JP3420046B2 - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JP3420046B2
JP3420046B2 JP33229197A JP33229197A JP3420046B2 JP 3420046 B2 JP3420046 B2 JP 3420046B2 JP 33229197 A JP33229197 A JP 33229197A JP 33229197 A JP33229197 A JP 33229197A JP 3420046 B2 JP3420046 B2 JP 3420046B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体デバイスの製造プロセスを
例にとって説明すると、LSI等の半導体デバイスがそ
の表面に形成される半導体ウエハ(以下、「ウエハ」と
いう)表面は、プロセス中は、極めて厳格な清浄度を維
持する必要がある。そのため各種の製造、処理プロセス
の前後には、必要に応じてその都度ウエハの表面を洗浄
することがあり、例えばフォトリソグラフィ工程では、
かかる洗浄が不可欠になっている。
【0003】そこで、フォトリソグラフィ工程などで
は、ウエハ表面を例えば特開昭57−102024号公
報や特開昭62−259447号公報等において開示さ
れたスクラブ洗浄装置により洗浄している。これらスク
ラブ洗浄装置は回転するウエハの表面に洗浄液を供給し
つつ、ブラシやスポンジ等の洗浄部材を備える洗浄体を
回転させながら、この洗浄部材を被洗浄体の表面に接触
させて、表面に付着した異物をこすり落として除去する
ようになっている。
【0004】ところで、従来の洗浄部材の形状は例え
ば、次のようになっている。図17、図18はウエハの
回路パターン面(以下、「上面」という)用の洗浄部材
を備えている洗浄体301を各々正面と底面からみた形
状を示しており、洗浄液が供給される洗浄液供給孔30
2を中心部に備える洗浄部材ホルダ303の底面に、円
柱形をしているPVAスポンジ製の洗浄部材である洗浄
スポンジ304がこの洗浄液供給孔302を囲むように
環状に6個、取り付けられている。
【0005】また図19、図20はウエハの回路パター
ン面の裏面(以下、「裏面」という)用の洗浄部材を備
えている洗浄体311を正面と底面からみた形状を各々
示しており、洗浄部材ホルダ312の底面に、洗浄部材
である毛製の洗浄ブラシ313と、材料がPVAスポン
ジでできている洗浄スポンジ314の2種類が取り付け
られている。そして、洗浄ブラシ313は、洗浄部材ホ
ルダー312底面の洗浄液供給孔315を中心として、
十字状に8個、配置されている。また、洗浄ブラシ31
3の取り付けられていない空間に、ちょうど中央に穴の
あいた円筒を縦に4分割した形状の洗浄スポンジ314
が洗浄ブラシ313を避けるように4個、配置されてい
る。このように裏面用の洗浄部材として洗浄ブラシ31
3を併用しているのは、ウエハの裏面は汚れが付きやす
く、また上面と異なり、パターンへの配慮をする必要が
ないからである。
【0006】そして、これら従来の上面用の洗浄部材で
ある洗浄スポンジ304と、裏面用の洗浄部材である洗
浄スポンジ314は共に、ウエハと接触する部分の周縁
部が直角に成形されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ウエハ表面
と前記したようなスポンジの洗浄部材を接触させて洗浄
を行う場合、洗浄部材を支持するアームが少しでも傾く
と、周縁部に圧力が集中し、その結果、洗浄部材とウエ
ハ表面との接触圧が不均一になり所期の洗浄効果が得ら
れなくなってしまう。また、洗浄部材の周縁部の応力が
大きくなりこの周縁部だけがすぐに汚れてしまう。そし
て、洗浄を繰り返しているうちに、徐々に洗浄部材自身
の接触面全体が汚れ、所期の洗浄効果が得られなくなっ
てしまう。
【0008】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、洗浄部材と被洗浄体表面との接触圧を均一にし、
かつ洗浄部材を常に清浄に保つことのできる洗浄装置を
提供して、被洗浄体に対する洗浄部材の洗浄効果を高め
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】洗浄装置の参考例とし
て,回転する被洗浄体の被洗浄面に洗浄液を供給すると
共に,前記被洗浄面に洗浄部材を接触させて,被洗浄体
を洗浄する装置において,前記洗浄部材における前記被
洗浄面側の周縁部は外方に凸に湾曲した形状であり,被
洗浄体の外側には,洗浄液を貯留させる洗浄槽と,洗浄
部材が押し当てられて当該洗浄部材から汚れを除去する
クリーニング部材とが備えられ,前記クリーニング部材
は,洗浄槽内に斜めに設けられた傾斜板であるような洗
浄装置が提案できる。 本発明である洗浄装置は,回転す
る被洗浄体の被洗浄面に洗浄液を供給すると共に,前記
被洗浄面に洗浄部材を接触させて,被洗浄体を洗浄する
装置において,前記洗浄部材における前記被洗浄面側の
周縁部は外方に凸に湾曲した形状であり,被洗浄体の外
側には,洗浄液を貯留させる洗浄槽と,洗浄部材が押し
当てられて当該洗浄部材から汚れを除去するクリーニン
グ部材とが備えられ,前記クリーニング部材は,洗浄槽
内で洗浄部材を受容する凹部を有するブロックであるこ
とを特徴とする。洗浄部材は液体を浸透させる材質から
なると共に,他から供給される洗浄液が洗浄部材の内部
から外方に向けて吐出されるように構成されていてもよ
い。また,前記洗浄液の供給圧力は可変であってもよ
い。なお,洗浄装置の参考例として,回転する被洗浄体
の被洗浄面に洗浄液を供給すると共に、前記被洗浄面に
洗浄部材を接触させて、被洗浄体を洗浄する装置におい
て、前記洗浄部材における前記被洗浄面側の周縁部
方に凸に湾曲した形状であるような洗浄装置が提案でき
る。このように周縁部を外方に凸に湾曲させた形状とす
れば、従来よりも圧力が集中する度合いが緩和され、例
えば洗浄部材を支持するアームの傾き等があっても、洗
浄部材と被洗浄体との接触面全体において、接触圧をよ
り均一にすることができる。
【0010】前記参考例の洗浄装置は、洗浄部材は液体
を浸透させる材質からなると共に、他から供給される洗
浄液が洗浄部材の内部から外方に向けて吐出されるよう
になっていてもよく、この場合洗浄部材の表面に付着し
た塵埃等を洗浄液によって外方に捨て去ることができ
る。
【0011】前記参考例の洗浄装置において、洗浄液の
供給圧力を可変にしてもよく、この場合供給圧を変えて
洗浄部材の膨圧度を調整することにより、被洗浄体との
接触圧を制御することができる。
【0012】前記参考例の洗浄装置は、被洗浄体の外側
に洗浄液を貯留させる洗浄槽を有し、この洗浄槽には洗
浄液を供給自在とし、さらにこの洗浄槽には、超音波発
振子を設けられていてもよい。従って、この超音波発振
子の備えられている洗浄槽内にて洗浄部材自身を超音波
洗浄することが可能である。
【0013】前記参考例の洗浄装置は、被洗浄体の外側
に、洗浄液を貯留させる洗浄槽の他に、洗浄部材が押し
当てられて当該洗浄部材から汚れを除去するクリーニン
グ部材を有していてもよい。これによって洗浄部材をク
リーニング部材に押し当てることで洗浄部材の汚れを除
去することができる。もちろんこの場合も、クリーニン
グ部材を洗浄槽内に設けると共にこの洗浄槽に洗浄液を
供給自在とすればなお好ましい。
【0014】前記参考例のクリーニング部材としては、
例えば洗浄槽内に斜めに設けられた傾斜体を提案でき
る。傾斜体の例としては、傾斜板、さらには傾斜板の表
面に適宜凹凸や突条を形成したものが挙げられる。
【0015】さらに参考例としてのクリーニング部材の
他の例としては、洗浄槽内で洗浄部材を受容する凹部を
有する形態を挙げられる。この場合も、凹部内表面に適
宜凹凸を形成するようにしてもよい。
【0016】洗浄方法の参考例として、回転する被洗浄
体の被洗浄面に洗浄液を供給すると共に、前記被洗浄面
に洗浄部材を接触させて、被洗浄体を洗浄する方法にお
いて、洗浄部材は液体を浸透させる材質からなり、洗浄
部材が被洗浄体の外側にて待機しているときに、洗浄部
材の内部から外方に向けて洗浄液を吐出させるような洗
浄方法が提案できる。その結果、被洗浄体の洗浄を行っ
ていない待機している時間を利用して洗浄部材自身の洗
浄ができる。また、洗浄部材の表面に付着した塵埃等を
内部から吐出される洗浄液によって洗浄部材の外方に捨
て去ることができる。
【0017】また,別の参考例として、回転する被洗浄
体の被洗浄面に洗浄液を供給すると共に、前記被洗浄面
に洗浄部材を接触させて、被洗浄体を洗浄する方法にお
いて、洗浄部材は液体を浸透させる材質からなり、洗浄
部材が被洗浄体の外側にて待機しているときに、当該洗
浄部材をクリーニング部材に接触させながら回転させる
と共に、洗浄部材の内部から外方に向けて洗浄液を吐出
させるような洗浄方法が提案できる。この洗浄方法で
は、クリーニング部材に接触させながら洗浄部材を回転
させると共に、洗浄部材の内部から外方に向けて洗浄液
を吐出させるようにしたので、被洗浄体の洗浄を行って
いない待機している時間を利用して洗浄部材自身の洗浄
ができる。
【0018】さらに,別の参考例として、回転する被洗
浄体の被洗浄面に洗浄液を供給すると共に、前記被洗浄
面に洗浄部材を接触させて、被洗浄体を洗浄する方法に
おいて、洗浄部材は液体を浸透させる材質からなり、洗
浄液を貯留した洗浄槽を被洗浄体の外側に設けると共に
この洗浄槽内にクリーニング部材を設け、洗浄部材が被
洗浄体の外側にて待機しているときに、当該洗浄部材を
前記洗浄槽に浸漬させて前記クリーニング部材に接触さ
せながら当該洗浄部材を回転させると共に、洗浄部材の
内部から外方に向けて洗浄液を吐出させ、さらに前記洗
浄槽に洗浄液を供給しつつ洗浄槽内の洗浄液に振動を与
えるような洗浄方法が提案できる。したがって、この洗
浄方法によれば、さらにする洗浄槽内の洗浄液に対して
振動を与えるようにしたので、洗浄部材自身の洗浄をき
わめて高いレベルで実施することが可能になっている。
【0019】洗浄方法の別の参考例としては、回転する
被洗浄体の被洗浄面に洗浄液を供給すると共に、前記被
洗浄面に洗浄部材を接触させて、被洗浄体を洗浄する方
法において、洗浄液を貯留した洗浄槽を被洗浄体の外側
に設け、洗浄部材を被洗浄体から待機させている間に、
前記洗浄槽に洗浄部材を浸漬させると共に、前記洗浄槽
に洗浄液を供給しつつ洗浄槽内の洗浄液に振動を与える
ような洗浄方法が提案できる。この洗浄方法によれば、
洗浄部材が待機している時間を利用して、洗浄部材自身
の洗浄を行うことができる。しかも、振動が与えられた
洗浄液によって洗浄されるので、洗浄部材自身の効果的
な洗浄を実施することができる。
【0020】また,洗浄方法の別の参考例としては、回
転する被洗浄体の被洗浄面に洗浄液を供給すると共に、
前記被洗浄面に洗浄部材を接触させて、被洗浄体を洗浄
する方法において、洗浄液を貯留した洗浄槽を被洗浄体
の外側に設けると共にこの洗浄槽内にクリーニング部材
を設け、洗浄部材を被洗浄体から待機させている間に、
前記洗浄槽に洗浄部材を浸漬させると共に前記クリーニ
ング部材に当該洗浄部材を接触させながら回転させ、さ
らに前記洗浄槽に洗浄液を供給しつつ洗浄槽内の洗浄液
に振動を与えるような洗浄方法が提案できる。したがっ
て、この洗浄方法によれば、さらに効果的に洗浄部材自
身の洗浄を実施することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、上述した参考例の実施の形
態を図に基づいて説明すると、この実施形態は被洗浄体
であるウエハの表面に対して、いわゆるスクラブ洗浄を
行うための洗浄装置として構成されており、図1はこの
洗浄装置を組み込んでいる洗浄システム1の斜視図であ
る。この洗浄システム1にはウエハWを収納したキャリ
アCを載置するキャリアステーション2があり、このキ
ャリアステーション2の中央には、キャリアCを所定の
位置に位置決めして、その位置決めしたキャリアCから
ウエハWを搬入・搬出する機能を有する補助アーム3が
配置されている。この補助アーム3の背部には、補助ア
ーム3との間でのウエハWの授受や各処理装置に対して
ウエハWの搬入・搬出を行っているメインアーム5が待
機している。
【0022】このメインアーム5は洗浄システム1の中
央に設けられた搬送路6に沿って移動可能である。そし
て、この搬送路6の両側には、各種の処理装置が配置さ
れている。具体的には、搬送路6の一方の側方には、例
えばウエハWの上面を洗浄する上面洗浄装置7と、ウエ
ハWの裏面を洗浄する裏面洗浄装置8が並んで配置され
ている。また、搬送路6の他方の側方には、加熱装置9
が4基積み重ねて設けられている。この加熱装置9は、
ウエハWを加熱して乾燥させる機能を有している。そし
て、この加熱装置9に隣接して2基のウエハ反転装置1
0が積み重ねて設けられている。
【0023】そして、洗浄システム1に組み込まれた本
実施形態にかかる上面洗浄装置7は、図2に示すよう
に、ウエハWの上面を上向きにして水平な状態で、例え
ばベルヌーイ効果を利用して吸着保持しそのウエハWを
回転させることが可能なスピンチャック21と、このス
ピンチャック21により保持されるウエハWの上面に洗
浄液(純水)を供給するノズル22と、スピンチャック
21によって回転させられているウエハWの表面を洗浄
するスクラバ本体23と、スクラバ本体23に備えられ
ている洗浄部材自体を洗浄する洗浄部材洗浄装置24
と、外装であるケース25の内部においてスピンチャッ
ク21を挟んでスクラバ本体23と対称位置に配置され
たメガソニックノズル26とを備えている。
【0024】ケース25の前記搬送路6に面する側面に
は、ウエハWをこの上面洗浄装置7に搬入・搬出する際
に上下動して開閉する開閉ドア27が設けられている。
スピンチャック21は、吸着保持したウエハWを時計回
転方向CW(clockwise)に回転させるように
なっている。また、スピンチャック21の周囲には、こ
の開閉ドア27の開閉と連動して上下動し、ウエハWの
洗浄時において、ウエハWの表面に供給した洗浄液等が
周囲に飛び散ることを防止するカップ28が設けられて
いる。
【0025】図2に示すように、スクラバ本体23は洗
浄体29をスクラバアーム30の先端に装着している。
そして、図3に拡大して示すように、スクラバアーム3
0の先端下方には図示しない駆動手段の稼働によって回
転する回転軸31が設けられており、前記洗浄体29
は、この回転軸31の下端に取付板32を介して固定さ
れて、回転駆動される構成になっている。この洗浄体2
9は下部に洗浄部材であるPVAスポンジ製の洗浄スポ
ンジ33を有しており、洗浄体29を回転させてこの洗
浄スポンジ33をウエハWの表面に接触させることによ
り、ウエハW表面を洗浄するようになっている。また、
洗浄体29の上部は両端が開口した中空の部材の洗浄部
材ホルダー34で構成されており、洗浄体29の上方に
設けられた洗浄体用ノズル35から供給された洗浄液
(例えば純水)を洗浄部材ホルダー34の内部を通して
洗浄スポンジ33の内側から浸透させ、外方に吐出する
ようになっている。
【0026】そして、図3、図4に示すように洗浄スポ
ンジ33は被洗浄体側、即ち、スピンチャック21上の
ウエハWに対向した側が半球形状になっている。なお、
洗浄体29を回転軸31の下端に取り付けるための取付
板32には、洗浄液を通すための孔である洗浄孔36が
適当数設けられており、この洗浄孔36を通った洗浄液
はさらに洗浄液供給孔37を通過し洗浄スポンジ33の
内部から浸透し外方に吐出するようになっている。
【0027】洗浄部材洗浄装置24は、図2に示される
ように、ウエハWの洗浄位置から離れた位置にあり、洗
浄体29の待機位置に配置されている。そして、図3に
拡大して示されるように、この洗浄部材洗浄装置24は
超音波発振子38と、洗浄液を貯留するための洗浄液貯
留槽39と、この洗浄液貯留槽39に洗浄液を供給する
洗浄槽用ノズル40とを備えている。なお、前記した洗
浄スポンジ33はこの洗浄液貯留槽39に貯留された洗
浄液に浸漬自在である。
【0028】一方、スクラバアーム30の基端は、図2
に示すように、駆動手段41の稼働によって回転する駆
動軸42の上端に支持されていて、この駆動軸42の回
転によってスクラバアーム30が旋回することにより、
その先端に配置された洗浄体29を、図2に示す待機位
置に配置された洗浄部材洗浄装置24の上方の位置と、
スピンチャック21によって保持されているウエハWの
上方との間で往復移動できるようになっている。また、
スクラバアーム30の基端を支持する駆動軸42自体
も、昇降手段43の稼働によって上下動する構成になっ
ており、この駆動軸42の上下に従ってスクラバアーム
30及びその先端の洗浄体29が一体的に上下動するよ
うになっている。
【0029】また、メガソニックノズル26は先に説明
したスクラバ本体23とほぼ同様の構成になっている
が、メガソニックアーム44の先端に、図示しない励振
器からの超音波で励振した洗浄液を所望の振動数で供給
することのできるノズル本体45を備えている。そし
て、このメガソニックノズル26はスクラバ本体23に
よるスクラバ洗浄を行った後に、ウエハWの上面をさら
に清浄な状態にするため、再度ウエハWを前記励振した
洗浄液で洗浄する機能を有している。
【0030】一方、洗浄システム1に組み込まれている
裏面洗浄装置8は前記上面洗浄装置7と基本的に同じ構
成になっているが、洗浄体29の代わりに、図5、図6
で示した洗浄体50を備えている。この洗浄体50はそ
の下部に毛製の洗浄ブラシ51が、洗浄部材ホルダー5
2の洗浄液供給孔53を中心に十字状に取り付けられて
いる。そして、さらに円柱の一端を半球形状にしたもの
を縦に4分割した形状の洗浄スポンジ54が、半球形状
ではない他端を洗浄部材ホルダー52底面に向け、洗浄
ブラシ51を避けるように4個、取り付けられている。
【0031】さて、以上のように構成された洗浄システ
ム1において、この参考例の実施の形態にかかる上面洗
浄装置7でウエハWを洗浄する場合には、先ず、キャリ
アステーション2のキャリアCに収納されたウエハWを
補助アーム3によって取り出す。この補助アーム3が、
メインアーム5に受け渡しを行う位置まで移動し、ウエ
ハWの位置決めを行った後、メインアーム5にウエハW
を渡す。その後の工程は、ウエハWの上面洗浄のみ、あ
るいは上面洗浄と裏面洗浄を連続処理によって行うかに
よって異なる。
【0032】先ず、メインアーム5によって搬送されて
きたウエハWを、開放された開閉ドア25から上面洗浄
装置7内に搬入し、スピンチャック21の上方にウエハ
Wを移動した後、メインアーム5を下降させることによ
り、ウエハWをスピンチャック21上に受け渡す。その
後、メインアーム5は上面洗浄装置7内から退出し、開
閉ドア27が閉じられ、同時にカップ28が上昇してウ
エハWの周囲を囲む。そして、スピンチャック21は、
ウエハWの上面を上向きにして水平な状態で例えばベル
ヌーイ効果を利用して吸着保持し、その保持したウエハ
Wを回転させる。
【0033】こうしてウエハWを回転させながら、スピ
ンチャック21で支持されているウエハWの中心近くの
所定の位置に、ノズル22から洗浄液を供給すると、ウ
エハWの表面全体に遠心力により洗浄液がむらなく供給
される。
【0034】次に、スクラバ本体23を稼働させてウエ
ハWの表面全体をスクラブ洗浄する。即ち、待機状態に
あったスクラバ本体23において、駆動軸42の上昇に
従って洗浄体29の下面の洗浄スポンジ33を洗浄部材
洗浄装置24上方に持ち上げた後、駆動軸42の回転に
よってスクラバアーム30を反時計回転方向ACW(A
nti Clockwise)に旋回させ、洗浄体29
をウエハWの上方に移動させる。そして、洗浄体29を
ウエハWの中心に置いて洗浄体29の回転を開始して、
洗浄体29下部の洗浄スポンジ33を下降させ、ウエハ
Wの表面の中心にて接触させる。
【0035】次いで、スクラバアーム30の時計回転方
向CWへの旋回に従って洗浄体29を、回転しているウ
エハWの中心からウエハWの周縁まで移動させる。こう
して、ウエハWの表面全体に洗浄体29の下部の洗浄ス
ポンジ33を図7に示したように接触させることによ
り、洗浄体29でウエハWの表面全体を洗浄スポンジ3
3で洗浄する。
【0036】かかるスクラブ洗浄において、洗浄スポン
ジ33の下面は半球形状をしているので、図8に示した
ように、例えばスクラバアーム30の傾き等があって
も、ウエハWの表面と洗浄スポンジ33との接触圧を均
一に保つことができ、接触面全体を所期の接触圧におい
て洗浄することができる。また、洗浄スポンジ33の下
面周縁部には角の部分がなく、接触圧が局部的に過大に
高くなる場所はないので、洗浄スポンジ33表面で部分
的に汚れがひどくなることはない。
【0037】以上のようにしてスクラブ洗浄が終了する
と、洗浄体29の回転を停止させ、駆動軸42の上昇に
従って洗浄体29を上方に持ち上げる。次に駆動軸42
の回転によってスクラバアーム30を時計回転方向CW
に旋回させ、洗浄体29を洗浄部材洗浄装置24の上方
に移動する。次いで、駆動軸42の下降に従い、洗浄体
29下部の洗浄スポンジ33が洗浄部材洗浄装置24の
内部に嵌入した待機状態に復帰する。ここで、洗浄液貯
留槽39に洗浄槽用ノズル40から洗浄液を供給しつ
つ、超音波発振子38を作動させ、洗浄スポンジ33を
超音波洗浄する。この超音波洗浄により洗浄スポンジ3
3自身を洗浄することができ、また待機時間における洗
浄なので、効率のよい装置の稼働になっている。さら
に、このとき同時に洗浄体用ノズル35から洗浄液を供
給し、洗浄スポンジ33の内部から外方に向け洗浄液を
吐出するようにすれば、洗浄スポンジ33表面の塵埃等
を効果的に捨て去ることができ、より一層洗浄スポンジ
33自体の洗浄効果を高めることができる。
【0038】前記のようにしてスクラブ洗浄を終了した
ら、次に、メガソニックノズル26を稼働させてウエハ
Wの表面全体を超音波で励振した洗浄液により、再度洗
浄する。
【0039】このようにしてウエハWの上面洗浄処理が
終了すると、カップ28と開閉ドア27が同時に下降
し、メインアーム5にウエハWは上面洗浄装置7から取
り出される。この状態では、ウエハWは上面が上に向い
ているので、そのウエハWをウエハ反転装置10に搬入
して反転させる。こうして反転させて裏面を上にした状
態のウエハWを、次に、裏面洗浄装置8に搬入し、以下
同様の工程を繰り返すことによって、ウエハWの裏面を
洗浄体50下部の洗浄ブラシ51と洗浄スポンジ54に
より洗浄する。
【0040】かかる裏面のスクラブ洗浄において、洗浄
スポンジ54は円柱の一端を半球形状にしたものを縦に
4分割にした形状であり、その周縁部は凸に湾曲してい
るので、例えばこの洗浄スポンジ54を支持するアーム
の傾き等があっても、ウエハWの表面と洗浄スポンジ5
4との接触圧を均一にすることができる。従って、接触
面全体が所期の接触圧になっているので、確実に所定の
洗浄効果を得ることができる。
【0041】このようにして、ウエハの上面、裏面の洗
浄処理が終了すると、スピンチャックの高速回転により
洗浄液を振りきり乾燥させる。その後、メインアーム5
によりウエハWを加熱装置9に搬入し、例えば30秒間
100℃に加熱して乾燥させ、次いで、メインアーム5
によってウエハWを補助アーム3に受け渡す。その後、
補助アーム3からキャリアCにウエハWを戻す。
【0042】前記実施形態にかかる上面洗浄装置7によ
れば、洗浄スポンジ33におけるウエハWの表面側の端
面を半球形状にしたことにより、仮にスクラバアーム3
0に傾き等があったとしても、ウエハWの上面と洗浄ス
ポンジ33との接触圧を接触面全体において均一にする
ことができるので、確実な洗浄効果を得ることができ
る。また周縁部に角がないので、ウエハWの上面と洗浄
スポンジ33とが傾いて接触しても洗浄スポンジ表面が
部分的にひどく汚れることはない。洗浄スポンジ33に
おけるウエハWの表面側の周縁部は、外方に凸に湾曲し
ていればどのような形状でもかまわない。例えば、図9
に示した、円柱の下端の周縁部のみを丸く成形した形状
の洗浄スポンジ61を用いても、前記実施形態と同様な
効果が得られる。このことは、裏面用の洗浄スポンジに
ついても同様である。
【0043】また、既述したように洗浄スポンジ33が
待機位置にある時に洗浄スポンジ33の内部から外方に
向けて洗浄液を吐出するようにすれば、洗浄スポンジ3
3表面の塵埃等を効果的に、捨て去ることができる。
【0044】しかも洗浄部材洗浄装置24において、洗
浄スポンジ33自身を超音波洗浄することができるの
で、洗浄体自身の清浄度を常に良好に保つことができ、
よりいっそう洗浄効果を高めることができる。そして被
洗浄体を洗浄していない待機時間を利用しながら、この
超音波洗浄をおこなうので効率の良い洗浄を実施するこ
とができる。
【0045】なお、洗浄スポンジ33内部への洗浄液の
供給圧を変え、洗浄スポンジの膨圧度を調節すれば、洗
浄スポンジ33とウエハWとの接触圧を制御することが
できる。この場合、洗浄スポンジ33の材質として非浸
透性のものを使用してもよい。さらに、図10で示すよ
うに、洗浄スポンジ71を2層構造とし、内側に相対的
に硬い材質からなる第1のスポンジ72、外側に相対的
に柔らかい材質からなる第2のスポンジ73を配置した
構成としてもよい。この場合に第1のスポンジ72には
例えば硬さが(30%圧縮応力)→反発弾性80〜90
g/cm2のような硬質のPVA又はPVFを採用し、
第2のスポンジ73には例えば硬さが30%圧縮応力2
0〜30g/cm2のような軟質のPVA又はPVF等
を採用することが提案できる。
【0046】次に本発明の実施の形態について説明す
る。本実施の形態にかかる洗浄装置も、前記実施形態と
同様、前出洗浄システム1に組み込まれる上面洗浄装置
として構成されている。図11、図12に示したよう
に、実施の形態にかかる上面洗浄装置201は、スピ
ンチャック221と、ノズル222と、スクラバ本体2
23と、洗浄部材洗浄装置224と、ケース225と、
メガソニックノズル226とを備えている。
【0047】スピンチャック221はウエハWの上面す
なわち表面が上向きになるようにウエハWを吸着保持
し、ウエハWを回転させるようになっている。ノズル2
22はスピンチャック221上のウエハWに洗浄液(純
水)を供給するようになっている。スクラバ本体223
は洗浄ブラシ部229を有し、回転中のウエハWの上面
に洗浄ブラシ部229を当接させ、上面をスクラブ洗浄
するようになっている。
【0048】洗浄部材洗浄装置224はスピンチャック
221から離れたホーム位置、すなわち待機位置に設け
られ、ここで非使用時の洗浄ブラシ部229をクリーニ
ングするようになっている。メガソニックノズル226
は、処理室225の内部においてスピンチャック221
を挟んでスクラバ機構223の反対側に配置されてい
る。
【0049】スクラバ本体223は、前記洗浄ブラシ部
229と、スクラバアーム230aと、駆動軸242
と、アームを旋回するための駆動手段241と、アーム
を昇降させるための昇降手段243とを具備している。
スクラバアーム230aの基端側は是前記駆動242に
より支持され、水平アーム30aの自由端側には洗浄ブ
ラシ部229が取り付けられている。駆動手段241に
よりスクラバアーム230aを駆動軸242のまわりに
旋回させると、洗浄ブラシ部229はスピンチャック2
21の外方の待機位置からスピンチャック221の直上
の使用位置まで移動するようになっている。使用位置に
て洗浄ブラシ部229はスピンチャック221上のウエ
ハWの中央部と周縁部とを往復移動されるようになって
いる。
【0050】スピンチャック221は、吸着保持したウ
エハWを時計回転方向CW(clockwise)に回
転させるようになっている。また、スピンチャック22
1の周囲にはカップ228が設けられ、ウエハWの洗浄
時においてウエハWの表面に供給した洗浄液等が周囲に
飛び散ることを防止するようになっている。
【0051】図12に示すように、処理室225は前出
搬送路6側に搬入出口225aをもち、この搬入出口2
25aは開閉ドア227により開閉されるようになって
いる。ウエハWはメインアームにより搬入出口225a
を介して処理室225に出し入れされ、処理室225内
のスピンチャック221上に移載される。スピンチャッ
ク221はウエハWを吸着保持するための真空吸着保持
機構を備えている。真空吸着保持機構の排気通路213
bはスピンチャック221の回転軸213aを通り、ス
ピンチャック221の上面で開口している。回転軸21
3aはシール軸受を介してモータ214Aの駆動軸に連
結している。
【0052】カップ228は同心円状の内外カップ部2
28a、228bを有する。外カップ部228aは処理
室225の底部に繋設固定された底板218の上に起立
している。内カップ部228bは外カップ部228aの
内側に設けられている。内カップ部228bは、上端開
口側に両方に挟まるテーパ部228dと、内向きのフラ
ンジ部228eとを備えている。
【0053】内カップ部228bの円筒状基部228c
は部材228g、228hを介して下方のロッド217
aに連結されている。このロッド217aをシリンダ2
17から突出進入させると、内カップ部228bがZ軸
に沿って昇降するようになっている。この内カップ部2
28bは、上昇時にはスピンチャック221及びウエハ
Wの周囲を包囲し、下降時には上端フランジ部228e
がスピンチャック221の基板載置部より下方に位置す
るようになっている。
【0054】連結部材228hには前記シャッタ状の開
閉ドア227が取り付けられ、この開閉ドア227は、
前記シリンダ217によって開閉動作されるようになっ
ている。すなわち、開閉ドア227は内カップ部228
bと同期して昇降されるようになっている。
【0055】処理室225の天井部には多数の空気導入
孔225bが設けられ、これらの空気導入孔225bを
介して処理室225内に清浄空気が供給されるようにな
っている。一方、底板218には多数の孔218aが形
成され、これらの孔218aを介してドレンライン(図
示せず)及び排気ライン(図示せず)に廃液及び排ガス
がそれぞれカップ228内から排出されるようになって
いる。
【0056】次に、図13及び図14を参照しながらス
クラバ本体223及びスピンチャック221について説
明する。図13に示すように、スピンチャック221は
モータ214Aの駆動軸に回転可能に支持され、さらに
モータ214Aはシリンダ214Bのロッドにより昇降
可能に支持されている。すなわち、シリンダ214Bか
らロッドを突出させるとスピンチャック221が上昇
し、シリンダ214B内にロッドを退入させるとスピン
チャック221が下降するようになっている。
【0057】スクラバ本体223は加圧調整機構280
及び制御器290を備えている。加圧調整機構280は
ウエハWに当接する洗浄ブラシ部229の加圧力を調整
するものである。加圧調整機構280は昇降シリンダ2
81を有し、この昇降シリンダ281のロッド281a
は昇降部材282を介してスクラバアーム230aの適
宜箇所に連結されている。連結部材282はリニアガイ
ド284を介して垂直壁283の一側面に連結されてい
る。
【0058】垂直壁283の反対側面には他のリニアガ
イド285を介してバランスウェイト286が設けられ
ている。このバランスウェイト286と昇降部材282
とはプーリ287に掛け渡されたワイヤ288を介して
互いに連結されている。なお、プーリ287は垂直壁2
83の頂部に取り付けられている。
【0059】ここで、洗浄ブラシ部229及びアーム2
30aの合計重量とバランスウェイト286の重量とが
均衡するようにゼロバランスが調整される。昇降部材2
82には加圧用シリンダ289が連結されている。この
加圧用シリンダ289の操作により洗浄ブラシ部229
がウエハWの上面、すなわち被洗浄面に加圧状態で接触
される。この加圧力は加圧用シリンダ289に加えられ
る空気圧力によってコントロールされるようになってい
る。
【0060】図13、図14に示すように、洗浄ブラシ
部229は垂直軸231、プーリ291c及びベルト2
91dを介してモータ291の駆動軸291eに連結さ
れ、モータ291の回転駆動力が洗浄ブラシ部229に
伝達されるようになっている。垂直軸231はスリーブ
230f内の1対の軸受230gを介してスクラバアー
ム230aに支持されている。このスリーブ230f内
には排気チューブ230hが連通しており、排気チュー
ブ230hを介してスリーブ230fの内部が排気され
るようになっている。なお、モータ214A、291お
よびシリンダ214B、217、281、289の各電
源は制御器290の出力側に接続され、それぞれの動作
がこの制御器290によって制御されるようになってい
る。
【0061】スクラバアーム230aにはノズル235
が取り付けられている。このノズル235は供給管23
5aを介して洗浄液供給源292に連通している。ノズ
ル235と洗浄液供給源292との間には圧力制御弁2
93が設けられ、ノズル235への洗浄液の供給圧力が
可変に調整されるようになっている。なお、圧力制御弁
293も前記制御器290によって制御される。またノ
ズル235の吐出口は洗浄ブラシ部229の上部液受け
236aに向けられ、この上部液受け236aに洗浄液
が吐出供給されるようになっている。
【0062】図15に示すように、洗浄ブラシ部229
のホルダ234は取付板232を介して垂直軸231の
下端に連結されている。また、ホルダ234の下部には
洗浄部材としてのスポンジ233が着脱自在に装着され
ている。取付板232はホルダ234の上部液受け23
6aのなかに嵌め込まれている。またこの取付板232
には複数の連通孔236bが形成され、これら連通孔2
36bを介して上部液受け236aは下方のテーパ部2
37aに連通している。
【0063】さらにテーパ部237aは供給孔237b
を介して下部液溜め237cに連通している。ノズル2
35から供給された洗浄液(純水)はホルダ234の内
部を通過して下部液溜め237cに導入され、下部液溜
め237cからスポンジ233の内部に浸透し、スポン
ジ233から外方に流れ出るようになっている。
【0064】なおスポンジ233は、ポリビニルアルコ
ール(PVA)やポリビニルボルマール(PVF)を出
発原料とする発泡体からなり、経時変化が少なく、軟ら
かいものである。例えば、スポンジ233は30%圧縮
応力(反発弾性)、20〜80g/cm2の硬度を持
つ。またこのスポンジ233の最大含水率は約1200
%であり、見掛けの比重は約0.08である。また、ホ
ルダ234はポリプロピレン等の樹脂でできている。ま
た図15に示すように、スポンジ233の下部は半球状
または疑似半球状に形成され、その表面は角部のない滑
らかな形状を呈している。
【0065】洗浄部材洗浄装置224は、図11に示す
ように、スピンチャック221から離れた洗浄ブラシ部
229のホーム位置(待機位置)に設けられている。図
15に示すように、洗浄部材洗浄装置224は、超音波
発振子238と、洗浄液貯留槽239と、ノズル240
と、クリーニング部材としての洗濯板246aとを備え
ている。
【0066】洗浄液貯留槽239の中には前記板状のク
リーニング部材としての洗濯板246aが設けられてい
るが、この洗濯板246aはストッパ246bにより斜
めに位置決めされ、その傾斜面にスポンジ33の下部が
押し当てられるようになっている。洗濯板246aの傾
斜角度は30°〜60°であることが好ましい。また、
洗浄液貯留槽239の底部にはドレン247が設けられ
ている。なお洗浄液貯留槽239は耐食性の合金又は樹
脂でできている。
【0067】洗浄部材洗浄装置224において、洗浄ブ
ラシ部229のスポンジ233は定期的に洗浄される。
すなわち、洗浄液貯留槽239内にノズル240から洗
浄液を供給し、スポンジ233を自転させながら洗濯板
246aに押し付ける。これによりスポンジ233の表
面に付着した汚れが除去され、スポンジ233の表面は
洗浄化される。なお、スポンジ233のクリーニング中
に電源238aからの電力の供給によって超音波発振子
238により超音波を洗浄液貯留槽239の中の洗浄液
に発振すると、さらにスポンジ233のクリーニング効
果が増大する。また、洗濯板246aはポリプロピレン
等の硬質の樹脂からなり、その表面に細かな凹凸がある
ことが好ましい。
【0068】メガソニックノズル226は、スクラバ本
体223によるスクラブ洗浄を行った後に、ウエハWの
上面、すなわち被洗浄面をさらに清浄な状態にするた
め、被洗浄面を超音波で励振された洗浄液で洗浄するた
めのものである。このメガソニックノズル226はスク
ラバ本体223とほぼ同様の構成であるが、そのアーム
244の先端にノズル本体245を備えている。このノ
ズル本体245への液供給ラインには励振器(図示せ
ず)が設けられ、所定振動数の超音波で励振された洗浄
液がノズル本体245に供給されるようになっている。
【0069】上面洗浄装置201は、以上の構成を有し
ており、次にその作用効果等について説明する。先ず、
メインアーム5によって搬送されてきたウエハWを、解
放された開閉ドア227から処理室225内に搬入し、
スピンチャック221の上方にウエハWを移動した後、
メインアーム5を下降させることにより、ウエハWをス
ピンチャック221上に受け渡す。その後、メインアー
ム5は上面洗浄装置201内から退出し、開閉ドア22
7が閉じられ、同時にカップ228が上昇してウエハW
の周囲を囲む。そして、スピンチャック221は、ウエ
ハWの上面を上向きにして水平な状態で例えばベルヌー
イ効果を利用して装着保持し、その保持したウエハWを
回転させる。
【0070】こうしてウエハWを回転させながら、スピ
ンチャック221で支持されているウエハWの中心近く
の所定の位置に、ノズル222から洗浄液を供給する
と、ウエハWの表面全体に遠心力により洗浄液がむらな
く供給される。次に、スクラバ本体223を稼働させて
ウエハWの上面全面をスクラブ洗浄する。すなわち、待
機状態にあったスクラバ本体223において、駆動軸2
42の上昇に従って洗浄ブラシ部229の下面のスポン
ジ233を持ち上げ、駆動軸242の回転によってスク
ラバアーム230aを反時計回転方向ACW(Anti
Clockwise)に旋回させ、洗浄ブラシ部22
9をウエハWの上方に移動させる。そして、洗浄ブラシ
部229をウエハWの中心に置いてスポンジ233の回
転を開始して、洗これを下降させ、ウエハWの表面の中
心にて接触させる。
【0071】次いで、スクラバアーム230aの時計回
転方向CWへの旋回に従って洗浄ブラシ部229を、回
転しているウエハWの中心からウエハWの周縁まで移動
させる。こうして、ウエハWの被洗浄面全体に洗浄ブラ
シ部229の下部のスポンジ233を接触させることに
より、洗浄ブラシ部229でウエハWのフロントフェー
ス全体をスポンジ233で洗浄する。
【0072】かかるスクラブ洗浄において、スポンジ2
33の下面当接部は前出実施形態と同様半球形状をして
いるので、例えばスクラバアーム230aに多少の傾き
があっても、ウエハWの表面とスポンジ233との接触
圧を均一に保つことができ、接触面全体を所期の接触圧
において洗浄することができる。またスポンジ233の
下面周縁部には角の部分がなく、接触圧が局部的に過度
に高くなる場所はないのでスポンジ233表面で部分的
に汚れがひどくなることはない。
【0073】以上のようにしてスクラブ洗浄が終了する
と、洗浄ブラシ部229の回転を停止させ、駆動軸24
2の上昇に従って洗浄ブラシ部229を上方に持ち上げ
る。次に駆動軸242の回転によってスクラバアーム2
30aを時計回転方向CWに旋回させ、洗浄ブラシ部2
29を洗浄部材洗浄装置224の上方に移動する。次い
で、駆動軸242の下降に従い、洗浄ブラシ部229下
部のスポンジ233が洗浄部材洗浄装置224の内部に
嵌入し、待機状態に復帰する。なお前記のようにしてス
クラブ洗浄を終了したら、次に、メカソニックスノズル
226を稼働させてウエハWの表面全体を超音波で励振
した洗浄液により、再度洗浄するようにしてもよい。
【0074】そして前記待機状態に復帰したら、洗浄液
貯留槽239にノズル240から洗浄液を供給しつつ、
超音波発振子238を作動させ、同時にスポンジ233
を回転させてこれを洗濯板246aに当接させる。この
超音波洗浄+洗濯板246aへの当接によりスポンジ3
3自身を効果的に洗浄することができる。また待機時間
中における操作なので、効率のよい装置の稼働になって
いる。
【0075】さらに、このとき同時にノズル235から
洗浄液を供給し、スポンジ233の内部から外方に向け
洗浄液を吐出するようにすれば、スポンジ233表面の
塵埃等を効果的に除去することができ、さらにスポンジ
233自体の洗浄効果を高めることができる。
【0076】なお前記洗浄部材洗浄装置224に代え
て、図16に示した、凹部248aを持った凹状のブロ
ック248を有する洗浄部材洗浄装置224Aを用いて
もよい。この洗浄部材洗浄装置224Aにおいては、ク
リーニング部材としてのこのブロック248は、洗浄液
貯留槽239のなかに嵌め込まれ、その上面に凹部24
8aをもち、さらに凹部248aその内部にドレン24
7に連通する排出通路248bを備えている。ブロック
248はポリプロピレン等の硬質の樹脂からなり、凹部
48aの表面に細かな凹凸があることが好ましい。
【0077】かかる構成を有する洗浄部材洗浄装置22
4Aによれば、スポンジ233の外周を凹部248aが
受容するので、スポンジ233自体の洗浄を効率よくか
つ迅速に実施でき、しかも除去した汚れは周囲に飛散せ
ず、排出通路248bからドレン247を通じてそのま
ま外部へと排出できる。
【0078】一方前記したようにしてウエハWの上面洗
浄処理が終了すると、前記実施の形態と同様、カップ2
28と開閉ドア227が同時に下降し、メインアーム5
にウエハWは上面洗浄装置7から取り出される。この状
態では、ウエハWは上面が上に向いているので、そのウ
エハWをウエハ反転装置10に搬入して反転させる。こ
うして反転させて裏面を上にした状態のウエハWを、次
に、裏面洗浄装置8に搬入し、以下同様の工程を繰り返
すことによって、ウエハWの裏面を例えば図5、図6に
示した洗浄体50下部の洗浄ブラシ51や洗浄スポンジ
54により洗浄する。
【0079】次に、ウエハWの上面、すなわちフロント
フェースの洗浄(フロントフェース洗浄)とウエハWの
裏面、すなわちリヤフェースの洗浄(リヤフェース洗
浄)との相違について説明する。フロントフェース洗浄
の場合、モータによる洗浄ブラシ部229を自転させな
いで、スクラバアーム230aの往復振動に伴って洗浄
ブラシ部229を水平移動させるのがよい。フロントフ
ェース洗浄の場合はウエハ表面の膜質に影響を及ぼさな
いようにするため、ウエハ表面に対するスポンジ233
の接触は非常に微妙なものが要求される。そこで、フロ
ントフェース洗浄の場合は、自転させることなく洗浄ブ
ラシ部229をウエハWの中央部から周縁部までの間に
て往復旋回移動させる。
【0080】一方、リヤフェース洗浄の場合は、洗浄ブ
ラシ部229を自転させるとともに、洗浄ブラシ部22
9をウエハWの中央部から周縁部までの間にて往復旋回
移動させる。これにより強固に付着した異物をウエハ裏
面から完全除去することができる。
【0081】また、スピンチャック221にメカニカル
方式(ベルヌーイチャック機構を含む)を採用した場
合、ウエハWの縁を把握するので、ウエハ表面の膜質に
悪影響を及ぼさない。しかし、スピンチャック221に
真空吸着方式を採用した場合は、ウエハWの吸着面側の
膜質に悪影響を及ぼすおそれがある。したがって、フロ
ントフェース洗浄およびリヤフェース洗浄と、スピンチ
ャック221のチャック方式との関係は、次の2つのい
ずれかとすることが望ましい。
【0082】第1に、フロントフェース洗浄の場合は真
空吸着チャック方式を採用し、リヤフェース洗浄の場合
はメカニカルチャック方式を採用する。第2に、フロン
トフェース洗浄およびリヤフェース洗浄のいずれにおい
てもメカニカルチャック方式を採用する。ただし、この
第2の場合には、先にリヤフェース洗浄を行い、最後に
フロントフェース洗浄を行う。このようにするとウエハ
Wのフロントフェース側の膜質に悪影響を及びにくくな
る。
【0083】なお前記実施形態において使用したクリー
ニング部材としての洗濯板246aは、フラットな板材
で構成していたが、これに代えて例えば図17、図18
に示したような、中央部が斜面に沿って凹んだ洗濯板2
51を用いたり、あるいは図19、図20な中央部が斜
面に沿って上方に凸に湾曲した洗濯板252を用いても
よい。このようにすることで、スポンジの形態に合わせ
た最適なクリーニング作用を実現することが可能であ
る。もちろんフラットな洗濯板246aと同様、これら
洗濯板251、252についてもその表面に適宜凹凸や
スリット、溝等を形成してもよい。
【0084】なお、以上はいずれも被洗浄体としてウエ
ハWを用いた例について説明しているが、被洗浄体とし
てLCD基板を用いてもよい。また本発明の作用効果、
即ち洗浄部材における洗浄面側の周縁部を外方に凸に湾
曲させた形状にし、洗浄部材と被洗浄体表面との接触圧
を均一化したことに着目すれば、単なる洗浄のみなら
ず、例えば、所定の処理液を被洗浄体の表面に塗布する
場合の塗布方法や塗布装置に対しも本発明は応用できる
ものである。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、洗浄部材を支持するア
ームの傾き等があっても、洗浄部材と被洗浄体表面との
接触圧を均一にすることができる。従って、接触面全体
を所期の接触圧にすることができ、確実に所定の洗浄効
果を得ることができる。また、洗浄部材における被洗浄
体面側の周縁部に角がないので、接触面が傾いていて
も、洗浄部材が部分的にひどく汚れることはない。
【0086】また、洗浄部材表面に付着した塵埃等を洗
浄液によって外方に捨て去ることができ、洗浄部材の清
浄度を常に良好に保つことが可能である。
【0087】さらに,洗浄液の供給圧を変えることによ
り、洗浄部材の膨圧力を調節できるので、被洗浄体と洗
浄部材との接触圧の制御が可能である。
【0088】上述した参考例で示した洗浄装置によれ
、超音波洗浄により、洗浄部材自身を洗浄することが
できるので、洗浄部材自身のとれにくい汚れを除去する
ことができ、洗浄部材の洗浄効果をよりいっそう高める
ことができる。
【0089】本発明によれば、洗浄部材をクリーニング
部材に押し当てることで洗浄部材の汚れを除去すること
ができるから、洗浄部材自身のとれにくい汚れを除去す
ることができる。また,クリーニング部材の配置や洗浄
部材に対するクリーニング作用、汚れの排出等が効果的
に実施できる。
【0090】上述の参考例で示した洗浄方法によれば
洗浄部材の表面に付着した塵埃等を洗浄液によって外へ
押し出すようにして捨て去ることができる。また、被洗
浄体の洗浄をしていない待機時にこの洗浄を行っている
ので効率良く装置を稼働させることができる。また,
リーニング部材との接触による洗浄部材の効果的なクリ
ーニングが行え、さらに洗浄液に与える振動でよりいっ
そう高いレベルでのクリーニングが実施できる。
【0091】また,別の参考例としての洗浄方法によれ
、被洗浄体の洗浄を行っていない待機時間を利用して
洗浄部材の洗浄を行っているので、効率の良い処理を行
うことができる。また、洗浄槽内に振動を与えながらの
洗浄なので、さらに効果的な洗浄部材の洗浄を行うこと
ができる。また,よりいっそう高いレベルでの洗浄部材
のクリーニングを実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる洗浄装置である上
面洗浄装置の組み込まれた洗浄システムの斜視図であ
る。
【図2】参考例の実施の形態にかかる洗浄装置である上
面洗浄装置の斜視図である。
【図3】図2の上面洗浄装置における洗浄体の一部断面
の正面図である。
【図4】図2の上面洗浄装置における洗浄体の底面図で
ある。
【図5】裏面洗浄装置における洗浄体の正面図である。
【図6】裏面洗浄装置における洗浄体の底面図である。
【図7】洗浄スポンジとウエハとが接触している状態の
説明図である。
【図8】洗浄スポンジが傾いてウエハと接触している状
態の説明図である。
【図9】本発明に使用できる他の洗浄スポンジの形状を
示す説明図である。
【図10】本発明に使用できる2層構造を持った他の洗
浄スポンジの一部断面の説明図である。
【図11】本発明の実施の形態にかかる上面洗浄装置の
斜視図である。
【図12】図11の上面洗浄装置の断面の説明図であ
る。
【図13】図11の上面洗浄装置の構成の概略を示す説
明図である。
【図14】図11の上面洗浄装置における洗浄ブラシ部
の示す説明図である。
【図15】図11の上面洗浄装置における洗浄ブラシ部
と洗浄液貯留槽を示す説明図である。
【図16】図11の上面洗浄装置に使用できる洗浄ブラ
シ部と他の洗浄液貯留槽を示す説明図である。
【図17】図11の上面洗浄装置に使用できる中央部が
凹んだ洗濯板の平面図である。
【図18】図17のA−A線断面図である。
【図19】図11の上面洗浄装置に使用できる中央部が
上方に凸に湾曲した洗濯板の平面図である。
【図20】図19のB−B線断面図である。
【図21】従来の上面用の洗浄体の正面図である。
【図22】従来の上面用の洗浄体の底面図である。
【図23】従来の裏面用の洗浄体の正面図である。
【図24】従来の裏面用の洗浄体の底面図である。
【符号の説明】
1 洗浄システム 7 上面洗浄装置 8 裏面洗浄装置 21 スピンチャック 22 ノズル 23 スクラバ本体 24 洗浄部材洗浄装置 26 メガソニックノズル 29、50 洗浄体 30 スクラバアーム 33、54、61、 洗浄スポンジ 35 洗浄体用ノズル 36 洗浄孔 37、53 洗浄液供給孔 38 超音波発振子 39 洗浄液貯留槽 40 洗浄槽用ノズル C キャリア W ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 稔 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 東 京エレクトロン九州株式会社 熊本事業 所内 (72)発明者 ウォルター スワンソン 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 東 京エレクトロン九州株式会社 熊本事業 所内 (56)参考文献 特開 平10−92780(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304 B08B 1/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する被洗浄体の被洗浄面に洗浄液を
    供給すると共に,前記被洗浄面に洗浄部材を接触させ
    て,被洗浄体を洗浄する装置において, 前記洗浄部材における前記被洗浄面側の周縁部は外方に
    凸に湾曲した形状であり, 被洗浄体の外側には,洗浄液を貯留させる洗浄槽と,洗
    浄部材が押し当てられて当該洗浄部材から汚れを除去す
    るクリーニング部材とが備えられ, 前記クリーニング部材は,洗浄槽内で洗浄部材を受容す
    る凹部を有するブロックであることを特徴とする,洗浄
    装置。
  2. 【請求項2】 洗浄部材は液体を浸透させる材質からな
    ると共に,他から供給される洗浄液が洗浄部材の内部か
    ら外方に向けて吐出されるように構成されたことを特徴
    とする,請求項1に記載の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 洗浄液の供給圧力は可変であることを特
    徴とする,請求項2に記載の洗浄装置。
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