JPH06254453A - 円形塗装ブース - Google Patents

円形塗装ブース

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JPH06254453A
JPH06254453A JP5042326A JP4232693A JPH06254453A JP H06254453 A JPH06254453 A JP H06254453A JP 5042326 A JP5042326 A JP 5042326A JP 4232693 A JP4232693 A JP 4232693A JP H06254453 A JPH06254453 A JP H06254453A
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JP
Japan
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coating booth
exhaust
coated
circular coating
working area
Prior art date
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Application number
JP5042326A
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English (en)
Inventor
Fujio Soshi
富士雄 曽雌
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Taikisha Ltd
Original Assignee
Taikisha Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B14/00Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
    • B05B14/40Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
    • B05B14/46Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by washing the air charged with excess material
    • B05B14/468Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by washing the air charged with excess material with scrubbing means arranged below the booth floor

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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】設備の大型化を招くことなく被塗物まわりに所
定流速の気流を生成するとともに、円形塗装ブース内周
壁への塗料ミストの付着を効果的に抑制し、しかも、そ
の気流が円形塗装ブースの周方向での排気バランスが良
好な状態で生じるようにする。 【構成】円筒状の作業域5を有した円形塗装ブースにお
いて、被塗物2を作業域5の周方向に域内搬送する搬送
手段7と、搬送被塗物2を噴霧塗装する塗装手段8と、
作業域5の天井部から換気用空気を域内へ吹き出し供給
する吹出口13と、前記作業域5の下部から域内空気を
浮遊ミストとともに吸引排出する排気口14とを設け、
その排気口14を作業域5の底部12における中央部に
配置してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車部品などの被塗
物に対する塗装に用いられるものであって、詳しくは、
円筒状の作業域において、被塗物を作業域の周方向に域
内搬送する搬送手段と、搬送被塗物を噴霧塗装する塗装
手段と、前記作業域の天井部から換気用空気を域内へ吹
き出し供給する吹き出し口と、前記作業域の下部から域
内空気を浮遊ミストとともに吸引排出する排気口とを設
けた円形塗装ブースに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の円筒形塗装ブースは、レシプロ
ケート式ディスク型塗装システムを用いることができる
ので、きわめて美麗な塗膜を形成することができる点で
有用であるが、従来のものは、図8に示すように、円形
塗装ブースを塗装システムに組み込んでいた。すなわ
ち、被塗物2を搬送する搬送レール39の一部を円形塗
装ブース1の内部形状に沿う形に屈曲させて、その天井
側に配設し、搬送途中の被塗物2に対して円形塗装ブー
ス1内の作業域の中央に位置するディスク17から噴射
した塗料を噴霧するように構成していた。そして、円形
塗装ブース1そのものは、作業域内に換気用空気を吹き
出すための吹出口13を天井側に備えるとともに、下部
周壁11まわりに、ブース内空間に連通する多数の開口
を有した排気用チャンバ11Aを設け、この排気用チャ
ンバ11Aを介して強制排気手段を備えた排気ダクト3
2から排気するように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術によれ
ば、円形塗装ブース内における作業域の周方向での排気
バランスを周方向で均一に調整することとが難しく、円
形塗装ブースの天井側から下部側へ向かう気流の流れ
が、特定の吸引方向、つまり、排気ダクトでの吸引力が
主に作用する方向に偏る状態で生じる傾向にあるため、
被塗物の特定部分に対する塗料の付着量と別の部分にお
ける付着量とに差が生じ易いものであった。また、ブー
ス周壁の下部側では多量の塗料ミストが付着し易いもの
であり、これが乾燥した後に次の塗装を行うと、乾燥し
た塗料ミストが再び飛散し、予定外の被塗物に付着して
無用な着色を施す虞があった。単に、ブース周壁への塗
料の付着を防止することだけを考えるのなら、例えば、
円形塗装ブースを充分に径の大きなものに構成すればよ
いが、これではブースが必要以上に大型化する不都合が
あり、そのうえ、被塗物周りに所定の流速の気流をつく
るための排気量が膨大となり、排気設備の大型化やラン
ニングコスト面での無駄を生じ易いという問題がある。
本発明は、設備の大型化を招くことなく被塗物まわりに
所定流速の気流を生成するとともに、円形塗装ブース内
周壁への塗料ミストの付着を効果的に抑制し、しかも、
その気流が円形塗装ブースの周方向での排気バランスが
良好な状態で生じるようにすることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の技術手段は、円筒状の作業域におい
て、被塗物を作業域の周方向に域内搬送する搬送手段
と、搬送被塗物を噴霧塗装する塗装手段と、前記作業域
の天井部から換気用空気を域内へ吹き出し供給する吹き
出し口と、前記作業域の下部から域内空気を浮遊ミスト
とともに吸引排出する排気口とを設けた円形塗装ブース
に、前記排気口が前記作業域の底部における中央部に配
置される状態で設けたことである。また、同様の目的
で、前記作業域の底部を、前記排気口に向けて作業域周
部から洗浄水を流下させる流下板で構成し、前記排気口
を入口として前記流下板からの流下洗浄水と作業域から
の排気とを合流状態で高速通過させる排気洗浄風路を設
け、その排気洗浄風路からの吐出物を受け入れて排気と
洗浄水とに分離する排気分離室を前記流下板の下方に設
けてもよい。
【0005】
【作用】上記の技術手段を講じたことによる作用は次の
通りである。 a.円形塗装ブースの天井側から入り込む気流は、少な
くともブース下部において中央部から半径方向外方の周
壁面に向けられるというものではなく、天井側からブー
ス内底部の中央部に設けられた排気口に向けられるもの
であるから、ブース内空間で半径方向の移動成分を有し
た流れであることを必要としない単なる上下方向の流れ
でよく、したがって、作業域の周方向での排気バランス
に偏りを生じることが避けられる。 b.ブース内における気流の流れ方向が上下方向であ
り、そのまま底部の排気口から排出されるものであるこ
とにより、円形塗装ブースの周壁を、被塗物にかなり接
近した比較的小径のものに構成しながらその周壁内面へ
の塗料ミストの付着を避け易い。 c.円形塗装ブースの断面径が比較的小径に構成できる
ことにより、所定流速の気流を得るための排気設備の小
型化が可能となる。 d.排気処理部を塗装作業域とは別位置に設けて両者を
連絡ダクトで連通接続するような構造のものに比べ、排
気分離室が流下板の下方に位置して、それら両者の接地
面積を顕著に削減できることと、前記円形塗装ブースの
断面径を小さくできることとの相乗により、排気分離設
備を有した円形塗装ブースがより一層小型化される。 e.排気分離室では、流下板からの流下洗浄水と作業域
からの排気とを合流状態で高速通過させる排気洗浄風路
を備えていることにより、高速気流との接触により微粒
化される洗浄水の微粒子が浮遊塗料ミストを効率よく捕
捉するとともに、塗料ミストを捕捉除去された気体が洗
浄水とは分離された状態で排出される。
【0006】
【発明の効果】上記技術手段を講じた本発明の効果は次
の通りである。 イ.前記a.〜c.に記載の作用から、円形塗装ブース
内での作業域周方向での排気バランスを良好に保ちなが
ら、円形塗装ブースに対する塗料ミストの付着を抑制で
き、しかも、円形塗装ブースの断面径を小さくして、円
形塗装ブースの小型化を達成できる効果がある。 ロ.請求項2に記載のものでは、前記a.〜d.に記載
の作用から、排気分離設備を含んで円形塗装ブースの全
体の設備を小型化できる。 ハ.また、請求項2に記載のものでは、前記e.に記載
の作用から、排気中からの塗料ミストの捕捉を、排気手
段を有効利用して簡単な構造で効率よく行い易い利点が
ある。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面の記載に基づ
いて説明する。図1〜図3に示されているように、本発
明の円形塗装ブース1は、被塗物2が搬送レール39に
吊下げ状態で搬送されている被塗物移動経路3に隣接し
て設けられ、この円形塗装ブース1と前記被塗物移動経
路3との間に配設されている移載装置4を介して、被塗
物2を円形塗装ブース1内に引き込み、かつ、被塗物移
動経路3側に送り込むように受渡し自在に構成されてい
る。
【0008】前記円形塗装ブース1は、内部に塗装用の
作業域5を有したケーシング本体6の天井部10に、被
塗物2の搬送手段7と塗装手段8とを備え、かつ、底部
側に排気分離装置9を備えて構成されている。前記ケー
シング本体6は、作業域5の外周側を囲繞する円弧状の
周壁11と、換気用気体を前記作業域5内へ吹き出し供
給するための吹出口13が形成された天井部10と、中
央部に排気口14が形成された底部12とを備え、さら
に、前記底部12の下側に排気分離装置9を備えている
とともに、天井部10の上側に換気用気体の送風ダクト
16を備えている。このケーシング本体6における前記
周壁11は、被塗物2が塗装を受けながら旋回移動する
に適当な内径を有し、金属製の筒状外壁の内周面側に網
入りガラスを設けて構成されている。前記天井部10
は、その上面側に送風ダクト16を溶接固定してあると
ともに、送風ダクト16から作業域5への吹出口13に
フィルター13Aを装着して構成されている。前記底部
12は、金属製の格子網、またはパンチングメタルなど
からなる多数の通気孔を有した格子床15と、その下方
に設けられた緩やかな円錐面状の集水床で構成される流
下板27とから構成され、その流下板27の中央位置に
前記排気口14が形成されている。このケーシング本体
6内における前記塗装手段8は、周縁に多数の塗料噴出
ノズルを有して、半径方向外方に向けて塗料を噴霧する
ように構成されたディスク17と、そのディスク17
を、仮想線で示すように作業域5内での所定範囲にわた
って上下位置移動させるための上下移動機構18とから
構成され、図外の適宜制御手段により、被塗物2がケー
シング本体6内に引き込まれてから送り出されるまでの
間で、被塗物2の上端から下端にわたる全体に塗料が噴
霧されるように上下移動を制御されている。そして、前
記ケーシング本体6内における被塗物2の搬送手段7
は、天井部10の中央に設けた前記上下移動機構18の
伸縮軸保持部19に対して、相対回動自在に枢支された
回転輪20と、その回転輪20の外周面に形成したギヤ
20Aと噛合するピニオン21を有した回転輪駆動用の
サーボモーター22とから構成されている。前記回転輪
20は、複数の被塗物2を吊り持ち支持するために後述
する移載用ハンガー23の係合部24を備えている。ま
た、サーボモーター22は、後述する移載装置4の作動
と関連して、被塗物2の受渡し時には回転輪20を停止
し、次の受渡し位置に来るまで回転駆動するように、図
外の制御手段により間欠駆動すべく構成されている。
【0009】円形塗装ブース1の底部側に設けられる排
気分離装置9は、塗料ミスト捕集手段25と排気手段2
6との組合わせで構成されている。塗料ミスト捕集手段
25は、前記ケーシング本体6の底部12の一部を構成
する前記流下板27と、その流下板27傾斜上方部分の
複数箇所に、周方向に沿う方向に向けて洗浄水を流すこ
とにより流下板27のほぼ全面に水膜を形成する床面洗
浄ノズル28と、流下板27の中央部に形成された前記
排気口14に引き続いて、洗浄水と前記作業域5からの
気体とを合流状態で通過させる小径の排出筒からなる排
気洗浄風路29と、排出筒内の排気洗浄風路29を通過
した洗浄水を貯留する洗浄水タンク30とから構成され
ている。前記作業域5で噴霧された塗料ミストは、その
大部分が、底部12の格子床15を通過して、表面に水
膜を有した前記流下板27に舞い降りてくることにより
洗浄水に捕捉され、かつ、前記ケーシング本体6の内径
に比べてはきわめて小径である排出筒からなる排気洗浄
風路29内を、流路を狭められた気体が高速で通過する
ことにより、その高速の気体に洗浄水が接触して一部が
微細化され、霧状となるので、狭い排気洗浄風路29を
通過する気体中の残りの塗料ミストを霧状となった洗浄
水粒子で捕捉し、気体中の塗料ミストも効率よく捕捉で
きるのである。前記排気手段26は、流下板27の下側
で前記排気洗浄風路29を通過した気体と洗浄水とを分
離するための気液分離用の排気分離室31と、その排気
分離室31から外部へ気体を吸引排出する排気ダクト3
2とを備えている。そして、排気分離室31には、排気
洗浄風路29を中心として、上向きのトラップ33と下
向きのトラップ34とを同心状に配設してあり、排気ダ
クト32には排気ファン35を内装させてある。この排
気ファン35は、前記ケーシング本体6内の作業域5
で、天井部10の吹出口13から底部12の排気口14
に向かう気流が、被塗物2に対する噴霧塗料の塗着が良
好に行えるに適した風速、例えば、秒速0.5m程度の
流れとなるように吸引風量を設定されている。
【0010】次に、前記円形塗装ブース1と前記被塗物
移動経路3との間に配設されている移載装置4について
説明する。この移載装置4は、図4及び図5に示されて
いるように、天井部に対して一対の油圧シリンダー36
Aを備える昇降機構36を介して上下昇降自在に設けら
れた台枠37と、その台枠37の左右両側辺位置に装着
された横送り機構38とから構成されている。前記横送
り機構38は、台枠37の左右両側縁に沿って夫々案内
レール37aと送りネジ軸41とを設けるとともに、そ
の案内レール37aに相対摺動自在に支持され、かつ前
記送りネジ軸41と螺合して強制送りされる摺動枠4
2、及び、前記送りネジ軸41を駆動回転させるための
電動サーボモーターからなる駆動用アクチュエータ43
を設けて構成されている。前記摺動枠42には、回動用
アクチュエータ44Aとしての電動サーボモーターを内
蔵して、駆動回転自在に構成された回転操作機構44が
搭載され、この回転操作機構44の回転腕45に、図6
に示す移載用ハンガー23の下側支持部23aを搭載保
持するように構成されている。
【0011】そして、前記昇降機構36の油圧シリンダ
ー36A、及び、横送り機構38の駆動用アクチュエー
タ43、並びに、回転操作機構44の回動用アクチュエ
ータ44Aは、図外の制御装置によって、次の[1] 〜
[6] に示す如く連係作動するように構成されている。 [1] まず、一方の摺動枠42が送りネジ軸41の一端位
置にあるとき、他方の摺動枠42は台枠37の対角線上
で対向する側の端部位置にあり、かつ、その回転操作機
構44の回転腕45は、夫々が台枠37の側辺に沿っ
て、被塗物移動経路3方向と、円形塗装ブース1方向と
に向けられている。(図5仮想線参照) [2] この状態で、台枠37のレベルは、昇降機構36の
油圧シリンダー36Aが伸長した低レベル(図4の仮想
線の位置)にあり、図4及び図6に仮想線で示すよう
に、回転腕45の先端の受け座45aが移載用ハンガー
23の下側支持部23aの直下に位置している。次に、
油圧シリンダー36Aを収縮させて、移載用ハンガー2
3を持ち上げることにより、被塗物移動経路3の搬送レ
ール39の走行体40並びに円形塗装ブース1の回転輪
20の係合部24から台枠37側に被塗物2を移し替え
る。 [3] その後、回動用アクチュエータ44Aを作動させて
各回転腕45の方向を送りネジ軸41の軸芯に直交する
姿勢となるようにほぼ90度回転させる。そして横送り
機構38の駆動用アクチュエータ43を作動させて、被
塗物移動経路3側に位置していた摺動枠42は、円形塗
装ブース1側へ、かつ、円形塗装ブース1側に位置して
いた摺動枠42は被塗物移動経路3側へと、背反的に移
動させる。移動終端に達すると、前記回動用アクチュエ
ータ44Aをさらに同方向に90度回転させて、各回転
腕45を先に向けられていた方向とは180度反転した
逆向きに方向変更する。 [4] 前記摺動枠42が移動終端に達したとき、円形塗装
ブース1側の回転輪20の、前記移載用ハンガー23を
取り出した係合部24よりも回転方向上手側位置には、
送り込まれてきた移載用ハンガー23を受け取るための
別の係合部24が前記回転腕45の直下に位置し、被塗
物移動経路3側の前記走行体40よりも搬送方向下手側
でも、送り出されてきた移載用ハンガー23を受けとる
走行体40が位置するように、回転輪20の回転制御用
のサーボモーター22が制御されている。 [5] 次に、油圧シリンダー36Aを伸長させて、台枠3
7を下降させることにより、移載用ハンガー23の上側
支持部23bを、被塗物移動経路3の搬送レール39の
走行体40並びに円形塗装ブース1の回転輪20の係合
部24に係止させ、移し替える。 [6] その後は、被塗物移動経路3の被塗物2移送量と、
回転輪20の回転量とが、次の被塗物2が移載装置4と
の受け渡しに好適な所定位置に達するように制御され、
上記[1] 〜[5] の順で繰り返し移送される。
【0012】〔別実施例〕 (1) 本発明の円形塗装ブース1内の搬送手段7は、図7
に概略図で示すように、被塗物移動経路3における搬送
レール39と連続する一連のレールを備え、被塗物移動
経路3の動力源として用いられる搬送チェーンで強制駆
動されるなど、被塗物移動経路3と一体の装置で構成さ
れていてもよく、この場合は移載装置4は省略される。 (2) 移載装置4としては、前記実施例の構造のものに限
らず、被塗物移動経路3と円形塗装ブース1との間で被
塗物2を移し替え可能なものであれば、如何なる構造の
ものを採用してもよい。また、移し替えを被塗物移動経
路3側と円形塗装ブース1側とで同時的に行うものに限
らず、一つずつ順番に行うもの、あるいは、多数個を同
時的に行うものであってもよい。 (3) ケーシング本体6の底部12は、格子床15を省略
して流下板27のみで構成してもよい。 (4) 流下板27に形成される排気口14は、一つのみに
限らず、平面視で流下板27の中央部付近に相当する位
置に、2以上の多数の排気口14を形成してもよい。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】円形塗装ブースの全体を示す図3I−I線断面
【図2】円形塗装ブースの全体を示す図3II-II線断面
【図3】円形塗装ブースの全体平面図
【図4】移載装置の断面図
【図5】移載装置の平面図
【図6】移載用ハンガーと受け体との位置関係を示す斜
視図
【図7】別実施例を示す概略平面
【図8】従来例の円形塗装ブースを示す説明図
【符号の説明】
2 被塗物 5 作業域 7 搬送手段 8 塗装手段 12 底部 13 吹出口 14 排気口 27 流下板 29 排気洗浄風路 31 排気分離室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の作業域(5)において、被塗物
    (2)を作業域(5)の周方向に域内搬送する搬送手段
    (7)と、搬送被塗物(2)を噴霧塗装する塗装手段
    (8)と、前記作業域(5)の天井部から換気用空気を
    域内へ吹き出し供給する吹出口(13)と、前記作業域
    (5)の下部から域内空気を浮遊ミストとともに吸引排
    出する排気口(14)とを設けた円形塗装ブースであっ
    て、前記排気口(14)を前記作業域(5)の底部(1
    2)における中央部に配置してある円形塗装ブース。
  2. 【請求項2】 前記作業域(5)の底部(12)を、前
    記排気口(14)に向けて作業域(5)周部から洗浄水
    を流下させる流下板(27)で構成し、前記排気口(1
    4)を入口として前記流下板(27)からの流下洗浄水
    と作業域(5)からの排気とを合流状態で高速通過させ
    る排気洗浄風路(29)を設け、その排気洗浄風路(2
    9)からの吐出物を受け入れて排気と洗浄水とに分離す
    る排気分離室(31)を前記流下板(27)の下方に設
    けてある請求項1記載の円形塗装ブース。
JP5042326A 1993-03-03 1993-03-03 円形塗装ブース Pending JPH06254453A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005246232A (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Trinity Ind Corp 塗装ブースのミスト捕捉機構及び塗装ブース
JP2005246231A (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Trinity Ind Corp 塗装ブースのミスト捕捉機構及び塗装ブース
CN104588247A (zh) * 2015-01-22 2015-05-06 东莞市慧江平成机械有限公司 塑胶件全自动无尘涂装线

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