822A priority patent/DE4235822A1/de
Priority to US07/966,089 priority patent/US5382933A/en
Publication of JPH0538479U publication Critical patent/JPH0538479U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/66Electrical control in fluid-pressure brake systems
    • B60T13/665Electrical control in fluid-pressure brake systems the systems being specially adapted for transferring two or more command signals, e.g. railway systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/58Combined or convertible systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/46Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition the pressure being reduced by exhausting fluid
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F5/00Coils
    • H01F5/06Insulation of windings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F7/00Magnets
    • H01F7/06Electromagnets; Actuators including electromagnets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度変化に対する強度と共に、耐環境性をも
兼ね備えたブレーキ制御機構の電磁弁装置を得ることを
目的とする。 【構成】 アウターヨーク105と、このアウターヨー
ク105内に位置するソレノイドコイル20と、前記ソ
レノイドコイル20に通電を行うコネクターピン107
とを備えたボビンアッシイ3において、前記ボビンアッ
シイ3は、性質の異なる少なくとも二重の樹脂によりモ
ールド成形されているブレーキ制御機構の電磁弁装置と
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両に搭載されるエアオーバ・ハイドロリック・ブレーキシステム におけるブレーキ制御機構の電磁弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エアモジュレータを用いたブレーキ制御機構の電磁弁装置は、ボビンア ッシイを、内蔵部品であるアウターヨークやソレノイドコイル、及びコネクター ピン等の部品を樹脂により一体的にモールド成形し、気密性や絶縁性等の機能を もたせた装置が知られている。
【0003】 また、前記内蔵部品を、熱硬化性のエポキシ樹脂等により一体的にモールド成 形し、寸法成形性や耐水性の良好なボビンアッシイとした電磁弁装置が考えられ る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の高度な気密性を有するボビンアッシイでは、優れた 寸法成形性や耐水性を得ることはできなかった。
【0005】 そして、エポキシ樹脂等によりモールド成形したボビンアッシイでは、優れた 寸法成形性や耐水性は得られるものの、内蔵部品と樹脂との線膨張率が異なるた め、電磁弁作動により発生する熱及び、外気温度の影響によるボビンアッシイの 温度変化に伴い、樹脂部分に亀裂等が生じる懸念がある。
【0006】 また、この温度変化に伴う樹脂の亀裂等を防止するために、伸び率の高い樹脂 によりボビンアッシイをモールド成形したとしても、亀裂は防止できるものの、 温度変化に伴う樹脂の寸法変形が起き易くなり、気密性が低下し、耐水性も悪化 してしまう虞れがある。
【0007】 本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、温度変化に対する強度と共に、 耐環境性をも兼ね備えたブレーキ制御機構の電磁弁装置を得ることを目的とする 。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、アウターヨーク105と、このアウターヨーク105内に位置する ソレノイドコイル20と、前記ソレノイドコイル20に通電を行うコネクターピ ン107とを備えたボビンアッシイ3において、前記ボビンアッシイ3は、性質 の異なる少なくとも二重の樹脂によりモールド成形されているブレーキ制御機構 の電磁弁装置とした。
【0009】 前記性質の異なる少なくとも二重の樹脂モールド部によるモールド成形とは、 例えば、ボビンアッシイ3の内側は伸び率の高い性質の樹脂により樹脂モールド 成形され、ボビンアッシイ3の外側は寸法安定性や耐環境性の優れた性質の樹脂 により樹脂モールド成形されているブレーキ制御機構の電磁弁装置である。
【0010】
【作用】
トラクション及びアンチロック制御等の各種のブレーキ制御時において、コン トロールユニットからの指令により、モジュレータのバルブユニット6内に組み 込まれているボビンアッシイ3のコネクターピン107を介して、アウターヨー ク105内に位置するソレノイドコイル20a,ソレノイドコイル20bに通電 がなされる。
【0011】 次に、このソレノイドコイル20aの起磁力はプランジャ23を作動させ、ホ ールドバルブ開口部14を開閉するとともに、ソレノイドコイル20bの起磁力 はプランジャ60を作動させ、エキゾーストバルブ16への排気路61を開閉し 、エアチャンバ1内のエア圧を車両の制動状態に応じて制御する。
【0012】 そして、以上のような電磁弁の作動により発生する熱、あるいは外気の温度変 化に伴い、ボビンアッシイの温度が変化した場合、金属質の内蔵部品であるアウ ターヨーク105やコネクターピン107等が膨張又は収縮すると、ボビンアッ シイ3の内側の樹脂モールド部120が、これらの内蔵部品の膨張又は収縮に合 わせて伸縮し、ボビンアッシイ3の気密性を保持する。
【0013】 また、外側の樹脂モールド部125は、内側の樹脂モールド部120が内蔵部 品の膨張又は収縮を吸収するため、温度変化による影響は受けず、樹脂モールド 部125の特性である高度な寸法安定性及び耐環境性を維持する。
【0014】 このように、本考案のブレーキ制御機構の電磁弁装置は、優れた気密性や絶縁 性と共に、高度な寸法安定性や耐環境性を保持しつづける。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1ないし図4に基づいて説明する。 図3はモジュレータ21のホールドバルブ側の断面図であり、図4はモジュレ ータ21のディケイバルブ側の断面図である。
【0016】 モジュレータ21はモジュレータユニット44とバルブユニット6とで構成さ れており、モジュレータユニット44は、エアシリンダ45とハイドロリックハ ウジング46とで構成されている。
【0017】 エアシリンダ45の内部にはその軸方向に移動可能なエアピストン2と、この エアピストン2に連動して移動可能なピストンロッド47とを有している。 前記エアピストン2は、通常の状態では、ハイドロリックハウジング46の内 端面にその一端を係止されたピストンリターンスプリング48によってバルブユ ニット6側に付勢されており、エアピストン2とバルブユニット6との間に形成 されたエアチャンバ1を圧縮するように作用している。また、このエアピストン 2の周面にはエアカップ50が嵌装されており、エアチャンバ1からのエア漏れ を防止している。
【0018】 ハイドロリックハウジング46は、前記エアシリンダ45よりも小径のハイド ロリックシリンダ52を有しており、このハイドロリックシリンダ52にはピス トンロッド47の端部に連結されたハイドロリックピストン22が、このシリン ダ内を移動可能に取り付けられている。このハイドロリックシリンダ52の先端 側にはホイールシリンダ130に連通されるハイドロリックアウトレット53が 開口されている。
【0019】 また、前記ハイドロリックハウジング46の段付部分には、前記ハイドロリッ クシリンダ52に対して、図示しない外部のリザーバと連通されたハイドロリッ クインレット54が設けられている。このハイドロリックインレット54を通じ てブレーキ液がリザーバ(図示せず)よりハイドロリックシリンダ52内に供給 される構造となっている。
【0020】 また、ハイドロリックインレット54内にはチェック弁が内嵌されており、ホ イールシリンダ(W/C)130に一定の残圧を与えている。 次に、バルブユニット6の構造について説明する。
【0021】 本実施例のバルブユニット6は、図2(a)(b)において、ホールドバルブ 4が右側、ディケイバルブ5が左側にそれぞれ配置されており、ソレノイドブロ ック8とバルブブロック7とが分割可能な構造を有している。そして、ソレノイ ドブロック8は、貫通ボルト19によってバルブブロック7に対して固定されて いる。
【0022】 ソレノイドブロック8は、カバー9に覆われたボビンアッシイ3を備えている 。ボビンアッシイ3は、図1(a)(b)(c)に示す形状をしており、図1( a)はボビンアッシイ3を上面からみた図であり、図1(b)は縦半裁断面図で あり、図1(c)は一部断面してコネクターピン107側からみた図である。こ のボビンアッシイ3は、ホールドバルブ4側のソレノイドコイル20aとディケ イバルブ5側のソレノイドコイル20bとがそれぞれボビンに卷回された状態で アウターヨーク内に位置し、これらのソレノイドコイル20a,ソレノイドコイ ル20bに通電を行うコネクターピン107a,107b,107cと共に、一 体的に樹脂モールド成形されている。
【0023】 そして、ボビンアッシイ3の樹脂モールド部分は、図1(b)に示すように、 二重の性質の異なった樹脂モールド部により形成されている。すなわち、ボビン アッシイの樹脂モールド部の内方の樹脂モールド部120は、伸び率の高い樹脂 により形成されており、ボビンアッシイの外方の樹脂モールド部125は、寸法 安定性及び耐環境性に優れた熱硬化性のエポキシ樹脂により形成されている。
【0024】 また、前記ボビンアッシイ3の上面外周にはシール溝110が形成されるとと もに、ボビンアッシイ3の下面外周にはシール溝111が形成されており、前記 シール溝110にはOリング38が嵌合されるとともに、前記シール溝111に はOリング39がそれぞれ嵌合されて、カバー9とバルブブロック7に対して密 閉性を保持している。
【0025】 ホールドバルブ4側にはソレノイドコイル20aの中空部を軸方向に移動可能 なホールドプランジャ23を備えており、このホールドプランジャ23の下部に はバルブブロック7方向からホールドスプリング24によって図中上方に付勢さ れたバルブピン25の上端が当接している。このバルブピン25の下端は、ホー ルドバルブ弁室11内において拡径されており、その最下端面にはバルブゴム2 6が装着されてホールドバルブ弁本体15を構成している。
【0026】 ホールドバルブ弁室11内において、前記バルブピン25の下方にはバルブ受 け体13が配置されており、このバルブ受け体13の内部には、一端を連絡路6 7と連通されたエア導入通路12が軸方向に穿設されている。そしてこのエア導 入通路12の他端(上端)は前記バルブ受け体13の上端面で開口部14を形成 している。このバルブ受け体13の周側面にはOリング34が嵌合されており、 バルブ閉塞時の連絡路67からホールドバルブ弁室11側へのエア漏れを防止し ている。
【0027】 前記バルブ受け体13の下面には、ホールドバルブ弁室11から連絡路67方 向へのエアの流れのみを許可するリターンバルブ28がリターンスプリング30 によって上方に付勢された状態で取り付けられている。
【0028】 前記ホールドバルブ4のホールドバルブ弁本体15は、ソレノイドコイル20 aに通電が行われていない状態では、ホールドスプリング24により上方に付勢 されており、弁本体が開口部14から離れており、常開型の制御弁を構成してい る。また、ホールドバルブ弁室11は図3に示すように、エアチャンバ1に通じ るチャンバ通路31aと連通されている。
【0029】 ディケイバルブ5側にはディケイスプリング58によって下方に付勢されたデ ィケイプランジャ60を備えており、このディケイプランジャ60の下端はディ ケイバルブ弁室18内において拡開部を有しており、この拡開部の先端面にはバ ルブゴムが装着されてディケイバルブ弁本体17を構成している。
【0030】 前記ディケイバルブ弁本体17は、ソレノイドコイル20bへの通電がなされ ていない状態ではエキゾーストバルブ16への排気路61に当接しており、常閉 型の制御弁を構成している。また、ディケイバルブ弁室18は図4に示すように 、エアチャンバ1に通じるチャンバ通路31bと連通されているが、前記のよう に通常の状態ではディケイバルブ弁本体17は閉じているため、エアチャンバ1 内のエアは、ディケイバルブ5側には流れない。
【0031】 バルブブロック7の下部には、連絡路67と第1エアインレット10と第2エ アインレット80との三方向に連通する連通路65が形成してある。この連通路 65内には、第1エアインレット10側にエアの流れを制御するためのシャトル 弁装置71が備えられるとともに、第2エアインレット80側にもエアの流れを 制御するための絞り弁81が備えられている。そして、シャトル弁装置71側と 絞り弁81側とは、エア通路66により連通されている。
【0032】 前記シャトル弁装置71内には、第1エアインレット10及びエア通路66よ り径大で、連通路65より径小の円筒形状のカラー75が内嵌されている。 このカラー75の第1エアインレット10側の一端部上下には、エア通り抜け 用のスリット76a,76bが形成してあり、カラー75のエア通路66側の他 端部上下にも同じくスリット77a,77bがそれぞれ形成してある。このエア 通り抜け用のスリットの大きさ及び数は、カラー75の強度を考慮すれば、カラ ー75の両端部に、径大にあるいは複数箇所にわたって設けてもよい。
【0033】 カラー75の内部には、カラー75の内周径と略同径の弁本体であるシャトル 弁ピストン72が摺動自在に嵌入してある。このシャトル弁ピストン72の第1 エアインレット10側の端面にはバルブゴム73が備えてあり、このシャトル弁 ピストン72が図2(b)のカラー75内の最右端に位置したときに、連通路6 5と第1エアインレット10とを密閉でき、また、シャトル弁ピストン72がカ ラー75内の最左端に位置したときに、連通路65内のシャトル弁装置71側と 絞り弁81側とを密閉できるように形成されている。
【0034】 連通路65内の絞り弁81側には、筺体79が一端部をカラー75に当接し、 他端部を第2エアインレット80に当接するように内嵌されている。この筺体7 9の一端部側は前記エア通路66として形成され、他端部側は絞り弁81として 形成されている。
【0035】 次に、本実施例の動作について説明する。 まず、ブレーキ制動時において、第1エアインレット10から連通路65に供 給されたエアがシャトル弁ピストン72の一端部を押圧し、シャトル弁ピストン 72はエア通路66の一端部に当接して、シャトル弁装置71側と絞り弁81側 との間を密閉する。エアはカラー75のスリット76a,76bからホールドバ ルブ4側を経てエアチャンバ1に供給され、ブレーキ制動がなされる。
【0036】 このとき、図示してないスピードセンサからの信号により集中制御部が車輪の ロック可能性を検知すると、バルブユニット6におけるホールドバルブ4側のソ レノイドコイル20aにコネクターピン107bを介して所定電圧の通電を行い 、ホールドバルブ弁本体15を閉じてエアチャンバ1へのエアの供給を停止する 。これとともに、ディケイバルブ5側のソレノイドコイル20bにもコネクター ピン107cを介して通電を行い、ディケイバルブ弁本体17を開く。
【0037】 これによって、エアチャンバ1のエアがチャンバ通路31b→ディケイバルブ 弁室18→排気路61→エキゾーストバルブ16の経路で排気され、モジュレー タ21内のエアピストン2がピストンリターンスプリング48の付勢力及びハイ ドロリックピストン22に作用する液圧力によってエアチャンバ1を圧縮する方 向に移動する。そして、ハイドロリックピストン22もこれに連動するため、ホ イールシリンダ130内のブレーキ液がモジュレータ21方向に吸引されて減圧 され、車輪のロックを防止する。
【0038】 そして、前記ホイールシリンダ130内の液圧の保持を行う場合には、ホール ドバルブ弁本体15及びディケイバルブ弁本体17の両者を閉じてエアチャンバ 1内のエアを封じ込める。
【0039】 さらに、ホイールシリンダ130内を再加圧する場合には、前記ディケイバル ブ弁本体17を閉じた状態のままホールドバルブ弁本体15を開き、第1エアイ ンレット10からのエアを再びホールドバルブ4側からエアチャンバ1に供給す る。
【0040】 次に、トラクションブレーキ制御時の動作について説明する。 各車輪のスピードセンサからの情報に基づき、集中制御部が駆動輪の両輪ある いは片輪のみの加速スリップを判断すると、図示しないトラクション制御バルブ からのエアが、第2エアインレット80より連通路65内に流れ込む。
【0041】 連通路65内に流れ込んだエアは、絞り弁81内を通り、エア通路66からシ ャトル弁装置71側に流れる。そしてシャトル弁ピストン72の他端部を押圧し 第1エアインレット10に当接させ、連通路65と第1エアインレットとの間を 密閉し、カラー75のスリット77a,77bから連絡路67を経てホールドバ ルブ4側を介し、チャンバ通路31aからエアチャンバ1に供給され、ブレーキ 制御を行う。
【0042】 すなわち、エアタンクからのエアは、トラクション制御バルブ→第2エアイン レット80→連通路65内に流れ込み→絞り弁81→エア通路66→カラー75 内→スリット77a,77bを通り抜け→連絡路67→ホールドバルブ4側を経 て→チャンバ通路31a→エアチャンバ1へと供給される。
【0043】 このとき、各車輪のスリップ状況に応じて、ソレノイドコイル20a,20b にコネクターピン107を介して所定電圧の通電を行い、ホールドバルブ4及び ディケイバルブ5を適宜作動させ、トラクションブレーキ制御の調整を行う。
【0044】 次に、通常ブレーキ制御を解除した場合の動作について説明する。 エアチャンバ1のエアはホールドバルブ4側から連通路65に流れ込み、カラ ー75のスリット76a,76bからカラー75内部を通り第1エアインレット 10を経てブレーキバルブから排出される。
【0045】 このとき、連通路65内のカラー75の内部空間は前記エアの流速によりエア 通路66に対して負圧となり、シャトル弁ピストン72は第1エアインレット1 0側に移動する。そして、連通路65内のシャトル弁装置71側と絞り弁81側 とが連通状態となり、ホールドバルブ4側からのエアが、カラー75のスリット 77a,77bからカラー75内に流れ込み、開放されたエア通路66からも絞 り弁81を介して、第2エアインレット80を経てトラクション制御バルブのエ キゾーストバルブからも排出される。
【0046】 すなわち、エアチャンバ1のエアが→チャンバ通路31a→ホールドバルブ弁 室11→連絡路67→連通路65に至り、さらに連通路65から二方向に分かれ て排気される。つまり一方はスリット76a,76bからシャトル弁ピストン7 2の一端部側のカラー75内に流れ込み→第1エアインレット10→ブレーキバ ルブから排出される。そして他方はスリット77a,77bからシャトル弁ピス トン72の他端部側のカラー75内に流れ込み→エア通路66→絞り弁81内を 通過し→第2エアインレット80→トラクション制御バルブのエキゾーストバル ブから排出される。
【0047】 以上のように本実施例では、ボビンアッシイ3が性質の異なった二重の樹脂モ ールド部により成形されているため、電磁弁の作動により発生する熱、あるいは 外気の温度変化に伴い、ボビンアッシイ3の温度が変化した場合、金属質の内蔵 部品であるアウターヨーク105やコネクターピン107等が膨張又は収縮する と、ボビンアッシイ3の内側の樹脂モールド部120が、これらの内蔵部品の膨 張又は収縮に合わせて伸縮し、ボビンアッシイ3の気密性を保持する。
【0048】 また、外側の樹脂モールド部125は、内側の樹脂モールド部120が内蔵部 品の膨張又は収縮を吸収するため、温度変化による内蔵部品からの影響は受けず 、樹脂モールド部125の特性である高度な寸法安定性及び耐環境性を維持する 。
【0049】 すなわち、ボビンアッシイ3の内側の樹脂モールド部120は、アウターヨー ク105等の内蔵部品の膨張又は収縮に合わせて伸縮し、ボビンアッシイ3内の 気密性を保持するとともに、外側の樹脂モールド部125は、高度な寸法安定性 及び耐環境性を維持するため、シール溝110,シール溝111等に微妙な位置 ずれも生じないので、バルブユニット6が外気に対しても高度な気密性を保持す る。これらのことから、前記の各種ブレーキ制御中には、高度なエアの密閉性と ともに、優れた耐水性や絶縁性を発揮し、良好なブレーキ制御が行えるブレーキ 制御機構の電磁弁装置とすることができる。
【0050】 そして、本実施例のブレーキ制御機構の電磁弁装置では、ボビンアッシイ3の 樹脂モールド部を二重の性質の異なった樹脂により形成したが、三重あるいはそ れ以上の性質の異なった樹脂により樹脂モールド部を形成してもよく、また、性 質の異なる幾重かの樹脂モールド部を、さらに複数交互に重ね合わせて形成し、 より安定した気密性や寸法成形性及び耐環境性を有するブレーキ制御機構の電磁 弁装置としてもよい。
【0051】
【考案の効果】
本考案は、温度変化に対する優れた強度及び耐環境性を兼ね備えたブレーキ制 御機構の電磁弁装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本考案の一実施例であるブレーキ制御機
構の電磁弁装置のボビンアッシイの上面図 (b)実施例のボビンアッシイの縦半裁断面図(c)実
施例のボビンアッシイの一部断面してコネクターピン側
からみた図
【図2】(a)実施例の、図4のIIa−IIa線における
バルブユニットの内部構造を示す側断面図 (b)実施例におけるバルブユニットの、図4のIIb−
IIb線における側断面図
【図3】実施例におけるモジュレータの全体構成を示す
ホールドバルブ側の正断面図
【図4】実施例におけるモジュレータの全体構成を示す
ディケイバルブ側の正断面図
【符号の説明】
3・・ボビンアッシイ 9・・カバー 15・・ホールドバルブ弁本体 17・・ディケイバルブ弁本体 20a,20b・・ソレノイドコイル 21・・モジュレータ 65・・連通路 67・・連絡路 71・・シャトル弁装置 80・・第2エアインレット 81・・絞り弁 105・・アウターヨーク 120・・内側の樹脂モールド部 125・・外側の樹脂モールド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 広部 義昭 埼玉県羽生市東5丁目4番71号曙ブレーキ 工業株式会社開発本部内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウターヨーク(105)と、このアウ
    ターヨーク(105)内に位置するソレノイドコイル
    (20)と、前記ソレノイドコイル(20)に通電を行
    うコネクターピン(107)とを備えたボビンアッシイ
    (3)において、 前記ボビンアッシイ(3)は、性質の異なる少なくとも
    二重の樹脂モールド部によりモールド成形されているこ
    とを特徴とするブレーキ制御機構の電磁弁装置。
JP087851U 1991-10-25 1991-10-25 ブレーキ制御機構の電磁弁装置 Pending JPH0538479U (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP087851U JPH0538479U (ja) 1991-10-25 1991-10-25 ブレーキ制御機構の電磁弁装置
DE4235822A DE4235822A1 (de) 1991-10-25 1992-10-23 Elektromagnetventilvorrichtung
US07/966,089 US5382933A (en) 1991-10-25 1992-10-23 Solenoid valve device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP087851U JPH0538479U (ja) 1991-10-25 1991-10-25 ブレーキ制御機構の電磁弁装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0538479U true JPH0538479U (ja) 1993-05-25

Family

ID=13926392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP087851U Pending JPH0538479U (ja) 1991-10-25 1991-10-25 ブレーキ制御機構の電磁弁装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5382933A (ja)
JP (1) JPH0538479U (ja)
DE (1) DE4235822A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5504468A (en) * 1994-05-16 1996-04-02 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Electromagnetic solenoid
JP3245035B2 (ja) * 1996-01-19 2002-01-07 三菱電機株式会社 空気制御バルブ
DE29722549U1 (de) * 1997-12-19 1998-02-19 Bürkert Werke GmbH & Co., 74653 Ingelfingen Magnetventil
DE19843673C2 (de) * 1998-09-23 2001-05-17 Imi Norgren Herion Fluidtronic Gmbh & Co Kg Vergußgekapselte Vorrichtung
DE102017213736B3 (de) * 2017-08-08 2018-10-25 Conti Temic Microelectronic Gmbh Pneumatisches Ventil
US11915866B2 (en) * 2021-07-29 2024-02-27 Woodward, Inc. Enhanced safety coil for SOGAV

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6383474A (ja) * 1986-09-26 1988-04-14 Aisin Seiki Co Ltd 電磁弁

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2743308A (en) * 1950-12-19 1956-04-24 Bell Telephone Labor Inc Housing for electrical apparatus and method of manufacture
US4019167A (en) * 1975-05-19 1977-04-19 Amerace Corporation Encapsulated transformer
JPH03167061A (ja) * 1989-11-28 1991-07-18 Akebono Brake Ind Co Ltd 車両用エアモジュレータ
DE9003343U1 (de) * 1990-03-21 1990-05-23 Herion-Werke GmbH & Co. KG, 70736 Fellbach Vergußgekapselte Vorrichtung
GB2249869B (en) * 1990-09-17 1994-10-12 Fuji Electric Co Ltd Semiconductor device
US5142103A (en) * 1991-01-22 1992-08-25 R & R Plastics, Inc. Encapsulated electrical component
US5249101A (en) * 1992-07-06 1993-09-28 International Business Machines Corporation Chip carrier with protective coating for circuitized surface

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6383474A (ja) * 1986-09-26 1988-04-14 Aisin Seiki Co Ltd 電磁弁

Also Published As

Publication number Publication date
US5382933A (en) 1995-01-17
DE4235822A1 (de) 1993-04-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5076538A (en) Electromagnetically operated valve, especially for anti-lock systems in motor vehicles
US6065495A (en) Two-position, three-way solenoid-actuated valve
US4821770A (en) Solenoid valve assembly
US6453930B1 (en) Control valves for a hydraulic control unit and method of assembly
JPS58211955A (ja) 自動車の流体圧作動制動機の主シリンダ
JP3786477B2 (ja) 自動車の特にスリップ制御式油圧ブレーキ装置用の電磁弁
US3478519A (en) Multiple power booster arrangement
US6702075B2 (en) Controllable shock absorber
GB2045899A (en) Electromagnetically operated valves
US5078457A (en) Vacuum motor for vehicle brake systems
JPH0146747B2 (ja)
US6679567B1 (en) Control valve with overmolded armature for a hydraulic control unit
JPH0538479U (ja) ブレーキ制御機構の電磁弁装置
CN109843665A (zh) 电磁阀和用于车辆的液压制动系统
CN1762746B (zh) 可电子控制的阀门装置
US6520600B1 (en) Control valve with single piece sleeve for a hydraulic control unit of vehicular brake systems
JP4594395B2 (ja) 特に自動車のブレーキ装置において電磁操作可能な弁
US6450590B1 (en) Control valve with reduced seat for a hydraulic control unit
JP2001509452A (ja) ブレーキブースタのためのセンサ組立体およびこれを備えるブレーキブースタ
JPH11500678A (ja) 特に自動車におけるスリップ制御される液圧ブレーキ装置のための電磁操作される弁
US5286102A (en) Brake control device
US5297860A (en) Brake control device
EP0602085B1 (en) Modular digital actuator
US6305759B1 (en) Trailer ABS modulator with direct exhaust and control line/volume drain capability
US20020047304A1 (en) Pressure sensor integrated onto sleeve of solenoid valve