JP5502580B2 - トイレ用洗浄剤組成物 - Google Patents

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本発明は、トイレの便座及びその周辺の乾燥してこびりついた尿汚れに適用して、身近にあるトイレットペーパー等で軽く拭きとることにより、がんこな尿汚れを手軽に清掃することのできるトイレ用洗浄剤組成物に関する。
特許文献1には、(a)凝固点が20℃以下のノニオン系界面活性剤を0.3〜3.0容量%、(b)炭素数が1〜3のアルコールと水の混合液を47〜87容量%、(c)噴射剤を10〜50容量%含有し、かつ、前記(b)の混合液を構成するアルコールと水の配合比率を95:5〜70:30とし、トイレに常備されているトイレットペーパーを用い、手を汚すことなく、使用性を向上させたトイレ用洗浄エアゾール組成物が開示されている。
特許文献2には、(A)ポリエーテルアミド変性オルガノポリシロキサン及び/又はアミノ変性オルガノポリシロキサンを0.05〜10質量%、(B)ノニオン系界面活性剤、両性界面活性剤及びカチオン界面活性剤から選ばれる少なくとも1種以上の界面活性剤を0.1〜30質量%、(C)金属キレート剤を0.1〜20質量%、(D)水を含有してなる防汚洗浄剤組成物が開示されている。
特許文献3には、(A)アニオン界面活性剤及び(B)特定の両性界面活性剤を(A)/(B)=99/1〜25/75で、かつ(A)と(B)の合計量で0.01〜20質量%、(C)水溶性溶剤を0.1〜20質量%含有することを特徴とする、洗浄力と便の付着を防止する防汚性に優れた洗浄剤組成物を開示されている。
特開2004−250516号公報 特開2004−162041号公報 特開平10−1697号公報
トイレの便器周りの掃除には、トイレに常備されており手軽に使えるトイレットペーパーを用いることが求められるが、トイレットペーパーは破れやすく、これまでトイレットペーパーの破れの抑制と、便座や便器周りに多い乾燥してこびりついた尿に対する洗浄力の両立がなされていなかった。加えて、被硬表面にべたつき・ヌルつきを与えず、拭き跡を残さない、保存安定性に優れているトイレ用洗浄剤組成物が求められている。
従って本発明は、乾燥した尿汚れに対する洗浄力に優れ、かつトイレットペーパーを使用してもトイレットペーパーが破れることなく清掃できる洗浄剤であり、被硬表面にべたつき・ヌルつきを与えることなく、さらに拭き跡を残さない、保存安定性に優れたトイレの尿汚れ除去用洗浄剤組成物を提供することを課題とする。
本発明により、(A)下記式(1)で表される両性界面活性剤及び/又は下記式(2)で表される両性界面活性剤 0.3〜3質量%、
Figure 0005502580
(式中、R1は、炭素数8〜20のアルキル基又はアルケニル基を示し、
2は、炭素数1〜5のアルキレン基を示し、
3及びR4は、同一でも異なっていても良く、水素または炭素数1〜3のアルキル基を示し、
5は、炭素数1〜5のアルキレン基を示す。)
Figure 0005502580
(式中、R6は、炭素数8〜18の直鎖又は分岐アルキル基またはアルケニル基を示し、
7は、炭素数1〜4の直鎖又は分岐アルキル基又はアルケニル基を示し、
8は、炭素数1〜6の直鎖又は分岐アルキレン基又はヒドロキシアルキレン基を示す。)
(B)エタノール 15〜25%、及び
(C)エチレンジアミンテトラ酢酸又はその塩 0.7〜2.2%
を含有し、
pHが6.5〜7.5であることを特徴とする、トイレ用洗浄剤組成物を提供する。
なお、各成分の量は、組成物の全質量を基準とした質量%である。
本発明によれば、トイレットペーパーの破れ抑制と、乾燥しこびりついた尿汚れに対する洗浄力とを両立させ、且つ、洗浄時に便器のべたつきやヌルつきがなく、さらに拭き跡を残さないことが可能である。本発明の組成物は保存安定性にも優れる。
(A)成分
(A)成分により、乾燥尿に対する洗浄力に優れ、べたつき・ヌルつきなく拭き掃除ができる。更に、拭き跡が残らない。
式(1)中、R1は、炭素数8〜20、好ましくは炭素数10〜16の直鎖又は分岐アルキル基又はアルケニル基、好ましくは直鎖アルキル基を示す。
2は、炭素数1〜5、好ましくは炭素数1〜3の直鎖又は分岐アルキレン基、好ましくは直鎖アルキレン基を示す。R2は置換されていてもよい。R2の置換基としては、メチル基、エチル基等のアルキル基や水酸基があげられる。R2は無置換であるのが好ましい。
3及びR4は、同一でも異なっていても良く、水素または炭素数1〜3の直鎖又は分岐アルキル基を示す。炭素数1〜3の直鎖又は分岐アルキル基が好ましい。R3及びR4が共に炭素数1〜3の直鎖アルキル基であるのが特に好ましい。
5は、炭素数1〜5、好ましくは炭素数1〜3の直鎖又は分岐アルキレン基、好ましい直鎖アルキレン基を示す。R5は置換されていてもよい。R5の置換基としては、メチル基、エチル基等のアルキル基や水酸基があげられる。R5は無置換であるのが好ましい。
式(1)で表される両性界面活性剤の具体例としては、オクチルアミドプロピル−N,N-ジメチル酢酸ベタイン、ラウリルアミドプロピル−N,N−ジメチル酢酸ベタイン、ステアリル−N,N−ジメチル酢酸ベタイン、ステアリル−N,N−ジメチル−2−ヒドロキシプロピルベタインなどが挙げられる。ラウリン酸アミドプロピルベタインが特に好ましい。
式(1)で表される両性界面活性剤は商業的に入手可能であり、例えば、ラウリン酸アミドプロピルベタインとして、一方社油脂工業(株)製「エナジコールL-30B」、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインとして、一方社油脂工業(株)製「CAB−30」、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインとして、デグサ社製「TEGO BETAIN CK-OK」、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタインとして、ミヨシ油脂(株)製「アンホレックスPB-1」がある。
式(2)中、R6は、炭素数8〜18、好ましくは炭素数10〜16の直鎖又は分岐アルキル基またはアルケニル基、好ましくは直鎖アルキル基を示す。
7は、炭素数1〜4、好ましくは炭素数1〜3の直鎖又は分岐アルキル基又はアルケニル基、好ましくは直鎖アルキル基を示す。
8は、炭素数1〜6、好ましくは炭素数1〜3の直鎖又は分岐アルキレン基又はヒドロキシアルキレン基、好ましくは直鎖アルキレン基を示す。
式(2)で表される両性界面活性剤の具体例としては、ヤシ油アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、パルミチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタインなどが挙げられる。ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインが特に好ましい。
式(2)で表される両性界面活性剤は商業的に入手可能であり、例えば、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインとして、三洋化成工業(株)製「レボンLD-36」及び東邦化学工業(株)製「オバゾリンLB-SF」、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタインとして花王(株)製「アンヒトール86B」を用いることができる。
(A)成分としては、ラウリン酸アミドプロピルベタイン及び/又はラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインが特に好ましい。
本発明の組成物中、(A)成分は、0.3〜3質量%、好ましくは0.5〜1.5質量%の量で含まれる。0.3%未満だと乾燥尿に対する洗浄力が不足する。3%を超えると拭き取り時のべたつきやヌルつきの原因となり好ましくない。さらに拭き跡が残り好ましくない。
(B)成分:エタノール
(B)成分により、トイレットペーパーの破れを防止すると共に、洗浄時のべたつき・ヌルつきの抑制する。エタノールとしては、合成、発酵、変性、工業用のいずれも使用出来る。
本発明の組成物中、(B)成分は、15〜25質量%、好ましくは18〜22質量%の量で含まれる。15%未満だとトイレットペーパーの破れ抑制効果が低く、また洗浄時のべたつき・ヌルつきの原因にもなる。25%を超えると乾燥尿の汚れ落ちが悪くなる。
(C)成分 エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)またはその塩
(C)成分により、乾燥した尿の洗浄力、特に無機成分汚れの洗浄力を確保する。尿中のリンとカルシウムやマグネシウムとが結合し、乾燥してリン酸カルシウムやリン酸マグネシウムなどの無機成分が析出すると考えられる。如何なる理論に拘束されるものではないが、EDTAのCa、Mgに対する安定化定数の高いことが、乾燥した尿、特にその中の無機成分に対する洗浄力に寄与すると考えられる。なお、ニトリロ三酢酸(NTA)などの他のアミノカルボン酸又はその塩、リン系のキレート剤、メチルグリシン二酢酸(MGDA)などその他のキレート剤は、EDTAと比べ、乾燥した尿に対する洗浄力が不足するため好ましくない。
塩としてはナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩が好ましく、ナトリウム塩、カリウム塩、モノエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩がより好ましい。
(C)成分は商業的に入手可能であり、例えばアクゾノーベル「ディゾルビンZ」、「ディゾルビンNA」、キレスト社「キレスト3A」、「キレスト2K」、「キレスト2N」等を使用できる。
本発明の組成物中、(C)成分は、0.7〜2.2質量%、好ましくは0.9〜1.5質量%の量で含まれる。0.7%未満だと乾燥した尿汚れの無機成分に対する洗浄力が低く、2.2%を超えると洗浄効果が飽和になりこれ以上の向上がみられない上、過剰なEDTAは保存時のpHの上昇の原因となる。
本発明の組成物に含まれる(B)成分と(C)成分との質量比を特定範囲に設定することにより、乾燥した尿汚れに対する洗浄力がさらに向上する。(B)/(C)=好ましくは8〜27、より好ましくは15〜23とすると、乾燥した尿汚れに対する洗浄力の向上が見られる。
本発明の組成物は、更に、(D)硫酸マグネシウムを含有することができる。特に、(A)成分として、ラウリン酸アミドプロピルベタインを含有する場合に含ませるのが良い。(D)成分を含ませることにより、スプレー容器から本発明の組成物を噴霧した時のムセの発生を低減することができる。
(D)成分は、無水物でも水和物でも良い。具体的には、無水硫酸マグネシウム、硫酸マグネシウム7水和物などがあげられる。市販品としては、赤穂化成株式会社製の「硫酸マグネシウム・7水塩(MgSO4・7H2O)」「無水硫酸マグネシウムMG−N」等があげられる。
本発明の組成物中、(D)成分は、好ましくは0.1〜0.5質量%、より好ましくは0.2〜0.4質量%の量で含まれる。0.1%未満だとムセの低減効果が殆どない。また0.5%を超えると組成物中への溶解性が悪くなる。
本発明の組成物は、トイレ用洗浄剤組成物に通常含まれる成分を更に含むことができる。このような成分としては、増粘剤、防腐剤、着香剤、植物抽出物等があげられる。
本発明の組成物は、上記成分を定法に従って混合することにより製造することができる。
本発明の組成物は、収納容器から原液を直接或いは薄めて便器やその周辺の床や壁にかけたり、スプレー容器に充填して噴霧したりして適用し、必要により所定時間放置した後、トイレットペーパーで拭き取ることにより使用することができる。
本発明の組成物のpHは、6.5〜7.5、好ましくは7である。6.5未満だと乾燥尿の洗浄力が不足し、7.5を超えると拭き取り時のべたつき・ヌルつきの原因となり好ましくない。好ましいpH調整剤としては、クエン酸、水酸化ナトリウム等があげられる。
なお、本発明の組成物のpHは、JIS Z8802に準拠して測定される値である。具体的には、液体洗浄剤組成物を25℃に調整し、ガラス電極式水素イオン濃度指示計(例えば東亜DKK株式会社製、HM-25R)を用い、3分浸漬後の表示値である。
実施例、比較例により本発明について具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
[使用原料]
(A)成分として、以下に示す化合物を用いた。
・ラウリン酸アミドプロピルベタイン:ライオン株式会社製「エナジコールL−30B」
・ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン:三洋化成工業株式会社製「レボンLD−36」
・ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン:一方社油脂工業(株)「CAB−30」
・ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン:花王(株)「アンヒトール86B」
(A)成分の比較成分として、以下に示す化合物を用いた。
・LAS:直鎖アルキルベンゼンスルホン酸:テイカ株式会社製「テイカパワーL121」
・塩化ジデシルジメチルアンモニウム:ライオンアクゾ株式会社製「アーカード210-50」
・ポリオキシエチレンラウリルエーテル:ライオン化学株式会社製「LAO−90」(EO平均付加モル数15)
(B)成分として、以下に示す化合物を用いた。
・エタノール:協和発酵工業株式会社製「発酵アルコール95度」
(B)成分の比較成分として、以下に示す化合物を用いた。
・ブチルカルビトール:協和発酵工業株式会社製「ブチルカルビトール95−P」
・イソプロピルアルコール:株式会社トクヤマ製「イソプロピルアルコール」
(C)成分として、以下に示す化合物を用いた。
・エチレンジアミン四酢酸:アクゾノーベル社製「ディゾルビンZ」
(C)成分の比較成分として、以下に示す化合物を用いた。
・ニトリロ三酢酸:キレスト株式会社製「キレストNT」
・グルタミン酸二酢酸四ナトリウム:キレスト株式会社製「キレストCMG-40」
・ヒドロキシエタンジホスホン酸:ローディア社製「BRIQUEST ADPA−60A」
(D)成分として、以下に示す化合物を用いた。
・硫酸マグネシウム:赤穂化成株式会社製の「硫酸マグネシウム・7水塩(MgSO4・7H2O)」
任意成分
・クエン酸:扶桑化学工業株式会社製「クエン酸」
・水酸化ナトリウム:小堺製薬株式会社製「水酸化ナトリウム」
[実施例1〜33、比較例1〜19]
<液体洗浄剤組成物の調製>
表1〜3に示す配合組成に従って各成分を混合した後、25℃でのpHが7.0となるようにpH調整剤(水酸化ナトリウムまたはクエン酸)を適量添加して、各例の液体洗浄剤組成物をそれぞれ調製した。各例の液体洗浄剤組成物は、表に記載の各成分の合計が100質量%となるようにバランス量の精製水で調整した。また、pHの測定は、液体洗浄剤組成物を25℃に調整し、東亜DKK株式会社製 ガラス電極式水素イオン濃度指示計HM-25R を用い、3分浸漬後の表示値を測定した。測定はJIS Z8802に準拠して行った。なお、表中の配合量の単位は質量%であり、いずれの成分も純分換算量を示す。
評価法:
トイレットペーパーの破れにくさ評価
クッションフロア全面に乾燥した尿汚れがあると想定して、30cm角のクッションフロア中央に洗浄剤組成物1mLをのせ、8ツ折にしたトイレットペーパーに洗浄剤組成物を含浸させながらクッションフロア全面をまんべんなく拭きとった。拭き取り後のトイレットペーパーの破れ具合を目視で評価した。
なお、トイレットペーパーは、日本製紙クレシア株式会社製「クリネックス(シングル)」を11.5cm×30cmの大きさに切断し、8ツ折にしたものを用いた。以下の評価法でも同様にして準備したものを用いた。
評価基準
◎:破れていない
○:ほんの一部破れたが、ほとんど気にならない
△:明らかに破れている
×:ボロボロに破れている
乾燥した尿汚れに対する洗浄力評価
成人男性5名の尿をスライドガラス上に50μLのせ、室温で乾燥するまで放置した。乾燥後、尿の上に洗浄剤組成物100μLをのせ、8ツ折にしたトイレットペーパーで拭き取り、汚れの残り具合を目視で評価した。
評価基準
◎:全て落ちた
○:ほとんど落ちた
△:一見してわかる程度残った
×:ほとんど残っている/ざらつきが残っている
べたつき・ヌルつきの評価
プラスチック製便座に洗浄剤組成物1mLを2箇所にたらし、8ツ折にしたトイレットペーパーで拭き取った直後の便座のべたつき・ヌルつきを官能評価した。
評価基準
◎:べたつき・ヌルつきが全くなくさらっとしている
○:べたつき・ヌルつきがほとんどない
△:ややべたつく・ヌルつく
×:べたつく・ヌルつく
拭き跡の評価
スライドガラスに洗浄剤組成物100μLをのせ、8ツ折にしたトイレットペーパーで軽くひと拭きした。乾燥後、拭き跡の残り具合を目視で評価した。
評価基準
◎:拭き跡が全く残らない
○:わずかに細い線状の拭き跡が残るが、ほとんど気にならない。
△:面状に拭き跡が残る。
×:全面に拭き跡が残る。
保存安定性
洗浄剤組成物を無色透明ガラス瓶に入れ、50℃で1ヶ月保存後のpHを測定、製造直後とのpHの差を評価した。
使用機器:東亜DKK株式会社製 ガラス電極式水素イオン濃度指示計HM-25R
測定条件:25℃において3分浸漬後、表示値を読む
評価基準
○:pH変化±0.1未満
△:pH変化±(0.1〜0.3)未満
×:pH変化±0.3以上
ムセの評価
1辺が30cm立方体のプラスチック製ボックス中に、吉野工業製トリガーPT-200φ0.25、(1スプレー0.2mL噴霧)を用いて3回噴霧し、30秒間蓋をして静置した。30秒後蓋を開け顔を近づけて呼吸した際にムセが発生するかどうか官能で評価した。
評価基準
○:全くムセはない
△:鼻に入る感覚があるがムセない
×:ムセる
Figure 0005502580
Figure 0005502580
Figure 0005502580

Claims (6)

  1. (A)下記式(1)で表される両性界面活性剤及び/又は下記式(2)で表される両性界面活性剤 0.3〜3質量%、
    Figure 0005502580
    (式中、R1は、炭素数8〜20の直鎖又は分岐アルキル基又はアルケニル基を示し、
    2は、炭素数1〜5の直鎖又は分岐アルキレン基を示し、
    3及びR4は、同一でも異なっていても良く、水素または炭素数1〜3の直鎖又は分岐アルキル基を示し、
    5は、炭素数1〜5の直鎖又は分岐アルキレン基を示す。)
    Figure 0005502580
    (式中、R6は、炭素数8〜18の直鎖又は分岐アルキル基またはアルケニル基を示し、 R7は、炭素数1〜4の直鎖又は分岐アルキル基又はアルケニル基を示し、
    8は、炭素数1〜6の直鎖又は分岐アルキレン基又はヒドロキシアルキレン基を示す。)
    (B)エタノール 15〜25質量%、及び
    (C)エチレンジアミンテトラ酢酸又はその塩 0.7〜2.2質量
    を含有し、
    pHが6.5〜7.5であることを特徴とする、トイレットペーパーを使用するトイレの拭き取り用洗浄剤組成物。
  2. (A)が、式(1)中、R1が、炭素数10〜16の直鎖アルキル基であり、R2が、炭素数1〜3の直鎖アルキレン基であり、R3及びR4が共に炭素数1〜3の直鎖アルキル基であり、R5が、炭素数1〜3の直鎖アルキレン基である両性界面活性剤、及び/又は、式(2)中、R6が、炭素数10〜16の直鎖アルキル基であり、R7が、炭素数1〜3の直鎖アルキル基であり、R8が、炭素数1〜3の直鎖アルキレン基である両性界面活性剤である請求項1記載のトイレ用洗浄剤組成物。
  3. (A)がラウリン酸アミドプロピルベタイン及び/又はラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインであり、その含有量が0.5〜1.5質量%であり、
    (B)エタノールの含有量が18〜22質量%であり、及び
    (C)エチレンジアミンテトラ酢酸又はその塩の含有量が0.9〜1.5質量%
    であることを特徴とする、請求項1又は2記載の洗浄剤組成物。
  4. (A)がラウリン酸アミドプロピルベタインであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項記載の洗浄剤組成物。
  5. (B)成分/(C)成分の質量比が8〜27であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の洗浄剤組成物。
  6. 更に、(D)硫酸マグネシウムを含有することを特徴とする請求項1〜いずれか一項記載の洗浄剤組成物。
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