JP3411317B2 - 車両用走行誘導装置 - Google Patents

車両用走行誘導装置

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JP3411317B2
JP3411317B2 JP33848492A JP33848492A JP3411317B2 JP 3411317 B2 JP3411317 B2 JP 3411317B2 JP 33848492 A JP33848492 A JP 33848492A JP 33848492 A JP33848492 A JP 33848492A JP 3411317 B2 JP3411317 B2 JP 3411317B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両が走行途中で通過
した地点の道路に沿った画像情報を車載のカメラで撮像
し収集して記憶しておき、車両が再度その地点を通過す
るときに既に収集して記憶してある画像情報を運転者に
提供するようにした車両用走行誘導装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子技術および通信技術の発展に
より、車両が現在走行している走行位置を検出し、この
車両の走行位置を含む地図とともに、車両の現在の走行
位置をCRTディスプレイ上に表示し、車両を目的地へ
誘導する、いわゆるカー・ナビゲーション・システムと
呼ばれる車両用走行誘導装置が実用化されている(たと
えば、特公平2−9688号公報参照)。
【0003】上記車両用走行誘導装置は、具体的には図
示しないが、車速センサおよび方位センサを備える一
方、車両が現在走行している路線の前方の分岐点の手前
数100メートルないし2キロメートルの範囲に設けら
れた分岐点情報発信局から、路線に沿って60メートル
程度の受信エリアを有する電波信号として発射される上
記分岐点の分岐点情報を受信する分岐点情報受信装置を
備えている。そして、これら車速センサ、方位センサお
よび分岐点情報受信装置からの出力に基づいて、マイク
ロコンピュータで車両の現在の走行位置をリアルタイム
に演算し、その演算結果とともに、上記マイクロコンピ
ュータのCD−ROM等の記録媒体に記憶された地図画
像信号をディスプレイに表示し、ディスプレイの表示画
面に表示されている地図上に車両の現在の走行位置をリ
アルタイムに表示する。車両の運転者は、表示されたこ
の走行位置を参照して、車両を走行させる。
【0004】また、上記車両用走行誘導装置において、
車両の位置検出の精度の関係から、車速センサ、方位セ
ンサおよび分岐点情報受信装置による車両の位置検出に
加えて、GPS(グローバル・ポジショニング・システ
ム)衛星からの電波の受信による、車両の位置決めも併
用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
車両用走行誘導装置が装備された車両により、たとえば
ある2つの地点間を往復するような場合にも、運転者
は、往路も復路もともに、CD−ROM等の記録媒体に
予め記憶させた地図を表示させ、上記のようにして検出
された自車両の位置を上記地図の上に表示させ、この自
車両の位置を参照しながら走行することになる。
【0006】したがって、従来の車両用走行誘導装置が
装備された車両により、上記のように2地点間を往復す
るような場合にも、車両用走行誘導装置は、表示する情
報に関する限り、往路も復路も記録媒体に記憶させた地
図データ上で自車両の検出位置を表示するものであり、
運転者にとって、復路においても実際の路線を確認する
ために要する心理的な負担はそれほど軽減されないとい
う問題があった。
【0007】本発明の目的は、車両が走行途中で通過し
た地点で収集した道路に沿った画像情報を、再度同じ路
線を走行するときに有効かつ便利に利用できるようにし
た車両用走行誘導装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明にかかる車両用走行誘導装置は、走行中の車両の現在
位置を検知する現在位置検知手段と、上記車両が走行途
中で通過した地点の道路に沿った画像を撮像する車両後
方へ向けた車載のカメラと、該カメラで撮像した画像情
報を収集して撮像場所と共に記憶する道路画像情報収集
手段と、この道路画像情報収集手段により収集した画像
情報を上記車両の運転者が必要とするときに運転者に提
供する画像表示装置とを備え、往路の交差点通過後に該
交差点の道路標識を含む車両後方の画像および上記交差
点での自車の進入方向を記憶しておき、上記往路と逆経
路の復路にて、上記交差点の手前で上記画像と往路での
進入方向を上記運転者に提示し、上記画像における上記
交差点の道路標識の種類を認識し、その道路標識の種類
と自車の復路における交差点の進入方向とに基づいて、
自車の走行が規制されるか否かを判断し、その判断結果
を上記運転者に報知する、ことを特徴としている。
【0009】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
に記載の車両用走行誘導装置において、上記道路標識が
時間規制標識を有している場合には、当該時間規制標識
の数字及び/又は文字を画像認識し、その規制内容に応
じて、自車の走行が規制されるか否かを判断する、こと
を特徴としている。更に、請求項3にかかる発明は、請
求項1又は請求項2に記載の車両用走行誘導装置におい
て、上記道路標識が車格別規制標識を有している場合に
は、当該車格別規制標識の数字及び/又は文字を画像認
識し、その規制内容に応じて、自車の走行が規制される
か否かを判断する、ことを特徴としている。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【作用】道路画像情報収集手段は、車両が走行途中で通
過した地点で車載のカメラが撮像した道路に沿った画像
情報を収集して撮像場所と共に記憶する。この道路画像
情報収集手段により収集された画像情報は、上記車両の
運転者が必要とするときに画像表示装置に表示される。
特に、往路の交差点通過後にその道路標識を含む車両後
方の画像および当該交差点での自車の進入方向を記憶し
ておき、上記往路と逆経路の復路にて上記交差点の手前
で上記画像と往路での進入方向を上記運転者に提示す
る。そして、上記画像における交差点の道路標識の種類
を認識し、その道路標識の種類と自車の復路における交
差点の進入方向とに基づいて、自車の走行が規制される
か否かを判断してその結果を運転者に報知する。
【0018】
【発明の効果】請求項1にかかる発明によれば、車両が
走行途中で通過した地点で車載のカメラが撮像した道路
に沿った画像情報が収集されて撮像場所と共に記憶され
ており、この記憶された画像情報は運転者が必要とする
ときに画像表示装置に表示される。特に、往路の交差点
通過後にその道路標識を含む車両後方の画像および当該
交差点での自車の進入方向が記憶され、上記往路と逆経
路の復路にて上記交差点の手前で上記画像と往路での進
入方向が運転者に提示される。そして、上記画像におけ
る当該交差点の道路標識の種類と自車の復路における交
差点の進入方向とに基づいて、自車の走行が規制される
か否かが判断され、その結果を運転者に報知されること
により、復路の走行において往路で収集した道路交通情
報を利用することができ、復路において運転者の実際の
道路確認の負担を大幅に軽減することができる。
【0019】また、請求項2にかかる発明によれば、上
記請求項1に係る発明の効果に加えて、上記道路標識が
時間規制標識を有している場合には、その規制内容に応
じて自車の走行が規制されるか否かが判断されることに
より、復路の走行において時間規制標識を有する道路標
識が設けられた交差点での、運転者の実際の道路確認の
負担を更に軽減することができる。更に、請求項3にか
かる発明によれば、上記請求項1又は請求項2に係る発
明の効果に加えて、上記道路標識が車格別規制標識を有
している場合には、その規制内容に応じて自車の走行が
規制されるか否かが判断されることにより、復路の走行
において車格別規制標識を有する道路標識が設けられた
交差点での、運転者の実際の道路確認の負担を更に軽減
することができる。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【実施例】以下に、添付の図面を参照して本発明の実施
例を説明する。本発明にかかる車両用走行誘導装置の構
成の概略を図1に示す。
【0028】上記車両用走行誘導装置は、車両が現在走
行している路線の前方の分岐点の手前に設けられた分岐
点情報発信局から、ビーコンと呼ばれる電波信号として
発射される上記分岐点の分岐点情報およびGPS衛星か
らの電波を利用し、CD−ROMドライブ2からの地図
情報上に、車両の現在位置を表示する周知のナビゲーシ
ョン装置1を搭載した車両に本発明を適用したもので、
制御装置3,画像記録装置7,カメラ8を備えるととも
に、運転者のマニュアル操作により、カメラ8の撮影指
令信号を出力する撮影スイッチ4,車両のハンドルの舵
角を検知し、交差点等で車両が曲がると自動的にカメラ
8の撮影指令信号および撮影停止指令信号を出力する舵
角センサ5およびカメラ8の撮影のマニュアルとオート
の切替スイッチ6を備える。なお、上記舵角センサ5に
代えて、方向指示器の操作レバーに連動させたスイッチ
であってもよい。
【0029】上記制御装置3は、たとえばCPU,RO
MおよびRAM等からなるマイクロコンピュータとその
インターフェース回路であるA/D変換器およびD/A
変換器等の回路により構成される。また、上記画像記録
装置7は、たとえばフロッピイディスク、光磁気ディス
クあるいはビデオテープ等の記録媒体にカメラ8で撮影
された画像を記録する。さらに、上記カメラ8として
は、CCDを撮像素子として有するものを使用すること
ができ、たとえば車両が右ハンドル車の場合には、左後
方にてその撮影レンズを後方に向けて配置され、左ハン
ドル車の場合は、右後方にてその撮影レンズを後方に向
けて配置される。
【0030】上記制御装置3は、切替スイッチ6がマニ
ュアルモードに切り替えられているときには、たとえば
図2に示すように、往路で道路xと道路yとが交差する
交差点zで道路yから道路xに右折してしばらくした地
点PAにて、運転者が撮影スイッチ4を操作し、撮影ス
イッチ4から撮影指令信号が入力すると、カメラ8およ
び画像記録装置7に、撮影指令信号および画像信号をそ
れぞれ出力する。
【0031】これにより、運転者が撮影スイッチ4を操
作した上記地点PAの画像がカメラ8により撮影される
とともに、その撮影画像が画像記録装置7に録画され
る。この撮影画像は、車両が右ハンドル車の場合、左後
方にてその撮影レンズを後方に向けて配置されているの
で、図2の交差点zに関してたとえば図3に示すように
なる。
【0032】上記制御装置3はまた、切替スイッチ6が
オートモードに切り替えられている場合にも、往路で図
2に示す交差点zにて道路yから道路xに右折するため
にハンドルを右に切ると、舵角センサ5がこれを検知
し、車両が交差点zを通過した上記地点PAにて舵角セ
ンサ5が撮影指令信号を出力すると、カメラ8および画
像記録装置7に、撮影指令信号および画像信号をそれぞ
れ出力する。
【0033】これにより、往路で車両が図2の交差点z
を上記のように右折すると、上記地点PAの画像がカメ
ラ8により運転者が何等撮影操作することなく自動撮影
されるとともに、その撮影画像が画像記録装置7に録画
される。
【0034】一方、復路では、上記制御装置3は、ナビ
ゲーション装置1が車両の位置が図2に示す上記交差点
zの手前の地点PBに達したことを示す信号を受ける
と、上記カメラ8により図2の往路の地点PAで撮影さ
れ、画像記録装置7に録画されている交通標識11等を
含む図3の撮影画像を、復路での車両の走行経路12と
ともに、上記ナビゲーション装置1のディスプレイ9に
表示させる。運転者は、この交差点zの撮影画面と車両
の外部の交差点zの風景とから、復路において再び、往
路で通過(右折)した交差点zに達したことを確認する
ことができる。
【0035】上記制御装置3は、画像認識により、画像
記録装置7に録画された画像に含まれる道路標識11
(図3参照)を識別し、予めそのROMに書き込まれて
いる標識データと照合し、復路でナビゲーション装置1
のディスプレイ9に表示される道路標識11が、次に説
明するように、特に注意すべきものである時には、運転
者にそれを報知する。
【0036】たとえば、図3に示すように、道路標識1
1が指定方向外進入禁止を示す標識で、交差点zで左折
することができない場合は、上記ディスプレイ9には、
図4に示すように、交差点zの画像において左折する道
路yへの進入禁止を示す標識13を点滅させて運転者に
左折禁止を報知したり、図5に示すように、交差点zと
左折禁止の標識を交互に表示して、運転者に左折禁止を
報知したり、あるいは音声合成により「左折できませ
ん」もしくは「左折禁止です」等を発声させて、運転者
に報知することができる。
【0037】また、上記道路標識11が、たとえば図6
に示すような時間規制標識や図7に示すような車格別規
制標識を有している場合も、画像認識により、時間規制
標識や車格規制標識の数字や文字を読み取り、その規制
内容を判断して、図4や図5等で説明したのと同様の手
法で、左折禁止や進入禁止等の規制があることを運転者
に報知する。
【0038】次に、図1の車両用走行誘導装置を装備し
た車両で2地点間を往復する場合を想定して、以上に構
成を説明した車両用走行誘導装置の動作を、図10ない
し図13のフローを参照して説明する。
【0039】往路の出発地点において、図10に示すよ
うに、上記車両用走行誘導装置の図示しないスイッチが
オン(ステップS1)すると、ステップS2にて、上記
車両用走行誘導装置が現在、撮影ルーチンにあるか否か
が判定される。なお、撮影ルーチンと画像表示ルーチン
とは、たとえばナビゲーション装置1からの車両の位置
検知信号により判定される。
【0040】上記ステップS2にて、車両が往路を走行
していて撮影ルーチンであると判定すると、Aルーチン
S3が実効された後、リターンする。また、上記ステッ
プS2にて、車両が復路を走行していて撮影ルーチンで
ないと判定されると、ステップS4で画像表示ルーチン
であるか否かが判定される。このステップS4にて、画
像表示ルーチンであると判定されると、BルーチンS5
が実行された後、リターンする。上記ステップS4に
て、画像表示ルーチンでないと判定されると、そのまま
リターンする。
【0041】(Aルーチン) 図11のステップS11にて、カメラ8の撮影スイッチ
(シャッタスイッチ)4が自動モードになっているかマ
ニュアルモードになっているかを判定する。このステッ
プS11にて自動モードになっていると判定されると、
ステップS12にて、舵角センサ5の出力から車両のハ
ンドルが所定値以上の切れ角を示したか否かの判定を繰
り返す。
【0042】この状態で、車両がたとえば図2で説明し
た道路xと道路yの交差点zにさしかかり、運転者が車
両のハンドルを右に切り、次いで上記交差点zを通過し
た後、道路xに進入した後ハンドルを戻したとすると、
上記ステップS12にて、ハンドルが所定値以上の切れ
角を示したと判定され、次いで、ステップS13にて、
車両のハンドルの舵角が戻ったか否かの判定を繰り返
す。このステップS13にて、車両のハンドルの舵角が
戻ったと判定すると、ステップS15にて、撮影スイッ
チ4が図2のポイントPAでオンされ、車両後部にレン
ズを後方に向けて設置したカメラ8により図3に示す画
像が撮影される。この画像は、ステップS16にて、画
像記録装置7の記録媒体に、日時、場所とともに記録さ
れ、再び、ステップS11の実行に戻る。
【0043】一方、上記ステップS14にて、カメラ8
の撮影スイッチ(シャッタスイッチ)4がマニュアルモ
ードになっていると判定されると、ステップS14に
て、車両の運転者により、カメラ8の撮影スイッチ4が
オンされたか否かの判定を繰り返す。この状態で、たと
えば往路を直進走行中に有名建築物の近くを通過したと
きに、運転手がカメラ8のシャッタを切ると、ステップ
S15にて、撮影スイッチ4がオンされ、カメラ8によ
り上記有名建築物が撮影される。この画像は、ステップ
S16にて、画像記録装置7の記録媒体に、日時、場所
とともに記録され、再び、ステップS11の実行に戻
る。
【0044】(Bルーチン) 帰路において、図12および図13に示すBルーチンが
スタートすると、ステップS21にて、往路走行の際に
撮影されて画像記録装置7に記録された画像を表示する
か否かを判定し、画像を表示しないと判定すると、Bル
ーチンを終了する。
【0045】この状態で、ステップS21にて、上記画
像を表示すると判定すると、ステップS22にて、画像
記録装置7に記録された表示すべき画像を画像処理し、
その中に含まれている道路標識11(図3参照)を識別
し、制御装置3のROMに記憶されている道路標識情報
と照合する。
【0046】次いで、ステップS23にて、復路(帰
路)誘導を行なうか否かを判定し、帰路誘導を行なうと
判定した場合には、ステップS24にて車両(自車)が
往路走行時に撮影したポイントを通過したか否かを繰り
返し判定する。
【0047】上記状態で、車両がたとえば図2に示す復
路のポイントPBに達すると、ステップS27を実行
し、上記ポイントPBにて表示すべき交差点zの画像に
道路標識(規制標識)11があるか否かを判定する。
【0048】上記ステップS27において、道路標識1
1がないと判定すると、ステップS30にて、ディスプ
レイ9に、図3に示すように、往路時の車両の走行経路
12を含む交差点zの画像、あるいは図9に示すよう
に、往路時の車両の走行経路13を修正した復路時の走
行経路13を含む交差点zの画像を表示する。また、復
路の直進路を走行している時に、往路で撮影した有名建
築物の近くに達すると、この有名建築物を含む直進路画
面をディスプレイ9に表示する。
【0049】一方、上記ステップS27において、道路
標識11があると判定すると、ステップS28にてその
内容を判定し、時間もしくは車格別規制である仮否かを
判定する。このステップS28にて、上記道路標識11
が時間もしくは車格別規制でないと判定すると、既に説
明した上記ステップS30を実行する。
【0050】上記ステップS28にて、上記道路標識1
1が時間もしくは車格別規制であると判定すると、ステ
ップS29にて、現在、規制時間に外とする場合、車両
が規制車両に該当する場合はその旨を、ディスプレイ9
は、たとえば図4や図5において説明した態様で、運転
者に報知する。
【0051】なお、図12のステップS23にて、復路
(帰路)誘導を行わないと判定すると、ステップS25
およびステップS26を実行し、カメラ8により往路で
撮影して画像記録装置7に録画したポイントをメモリし
ておき、図8に示すように、随時、撮影ポイントP1,
P2,P3等を示すたとえば星形のランドマークによ
り、ディスプレイ9に表示するとともに、運転者がこれ
ら撮影ポイントP1,P2,P3等を選択して、その画
像表示を行う。
【0052】以上のようにして、図1の車両用走行誘導
装置を装備した車両により、たとえば2地点間を往復す
るような場合、往路走行の際に収集した情報を利用する
ことにより、運転者は、復路走行の際に走行すべき道路
の確認が容易になり、運転者の負担が大幅に軽減され
る。
【0053】また、カメラ8により撮影された画像は、
車両の走行誘導のための画像情報として利用するほか、
ドライブ等の記録画像として利用することができる。
【0054】上記実施例では、車両により2地点間を往
復する場合の復路誘導に本発明を適用した実施例につい
て説明したが、本発明は、このような復路誘導に限ら
ず、一般に、車両が走行中に撮影した画像情報を利用し
て走行する場合に広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる車両用走行誘導装置の一実施
例の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の車両用走行誘導装置の交差点における
往路における撮影ポイントと復路における交差点の画像
表示ポイントの説明図である。
【図3】 図2の交差点の撮影画面および表示画面の説
明図である。
【図4】 図3の表示画面における規制標識による左折
禁止の報知の形式の一つの例を示す説明図である。
【図5】 図3の表示画面における規制標識による左折
禁止の報知の形式のいま一つの例を示す説明図である。
【図6】 道路標識の内の時間規制標識の説明図であ
る。
【図7】 道路標識の内の車格規制標識の説明図であ
る。
【図8】 撮影ポイントの画像表示の一例を示す説明図
である。
【図9】 復路の画像表示において往路の走行経路を修
正して復路でとるべき走行経路を示す説明図である。
【図10】 図1の車両用走行誘導装置の制御フローの
メインルーチンのフローである。
【図11】 図10のAルーチンのフローである。
【図12】 図10のBルーチンのフローである。
【図13】 図10のBルーチンのフローである。
【符号の説明】
1 ナビゲーション装置 2 CD−ROMドライブ 3 制御装置 4 撮影スイッチ 5 舵角センサ 6 切替スイッチ 7 画像記録回路 8 カメラ 9 ディスプレイ 11 道路標識 12 走行経路(往路) 13 走行経路(復路)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−60214(JP,A) 特開 昭59−127200(JP,A) 特開 昭60−125879(JP,A) 特開 昭62−138719(JP,A) 特開 平2−78000(JP,A) 特開 平4−283789(JP,A) 実開 昭60−82211(JP,U) 実開 昭62−135916(JP,U) 実開 平2−126300(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 21/00 G08G 1/0969 G09B 29/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行中の車両の現在位置を検知する現在
    位置検知手段と、上記車両が走行途中で通過した地点の
    道路に沿った画像を撮像する車両後方へ向けた車載のカ
    メラと、該カメラで撮像した画像情報を収集して撮像場
    所と共に記憶する道路画像情報収集手段と、この道路画
    像情報収集手段により収集した画像情報を上記車両の運
    転者が必要とするときに運転者に提供する画像表示装置
    とを備え、 往路の交差点通過後に該交差点の道路標識を含む車両後
    方の画像および上記交差点での自車の進入方向を記憶し
    ておき、 上記往路と逆経路の復路にて、上記交差点の手前で上記
    画像と往路での進入方向を上記運転者に提示し、 上記画像における上記交差点の道路標識の種類を認識
    し、その道路標識の種類と自車の復路における交差点の
    進入方向とに基づいて、自車の走行が規制されるか否か
    を判断し、その判断結果を上記運転者に報知する、こと
    を特徴とする車両用走行誘導装置。
  2. 【請求項2】 上記道路標識が時間規制標識を有してい
    る場合には、当該時間規制標識の数字及び/又は文字を
    画像認識し、その規制内容に応じて、自車の走行が規制
    されるか否かを判断する、ことを特徴とする請求項1に
    記載の車両用走行誘導装置。
  3. 【請求項3】 上記道路標識が車格別規制標識を有して
    いる場合には、当該車格別規制標識の数字及び/又は文
    字を画像認識し、その規制内容に応じて、自車の走行が
    規制されるか否かを判断する、ことを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の車両用走行誘導装置。
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