JP3407157B2 - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents

自動販売機の商品搬出装置

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JP3407157B2
JP3407157B2 JP22733694A JP22733694A JP3407157B2 JP 3407157 B2 JP3407157 B2 JP 3407157B2 JP 22733694 A JP22733694 A JP 22733694A JP 22733694 A JP22733694 A JP 22733694A JP 3407157 B2 JP3407157 B2 JP 3407157B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、販売指令に基づいて、
冷凍食品などの商品を、商品コラムから受け取り商品収
納庫の外部に搬出する自動販売機の商品搬出装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の自動販売機の商品搬出装置とし
て、例えば実開昭63−147781号公報に記載のも
のが知られている。この自動販売機は、商品収納庫にい
わゆるスパイラル型のベンドメカ(スパイラル)を内蔵
したものであり、スパイラルの回転により、落し仕込ま
れた冷凍食品などの商品を、シュート上を滑らせて、商
品収納庫の商品搬出口から商品販売口側に搬出するよう
になっている。この場合、商品がスパゲティやカレーラ
イスなどの商品であり、商品収納庫から搬出した後電子
レンジで調理するものなどでは、商品を適正な姿勢で搬
出する必要がある。そこで、上記の従来技術では、シュ
ートをスパイラルの直下に近接して設け、かつ商品の傾
きを矯正するように、落下寸前の商品の傾き端が当たる
姿勢制御板を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の商品
搬出装置では、シュートをスパイラルに近接して設け、
かつ姿勢制御板を設けても、シュートが傾いている限
り、商品は、スパイラルの下端から離れてシュート上に
落下するまでの間に、姿勢が崩れ、またシュート上に落
下しバウンドして、姿勢が崩れる不具合があった。ま
た、シュート上を滑って商品収納庫の商品搬出口を通過
する場合も、商品搬出口を蹴破るように通過するため、
姿勢が崩れがちであった。一方、シュートでは、商品を
滑落させる所定の勾配が必要であり、商品コラムの下側
に広いシュートスペースを必要とする。このため、商品
コラムの占有スペースが制限され、商品の収容スペース
が小さくなる不具合があった。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、商品を商品収納庫から適正な姿勢で確
実に搬出できると共に、商品の収容スペースを大きくす
ることができる自動販売機の商品搬出装置を提供するこ
とをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、下方に開口した商品搬出口を底部に有する商品
収納庫と、この商品収納庫内に収容され、複数の商品を
収納するとともに、販売時に商品を落下させるための
品コラムと、商品搬出口を水平な状態で閉鎖する水平位
置と、商品収納庫の下端との間に商品の前方への通過を
許容する隙間を形成するように前下がりに傾斜した傾斜
位置との間で回動自在の扉体と、販売時に、扉体を、水
平位置と傾斜位置との間で駆動する開閉手段と、扉体に
設けられ、販売時に、商品コラムから扉体上に落下した
商品を、隙間を介して前方に搬送する搬送手段と、を備
えていることを特徴とする。
【0006】この場合、商品収納庫の底部の一部には、
上方に窪んだ窪入部が形成されており、扉体は、窪入部
に配設されていることが、好ましい。
【0007】
【作用】請求項1の商品搬出装置によれば、販売時に、
商品コラム内の商品が上記水平位置の扉体の上に落下す
る。また、開閉手段により、扉体が上記傾斜位置まで回
動する。これにより、商品収納庫の底部には、その下端
と扉体との間に、商品の前方への通過を許容する隙間が
形成される。そして、扉体上に落下した商品が、搬送手
段により上記隙間を介して前方に搬送され、商品収納庫
の外部に搬出される。この場合、商品を受け取る扉体
に、商品の搬送手段が設けられているため、商品は、水
平に位置した扉体に円滑に(ソフトランディング)受け
取られると共に、受け取られた姿勢のまま前方に搬送さ
れる。すなわち、商品を適正な姿勢に保持したまま受け
取り、かつその姿勢のまま商品収納庫の外部に搬出する
ことができる。
【0008】また、商品を、上記隙間を介して前方に送
り出すようにしているため、扉体をシュートのように大
きく傾ける必要がなく、その分、上下方向のスペースが
小さくて済み、かつローデイング扉に干渉することな
く、商品を搬出することができる。さらに、扉体が、開
閉手段により商品搬出口を開閉する構造となっているた
め、この部分の断熱性能を高めることができると共に、
商品を搬出するときのみ開放されるので、保温保冷用の
商品収納庫などでは、庫内の冷気(暖気)漏れを極力抑
制することができる。
【0009】請求項2の商品搬出装置によれば、商品収
納庫の底部の一部には、上方に窪んだ窪入部が形成さ
れ、扉体が、この窪入部に配設されているため、保温保
冷用の商品収納庫などでは、窪入部以外の部分に庫内用
の熱源機器を収容することができると共に、窪入部の下
側に他の機器を配設することができる。すなわち、商品
収納庫の内外を含め、商品コラムの下側のスペースを有
効に活用するすることができ、その分、自動販売機自体
を大きくすることなく、商品コラムの占有スペースを広
くすることができる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の一実施
例に係る自動販売機の商品搬出装置について説明する。
この自動販売機は、カレーライスなどの箱詰めの冷凍食
品を販売するものであり、図1は自動販売機の裁断側面
図である。同図に示すように、この自動販売機1は、販
売機本体2と、販売機本体2の前面を開閉するメインド
ア3とで構成され、販売機本体2には、その内部に広く
商品収納庫4が形成されている。商品収納庫4の内部に
は、横2列に商品コラム5が収容されており、各商品A
は、この商品コラム5内に設けたスパイラル6の間隙に
挿填されるようにして、収容されている。また、商品収
納庫4の下部には、前部に電子レンジ7が、後部に冷却
ユニット8がそれぞれ配設されている。
【0011】一方、商品収納庫4の内部には、庫内搬送
系9が配設され、メインドア3内には、庫外搬送系10
が配設されている。庫内搬送系9は、商品コラム5から
落とし込まれた商品Aを、商品収納庫4の下面に形成し
た商品搬出口11から商品収納庫の外部に搬送し、庫外
搬送系10は、商品搬出口11に臨む位置で庫内搬送系
9から受け渡された商品Aを、いったん電子レンジ7ま
で搬送し、続いて電子レンジ7で調理された商品Aを、
メインドア3の前面に形成した商品販売口12まで搬送
する。
【0012】庫内搬送系9は、商品Aを右方(自動販売
機の正面から見て「右」)に搬送する横搬送手段13
と、商品Aを前方に搬送する縦搬送手段14が組み込ま
れた扉体15と、扉体15を斜め前下がりに開放する開
閉手段16とで、構成されている。扉体15は、商品収
納庫4の底壁を兼ねており、そのヒンジ17を中心に、
回動手段15により、開き戸形式で開閉される。商品コ
ラム5から落とし込まれた商品Aは、水平に位置する横
搬送手段13に受け取られた後、横搬送手段13によ
り、扉体(縦搬送手段14)15に向かって右方に搬送
され、水平に位置する扉体15に受け渡される。扉体1
5は、横搬送手段13から商品Aが受け渡され、或いは
商品コラム5から商品Aが直接落とし込まれると、開閉
手段16により前下がりに回動した後、縦搬送手段14
を介して、商品Aを前方に搬送する。
【0013】一方、庫外搬送系10は、商品Aを上下方
向に搬送するエレベータ搬送手段18と、縦搬送手段1
4の前方に臨んで、商品Aを縦搬送手段14からエレベ
ータ搬送手段18に移送する移送手段19と、エレベー
タ搬送手段18から受け渡された商品Aを電子レンジ7
内に持ち込むレンジ側搬送手段20とで、構成されてい
る。庫内搬送系9の縦搬送手段14により前方に搬送さ
れてきた商品Aは、移送手段19により、エレベータ搬
送手段18に強制的に送り込まれる。商品Aを受け取っ
たエレベータ搬送手段18は、商品Aを電子レンジ7の
位置まで下降させ、同位置に移動してきているレンジ側
搬送手段20に受け渡す。商品Aを受け取ったレンジ側
搬送手段20は、商品Aを電子レンジ7内に搬入すると
共に、調理を待って、こんどは商品Aを電子レンジ7か
ら搬出し、エレベータ搬送手段18に受け渡す。再度、
商品Aを受け取ったエレベータ搬送手段18は、商品A
を上昇させて商品販売口12に臨ませる(図3参照)。
【0014】商品収納庫4の前面下部は、幾分後方にセ
ットバックしており、また商品搬出口11が位置する右
端部には、上方に窪んだ窪入部4aが形成されている。
この窪入部4aには、上記の開閉手段16や移送手段1
9が配設されると共に、図示の仮想線で示した電子レン
ジ7のスペースとして活用できるようになっている。一
方、この窪入部4a以外の部分には、上記冷却ユニット
8の冷却器21が配設されている。
【0015】庫外搬送系10の移送手段19は、商品A
に直接接触してこれを移送するトランサドラム31と、
トランサドラム31を支持するトランサアーム32と、
トランサアーム32を介してトランサドラム31を移送
位置と待機位置との間で回動させるトランサ本体33と
で構成されている。トランサドラム31は偏心回転する
円筒体であり、トランサ本体33により、縦搬送手段1
4の前方に臨む移送位置に回動され、その偏心回転によ
り、縦搬送手段14から送られたきた商品Aを、弾ませ
るようにして勢い良くエレベータ搬送手段18に送り込
む(図2参照)。
【0016】エレベータ搬送手段18は、商品Aが載置
される受台41と、受台41の昇降を案内するガイド支
柱42と、受台41を昇降させる昇降機構(図示省略)
とで、構成されている。受台41は、複数本の支持棒4
3が搬送方向に直交する方向に向いた櫛歯状の本体44
と、本体44の前端部に起立した商品受部45とで構成
されており、櫛歯状の本体44により、後述する電子レ
ンジ7の搬送台52との間で、商品Aの受け渡し(交
差)が良好に行えるようになっている。複数本の支持棒
43は、曲線を描いて斜め前下がりに配設されており、
商品Aが斜め前下がりに載置されると共に、移送手段1
9により送られてきた商品Aの先端が、支持棒43に支
えるのを防止している。なお、図中の符合46は、受台
41上の商品Aの有無を検出するセンサであり、このセ
ンサ46により、商品Aの受け渡しが検出され、各搬送
手段の起動および停止が行われる。
【0017】レンジ側搬送手段20は、電子レンジ7の
前面開口を開閉する蓋体51と、蓋体51の中間下部に
水平に設けた搬送台52と、これらを前後方向に進退さ
せる図外の装置とで構成されている。搬送台52は、上
記受台41と同様に、複数本の支持棒53が搬送方向に
直交して並設された櫛歯状のものであり、受台41に対
し、相互にすり抜け(交差)可能に構成されている。す
なわち、前進位置に移動した搬送台52に対し、受台4
1が下降してきて、搬送台52を通過すると、商品Aは
取り残されるようにして搬送台52上に載置される。一
方、搬送台52上にある商品Aに対し、下側から受台4
1が上昇してきて、これが搬送台52を通過すると、商
品Aはすくい上げられるようにして、受台41に取り上
げられる。そして、搬送台52に受け渡された商品A
は、蓋体51の閉蓋に伴って、搬送台52と共に電子レ
ンジ7内に送り込まれる(図3参照)。
【0018】一方、庫内搬送系9の横搬送手段13は、
図2に示すように、箱状の支持フレーム61と、支持フ
レーム61の側板に沿って配設した一対のチェーン6
2,62と、一対のチェーン62,62間に渡したロッ
ド63と、チェーン62を介してロッド63を扉体15
側に平行移動させるモータ(図示省略)とを、備える一
方、支持フレーム61の底板に相当する商品搬送路64
とを備えている。商品コラム5から商品搬送路64上に
落とし込まれた商品Aは、チェーン62の走行に伴うロ
ッド63の移動により、商品搬送路64上を扉体15に
向かって押し出されるようにして搬送され、後述する縦
搬送手段14のコンベアベルト74に受け渡される。
【0019】扉体15は、図2に示すように、扉本体2
2と、扉本体22の上面に取り付けられた縦搬送手段1
4とで構成されており、扉本体22の下側には、扉本体
22を水平位置と斜め前下がりの傾斜位置との間で開閉
作動させる開閉手段16が配設されている。縦搬送手段
14は、コンベアフレーム71と、コンベアフレーム7
1にそれぞれ支持された前側の従動プーリ72および後
側の主動プーリ73と、この両プーリ72,73間に掛
け渡したコンベアベルト74と、主動プーリ73を回転
させるモータ75とで構成されている。
【0020】コンベアベルト74は、扉本体22が水平
位置にある場合に、上面が水平になるように保持されて
おり、上面が、横搬送手段13の商品搬送路64の先端
に近接し、かつ商品搬送路64よりわずかに低い位置に
配設されている。横搬送手段13から搬送されてきた商
品Aが、コンベアベルト74上に受け渡されると、開閉
手段16により、扉体15が傾動する。続いてモータ7
5が駆動してコンベアベルト74が走行し、商品Aは移
送手段19に向かって前方に搬送される。
【0021】開閉手段16は、扉本体22の下面に固定
した支持ブラケット81と、支持ブラケット81に回動
自在に取り付けられたクランク82と、クランク82を
回転させるモータ83とで構成されている。モータ83
が回転すると、クランク82により、扉体15が前下が
りに傾斜位置まで回動してゆき、この傾斜位置から更に
モータ83が回転すると、扉体15が引き上げられるよ
うにして水平位置まで回動復帰する。すなわち、開閉手
段16は、縦搬送手段14を水平位置と傾斜位置との間
で回動させると共に、扉本体22を開閉動作させる。
【0022】ここで、図3を参照して、商品Aの販売動
作を簡単に説明する。商品購入者が選択ボタンを押す
と、商品コラム5内のスパイラル6が回転し、最下位の
商品Aが横搬送手段13の商品搬送路64上に落とし込
まれる。続いて横搬送手段13のロッド63が商品Aを
右方へ押して行き、水平位置にある縦搬送手段14に送
り込む。縦搬送手段14のコンベアベルト74上に商品
Aが載ると、縦搬送手段14と共に扉本体22が前下が
りに回動した後、商品Aが前方に搬送される。
【0023】一方、この間に商品搬出口11が開放され
ると共に、トランサドラム31が回動して縦搬送手段1
4の前方に臨む。縦搬送手段14により扉体15の前端
まで搬送されてきた商品Aは、トランサドラム31によ
り、エレベータ搬送手段18の受台41に移送される。
受台41上に商品Aが載置されたことをセンサ46が検
出すると、縦搬送手段14が停止し、扉体15が水平位
置に復帰すると共に、トランサドラム31が待機位置に
回動する。また同時にエレベータ搬送手段18が作動
し、その受台41が商品Aを載置した状態で、下降して
ゆく。
【0024】このとき、レンジ側搬送手段20は前進し
ており、受台41は、レンジ側搬送手段20を通過する
ようにして、その搬送台52に商品Aを受け渡す。その
後、レンジ側搬送手段20が商品Aを電子レンジ7内に
持ち込み、商品Aの加熱(調理)が行われる。商品Aの
調理が完了すると、レンジ側搬送手段20が商品Aを電
子レンジ7の外に持ち出すと共に、下降端位置にある受
台41が上昇し、レンジ側搬送手段20の搬送台52か
ら商品Aを受け取った後、これを商品販売口12に臨ま
せる。ここで、センサ46により、商品Aの取り出しが
検出されると、受台41は、再度上昇して、上昇端位置
に復帰する。
【0025】以上のように本実施例によれば、商品コラ
ム5から落とし込まれた商品Aを、商品収納庫4内にお
いて、および商品収納庫4から電子レンジ7、さらに電
子レンジ7から商品販売口12に送る一連の搬送を、全
て機械的な搬送手段で行うようにしているので、商品A
を適切な姿勢に保持した状態で、調理および販売するこ
とができる。したがって、調理が適切に行なわれ、かつ
商品購入者に違和感を生ずることなく商品Aを提供する
ことができる。
【0026】この場合、商品搬出口11の扉体15が、
落とし込まれた商品Aを横搬送手段13から、或いは直
接受け取る受け部と、商品Aを商品搬出口11から搬出
する搬送機構とを兼ねており、商品Aをいったん水平に
受け取った後、傾動して、商品Aを前方に搬送するよう
にしているので、商品コラム5から払い出された商品A
は、商品コラム5の直下で適正な水平姿勢で受け取ら
れ、この姿勢のままで円滑に搬出される。したがって、
商品Aを適正な姿勢を保持した状態で、商品収納庫4か
ら搬出することができる。
【0027】また、搬送に際し、縦搬送手段14を前下
がりに傾斜させるようにしているので、商品Aの搬出位
置を低くすることができ、ローディング扉と商品Aとが
干渉することがなく、かつローディング扉を下側に延設
することができる。したがって、機械的搬送手段と相俟
って、商品コラム5のスペースを大きくすることができ
る。しかも、商品収納庫4の下部に窪入部4aを形成し
て、商品コラム5の下側スペースを有効に活用するよう
にしているので、自動販売機1自体を大きくすることな
く、商品Aの収容数を多くすることができる。さらに、
扉体15が、開閉手段16により商品搬出口11を開閉
する構造となっているため、十分な断熱性能を持たせる
ことができると共に、開放時間を最小限にすることがで
き、商品収納庫4内の冷気漏れを極端に少なくすること
ができる。
【0028】なお、両実施例では、スパイラル形式の商
品コラムを備えた自動販売機を例に説明したが、他の形
式の商品コラムを備えた自動販売機に適用できること
は、いうまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明の商品搬出装置によ
れば、商品コラムから落とし込まれる商品を、搬送手段
が組み込まれると共に斜め前下がりに傾動する扉体によ
り、機械的に搬送するようにしているので、商品を商品
収納庫から適正な姿勢で確実に搬出できると共に、商品
の収容スペースを大きくすることができる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る商品搬出装置を組み
込んだ自動販売機の裁断側面図である。
【図2】第1実施例の商品搬出装置の庫内搬送系の側面
図である。
【図3】第1実施例の商品搬出装置の商品搬送動作を表
した側面図である。
【符号の説明】
1 自動販売機 4 商品収納庫 4a 窪入部 5 商品コラム 9 庫内搬送系 11 商品搬出口 14 縦搬送手段 15 扉体 16 開閉手段 A 商品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−213193(JP,A) 特開 平3−132895(JP,A) 特開 平6−348947(JP,A) 実開 昭60−25068(JP,U) 実開 昭56−156162(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 11/10 G07F 9/00 109

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方に開口した商品搬出口を底部に有す
    る商品収納庫と、 この商品収納庫内に収容され、複数の商品を収納すると
    ともに、販売時に商品を落下させるための 商品コラム
    と、前記商品搬出口を水平な状態で閉鎖する水平位置と、前
    記商品収納庫の下端との間に商品の前方への通過を許容
    する隙間を形成するように前下がりに傾斜した傾斜位置
    との間で回動自在の 扉体と、販売時に、前記扉体を、前記水平位置と前記傾斜位置と
    の間で駆動する 開閉手段と、前記扉体に設けられ、販売時に、前記商品コラムから当
    該扉体上に落下した商品を、前記隙間を介して前方に搬
    送する搬送手段と、 を備えている ことを特徴とする自動販売機の商品搬出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記商品収納庫の底部の一部には、上方
    に窪んだ窪入部が形成されており、前記扉体は、当該窪
    入部に配設されていることを特徴とする請求項1に記載
    の自動販売機の商品搬出装置。
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