JP3422186B2 - 可変容量圧縮機 - Google Patents

可変容量圧縮機

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久和 小林
洋一 岡留
勝 濱崎
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    • Y10T74/18336Wabbler type

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒圧縮機に係
り、詳しくは単頭形のピストンを装備した可変容量圧縮
機に関する。
【0002】
【従来の技術】主として車両空調用に供されているワッ
ブル型、スワッシュ型の可変容量圧縮機は、ロータとヒ
ンジ機構を介して連結された斜板を支点回りに傾動可能
な構成となし、該斜板を内蔵したクランク室圧力を変化
させることにより、単頭ピストンの背面に作用する力を
制御し、この力とピストンの前面に作用するガス圧力と
の釣合によって、上記斜板の支点回りの傾動変位、すな
わちピストンストロークを可変制御するように構成され
ている。
【0003】そして上記斜板に対するトルク伝達と、傾
角変位のガイドとを同時に受持つ上記ヒンジ機構は、例
えば特開平6−264865号公報ほか幾多の公報に開
示されているように、ロータ又は斜板の一方に円弧状の
長孔が形成された連結部を有し、上記ロータ又は斜板の
他方からこの長孔にピボットピンを挿通することによ
り、上記斜板は上記ロータに回動可能に連結されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ヒンジ機構は、長孔の加工に加えてピボットピンや止め
輪など部品点数が多く、生産性の面での改善が求められ
ているほか、上記公報開示の発明のように、ロータのピ
ン支承部と長孔を形成した斜板の連結部とがピンの軸方
向に並設された構成では、ガス圧縮に伴って斜板に働く
スラスト荷重が片持ち状のピンに曲げモ−メントとして
作用し、これが左右方向への斜板の傾きを生じさせ、ピ
ンの力点も必然的に点当りに変化する。
【0005】したがって、このような圧縮機において
は、高速又は高圧縮比運転の継続中、斜板の傾角変位を
ガイドするヒンジ機構に異常摩耗が進行しやすいといっ
た問題がある。しかも上記発明圧縮機のように、斜板が
中心孔を介して主軸に装着される構成のものでは、斜板
の傾角変位に際して、中心孔の前後の端縁部分に上記斜
板の傾きに伴った主軸との点当り摺動が生じ、これが長
期にわたって繰返されると、双方の摩耗の進行が斜板の
正確、かつ円滑な傾角変位を損なう原因ともなりかねな
い。なお、同圧縮機では、ピボットピンにブッシュを被
嵌し、ブッシュの周面の一部を長孔の壁面と面接触させ
ることによって摩耗の軽減を試みているが、上述した斜
板の傾きに基づく根本的な不具合は依然として解消され
ていない。
【0006】本発明は、簡素な構成で斜板の円滑な変位
動作を確保することを、解決すべき技術課題とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1記載の単
頭ピストン式可変容量圧縮機は、複数のボアを並設して
圧縮機の外郭を構成するシリンダブロックと、内部にク
ランク室を形成してシリンダブロックの前端を閉塞する
フロントハウジングと、該シリンダブロックとフロント
ハウジングに回転自在に支承された駆動軸と、吸入室及
び吐出室を有してシリンダブロックの後端を閉塞するリ
ヤハウジングと、該駆動軸と共動するロータにヒンジ機
構を介して同期回転可能に連係された斜板と、傾角変位
可能に制御される該斜板の両面にそれぞれシューを介し
て係留され上記ボア内を直動するピストンとを備えた単
頭ピストン式可変容量圧縮機において、上記ヒンジ機構
は、上記斜板の圧縮荷重作用領域を含んでその前面に突
設されたアームと、該アームを同位相で支持すべく上記
ロータに形成された係合溝とからなり、該アームは凸曲
面からなる柱面が該斜板の傾斜軌面と直交する向きに延
在した頭部を有し、該係合溝は該アーム頭部の柱面と摺
接してピストンの上死点位置を可及的に不変に保つ案内
壁と、該案内壁を挟んで該アーム頭部の両端面を支持す
る突縁とを備えていることを特徴とするものである。
【0008】すなわち該ヒンジ機構は、斜板から突設さ
れたアームと、ロータに形成された係合溝のみを主要素
とするため、構成が頗る簡素となるほか、圧縮荷重の作
用領域を含んで形成されたアーム頭部の柱面及び両端面
は、係合溝の案内壁と突縁とによって安定的に受承され
る。しかもアーム頭部の柱面及び係合溝の案内壁双方の
形状を適宜選択することによって、ピストンの上死点位
置をほぼ不変に保ちつつ、両者の接触面圧を巧みに低減
することも可能である。 (2)請求項2記載の圧縮機は、請求項1記載の圧縮機
において、上記アーム頭部は、上記斜板の上死点位置を
跨いで左右対称に形成されていることを特徴としてい
る。
【0009】すなわち左右対称に形成されたアームの頭
部は、斜板の平衡を保つために有効なばかりでなく、駆
動系が左右いずれの回転方向に設定されても、これに即
応しうるといった利点がある。 (3)請求項3記載の圧縮機は、請求項1記載の圧縮機
において、上記アーム頭部は、上記斜板の上死点位置よ
り圧縮吐出側へ偏位して形成されていることを特徴とし
ている。
【0010】すなわちアーム頭部は、圧縮荷重の作用領
域を重点的にカバーすることによりアーム自体の肥大化
を抑えて機体の軽量化に寄与することが出来る。(4)
請求項4記載の圧縮機は、請求項1、2又は3記載の圧
縮機において、上記アーム頭部の柱面を形成する凸曲面
が円弧面であることを特徴としている。
【0011】
【0012】すなわちこのような円弧面を採用すれば、
柱面の形成が一層簡易化されて生産性の観点から頗る有
利である。(5) 請求項記載の圧縮機は、請求項1、2、3又は
記載の圧縮機において、該柱面と上記案内壁との間
に、シューが介装されていることを特徴としている。
【0013】すなわちシューの介入により、ヒンジ機構
相互の接触形態は面接触へと変換されて摩耗の進行を合
理的に抑制することが出来る。 (6)請求項6記載の圧縮機は、請求項1、2、3、4
又は5記載の圧縮機において、上記アーム頭部と上記係
合溝の突縁との間に、該アーム頭部の離脱を防止する
記突縁に刻設された軌道溝と、上記アーム頭部に内装さ
れている該軌道溝内に嵌入する係合子とからなる係留手
段が配設されていることを特徴としている。
【0014】すなわち、圧縮機の休止時のように斜板に
作用する荷重が消去した際、上記係留手段により、簡単
な構成でアームの正確、かつ円滑な動作を保持しつつ、
アーム頭部の遊動によるガタツキや上記シューの脱落を
確実に防止することが出来る。
【0015】(7)請求項7記載の単頭ピストン式可変
容量圧縮機は、複数のボアを並設して圧縮機の外郭を構
成するシリンダブロックと、内部にクランク室を形成し
てシリンダブロックの前端を閉塞するフロントハウジン
グと、該シリンダブロックとフロントハウジングに回転
自在に支承された駆動軸と、吸入室及び吐出室を有して
シリンダブロックの後端を閉塞するリヤハウジングと、
該駆動軸と共動するロータにヒンジ機構を介して同期回
転可能に連結され、かつ駆動軸心を挟んで前記ヒンジ機
構と対向する側の前記駆動軸を越えて設定された枢軸Y
を中心に形成されて、弧状となる支持部を有して屈曲長
孔状に形成された貫通孔が嵌合する該駆動軸に案内され
て全制御範囲にわたり傾角変位可能な斜板と、該斜板
両面にそれぞれシューを介して係留され上記ボア内を直
動するピストンとを備え、上記ヒンジ機構は、上記斜板
の圧縮荷重作用領域を含んでその前面に突設されたアー
ムと、該アームを同位相で支持すべく上記ロータに形成
された係合溝とからなり、該アームは凸曲面からなる柱
面が該斜板の傾斜軌面と直交する向きに延在した頭部を
有し、該係合溝は該アーム頭部の柱面と摺接してピスト
ンの上死点位置をほぼ不変に保つ案内壁と、該案内壁を
挟んで該アーム頭部の両端面を支持する突縁とを備えて
いることを特徴としている。
【0016】すなわち斜板の貫通孔が駆動軸に装嵌さ
れ、貫通孔に形成された支持部が直接若しくは間接的に
駆動軸と摺接することによって、斜板の傾角変位姿勢が
規制される圧縮機では、駆動軸との間で斜板に作用する
モ−メントの支持が難しいだけに、かかるヒンジ機構は
一層有利である。なお、上記斜板とは、斜板と組合され
た揺動板がコンロッドを介してピストンと連節されるワ
ッブル型、並びに斜板がシューを介して直接ピストンと
連係されるスワッシュ型のいずれの圧縮機にも使用可能
な斜板であり、傾斜軌面とは斜板の上下死点と駆動軸心
とを共有する平面である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面に基づいて説明する。図1〜図3において、シ
リンダブロック1の前端側にフロントハウジング2が接
合され、後端側にリアハウジング3が弁板4を介して接
合されている。シリンダブロック1とフロントハウジン
グ2とによって形成されるクランク室5内には軸心方向
に延在する駆動軸6が収容され、駆動軸6は軸受7a、
7bによって回転可能に支持されている。そして、シリ
ンダブロック1には駆動軸6の周囲に複数個のシリンダ
ボア8が穿設されており、各シリンダボア8にはピスト
ン9がそれぞれ装嵌されている。
【0018】クランク室5内において、駆動軸6にはロ
ータ10が固着されて、フロントハウジング2との間に
軸受19を介して支承され、ロータ10の後方には貫通
孔20によって斜板11が装嵌されている。貫通孔20
は、駆動軸心を挟んで後述するヒンジ機構Kと対向する
側の駆動軸6を越えて設定された枢軸Yを中心に、全制
御範囲にわたって斜板11の傾角変位を許容するよう屈
曲長孔状に形成されており、図8に示すように、駆動軸
6と局部的に衝接して斜板11の径方向位置、詳しくは
斜板11の上下死点と駆動軸心Sとを共有する平面(傾
斜軌面)内の径方向位置を規制する支持部20aが、該
枢軸Y中心に弧状に形成され、屈曲長孔の最小傾角側の
内径面20bには10〜15°の余裕傾角θ1 、最大傾
角側の内径面20cには1〜2°の余裕傾角θ 2 が付与
されている。なお、該貫通孔20の両側方には屈曲長孔
の形成に付随して平坦な規制面20dが形成されてい
る。
【0019】そして、図1に示すように、ロータ10と
斜板11との間には斜板11を後方へ付勢するコイルば
ね12が介装され、一方、斜板11の外周部には半球部
を有するシュー14、14が当接されて、該シュー1
4、14の半球部はピストン9の球状支承面と係合され
ており、こうして、斜板11に係留される複数のピスト
ン9は各シリンダボア8内を往復動可能に収納されてい
る。
【0020】リアハウジング3内は、吸入室30及び吐
出室31に区画され、弁板4にはシリンダボア8に対応
して吸入ポート32及び吐出ポート33が開口形成され
ており、弁板4とピストン9との間に形成される圧縮室
が吸入ポート32及び吐出ポート33を介して吸入室3
0及び吐出室31に連通されている。各吸入ポート32
にはピストン9の往復動に応じて吸入ポート32を開閉
する吸入弁が、また、吐出ポート33にはピストン9の
往復動に応じて吐出ポート33をリテーナ34に規制さ
れつつ開閉する吐出弁(いずれも図示せず)が設けられ
ている。なお、リアハウジング3には、クランク室5の
圧力を調整する図示しない制御弁が装備されている。
【0021】さて、本発明のもっとも特徴とするヒンジ
機構について、図2及び図3を参照しながら以下に詳し
く説明する。上記斜板11の前面側には、ヒンジ機構K
を構成するアーム15が、図3に示す上死点P位置を跨
いで左右対称にされており、また、上記ロータ10の上
部後面側には、該アーム15を同位相で支持する係合溝
17が形成されている。該アーム15は図に示すよう
に、凸曲面からなる柱面16aが斜板11の上記傾斜軌
面と直交する向きに延在し、かつ圧縮荷重の高大作用領
域Tを包容するに足る幅員を備えた頭部16を有してお
り、一方、該係合溝17は、該柱面16aと平行、かつ
軸心に近づくほど後方に向け傾斜するとともに、該柱面
16aと摺接してピストン9の上死点位置を可及的に不
変に保つ案内壁17aと、該案内壁17aを挟んでアー
ム頭部16の両端面を支持する突縁17bとを備えてい
る。
【0022】以上のように構成された圧縮機の起動に伴
って、駆動軸6と共動する斜板11が回転されると、シ
ュー14、14を介して各ピストン9がシリンダボア8
内で往復動し、これにより吸入室30から圧縮室内に冷
媒ガスが吸入され、冷媒ガスは圧縮された後、吐出室3
1へと吐出される。このとき、吐出室31へ吐出される
冷媒ガスの吐出容量は、制御弁によるクランク室5内の
圧力調整により制御される。
【0023】すなわち、図1の状態において、制御弁の
圧力調整でクランク室5の圧力が上昇すれば、ピストン
9に作用する背圧が上がることにより、斜板11の傾角
が小さくなる。つまり、ヒンジ機構Kを構成するアーム
15の頭部16は、反時計方向に回動しつつ、その柱面
16aが係合溝17の案内壁17aに沿って外方から軸
心側に近づく方向に摺動し、同時に斜板11は枢軸Yを
中心とする弧状の支持部20aが駆動軸6との衝接を保
ちながらコイルばね12に屈して退動する。これにより
斜板11の傾角が縮小されて、ピストン9のストローク
と共に吐出容量は小さくなり、その最小容量は貫通孔2
0の後端に形成された座ぐり面11bが止め輪13と当
接することによって規制される。
【0024】逆に、このような吐出容量の小さな状態に
おいて、制御弁の圧力調整でクランク室5の圧力が低下
すれば、ピストン9に作用する背圧が下がることによ
り、斜板11の傾角が大きくなる。つまり、アーム15
の頭部16は、時計方向に回動しつつ、その柱面16a
が案内壁17aに沿って内方から軸心に対し離れる方向
に摺動し、同時に斜板11は支持部20aが駆動軸6と
の接触を保ちながらコイルばね12に抗して進動する。
これにより、斜板11の傾角が拡大されて、ピストン9
のストロークと共に吐出容量は大きくなり、その最大容
量は斜板11の前面に突設された衝合面11aがロータ
10の後端面10aと当接することにより規制される。
【0025】この場合、上記ヒンジ機構Kは、斜板11
から突設されたアーム15と、ロータ10に形成された
係合溝17のみを主要素とするため、構成が頗る簡素と
なるほか、圧縮荷重の高大作用領域Tを包容する柱面1
6aの全幅は、係合溝17の案内壁17aと突縁17b
とによって確実に受承される結果、斜板11に作用する
荷重の作用点が転移した場合でも、こじれによる斜板1
1の傾ぎは全く生じない。しかも斜板11と一体化され
たアーム15は、必然的にアルミ合金等によって形成さ
れることなるので、ピボットピンのような鉄系材料を用
いた従来のヒンジ機構に比べて一層軽量化に寄与するこ
とができる。さらに柱面16aを形成する凸曲面の曲率
半径は、同ピボットピンに比して極端に大きく設定しう
るため、案内壁17aとの接触面圧を簡便に低減させる
ことができる。
【0026】なお、上記柱面16aを形成する凸曲面を
円弧面とし、これと摺接する案内壁17aを平面によっ
て形成することもできるが、少なくともその一方に特殊
な曲面を採択することによって、ピストン9の上死点位
置の変動幅を極限的に小さくしたり、両者の接触面圧を
さらに低減することも十分可能である。また、図1に示
すように、屈曲長孔状に形成された貫通孔20が嵌合す
る駆動軸6に案内されて、全制御範囲にわたり傾角変位
可能な斜板11を備える圧縮機では、駆動軸6との間で
斜板11に作用するモ−メントの支持が難しいだけに、
かかるヒンジ機構Kは一層有利である。
【0027】図1に示すヒンジ機構Kの実施形態は、柱
面16aを形成する凸曲面を円弧面とし、案内壁17a
との間に両者と密合するシュー18を介装したものであ
って、このようにすれば柱面16aの加工の簡易化と共
に、相互の接触形態を面接触に変換しうるので、摩耗の
軽減に著しく有効である。図4に示す他の実施形態に係
るアーム115は、斜板111の上死点P位置より圧縮
吐出側(先行回転側)へ偏位して突設されており、一
方、ロータ100の上部後面側には、該アーム115を
同位相で支持する係合溝117が形成されている。そし
て該アーム115は、凸曲面からなる柱面116aが斜
板111の傾斜軌面と直交する向きに延在し、かつ圧縮
荷重の高大作用領域Tを包容するに足る幅員をもつ頭部
116を備えている。なお、残余の構成に関しては前実
施形態と全く同様である。
【0028】したがって、本実施形態におけるアーム頭
部116は、斜板111の圧縮吐出側に偏在した圧縮荷
重の作用領域、より好適にはその高大作用領域Tの全域
を実質的にカバーすることにより、アーム自体の肥大化
を極力抑えて機体の軽量化に貢献することができる。図
5及び図6は、アーム頭部16と係合溝17の突縁17
bとの間に配設した係留手段を示しており、これは圧縮
機の休止時のように斜板11に作用する荷重が消去した
際、アーム頭部16の遊動によりガタツキや上記シュー
18の脱落を未然に防止するよう配慮したものである。
【0029】すなわちアーム頭部16の凸曲面中心には
柱面16aの延在方向に小孔41が貫設され、該小孔4
1には係合子としてのピン42が圧入配置されるととも
に、突縁17bの少なくとも一方の内側面には、該小孔
41の移動軌跡に倣った軌道溝43が刻設されている。
したがって、該ピン42の突端部と該軌道溝43との嵌
合により、アーム15の円滑な動作を阻害することな
く、係合溝17に対するアーム15の遊動離脱が完全に
防止される。
【0030】なお、図7は上記係留手段の変形例を示す
もので、アーム頭部16の凸曲面中心には柱面16aの
延在方向に小孔41Aが穿設され、該小孔41Aの開口
部にはばね44の付勢力によって出没可能な球体(係合
子)42Aが配置されるとともに、一方、突縁17bの
内側面には、該小孔41Aの移動軌跡に倣った半円形断
面の軌道溝43Aが刻設されている。したがって、かか
る形態によっても係合溝17に対するアーム15の遊動
離脱を同様に防止することができる。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る圧縮
機は、特許請求の範囲に記載した構成を有するものであ
るから、以下に掲記する優れた効果を奏する。 (1)簡素なヒンジ機構の構成で斜板の円滑な変位動作
が確保でき、とくに斜板に作用する荷重の作用点が転移
した場合でも、こじれによる斜板の傾ぎが生じないの
で、モ−メントに基因する斜板と駆動軸相互の偏摩耗を
有効に防止できる。 (2)ヒンジ機構の相対的な摺動面の接触面圧を巧みに
低減しうるので、該摺動面双方の摩耗防止にきわめて有
効である。。 (3)ヒンジ機構を構成するアームと係合溝との間に係
留手段を配設したものでは、アームの遊動離脱といった
不安が完全に解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る圧縮機の全容を示す断面
図。
【図2】同圧縮機におけるヒンジ機構を示す正面図。
【図3】同圧縮機のヒンジ機構を示す平面図。
【図4】同ヒンジ機構の他の実施形態を示す平面図。
【図5】同ヒンジ機構の係留手段を示す拡大正面図。
【図6】同ヒンジ機構の係留手段を示す図4のA−A線
断面図。
【図7】同係留手段の変形例を示す図6と同様の断面
図。
【図8】同圧縮機における斜板の貫通孔を示す拡大断面
図。
【符号の説明】
1…シリンダブロック 2…フロントハウジング 3
…リアハウジング 5…クランク室 6…駆動軸 8
…シリンダボア 9…ピストン 10…ロータ 11
…斜板 15…アーム 16…頭部 16
a…柱面 17…係合溝 17a…案内壁 17b
…突縁 20…貫通孔 20a…支持部 4
2…係合子 43…軌道溝 K…ヒンジ機構
Y…枢軸
フロントページの続き (72)発明者 濱崎 勝 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社豊田自動織機製作所内 (56)参考文献 特開 昭63−205470(JP,A) 特開 平5−312144(JP,A) 特開 平4−124475(JP,A) 特開 昭60−289777(JP,A) 特開 平7−91366(JP,A) 特開 平8−21358(JP,A) 特開 平5−52183(JP,A) 特開 平8−14159(JP,A) 特公 平3−53472(JP,B2) 欧州特許出願公開775824(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 27/08

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のボアを並設して圧縮機の外郭を構成
    するシリンダブロックと、内部にクランク室を形成して
    シリンダブロックの前端を閉塞するフロントハウジング
    と、該シリンダブロックとフロントハウジングに回転自
    在に支承された駆動軸と、吸入室及び吐出室を有してシ
    リンダブロックの後端を閉塞するリヤハウジングと、該
    駆動軸と共動するロータにヒンジ機構を介して同期回転
    可能に連結された斜板と、傾角変位可能に制御される該
    斜板の両面にそれぞれシューを介して係留され上記ボア
    内を直動するピストンとを備えた単頭ピストン式可変容
    量圧縮機において、 上記ヒンジ機構は、上記斜板の圧縮荷重作用領域を含ん
    でその前面に突設されたアームと、該アームを同位相で
    支持すべく上記ロータに形成された係合溝とからなり、
    該アームは凸曲面からなる柱面が該斜板の傾斜軌面と直
    交する向きに延在した頭部を有し、該係合溝は該アーム
    頭部の柱面と摺接してピストンの上死点位置を可及的に
    不変に保つ案内壁と、該案内壁を挟んで該アーム頭部の
    両端面を支持する突縁とを備えていることを特徴とする
    単頭ピストン式可変容量圧縮機。
  2. 【請求項2】上記アーム頭部は、上記斜板の上死点位置
    を跨いで左右対称に形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の圧縮機。
  3. 【請求項3】上記アーム頭部は、上記斜板の上死点位置
    より圧縮吐出側へ偏位して形成されていることを特徴と
    する請求項1記載の圧縮機。
  4. 【請求項4】上記アーム頭部の柱面を形成する凸曲面が
    円弧面であることを特徴とする請求項1、2又は3記載
    の圧縮機。
  5. 【請求項5】上記アーム頭部の柱面と上記係合溝の案内
    壁との間に、シューが介装されていることを特徴とする
    請求項1、2、3又は4記載の圧縮機。
  6. 【請求項6】上記アーム頭部と上記係合溝の突縁との間
    に、該アーム頭部の離脱を防止する係留手段が配設さ
    、該係留手段は、該突縁に刻設された軌道溝と、上記
    アーム頭部に内装されて該軌道溝内に嵌入する係合子と
    からなることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5
    記載の圧縮機。
  7. 【請求項7】複数のボアを並設して圧縮機の外郭を構成
    するシリンダブロックと、内部にクランク室を形成して
    シリンダブロックの前端を閉塞するフロントハウジング
    と、該シリンダブロックとフロントハウジングに回転自
    在に支承された駆動軸と、吸入室及び吐出室を有してシ
    リンダブロックの後端を閉塞するリヤハウジングと、該
    駆動軸と共動するロータにヒンジ機構を介して同期回転
    可能に連結され、かつ駆動軸心を挟んで前記ヒンジ機構
    と対向する側の前記駆動軸を越えて設定された枢軸Yを
    中心に形成されて、弧状となる支持部を有して屈曲長孔
    状に形成された貫通孔が嵌合する該駆動軸に案内されて
    全制御範囲にわたり傾角変位可能な斜板と、該斜板の両
    面にそれぞれシューを介して係留され上記ボア内を直動
    するピストンとを備え、 上記ヒンジ機構は、上記斜板の圧縮荷重作用領域を含ん
    でその前面に突設されたアームと、該アームを同位相で
    支持すべく上記ロータに形成された係合溝とからなり、
    該アームは凸曲面からなる柱面が該斜板の傾斜軌面と直
    交する向きに延在した頭部を有し、該係合溝は該アーム
    頭部の柱面と摺接してピストンの上死点位置をほぼ不変
    に保つ案内壁と、該案内壁を挟んで該アーム頭部の両端
    面を支持する突縁とを備えていることを特徴とする単頭
    ピストン式可変容量圧縮機。
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