JP3418110B2 - パチンコ遊技機の不正入賞防止装置 - Google Patents

パチンコ遊技機の不正入賞防止装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大当たりが発生し
特別遊技状態となると大入賞口が継続的に開くように構
成されたパチンコ遊技機において、針金,ピアノ線等を
使って該大入賞口を開き打球を入賞させるような不正行
為を防止する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】俗に「フィーバー機」と称される第1種
パチンコ遊技機は、周知のように、遊技盤に設けられた
始動入賞口に打球が入ることによりカラー液晶ディスプ
レイ,CRT等の図柄変動表示器が図柄を一定時間変動
表示した後に停止し、その停止図柄が所定の確率で偶然
性をもって「777」等の特定図柄となった場合に特別
遊技状態(大当たり)となり大入賞口の開閉扉が電動開
閉装置の作動により開成状態となるようにしたもので、
その開成状態の大入賞口に打球が所定個数(通常は10
個)入球するか、または開成状態で所定制限時間(通常
は30秒)が経過すると、いわゆる第1ラウンドが終わ
って該大入賞口は一旦は閉じるが、その第1ラウンド中
に大入賞口内に設けられている継続入賞口(Vゾーンと
称される)に打球が入球していた場合には第2ラウンド
が始まりすぐにまた該大入賞口が開かれる。そして開成
状態となった大入賞口にまた打球が所定個数(通常は1
0個)入球するか、または開成状態で所定制限時間(通
常は30秒)が経過すると、第2ラウンドが終わって該
大入賞口はまた閉じるが、その第2ラウンド中に大入賞
口内に設けられている継続入賞口(Vゾーンと称され
る)に打球が入球していた場合には第3ラウンドが始ま
りすぐにまた該大入賞口が開かれる。こうして、以降も
各ラウンド中に継続入賞口に打球が入賞したことを条件
として最終ラウンド(例えば第16ラウンド)になるま
で該大入賞口が継続的に開かれるようにしている。こう
して特別遊技状態の期間中に大入賞口の開閉扉が所定ラ
ウンド数を限度として継続的に開かれることにより打球
が極めて入り易い状況となり多数の景品球を獲得できて
遊技者に多くの利益がもたらされるように構成されたも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように大当たりが
発生し大入賞口が継続的に開成状態となるように構成さ
れたパチンコ遊技機では、例えば不正の目的でピアノ
線,セル等をガラス枠内に侵入させ大入賞口の開閉扉を
無理に開け遊技球を入賞させるようなことがあった。こ
のような不正行為は従来では早期に発見できずパチンコ
店は多大な損害を被っていた。また不正行為を発見でき
たとしても遊技球をどの程度不正に入賞させたのかが分
からないので、その不正遊技者への対処が困難であっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
しようとするもので、偶然性をもって大当たりが発生す
ることで特別遊技信号が発信され大入賞口の開閉扉が電
動開閉装置の作動により継続的に開成状態になされるよ
うにしたパチンコ遊技機において、特別遊技信号が発信
されてない状態で大入賞口に入賞した遊技球を検出する
入賞球計数スイッチが作動したときその入賞遊技球数を
表示すると同時に異常表示手段を作動させることを特徴
とする。
【0005】また本発明は上記パチンコ遊技機におい
て、特別遊技信号が発信されてない状態で大入賞口に入
賞した遊技球を検出する入賞球計数スイッチが作動する
と、景品球払出装置が作動して該遊技球が遊技者に還元
されるようにしたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】次に図面に従い本発明の実施の形
態を説明する。図1にこのパチンコ遊技機の正面を示
し、図中、1は景品球受用の上皿、2は下皿、3は打球
発射ハンドル、4はスピーカ、5は遊技盤、6は前面
枠、7は該遊技盤5上に設けられた液晶ディスプレイか
らなる図柄変動表示器、8は通過ゲート、9は始動入賞
口、10,11は普通入賞口である。
【0007】12は図2〜図4に示したように取付基板
13の中央に開設された長方形状の大入賞口で、該大入
賞口12には前方に開閉可能に開閉扉14が軸受15,
15により枢支されている。16は該取付基板13の裏
側に設けられた電動開閉装置(ソレノイド)で、開閉扉
14の裏側に一体に設けられた耳片17にピン18を突
設し、該電動開閉装置16の作動軸に固設された連係片
19に突部20,21を形成し、該ピン18を突部2
0,21間に位置させることで該電動開閉装置16の作
動で開閉扉14が開閉作動するようにしている。なお2
2は該大入賞口12の中央部に設けられた継続入賞口、
23は該継続入賞口12に入賞した遊技球を検出する継
続入賞口スイッチ、24は該大入賞口12に入賞した遊
技球を検出する入賞球計数スイッチである。
【0008】また該パチンコ遊技機の裏側には前記図柄
変動表示器7および電動開閉装置16等を作動させる遊
技制御回路基板25が設けられ、該遊技制御回路基板2
5は図5にブロック図を示したように、始動入賞口9内
に設けられた始動入賞口スイッチ26、および前記継続
入賞口スイッチ23,入賞球計数スイッチ24からそれ
ぞれ遊技球入賞の電気信号を受ける。なお27は図1に
も示したように該パチンコ遊技機の上方の幕板に設けら
れた2つの7セグメント表示器からなる数字表示器、2
8は警報ランプからなる警報器である。
【0009】遊技制御回路基板25は、始動入賞口スイ
ッチ26からの電気信号により作動開始し所定の確率で
偶然性をもって特別遊技状態をもたらす大当たり発生手
段と、遊技制御手段と、表示器駆動手段と、効果音発生
手段と、駆動制御手段等からなる。そして該遊技制御手
段からの指令信号により前記図柄変動表示器7,スピー
カ4,電動開閉装置16,数字表示器27,警報器2
8、および景品球払出装置(図示せず)が夫々作動し得
るように接続される。
【0010】図6に本発明に係るパチンコ遊技機の作動
を示すフローチャートを示し、以下このフローチャート
に従い説明する。このパチンコ遊技機では、始動入賞口
スイッチ26からの入賞信号を捕らえ図柄変動表示器7
を変動表示させその停止図柄が「777」等の特定図柄
となり大当たりが発生したかどうかを判別するステップ
dの通常遊技状態のループ中に、前記入賞球計数スイッ
チ24からの入賞信号を捕らえ大入賞口12への遊技球
の入球の有無を検知するステップaを設けている。
【0011】このステップdにて図柄変動表示器7の停
止図柄が「777」等の特定図柄となり大当たりが発生
したこととなると、特別遊技信号が発信され(ステップ
e)て特別遊技状態となり大入賞口12が開成状態とな
る。(ステップf)。この開成状態では、タイマにより
開成状態になってからの経過時間が計測されるととも
に、入賞球計数スイッチ24により該大入賞口12に入
球した打球数がカウントされ、所定の制限時間(30
秒)が経過するかあるいは該大入賞口12に打球が所定
個数(10個)入球すると該大入賞口12は一旦は閉じ
る。(ステップg,h)。しかし大入賞口12に入賞し
た打球が継続入賞口22に入賞していた場合で、かつ継
続回数、即ち大入賞口12の開閉回数が所定回数(16
回)に達していない場合は、ステップjからステップf
に戻り大入賞口12を再び開成状態とする。このためこ
の継続条件が満たされる限り大入賞口12は最大16回
(16ラウンド)を限度として繰り返し開成され、この
間に遊技者は多数の景品球を獲得できる。なお各ラウン
ドにおける打球の実際の入球個数およびラウンド数は逐
次図柄変動表示器7に表示され、遊技客はその表示を参
考にラウンドを進行させることができる。
【0012】一方、上記ステップa〜ステップdの通常
遊技状態であるときに、入賞球計数スイッチ24が作動
し遊技球の通過が捕捉された場合は、このループから抜
けてステップkに移行し、該入賞球計数スイッチ24に
て計数された遊技球の数を前記数字表示器27に表示す
ると同時に警報器28を作動させその異常状態表示させ
る。(ステップl,m)。
【0013】また同時に、このパチンコ遊技機の景品球
払出装置を還元モードに切り替え、入賞球計数スイッチ
24にて計数された遊技球の数と同数の遊技球を遊技者
に還元払い出しする。(ステップn)。なおこの異常検
出状態はパチンコ遊技機の裏面に設けられたリセットス
イッチを操作するまで続く。(ステップo)。
【0014】このように特別遊技状態でないときに大入
賞口12に遊技球が入賞したことを検知することで警報
器28が作動し不正行為が行われていることをすぐに検
知できるとともに、その不正に入賞された遊技球の数が
数字表示器27に表示され、かつその不正入賞遊技球を
このパチンコ遊技機に備えられている景品球払出装置を
作動させることにより還元するようにしたので、不正な
遊技者に対しては遊技球を還元させるだけであって余計
な景品球を払い出すことが一切ないので不正遊技者を利
することはなく、このため不正行為を未然に防ぐ効果が
ある。
【0015】
【発明の効果】このように本発明のパチンコ遊技機は、
特別遊技信号が発信されてない状態で大入賞口に入賞し
た遊技球を検出する入賞球計数スイッチが作動したとき
その入賞遊技球数を表示すると同時に異常表示手段を作
動させるようにしたので、不正行為を確実に検出でき、
不正な遊技者を利することがないので、不正行為を未然
に防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ遊技機の正面図。
【図2】本発明に係るパチンコ遊技機の大入賞口の斜視
図。
【図3】図2に示した大入賞口のA−A線断面図。
【図4】図2に示した大入賞口のB−B線断面図。
【図5】本発明に係るパチンコ遊技機のブロック図。
【図6】本発明に係るパチンコ遊技機のフローチャー
ト。
【符号の説明】
5 遊技盤 7 図柄変動表示器 9 始動入賞口 12 大入賞口 14 開閉扉 16 電動開閉装置 22 継続入賞口 23 継続入賞口スイッチ 24 入賞球計数スイッチ 25 遊技制御回路基板 26 始動入賞口スイッチ 27 数字表示器 28 警報器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偶然性をもって大当たりが発生すること
    で特別遊技信号が発信され大入賞口の開閉扉が電動開閉
    装置の作動により開成状態になされるようにしたパチン
    コ遊技機において、特別遊技信号が発信されてない状態
    で大入賞口に入賞した遊技球を検出する入賞球計数スイ
    ッチが作動したときその入賞遊技球数を表示すると同時
    に異常表示手段を作動させることを特徴としたパチンコ
    遊技機の不正入賞防止装置。
  2. 【請求項2】 特別遊技信号が発信されてない状態で大
    入賞口に入賞した遊技球を検出する入賞球計数スイッチ
    が作動すると、景品球払出装置が作動して該入賞球計数
    スイッチにて計数された遊技球の数と同数の遊技球が
    技者に還元されるようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載のパチンコ遊技機の不正入賞防止装置。
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