JP3407963B2 - フラックス塗布装置 - Google Patents
フラックス塗布装置Info
- Publication number
- JP3407963B2 JP3407963B2 JP00576494A JP576494A JP3407963B2 JP 3407963 B2 JP3407963 B2 JP 3407963B2 JP 00576494 A JP00576494 A JP 00576494A JP 576494 A JP576494 A JP 576494A JP 3407963 B2 JP3407963 B2 JP 3407963B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flux
- air supply
- substrate
- transfer line
- duct
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
階に設けられるスプレー式のフラックス塗布装置に関す
るものである。
ス塗布装置は、基板Pを搬送する基板搬送ライン1より
下側に配置されたフラックス噴霧用のスプレーノズル2
に対し、基板搬送ライン1の上側にフラックス吸引用の
上側排気ダクト3が配置されている。この上側排気ダク
ト3は、図示しないブロワ等に接続されて強制吸引力を
持つ。
れたミスト状のフラックスFは、基板Pの下面に塗布さ
れるが、そのフラックスミストの一部は周囲に飛散する
ので、上側排気ダクト3の強制吸引力により、この飛散
した余剰フラックスミストを吸引してサイクロン等の集
塵機に回収するようにしている。
ラックスミストが上側排気ダクト3に吸引されるもので
はなく、上側排気ダクト3の強制吸引作用により生ずる
渦流による巻込力によって、余剰フラックスミストの一
部F1 は基板Pの上面に回込み、この基板上面に付着す
るリターンシャワー現象(オーバースプレーまたはリタ
ーンミストとも言う)が発生する。
は上側排気ダクト3に吸引されずに周囲に飛散し、フラ
ックス塗布装置本体カバー(図示せず)の内壁面や、関
連するはんだ付け装置を汚すことになり、その清掃等に
係るメンテナンス作業が容易でない。
ので、基板上面に対する余剰フラックスミストのリター
ンシャワー現象を防止できるとともに、フラックス回収
効率を向上させてフラックス汚れに係るメンテナンス作
業の軽減を図ることを目的とするものである。
は、基板搬送ラインの下側に配置されたフラックス噴霧
用のスプレーノズルに対し、基板搬送ラインの上側にフ
ラックス吸引用の上側排気ダクトが配置されたフラック
ス塗布装置において、基板搬送ラインの下側であってス
プレーノズルの周囲にて強制給気を受ける下側給気ダク
トが上向きに開口され、この下側給気ダクトの側部にて
フラックス吸引用の下側排気ダクトが上向きに開口され
た構成のフラックス塗布装置である。
の下側に配置されたフラックス噴霧用のスプレーノズル
に対し、基板搬送ラインの上側にフラックス吸引用の上
側排気ダクトが配置されたフラックス塗布装置におい
て、基板搬送ラインの下側であってスプレーノズルの周
囲にて強制給気を受ける下側給気ダクトが上向きに開口
され、この下側給気ダクトの側部にてフラックス吸引用
の下側排気ダクトが上向きに開口され、基板搬送ライン
の上側にてスプレーノズルと対向して上側給気ダクトが
下向きに開口され、この上側給気ダクトの側部にて前記
上側排気ダクトが下向きに開口された構成のフラックス
塗布装置である。
囲にて強制給気を受ける下側給気ダクトとその側部の下
側排気ダクトとの間で、基板搬送ラインの下側における
フラックス回収流れを積極的に形成し、この回収流れの
中に余剰フラックスミストを効率良く吸込んで回収し、
フラックスミストが基板上面に回込む現象を防止する。
および下側排気ダクトによる基板搬送ラインの下側にお
けるフラックス回収流れの積極形成に加えて、基板搬送
ラインの上側においても同様に上側給気ダクトと上側排
気ダクトとの間でフラックス回収流れを積極的に形成
し、この回収流れの中に余剰フラックスミストを確実に
吸収して回収する。
実施例を参照して詳細に説明する。
れた全ての発明に共通したフラックス塗布装置の実施例
を示し、基板搬送ライン1の下側にフラックス噴霧用の
スプレーノズル2が配置されている点は従来と同様であ
る。基板搬送ライン1は、一対の無端チェンを平行に配
設して形成し、その一対の無端チェンから突出した基板
搬送ピン上または基板搬送爪の間に基板Pを係止して搬
送する。
ーノズル2の周囲にて強制給気を受ける下側給気ダクト
11が上向きに開口され、さらに、この下側給気ダクト11
の基板搬入側および基板搬出側の両側部にて、フラック
ス吸引用の下側排気ダクト12,13がそれぞれ上向きに開
口されている。
エアをこの下側給気ダクト11に加圧供給する圧縮機また
は送風機(ファン、ブロワ)14が連通され、下側排気ダ
クト12,13には、この下側排気ダクト12,13より吸込ん
だエアをサイクロン等の集塵機に送る送風機(ファン、
ブロワ)15,16が連通されている。
排気ダクト12,13の吸込口には、それぞれ開口全面にわ
たってエアフィルタ17,18が設けられ、このエアフィル
タ17,18によりフラックスミストが除去される。
レーノズル2と対向する位置に、強制給気を受ける上側
給気ダクト21が下向きに開口されている。さらに、この
上側給気ダクト21の基板搬入側および基板搬出側の両側
部にて、フラックス吸引用の上側排気ダクト22,23がそ
れぞれ下向きに開口されている。
エアをこの上側給気ダクト21に加圧供給する圧縮機また
は送風機(ファン、ブロワ)24が連通され、上側排気ダ
クト22,23には、この上側排気ダクト22,23より吸込ん
だエアをサイクロン等の集塵機に送る送風機(ファン、
ブロワ)25,26が連通されている。
排気ダクト22,23の吸込口にも、それぞれ開口全面にわ
たって図示しないエアフィルタが設けられ、このエアフ
ィルタによりフラックスミストが除去される。
図2を参照しながら説明すると、スプレーノズル2から
噴霧されたミスト状のフラックスFは基板Pの下面に塗
布されるが、基板Pの下面に塗布されずに飛散した余剰
フラックスミストは、この余剰フラックスミストが基板
上面に回込む前に、スプレーノズル2の近傍にて上向き
に開口された下側排気ダクト12,13に吸引されて回収さ
れる。
制給気を受ける下側給気ダクト11の上面開口と下側排気
ダクト12,13の上面開口との間で、基板搬送ライン1の
下側におけるフラックス回収流れを積極的に形成したか
ら、この基板下側回収流れの中に余剰フラックスミスト
を効率良く吸込んで回収でき、余剰フラックスミストが
基板上面へ回込んで付着するリターンシャワー(オーバ
ースプレーまたはリターンミストとも言う)を防止でき
る。
回収流れに加えて、基板搬送ライン1の上側においても
同様に上側給気ダクト21と上側排気ダクト22,23との間
でフラックス回収流れを積極的に形成したから、基板P
の上面へ回込もうとする余剰フラックスミストをこの基
板上側の回収流れ中に吸収して、フラックスミストの基
板上面へのリターンシャワーを防止できる。
ならないで周囲に飛散した余剰フラックスミストも排気
ダクト12,13,22,23へ強制的に吸引できるから、図1
に示されたスプレー式フラックス塗布装置を覆う図示し
ない装置本体カバーの内壁面等が、飛散フラックスミス
トにより汚れるおそれを防止でき、その清掃等に係るメ
ンテナンス作業が容易となる。
気ダクト12,13,22,23内に吸込まれようとするフラッ
クスミストが除去されるから、これらの排気ダクト内の
フラックス汚れも軽減でき、その清掃等に係るメンテナ
ンス作業が容易となる。
ックス塗布装置はフラックス回収効率が高いため、一連
のはんだ付けラインと一緒に共通のはんだ付け装置本体
カバー内に組込むことも可能となる。
ーノズルの周囲にて強制給気を受ける下側給気ダクトと
その側部の下側排気ダクトとの間で、基板搬送ラインの
下側におけるフラックス回収流れを積極的に形成し、こ
の回収流れの中に余剰フラックスミストを効率良く吸込
んで、余剰フラックスミストが基板上面へ回込んで付着
するリターンシャワーを防止できるとともに、フラック
ス回収効率を向上させてフラックス汚れに係るメンテナ
ンス作業の軽減を図ることができる。
トと排気ダクトとの間で積極的に形成されるフラックス
回収流れを、基板搬送ラインの下側および上側にてそれ
ぞれ設けることができ、この回収流れの中に余剰フラッ
クスミストをさらに確実に吸収して、余剰フラックスミ
ストが基板上面へ回込んで付着するリターンシャワーを
防止できるとともに、フラックス回収効率を向上させて
フラックス汚れに係るメンテナンス作業の軽減を図るこ
とができる効果をさらに高い確率で達成できる。
斜視図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 基板搬送ラインの下側に配置されたフラ
ックス噴霧用のスプレーノズルに対し、基板搬送ライン
の上側にフラックス吸引用の上側排気ダクトが配置され
たフラックス塗布装置において、 基板搬送ラインの下側であってスプレーノズルの周囲に
て強制給気を受ける下側給気ダクトが上向きに開口さ
れ、 この下側給気ダクトの側部にてフラックス吸引用の下側
排気ダクトが上向きに開口されたことを特徴とするフラ
ックス塗布装置。 - 【請求項2】 基板搬送ラインの下側に配置されたフラ
ックス噴霧用のスプレーノズルに対し、基板搬送ライン
の上側にフラックス吸引用の上側排気ダクトが配置され
たフラックス塗布装置において、 基板搬送ラインの下側であってスプレーノズルの周囲に
て強制給気を受ける下側給気ダクトが上向きに開口さ
れ、 この下側給気ダクトの側部にてフラックス吸引用の下側
排気ダクトが上向きに開口され、 基板搬送ラインの上側にてスプレーノズルと対向して上
側給気ダクトが下向きに開口され、 この上側給気ダクトの側部にて前記上側排気ダクトが下
向きに開口されたことを特徴とするフラックス塗布装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00576494A JP3407963B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | フラックス塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00576494A JP3407963B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | フラックス塗布装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07212020A JPH07212020A (ja) | 1995-08-11 |
JP3407963B2 true JP3407963B2 (ja) | 2003-05-19 |
Family
ID=11620201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00576494A Expired - Fee Related JP3407963B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | フラックス塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3407963B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7780057B2 (en) | 2007-12-28 | 2010-08-24 | Panasonic Corporation | Soldering apparatus and soldering method |
JP6285714B2 (ja) * | 2013-12-27 | 2018-02-28 | ヤマハ発動機株式会社 | 検査装置 |
JP7443122B2 (ja) * | 2020-03-27 | 2024-03-05 | 株式会社ジェイテクトサーモシステム | 熱処理装置 |
-
1994
- 1994-01-24 JP JP00576494A patent/JP3407963B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07212020A (ja) | 1995-08-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6099396A (en) | Carbon dioxide jet spray pallet cleaning system | |
KR0136253B1 (ko) | 용매증기를 제거하는 방법 및 장치 | |
US20160250705A1 (en) | Flux Recovery Device and Soldering Device | |
JP3407963B2 (ja) | フラックス塗布装置 | |
JP2010099550A (ja) | 基板洗浄装置 | |
JPH0811224B2 (ja) | 物品清浄装置 | |
CN218554987U (zh) | 一种龙门机械手清洗装置 | |
JPH0130732B2 (ja) | ||
JPH11138752A (ja) | 枚葉印刷機のシート案内装置 | |
JPH07202397A (ja) | 霧状フラックスの捕集装置 | |
JP3406423B2 (ja) | フラックス塗布装置 | |
JPH049023Y2 (ja) | ||
CN108043823A (zh) | 一种金属加工用清洁装置 | |
CN218225226U (zh) | 一种阻焊剂预置装置及焊接系统 | |
JPH06155012A (ja) | フラックス塗布装置 | |
JP2531393Y2 (ja) | 塗装ブースの床面洗浄装置 | |
JP2000005666A (ja) | スプレー塗装装置と塗装方法 | |
JP3074184U (ja) | 粉体塗装兼用の溶剤塗装ブース | |
JP2854676B2 (ja) | スプレーフラクサ | |
JP2009112977A (ja) | 潤滑油塗布装置 | |
CN117299428A (zh) | 涂装间 | |
JPH0550006A (ja) | セツテイングブース | |
JPH0312448Y2 (ja) | ||
JPH0215265B2 (ja) | ||
JP2023066912A (ja) | 塗装設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080314 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090314 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100314 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |