JP3418121B2 - タイヤの摩耗状態検知装置および方法 - Google Patents

タイヤの摩耗状態検知装置および方法

Info

Publication number
JP3418121B2
JP3418121B2 JP16078198A JP16078198A JP3418121B2 JP 3418121 B2 JP3418121 B2 JP 3418121B2 JP 16078198 A JP16078198 A JP 16078198A JP 16078198 A JP16078198 A JP 16078198A JP 3418121 B2 JP3418121 B2 JP 3418121B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
ratio
tires
acceleration
relational expression
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16078198A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1178442A (ja
Inventor
未南夫 梁瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP16078198A priority Critical patent/JP3418121B2/ja
Priority to US09/108,388 priority patent/US6076035A/en
Priority to EP98305479A priority patent/EP0890458B1/en
Priority to DE69817698T priority patent/DE69817698T2/de
Publication of JPH1178442A publication Critical patent/JPH1178442A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3418121B2 publication Critical patent/JP3418121B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C19/00Tyre parts or constructions not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/24Wear-indicating arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタイヤの摩耗状態検
知装置および方法に関する。さらに詳しくは、タイヤの
回転情報を用いて、タイヤの摩耗状態を検知することに
より、車輌の性能や安全性を高めることができるタイヤ
の摩耗状態検知装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】タイ
ヤには、排水性などを考えて、縦溝と横溝が彫ってある
ため、溝に囲まれたゴムブロックが形成されている。大
きなブロックは、前後左右にせん断変形しにくく、剛性
が大きい。このように、一般に大きなブロックからなる
トレッドパターンをもったタイヤをパターン剛性の大き
なタイヤという。
【0003】パターン剛性の大小は、コーナリングパワ
ーやコーナリングフォースの他、スリップ率に大きな影
響を及ぼすため、タイヤの回転情報をもとにして車輌の
性能や安全性を高める装置、たとえばABS(アンチロ
ック ブレーキ システム)、TCS(トラクション
コントローラ システム)、NAVI(ナビゲーション
システム)、タイヤ空気圧低下警報装置などにおい
て、タイヤの回転情報をもとにして車輌の挙動を推定す
るには、タイヤのパターン剛性を把握しておく必要があ
る。また、タイヤが摩耗すると、タイヤのトレッドゴム
の厚さが小さくなるため、パターンの前後剛性が大きく
なる。タイヤが摩耗すると、冬用タイヤにおいては、雪
上性能に影響を与えるとともに、夏用タイヤにおいて
は、ハイドロブレーニング性能に影響を与える。したが
って、摩耗を検知することは有用であるが、これらの装
置では、タイヤの摩耗を判断する機能が備えられていな
い。したがって、タイヤの摩耗を識別するには、溝深さ
を測定するデプスケージを用いたり、タイヤに設けられ
ている摩耗限界を示すスリップサインを確認するなどの
目視による識別だけである。かかる目視による識別は、
熟練を要するため、タイヤのメンテナンスが煩雑になり
やすいとともに、タイヤのメンテナンスにおける始業点
検時にタイヤの摩耗を見過ごしてしまう惧れがある。
【0004】本発明は、叙上の事情に鑑み、タイヤの摩
耗状態を定期的に測定し、車輌の性能や安全性を高める
ことができるタイヤの摩耗状態検知装置および方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のタイヤの摩耗状
態検知装置は、(a)現在装着中の4輪のタイヤの回転
速度を定期的に検出する回転速度検出手段と、(b)該
回転速度検出手段による測定値から、前輪タイヤの回転
速度と後輪タイヤの回転速度の比を演算し、該回転速度
の比と車輌の加速度との関係式を求める演算手段と、
(c)該演算手段により求められる関係式の傾きと、予
め判っているタイヤの回転速度の比と加速度との関係式
の傾きを比較する比較手段とを備えてなることを特徴と
している。
【0006】また本発明のタイヤの摩耗状態検知方法
は、(a)現在装着中の4輪のタイヤの回転速度を定期
的に測定し、(b)当該測定された回転速度から、前輪
タイヤの回転速度と後輪タイヤの回転速度の比を演算
し、(c)該回転速度の比と車輌の加速度との関係式を
求め、(d)ついで、該関係式の傾きを、予め判ってい
るタイヤの回転速度の比と加速度との関係式の傾きと比
較することによりタイヤの摩耗状態を判断することを特
徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
のタイヤの摩耗状態検知装置および方法を説明する。
【0008】図1は本発明のタイヤの摩耗状態検知装置
を示す構成図、図2は図1におけるタイヤの摩耗状態検
知装置の電気的構成を示すブロック図、図3は夏用タイ
ヤおよび冬用タイヤの前後輪比と加速度の回帰直線、図
4は図3における夏用タイヤのμ−s特性曲線、図5は
図3における冬用タイヤのμ−s特性曲線、図6は本発
明のフローチャート、図7は新品タイヤにおける加速度
とスリップ率の関係を示す図、図8は摩耗タイヤにおけ
る加速度とスリップ率の関係を示す図である。
【0009】図1に示すように、摩耗状態検知装置は、
4輪車輌のタイヤFLW、FRW、RLWおよびRRW
にそれぞれ設けられた車輪タイヤの回転速度を検出する
回転速度検出手段Sを備えており、この回転速度検出手
段Sの出力はABSなどの制御ユニット1に伝達され
る。前記回転速度検出手段Sとしては、電磁ピックアッ
プなどを用いて回転パルスを発生させてパルスの数から
回転速度を測定する車輪速センサや、ダイナモのように
回転を利用して発電を行ない、この電圧から回転速度を
測定するものを含む角速度センサなどを用いることがで
きる。前記制御ユニット1には、図2に示すように、空
気圧が低下したタイヤを知させるための液晶表示素子、
プラズマ表示素子、CRT、ランプまたは音などで構成
された警報表示器2、およびドライバーなどによって操
作することができる初期化スイッチ3が接続されてい
る。
【0010】前記制御ユニット1は、前記回転速度検出
手段Sによる測定値から、前輪タイヤFLW、FRWの
回転速度と後輪タイヤRLW、RRWの回転速度の比
(前後輪比)を演算し、該前後輪比と車輌の加速度との
関係式を求める演算手段と、該演算手段により求められ
る関係式の傾き(勾配)と、予め判っているタイヤの前
後輪比と加速度との関係式の傾き(勾配)を比較する比
較手段とを備えており、外部装置との信号の受け渡しに
必要なI/Oインターフェイス1aと、演算処理の中枢
として機能するCPU1bと、該CPU1bの制御動作
プログラムが格納されたROM1cと、前記CPU1b
が制御動作を行なう際にデータなどが一時的に書き込ま
れたり、その書き込まれたデータなどが読み出されるR
AM1dとから構成されている。
【0011】本実施の形態では、前記比較手段により、
タイヤが摩耗状態にあると判断されたばあいには、警報
表示器2により警報を発することができる。また前記予
め判っているタイヤとしては、警報を発する前の基準タ
イヤとなる新品タイヤまたは50%摩耗(摩耗中期)の
タイヤなどを用いることができる。
【0012】つぎに図3は、表1〜2に示すように、新
品の夏用タイヤSWと冬用タイヤWWについて、速度5
0km/hで平坦路面を直線走行したときの、車輌の前
後輪比と加速度の関係式を1次関数に回帰させたもので
ある。なお、加速度と前後輪比は、たとえばABSなど
のセンサからえられた車輌の各車輪タイヤFLW、FR
W、RLWおよびRRWのある時点の車輪速データをF
n、F2n、F3nおよびF4nとし、それより1つ前の
車輪速データをF1n-1、F2n-1、F3n-1およびF4
n-1とすると、つぎの式とで求められる。ここで、
ΔtはデータF1n〜F4nとF1n-1〜F4n-1の時間間
隔である。
【0013】
【数1】
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】このとき、加速度は、これに車輌の質量を
乗じることで、加速に必要な駆動力を表しており、ま
た、前後輪比はこれからニュートラル走行時の前後輪比
(なお、この比はほぼ1に近い)を引くことでスリップ
率sを表すので、この2つの関係は図4〜5に示すよう
に、いわば、タイヤのμ−s特性を表している。したが
って、その傾きは、タイヤの前後剛性をあらわしてい
る。
【0017】すなわち、タイヤのμ−s特性のうち、ス
リップ率sの小さい範囲(10%以下)は、タイヤと路
面の間でほとんど滑りがなく、タイヤのトレッドゴムが
前後方向にせん断変形して、前後力が発生している。こ
のせん断変形が見かけのスリップとなり、せん断変形で
生じるせん断力が駆動力または制動力であり、これを荷
重で除したものがμ(制動・駆動力係数)になる。
【0018】スリップ率sの小さい範囲でのμ−s特性
曲線の傾きは、トレッドゴムの前後剛性で決まるといっ
てよい。トレッドのパターンブロックが大きいばあい、
またはゴムが硬いばあい、トレッドゴムの剛性が高く、
μ−s特性曲線の傾きは大きく(立ち上がる方向)な
り、その逆だと、傾きは小さくなる。たとえば、スタッ
ドレスタイヤは、その特性上、パターンにサイビングが
多く(パターンブロックが小さく)、ゴムが柔らかいた
め、μ−s曲線の傾きが夏用タイヤに比べて小さい。タ
イヤが摩耗すると、トレッドゴムのゲージが薄くなるた
め、図3の矢印SWaおよび図5の矢印WWaに示すよ
うに、トレッドゴムの前後剛性が新品のタイヤSW、W
Wに比べて大きくなるため、傾きはますます大きくな
る。
【0019】本実施の形態では、自動車に装着されたタ
イヤの走行時のスリップ率(たとえば2WDの前後輪の
速度比)sが10%以下の範囲では、タイヤと路面間に
滑りはなく、加速度を測定することがトレッドゴムの変
形による駆動力または制御力に相当し、この力を荷重で
除したものがμになることから、スリップ率sが10%
以下の範囲におけるμ−s特性曲線の傾きはトレッドの
前後剛性が大きいと傾きは大きくなり、剛性が小さいと
傾きも小さくなることに着目している。そして、タイヤ
が交換されていないばあいに、所定期間後に測定された
μ−s特性曲線の傾き(スリップ率が10%以下の範囲
の傾き)は、以前に測定された傾きに比べて大きくなっ
ているので、この傾きによって摩耗があったかどうかを
判定することができる。たとえば前記前後輪比と車輌の
加速度の関係式またはμ−s特性曲線の傾きから、新品
のタイヤの傾きをmとし、摩耗したタイヤの傾きをma
とすると、ma/m=k(しきい値)が1.5以上、好
ましくは2.0以上であるとき、タイヤが摩耗したと判
断して、警報を発することができる。
【0020】なお、前記車輪速データはあるサンプリン
グ周期でサンプリングされ、精度の良い回帰直線(前後
輪比と加速度の関係式)が得られるまで収集される。こ
のデータ収集は、たとえば6ケ月や1年毎または5千キ
ロや1万キロ走行毎といったように定期的および自動的
に行なわれ、求めた傾きの変化が評価される。
【0021】そして傾きが、摩耗タイヤと推定される領
域に入ったら、警報を発する。たとえばスタッドレスタ
イヤなどのばあいは、新品時の傾きと完全摩耗の傾きの
差が大きいので、中間段階(プラットフォームが見える
程度)で中間警報を出してもよい。またタイヤのμ−s
特性の初期の傾きを決めるタイヤの前後剛性は、摩耗末
期には、夏用タイヤと冬用タイヤで大差はなくなるた
め、車種別に予め、摩耗末期での傾きの範囲を求めてお
くのがよい。
【0022】なお、通常、新車時やタイヤ交換時には初
期化を行なうことになっているので、このばあいには、
この時点での傾きからの変化を見て、警報を発するよう
にしてもよい。冬用タイヤで摩耗中期の警報を出すに
は、このタイヤが冬用タイヤであることの判別が必要な
ので、前述の初期化で冬用タイヤの判別を行ない、定期
的なチェックを行なって摩耗中期の警報を出す。
【0023】つぎに本発明を実施例に基づいて説明する
が、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではな
い。
【0024】実施例 タイヤの摩耗状態を検知する際のFR車での実施例をタ
イヤサイズ245/60R16に基づいて説明する。
【0025】車輪速の相対比較によって、パンクを検出
する装置においては、定期的に車輪速を検知する装置が
付設されており、また、タイヤ交換時には、初期化を行
なう必要があるので、これを例にとる。
【0026】まず図6に示すように、前記CPU1bよ
り車輌の走行時において、回転速度検出手段Sから出力
される車輪速パルスに基づいて、車輪速を取り込み、車
輌平均速度、前後G、横Gおよび旋回半径を計算すると
ともに、走行時間Tと走行距離Dを計算する(ステップ
S1、S2)。そののち、初期化を実施する(ステップ
S3)ときに、システムは、4輪の車輪速から1秒ごと
に車輌の加減速度(加速度G)の相当値μとスリップ率
(前後輪比−1)sを計算し(ステップS6)、回帰計
算を行なう(ステップS7)。このとき、走行時間Tま
たは走行距離Dが予め決められた走行時間TOまたは走
行距離DOであるか否かを判別する(ステップS4)。
また誤差の多いデータは排除する(ステップS5)。そ
してデータNを所定個数蓄積する(ステップS8)。回
帰に必要なデータ数DN以上になるまで繰り返し、その
結果、図7に示すように、初期のμ−s線をうる。つい
で走行時間Tおよび/または走行距離Dを0に設定した
のち(ステップS9)、システムは、このデータを直線
回帰し、傾きAを計算し、保持しておく(ステップS1
0〜12)。本実施例では、傾きは、A=1.5166
2であった。これ以降、システムは、走行時間または積
算走行距離を参照しながら、定期的に前述のステップを
繰り返して、傾きA′を測定する(ステップS13)。
本実施例では、約30%の摩耗で、図8に示すように、
A′=1.82066であり、A′/A=1.20であ
った。この比としきい値ALを比べて、警報を発するか
否かを判別する(ステップS14)。ただし、前記傾き
A′を測定するあいだに、タイヤの交換があり、初期化
が行なわれたときは、システムは再び、初期の傾きAを
求める作業を行なう。そしてA′とAの比を計算し、所
定のしきい値をこえたときにタイヤが摩耗したとして警
報を発する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
タイヤの摩耗状態を把握できるため、車輌の性能や安全
性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤの摩耗状態検知装置を示す構成
図である。
【図2】図1におけるタイヤの摩耗状態検知装置の電気
的構成を示すブロック図である。
【図3】夏タイヤおよび冬タイヤの前後輪比と加速度の
回帰直線である。
【図4】図3における夏タイヤのμ−s特性曲線であ
る。
【図5】図3における冬タイヤのμ−s特性曲線であ
る。
【図6】本発明のフローチャート図である。
【図7】新品タイヤにおける加速度とスリップ率の関係
を示す図である。
【図8】摩耗タイヤにおける加速度とスリップ率の関係
を示す図である。
【符号の説明】
1 制御ユニット 2 警報表示器 3 初期化スイッチ S 回転速度検出手段 FLW、FRW、 RLW、RRW 車輪タイヤ SW 夏用タイヤ WW 冬用タイヤ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G01N 19/02 G01N 19/02 B (56)参考文献 特開 平6−313749(JP,A) 特開 平4−224447(JP,A) 特開 平9−188114(JP,A) 特開 平7−164830(JP,A) 特開 平5−332762(JP,A) 特開 平6−3257(JP,A) 特開 平4−321436(JP,A) 特公 平5−22056(JP,B2) 特表 平10−509513(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60C 11/24,19/00,23/06 B60R 16/02 B60T 8/52 G01N 3/56,19/02 G01M 17/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)現在装着中の4輪のタイヤの回転
    速度を定期的に検出する回転速度検出手段と、(b)該
    回転速度検出手段による測定値から、前輪タイヤの回転
    速度と後輪タイヤの回転速度の比を演算し、該回転速度
    の比と車輌の加速度との関係式を求める演算手段と、
    (c)該演算手段により求められる関係式の傾きと、予
    め判っているタイヤの回転速度の比と加速度との関係式
    の傾きを比較する比較手段とを備えてなるタイヤの摩耗
    状態検知装置。
  2. 【請求項2】 (a)現在装着中の4輪のタイヤの回転
    速度を定期的に測定し、(b)当該測定された回転速度
    から、前輪タイヤの回転速度と後輪タイヤの回転速度の
    比を演算し、(c)該回転速度の比と車輌の加速度との
    関係式を求め、(d)ついで、該関係式の傾きを、予め
    判っているタイヤの回転速度の比と加速度との関係式の
    傾きと比較することによりタイヤの摩耗状態を判断する
    タイヤの摩耗状態検知方法。
JP16078198A 1997-07-10 1998-06-09 タイヤの摩耗状態検知装置および方法 Expired - Lifetime JP3418121B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16078198A JP3418121B2 (ja) 1997-07-10 1998-06-09 タイヤの摩耗状態検知装置および方法
US09/108,388 US6076035A (en) 1997-07-10 1998-07-01 Wear condition detecting apparatus for tire and method thereof
EP98305479A EP0890458B1 (en) 1997-07-10 1998-07-09 Wear condition detecting apparatus for tyre and method thereof
DE69817698T DE69817698T2 (de) 1997-07-10 1998-07-09 Verschleisszustandserfassungsvorrichtung für Reifen und Verfahren

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-185552 1997-07-10
JP18555297 1997-07-10
JP16078198A JP3418121B2 (ja) 1997-07-10 1998-06-09 タイヤの摩耗状態検知装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1178442A JPH1178442A (ja) 1999-03-23
JP3418121B2 true JP3418121B2 (ja) 2003-06-16

Family

ID=26487180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16078198A Expired - Lifetime JP3418121B2 (ja) 1997-07-10 1998-06-09 タイヤの摩耗状態検知装置および方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6076035A (ja)
EP (1) EP0890458B1 (ja)
JP (1) JP3418121B2 (ja)
DE (1) DE69817698T2 (ja)

Families Citing this family (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19831732A1 (de) * 1998-07-15 2000-01-20 Bayerische Motoren Werke Ag Verfahren zur Bestimmung der Profiltiefe bei einem Fahrzeugreifen
JP2001074613A (ja) * 1999-08-31 2001-03-23 Bridgestone Corp タイヤ用雪上試験方法、タイヤ用雪上試験装置及びタイヤ用雪上試験路面
JP2001097005A (ja) * 1999-09-29 2001-04-10 Toyo Tire & Rubber Co Ltd Abs装着車用空気入りタイヤ
DE19954825A1 (de) * 1999-11-13 2001-05-31 Daimler Chrysler Ag Abnutzungsüberwachungsvorrichtung für einen Fahrzeugluftreifen
JP4843844B2 (ja) 1999-12-27 2011-12-21 ソニー株式会社 光ヘッド、受発光素子、及び光記録媒体記録再生装置
JP3811366B2 (ja) * 2000-04-21 2006-08-16 住友ゴム工業株式会社 路面情報配信システム、車両の情報集約配信システムおよび車両の情報発信装置、ならびに車両制御プログラム
JP4316776B2 (ja) * 2000-07-03 2009-08-19 住友ゴム工業株式会社 タイヤ識別装置および方法
JP4451550B2 (ja) * 2000-07-24 2010-04-14 住友ゴム工業株式会社 路面摩擦係数判定装置の初期化装置および方法
JP4523129B2 (ja) * 2000-07-28 2010-08-11 住友ゴム工業株式会社 タイヤの摩耗状態検知装置および方法
JP2002104158A (ja) * 2000-10-03 2002-04-10 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 路面摩擦状態演算装置、タイヤ種別判定装置、タイヤ摩耗判定装置、路面傾斜推定装置及び加速度センサのオフセット補正装置
FR2816887B1 (fr) * 2000-11-20 2003-03-14 Dufournier Technologies Procede et dispositif detecteur d'usure des pneumatiques ou bandes de roulement et surfaces ou zones d'usure analogues
EP1215096B1 (en) * 2000-12-14 2011-04-06 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Apparatus and method for identifying tires and apparatus and method for evaluating road surface conditions
JP4138283B2 (ja) * 2001-01-09 2008-08-27 住友ゴム工業株式会社 路面状態判別装置および方法、ならびに路面状態の判別プログラム
JP4171174B2 (ja) * 2000-12-14 2008-10-22 住友ゴム工業株式会社 タイヤ識別装置および方法
JP4425478B2 (ja) * 2001-01-12 2010-03-03 住友ゴム工業株式会社 路面状態推定方法および装置
JP4582920B2 (ja) * 2001-01-26 2010-11-17 住友ゴム工業株式会社 タイヤの摩耗状態検知装置および方法、ならびにタイヤの摩耗判断プログラム
JP4606623B2 (ja) * 2001-03-15 2011-01-05 住友ゴム工業株式会社 タイヤ選定装置および方法、ならびにタイヤの選定プログラム
DE10157261B4 (de) * 2001-11-22 2007-05-03 Continental Aktiengesellschaft Verfahren und Vorrichtung zur Ermittlung einer Profiltiefe eines Kraftfahrzeugreifens
JP3923808B2 (ja) * 2002-01-23 2007-06-06 住友ゴム工業株式会社 タイヤ空気圧低下警報方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラム
JP3978774B2 (ja) * 2002-03-20 2007-09-19 マツダ株式会社 車両制御装置
EP1372049A1 (fr) * 2002-06-13 2003-12-17 Société de Technologie Michelin Méthode d'asservissement, utilisable notamment pour maintenir le glissement d'un pneu à un niveau optimal pour qu'il fonctionne à un niveau de coefficient d'adhérence maximal
EP1371534B1 (fr) * 2002-06-13 2005-04-20 Société de Technologie Michelin Système de contrôle de la stabilité d'un véhicule utilisant un invariant caractérisant tout pneumatique
FR2841827A1 (fr) * 2002-07-04 2004-01-09 Michelin Soc Tech Estimation de l'usure d'un pneu
JP2004203214A (ja) * 2002-12-25 2004-07-22 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラム
JP4261309B2 (ja) * 2003-10-20 2009-04-30 富士重工業株式会社 車両のタイヤ種別判定方法
JP4216150B2 (ja) * 2003-08-26 2009-01-28 富士重工業株式会社 車両のタイヤ種別判定装置
DE602004004014T2 (de) * 2003-08-26 2007-04-26 Fuji Jukogyo K.K. Vorrichtung und Verfahren zur Beurteilung des Reifentyps und von Strassenoberflächenzuständen für Fahrzeuge
JP4028842B2 (ja) * 2003-12-25 2007-12-26 住友ゴム工業株式会社 タイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラム
EP1759891B1 (en) * 2004-06-23 2010-11-03 Bridgestone Corporation Tire wear detection system
JP4324531B2 (ja) 2004-09-24 2009-09-02 住友ゴム工業株式会社 タイヤ空気圧低下検出装置および方法
JP4159541B2 (ja) 2004-12-24 2008-10-01 住友ゴム工業株式会社 タイヤ空気圧低下検出方法および装置
US7301445B2 (en) * 2004-12-28 2007-11-27 Caterpillar Inc. Tire maintenance system
US7291237B2 (en) * 2005-03-24 2007-11-06 O'brien John Michael Method of making tire having wear indicators
JP4636991B2 (ja) * 2005-10-14 2011-02-23 住友ゴム工業株式会社 路面状態推定装置および方法、ならびに路面状態推定のためのプログラム
JP4796470B2 (ja) 2005-12-16 2011-10-19 住友ゴム工業株式会社 タイヤ空気圧異常検出装置、方法およびプログラム
FR2914744B1 (fr) * 2007-04-06 2009-07-03 Michelin Soc Tech Procede de detection d'un phenomene d'hydroplanage d'un pneumatique sur une chaussee
JP4709804B2 (ja) * 2007-06-01 2011-06-29 本田技研工業株式会社 車輪径のばらつき検出装置
JP4979729B2 (ja) * 2009-03-19 2012-07-18 日立建機株式会社 タイヤ磨耗判定装置を備えた車両
FR2945122B1 (fr) * 2009-04-29 2011-09-16 Renault Sas Procede et dispositif d'evaluation de l'usure d'un pneu
CN101633297A (zh) * 2009-08-13 2010-01-27 奇瑞汽车股份有限公司 一种汽车轮胎胎压监控方法
JP5504912B2 (ja) * 2010-01-22 2014-05-28 横浜ゴム株式会社 タイヤの使用条件評価方法及び装置、並びにタイヤの摩耗予測方法及び装置
US8706378B2 (en) 2011-11-28 2014-04-22 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Systems and methods for determining road mu and drive force
JP6227385B2 (ja) * 2013-11-21 2017-11-08 Ntn株式会社 自動車用タイヤの摩耗量検知装置
JP6819557B2 (ja) * 2017-11-28 2021-01-27 トヨタ自動車株式会社 車両安定制御装置
US10518590B2 (en) * 2018-03-05 2019-12-31 Sensata Technologies, Inc. System and method for tracking tire tread wear
IT201800005907A1 (it) * 2018-05-31 2019-12-01 Sistema e metodo di rilevamento di danni a pneumatici
FR3084455B1 (fr) * 2018-07-30 2020-06-26 Continental Automotive France Procede d'estimation du rayon exterieur d'un pneumatique equipant une roue d'un vehicule automobile
US11644386B2 (en) 2018-12-11 2023-05-09 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire wear state estimation system and method
CN110901310A (zh) * 2019-11-28 2020-03-24 东风商用车有限公司 商用车胎压检测系统
JP7563169B2 (ja) * 2020-12-24 2024-10-08 住友ゴム工業株式会社 タイヤの摩耗状態の推定装置
CN114379297B (zh) * 2022-02-25 2024-09-17 东莞市台铃车业有限公司 轮胎压力的检测方法、装置、设备及计算机存储介质
JP2024011301A (ja) * 2022-07-14 2024-01-25 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、それを備えた車両、情報処理方法およびプログラム

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57161621A (en) * 1981-03-31 1982-10-05 Nissan Motor Co Ltd Alarming device for trouble on tyre
JPS5897507A (ja) * 1981-12-01 1983-06-10 Niles Parts Co Ltd タイヤ摩耗検出装置
US5065618A (en) * 1990-11-14 1991-11-19 Hodges Transportation Inc. Method and apparatus for determining terrain surface profiles
US5591906A (en) * 1992-09-16 1997-01-07 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Tire pressure drop detecting device and method
EP0656268B1 (en) * 1992-09-16 1998-12-02 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Apparatus for and method of detecting decrease of air pressure in tire
JPH06313749A (ja) * 1993-04-28 1994-11-08 Omron Corp タイヤ異常検出装置とそれを備えた安全運行装置及び自動車
JP2746338B2 (ja) * 1993-09-30 1998-05-06 本田技研工業株式会社 タイヤ空気圧判定装置
JPH07164830A (ja) * 1993-12-14 1995-06-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd タイヤ磨耗警告装置
JP3624446B2 (ja) * 1995-02-17 2005-03-02 日産自動車株式会社 タイヤ内圧低下検出装置
DE19619393B4 (de) * 1995-07-26 2006-04-13 Robert Bosch Gmbh System zur Überwachung des Reifenzustandes
JP3150893B2 (ja) * 1996-01-12 2001-03-26 住友ゴム工業株式会社 タイヤ識別方法および装置
US5721374A (en) * 1996-08-19 1998-02-24 Delco Electronics Corporation Method of detecting low tire pressure by comparing wheel speeds

Also Published As

Publication number Publication date
US6076035A (en) 2000-06-13
EP0890458A2 (en) 1999-01-13
DE69817698D1 (de) 2003-10-09
EP0890458B1 (en) 2003-09-03
DE69817698T2 (de) 2004-03-25
JPH1178442A (ja) 1999-03-23
EP0890458A3 (en) 2000-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3418121B2 (ja) タイヤの摩耗状態検知装置および方法
JP3150893B2 (ja) タイヤ識別方法および装置
JP3231256B2 (ja) 初期補正係数演算装置
JP2008247126A (ja) タイヤ摩耗警報方法
US20160362115A1 (en) Estimating adhesion potential by assessing rolling radius
JPH09249010A (ja) 初期補正係数演算装置およびこれを利用した装置
US20070016354A1 (en) Method and device for determining a friction value representing frictions acting between a road and vehicle tires
JP4256797B2 (ja) タイヤ空気圧低下警報方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラム
JP2003211925A (ja) タイヤ空気圧低下警報方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラム
US6339957B1 (en) Apparatus for identifying tires and method thereof
JP3544149B2 (ja) タイヤ識別装置および方法
JP2003146037A (ja) タイヤ空気圧低下検出方法および装置、ならびにタイヤ減圧判定のプログラム
JP4800025B2 (ja) 車両の荷重状態推定方法およびタイヤ空気圧低下警報方法
JP3535076B2 (ja) 路面摩擦係数判定装置および方法
JP5555486B2 (ja) タイヤ内圧低下検出方法及び装置、並びにタイヤ内圧低下検出プログラム
JP4582920B2 (ja) タイヤの摩耗状態検知装置および方法、ならびにタイヤの摩耗判断プログラム
JP2009006793A (ja) タイヤ内圧低下検出方法及び装置、並びにタイヤ内圧低下検出プログラム
JP5002203B2 (ja) タイヤ動荷重半径の基準値初期化方法
JP5025981B2 (ja) タイヤ内圧低下検出のためのタイヤ動荷重半径基準値初期化方法
JP2004175349A (ja) 路面状態判定方法および装置、ならびに路面状態判定のプログラム
JP2002362345A (ja) 路面状態判定装置および方法、ならびに路面状態の判定プログラム
JP2008247243A (ja) タイヤの内圧低下判断方法における閾値設定方法
JP4107988B2 (ja) 路面状態判定装置および方法、ならびに路面状態判定プログラム
JP3167278B2 (ja) タイヤ空気圧低下検出方法および装置
EP4378786A1 (en) Estimation apparatus for water film thickness on road surface

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090411

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100411

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120411

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130411

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130411

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140411

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term