JPH11309382A - 粉挽き装置 - Google Patents

粉挽き装置

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JPH11309382A
JPH11309382A JP13456498A JP13456498A JPH11309382A JP H11309382 A JPH11309382 A JP H11309382A JP 13456498 A JP13456498 A JP 13456498A JP 13456498 A JP13456498 A JP 13456498A JP H11309382 A JPH11309382 A JP H11309382A
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JP
Japan
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mill
milling
file
upper mill
gap
Prior art date
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Pending
Application number
JP13456498A
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English (en)
Inventor
Kenji Takeoka
健治 竹岡
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】下臼と上臼の間隙で切削方式の粉挽きを行い、
小型軽量で取扱いも軽便な、ソバ粉用等に最適な粉挽き
装置を提供する。 【解決手段】下臼1及び上臼2に下臼目立てヤスリ4、
上臼目立てヤスリ3を固着し、この間の間隙を製粉粒の
粒度に合わせて一定に保ちつつ上臼2又は下臼1のいず
れかを回転駆動するように構成する。一方、製粉加圧力
は加圧用バネ6にて調整ができ、さらに素粒の供給、排
出を促進する羽根板12を少なくても1枚以上配置させ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転駆動される上
臼又は下臼と、固定された下臼又は上臼にそれぞれ固着
された目立てヤスリの間隙を一定に保ちながら切削によ
って製粉する粉挽き装置、並びに上臼による製粉加圧力
の調整、製粉粒の供給、排出を促進する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の石臼式粉挽き機は、上臼の自重で
加圧し、上臼を回転させながら固定された下臼との間に
素粒を供給し、上臼と下臼の摺り合わせ摩擦による製粉
方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の石臼式粉挽き機
にあっては、上臼の自重にて加圧するため、装置全体の
重量の増大があること、上臼と下臼が接触摩擦すること
から石の粉が製粉粒に混入すること、また上臼の高速回
転を行うと発熱による製粉粒の劣化、および石の摩耗に
よる摺り合わせ面の修正をしなければならないという問
題点があった。
【0004】本発明は、上臼及び下臼に固着された目立
てヤスリの間隙を製粉粒度に合わせて一定間隔に保ちな
がら、上臼又は下臼を回転駆動することにより、この間
に供給された素粒を切削して粉にすることと、上臼の自
重による加重を加圧用装置を設けることによる全体の軽
量化が図られること、回転駆動源に電動機等を用いて上
臼又は下臼の高速回転による高効率製粉、また製粉粒に
不純物の混入を許さない構造を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の粉挽き装置においては上臼と下臼にそれぞ
れ目立てヤスリを固着し、この間の間隙は接触すること
なく、製粉粒度に合わせて調整できるようにしたもので
ある。すなわち、下臼1と上臼2の摺り合わせ面に、下
臼目立てヤスリ4、上臼目立てヤスリ3をそれぞれ固着
し、この間隙を製粉粒の粒度に合わせて一定に保ちつ
つ、上臼2又は下臼1のいずれか一方を回転駆動される
ように構成し、切削方式にて製粉することを特徴とする
ソバ粉用等に最適な粉挽き装置である。また、製粉加圧
力を加圧用バネ6の圧力で調整できるように構成したも
のであり、更には、下臼と上臼の間隙部に羽根板12を
少なくても1枚以上設け製粉粒の供給、排出を促進する
ことができるようにしたものである。
【0006】上記上臼2と下臼1に固着された目立てヤ
スリの間隙は、上臼自重による一定の加圧力と製粉され
ようとする粒の切削抵抗の相対により変化することか
ら、上臼の加圧力は大きく、間隙の変化が起こらないこ
とが望ましい。また上臼の加圧力を加減調整できること
が、製粉粒度の調整からしても好ましい。
【0007】製粉量の増減は、製粉されようとする素粒
の供給量により決定されるため、製粉量を多くするため
には素粒を強制的に製粉部分に供給し、製粉後は速やか
に排出されることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。第1図は本発明による粉
挽き機構の1例を示す図面で1は下臼、2は上臼を示
し、下臼1は台座14に締結されている。3、4はそれ
ぞ上臼1、下臼2に固着された目立てヤスリである。こ
れらの粉挽き機構部は固定フランジ15にて筐体17に
締結されている。製粉されようとする素粒は上臼と同回
転するホッパ19に堆積され、撹拌仕切棒25により導
入口20に導かれ空洞部21に供給される。
【0009】上臼2の回転運動は、第3図に示すように
筐体17に取り付けられた電動機22の回転駆動より、
減速機23、電動機原動車24、伝導ベルト27を介し
て第1図、粉挽き機構部のベルト伝動車16に伝導さ
れ、伝導軸13、伝導継手5により上臼に伝導される。
回転速度は電動機回転速度、減速機減速比及びベルト伝
動車と電動機原導車の直径比によって決定される。
【0010】上臼の製粉加圧力の加減は加圧用バネ6の
バネ圧力による。バネ圧力を加減調整するものは締具9
である。締具による締め具合により加圧間座7を介して
加圧用バネにたわみが生じ、これが加圧力となる。バネ
の部分は素粒の侵入を防ぐためカバー8にて覆われてい
る。一定の加圧力はバネのたわみと力の比例関係から目
盛り表示できる。この加圧力を表示設定するものが目盛
り板10である。
【0011】本発明は電動機を用い効率の良い粉挽きを
目的としているため製粉されようとする粒を、強制的に
上臼目立てヤスリ3、下臼目立てヤスリ4に送り出す手
段として、上臼2に羽根板12を少なくても1枚以上固
定し、導入口20より供給された素粒を上臼と同時回転
させている羽根板との接触角度により、方向を変えて円
周方向、すなわち目立てヤスリ部分に送り出している。
【0012】粉度の調整については上臼2の加圧力もさ
ることながら上臼目立てヤスリ3と下臼目立てヤスリ4
の間の間隙であり、この間の調整は間座11の厚み調整
にて微細に行うことができる。目立てヤスリの間隙は例
えば0.1mmから0.3mm程度を保ちながら互いに
接触することはない。
【0013】本発明は構造を変えて、下臼1を回転駆動
させ、上臼2を固定するようにし、一定量の素粒の供給
を固定された上臼側から行うこともできる。上臼目立て
ヤスリ3と下臼目立てヤスリ4のの間隙で切削製粉され
た粉は遠心力で排出され円形粉取込筐体18内に堆積す
る。
【0014】第2図は、下臼1、上臼2に固着される目
立てヤスリの配置および目立て方向の1例と羽根板12
の設置例である。図2(イ)は下臼側目立てヤスリ4
を、図2(ロ)は上臼側目立てヤスリ3の配置例を示
す。目立てヤスリの一方が回転運動を行い、一定の速度
があるため、固定されたもう一方の目立てヤスリとの間
に速度差が生じ、その間に供給された素粒は上下の目立
てヤスリによって切削される。それぞれの目立てヤスリ
は防錆性に優れた素材で硬く対摩耗性のあるものが望ま
しく、例えば高硬度ステンレス等で製作されたものであ
る。目立てヤスリは円周上等分割に配置され、隣接する
目立てヤスリ間に溝部があることから、製粉された粉の
排出効果を促している。羽根板12は少なくても1枚以
上設けることにより、導入口20より供給される素粒が
円周方向へ方向を変えて強制的に目立てヤスリ部分へ送
り込まれ製粉される。
【0015】第3図の実施例では電動機を含めた全体像
の1例を示したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粉挽き部を示す垂直断面図である。
【図2】本発明に係わる目立てヤスリの配置および目立
て模様の実施例、また羽根板の実施例を示す平面図で
(イ)は下臼の、(ロ)は上臼の状態を示す。
【図3】電動機を含めた装置全体の実施例を示す垂直断
面図である。
【符号の説明】
1 下臼 2 上臼 3 上臼目立てヤスリ 4 下臼目立てヤスリ 5 伝導継手 6 加圧用バネ 7 加圧間座 8 カバー 9 締具 10 目盛り板 11 間座 12 羽根板 13 伝導軸 14 台座 15 固定フランジ 16 ベルト伝動車 17 筐体 18 円形粉取込筐体 19 ホッパ 20 導入口 21 空洞部 22 電動機 23 減速機 24 電動機原動車 25 撹拌仕切棒 26 伝導ベルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下臼(1)と上臼(2)の摺り合わせ面
    に、下臼目立てヤスリ(4)、上臼目立てヤスリ(3)
    をそれぞれ固着し、この間隙を製粉粒の粒度に合わせて
    一定に保ちつつ、上臼(2)又は下臼(1)のいずれか
    一方を回転駆動されるように構成し、切削方式にて製粉
    することを特徴とするソバ粉用等に最適な粉挽き装置。
  2. 【請求項2】 製粉加圧力を加圧用バネ(6)の圧力で
    調整できるように構成した請求項1記載の粉挽き装置。
  3. 【請求項3】 下臼と上臼の間隙部に羽根板(12)を
    少なくても1枚以上設け製粉粒の供給、排出を促進する
    ことができる請求項1記載の粉挽き装置。
JP13456498A 1998-04-28 1998-04-28 粉挽き装置 Pending JPH11309382A (ja)

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JP13456498A JPH11309382A (ja) 1998-04-28 1998-04-28 粉挽き装置

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JP13456498A JPH11309382A (ja) 1998-04-28 1998-04-28 粉挽き装置

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JPH11309382A true JPH11309382A (ja) 1999-11-09

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ID=15131292

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JP13456498A Pending JPH11309382A (ja) 1998-04-28 1998-04-28 粉挽き装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003080092A (ja) * 2001-09-11 2003-03-18 Mitsui Mining Co Ltd 粉砕機
JP2005185898A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Masahiro Sugawara 石臼
JP2011194377A (ja) * 2010-03-24 2011-10-06 Terada Seisakusho Co Ltd 粉砕機
JP2015181974A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 正博 菅原 石臼

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JP2011194377A (ja) * 2010-03-24 2011-10-06 Terada Seisakusho Co Ltd 粉砕機
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