JP3422978B2 - 硬質表面用洗浄剤組成物 - Google Patents

硬質表面用洗浄剤組成物

Info

Publication number
JP3422978B2
JP3422978B2 JP2000252285A JP2000252285A JP3422978B2 JP 3422978 B2 JP3422978 B2 JP 3422978B2 JP 2000252285 A JP2000252285 A JP 2000252285A JP 2000252285 A JP2000252285 A JP 2000252285A JP 3422978 B2 JP3422978 B2 JP 3422978B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
carbon atoms
acid
alkyl
monomer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000252285A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002060784A (ja
Inventor
伸 相原
紀行 森井
一訓 佃
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2000252285A priority Critical patent/JP3422978B2/ja
Publication of JP2002060784A publication Critical patent/JP2002060784A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3422978B2 publication Critical patent/JP3422978B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚れの付着を防
止、及び付着した汚れを容易に除去することを可能にす
る硬質表面用洗浄剤組成物であって、特に住居内全般、
特に台所や浴室、トイレ、洗面台などの、壁や床、器
具、機器などの硬質表面に使用した際に、汚れを付きに
くくし、且つ易洗浄を可能にする硬質表面用洗浄剤組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】生活場
面では様々な場所で汚れが発生する。それらの汚れを除
去するために各種の洗浄剤が開発され、その洗浄力を強
化すべく検討がなされてきた。これら努力により、頑固
な汚れを落とすための手段が多く提案されている。この
ように、汚れの除去性に優れた洗浄剤を開発する一方
で、汚れを付きにくくする技術及び処理を施すことで付
いた汚れを落とし易くする技術(以後防汚性とする)に
関する技術も多く検討されており、洗浄剤として応用す
る技術が見出されている。例えば、特開平2−1456
97号公報には、特定構造のスルホベタイン型両性界面
活性剤を配合する水洗トイレ用清浄剤が、特開平3−3
5097号公報には、スルホコハク酸ジエステルを含有
する軟便付着防止性に優れ洗浄効果の高い水性トイレ用
清浄剤が、特開平10−1697号公報には、特定の界
面活性剤と水溶性溶剤を特定比率で配合する洗浄剤が記
載されている。また、特開平9−169995号公報に
は、処理後の硬質表面に対する水の接触角が30度以下
となるような洗浄剤が優れた防汚性を示すことが記載さ
れている。
【0003】しかしながら、従来の防汚基材を使用する
場合、特定の基材に対し影響を及ぼしやすく、たとえば
カチオン性の殺菌剤を併用する場合、殺菌効果を低下し
たり、また特開平7−233394号公報記載のカチオ
ン性界面活性剤を配合する硬質表面用洗浄剤に使用する
場合、十分な洗浄力が得られないという、配合上の制限
があった。
【0004】本発明の課題は、硬質表面に対し防汚性と
易洗浄性を有し、且つ従来とは異なった配合の可能性を
広げる硬質表面用洗浄剤組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)4級ア
ンモニウム基を有するモノマー単位(I)と、カルボン
酸基及びスルホン酸基から選ばれる1つ以上の基を有
し、且つ4級アンモニウム基を有さないモノマー単位
(II)とを含み、かつモノマー単位(I)と(II)の合
計が全モノマー単位に対して50〜100モル%を占め
る重合体〔以下、(a)成分という〕、並びに(b)界
面活性剤〔以下、(b)成分という〕を含有し、20℃
におけるpHが1.5〜12である硬質表面用洗浄剤組
成物に関する。ここで、モノマー単位とは、重合体を構
成しているモノマー由来のくり返し単位を指し、モノマ
ーとは重合体を作るもとになる低分子物質を指す。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の(a)成分は、4級アン
モニウム基を有するモノマー単位(I)と、カルボン酸
基及びスルホン酸基から選ばれる1つ以上の基を有し、
且つ4級アンモニウム基を有さないモノマー単位(II)
とを含有する重合体である。
【0007】モノマー単位(I)、(II)のモル比は、
(I)/[(I)+(II)]=0.3〜0.99が好まし
く、より好ましくは0.4〜0.99、更に好ましくは
0.5〜0.95である。また、モノマー単位(I)、
(II)は、両者の合計(I)+(II)は全モノマー単位
中の50〜100モル%を占めるが、好ましくは65〜
100モル%、更に好ましくは80〜100モル%を占
める。
【0008】モノマー単位(I)は、4級アンモニウム
基(複数であってもよい)を含有するモノマー(以下、
モノマー(i)とする)を重合するか又は3級アミノ基
(複数であってもよい)を含有するモノマー(以下、モ
ノマー(i’)とする)を重合して得られるモノマー単
位を4級アンモニウム化することで得られる。
【0009】モノマー(i)の化合物の好ましい例とし
ては下記一般式(1)の化合物を挙げることができる。
【0010】
【化2】
【0011】〔式中、R1、R2、R3は、それぞれ独立
して、水素原子、水酸基又は炭素数1〜3のアルキル基
であり、Xは炭素数1〜12のアルキレン基、−COO
7−、−CONHR7−、−OCOR7−、−R8−OC
O−R7−から選ばれる基である。ここでR7、R8は、
それぞれ独立して、炭素数1〜5のアルキレン基であ
る。R4は炭素数1〜3のアルキル基、ヒドロキシアル
キル基又はR12C=C(R 3)−X−である。R5は炭素
数1〜3のアルキル基、ヒドロキシアルキル基、ベンジ
ル基であり、R6はヒドロキシ基、カルボン酸基、スル
ホン酸基もしくは硫酸エステル基で置換されていてもよ
い炭素数1〜10のアルキル基又はベンジル基であり、
6がアルキル基、ヒドロキシアルキル基又はベンジル
基の場合は、Y-は陰イオンを示す。また、R6がカルボ
キシル基、スルホン酸基、硫酸エステル基を含む場合、
-は存在せず、R6中のこれらの基は陰イオンとなる。
-の陰イオンとしては、ハロゲンイオン、硫酸イオ
ン、炭素数1〜3のアルキル硫酸エステルイオン、炭素
数1〜3のアルキル基で置換されていてもよい芳香族ス
ルホン酸イオン、ヒドロキシイオンを挙げることができ
る。〕。
【0012】これらの中でもアクリロイル(又はメタク
リロイル)アミノアルキル(炭素数1〜5)−N,N,
N−トリアルキル(炭素数1〜3)4級アンモニウム
塩、アクリロイル(又はメタクリロイル)オキシアルキ
ル(炭素数1〜5)−N,N,N−トリアルキル(炭素
数1〜3)4級アンモニウム塩、N−(ω−アルケニル
(炭素数3〜10))−N,N,N−トリアルキル(炭
素数1〜3)4級アンモニウム塩、N,N−ジ(ω−ア
ルケニル(炭素数3〜10))−N,N−ジアルキル
(炭素数1〜3)4級アンモニウム塩が好ましく、特に
ジアリルジメチルアンモニウム塩が良好である。
【0013】モノマー(i’)の好ましい例として、下
記一般式(1’)の化合物を挙げることができる。
【0014】
【化3】
【0015】〔式中、R1、R2、R3、R4、R5及びX
は前記記載と同じものを示す〕これらの中でもN,N−
ジアルキル(炭素数1〜3)アミノアルキル(炭素数1
〜5)アクリレート(又はメタクリレート)、N,N−
ジアルキル(炭素数1〜3)アミノアルキル(炭素数1
〜5)アクリルアミド、N,N−ジ(ω−アルケニル
(炭素数3〜10))−N−メチルアミンが好ましく、
ジアリルメチルアミンが特に好ましい。
【0016】モノマー(i’)を4級アンモニウム化す
る際に用いられる4級化剤としては、メチルクロリド、
メチルブロミド、ベンジルクロリド、ジメチル硫酸、ジ
エチル硫酸、モノクロロ酢酸又はその塩、クロルスルホ
ン酸又はその塩、3−クロロ−2−ヒドロキシプロパン
スルホン酸又はその塩、エチレンオキシド、プロピレン
オキシド、グリシジルエーテルなどを挙げることができ
る。尚、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、グリ
シジルエーテルを使用する場合は、予め硫酸、塩酸、炭
素数1〜12のカルボン酸、アリルスルホン酸などでモ
ノマー単位を中和した後反応させることが好ましい。
【0017】モノマー単位(II)は、カルボン酸基及び
スルホン酸基から選ばれる陰イオン基を有し、4級アン
モニウム基を有さないモノマー単位であり、カルボン酸
基、スルホン酸基は塩の形態であってもよい。
【0018】モノマー単位(II)はカルボン酸基及びス
ルホン酸基から選ばれる1つ以上の基を有するモノマー
(以下、モノマー(ii)とする)を重合することで得る
ことができる。
【0019】モノマー(ii)の化合物としてはアクリル
酸又はその塩、メタクリル酸又はその塩、マレイン酸又
はその塩、無水マレイン酸、イタコン酸、コハク酸、ス
チレンスルホン酸塩、2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸塩、アリルスルホン酸塩、ビニルス
ルホン酸塩、メタリルスルホン酸塩、スルホプロピルメ
タクリレートが挙げられ、防汚効果の点からアクリル酸
又はその塩、メタクリル酸又はその塩、マレイン酸又は
その塩、無水マレイン酸が特に好ましい。
【0020】本発明の(a)成分は、モノマー単位
(I)(複数種であってもよい)及びモノマー単位(I
I)(複数種であってもよい)のみから構成されるもの
だけでなく、さらに他のモノマー単位(以下、モノマー
単位(III)とする。複数種であってもよい)を重合体
の構成単位として含有する多元コポリマーであってもよ
い。
【0021】これらモノマー単位(I)及びモノマー単
位(II)から構成される重合体(モノマー単位(III)
をさらに含んでいてもよい)におけるモノマー単位
(I)、(II)(及び(III))の配列様式は、ブロッ
ク、交互、周期、統計(ランダムを含む)、グラフト型
の何れであってもよい。
【0022】前記モノマー単位(III)は、下記〜
から選ばれるモノマー(以下、モノマーiiiとする)由
来のモノマー単位が好ましい。 アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピルア
クリル酸(又はメタクリル酸)アミド、N,N−ジメチ
ルアクリル(又はメタクリル)アミド、N,N−ジメチ
ルアミノエチルアクリル酸(又はメタクリル酸)アミ
ド、N,N−ジメチルアミノエチルアクリル酸(又はメ
タクリル酸)アミド、N−ビニル−2−カプロラクタ
ム、N−ビニル−2−ピロリドンから選ばれるアミド基
含有化合物 アクリル酸(又はメタクリル酸)アルキル(炭素数1
〜5)、アクリル酸(又はメタクリル酸)2−ヒドロキ
シエチル、アクリル酸(又はメタクリル酸)−N,N−
ジメチルアミノアルキル(炭素数1〜5)、酢酸ビニル
から選ばれるエステル基含有化合物 エチレン、プロピレン、N−ブチレン、イソブチレ
ン、N−ペンテン、イソプレン、2−メチル−1−ブテ
ン、N−ヘキセン、2−メチル−1−ペンテン、3−メ
チル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、2−
エチル−1−ブテン、スチレン、ビニルトルエン、α−
メチルスチレン、アリルアミン、N,N−ジアリルアミ
ン、N,N−ジアリル−N−アルキル(炭素数1〜5)
アミン、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、2−
ビニルピリジン、4−ビニルピリジンから選ばれる化合
物。 二酸化硫黄。
【0023】モノマー単位(I)、(II)(及び(II
I))から構成される重合体は、例えば、それぞれの前
駆体モノマーを共重合することによって得ることができ
るし、これらモノマー単位のうちの1種もしくは2種か
らなる重合体に残りの2種もしくは1種のモノマー単位
の前駆体となるモノマーをグラフト重合してもよい。な
お、モノマー単位(I)の前駆体となるモノマー(i)
の代わりに前記モノマー(i’)を用い、適当な段階で
これを4級化して得てもよい。
【0024】本発明の(a)成分を構成する重合体はい
かなる重合法によって得てもよいが、ラジカル重合法が
特に好ましく、塊状、溶液、又は乳化系にてこれを行う
ことができる。ラジカル重合は加熱によりこれを開始し
てもよいが、開始剤として、2,2’−アゾビス(2−
アミジノプロパン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス
(N,N−ジメチレンイソブチルアミジン)二塩酸塩、
などのアゾ系開始剤、過酸化水素及び、過酸化ベンゾイ
ル、t−ブチルヒドロパーオキシド、クメンヒドロパー
オキシド、メチルエチルケトンパーオキシド、過安息香
酸などの有機過酸化物、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリ
ウム、過硫酸アンモニウムなどの過硫酸塩、過酸化水素
−Fe3+などのレドックス開始剤、など既存のラジカル
開始剤を用いてもよいし、光増感剤の存在/又は非存在
下での光照射や、放射線照射により重合を開始させても
よい。
【0025】本発明の(a)成分は、モノマー単位
(I)及び(II)のコポリマーから選ばれる重合体、並
びにモノマー単位(I)、(II)及び(III)のコポリ
マーから選ばれる重合体の複数種の混合物であってもよ
い。
【0026】本発明の(a)成分における、モノマー単
位(I)と(II)の合計の割合は50〜100モル%、
特に好ましくは65〜100モル%、さらに80〜10
0モル%が好ましい。
【0027】本発明の(a)成分は、本発明の硬質表面
用洗浄剤組成物の防汚性を著しく阻害しない限りにおい
て、モノマー単位(I)とモノマー単位(II)を同時に
含有しない前記以外の水溶性重合体を含有していてもよ
い。
【0028】本発明の(a)成分は重量平均分子量が
1,000〜6,000,000、好ましくは10,0
00〜4,000,000、特に好ましくは50,00
0〜3,000,000であり、ここで重量平均分子量
はゲルパーミエーションクロマトグラフィーでポリエチ
レングリコールを標準として求めることができる。
【0029】本発明の(a)成分は組成物中好ましくは
0.01〜30重量%、より好ましくは0.01〜20
重量%、最も好ましくは0.01〜10重量%含有され
る。
【0030】本発明の(b)成分として、下記一般式
(b1)〜(b3)で表される第4級アンモニウム塩か
ら選ばれるカチオン界面活性剤並びに特開平9−310
098号公報段落0022から0053に記載の両性界
面活性剤及び非イオン界面活性剤及びアニオン界面活性
剤の1種以上を添加することができる。
【0031】
【化4】
【0032】〔式中、Rb1及びRb6は、炭素数6〜1
8、好ましくは8〜16のアルキル基又はアルケニル
基、好ましくはアルキル基であり、Rb3、Rb4は炭素数
1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。
Xは−COO−、OCO−、−CONH−、−NHCO
−、ベンゼン環やナフタレン環などの芳香環である。R
b2、Rb5は、炭素数1〜6、好ましくは1〜4の水酸基
で置換されていてもよいアルキレン基又は−(O−
b11)k−である。ここでRb11はエチレン基もしくはプ
ロピレン基、好ましくはエチレン基であり、kは平均1
〜10、好ましくは平均1〜5の数である。Rb7〜R
b10は、これらの内1つ以上、好ましくは1つ又は2つ
が炭素数6〜20、好ましくは8〜16のアルキル基で
あり、残りが炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシ
アルキル基である。また、mは0又は1の数である。さ
らにY-は、ハロゲンイオン、硫酸イオン、炭素数1〜
3のアルキル硫酸イオン、炭素数1〜3のアルキル基で
置換されていてもよい芳香族スルホン酸イオンなどの陰
イオンである。〕。
【0033】本発明では、上記一般式(b1)〜(b
3)で表される第4級アンモニウム塩から選ばれるカチ
オン界面活性剤並びに特開平9−310098号公報段
落0022から0042に記載の両性界面活性剤及び非
イオン界面活性剤が好ましく、特に上記一般式(b1)
〜(b3)で表される第4級アンモニウム塩から選ばれ
るカチオン界面活性剤が好ましい。カチオン界面活性剤
の内でも、特に下記一般式(b1)又は(b3)の化合
物が好ましく、最も好ましいカチオン界面活性剤として
は下記のものを挙げることができる。
【0034】
【化5】
【0035】更に具体的な非イオン界面活性剤として
は、下記一般式(b4)〜一般式(b6)の化合物が挙
げられる。 Rb12−O(EO)nH (b4) 〔式中、Rb12は平均炭素数10〜20、好ましくは1
0〜18の一級の直鎖アルキル基、分岐鎖アルキル基又
は二級のアルキル基である。EOはエチレンオキサイド
であり、nは平均付加モル数として5〜20である。〕 Rb13−O(EO)p/(PO)qH (b5) 〔式中、Rb13は平均炭素数10〜20、好ましくは1
0〜18の一級のアルキル基である。EOはエチレンオ
キサイド、POはプロピレンオキサイドを示す。k及び
lは平均付加モル数であり、pは5〜15、qは1〜5
である。EOとPOはランダム付加又はEOを付加した
後、POを付加してもよく、またその逆のようなブロッ
ク付加体でもよい。また、ブロック付加体は3つ以上の
ブロックであってもよい。〕 Rb14−(ORb15)xy (b6) 〔式中、Rb14は直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜18のア
ルキル基もしくはアルケニル基又は炭素数8〜18のア
ルキル基を有するアルキルフェニル基、Rb15は炭素数
2〜4のアルケニル基、Gは炭素数5又は6の還元糖に
由来する残基好ましくはグルコース残基であり、xは平
均値0〜6の数、yは平均値1〜10の数を示す。〕。
【0036】更に具体的な両性界面活性剤としては、下
記一般式(b7)で表されるアミンオキシド及び一般式
(b8)で表されるベタインを挙げることができる。
【0037】
【化6】
【0038】〔式中、Rb16は炭素数8〜18のアルキ
ル基又はアルケニル基であり、Rb17は炭素数1〜5の
アルキレン基である。Rb18、Rb19は、それぞれ独立し
て、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル
基である。Aは−COO−、−CONH−、−OCO
−、−NHCO−、−O−から選ばれる基であり、rは
0又は1の数である。〕
【0039】
【化7】
【0040】〔式中、Rb16、Rb17、Rb18、Rb19、A
及びrは前記一般式(b7)記載のものと同じである。
b20は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜5の
アルキレン基であり、Tは−OSO3 -、−COO-、−
SO3 -から選ばれる陰イオン基である。rは0又は1の
数である。〕。
【0041】更に具体的な陰イオン界面活性剤として
は、アルキル基の炭素数8〜18のアルキルベンゼンス
ルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、αオレフィンスル
ホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル酢酸塩等を挙げることができる。
【0042】本発明の硬質表面用洗浄剤組成物中に
(b)成分は、好ましくは0.01重量%以上20重量
%未満、より好ましくは0.01〜15重量%、最も好
ましくは0.01〜10重量%含有される。
【0043】本発明の硬質表面用洗浄剤組成物の20℃
におけるpHは1.5〜12.0であり、好ましくは
1.5〜11.0、より好ましくは2.5〜10.0で
ある。pHの調整方法としては、例えば、塩酸や硫酸な
ど無機酸や、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、フマル
酸、酒石酸、マロン酸、マレイン酸などの有機酸などの
酸剤や、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム、アンモニ
アやその誘導体、モノエタノールアミンやジエタノール
アミン、トリエタノールアミンなどのアミン塩など、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ剤を、単独
もしくは複合して用いる方法で行うことができる。ま
た、これらの酸剤とアルカリ剤を組み合わせて緩衝剤系
として用いても構わない。
【0044】本発明の硬質表面用洗浄剤組成物には、上
記必須成分の他、本発明の効果を損なわない範囲で通常
の洗浄剤に配合されている添加剤、例えばキレート剤、
水溶性溶剤、香料、抗菌剤、粘度調整剤、顔料、染料、
懸濁剤などを添加することができる。
【0045】無機汚れを溶解し、洗浄力を向上する目的
で、キレート剤を配合することができる。キレート剤と
しては(1)トリポリリン酸、ピロリン酸、オルソリン
酸、ヘキサメタリン酸及びこれらのアルカリ金属塩、
(2)エチレンジアミン四酢酸、ヒドロキシイミノ二酢
酸、ジヒドロキシエチルグリシン、ニトリロ三酢酸、ヒ
ドロキシエチレンジアミン三酢酸、ジエチレントリアミ
ン五酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸及びこれらの
アルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩、(3)ア
ミノトリメチレンホスホン酸、1−ヒドロキシエチリデ
ン−1,1−ジホスホン酸、エチレンジアミンテトラメ
チレンホスホン酸、ジエチレントリアミンペンタメチレ
ンホスホン酸、アミノトリメチレンホスホン酸のN−オ
キサイド及びこれらのアルカリ金属塩もしくはアルカリ
土類金属塩、(4)アクリル酸、メタクリル酸、アクリ
ル酸−マレイン酸共重合体、ポリα−ヒドロキアクリル
酸及びそのアルカリ金属塩、(5)クエン酸、コハク
酸、リンゴ酸、フマル酸、酒石酸、マロン酸、マレイン
酸から選ばれる多価カルボン酸及びそれらのアルカリ金
属塩から選ばれる1種以上、(6)アルキルグリシン−
N,N−ジ酢酸、アスパラギン酸−N,N−ジ酢酸、セ
リン−N,N−ジ酢酸、グルタミン酸二酢酸、エチレン
ジアミンジコハク酸又はこれらの塩が好ましく、特に
(2)、(3)、(5)の化合物が好ましい。
【0046】有機汚れに対する洗浄力向上の目的で、特
開平9−310098号公報9頁64欄から10頁70
欄終わりまでに記載の水溶性溶剤から選ばれる1種以上
を添加することが出来る。
【0047】使用時の付着性を持たせ使いやすさ向上の
目的で、水溶性高分子の1種以上を0.001〜10重
量%、好ましくは0.01〜5重量%添加することが出
来る。水溶性高分子としては特に限定されるものではな
いが、特開平8−209194号公報6頁10欄〜7頁
11欄に記載の水溶性高分子から選ばれる1種以上が好
ましい。
【0048】使用時の起泡性を高める目的で、トルエン
スルホン酸、キシレンスルホン酸、クメンスルホン酸、
アルケニルコハク酸及びそのアルカリ金属塩などの起泡
助剤から選ばれる1種以上を添加することが出来る。
【0049】本発明を使用する際には、(a)成分の重
合体を、溶媒中に一剤として溶解または分散していて
も、任意成分との組み合わせによる、任意の剤数にして
いても構わない。また、任意の成分を組み合わせること
により、水などの溶媒に対して、直ちに溶解する、ある
いは徐放性を付与した、一剤以上の粉末や錠剤の形状で
用いても構わない。さらに、(a)成分と任意成分のい
ずれかが液状で他方が粉末などの固体状で用いることも
できる。(a)成分や任意成分が液体の場合、容器に備
え付け、あるいは別に用意されたトリガースプレーヤー
やスクイズ容器などの吐出機構により、噴霧または散布
あるいは塗布する形態で使用することができる。
【0050】
【実施例】実施例1〜9及び比較例1〜2 表1に示す組成の洗浄剤組成物を調製し、その洗浄力と
防汚性(易洗浄性及び汚れの付着防止性)について下記
の方法で評価した。結果を表1に示す。
【0051】<洗浄力評価>汚れのモデルとして天ぷら
油をガラス板に均一に塗布し、1ヶ月室温で放置したモ
デル汚染板を作り、これを用いて洗浄力試験を行った。
【0052】洗浄力試験は組成物を水平に固定した上記
モデル汚染板に滴下し、40秒間放置した後、浮き上が
った汚れを脱脂綿で軽く除去し、その際の汚れが鉄板表
面から除去される面積の割合を判定し、次の5段階で評
価した。なお、汚れ落ちの%はモデル汚染板5枚の平均
値を採用した。 5:汚れ落ちが80%以上である 4:汚れ落ちが60%以上80%未満である 3:汚れ落ちが40%以上60%未満である 2:汚れ落ちが20%以上40%未満である 1:汚れ落ちが20%未満である。
【0053】<防汚性の評価> (1)易洗浄性 洗浄剤組成物1mLを、面積10cm2の陶器タイル表
面に塗布し、5分間放置した後、水200mLを45°
の角度で流速25mL/秒の割合で流し、乾燥させるこ
とを5回繰り返して行った後、陶器タイル表面にスポッ
ト上にオレイン酸を0.5g滴下する。オレイン酸を滴
下した陶器タイルを、オレイン酸が流れないよう、水槽
の底に静置し、陶器タイルに直接水がかからないよう、
静かに水槽中に水を満たしていく。その際のオレイン酸
が陶器タイル表面から除去される面積の割合を判定し、
次の5段階で評価した。なお、汚れ落ちの%はモデル汚
染板5枚の平均値を採用した。 5:汚れ落ちが80%以上である 4:汚れ落ちが60%以上80%未満である 3:汚れ落ちが40%以上60%未満である 2:汚れ落ちが20%以上40%未満である 1:汚れ落ちが20%未満である。
【0054】(2)汚れの付着防止性 市販の便器(C730B、東陶機器(株)製)を用い、
汚れの付きにくさの評価を行った。即ち組成物で便器を
洗浄し、1週間放置した際の汚れの付きにくさを、以下
の基準を基に肉眼で測定した。 (評価基準) ◎:汚れが付いていない。 ○:汚れが殆どついていない。 △:汚れが少し付いている。 ×:汚れがかなり付いている。
【0055】
【表1】
【0056】・両性重合体1:マーコート280、Ca
lgon社製、塩化ジアリルジメチルアンモニウムとア
クリル酸の共重合体 ・界面活性剤1:塩化オクチルジメチルベンザルコニウ
ム ・界面活性剤2:N−ラウロイルアミノプロピル−N,
N−ジメチル−N−カルボキシメチルアンモニウムベタ
イン ・界面活性剤3:デシルグルコピラシド、シグマ試薬、
非イオン界面活性剤 ・EDTA−4Na:エチレンジアミン四酢酸四ナトリ
ウム塩
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、硬質表面に対する高い
易洗浄性と防汚性を得ることができる。従って本発明の
硬質表面用洗浄剤組成物により、家事労働を低減するこ
とが可能になる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佃 一訓 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社 研究所内 (56)参考文献 特開 平9−169995(JP,A) 特開 平10−195498(JP,A) 特開 平2−18499(JP,A) 特開 昭50−22813(JP,A) 特表 平4−504278(JP,A) 国際公開98/42815(WO,A1) 国際公開00/22077(WO,A1) 欧州公開311343(EP,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 1/00 - 19/00 CAPLUS(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)4級アンモニウム基を有するモノ
    マー単位(I)と、カルボン酸基及びスルホン酸基から
    選ばれる1つ以上の基を有し、且つ4級アンモニウム基
    を有さないモノマー単位(II)とを含み、かつモノマー
    単位(I)と(II)の合計が全モノマー単位に対して5
    0〜100モル%を占め、モノマー単位(I)、(II)
    のモル比が、(I)/[(I)+(II)]=0.3〜0.
    95である重合体0.01〜30重量%、並びに(b)
    下記一般式(b1)〜(b3)で表される第4級アンモ
    ニウム塩から選ばれるカチオン界面活性剤0.01重量
    %以上20重量%未満を含有し、20℃におけるpHが
    1.5〜12である硬質表面用洗浄剤組成物。 【化1】 〔式中、R b1 及びR b6 は、炭素数6〜18、好ましくは
    8〜16のアルキル基又はアルケニル基、好ましくはア
    ルキル基であり、R b3 、R b4 は炭素数1〜3のアルキル
    基又はヒドロキシアルキル基である。Xは−COO−、
    OCO−、−CONH−、−NHCO−、ベンゼン環や
    ナフタレン環などの芳香環である。R b2 、R b5 は、炭素
    数1〜6、好ましくは1〜4の水酸基で置換されていて
    もよいアルキレン基又は−(O−R b11 ) k −である。ここ
    でR b11 はエチレン基もしくはプロピレン基、好ましく
    はエチレン基であり、kは平均1〜10、好ましくは平
    均1〜5の数である。R b7 〜R b10 は、これらの内1つ
    以上、好ましくは1つ又は2 つが炭素数6〜20、好ま
    しくは8〜16のアルキル基であり、残りが炭素数1〜
    3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。ま
    た、mは0又は1の数である。さらにY - は、ハロゲン
    イオン、硫酸イオン、炭素数1〜3のアルキル硫酸イオ
    ン、炭素数1〜3のアルキル基で置換されていてもよい
    芳香族スルホン酸イオンなどの陰イオンである。〕
  2. 【請求項2】 モノマー単位(I)が下記一般式(1)
    で示される化合物に由来する請求項1記載の硬質表面用
    洗浄剤組成物。 【化2】 〔式中、R1、R2、R3は、それぞれ独立して、水素原
    子、水酸基又は炭素数1〜3のアルキル基であり、Xは
    炭素数1〜12のアルキレン基、−COOR7−、−C
    ONHR7−、−OCOR7−、−R8−OCO−R7−か
    ら選ばれる基である。ここでR7、R8は、それぞれ独立
    して、炭素数1〜5のアルキレン基である。R4は炭素
    数1〜3のアルキル基、ヒドロキシアルキル基又はR1
    2C=C(R3)−X−である。R5は炭素数1〜3のア
    ルキル基、ヒドロキシアルキル基、ベンジル基であり、
    6はヒドロキシ基、カルボン酸基、スルホン酸基もし
    くは硫酸エステル基で置換されていてもよい炭素数1〜
    10のアルキル基又はベンジル基であり、R6がアルキ
    ル基、ヒドロキシアルキル基又はベンジル基の場合は、
    -は陰イオンを示す。また、R6がカルボキシル基、ス
    ルホン酸基、硫酸エステル基を含む場合、Y-は存在せ
    ず、R6中のこれらの基は陰イオンとなる。〕
JP2000252285A 2000-08-23 2000-08-23 硬質表面用洗浄剤組成物 Expired - Fee Related JP3422978B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000252285A JP3422978B2 (ja) 2000-08-23 2000-08-23 硬質表面用洗浄剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000252285A JP3422978B2 (ja) 2000-08-23 2000-08-23 硬質表面用洗浄剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002060784A JP2002060784A (ja) 2002-02-26
JP3422978B2 true JP3422978B2 (ja) 2003-07-07

Family

ID=18741549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000252285A Expired - Fee Related JP3422978B2 (ja) 2000-08-23 2000-08-23 硬質表面用洗浄剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3422978B2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3405970B2 (ja) * 2000-11-17 2003-05-12 花王株式会社 硬質表面用洗浄剤組成物
FR2839977B1 (fr) * 2002-05-27 2005-08-12 Rhodia Chimie Sa Utilisation, dans une composition lavante et rincante de la vaisselle en machine, d'un copolymere amphotere comme agent anti-redeposition des salissures
JP2004155803A (ja) * 2002-11-01 2004-06-03 Kao Corp 水洗トイレ用固形清浄剤組成物
JP4271524B2 (ja) * 2003-07-11 2009-06-03 花王株式会社 水性液体組成物
JP4130387B2 (ja) * 2003-07-11 2008-08-06 花王株式会社 トイレ用洗浄剤
JP5342126B2 (ja) 2006-10-31 2013-11-13 花王株式会社 漂白剤組成物
US7741265B2 (en) * 2007-08-14 2010-06-22 S.C. Johnson & Son, Inc. Hard surface cleaner with extended residual cleaning benefit
EP2260094B1 (en) * 2008-04-04 2011-08-10 Unilever N.V. Use of citrate as cleaning aid for hard surfaces
JP5606088B2 (ja) * 2010-02-03 2014-10-15 株式会社Adeka 硬質表面用洗浄剤組成物
JP5600466B2 (ja) * 2010-04-12 2014-10-01 株式会社Adeka 硬質表面用洗浄剤組成物
JP5502580B2 (ja) * 2010-04-22 2014-05-28 ライオン株式会社 トイレ用洗浄剤組成物
JP6052957B2 (ja) * 2012-07-03 2016-12-27 花王株式会社 水洗トイレ用液体芳香組成物
JP6525559B2 (ja) * 2013-11-29 2019-06-05 花王株式会社 硬質表面用処理剤組成物
JP6387199B1 (ja) * 2018-01-26 2018-09-05 第一工業製薬株式会社 硬質表面処理剤
JP7075655B2 (ja) * 2018-03-14 2022-05-26 株式会社ニイタカ 洗浄剤組成物、スプレーボトル、ウェットワイパー及び消臭除菌洗浄方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002060784A (ja) 2002-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002060786A (ja) 硬質表面用殺菌防汚剤
JP3422978B2 (ja) 硬質表面用洗浄剤組成物
US8163687B2 (en) Liquid hard surfaces cleaning compositions
JP5031309B2 (ja) 食器洗浄機用洗浄剤組成物
JP4230153B2 (ja) 硬質表面用防汚洗浄剤
JP2003096493A (ja) 硬質表面用殺菌防汚洗浄剤
MX2010014134A (es) Polimero anfoterico para el tratamiento de superficies duras.
JP5234701B2 (ja) 硬質表面用洗浄剤組成物
JP5342126B2 (ja) 漂白剤組成物
JP5957247B2 (ja) 硬質表面用処理剤組成物
JP5575466B2 (ja) 硬質表面用洗浄剤組成物
US7544649B2 (en) Antifouling detergent for hard surfaces
JP4008364B2 (ja) 硬質表面用防汚洗浄剤
JP3617813B2 (ja) 硬質表面用洗浄剤組成物
JP3347250B2 (ja) トイレ用防汚洗浄剤組成物
JP2002348596A (ja) 洗浄剤組成物
JP3405970B2 (ja) 硬質表面用洗浄剤組成物
JP2008156520A (ja) 食器洗浄機用仕上げ剤組成物
JP2004155803A (ja) 水洗トイレ用固形清浄剤組成物
JP2013043940A (ja) 自動食器洗浄機用固体組成物
US6838421B2 (en) Bathroom cleaning composition
JP4732064B2 (ja) 硬質表面用洗浄剤組成物
JP2003238997A (ja) 水洗トイレ用濃縮液体清浄剤
JP4252523B2 (ja) 硬質表面処理方法
JPH11209796A (ja) 硬質体用漂白剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3422978

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120425

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130425

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130425

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140425

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees