JP3245463B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP3245463B2
JP3245463B2 JP29562892A JP29562892A JP3245463B2 JP 3245463 B2 JP3245463 B2 JP 3245463B2 JP 29562892 A JP29562892 A JP 29562892A JP 29562892 A JP29562892 A JP 29562892A JP 3245463 B2 JP3245463 B2 JP 3245463B2
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誠 奧田
泰彦 田中
雅隆 小田
義人 木村
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松下冷機株式会社
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品の受渡しトレーを
使用して物品を移動させる機構を有する自動販売機に関
するものである。
【0002】また本発明は、比較的小さな物品をある位
置から所定の位置に移動させる際に使用する物品の受渡
しトレーに関するものである。
【0003】
【従来の技術】近年自動販売機は、単に冷やした物品を
販売するだけでなく、ハンバーガーやうどん等を冷凍あ
るいは冷蔵して保存し、あるいはレトルト食品を常温で
保存し、これを自動的に加熱して販売する機能を有する
ものが提案されている。
【0004】この種の自動販売機は、内部に物品を冷
凍、冷蔵あるいは常温で貯蔵するための貯蔵庫と、物品
に加熱その他の加工を施す電子レンジ等の加工装置を内
蔵する。そしてさらに物品搬送装置を有し、冷蔵庫内の
物品を加工装置や物品取り出し口に搬送する。
【0005】自動販売機内の物品搬送装置は、従来ロボ
ットハンドを利用したものが採用されていた(特開平3
−77191号公報)。
【0006】図17は、特開平3−77191号公報に
開示された自動販売機である。本自動販売機80は、冷
蔵庫81を内蔵し、この冷蔵庫81の内部にベンドラッ
ク82を設けて物品を収納している。
【0007】この物品は、販売指令によって、ロボット
ハンド84の櫛歯状のハンド部85によって受け取り、
冷蔵庫81の下に配置された電子レンジ86に搬入され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
ロボットハンド84を利用した自動販売機は、ロボット
の移動範囲が広く、3次元の複雑な動きが必要であり、
部品点数が多くならざるを得ない問題がある。
【0009】本発明は、従来技術の上記した問題を解決
するものであり、物品を受渡しトレーに載せて搬送し、
受渡しトレーごと物品を他の装置に搬送する構成を採用
し、機構部分が簡単で小型化が可能である自動販売機を
提供することを目的とする。
【0010】また本発明は、物品の搬送中に物品を落と
してしまう事故を未然に防止することができる自動販売
機を提供することを目的とする。
【0011】さらに本発明は、トレーを搬送中にトレー
上の物品の落下を防止するだけでなく、トレーからの物
品の排出も容易である物品の受渡しトレーを提供する事
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そして上記した目的を達
成するための本発明の特徴は、物品を貯蔵する貯蔵庫
と、トレー載置部が設けられた搬送装置と、トレーラッ
クが設けられた加工装置と、受渡しトレーを有し、前記
貯蔵庫から取り出された物品を前記トレー載置部に載置
された前記受渡しトレーに乗せて前記搬送装置で搬送
し、前記加工装置の前記トレーラックに前記受渡しトレ
ーを移し変えて物品を移動させる自動販売機であって、
前記受渡しトレーは裏面にガイドピンを有し、前記トレ
ー載置部および前記トレーラックにはガイド孔が設けら
れ、前記受渡しトレーの前記ガイドピンが前記トレー載
置部および前記トレーラックに設けられた前記ガイド孔
と係合することを特徴とする自動販売機である。
【0013】そして、上記した自動販売機の発明を改良
したものとして、搬送装置は揺動するアームを有し、前
記アームに受渡しトレーを固定して搬送し、受渡しトレ
ーは底板の裏面に他部材と係合する錐形のガイドピンが
設けられ、該ガイドピンの頂点はアームに固定される受
渡しトレーの揺動軌跡にほぼ一致して偏心していること
を特徴とする自動販売機である。
【0014】また受渡しトレーは、底板の周囲に壁が設
けられた物品の受渡しトレーであって、底板の一部が他
の部分に対して上に向かって傾斜可能に構成されている
物品の受渡しトレーである。
【0015】また、上記発明をさらに改良した発明は、
底板の裏面には他部材と係合するガイドピンが設けられ
ていることを特徴とする受渡しトレーである。
【0016】
【作用】本発明の自動販売機では、物品は、所定の貯蔵
庫内に貯蔵されている。そして物品はコインの入力信号
や、物品の選択信号を受けて所定の数だけ貯蔵装置から
排出され、トレー載置部に載置された受渡しトレーに載
せられる。ここで受渡しトレーの裏面には、ガイドピン
が設けられており、このガイドピンはトレー載置部に設
けられているガイド孔と係合している。そのため、受渡
しトレーに物品を載せても、受渡しトレーがトレー載置
部からずれる事はない。
【0017】次に、受渡しトレーに物品を載せたまま、
搬送装置でトレーを搬送する。そして、加工装置のトレ
ーラックに受渡しトレーを移し替える。
【0018】ここで加工装置のトレーラックにもトレー
載置部に設けられているガイド孔と同様のガイド孔が設
けられており、受渡しトレーを移し替える際に、受渡し
トレーのガイドピンがトレーラックのガイド孔と係合さ
れる。
【0019】またもう一つの本発明の自動販売機では、
本発明の物品の受渡しトレーは、底板の周囲に壁が設け
られているため、搬送の途中で発生する振動や、慣性力
によってトレー上の物品が移動したとき、物品は周囲の
壁に当たって止まる。そのため物品がトレーの下に落ち
てしまうことはない。
【0020】また物品をトレーから排出する時は、底板
の一部を傾斜させ、この状態で物品を押す。すると物品
は傾斜に沿って登り、周囲の壁を乗り越えてトレーの外
へ排出される。
【0021】トレーの背面に他部材と係合するガイドピ
ンを設けた構成では、ガイドピンが搬送装置やその他の
部材としっかりと位置決固定がされる。
【0022】そしてこの物品は受渡しトレーに乗せられ
て移動される。移動時の振動や慣性力で物品が移動して
も受渡しトレーの周囲に設けられた壁によって物品の落
下は防止される。
【0023】搬送装置によって物品が所定の位置に到達
すると、底板が折れて上に持ち上がり、傾斜面を形成す
る。
【0024】そして、自動販売機の搬出装置で物品を押
し、受渡しトレーから物品を排出する。
【0025】また搬送装置が、揺動するアームを有する
場合は、トレーの軌跡が円弧軌跡や斜め方向の軌跡をと
って移動するので、所定の位置にトレー自身を受け渡す
事が困難である。例えば、電子レンジのドアのトレーラ
ックに受渡しトレー自身を置く場合、トレーラックが水
平に設けられているのに対して、トレーは円弧軌跡を描
いて降下する。
【0026】従ってトレーの動きには、垂直方向のみで
はなく、水平の成分を含む。従って、トレーラックの高
さが少しでも変化すると、トレーはトレーラックと水平
方向についてばらつきの有る位置で接触する。そのため
単なるテーパ状のガイドピンではトレーの許容上下寸法
範囲が限られ、甚だしい場合は、トレーの受渡しができ
なくなったり、トレーが傾いた状態で受け渡され、トレ
ー上の物品がトレーから落ちてしまう事がある。
【0027】本発明の自動販売機では、受渡しトレーの
底板の裏面には他部材と係合する錐形のガイドピンが設
けられ、また該ガイドピンの頂点はアームの揺動軌跡に
ほぼ一致して偏心しているから、トレーが降下する時の
水平方向の位置の狂いは補正され、トレーの受渡しが完
全なものとなる。
【0028】
【実施例】以下さらに本発明の具体的実施例について説
明する。
【0029】図1は、本実施例の自動販売機を示す断面
図である。図2は、本実施例の自動販売機の内部構成の
一実施例を示す斜視図である。図3は、冷蔵庫内搬送装
置の斜視図である。図4は、電子レンジの一実施例を示
す斜視図である。図5は庫外搬送装置の斜視図である。
図6は、本実施例の物品の受渡しトレーの斜視図であ
る。図7は、本実施例の自動販売機の動作を示すフロー
チャートである。
【0030】図1において、1は本実施例の自動販売機
を示す。自動販売機1は外扉70他によって囲まれた自
動販売機本体内に、冷蔵庫5と電子レンジ20が内蔵さ
れ、さらに冷蔵庫5の内部には冷蔵庫内搬送装置17が
配置され、冷蔵庫5の外部に庫外搬送装置25が設けら
れている。
【0031】自動販売機1の外扉70は、物品2の搬出
口3、搬出ドア4の他、図示しないコイン投入口、セレ
クトボタンなどを備え、使用者が物品を選んだり、コイ
ンを投入し、また物品を取り出す為の機能を備えるもの
である。
【0032】冷蔵庫5は、内部にハンバーガ等の物品2
を収納し、例えば冷凍温度帯で保存するものである。冷
蔵庫5は、正面に物品を投入するためのローディング扉
6が設けられた断熱箱体7によって外周面が形成され、
また断熱箱体7の正面から見て中央のローディング扉6
に近い位置の底には物品出口15が設けられ、この物品
出口15には図示しないモータによって正面から見て左
右に摺動して開閉されるスライドドア16が設けられて
いる。
【0033】また断熱箱体7内部の下端側には、冷却風
路9、冷却器10、ファン11が配置されており、ファ
ン11で発生され、冷却器10を通過して冷却された冷
風が冷却風路9を通って冷蔵庫5内を循環し、庫内を冷
却する。
【0034】冷蔵庫5内部の中間部以上には、ベンドラ
ック12が配置されている。ベンドラック12は、図示
しないモータによって回転されるスパイラル体13と、
箱状のコラム14からなる。
【0035】ベンドラック12は、スパイラル体13の
間に物品2を収納し、スパイラル体13を回転させる事
により、物品2を一つづつ下に落下させるものである。
【0036】本自動販売機ではベンドラック12は外扉
70から見て前後に2列配置され、外扉70側に相当す
る前列には4個、後列には5個、合計9個のベンドラッ
ク12を内蔵する。
【0037】ベンドラック12の直下に配置されている
のは冷蔵庫5の底壁8であり、ベンドラック12から排
出された物品2はすべてこの底壁8に落ちる。
【0038】底壁8には、前記した断熱箱体7に設けら
れた物品出口15の真上に相当する位置に、物品出口1
5と同一形状の開口が設けられている。
【0039】冷蔵庫内搬送装置17は、各ベンドラック
12から落下する物品2を底壁8の上を滑らして搬送
し、底壁8に設けられた開口に運ぶものである。
【0040】即ち冷蔵庫内搬送装置17は、左右に移動
する左右押し部材18と前後に移動する前後押し部材1
9を備えており、押し部材18,19によって物品を開
口に押し進め、物品出口15から下に落下させる。
【0041】20は食品加熱用の電子レンジで、左開き
のドア21が自動販売機1の左側面に対向するように貯
蔵庫5の下方の機械室22内に設置されている。このド
ア21の内壁には、物品2を載置する物品の受渡しトレ
ー23(以下単にトレー23と言う)を着脱自在に載置
するトレーラック24が一体的に設けられている。
【0042】庫外搬送装置25は物品出口15の位置
と、搬出口3の位置と、トレーラック24との間でトレ
ー23を移動するもので、トレー23を着脱自在に載置
し、直線運動と曲線運動により上下に移動するトレー載
置部26を備えている。
【0043】即ち庫外搬送装置25は、略コ字状のフレ
ーム51を有し、このフレーム51には直線ガイド54
が設けられており、さらに直線ガイド54にはキャリヤ
ー55が取り付けられている。またフレーム51の内部
の下側には図示しないモータによって回転する駆動スプ
ロケット52が設けられ、フレーム51の上側には、従
動スプロケットが設けられ、両スプロケットにはチェン
53が懸架されている。
【0044】そして前記した直線ガイド54はチェン5
3と結合されている。従って図示しないモータを回転す
ることによってキャリヤー55は直線ガイド54に沿っ
て上下する。
【0045】その外フレーム51の内部には、カムトラ
ック59が設けられている。カムトラック59は、直線
ガイド54とほぼ平行であるが、下端に近い部分のみが
水平方向に曲がって曲線部62を形成しており、全体形
状はL形をしている。
【0046】一方キャリヤー55には上下移動体56が
固定されている。上下移動体56は、2本の平行なアー
ム57,58によって平行リンクが形成されたものであ
り、上端部にトレー載置部26が取り付けられている。
トレー載置部26は4角の平板状であるが、フレーム5
1から遠い方の2隅には、切り欠71が設けられてい
る。またフレーム51に近い方の2隅には、ガイド孔6
3が設けられている。
【0047】そして上下移動体56は、背部に設けられ
たカムレバー60とリンクされており、カムレバー60
を上下移動体56から遠ざけると、上下移動体56は、
水平状態を維持したままで下に降下し、かつキャリヤー
55から遠ざかる方向へ移動する。
【0048】カムレバー60は前記したカムトラック5
9と係合しており、従ってキャリヤー55を下げるとト
レー載置部26も下がり、かつキャリヤー55から遠ざ
かる方向へ移動する。
【0049】このカムトラック59はトレー載置部26
に直線運動を与える直線部61と曲線運動を与える曲線
部62を連設しており、物品出口15の位置と、搬出口
3の位置との間を直線運動し、搬出口3の位置と電子レ
ンジ20のトレーラック24間を曲線運動する。
【0050】27は、搬出位置でトレー23上の物品を
搬出口3に押し出す搬出装置であり、前後方向に往復運
動する押片28を有する。
【0051】そしてここで重要な点は、本実施例で物品
の受渡しに使用されているトレー23は、図6のように
4角の平板状であり、背面の4隅に位置決め用の円錐形
のガイドピン64、65が設けられている。図6に示さ
れるトレー23の下面に設けられた2対のガイドピン6
4、65のうちガイドピン64は、トレー載置部26に
設けたガイド孔63が係合し、位置決めを行う。またガ
イドピン65は、トレーラック24のガイド孔66に係
合し位置決めを行う。
【0052】次に図7を参照しながら上記構成の動作を
説明する。トレー23は、一連の動作の開始時には庫外
搬送装置25のトレー載置部26に乗せられている。こ
の時トレー23のガイドピン64は、トレー載置部26
に設けられたガイド孔63と係合している。一方ガイド
ピン64は、トレー載置部26の切り欠き71に挿入さ
れている。
【0053】コインの投入後、物品選択が行われると
(STEP1)、選択されたベンドラック12のスパイ
ラル体13が駆動され(STEP2)、物品が一つだけ
底壁8上に落ちる。この時同時に、スライドドア16が
開かれて(STEP3)、続いて庫外搬送装置25が上
昇され、トレー23が物品出口15を通って底壁8の僅
か下方まで上昇する(STEP4)。
【0054】次に庫内搬送装置17の左右押し部材18
と前後押し部材19を順次駆動し、ベンドラック12よ
り落下した物品2を物品出口15に導びいてトレー23
上に載置する(STEP5)。
【0055】そして庫外搬送装置25のモータを回転し
て、キャリヤー55を下降させる。するとトレー載置部
26上のトレー23は、垂直に下降し、続いて円弧軌跡
を描いて降下しつつキャリヤー55から遠ざかる方向に
移動する(STEP6)。
【0056】そしてトレー載置部26上のトレー23
は、電子レンジのドア21に設けられたトレーラック2
4上に乗せられる。この時、トレー23のガイドピン6
5はトレーラック24のガイド孔66に係合し位置決め
を行う。
【0057】庫外搬送装置25のトレー載置部26は、
トレーラック24からさらに下側に移動し、トレー23
から離れて電子レンジのドアの下で待機する。
【0058】次に電子レンジ20のドア21は閉じて、
ドア21上のトレー23およびトレー上の物品2は、電
子レンジ20の中に挿入される(STEP7)。尚この
時、庫内搬送装置17のリセットが行われる(STEP
8)。
【0059】その後、物品2は電子レンジ20内で所定
時間加熱調理される(STEP9)。調理が完了する
と、ドア21が開き(STEP10)ドア21のトレー
ラック24に乗ったトレー23も電子レンジ20から排
出される。
【0060】そして、庫外搬送装置25を旋回上昇し、
トレーラック24上のトレー23のガイドピン64に
は、トレー載置部26に設けたガイド孔63が当接し、
さらに両者は係合し、位置決めを行い、トレー23をす
くい上げてトレー23をトレー載置部26上に再び載置
する。
【0061】そして搬出口3の対向位置までトレー23
を上昇させたところで庫外搬送装置25を停止する(S
TEP11)。
【0062】次に搬出装置27を作動させて、押し片2
8を突き出して、物品を搬出口3へ押し出し(STEP
12)、物品を取り出し得る位置に移送する(STEP
13)。
【0063】以上説明した自動販売機は、構造が簡単で
あり故障が少なく、また自動販売機の外形を小型化でき
る効果があり誠に好ましいものである。
【0064】しかしながら、上記実施例の自動販売機で
採用していたトレーは、表面が単なる平板状であるた
め、トレー上の物品の形状や、庫内搬送装置の移動速度
によっては、庫外搬送装置で物品を搬送する際に発生す
る慣性力等の影響で物品が滑り、冷蔵庫本体の内部に物
品を落としてしまう事もあるので注意が必要である。
【0065】そこでトレー上で物品が滑ることが特に問
題となる場合は、もしトレー上で物品が滑ってもトレー
から下に落ちてしまう事がないように、トレーの周囲に
落下防護壁を巡らせてもよい。
【0066】しかしながら、この種の自動販売機では、
最終的に物品を外部に放出ために、前記した搬出装置で
物品を押して、トレーの外へ物品を出す場合が多いの
で、トレーの周囲に壁を設ける構成の採用は、一般に困
難であることも多い。
【0067】即ち、トレーの外周に壁を設けると、搬出
装置の押片で物品を押しても、周囲の壁に物品が当たっ
て止まり、壁が障害となって物品をトレーの外へ押し出
すことができない。
【0068】次に、トレーの周囲に壁を設けてトレーを
搬送中に物品を落としてしまう事を防止し、かつトレー
からの物品の排出も容易である自動販売機および物品の
受渡しトレーの実施例について説明する。
【0069】図8は本発明の具体的実施例の物品の受渡
しトレーの斜視図である。図9は図8のA−A断面図で
ある。図10は、図8の受渡しトレーの裏に設けられた
ガイドピンの正面図である。図11は、図8の受渡しト
レーの裏に設けられたガイドピンの断面図である。図1
2は、電子レンジのトレーラックに受渡しトレーが載置
された状態を示す斜視図である。図13は、図12のB
−B断面図である。図14は、庫外搬送装置によって受
渡しトレーが電子レンジのトレーラックに乗せられた状
態での図12のC−C断面図である。図15は、物品を
排出する際の受渡しトレーと庫外搬送装置の状態を示す
斜視図である。図16は、本発明の具体的実施例の自動
販売機で採用する庫外搬送装置のトレー載置部の斜視図
である。
【0070】まず、本実施例のトレーの構成について説
明する。各図において、100は、本発明の具体的実施
例の物品の受渡しトレーを示す。本実施例の物品の受渡
しトレー100は、樹脂または陶磁器、ガラス等の電子
レンジ内にそのまま挿入することができる素材によって
作られたものであり、正方形の底板101の全周に、高
さの低い壁102が設けられたものである。
【0071】そして、底板101の半分には、開口が設
けられている。またその開口に一致する蓋状の底板10
3が、ヒンジ部104で底板101と結合されている。
即ち蓋状の底板103には突起が設けられ、固定側の底
板101に設けられた穴に突起が挿入されている。
【0072】そして蓋状の底板103の先端部、即ちヒ
ンジ部104の反対側の部分は、底板の開口の縁106
の上面と当接可能であり、両者が開口の縁106で当接
しあった状態では、底板101と蓋状の底板103は、
連続した一つの平面を形成する。
【0073】従って受渡しトレー100は全底板面積の
約半分を占める蓋状の底板103が底板の中央から上の
方向に向かって折れ曲がることができ、底板の中央から
壁102に向かって傾斜面を形成することができる。
【0074】そして、固定側の底板101の裏面には、
4個のガイドピン107、108が形成されている。4
個のガイドピン107、108の配置は、底板101の
角の部分に2つのガイドピン107が設けられ、開口部
分の近くに、先の角に設けられた場合より少し間隔を縮
めて2つのガイドピン108が設けられている。
【0075】ここでガイドピン107、108の形状
は、本実施例に特有の形状をしている。即ちガイドピン
107、108の形状は図10,11に示すようにいず
れも同一形状の4角錐である。そして4角錐の頂点10
9は、ガイドピンの中心に有るのではなく、やや偏心位
置に設けられている。即ち、ガイドピン107、108
の頂点109は、先の実施例で説明した庫外搬送装置2
5のアームに固定される受渡しトレーの揺動軌跡110
に一致して偏心している。より詳細に述べると、ガイド
ピン107の各断面の中心は前記したトレーの揺動軌跡
110に一致する。
【0076】自動販売機の構造は、先の実施例のそれと
概ね同一であるため、先の実施例のものと異なる部分の
みを説明して他の説明を省略する。
【0077】電子レンジ20のドア120に設けられた
トレーラック121は、図12に示すように物品の受渡
しトレー100を受け止める枠体であり、枠体122の
内側の形状は、トレー100の外形に比べて僅かに大き
い。
【0078】またトレーラック121の枠体122は、
完全な環状ではなく、ドア120との接合面と対向する
面が半分切り欠かれてアーム通過部123が設けられて
いる。そしてトレーラック121の底は、ドア120の
近辺の位置決め座124と左右のトレー100の落下を
防止するための受け座125が設けられており、他の部
分は大きく開放されている。
【0079】位置決め座124には、図7の様に、前記
したトレー100のガイドピン107の根元の形状と同
一形状のガイド孔127が、角の部分に設けられたガイ
ドピン107と同一の間隔を開けて設けられている。
【0080】庫外搬送装置25は、トレー載置部の形状
およびこれとアームとの取り付け方法が異なり、他の構
成は全く同一である。
【0081】トレー載置部128は、図9に示すよう
に、裏面にアーム取り付けリブ129が設けられた板で
あり、前方部に前記したトレー100のガイドピン10
8の根元の形状と同一形状の穴130が、開口寄りに設
けられたガイドピン108と同一の間隔を開けて設けら
れている。そして、アーム取り付けリブ129の片側の
位置に4角形の押し出し棒突出穴131が開口されてい
る。
【0082】庫外搬送装置25のアーム57,58は、
図14の様にいずれもアーム取り付けリブ129に軸止
されている。そして、2本のアームの内、フレーム51
側のアーム58の先端には、先端が丸められた押し出し
棒133が取り付けられている。
【0083】次に本実施例の物品の受渡しトレーの作用
を説明する。本実施例の自動販売機では、トレー100
の開口側のガイドピン107がトレー載置部128の穴
130に挿入されて待機する。そして使用者がコインを
入れて物品を選択すると、ベンドラック12からその物
品が底壁8に落とされ、冷蔵庫内搬送装置17によって
物品出口15に運ばれて、トレー100の上に乗せられ
る。
【0084】その後トレー100は、トレー載置部12
8とともに庫外搬送装置25によって揺動しつつ降下す
る。そして、図12の様にトレーラック121にトレー
100が当接し、角側のガイドピン107が位置決め座
124の穴127と嵌合する。
【0085】両者の嵌合は、ガイドピン107の頂点が
トレー100の軌跡と一致するためスムーズである。
【0086】そして庫外搬送装置25のアーム57,5
8は、トレーラック121の切り欠かれたアーム通過部
123をすり抜け、トレーラック121のさらに下に降
下する。その結果、トレーラック121にはトレー10
0だけが残る。
【0087】そして電子レンジ20のドア120が閉じ
られ、トレー100とトレー100の上に乗せられた物
品は電子レンジ20の中に挿入される。電子レンジ20
で一定時間加熱された後、扉が開かれ、トレー100は
電子レンジ20のトレーラック121に固定されたまま
外に排出される。
【0088】次にトレーラック121の下で待機する庫
外搬送装置25のキャリヤー55を上昇させる。すると
カムレバー60がカムトラック59の曲線部分に沿って
キャリヤー55側に移動し、これと連動するアーム5
7,58は立ち上がって、トレー載置部128でトレー
100を下からすくい上げる。この時トレー100の開
口側のガイドピン108がトレー載置部128の開口1
30と嵌合するが、両者の嵌合は、ガイドピン108の
頂点がトレー100の軌跡と一致するため前記したトレ
ーラック121と嵌合する場合と同様スムーズである。
【0089】そしてアーム57,58が垂直に立ち上が
って、搬出装置27の位置で停止する。この時アーム5
8と共に、アーム58に取り付けられた押し出し棒13
3も直立し、トレー載置部128の押し出し棒突き出し
穴131から突出する。そして押し出し棒133の先端
がトレー100の蓋状の底板101の裏面を押し、蓋状
の底板101を上に押し上げて傾斜させる。
【0090】この時の蓋状の底板101の最高部は、ト
レー100の周囲に設けらた壁102よりも高い。
【0091】そして搬出装置27の押片28を延ばして
物品2を押し、蓋状の底板101によって形成された斜
面を押し上げて壁102を乗り越えさせ、物品2をトレ
ー100の外に押し出す。トレー100から押し出され
た物品は、先の実施例の場合と同様に物品搬出口3に落
ちる。
【0092】本実施例のトレー100では、蓋状の底板
をヒンジ構造によって固定側の底板に固定したが、この
ヒンジ構造には、本実施例のような蓋状の底板に突起を
設けて、固定側の底板に設けた穴に突起を挿入する構成
以外にも多数の構成が考えられる。例えば、底板とは全
く別体のヒンジをもって両者を結合する構成や、蓋状の
底板と固定側の底板を一体に可撓性のある素材で成形
し、両者の間に厚さの薄い部分を作り、素材自身が有す
る可撓性を利用して蓋状の底板を傾斜させる構成があ
る。
【0093】本実施例では、トレー100の蓋状の底板
101を押し上げる構成として庫外搬送装置25のアー
ム58に押し出し棒133を設け、この押し出し棒13
3の先端で蓋状の底板101の裏面を突き上げる構成を
例示した。この構成は、構造が非常に簡単で故障が少な
く、推奨される構成である。
【0094】しかし、押し出し棒133をもって蓋状の
底板101を突き上げる構成は、アーム58が垂直に立
ち上がった場合には、常に押し出し棒133が蓋状の底
板101を突き上げている状態になる。そのため前記し
た実施例では、トレー載置部128が垂直方向に下がる
場合、言い換えればトレー載置部128が商品出口15
から離れて物品搬出口3の対向位置まで移動する間は、
押し出し棒133が蓋状の底板101を突き上げてお
り、蓋状の底板101が傾斜している。
【0095】そこで物品の種類によって、この間の蓋状
の底板101の傾斜を避けたい場合は、アーム58に小
型のモータを取り付け、モータの動作によって押し出し
棒を出し入れする構成が推奨される。
【0096】本実施例では、ガイドピンの形状は、4角
錐のものを採用した。本実施例のような4角錐のガイド
ピンは、横揺れに対して安定性がすぐれ、本実施例のよ
うな庫外搬送装置にカムを利用する構成に特に好適であ
る。
【0097】本実施例では、電子レンジ20のドア21
に設けたトレーラック122は、一部が切り欠かれてア
ーム通過部123が形成されている。このアーム通過部
123の大きさは、トレー23上の物品2が落ちるのを
防止するために、なるべく小さく設計することが望まし
いのはもちろんであるが、切り欠きの位置についても注
意を払う必要がある。
【0098】即ち、切り欠きの位置は、電子レンジ20
のドア21の揺動中心から最も遠い位置の角周辺に設け
ることが望ましい。
【0099】この理由は、トレーがトレーラック122
に装着されて電子レンジ20の中を出し入れされるとき
は、トレー上の物品にドア21の開閉方向の慣性力が働
き、この慣性力によって物品の移動が起こる場合が多い
からである。もちろんドア21を開閉する時に発生する
遠心力によって商品が揺動中心から遠ざかる方向に移動
する場合もあるが、発生頻度は慣性力によるものに比べ
てはるかに少なく、実用上無視することができる。
【0100】尚、以上説明した2つの実施例において
は、貯蔵庫の例として冷蔵庫を例示して説明した。しか
しながら本発明は、この実施例にこだわるものではな
く、貯蔵庫としては、単なる箱状のものであって何らの
冷凍能力を持たないものでもよい。
【0101】また加工装置も本実施例のような電子レン
ジに限らず、直火を利用するものや、湯を注いだりする
ような装置も考えられる。
【0102】
【発明の効果】本発明の自動販売機は、物品を受渡しト
レーに載せて搬送し、受渡しトレーごと物品を他の装置
に搬送する構成であるため、構造が簡単で機構部分が小
型である効果がある。
【0103】また、本発明の自動販売機は、物品の受渡
しトレーの裏面にガイドピンが設けられ、このガイドピ
ンがトレー載置部やトレーラックの係合孔と係合するの
で、トレーの位置決めが完全であり、搬送中の受渡しト
レーが安定する効果がある。
【0104】また本発明の自動販売機は、物品を貯蔵庫
から所定の位置に、落とさずに安定して運ぶ事ができ、
また各装置間のトレーや物品の受渡しが円滑で故障が少
ない効果がある。
【0105】本発明の物品の受渡しトレーは、底板の周
囲に壁が設けられているため、慣性力等によってトレー
上の物品が移動しても物品は周囲の壁に当たって止ま
り、物品がトレーの下に落ちてしまうことはない。
【0106】また物品をトレーから排出する時は、物品
は底板の一部で作られる傾斜に沿って登り、周囲の壁を
乗り越えてトレーの外へ排出されるので物品の排出も極
めて円滑である。そのため本発明はトレーからの物品の
落下と、排出をいずれも容易に行うことができる効果が
ある。
【0107】また本発明の物品の受渡しトレーは、ガイ
ドピンによって搬送装置やその他の部材としっかりと固
定されるため、トレーの搬送時のトレーの振動が小さ
く、物品を落とさずに所定の位置まで運ぶことができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動販売機を示す断面図
【図2】本発明の自動販売機の内部構成の一実施例を示
す斜視図
【図3】冷蔵庫内搬送装置の斜視図
【図4】電子レンジの一実施例を示す斜視図
【図5】庫外搬送装置の斜視図
【図6】本発明の物品受渡しトレーの斜視図
【図7】本発明の自動販売機の動作を示すフローチャー
【図8】本発明の具体的実施例の物品の受渡しトレーの
斜視図
【図9】図8のA−A断面図
【図10】図8の受渡しトレーの裏に設けられたガイド
ピンの正面図
【図11】図8の受渡しトレーの裏に設けられたガイド
ピンの断面図
【図12】電子レンジのトレーラックに受渡しトレーが
載置された状態を示す斜視図
【図13】図12のB−B断面図
【図14】庫外搬送装置によって受渡しトレーが電子レ
ンジのトレーラックに乗せられた状態での図12のC−
C断面図
【図15】物品を排出する際の受渡しトレーと庫外搬送
装置の状態を示す斜視図
【図16】本発明の具体的実施例の自動販売機で採用す
る庫外搬送装置のトレー載置部の斜視図
【図17】従来技術の自動販売機の断面図
【符号の説明】
2 物品 5 貯蔵庫 6 ローディング扉 8 底壁 12 ベンドラック 15 物品出口 16 扉 17 冷蔵庫内搬送装置 18 左右押し部材 19 前後押し部材 20 電子レンジ 21 ドア 25 庫外搬送装置 26 トレー載置部 100 受渡しトレー 101 底板 102 壁 103 蓋状の底板 104 ヒンジ部 107 ガイドピン 108 頂点 110 揺動軌跡 121 トレーラック 128 トレー載置部 133 押し出し棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 義人 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (56)参考文献 実開 平4−112306(JP,U) 実開 平4−21308(JP,U) 実公 昭63−24808(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 11/58 G07F 9/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を貯蔵する貯蔵庫と、トレー載置部
    が設けられた搬送装置と、トレーラックが設けられた加
    工装置と、受渡しトレーを有し、前記貯蔵庫から取り出
    された物品を前記トレー載置部に載置された前記受渡し
    トレーに乗せて前記搬送装置で搬送し、前記加工装置の
    前記トレーラックに前記受渡しトレーを移し変えて物品
    を移動させる自動販売機であって、前記受渡しトレーは
    裏面にガイドピンを有し、前記トレー載置部および前記
    トレーラックにはガイド孔が設けられ、前記受渡しトレ
    ーの前記ガイドピンが前記トレー載置部および前記トレ
    ーラックに設けられた前記ガイド孔と係合することを特
    徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 物品を貯蔵する貯蔵庫と、物品を受渡し
    トレーに乗せて搬送させる搬送装置と、前記物品を前記
    受渡しトレーから押し出す搬出装置を有し、前記貯蔵庫
    内に貯蔵された前記物品を前記受渡しトレーに乗せて前
    記搬送装置で移動させ、所定の位置で前記受渡しトレー
    から前記物品を押し出す自動販売機において、前記受渡
    しトレーは底板の周囲に壁が設けられ、かつ前記底板の
    一部が他の部分に対して上に向かって傾斜可能に構成さ
    れており、前記物品を押し出す際には前記底板の一部を
    上に向かって傾斜させることを特徴とする自動販売機。
  3. 【請求項3】 搬送装置は、揺動するアームを有し、前
    記アームに受渡しトレーを固定して搬送し、前記受渡し
    トレーは底板の裏面に他部材と係合する錐形のガイドピ
    ンが設けられ、該ガイドピンの頂点は前記アームに固定
    される前記受渡しトレーの揺動軌跡にほぼ一致して偏心
    していることを特徴とする請求項1または2のいずれか
    に記載の自動販売機。
  4. 【請求項4】 受渡しトレーが、底板の周囲に壁が設け
    れ、前記底板の一部が他の部分に対して上に向かって
    傾斜可能に構成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の自動販売機
  5. 【請求項5】 底板の裏面には他部材と係合するガイド
    ピンが設けられていることを特徴とする請求項4記載
    自動販売機
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