JPS59127200A - 車載交通情報報知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は道路の左側に設置されている交通標識を認識し
て報知する車載交通標識報知装置に関す（２） るものである。

従来、道路の左側には、制限速度、駐車禁止などの種々
の交通標識が設置されており、これらの交通標識を運転
者が目視にて認識するようにしている。

しかしながら、その認識のためには運転者が車両前方の
左側に視線を移す必要があり、またぼんやりしている時
には交通標識を見過すことがある。

本発明は上記問題に鑑みたもので、車両前部に設置した
カメラにより車両の進行方向に対する左側前方の風景を
撮像し、この撮像したデータにより前記左側前方風景の
中に交通標識が含まれていることを判別すると、交通標
識の内容を運転者に報知せしめるようにした車載交通標
識報知装置を提供することを目的とするものである。

以下本発明を図に示す実施例について説明する。

第１図はその一実施例を示す全体構成図である。

この第１図において、Ｉはカメラで、第２図に示すよう
に、車両前部に設置され車両の進行方向に対するやや左
側前方の風景を撮像するものである。

（３） ２は予め定めたプログラムに従ってソフトウェアによる
ディジタル演算処理を実行するマイクロコンピュータで
、水晶振動子３を接続するとともに車載バッテリより安
定化電源回路（図示せず）を介した５■の安定化電圧の
供給を受けて作動状態になり、カメラ１からの画像デー
タを入力して交通標識の認識処理を行なうものである。

４はＣＲＴコントローラで、第３図に示すように、文字
表示（第４図（ａ））を行なうための文字データと、予
め定めた交通標識パターンによる種々の標識表示（例え
ば第４図（ｂ））を行なうための複数の標識データを記
憶したＲＯＭ４ａと、ＣＲＴ表示を行なうための表示デ
ータを記憶するＲＡＭ４ｂとを備え、このＲＡＭ４ｂに
おける表示データを順次読出してＣＲＴ表示するための
映像信号と同期信号（報知信号）に変換し出力するもの
である。なお、上記ＲＯＭ４ａにおける複数の標識デー
タはマイクロコンピュータ２における交通標識認識処理
のために用いられる。

５は報知手段としてのＣＲＴ表示装置で、車室（４） 内における運転席やや左側前方に設置され、前記ＣＲＴ
コントローラ４からの映像信号と同期信号により第４図
＋ａ）、（１１）、ｆｃｌに示すようなＣＲＴ表示を行
なうものである。

上記構成においてその作動を第５図に示す演算流れ図と
ともに説明する。

今、第１図中に示す各構成要素１〜５を備えた車両にお
いて、その運転開始時に車両キーを投入すると、車載バ
ッテリよりの電源供給を受けて各部電気系が作動状態に
なる。そして、ヤイクロコンピュータ２においては、図
示しない安定化電源回路からの安定化電圧の供給を受け
て作動状態になり、第５図のスタートステップ１００よ
りその演算処理を開始し、ステップ１０１に進んでマイ
クロコンピュータ２内のレジスタ、カウンタ、ラッチな
どを演算処理の開始に必要な初期状態に設定する。そし
て、ステップ１０２に進み、ＣＲＴコントローラ４にお
けるＲＯＭＡａ内の文字データをＲＡＭ４ｂに転送する
。このことにより、ＣＲＴコントローラ４はＲＡＭＪｂ
内の文字データ（５） を映像信号と同期信号としてＣＲ７表示装置５に発生す
るため、ＣＲ７表示装置５は第４図ｆａ）に示す標識表
示なる文字を表示する。すなわち、これからこのＣＲ７
表示装置５では交通標識を表示することを運転者に知ら
せる。

次のステップ１０３では、カメラ１より車両の進行方向
に対する左側前方風景の画像データを入力し、ステップ
１０４では、そのＷＩ像データによりまず標識が存在す
るか否かの認識処理を行なう。

この認識処理は画像データにおける所定部分（例えば撮
像した左側前方風景を４分割したうちの左上部）に、あ
る＠皿内の大きさをもった円状のものがあるか否かの判
別にて行なう。そして、円状のものがある場合は標識有
りとして次のステップ１０５の判定がＹＥＳになるが、
円状のものがないと認識するとステップ１０５の判定が
Ｎｏになり、ステップ１０３にもどって上記認識処理を
繰り返す。なお、上記ステップ１０３．１０４．１０５
にて、左側前方風景の中に交通標識が存在しているか否
かを判別する判別手段を構成している。

（６） そして、ステップ１０５にてその判定がＹＥＳになった
場合は、ステップ１０６に進み、その円状の中のデータ
とＣＲＴコントローラ４におけるＲＯＭ４ａ内の複数の
標識データとの類似度をそれぞれ計算、すなわちパター
ンマツチングを順次行なう。この場合、前記認識した円
状のものの大きさが比較される標識データのものと比べ
てかなり小さいものとなるため、前記円状のものを前記
標識データのものと同じくらいの大きさになるよう前記
円状の中のデータを所定の大きさだけ拡大して行なう。

そして、ステップ１０６にて計算したそれぞれの類似度
の中で最も大きい類似度が予め定めた所定値よりも大き
いか否かを次のステップ１０７にて判定し、その所定値
よりも小さい時は、いずれとも類似していないとしてそ
の判定がＮｏになり、ステップ１０８に進む。このステ
ップ１０８では、先にステップ１０３にて入力した画像
データをそのままＣＲＴコントローラ４におけるＲＡＭ
４ｂに転送する。このことにより、ＣＲＴコントロ（７
） う４はＲＡＭｄ　ｂ内の前記画像データを映像信号と同
期信号としてＣＲＴＲ７表示装定５生するため、ＣＲ７
表示装置５は第４図（Ｃ１に示すようにカメラ１にて撮
像した左側前方の風景をそのまま表示する。

また、前記ステップ１０７の判定がＹＥＳ、すなわちい
ずれか１つの標識データとの類似度が高くそのマツチン
グがとれた時には、ステップ１０９に進み、その類似し
たＲＯＭＡａ内の標識データをＲＡＭ４ｂに転送する。

このことにより、ＣＲＴコントローラ４はＲＡＭＪｂ内
の前記標識データを映像信号と同期信号としてＣＲ７表
示装置５に発生するため、ＣＲ７表示装置５は対応する
交通標識の図形（例えば第４同市））を表示する。

そして、ステップ１０８あるいは１０９の後にステップ
１０３にもどり、上記交通標識認識作動を繰り返し実行
する。なお、ＲＡＭ４ｂ内の表示データは新たに書替え
られるまで、すなわち新たに交通標識が認識されるまで
そのデータを保持するため、ＣＲＴ表示装Ｗ５の表示内
容もそのまま（８） 保持される。なお、上記ステップ１０６〜１０９および
ＣＲＴコントローラ４にて報知信号発生手段を構成して
いる。

なお、上記実施例では交通標識の表示を専用のＣＲ７表
示装置５を用いて行なうものを示したが、車速、回転数
、燃料、水温、時計などをＣＲＴ表示装置にて表示する
場合に、その一部を用いて交通標識表示を行なうように
してもよく、また交通標識認識時には他の表示（例えば
時針）と切替えて一定時間だけ交通標識表示を行なうよ
うにしてもよい。また、表示手段としてはＣＲＴ表示装
置に限らず、液晶、ＥＬ等の他の画像表示装置を用いて
もよい。さらに、交通標識認識時には、その交通標識の
意味を音声にて報知（例えば“セイゲンソクドヨンジュ
ッキロ”）するようにしてもよい。

また、カメラ１は車両前方を撮像できる位置にあれば車
両前方側部に設けてあってもよく、またその撮像角度も
所定の範囲内で自由に可動できるものであってもよい。

（９） サラに、マイクロコンピュータ２を用いてソフトウェア
によるディジタル演算処理を行なうものを示したが、電
子回路によるハードロジック構成のものを用いて行なう
ようにしてもよい。

以上述べたように本願の第１番目の発明においては、車
両前部に設置したカメラにより車両の進行方向に対する
左側前方の風景を撮像し、この撮像したデータにより前
記左側前方風景の中に交通標識が含まれていることを判
別すると、前記左側前方の風景を運転席前方位置にて所
定期間の間表示するようにしているから、交通標識を見
過してもその交通標識を含む風景表示にてその見過した
交通標識を運転者に確実に認識させることができるとい
う優れた効果がある。

さらに、本願の第２番目の発明においては、予め種々の
交通標識に対する複数の標識データを記憶しており、前
記左側前方風景の中に交通標識が含まれていることを判
別した後に、前記画像データと前記複数の標識データと
のパターンマツチングを順次行ない、いずれか１つの標
識データとマ（１０） ックングがとれた時にその標識データに対する交通標識
の内容を運転者に予め定めた交通標識のパターンに従っ
て報知せしめるようにしているから、上記第１番目の発
明と同様に見過した交通標識を運転者に確実に認識させ
ることができ、しかもその報知内容を前記カメラで撮像
した交通標識のまわりの風景に影響されない交通標識の
内容のみとすることができるという優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第２図は
カメラの車両への取付状態を説明するための説明図、第
３図はＣＲＴコントローラの構成を示す構成図、第４図
はＣＲ７表示装置の表示例を示す表示説明図、第５図は
マイクロコンピュータの演算処理を示す演算流れ図であ
る。 １・・・カメラ、２・・・マイクロコンピュータ、４・
・・ＣＲＴコントローラ、５・・・ＣＲ７表示装置。 代理人弁理士　岡　部　　　隆 （１１） 味 ５５４− 第３図 （ａ）　　　　　　　　（ｂ）　　　　　　　　（ｃ）
第５図 スター１ １１語定　　１０１ 文キテニハ表ホ　　　１０２ うｔタヒし２転嵌 、勇、悦しテ゛’−１３Ｘ力　　　１０３標戯誌　　１
０４ ０５ Ｎｏ　　４袖？ ＥＳ 予め定めし種々の　１０６ 橡雅５′−夕との 珈■叱廖ＨｔＪＬ ０７ （ｓｒｋｗｓと １０９　　　　　　　　１０ＥＳ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１，１車両前部に設置され車両の進行方向に対する左
   側前方の風景を撮像するカメラと、このカメラにて撮像
   した左側前方風景の画像データによりその風景の中に交
   通標識が含まれているか否かを判別する判別手段と、こ
   の判別手段にて前記左側前方風景の中に交通標識が含ま
   れていることを判別すると前記画像データを報知信号と
   して発生する報知信号発生手段と、この報知信号発生手
   段からの報知信号に基づいて車両進行方向に対する左側
   前方の風景を運転席前方位置にて所定期間の間表示する
   表示手段を、備えた車載交通標識報知装置。 （２）車両前部に設置され車両の進行方向に対する左側
   前方の風景を撮像するカメラと、このカメラにて撮像し
   た左側前方風景の画像データによりその風景の中に交通
   標識が含まれているか否かを判別する判別手段と、予め
   種々の交通標識に対する（１） 複数の標識データを記憶しており、前記判別手段にて前
   記風景の中に交通標識が含まれていることを判別した後
   に、前記画像データと前記複数の標識データとのパター
   ンマツチングを順次行ない、いずれか１つの標識データ
   とマツチングがとれた時にその標識データに対する報知
   信号を発生する報知信号発生手段と、この報知信号発り
   を手段からの報知信号に基づいて対応する交通標識の内
   容を予め定めた交通標識報知パターンに従って運転者に
   報知せしめる報知手段を備えた車載交通標識報知装置。 （３）前記報知手段が対応する交通標識の図形を特徴と
   する特許請求の範囲第２項記載の車載交通標識報知装置
   。 （４）前記報知手段が対応する交通標識の意味を音声に
   て報知する特許請求の範囲第２項記載の車載交通標識報
   知装置。