JPH049023Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH049023Y2 JPH049023Y2 JP1986021053U JP2105386U JPH049023Y2 JP H049023 Y2 JPH049023 Y2 JP H049023Y2 JP 1986021053 U JP1986021053 U JP 1986021053U JP 2105386 U JP2105386 U JP 2105386U JP H049023 Y2 JPH049023 Y2 JP H049023Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- rotating brush
- dust removal
- removal device
- suction hood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 38
- 238000010422 painting Methods 0.000 claims description 6
- 230000001680 brushing effect Effects 0.000 description 9
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 8
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 4
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 4
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 3
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
- Prevention Of Fouling (AREA)
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は車体塗装ブース入口に設けられた車
体付着塵埃の乾式除塵装置に係り、特に回転ブラ
シによる除塵装置に関する。
体付着塵埃の乾式除塵装置に係り、特に回転ブラ
シによる除塵装置に関する。
第４図は従来の除塵装置の断面図を示す。
従来、この種の装置は、回転ブラシ４と回転ブ
ラシ４によつて叩き出されて空気中に舞いあがつ
た塵埃を取り除くための吸引フード５とから成つ
ている。塗装後に塗装欠陥としてあらわれる塵埃
の最小粒径は約50μmである。従来装置の性能測
定を行つたところ、50μm以上粒子の除塵率は95
〜98％と高除去率を得ている。しかし、残りの２
〜５％は車体に付着したままであり、この車体
は、その直後、ブース内で塗装されるために塗装
欠陥を起してしまう。
ラシ４によつて叩き出されて空気中に舞いあがつ
た塵埃を取り除くための吸引フード５とから成つ
ている。塗装後に塗装欠陥としてあらわれる塵埃
の最小粒径は約50μmである。従来装置の性能測
定を行つたところ、50μm以上粒子の除塵率は95
〜98％と高除去率を得ている。しかし、残りの２
〜５％は車体に付着したままであり、この車体
は、その直後、ブース内で塗装されるために塗装
欠陥を起してしまう。
調査したところ、ブラツシング後に残存してい
る塵埃と塗装欠陥の間には強い相関が得られてお
り、塗装欠陥を無くすためには再に高効率な除塵
能力が求められる。再に調査を進めた結果、ブラ
ツシングでたたき出された塵埃が吸引フードで十
分に除去されていないことが判明した。ブラツシ
ング後側にたたき出された50μm以上粒子が100〜
5000個／m3であるのに対し、本来、前側では零で
なければならないが、測定した結果50〜1000個／
m3の粒子が前側に舞いもどつていた。そこで、ブ
ラツシング前側に舞いもどつた粒子を実験的にエ
アブローにより、再度ブラツシング部に戻したと
ころ、50μm以上粒子はほぼ零となつた。これら
の調査から、ブラツシングにより取り除かれなか
つたとみていた残存粒子の大部分が再付着粒子で
あることが判明した。
る塵埃と塗装欠陥の間には強い相関が得られてお
り、塗装欠陥を無くすためには再に高効率な除塵
能力が求められる。再に調査を進めた結果、ブラ
ツシングでたたき出された塵埃が吸引フードで十
分に除去されていないことが判明した。ブラツシ
ング後側にたたき出された50μm以上粒子が100〜
5000個／m3であるのに対し、本来、前側では零で
なければならないが、測定した結果50〜1000個／
m3の粒子が前側に舞いもどつていた。そこで、ブ
ラツシング前側に舞いもどつた粒子を実験的にエ
アブローにより、再度ブラツシング部に戻したと
ころ、50μm以上粒子はほぼ零となつた。これら
の調査から、ブラツシングにより取り除かれなか
つたとみていた残存粒子の大部分が再付着粒子で
あることが判明した。
この考案の目的は、前記従来技術の欠点を解消
し、ブラツシングにより叩き出された塵埃の車体
再付着を防止し、高効率な除塵装置を提供するに
ある。
し、ブラツシングにより叩き出された塵埃の車体
再付着を防止し、高効率な除塵装置を提供するに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、吸引フードで十分に吸引されずに
回転ブラシの前側に舞いもどつてきた塵埃をエア
ブローによりブラツシング部にもどすことにより
塵埃再付着が防止されることを実験により確認
し、その結果、回転ブラシの前側、すなわち、車
体移動方向前方吸引フードの端部にエアブロー装
置を設けたものである。
回転ブラシの前側に舞いもどつてきた塵埃をエア
ブローによりブラツシング部にもどすことにより
塵埃再付着が防止されることを実験により確認
し、その結果、回転ブラシの前側、すなわち、車
体移動方向前方吸引フードの端部にエアブロー装
置を設けたものである。
第１図はこの考案に係る除塵装置の１実施例の
断面図を示す。
断面図を示す。
被塗装車体１はレール２の上を走行する搬送台
車３に載せられて移動する。除塵装置は矢印の方
向に回転する回転ブラシ４と、この上面と両側面
とを蔽う吸引フード５と、この吸引フード５の後
部に接続する吸引ダクト６と、この吸引ダクト６
に接続するフレキシブルダクト７に接続する排気
ダクト８と、吸引ダクト６の前部に付設したエア
ブロー配管９と、エアブロー配管９に接続して回
転ブラシ４の前方に回転ブラシ４の回転方向に空
気カーテン状に吹出すエアブロースリツト１０と
より構成する。エアブロースリツトはエアブロー
ノズルでもよい。車体に付着している塵埃は、回
転ブラシ４により叩き出され、吸引フード５を介
して排気ダクト８へ排出される。排出されなかつ
た塵埃は回転ブラシ４の前側に舞いもどるが、エ
アブロースリツト１０から吹き出されるクリーン
エアカーテンにより回転ブラシ４に送られ、車体
への塵埃再付着が防止される。尚、回転ブラシ４
により静電気が生じるため吸引フード５の前後に
夫々除電機１１を設け、静電気による塵埃付着も
同時に防止する。
車３に載せられて移動する。除塵装置は矢印の方
向に回転する回転ブラシ４と、この上面と両側面
とを蔽う吸引フード５と、この吸引フード５の後
部に接続する吸引ダクト６と、この吸引ダクト６
に接続するフレキシブルダクト７に接続する排気
ダクト８と、吸引ダクト６の前部に付設したエア
ブロー配管９と、エアブロー配管９に接続して回
転ブラシ４の前方に回転ブラシ４の回転方向に空
気カーテン状に吹出すエアブロースリツト１０と
より構成する。エアブロースリツトはエアブロー
ノズルでもよい。車体に付着している塵埃は、回
転ブラシ４により叩き出され、吸引フード５を介
して排気ダクト８へ排出される。排出されなかつ
た塵埃は回転ブラシ４の前側に舞いもどるが、エ
アブロースリツト１０から吹き出されるクリーン
エアカーテンにより回転ブラシ４に送られ、車体
への塵埃再付着が防止される。尚、回転ブラシ４
により静電気が生じるため吸引フード５の前後に
夫々除電機１１を設け、静電気による塵埃付着も
同時に防止する。
第２図はこの考案の他の実施例の断面図を示
す。車体の溝などの除塵には回転ブラシでは対応
できない。このような部分の塵埃についても除去
しなければならない場合は、この実施例にみられ
る方法を用いる。すなわち、この考案に係る除塵
装置によつて車体表面の塵埃を除き、次にエアブ
ローロボツト１２によつて溝の塵埃を吹きとば
す。この際、車体に塵埃が再付着するので、後段
で再度この考案に係る除塵装置により再付着塵埃
を除去する。
す。車体の溝などの除塵には回転ブラシでは対応
できない。このような部分の塵埃についても除去
しなければならない場合は、この実施例にみられ
る方法を用いる。すなわち、この考案に係る除塵
装置によつて車体表面の塵埃を除き、次にエアブ
ローロボツト１２によつて溝の塵埃を吹きとば
す。この際、車体に塵埃が再付着するので、後段
で再度この考案に係る除塵装置により再付着塵埃
を除去する。
尚、前段の除塵装置がなくても対応できるが、
安定した効果を得るためには、設置しておいた方
が良い。空気は塗装ブース１３の給気ダクト１４
から給気チヤンバ１５、フイルタ１６を経て供給
される。
安定した効果を得るためには、設置しておいた方
が良い。空気は塗装ブース１３の給気ダクト１４
から給気チヤンバ１５、フイルタ１６を経て供給
される。
第３図はこの考案の他の実施例の断面図を示
す。
す。
吸引フード５の後部を下方に延長し、回転ブラ
シ４と反対方向に回転する回転ブラシ１７を付設
する。
シ４と反対方向に回転する回転ブラシ１７を付設
する。
回転ブラシ１７は回転ブラシ４による主洗浄の
前に予備洗浄を行い且エアブロースリツト１０よ
りの空気が被塗装車体１の上面に沿つて後方に通
過してしまうのを防止する。
前に予備洗浄を行い且エアブロースリツト１０よ
りの空気が被塗装車体１の上面に沿つて後方に通
過してしまうのを防止する。
この考案は、車体塗装ブース入口に設置して被
塗装車体に付着する塵埃を除去する回転ブラシと
これを蔽う吸引フードとより成る乾式除塵装置に
おいて、吸引フードの車体移動方向端部に空気吹
出口を付設したから、ブラツシングにより叩き出
された塵埃の車体再付着を防止し、効率の高い除
塵性能を得ることができる。
塗装車体に付着する塵埃を除去する回転ブラシと
これを蔽う吸引フードとより成る乾式除塵装置に
おいて、吸引フードの車体移動方向端部に空気吹
出口を付設したから、ブラツシングにより叩き出
された塵埃の車体再付着を防止し、効率の高い除
塵性能を得ることができる。
第１図は、この考案に係る除塵装置の１実施例
の断面図、第２図と第３図は他の実施例の断面
図、第４図は従来の除塵装置の断面図を示す。 １……被塗装車体、４……回転ブラシ、５吸引
フード、８……排気ダクト、１０……エアブロー
スリツト、１３……塗装ブース、１６……フイル
タ。
の断面図、第２図と第３図は他の実施例の断面
図、第４図は従来の除塵装置の断面図を示す。 １……被塗装車体、４……回転ブラシ、５吸引
フード、８……排気ダクト、１０……エアブロー
スリツト、１３……塗装ブース、１６……フイル
タ。
Claims (1)
- 車体塗装ブース入口に設置して被塗装車体に付
着する塵埃を除去する回転ブラシとこれを蔽う吸
引フードとより成る乾式除塵装置において、前記
吸引フードの車体移動方向端部にエアブロースリ
ツトまたはノズルを付設したことを特徴とする除
塵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986021053U JPH049023Y2 (ja) | 1986-02-17 | 1986-02-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986021053U JPH049023Y2 (ja) | 1986-02-17 | 1986-02-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62132776U JPS62132776U (ja) | 1987-08-21 |
| JPH049023Y2 true JPH049023Y2 (ja) | 1992-03-06 |
Family
ID=30817141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986021053U Expired JPH049023Y2 (ja) | 1986-02-17 | 1986-02-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH049023Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3579030B2 (ja) * | 2002-01-21 | 2004-10-20 | 本田技研工業株式会社 | 除塵装置 |
| JP2010207687A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Nagaoka Seisakusho:Kk | 基板搬送装置 |
| JP2011104494A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-06-02 | Kanto Auto Works Ltd | パレット清掃装置 |
| JP5943665B2 (ja) * | 2012-03-21 | 2016-07-05 | 日鉄工営株式会社 | 除塵ロボット及び除塵ロボットシステム |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS549456A (en) * | 1977-06-22 | 1979-01-24 | Toshiba Corp | Vacuum cleaner |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59142156U (ja) * | 1983-03-15 | 1984-09-22 | 日本ピ−・シ−・エス株式会社 | 除電器を付設した自動車ボデイ用の除塵機 |
-
1986
- 1986-02-17 JP JP1986021053U patent/JPH049023Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS549456A (en) * | 1977-06-22 | 1979-01-24 | Toshiba Corp | Vacuum cleaner |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62132776U (ja) | 1987-08-21 |
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