JPH06155012A - フラックス塗布装置 - Google Patents

フラックス塗布装置

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Publication number
JPH06155012A
JPH06155012A JP32852392A JP32852392A JPH06155012A JP H06155012 A JPH06155012 A JP H06155012A JP 32852392 A JP32852392 A JP 32852392A JP 32852392 A JP32852392 A JP 32852392A JP H06155012 A JPH06155012 A JP H06155012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
flux
air
mist
spray nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP32852392A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Oikawa
雅晴 及川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASAHI ELECTRON KK
Original Assignee
ASAHI ELECTRON KK
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Filing date
Publication date
Application filed by ASAHI ELECTRON KK filed Critical ASAHI ELECTRON KK
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Publication of JPH06155012A publication Critical patent/JPH06155012A/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的] ほぼ水平な状態で搬送手段によって搬送され
るワークの上面にフラックスミストがかぶるのが防止さ
れるとともに、余剰のフラックスミストを吸込む空気吸
込み手段によってワークが浮上がるのを防止するように
したフラックス塗布装置を提供することを目的とする。 [構成] ワーク30の搬送位置の上側に配されている
ダウンブロー用ファン18によって下方に向けてフラッ
クスミストを押込むように空気を押出すとともに、ワー
ク搬送位置の下側に設けられている空気吸込み手段27
によって、余剰の空気とともにフラックスミストを吸込
むようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフラックス塗布装置に係
り、とくにほぼ水平な状態で搬送されるワークの下面に
フラックスを塗布するフラックス塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のフラックス塗布装置を示し
ており、搬送コンベア1によってワーク2がほぼ水平な
状態で横方向に搬送されるようになっている。そして搬
送コンベア1によって搬送されるワーク2の下側にはス
プレーノズル3が配されている。このようなスプレーノ
ズル3によってフラックスを霧状にしてワーク2の下面
に噴射して塗布するようにしている。
【0003】余剰のフラックスミストはフード4、ダク
ト5、および集塵機またはブロア6によって吸引されて
排出されるようになっている。さらに搬送コンベア1の
入口側部分および出口側部分にはそれぞれ吸引口7、8
が設けられる場合もあり、これらの吸引口7、8によっ
て余剰のフラックスを吸引し、吸引パイプ9およびダク
ト5を通して吸引除去するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5に示すような従来
のフラックス塗布装置によると、余剰の大部分のフラッ
クスミストはフード4およびダクト5を通して上方に吸
引するようにしているために、重力に逆らってフラック
スミストを上方に吸引しなければならず、吸引するため
に大きな力を要し、これによって大きな風量の集塵機ま
たはブロア6を設置しなければならない。また上方へ吸
引しても、余剰のフラックスミストの一部はワーク2の
上面に降りそそぎ、これを防止するのは非常に困難であ
る。また粒子径の大きいミストは重量も大きいために吸
引され難く、装置内側の下部を汚す原因になっている。
【0005】またワーク2の下面からのスプレーノズル
3によるフラックスの噴射による力と、上方からブロア
6によって引する力とによってワーク2が上方へ浮上が
り易くなり、このために搬送コンベア1にワーク2を挟
む機構を設ける必要があり、次工程の半田付け装置での
傾斜コンベアに直接接続することができず、中間コンベ
アを必要とする欠点がある。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、余剰のフラックスミストを上方へ吸引
することによる上記の欠点を解消するようにしたフラッ
クス塗布装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ほぼ水平な状
態でワークを搬送する搬送手段と、前記搬送手段によっ
て搬送されるワークの下部に配され、上方のワークに向
けてフラックスミストを噴射するスプレーノズルと、前
記ワークの搬送位置の上側に設けられ、上方から下方に
向けて前記フラックスミストを押込むように空気を吹出
す空気吹出し手段と、前記ワーク搬送位置の下側に設け
られ、空気とともに余剰のフラックスミストを吸込む空
気吸込み手段と、をそれぞれ具備することを特徴とする
フラックス塗布装置に関するものである。
【0008】
【作用】スプレーノズルから噴射されるフラックスミス
トを押込むようにワークの上方から下方に向けて空気吹
出し手段によって空気が下方へ吹下ろされる。そして搬
送手段によって搬送されてワークがスプレーノズルの上
方にくると、上記ワークによって空気吹出し手段からの
空気が遮られるとともに、フラックスミストがワークの
下面に付着することになる。余剰のフラックスミストは
下側に設けられている空気吸込み手段によって空気とと
もに吸込まれる。
【0009】
【実施例】図1および図2は本発明の一実施例に係るフ
ラックス塗布装置のほぼ全体の構造を示すものであっ
て、このフラックス塗布装置は、とくにそのキャビネッ
トの構造を省略して説明すると、上方であってその両側
に搬送コンベア16を備えている。両側の搬送コンベア
16はそれぞれコンベア駆動用モータ17によって駆動
されるようになっている。そして搬送コンベア16間に
おいて、この塗布装置の上側には4基のダウンブロー用
ファン18が配されている。なお大風量が必要な場合に
は、ファンに代えてブロアからの空気をダクトで送込む
ようにしてもよい。さらにダウンブロー用ファン18の
下側にはハニカムコアから成る整流板19が配されるよ
うになっている。
【0010】搬送コンベア16の下側であって上記ハニ
カムコア19の真下の位置にはスプレーノズル22が配
されている。このスプレーノズル22はアーム23の先
端部に支持されるとともに、リニアスキャンユニット2
4によってこの装置の横方向に往復動されるようになっ
ている。なおワーク幅の変更が比較的少ない場合には、
リニアスキャン方式に代えて1〜3個のスプレーノズル
を固定して配置するようにしてもよい。またスプレーノ
ズル22の下側には落下してきた余剰のフラックスを受
ける受け皿25が配されている。また搬送コンベア16
の下側には吸引フード26が設けられるとともに、この
吸引フード26の下側に部分は吸引ダクト27に接続さ
れている。
【0011】次に以上のような構成になるこのフラック
ス塗布装置の動作を説明する。図3および図4はこのよ
うなフラックス塗布装置の動作を原理的に説明したもの
であって、図3−Iおよび図4−Iに示すように、スプ
レーノズル2から上方に向けてフラックスミストが噴射
されるとともに、このフラックスミストを押込むように
均一な空気の流れがブロアまたはダウンブロー用ファン
18によって下方に向けて吹下ろされる。
【0012】このような状態において図3−IIおよび
図4−IIに示すように、搬送コンベア16によって搬
送されてワーク30がダウンブロー用ファン18による
上記空気吹出し口の真下にくると、上方からの空気の流
れがこのワーク30によって遮られ、スプレーノスル2
2からのフラックスミストはワーク30の下面に到達
し、このワーク30の下面に付着することになる。
【0013】図3−IIIおよび図4−IIIに示すよ
うに、余剰のフラックスミストは下方に配されている吸
引フード26および吸引ダクト27を通して吸込まれる
ようになる。
【0014】図4の動作をさらに詳細に説明すれば、I
の状態は、ワーク30がスプレーノズル22の上部に到
達していない状態を示している。このときにはダウンブ
ロー用ファン18によって空気の吹下ろしが行なわれ、
ノズル22からの噴射されたフラックスミストが上から
押込まれている状態が示されている。吸引ダクト27に
よって吸引される空気に乗ってフラックスミストが下方
に吸引されることになる。
【0015】IIの状態は、ワーク30がスプレーノズ
ル22の真上にある状態を示している。このときにはス
プレーノズル22によってワーク30の下面にフラック
スが塗布されるとともに、ワーク30の下面を伝って外
側へ流れようとするフラックスミストは上方からワーク
30に向って吹付けられる風によってワーク30の上面
から吹き払われ、吸引ダクス27によって下方へ吸引さ
れる。
【0016】IIIはワーク30がスプレーノズル22
の真上へ差しかかった状態および離脱する直前の状態を
示している。この場合においても、ワーク30の下面を
伝って外側へ流れようとするフラックスミストは上部か
らワーク30に向って吹付けられる風によって、ワーク
30の上面から吹き払われ、吸引フード26および吸引
ダクト27によって下方に吸引されることになる。
【0017】このようなフラックス塗布装置によれば、
余剰のフラックスミストを下方に設けられている吸引ダ
クト27によって吸引するようにしているために、ワー
ク30の上面へのフラックスミストの降りかぶりが防止
される。また余剰のフラックスミストを重力に逆らって
吸引する必要がなく、重力の方向に吸引すればよくなる
ために、ダクト27による吸引の空気量および空気圧を
それぞれ低減することが可能になる。これによって小型
のブロアまたは集塵機の使用が可能になる。
【0018】またワーク30は空気流によって上方へ浮
上がるような力を受けることがなくなるために、ワーク
30の搬送を両側の搬送コンベア16に載せるだけて挟
み込む必要がなくなる。またフラックスミストの飛び散
りが少なくなり、メインテナンスが容易になる利点をも
たらす。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、ワークの搬送位
置の上側に設けられている空気吹出し手段によって上方
から下方に向けてフラックスを押込むように空気を吹出
すとともに、ワーク搬送位置の下側に設けられている空
気吸込み手段によって空気とともに余剰のフラックスミ
ストを吸込むようにしたものである。
【0020】従ってワークの上面へのフラックスミスト
の降りかぶりが防止でき、しかも上方へ吸引する場合に
比べて空気吸込み手段による空気の吸引量を低減するこ
とが可能になる。またワークが上方へ浮上がるような力
を受けなくなるために、搬送手段によるワークの搬送が
容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フラックス塗布装置の平面図である。
【図2】フラックス塗布装置の正面図である。
【図3】フラックス塗布装置による塗布の原理を示す装
置の断面図である。
【図4】フラックス塗布装置によるフラックスの塗布の
原理を示す要部の断面図である。
【図5】従来のフラックス塗布装置の断面図である。
【符号の説明】
1.搬送コンベア 2 ワーク 3 スプレーノズル 4 フード 5 ダクト 6 ブロア 7、8 吸引口 9 吸引パイプ 16 搬送コンベア 17 コンベア駆動モータ 18 ダウンブロー用ファン 19 整流板(ハニカムコア) 22 スプレーノズル 23 アーム 24 リニアスキャンユニット 25 受け皿 26 吸引フード 27 吸引ダクト 30 ワーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ水平な状態でワークを搬送する搬送
    手段と、 前記搬送手段によって搬送されるワークの下部に配さ
    れ、上方のワークに向けてフラックスミストを噴射する
    スプレーノズルと、 前記ワークの搬送位置の上側に設けられ、上方から下方
    に向けて前記フラックスミストを押込むように空気を吹
    出す空気吹出し手段と、 前記ワーク搬送位置の下側に設けられ、空気とともに余
    剰のフラックスミストを吸込む空気吸込み手段と、 をそれぞれ具備することを特徴とするフラックス塗布装
    置。
JP32852392A 1992-11-13 1992-11-13 フラックス塗布装置 Pending JPH06155012A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32852392A JPH06155012A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 フラックス塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32852392A JPH06155012A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 フラックス塗布装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06155012A true JPH06155012A (ja) 1994-06-03

Family

ID=18211239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32852392A Pending JPH06155012A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 フラックス塗布装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06155012A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107537715A (zh) * 2016-06-23 2018-01-05 富士通天株式会社 喷涂装置和使用喷涂装置喷射雾状体的方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107537715A (zh) * 2016-06-23 2018-01-05 富士通天株式会社 喷涂装置和使用喷涂装置喷射雾状体的方法

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