JP2002180955A - 容量可変型斜板式圧縮機 - Google Patents

容量可変型斜板式圧縮機

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JP2002180955A
JP2002180955A JP2001323965A JP2001323965A JP2002180955A JP 2002180955 A JP2002180955 A JP 2002180955A JP 2001323965 A JP2001323965 A JP 2001323965A JP 2001323965 A JP2001323965 A JP 2001323965A JP 2002180955 A JP2002180955 A JP 2002180955A
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JP
Japan
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swash plate
piston
rotor
variable displacement
compressor
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JP2001323965A
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Inventor
Hiroaki Kayukawa
浩明 粥川
Shigeki Kanzaki
繁樹 神崎
Kazue Murao
和重 村尾
Osamu Hiramatsu
修 平松
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】斜板にカウンタウェイト等の構成部材を簡易な
手段で確実に装着することができる容量可変型斜板式圧
縮機を提供する。 【解決手段】斜板12は、各シュー14、14を介して
ピストン9と係合する摺動面12aが形成されるととも
に、斜板12にはリベット穴12eが貫設されており、
斜板12に装着されるカウンタウェイト15に斜板12
のリベット穴12eと整合するリベット穴15aを貫設
し、両リベット穴12e、15aに挿入されるリベット
16によりカウンタウェイト15が斜板12に装着され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両空調装置等に用い
られる容量可変型斜板式圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の容量可変型斜板式圧縮機(以下、
単に圧縮機という。)として、特開平4−303184
号公報記載のものが知られている。この圧縮機では、ハ
ウジングにクランク室、吸入室、吐出室及びこれらと接
続されたシリンダボアが区画形成されている。クランク
室内では、駆動軸にロータが同期回転可能に支持され、
ロータとの間に上死点側でヒンジ機構を介しかつ駆動軸
との間にスリーブを介して斜板が同期回転可能かつ傾角
変位可能に枢支されている。この斜板は、各シューを介
してピストンと係合する摺動面をもつ回転斜板と、この
回転斜板を締め付けリングにより固定する回転駆動体と
で構成されている。回転駆動体は、ロータとの間に形成
されるヒンジ機構の連結部、スリーブを介した駆動軸と
の嵌合部、及び下死点を含む領域でロータ側へと突出
し、さらに外方に向けて屈曲延在するカウンタウェイト
部が一体的に形成されている。そして、各ピストンは各
シリンダボア内に収容されている。また、ハウジングに
はクランク室内の圧力を調整する制御弁が装備されてい
る。
【0003】この圧縮機では、駆動軸の駆動に伴って所
定の傾角で斜板が回転すると、ピストンがシリンダボア
内で往復動される。これにより吸入室からシリンダボア
内に冷媒ガスが吸入され、冷媒ガスは圧縮された後、吐
出室へ吐出される。そして、制御弁によるクランク室内
の圧力調整で斜板の傾角が変位され、これにより吐出室
へ吐出される冷媒ガスの吐出容量が制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記圧縮機で
は、連結部と嵌合部とカウンタウェイト部とを一体にも
つ回転駆動体と、摺動面をもつ回転斜板とで斜板が構成
されているため、性能にバラツキを生じるおそれがあっ
た。
【0005】すなわち、かかる圧縮機では、ヒンジ機構
を介した連結部及びロータの位置関係と、スリーブを介
した嵌合部及び駆動軸の位置関係とにより、斜板の傾角
が決定されるため、回転駆動体がかかる連結部と嵌合部
とを一体にもつことで回転駆動体の傾角は好適に確保さ
れる。しかし、ピストンとシリンダボアとの位置関係を
決定する摺動面をもつ回転斜板がこの回転駆動体とは別
体にされているため、回転駆動体に対して回転斜板が僅
かでも傾斜して固定されるならば、回転駆動体の傾角が
摺動面に正確に付与されず、ピストンとシリンダボアと
の位置関係にずれを生じて可変特性、圧縮性能にバラツ
キを生じてしまう。
【0006】かといって、連結部と嵌合部とカウンタウ
ェイト部とともに、摺動面をも一体にもつ斜板を構成せ
んとすれば、斜板の回転時のアンバランスを効果的に吸
収すべく、カウンタウェイト部を駆動軸の軸心から可及
的に径外方向に位置させた場合に、カウンタウェイト部
が摺動面を覆うこととなり、摺動面の加工が困難となっ
てしまう。また、斜板に対してカウンタウェイトをネジ
で締結すると、運転中の振動により、締結部分が緩むお
それがある。
【0007】本発明は、斜板にカウンタウェイト等の構
成部材を簡易な手段で確実に装着することを解決すべき
課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の圧縮機は、上記
課題を解決するため、ハウジングにクランク室、吸入
室、吐出室及びこれらと接続されたシリンダボアが区画
形成されるとともに、該各シリンダボアにはそれぞれピ
ストンが往復動可能に収容され、該ハウジングに支持さ
れた駆動軸には、前記クランク室内に位置するロータが
同期回転可能に支持され、かつ該ロータと上死点側でヒ
ンジ機構を介して連結された斜板が傾角変位可能に枢支
され、該斜板と前記ピストンとの間には前記斜板の前後
揺動運動を各該ピストンの往復動に変換する一対のシュ
ーが介装され、前記クランク室内の圧力により前記斜板
の傾角を制御して吐出容量を変化するように構成した容
量可変型斜板式圧縮機において、前記斜板は、前記各シ
ューを介して前記ピストンと係合する摺動面が形成され
るとともに、前記斜板にはリベット穴が貫設されてお
り、前記斜板に装着される構成部材に前記斜板のリベッ
ト穴と整合するリベット穴を貫設し、前記両リベット穴
に挿入されるリベットにより前記構成部材が前記斜板に
装着されているという新規な構成を採用している。
【0009】本発明の圧縮機では、前記構成部材がカウ
ンタウェイトであることが好ましい。
【0010】
【作用】本発明の圧縮機では、前記斜板にはリベット穴
が貫設されており、前記斜板に装着される構成部材に前
記斜板のリベット穴と整合するリベット穴を貫設し、前
記両リベット穴に挿入されるリベットにより前記構成部
材が前記斜板に装着されている。かかる圧縮機では、斜
板に対して他の構成部材がリベットにより締結されるの
で、運転中の振動により締結が緩むことがなく、確実に
装着することができる。
【0011】また、リベット締結は斜板に対してカウン
タウェイトを装着するのに好適である。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面を参
照しつつ説明する。
【0013】この圧縮機では、図1に示すように、シリ
ンダブロック1の前端側に通しボルト21によりフロン
トハウジング2が接合され、後端側にリアハウジング3
が弁板4を介して同通しボルト21により接合されてい
る。シリンダブロック1とフロントハウジング2とによ
って形成されるクランク室5内には軸心方向に延在する
駆動軸6が収容され、駆動軸6は軸封装置7c及び軸受
7a、7bによって回転可能に支持されている。そし
て、シリンダブロック1には駆動軸6を取り囲む位置に
複数個のシリンダボア8が穿設されており、各シリンダ
ボア8にはピストン9がそれぞれ嵌挿されている。
【0014】クランク室5内において、駆動軸6にはロ
ータ10がフロントハウジング2との間に軸受11を介
して駆動軸6と同期回転可能に支持され、ロータ10の
後方には斜板12が装備されている。そして、ロータ1
0と斜板12との間には押圧ばね13が介在されてお
り、押圧ばね13は斜板12をリアハウジング3方向へ
付勢している。
【0015】斜板12には、図2にも示すように、両端
面外周側に平滑なリング状の摺動面12aが形成され、
摺動面12aには、図1に示すように、半球状のシュー
14、14が当接されている。これらシュー14、14
の外周面はピストン9の球支承面と係合され、各ピスト
ン9は各シリンダボア8内を往復動可能に収納されてい
る。
【0016】また、図1及び図2に示すように、斜板1
2の摺動面12aより内域の上死点側かつロータ10側
には、一対のブラケット12b、12bが駆動軸6を間
に介在させつつ斜板12の上死点位置Tを跨いで突設さ
れている。各ブラケット12b、12bにはガイドピン
12c、12cの一端が固着され、各ガイドピン12
c、12cの他端には球部12d、12dが固着されて
いる。こうして、この圧縮機では、ブラケット12b、
12b、ガイドピン12c、12c及び球部12d、1
2dにより、後述するヒンジ機構Kの一部である連結部
が構成されている。各ブラケット12b、12b間に
は、図2に示すように、中央に通孔を有する減量部12
fが形成されている。
【0017】さらに、斜板12の中央域には嵌合部とし
て貫通孔20が貫設され、この貫通孔20には駆動軸6
が挿嵌されている。また、斜板12の内域の下死点側か
つロータ10側には、駆動軸6の軸心から径外方向に延
在され、ロータ10側のシュー14を回避しつつ摺動面
12aを覆ってカウンタウェイト15がリベット16に
より装着されている。
【0018】斜板12にカウンタウェイト15を装着す
る方法は次の手順によった。すなわち、図2(A)、
(B)に示すように、摺動面12aを加工した斜板12
の内域の下死点側には4個のリベット穴12eが貫設さ
れている。また、図3(A)、(B)に示すように、カ
ウンタウェイト15にも各リベット穴12eと整合する
4個のリベット穴15aが貫設されている。そして、斜
板12の下死点側かつロータ10側においてカウンタウ
ェイト15を互いの各リベット穴12e、15aを整合
させて当接し、ロータ10側からリベット16を挿入す
る。この後、リベット16の突出端をかしめることによ
り、図4(A)、(B)に示すように、斜板12とカウ
ンタウェイト15とを装着する。
【0019】こうして、この圧縮機では、斜板12が摺
動面12aと、ブラケット12b、12b、ガイドピン
12c、12c及び球部12d、12dと、貫通孔20
とを一体にもち、この斜板12にカウンタウェイト15
が装着されている。この斜板12は、カウンタウェイト
15を装着した内域よりも貫通孔20側の前端面12g
がロータ10の内域の後端面10aと当接することによ
り最大傾角が維持される。一方、この斜板12は、シリ
ンダブロック1側の貫通孔20の一部がサークリップ2
2と当接することにより最小傾角が維持される。
【0020】また、図1に示すように、ロータ10の上
部には、ヒンジ機構K、Kの残部をを構成する一対の支
持アーム17、17が各ガイドピン12c、12cと対
向するように軸心方向後方に突出している。各支持アー
ム17、17の各先端部には、駆動軸6の軸心と斜板1
2の上死点位置Tとで決定される面と平行に、かつ駆動
軸6の軸心に対して外方から近づく方向にガイド孔17
a、17aが直線状に貫設されている。これらガイド孔
17a、17aの中心線の方向は、斜板12の傾角変位
にかかわらずピストン9の上死点位置が前後にほとんど
変位しないように設定されている。これらガイド孔17
a、17a内には、図1に示すように、それぞれガイド
ピン12c、12cの球部12d、12dが回動かつ摺
動可能に挿入されている。各支持アーム17、17の基
端にも減量部17b、17bが形成されている。
【0021】さらに、リアハウジング3内は、吸入室3
0及び吐出室31に区画されている。弁板4には各シリ
ンダボア8に対応して吸入ポート32及び吐出ポート3
3が開口形成されており、弁板4とピストン9との間に
形成される圧縮室が吸入ポート32及び吐出ポート33
を介して吸入室30及び吐出室31に連通される。各吸
入ポート32にはピストン9の往復動に応じて吸入ポー
ト32を開閉する図示しない吸入弁が設けられ、各吐出
ポート33にはピストン9の往復動に応じて吐出ポート
33をリテーナ34に規制されつつ開閉する図示しない
吐出弁が設けられている。また、リアハウジング3に
は、クランク室5の圧力を調整する図示しない制御弁が
装備されている。
【0022】以上のように構成された圧縮機において、
図1に示す駆動軸6の駆動に伴って斜板12が回転する
と、シュー14、14が斜板12の摺動面12aを摺動
しつつ前後運動をする。このため、各ピストン9がシリ
ンダボア8内で往復動し、これにより吸入室30から圧
縮室内に冷媒ガスが吸入され、冷媒ガスは圧縮された
後、吐出室31へ吐出される。このとき、吐出室31へ
吐出される冷媒ガスの吐出容量は、制御弁によるクラン
ク室5内の圧力調整により制御される。
【0023】すなわち、制御弁の圧力調整でクランク室
5の圧力が上昇すれば、ピストン9に作用する背圧が上
がることにより、斜板12の傾角が小さくなる。つま
り、斜板12の球部12d、12dがヒンジ機構Kのガ
イド孔17a、17a内を反時計方向に回動するととも
に、ガイド孔17a、17a内を中心線に沿って外方か
ら軸心側に近づく方向に摺動する。また、斜板12が貫
通孔20の内面に駆動軸6の周面を当接させつつ反時計
方向に回動するとともに押圧ばね13に屈して後退す
る。これにより、斜板12の傾角が小さくなるため、ピ
ストン9のストロークが縮小されて吐出容量は小さくな
る。
【0024】逆に、制御弁の圧力調整でクランク室5の
圧力が低下すれば、ピストン9に作用する背圧が下がる
ことにより、斜板12の傾角が大きくなる。つまり、斜
板12の球部12d、12dがヒンジ機構Kのガイド孔
17a、17a内を時計方向に回動するとともに、ガイ
ド孔17a、17a内を中心線に沿って内方から軸心に
対し離れる方向に摺動する。また、斜板12が貫通孔2
0の内面に駆動軸6の周面を当接させつつ時計方向に回
動するとともに押圧ばね13に抗して前進する。これに
より、斜板12の傾角が大きくなるため、ピストン9の
ストロークが伸長されて吐出容量は大きくなる。
【0025】この間、この圧縮機では、カウンタウェイ
ト15が斜板12とともに傾動するため、冷房能力の少
なくて足りる高速運転時に大きな遠心力を斜板12に作
用させることができる。このため、このときにはクラン
ク室5の圧力が低くても、斜板12は傾角を縮小しよう
とし、自動可変が行われる。これにより、高速運転時に
は、吐出容量変化が可能でありながら、クランク室5の
圧力の過大な上昇を防止することができるとともに、高
温である吐出圧力の冷媒ガスをさほどクランク室5内へ
導入する必要がないことから、クランク室5内の高温化
を防止することができるため、ひいては軸封装置7cの
信頼性を高めることができる。
【0026】また、かかる圧縮機においても、ヒンジ機
構Kを介したブラケット12b、12b等及びロータ1
0の位置関係と、貫通孔20及び駆動軸6の位置関係と
により、斜板12の傾角が決定されるため、斜板12が
ブラケット12b、12b等と貫通孔20とを一体にも
つことで、傾角は好適に確保される。
【0027】そして、この圧縮機では、ピストン9とシ
リンダボア8との位置関係を決定する摺動面12aがこ
の斜板12に形成されているため、斜板12の傾角が摺
動面12aに正確に付与され、ピストン9とシリンダボ
ア8との位置関係にずれを生じることがない。このた
め、可変特性、圧縮性能にバラツキを生じることがな
く、性能を安定させることができる。
【0028】さらに、この圧縮機では、カウンタウェイ
ト15は摺動面12aとブラケット12b、12b等と
貫通孔20とを一体にもつ斜板12に装着されるもので
あるため、摺動面12aの加工後にカウンタウェイト1
5を装着することが可能である。このため、摺動面12
aの加工は容易になる。そして、同時にカウンタウェイ
ト15がロータ10側のシュー14を回避して摺動面1
2aを覆うほど駆動軸6の軸心から径外方向に延在して
いるため、斜板12の回転時のアンバランスを効果的に
吸収することができる。
【0029】加えて、この圧縮機では、斜板12の前端
面12gがロータ10の後端面10aと当接することに
より最大傾角が維持されるため、カウンタウェイト15
とロータ10との間に間隙を設けることにより、ロータ
10からの力がカウンタウェイトに作用することを防止
できる。このため、簡易なリベット16によるカウンタ
ウェイト15の装着であっても十分に使用時の耐久性を
発揮することができ、安価な製造が可能となる。
【0030】また、この圧縮機では、斜板12及びロー
タ10の上死点側に減量部12f、17bが形成されて
いるため、ヒンジ機構K及びブラケット12b、12b
等の重量増を軽減することができる。このため、小型の
カウンタウェイト15であってもバランスを確保するこ
とができ、圧縮機全体の軽量化を実現することができ
る。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の圧縮機で
は、特許請求の範囲記載の構成を採用しているため、斜
板に対してカウンタウェイト等の構成部材を簡易に装着
可能になるとともに、ネジ等の他の締結手段に比べて、
振動による締結部分の緩みや分解を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の圧縮機の縦断面図である。
【図2】実施例の圧縮機に係り、(A)は斜板の正面
図、(B)は斜板のB−B断面図である。
【図3】実施例の圧縮機に係り、(A)はカウンタウェ
イトの正面図、(B)はカウンタウェイトのB−B断面
図である。
【図4】実施例の圧縮機に係り、(A)はカウンタウェ
イトを装着した斜板の正面図、(B)はカウンタウェイ
トを装着した斜板のB−B断面図である。
【符号の説明】 1…シリンダブロック 2…フロントハウジ
ング 3…リアハウジング 5…クランク室 30…
吸入室 31…吐出室 8…シリンダボア 9…ピ
ストン 6…駆動軸 10…ロータ K…ヒ
ンジ機構 12…斜板 14…シュー 12a
…摺動面 12e…リベット穴 15…構成部材(カウンタウ
ェイト) 15a…リベット穴 16…リベット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村尾 和重 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機内 (72)発明者 平松 修 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機内 Fターム(参考) 3H076 AA06 BB01 CC20 CC31 CC39 CC83 CC99

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングにクランク室、吸入室、吐出室
    及びこれらと接続されたシリンダボアが区画形成される
    とともに、該各シリンダボアにはそれぞれピストンが往
    復動可能に収容され、該ハウジングに支持された駆動軸
    には、前記クランク室内に位置するロータが同期回転可
    能に支持され、かつ該ロータと上死点側でヒンジ機構を
    介して連結された斜板が傾角変位可能に枢支され、該斜
    板と前記ピストンとの間には前記斜板の前後揺動運動を
    各該ピストンの往復動に変換する一対のシューが介装さ
    れ、前記クランク室内の圧力により前記斜板の傾角を制
    御して吐出容量を変化するように構成した容量可変型斜
    板式圧縮機において、 前記斜板は、前記各シューを介して前記ピストンと係合
    する摺動面が形成されるとともに、前記斜板にはリベッ
    ト穴が貫設されており、前記斜板に装着される構成部材
    に前記斜板のリベット穴と整合するリベット穴を貫設
    し、前記両リベット穴に挿入されるリベットにより前記
    構成部材が前記斜板に装着されていることを特徴とする
    容量可変型斜板式圧縮機。
  2. 【請求項2】前記構成部材はカウンタウェイトであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の容量可変型斜板式圧縮
    機。
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