JP3420772B2 - 湿式粉砕機 - Google Patents
湿式粉砕機Info
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12C—BEER; PREPARATION OF BEER BY FERMENTATION; PREPARATION OF MALT FOR MAKING BEER; PREPARATION OF HOPS FOR MAKING BEER
- C12C7/00—Preparation of wort
- C12C7/01—Pretreatment of malt, e.g. malt grinding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
- B02C4/00—Crushing or disintegrating by roller mills
- B02C4/28—Details
- B02C4/32—Adjusting, applying pressure to, or controlling the distance between, milling members
- B02C4/38—Adjusting, applying pressure to, or controlling the distance between, milling members in grain mills
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12C—BEER; PREPARATION OF BEER BY FERMENTATION; PREPARATION OF MALT FOR MAKING BEER; PREPARATION OF HOPS FOR MAKING BEER
- C12C1/00—Preparation of malt
- C12C1/16—After-treatment of malt, e.g. malt cleaning, detachment of the germ
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Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
粗挽き材料が粉砕ギャップを通して挽かれる該ギャッ
プを形成している少なくとも２つのローラと前記粉砕ギ
ャップのための調整手段とを有する湿式粉砕機に関す
る。
プを形成している少なくとも２つのローラと前記粉砕ギ
ャップのための調整手段とを有する湿式粉砕機に関す
る。
材料が、例えば、ビールを醸造するためのマッシュを
製造するために、粉砕されているとき、粗挽き材料は反
対方向に回転している２つのローラ間で挽かれる。複数
のかかる二重ローラ装置は適宜な粉砕度を得るためにま
たは粉砕ローラの使用寿命を増加するために互いに追随
してもよい。ローラは滑らかな作業を許容する適宜な支
持殻体内に支持されたそれらの軸または短い軸を有して
いる。かかる二重ローラ装置は、例えば、ドイツ連邦共
和国実用新案第29620133.2号に記載されている。
製造するために、粉砕されているとき、粗挽き材料は反
対方向に回転している２つのローラ間で挽かれる。複数
のかかる二重ローラ装置は適宜な粉砕度を得るためにま
たは粉砕ローラの使用寿命を増加するために互いに追随
してもよい。ローラは滑らかな作業を許容する適宜な支
持殻体内に支持されたそれらの軸または短い軸を有して
いる。かかる二重ローラ装置は、例えば、ドイツ連邦共
和国実用新案第29620133.2号に記載されている。
マッシュが醸造行程に備えて製造される場合、粉砕ロ
ーラの直径は、例えば、40cmが代表的であり、これに対
して粉砕ギャップは0.4mm程度である。最適な粉砕結果
を得るために、粉砕ギャップとロール位置の正確な調整
は共に必要である。
ーラの直径は、例えば、40cmが代表的であり、これに対
して粉砕ギャップは0.4mm程度である。最適な粉砕結果
を得るために、粉砕ギャップとロール位置の正確な調整
は共に必要である。
粉砕ギャップの調整を可能にするために、乾燥粉砕装
置においては、レバー手段が２つのローラの内の一方を
支持するのにすでに使用されている。このレバー手段の
レバーは、一方のローラが粉砕ギャップを調整するよう
に他方の他方のローラに向離して動かされるように、前
記一方のローラを調整するように操作される。しかしな
がら、この解決方法は複雑な構造的設計を必要としかつ
高価である。
置においては、レバー手段が２つのローラの内の一方を
支持するのにすでに使用されている。このレバー手段の
レバーは、一方のローラが粉砕ギャップを調整するよう
に他方の他方のローラに向離して動かされるように、前
記一方のローラを調整するように操作される。しかしな
がら、この解決方法は複雑な構造的設計を必要としかつ
高価である。
加えて、調整レバーおよび調整駆動装置は、これらが
粉砕工程自体から生じる大きな負荷をも引き受けねばな
らない。その上、この型の粉砕機においては、ローラが
湿った粗挽き材料による湿った環境下で作動しなければ
ならないので、湿式粉砕装置には使用することができな
い。それゆえ、もし湿式粉砕装置にこのような調整装置
を適用しようとすると、可動支持レバーに対する複雑か
つ高価な密封構造が必要となる。
粉砕工程自体から生じる大きな負荷をも引き受けねばな
らない。その上、この型の粉砕機においては、ローラが
湿った粗挽き材料による湿った環境下で作動しなければ
ならないので、湿式粉砕装置には使用することができな
い。それゆえ、もし湿式粉砕装置にこのような調整装置
を適用しようとすると、可動支持レバーに対する複雑か
つ高価な密封構造が必要となる。
湿式粉砕装置において、ギャップ調整はこれまで工具
によってのみ可能でかつそれはハウジングの部品が取り
外される検査または保守作業の機会を利用してのみ実施
することができた。このような粗挽き材料を処理するた
めの個々の条件に適応する調整は、それゆえ、湿式粉砕
機の運転中には不可能であった。とくに、大規模な醸造
所においては、処理されるべき種々の粗挽き材料に対し
て個々にギャップの調整を必要とする幾つかの粉砕機を
備えている。
によってのみ可能でかつそれはハウジングの部品が取り
外される検査または保守作業の機会を利用してのみ実施
することができた。このような粗挽き材料を処理するた
めの個々の条件に適応する調整は、それゆえ、湿式粉砕
機の運転中には不可能であった。とくに、大規模な醸造
所においては、処理されるべき種々の粗挽き材料に対し
て個々にギャップの調整を必要とする幾つかの粉砕機を
備えている。
それゆえ、本発明の目的は、好ましくは、工具の使用
なしに、粉砕ギャップの連続調整を許容する湿式粉砕機
を提供しかつ、とくにまた、湿式粉砕機における使用に
適しかつ好ましくは工具の使用なしに、粉砕ギャップの
連続調整を許容する粉砕ギャップ調整手段を提供するこ
とにある。
なしに、粉砕ギャップの連続調整を許容する湿式粉砕機
を提供しかつ、とくにまた、湿式粉砕機における使用に
適しかつ好ましくは工具の使用なしに、粉砕ギャップの
連続調整を許容する粉砕ギャップ調整手段を提供するこ
とにある。
この目的は、本発明によれば、第１のローラを偏心率
を以って支持する偏心支持体を有する工具不用の連続的
ギャップ微調整手段と、偏心率が前記第１リングの偏心
率より大きくなっている前記粉砕ギャップの粗い調整を
行うための第２のローラを支持する偏心支持体を有する
ギャップ調整手段と、から成ることを特徴とする湿式粉
砕機により達成される。
を以って支持する偏心支持体を有する工具不用の連続的
ギャップ微調整手段と、偏心率が前記第１リングの偏心
率より大きくなっている前記粉砕ギャップの粗い調整を
行うための第２のローラを支持する偏心支持体を有する
ギャップ調整手段と、から成ることを特徴とする湿式粉
砕機により達成される。
また、本発明によれば、上記目的は、最初の粗い粉砕
作業を行うために、２つのローラ間の粉砕ギャップを大
きな偏心率を有する第２の偏心支持体を調整する第１の
工程と、引続く微細な粉砕作業を行うために、２つのロ
ーラ間の粉砕ギャップを小さな偏心率を有する第１の偏
心支持体を前以て或いは連続的に調整する第２の工程
と、から成ることを特徴とする粉砕方法により達成され
る。従属する請求の範囲の各項の主題はさらに他の好都
合な展開に関する。
作業を行うために、２つのローラ間の粉砕ギャップを大
きな偏心率を有する第２の偏心支持体を調整する第１の
工程と、引続く微細な粉砕作業を行うために、２つのロ
ーラ間の粉砕ギャップを小さな偏心率を有する第１の偏
心支持体を前以て或いは連続的に調整する第２の工程
と、から成ることを特徴とする粉砕方法により達成され
る。従属する請求の範囲の各項の主題はさらに他の好都
合な展開に関する。
これらの特徴によって、粉砕機が運転中であるとき粉
砕ギャップを種々の粗挽き材料に対して適応可能な調整
手段が提供される。粉砕機のオペレータは特定の型の粗
挽き材料に適応するローラギャップを予め定めることが
でき、それ故に、ローラはその都度調整可能である。ま
た、２つのローラの少なくとも一方のローラのための偏
心支持体は、支持体に過剰な負荷を掛けずに、回転しな
がら粉砕ギャップの非常に微妙な調整を行うことができ
る。それゆえ、粉砕力はむしろ支持体を構成する壁面に
単に消散されてしまうことがわかる。選択された偏心率
に依存して非常に微細かつ連続的な調整が行える。
砕ギャップを種々の粗挽き材料に対して適応可能な調整
手段が提供される。粉砕機のオペレータは特定の型の粗
挽き材料に適応するローラギャップを予め定めることが
でき、それ故に、ローラはその都度調整可能である。ま
た、２つのローラの少なくとも一方のローラのための偏
心支持体は、支持体に過剰な負荷を掛けずに、回転しな
がら粉砕ギャップの非常に微妙な調整を行うことができ
る。それゆえ、粉砕力はむしろ支持体を構成する壁面に
単に消散されてしまうことがわかる。選択された偏心率
に依存して非常に微細かつ連続的な調整が行える。
ここで言う用語「無段階」なる表現が請求の範囲にお
いて使用されるとき、それが非常に僅かづつの段階的な
調整をも含み、前記調整の種類が、例えば、ステッピン
グモータによって調整される場合と同様な程度であるこ
とが理解されよう。また、「工具を使用することなし
に」と言う表現は、調整が粉砕機の部品を取り外しかつ
ローラを取り外すことなくそのままの状態で外部から容
易に可能であることを意味している。
いて使用されるとき、それが非常に僅かづつの段階的な
調整をも含み、前記調整の種類が、例えば、ステッピン
グモータによって調整される場合と同様な程度であるこ
とが理解されよう。また、「工具を使用することなし
に」と言う表現は、調整が粉砕機の部品を取り外しかつ
ローラを取り外すことなくそのままの状態で外部から容
易に可能であることを意味している。
理想的な状況において、粉砕機のオペレータは、例え
ば、工程管理上の目標値を伝送することにより所望の粉
砕ギャップを予め決めることができ、その場合に前記粉
砕ギャップは自動的に調整される。
ば、工程管理上の目標値を伝送することにより所望の粉
砕ギャップを予め決めることができ、その場合に前記粉
砕ギャップは自動的に調整される。
好都合な実施例によれば、第１偏心リングはその内部
に孔を備え、この内方孔の中心が前記第１偏心リングの
外周の中心に対して移動され、そして前記内方孔が少な
くとも１つのローラを支持している。
に孔を備え、この内方孔の中心が前記第１偏心リングの
外周の中心に対して移動され、そして前記内方孔が少な
くとも１つのローラを支持している。
加えて、また、回転手段が設けられるとき好都合であ
り、前記回転手段は前記偏心リングをその周部の中心の
まわりに回転させるように前記第１偏心リングに作用し
ている。
り、前記回転手段は前記偏心リングをその周部の中心の
まわりに回転させるように前記第１偏心リングに作用し
ている。
第１偏心リングは好ましくは摺動ベアリング内に回転
可能に支持されている。これは偏心リングを回転するた
めに構造的に簡単な設計を許容する。
可能に支持されている。これは偏心リングを回転するた
めに構造的に簡単な設計を許容する。
１実施例によれば、この回転手段は調整手段と係合し
ているレバーを有している。この調整手段は簡単な実施
例によれば空気式シリンダまたは油圧手段からなってい
る。
ているレバーを有している。この調整手段は簡単な実施
例によれば空気式シリンダまたは油圧手段からなってい
る。
他の実施例によれば、回転手段は、偏心リングの直接
制御を許容する、電動式昇降ネジ駆動装置またはステッ
ピングモータからなっている。
制御を許容する、電動式昇降ネジ駆動装置またはステッ
ピングモータからなっている。
好都合な実施例によれば、偏心リングは錠止リングに
よって支持キャップ内で所定位置に保持されている。か
かる錠止リングは偏心リングが回転されているとき加え
られるはずである力の正確な調整を許容する。
よって支持キャップ内で所定位置に保持されている。か
かる錠止リングは偏心リングが回転されているとき加え
られるはずである力の正確な調整を許容する。
偏心率が、第１の、摺動可能に支持された偏心リング
が自己保持方法において支持されるほど小さく選ばれる
ときとくに好都合である。粉砕作業の間中偏心リングの
調整手段に作用する力はこの方法において減少されるか
または同様に回避され得る。
が自己保持方法において支持されるほど小さく選ばれる
ときとくに好都合である。粉砕作業の間中偏心リングの
調整手段に作用する力はこの方法において減少されるか
または同様に回避され得る。
とくに好都合な実施例によれば、第２のローラは粉砕
ギャップの最初の調整を行うために第２偏心リングに保
持され、この第２偏心リングの内方孔の中心が前記リン
グの外周の中心に対して移動され、結果として生じる偏
心率が前記第１リングの偏心率より大きくなっている。
かかる装置は、とくに磨耗のため再研削後、粉砕ギャッ
プの最初の調整を許容する。第１偏心リングによる繊細
な調整はその場合に種々の粗挽き材料の調整を許容す
る。
ギャップの最初の調整を行うために第２偏心リングに保
持され、この第２偏心リングの内方孔の中心が前記リン
グの外周の中心に対して移動され、結果として生じる偏
心率が前記第１リングの偏心率より大きくなっている。
かかる装置は、とくに磨耗のため再研削後、粉砕ギャッ
プの最初の調整を許容する。第１偏心リングによる繊細
な調整はその場合に種々の粗挽き材料の調整を許容す
る。
少なくとも２つのローラを有している本発明による湿
式粉砕機は、工具を利用することなく、無段階調整可能
な粉砕ギャップ幅のための調整手段を備えている。
式粉砕機は、工具を利用することなく、無段階調整可能
な粉砕ギャップ幅のための調整手段を備えている。
工具の使用なしに操作できる、かかる連続調整可能な
調整手段は種々の粗挽き材料への湿式粉砕機の簡単な個
々の適用を許容する。
調整手段は種々の粗挽き材料への湿式粉砕機の簡単な個
々の適用を許容する。
好都合な実施例によれば、本発明による湿式粉砕機は
請求の範囲第１項から第11項に記載されたような本発明
による粉砕ギャップ調整手段からなっている。
請求の範囲第１項から第11項に記載されたような本発明
による粉砕ギャップ調整手段からなっている。
本発明を、次に、添付図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第３図はビール醸造工程において麦芽を粉砕するため
の湿式粉砕機を略示している。参照符号１および２は粉
砕作業の２つのローラを示している。これらのローラは
ハウジング30によって取り囲まれ、このハウジングの底
部区域にはポンプ32aを備える、出口32が配置されてい
る。粉砕作業の上方には、浸麦タンク40および送給／分
配ユニット41がある。第２の送給／分配ユニット42が浸
麦タンク40を粗挽き材料ケース44に接続する。この区域
に給水手段43が設けられる。
の湿式粉砕機を略示している。参照符号１および２は粉
砕作業の２つのローラを示している。これらのローラは
ハウジング30によって取り囲まれ、このハウジングの底
部区域にはポンプ32aを備える、出口32が配置されてい
る。粉砕作業の上方には、浸麦タンク40および送給／分
配ユニット41がある。第２の送給／分配ユニット42が浸
麦タンク40を粗挽き材料ケース44に接続する。この区域
に給水手段43が設けられる。
第１図は本発明による２つのローラ1,2が支持される
区域を詳細に示す上面図である。
区域を詳細に示す上面図である。
例えば、40cmの代表的な直径を有しているローラ1,2
は、球状ローラベアリング11,12を経由して偏心リング
3,4に支持された短い軸5,6を備えている。これらの短い
軸5,6は密封支持体23a,23bによって密封されている。第
１および第２偏心リング3,4は支持キャップ10の円形の
開口（孔）内に配置されている。正確な位置決めをする
ために、支持キャップ10は第１偏心リング３を収納する
ための円形開口（孔）を備えており、前記開口は偏心リ
ングがそのなかにバックラッシなしにしかも回転し得る
ように収納される方法において前記第１偏心リング３の
外周に適合させられている。また、第２ローラ２の区域
には、対応する方法において偏心リング４の外形に適合
させられる円形開口が設けられている。
は、球状ローラベアリング11,12を経由して偏心リング
3,4に支持された短い軸5,6を備えている。これらの短い
軸5,6は密封支持体23a,23bによって密封されている。第
１および第２偏心リング3,4は支持キャップ10の円形の
開口（孔）内に配置されている。正確な位置決めをする
ために、支持キャップ10は第１偏心リング３を収納する
ための円形開口（孔）を備えており、前記開口は偏心リ
ングがそのなかにバックラッシなしにしかも回転し得る
ように収納される方法において前記第１偏心リング３の
外周に適合させられている。また、第２ローラ２の区域
には、対応する方法において偏心リング４の外形に適合
させられる円形開口が設けられている。
図示例において、第１偏心リング３の偏心率はe1によ
り示され、しかしながら前記偏心率は、一定の割合でな
く単に図面において、示されるように小さい。実際に、
好ましくは0.5〜1mmの範囲である。第２ローラ２の偏心
リング４の偏心率は文字e2で示されかつe1より大きく示
されている。
り示され、しかしながら前記偏心率は、一定の割合でな
く単に図面において、示されるように小さい。実際に、
好ましくは0.5〜1mmの範囲である。第２ローラ２の偏心
リング４の偏心率は文字e2で示されかつe1より大きく示
されている。
第１偏心リング３は、ネジ８とともに保持リング７に
より支持キャップ10に軸方向に固定されている。第２偏
心リング４は、保持リング21および錠止ネジ９によって
固定されている。ネジ８および錠止ネジ９は支持キャッ
プ10に螺入されている。
より支持キャップ10に軸方向に固定されている。第２偏
心リング４は、保持リング21および錠止ネジ９によって
固定されている。ネジ８および錠止ネジ９は支持キャッ
プ10に螺入されている。
参照符号13は第１図の第２ローラ２のための駆動装置
を示している。この駆動装置によってかつ詳細に図示さ
れない伝達手段を介して、また、第１ローラは反対方向
に駆動され、従って、これらのローラは互いに反対方向
にかつ同期して回転するように駆動される。
を示している。この駆動装置によってかつ詳細に図示さ
れない伝達手段を介して、また、第１ローラは反対方向
に駆動され、従って、これらのローラは互いに反対方向
にかつ同期して回転するように駆動される。
第１及び第２ローラ1,2はこれらの間に粉砕ギャップ2
2を画成している。
2を画成している。
第２図において、粗挽き材料のための供給開口が参照
符号14によって示されている。参照符号17は第２の短い
軸６用のベアリングの支持キャップを示している。支持
キャップ17はネジ15によって第２偏心リング４に固定さ
れている。
符号14によって示されている。参照符号17は第２の短い
軸６用のベアリングの支持キャップを示している。支持
キャップ17はネジ15によって第２偏心リング４に固定さ
れている。
第１偏心リング３は、それにキャップ18をネジ16によ
って固定し、前記キャップ18は、所望ならば位置フィー
ドバックにより、電動式昇降ネジ駆動装置20によって作
動される突出アーム19を備えている。
って固定し、前記キャップ18は、所望ならば位置フィー
ドバックにより、電動式昇降ネジ駆動装置20によって作
動される突出アーム19を備えている。
粉砕機の作動モードを以下において説明する。
ローラが交換されかつ粉砕機が最初に運転されると
き、粉砕ギャップ22は、例えば、第２偏心リング４を調
整することにより、必要とされる最小の粉砕ギャップ幅
に精密に調整される。このために、第２偏心リング４は
適宜な位置において支持キャップ10内のその受容開口に
挿入され、次いでネジ９を締め付けることによりこの位
置に固定される。また、第１ローラ用の偏心リング３は
粉砕ギャップ22の所望のギャップ幅が得られるように調
整された開始位置に置かれている。粉砕作業に先立っ
て、所望の粉砕ギャップ22は偏心リング３を回転するこ
とにより調整される。粉砕機は今や粗挽き材料に対して
調整された適切なギャップ幅において運転することが出
来る。粗挽き材料は次いで供給開口14を通って降下しか
くして圧搾される粉砕ギャップの区域に到達し、ポンプ
32aおよび出口導管32（第３図参照）を介して図示され
ないマッシュ桶に送られる。湿式粉砕用の水は給水手段
43を通して供給され得る。
き、粉砕ギャップ22は、例えば、第２偏心リング４を調
整することにより、必要とされる最小の粉砕ギャップ幅
に精密に調整される。このために、第２偏心リング４は
適宜な位置において支持キャップ10内のその受容開口に
挿入され、次いでネジ９を締め付けることによりこの位
置に固定される。また、第１ローラ用の偏心リング３は
粉砕ギャップ22の所望のギャップ幅が得られるように調
整された開始位置に置かれている。粉砕作業に先立っ
て、所望の粉砕ギャップ22は偏心リング３を回転するこ
とにより調整される。粉砕機は今や粗挽き材料に対して
調整された適切なギャップ幅において運転することが出
来る。粗挽き材料は次いで供給開口14を通って降下しか
くして圧搾される粉砕ギャップの区域に到達し、ポンプ
32aおよび出口導管32（第３図参照）を介して図示され
ないマッシュ桶に送られる。湿式粉砕用の水は給水手段
43を通して供給され得る。
醸造者が、例えば、異なる種類のビールを製造するた
めに、異なる粗挽き材料混合物を処理したいとき、その
操作者は電動式昇降ネジ駆動装置20に適宜な電気信号の
指令を送ることにより粉砕ギャップ22を調整することが
でき、駆動装置はその場合に前記信号にしたがって偏心
リング３を回転させる。これらの信号は、例えば外部端
子を経由して、電動式昇降ネジ駆動装置に電気的に送ら
れ得る。しかしながら、また、粉砕ハウジング等の外面
に適宜な、例えば機械的調整装置を取着することも可能
である。
めに、異なる粗挽き材料混合物を処理したいとき、その
操作者は電動式昇降ネジ駆動装置20に適宜な電気信号の
指令を送ることにより粉砕ギャップ22を調整することが
でき、駆動装置はその場合に前記信号にしたがって偏心
リング３を回転させる。これらの信号は、例えば外部端
子を経由して、電動式昇降ネジ駆動装置に電気的に送ら
れ得る。しかしながら、また、粉砕ハウジング等の外面
に適宜な、例えば機械的調整装置を取着することも可能
である。
第１ローラ１の偏心支持体３のギャップは、その寸法
を回転方向に依存して所望の値に設定することが出来
る。調整距離は粉砕ギャップの実質的に連続した調整が
可能となるように行われる。醸造の分野においてかかる
マッシュの粉砕程度は、0.3ないし1.2mmの間の粉砕ギャ
ップの調整が好ましいとされている。
を回転方向に依存して所望の値に設定することが出来
る。調整距離は粉砕ギャップの実質的に連続した調整が
可能となるように行われる。醸造の分野においてかかる
マッシュの粉砕程度は、0.3ないし1.2mmの間の粉砕ギャ
ップの調整が好ましいとされている。
駆動装置20によって印加される力は本質的に回転運動
に変換される。偏心率は非常に僅かであるので、かかる
回転運動は非常に簡単な切り換え手段により行われかつ
また前記小さな偏心率を介した自己係止支持により行わ
れる。電動式昇降ネジ駆動装置20に代えて、また、油圧
式または空気式位置決めシリンダまたは手動スピンドル
駆動装置が上記した如きギャップ調整を行うことができ
る。
に変換される。偏心率は非常に僅かであるので、かかる
回転運動は非常に簡単な切り換え手段により行われかつ
また前記小さな偏心率を介した自己係止支持により行わ
れる。電動式昇降ネジ駆動装置20に代えて、また、油圧
式または空気式位置決めシリンダまたは手動スピンドル
駆動装置が上記した如きギャップ調整を行うことができ
る。
本発明は、粉砕機が運転中に粗挽き材料に対するかか
るギャップ調整を実質的に連続調整モードで行うことが
出来るので、主要部品の取り換え、分解または調整と同
時に行う必要も無い。とくに、この種の支持体を容易に
密封することが出来るので、湿式粉砕機のためのかかる
調整は容易に実現することが出来る。回転力は偏心手段
を介してローラ１、２の第１及び第２軸５及び６の支持
ハウジングにかつ容易に制御可能であるようにハウジン
グ内の軸受に導入される。
るギャップ調整を実質的に連続調整モードで行うことが
出来るので、主要部品の取り換え、分解または調整と同
時に行う必要も無い。とくに、この種の支持体を容易に
密封することが出来るので、湿式粉砕機のためのかかる
調整は容易に実現することが出来る。回転力は偏心手段
を介してローラ１、２の第１及び第２軸５及び６の支持
ハウジングにかつ容易に制御可能であるようにハウジン
グ内の軸受に導入される。
ローラが長い使用期間後磨耗の兆候を示すならば、ロ
ーラは再研磨され、そしてかかる再研磨の間に通常削り
取られるかなりの量のローラの材料は偏心リング４を再
取り付けすることにより補償される。
ーラは再研磨され、そしてかかる再研磨の間に通常削り
取られるかなりの量のローラの材料は偏心リング４を再
取り付けすることにより補償される。
本発明による粉砕ギャップ調整手段は乾燥粉砕機にお
ける使用にも適するが、しかし、湿式粉砕機において使
用される時、特にその効果を発揮する。
ける使用にも適するが、しかし、湿式粉砕機において使
用される時、特にその効果を発揮する。
本発明による粉砕ギャップ調整手段は簡単で、経済的
な価格の構造的設計を有しているが、しかし、これにも
拘わらず、粉砕ギャップの非常に精密な調整を行うこと
が可能である。本発明による粉砕ギャップ調整手段は乾
燥粉砕工程ならびに、とくに湿式粉砕工程における使用
に適している。
な価格の構造的設計を有しているが、しかし、これにも
拘わらず、粉砕ギャップの非常に精密な調整を行うこと
が可能である。本発明による粉砕ギャップ調整手段は乾
燥粉砕工程ならびに、とくに湿式粉砕工程における使用
に適している。
図面の簡単な説明
第１図は、本発明による手段の２つのローラの支持区
域を示す上面図である。
域を示す上面図である。
第２図は、第１図の平面Ａ−Ａにほぼ沿った側断面図
である。
である。
第３図は、湿式粉砕機の概略を示す説明図である。
1…第１のローラ、
2…第２のローラ、
3…偏心支持体、（第１偏心リング）
4…偏心支持体、（第２偏心リング）
7…保持リング、
10…支持キャップ、
18…回転手段、（ベアリング支持キャップ）
19…回転手段、（レバー）
20…調整手段、
22…粉砕ギャップ。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭61−74653（ＪＰ，Ａ)
西独国特許524055（ＤＥ，Ｂ)
米国特許3174696（ＵＳ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B02C 4/32
Claims (12)
- 【請求項１】粗挽き材料が粉砕ギャップ（22）を通して
挽かれる該ギャップを形成している少なくとも２つのロ
ーラ（1,2）と前記粉砕ギャップのための調整手段とを
有する湿式粉砕機において、 第１のローラ（１）を偏心率（e1）を以って支持する偏
心支持体（３）を有する工具不用の連続的ギャップ微調
整手段と、 偏心率（e2）が前記第１リング（３）の偏心率（e1）よ
り大きくなっている前記粉砕ギャップの粗い調整を行う
ための第２のローラ（２）を支持する偏心支持体（４）
を有するギャップ調整手段と、から成ることを特徴とす
る湿式粉砕機。 - 【請求項２】第１偏心リング（３）がその内部に孔を備
え、この内方孔の中心が前記第１偏心リング（３）の外
周の中心に対してずれており、前記内方孔が前記第１ロ
ーラ（１）を支持していることを特徴とする請求の範囲
第１項に記載の湿式粉砕機。 - 【請求項３】回転手段（18,19）が調整手段（20）と接
続されており、偏心リング（３）が保持リング（７）の
内部で摺動可能に支持されており、そして前記回転手段
（18、19）が前記偏心リング（３）をその外周の中心ま
わりに前記保持リング内で回転させるように前記偏心リ
ング（３）に取り付けられていることを特徴とする請求
の範囲第２項に記載の湿式粉砕機。 - 【請求項４】前記回転手段がレバー（19）を有している
ことを特徴とする請求の範囲第３項に記載の湿式粉砕
機。 - 【請求項５】前記調整手段（20）が空気式シリンダから
なっていることを特徴とする請求の範囲第３項に記載の
湿式粉砕機。 - 【請求項６】前記調整手段（20）が油圧手段からなって
いることを特徴とする請求の範囲第３項に記載の湿式粉
砕機。 - 【請求項７】前記調整手段（20）が電動式昇降ネジ駆動
装置からなっていることを特徴とする請求の範囲第３項
に記載の湿式粉砕機。 - 【請求項８】前記回転手段がステッピングモータを有し
ていることを特徴とする請求の範囲第３項に記載の湿式
粉砕機。 - 【請求項９】前記第１偏心リング（３）が、保持リング
（７）によって、支持キャップ（10）内で所定位置に保
持されることを特徴とする請求の範囲第２項ないし第８
項のいずれか１項に記載の湿式粉砕機。 - 【請求項１０】前記第１偏心リング（３）が自己保持方
法において支持されることを特徴とする請求の範囲第２
項ないし第９項のいずれか１項に記載の湿式粉砕機。 - 【請求項１１】粉砕ギャップ（22）の粗い調整を行うた
めに、第２ローラ（２）が第２偏心リング（４）内に保
持されており、その場合、該偏心リングの内孔の中心が
外周の中心とずれていることを特徴とする請求の範囲第
２〜10項のいずれか１項に記載の湿式粉砕機。 - 【請求項１２】請求項第１〜11の何れか１項に記載の湿
式粉砕機によって粗挽き材料を２つのローラで粉砕する
方法において、 最初の粗い粉砕作業を行うために、２つのローラ（１、
２）間の粉砕ギャップ（22）を大きな偏心率（e2）を有
する第２の偏心支持体（４）を調整する第１の行程と、 引続く微細な粉砕作業を行うために、２つのローラ間の
粉砕ギャップ（22）を小さな偏心率（e1）を有する第１
の偏心支持体（３）を前以て或いは連続的に調整する第
２の行程と、から成ることを特徴とする粉砕方法。
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