JP3245462B2 - 冷蔵庫内搬送装置および自動販売機 - Google Patents

冷蔵庫内搬送装置および自動販売機

Info

Publication number
JP3245462B2
JP3245462B2 JP29562792A JP29562792A JP3245462B2 JP 3245462 B2 JP3245462 B2 JP 3245462B2 JP 29562792 A JP29562792 A JP 29562792A JP 29562792 A JP29562792 A JP 29562792A JP 3245462 B2 JP3245462 B2 JP 3245462B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
carriage
refrigerator
arm
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29562792A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06150134A (ja
Inventor
雅隆 小田
泰彦 田中
誠 奧田
義人 木村
Original Assignee
松下冷機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下冷機株式会社 filed Critical 松下冷機株式会社
Priority to JP29562792A priority Critical patent/JP3245462B2/ja
Publication of JPH06150134A publication Critical patent/JPH06150134A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3245462B2 publication Critical patent/JP3245462B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫内に貯蔵された
物品を所定の位置に移動させる物品搬送装置に関するも
のである。
【0002】また本発明は冷蔵庫を内蔵する自動販売機
内に関するものである。
【0003】
【従来の技術】近年自動販売機は、単に冷やした物品を
販売するだけでなく、ハンバーガーやうどん等を冷凍あ
るいは冷蔵して保存し、これを自動的に加熱して販売す
る機能を有するものが提案されている。
【0004】この種の自動販売機は、内部に物品を長期
にわたって冷凍あるいは冷蔵して貯蔵するための冷蔵庫
と、物品を加熱する電子レンジ等の加熱装置を内蔵す
る。そしてさらに物品搬送装置を有し、冷蔵庫内の物品
を加熱装置や物品取り出し口に搬送する。
【0005】自動販売機内の物品搬送装置は、従来ロボ
ットハンドを利用したものが採用されていた(特開平3
−77191号公報)。
【0006】図13は、特開平3−77191号公報に
開示された自動販売機である。本自動販売機80は、冷
蔵庫81を内蔵し、この冷蔵庫81の内部にベンドラッ
ク82を設けて物品を収納している。
【0007】この物品は、販売指令によって、ロボット
ハンド84の櫛歯状のハンド部85によって受け取り、
冷蔵庫81の下に配置された電子レンジ86に搬入され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
ロボットハンド84による物品搬送装置は、ロボットの
移動範囲が広く、3次元の動きが必要であり、部品点数
が多くならざるを得ない問題がある。
【0009】さらに従来の物品搬送装置は、冷蔵庫81
内にハンド部85を挿入する必要から冷蔵庫扉88はハ
ンド部85と干渉しないように相当に大きなものとする
必要があった。そのためハンド部85が冷蔵庫81から
出入りするたびに、冷蔵庫81内に多量の外気が流入す
る問題があった。従って、冷蔵庫81の低温を維持しよ
うとすると冷凍装置がどうしても大型になってしまう問
題があった。
【0010】また大型の冷蔵庫扉88は取り付け部分に
高い剛性が必要であるばかりでなく、構造が複雑である
問題があった。
【0011】本発明は、従来技術の上記した問題を解決
するものであり、小型で簡単な構成の搬送装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】また加えて本発明は、キャリッジの凍結に
対処し、キャリッジの安定した走行を可能にし、故障の
少ない冷蔵庫内搬送装置を提案することを目的とする。
【0013】
【0014】
【課題を解決するための手段】 上記した目的を達成する
ために本発明は 、キャリッジの凍結に対処するための本
発明の特徴は、冷蔵庫内に敷設されたレールと、前記レ
ールを走行するキャリッジを有し、前記キャリッジには
アームが揺動可能に固定され、かつ前記アームは駆動原
からの動力伝達を受けて揺動可能であり、前記アームは
揺動時に前記レールを押圧し、前記キャリッジを前記レ
ールから浮上させる冷蔵庫内搬送装置である。
【0015】また同様の目的を達成するためのもう一つ
の発明は、冷蔵庫内に敷設されたレールと、自由回転す
る走行コロが設けられ前記レールを走行するキャリッジ
と、先端にコロを有するアームと、原動機によって前記
レールに沿って2方向に引っ張り可能なワイヤーを有
し、前記アームは前記キャリッジに対して一定範囲揺動
可能に固定され、かつ前記アームの揺動範囲は中間部に
前記アームの前記コロが前記レールを押圧する領域を挟
んで両端部分に前記アームの前記コロが前記レールを押
圧しない領域を有し、前記ワイヤーは前記アームの一部
に連結されており、前記ワイヤーを引くことにより前記
アームを揺動させるとともに前記キャリッジを走行させ
ることを特徴とする冷蔵庫内搬送装置である。
【0016】またレールは、底面と側面を有し、該底面
と側面の間には隙間が設けられている。
【0017】さらに、上記した冷蔵庫内搬送装置は、冷
蔵庫を内蔵する自動販売機に応用することができる。
【0018】
【作用】本発明の冷蔵庫内搬送装置は、前後押し部材と
左右押し部材を順次作動させて、底壁上の物品を移動さ
せる。即ち、底壁上の任意の位置にある物品を、前後押
し部材で押して移動し、所定の位置で前後押し部材を停
止する。すると物品は、冷蔵庫の底壁の前後方向に関し
て所定の位置で停止する。
【0019】次に左右押し部材を作動させて、底壁の前
後方向に関して所定の位置で停止している物品を、今度
は左右方向に移動させ、所定の位置で停止させる。
【0020】その結果、物品は、冷蔵庫の底壁上の前後
方向および左右方向に関して所定の位置に搬送される。
【0021】前後押し部材と左右押し部材の動作順序
は、冷蔵庫内搬送装置の個々の設計によって決まり、従
って左右押し部材を先に動作させ、後から前後押し部材
を動作させても良い。
【0022】上記した発明の冷蔵庫内搬送装置は、前後
押し部材、および左右押し部材を移動させる手段につい
て何ら限定するものではないが、具体的な構成として
は、押し部材をレール上を走行するキャリッジに固定
し、そのキャリッジは自由回転する走行コロを有し、か
つモータによって回転するプーリに縣架された走行ワイ
ヤーが取り付けらた構成が推奨される。この構成では、
キャリッジを移動させるときはモータによってプーリを
回転し、ワイヤーによってキャリッジを引いて移動させ
る。
【0023】ところが、このようなキャリッジをワイヤ
ーで引く構成では、レールや走行コロが冷蔵庫内の冷気
に晒され、レールや走行コロの周囲の水蒸気が凍結し、
走行コロがレールに固着してしまい、プーリを回転して
走行ワイヤーを引いてもキャリッジを走行させることが
できず、物品の搬送が不可能となる場合もある。
【0024】本発明は、この問題に対処する作用を有す
るものである。本発明の冷蔵庫内搬送装置は、冷蔵庫内
に敷設されたレールを有し、キャリッジがこのレールを
走行することによって物品を所定の位置まで搬送する。
一方、キャリッジが凍結し、移動不能となったとき、あ
るいはキャリッジが凍結している可能性がある時、キャ
リッジに設けられたアームを揺動する。するとアームは
レールに当接する。そしてなおもアームを揺動させよう
とすると、アームがレールを押圧し、その反作用でキャ
リッジがレールから浮上する。そして、キャリッジとレ
ールの間に介在して両者を固着している氷は、キャリッ
ジがレールから離れることにより強制的に剥離される。
【0025】さらにもう一つの本発明では、原動機から
動力を受けてワイヤーを一方の方向に引くと、動力はま
ずワイヤーに連結されたアームに伝達され、アームが揺
動する。そしてアームに取り付けられたコロがレールと
当接し、レールを押圧する。この押圧力の反作用でキャ
リッジが持ち上がり、キャリッジに取り付けられた自由
回転する走行コロがレールと離れる。そして走行コロと
レールの間の氷は強制的に剥離されて破壊される。
【0026】そして続けてワイヤーを引くとアームは更
に大きく揺動する。本発明で採用するアームは揺動範囲
の中間部にコロがレールを押圧する領域を挟み、アーム
の揺動範囲の両端に相当する部分はコロがレールを押圧
しない。そのため続けてワイヤーを引くとアームに取り
付けられたコロがレールを押圧しない状態に至る。その
結果キャリッジは着地し、走行コロはレールに接地す
る。
【0027】そして尚も続けてワイヤーを引くとアーム
は揺動範囲の限界に達し、これ以上揺動しえなくなる。
その後は、ワイヤーの張力はアームを介してキャリッジ
に伝達され、キャリッジがワイヤーの引っ張り力を受け
る。そして、この引っ張り力によって走行コロが転が
り、キャリッジが移動する。
【0028】また、ワイヤーをレールに沿って逆の方向
に引くと、先述の場合とは全く逆の経路を経て走行コロ
の持ち上げと着地を行い、キャリッジが逆方向に進行す
る。
【0029】レール上に発生した氷、あるいは、アーム
の作用によって剥離された氷は、冷蔵庫の融霜機能等に
よって定期的に融解され、レール上に水滴が発生する。
この水滴は、レールの底面と側面の間に設けられた隙間
を通してレールの外へ排出される。
【0030】
【実施例】以下さらに本発明の具体的実施例について説
明する。
【0031】図1は、本発明の冷蔵庫内搬送装置の一実
施例を示す斜視図である。図2は、図1の冷蔵庫内搬送
装置のキャリッジの斜視図である。図3は、図2のA−
A断面図である。図4は、図1の冷蔵庫内搬送装置のキ
ャリッジの正面図である。図5は、本発明の冷蔵庫内搬
送装置の動作を示すフローチャートである。図6は、冷
蔵庫内搬送装置の他の実施例を示す斜視図である。
【0032】図1において、17は本発明の具体的実施
例の冷蔵庫内搬送装置である。本実施例の冷蔵庫内搬送
装置17は、冷蔵庫の底壁8の一部に設けられた開口1
00に物品を搬送し、この底壁8上の物品を冷蔵庫の外
に排出するものである。
【0033】冷蔵庫内搬送装置17は、大きく分けて前
後方向走行部101と左右方向走行部102よりなる。
【0034】前後方向走行部101では、冷蔵庫の底壁
8の左右の端にガイドレール104が設けられている。
そして底壁8の後端部分には、一本の駆動軸106がガ
イドレール104に対して垂直に設けられ、軸受け10
7によって回転可能に支承されている。また駆動軸10
6は、近くに固定されたモータ109の駆動軸と、図示
しない歯車を介して動力伝達される。また駆動軸106
の両端はそれぞれ左右のガイドレール104の後端部分
の内部に挿入されており、この両端には駆動プーリ10
8が固定されている。
【0035】また一方、左右のガイドレール104の前
端部分の中には、従動プーリ111が自由回転可能に固
定されている。そして両プーリ108,111の間に
は、ワイヤー112が縣架されている。
【0036】そしてこのワイヤー112は、ガイドレー
ル104上のキャリッジ115に接続されている。また
2本のガイドレール104上の、対向するキャリッジ1
15の間には、角管等からなる前後押し部材117が懸
け渡されている。
【0037】ここで本実施例のガイドレール104、キ
ャリッジ115およびその周辺の部材の構造について特
に詳細に説明する。
【0038】まずガイドレール104は、側面レール1
19と下レール120が一体化されたものである。側面
レール119は、断面形状が鉤形をしており垂直部12
1の先端が水平に折れ曲がって水平部122を形成し、
さらに水平部122の先端は、僅かに下向きに折り返さ
れて下垂部123を形成している。
【0039】下レール120は、断面がL形の部材であ
り、上面130が側面レール119の水平部122と平
行かつ同一方向に向けられて、側面レール119の中程
にネジ125によって固定されている。
【0040】また下レール120の上面130の裏側に
は、2本の線状ヒータ132が配されている。
【0041】尚ここで重要な点は、下レール120の上
面130にはアールが設けられており、また下レール1
20の側面部126と、側面レール119の内面127
の間には充分な隙間129が設けられている。この隙間
129は、下レール120上に溜まった水を円滑に下に
排出し、レール120上で氷が成長することを防止する
ための構成である。
【0042】ガイドレール104は、冷蔵庫の底壁8の
左右に互いに向き合って配置され、側面レール119の
垂直部121の底壁8側の面と、下垂部123の底壁8
と反対側の面、および下レール120の上面130がガ
イド面として機能する。
【0043】キャリッジ115は断面が逆L形の本体1
33を有し、この本体133に、5つの走行コロが取り
付けられている。即ち本体133の水平部134には、
回転軸を垂直方向に向けて、2つの側面走行コロ135
が長手方向に並べて取り付けられている。
【0044】また、本体133の垂直部136の下端に
は、2つの水平面走行コロ137が回転軸を水平方向に
向けて、長手方向に並べて取り付けられている。
【0045】さらに垂直部136の底壁8と反対側の面
には、L形の取り付けリブ139を介して1つの側面走
行コロ144が回転軸を垂直方向に向けて、取り付けら
れている(図3にのみ図示)。
【0046】以上の5つの走行コロは、いずれも内部に
軸受が内蔵され、自由に回転する事ができる。
【0047】そして本実施例で最も重要な点は、キャリ
ッジ115にアーム140が設けられているところにあ
る。アーム140は、棒状のものであり、先端に自由回
転するコロ141が取り付けられている。また反対側の
端には、ワイヤー取り付け孔142が設けられている。
更にキャリッジ115の中間部のコロ141寄りの位置
には、揺動軸孔が設けられており、この孔に揺動軸14
3が挿入され、揺動軸143を介してアーム140は、
キャリッジ115に取り付けられている。
【0048】揺動軸143の取り付け位置、即ちアーム
140の取り付け位置は、キャリッジ115の本体13
3の長手方向に関しては、ほぼ中央に相当する位置であ
る。そして垂直方向の取り付け位置は、揺動軸143か
ら下レール120の上面130までの距離が、揺動軸1
43からコロ141の最先端までの距離よりも僅かに短
い位置である。
【0049】また、キャリッジ本体133には、図示し
ないアームストッパが2個設けられており、アーム14
0の揺動範囲は、揺動軸143直下のレールを中心とし
てレールの長手方向の前後に揺動可能であり、いずれの
方向にも、コロ141がレールから2乃至5mm離れる
位置まで揺動することができる。また逆に言えば、アー
ム140は、それ以上の角度に揺動することができな
い。
【0050】キャリッジ115は2つの水平面走行コロ
137が下レール120の上面130に乗り、側面走行
コロ135が側面レール119の垂直部121と下垂部
123によって形成される溝内に挿入され、側面走行コ
ロ144が垂直部121と当接してレール104を走行
する。
【0051】そして前記したワイヤー112は、アーム
140のワイヤー取り付け孔142に結合されている。
【0052】左右方向走行部102は、片持ち構造を採
用し、また走行方向が前後方向走行部に対して垂直方向
に配されている。即ち、左右方向走行部102のレール
150は、前方部分に一列だけ設けられている。そし
て、レール150には2台のキャリッジ151が配置さ
れている。またキャリッジ151に固定された左右押し
部材152は開口100の長さにほぼ等しく、先端にコ
ロ154が取り付けられている。
【0053】左右方向走行部102では底板8の正面の
レール150の一端近くにモータ155が設けられ、モ
ータ155には駆動プーリ156が直接結合されてい
る。またレール150の他端には、従動プーリ157が
回転可能に取り付けられている。そして、プーリ15
6,157には2本のワイヤーが縣架され、それぞれの
ワイヤーは、キャリッジ151に一本づつ結合されてい
る。尚ワイヤーは、モータ155の回転によって、キャ
リッジ151が互いに近づきあい、また遠のき合う様に
結合されている。
【0054】左右方向走行部102のレール150およ
びキャリッジ151の詳細は前記した前後方向走行部1
01のキャリッジ115と全く同一である。
【0055】また前後方向走行部101のレール104
の最前部近くには、図示しない前後方向リミットスイッ
チが設けられており、キャリッジ115の最前部への接
近を検知する。一方左右方向走行部102のレール15
0の中央部にもキャリッジ151の中央への接近を検知
する図示しない左右方向リミットスイッチが設けられて
いる。
【0056】次に、本実施例の冷蔵庫内搬送装置17の
動作をキャリッジの動作と、全体の動作に分けて説明す
る。
【0057】まずキャリッジの動作を前後方向走行部1
01のキャリッジ115を例に説明する。最初キャリッ
ジ115のアーム140は、図4の実線で示すようにコ
ロ141が矢印B方向を向いて傾いて待機している。ま
た、この時コロ141の下端は、下レール120の上面
130と離れた位置にある。
【0058】ここでモータ109を回転し、ワイヤー1
12を矢印B方向に引くと、アーム140はワイヤー1
12に引かれて揺動し、下レール120の上面130と
当接し、レール120を押圧する。するとこの反作用で
矢印D方向の力が発生し、キャリッジ115が浮き上が
る。このとき、各5つの走行コロ135,137,14
4に氷が付着していれば剥離破壊される。特に水平面走
行コロ137とレール120間に介在する氷は、完全に
剥離される。
【0059】そして尚もモータ109を回転し、ワイヤ
ー112を矢印B方向に引くと、コロ141とレール1
20の接触点は揺動軸143の真下の位置、すなわち思
案点を越え、キャリッジ115は最高点を乗り越えて着
地する。さらにモータ109を回転し、ワイヤー112
を矢印B方向に引くと、アーム140は図示しないスト
ッパに当たり、それ以上の揺動を停止する。この時のコ
ロ141の位置は、矢印B方向と反対の方向を向いて傾
いている。また、この時コロ141の下端は、下レール
120の上面130と離れた位置にある。
【0060】そして尚もモータ109を回転すると、ワ
イヤー112の張力は、揺動軸143と図示しないスト
ッパを介してキャリッジ115の本体133に伝わり、
キャリッジ115が走行を開始する。
【0061】また後記するように、本実施例の冷蔵庫内
搬送装置17は、一工程でキャリッジ115が往復する
ので復路は前記した工程と全く逆の工程をたどり、元の
位置関係に復帰する。すなわちキャリッジ115は復路
でも浮上着地を行いアーム140は元の位置に戻る。
【0062】次に、本実施例の冷蔵庫内搬送装置17の
全体の動きを図5を参照しつつ説明する。
【0063】最初スタート信号を受けて、モータ109
が回転し、キャリッジ115が前方へ移動する(STE
P1)。従ってキャリッジ115に固定された前後押し
部材117が前進し、底板8上の物品は、前方へかき集
められる。
【0064】そしてキャリッジ115が最前端まで移動
し、図示しないリミットスイッチがこれを検知すると
(STEP2)、モータ109の回転を停止する(ST
EP3)。
【0065】次にモータ156が回転し(STEP
4)、二つのキャリッジ151が中央へ移動する。その
結果左右押し出し部材152によって物品が中央に集め
られ、中央の開口100から下に落とされる。そして図
示しないリミットスイッチが2つのキャリッジ151の
接近を検知すると(STEP5)、モータ156が停止
される(STEP6)。そしてモータ109、156が
逆転され(STEP7)、キャリッジ115、151は
元の位置に戻る。
【0066】以上の実施例では、レールはいずれも固定
式のものを例示して説明したが、本発明の冷蔵庫内搬送
装置はこれにこだわるものではなく、例えば図6に示す
ように一方のレール160のみを固定し、レール160
に取り付けたキャリッジ161に別のレール162を固
定し、さらにレール162にキャリッジ163を取り付
け、キャリッジ163に押し部材164を固定する構成
にも応用することができる。
【0067】この構成は、レール162が押し部材を兼
ねる利点があるが、キャリッジ163を駆動するモータ
165をキャリッジ161に搭載する必要があるため、
給電線の配置に注意する必要がある。
【0068】また以上の実施例では単一のワイヤーでア
ームとキャリッジを動作させたが、それぞれ別のワイヤ
ーを使用してアームとキャリッジを動作させる方策も有
効である。
【0069】更に上記した実施例のように、アームを思
案点を越えて揺動させるのではなく、一旦アームでレー
ルを押圧してレールに付着した氷を剥離し、アームを元
の位置に戻した後キャリッジを動作させる方策も考えら
れる。
【0070】次に、本発明の冷蔵庫内搬送装置を自動販
売機に応用した場合の実施例について説明する。
【0071】図7は、本発明の自動販売機の一実施例を
示す断面図である。図8は、本発明の自動販売機の内部
構成の一実施例を示す斜視図である。図9は、電子レン
ジの一実施例を示す斜視図である。図10は庫外搬送装
置の一実施例を示す斜視図である。図11は、トレーの
一実施例を示す斜視図である。図12は、本発明の自動
販売機の動作を示すフローチャートである。
【0072】図7において、1は本実施例の自動販売機
を示す。本実施例の自動販売機は、冷蔵庫で冷蔵した物
品を電子レンジで加熱して販売するものである。自動販
売機1は外扉70他によって囲まれた自動販売機本体内
に、冷蔵庫5と電子レンジ20が内蔵され、さらに冷蔵
庫5の内部には冷蔵庫内搬送装置17が配置され、冷蔵
庫5の外部に庫外搬送装置25が設けられている。
【0073】自動販売機1の外扉70は、物品2の搬出
口3、搬出ドア4の他、図示しないコイン投入口、セレ
クトボタンなどを備え、使用者が物品を選んだり、コイ
ンを投入し、また物品を取り出す為の機能を備えるもの
である。
【0074】冷蔵庫5は、内部にハンバーガ等の物品2
を収納し、例えば冷凍温度帯で保存するものである。冷
蔵庫5は、正面に物品を投入するためのローディング扉
6が設けられた断熱箱体7によって外周面が形成され、
また断熱箱体7の正面から見て中央のローディング扉6
に近い位置の底には物品出口15が設けられ、この物品
出口15には図示しないモータによって正面から見て左
右に摺動して開閉されるスライドドア16が設けられて
いる。
【0075】また断熱箱体7内部の下端側には、冷却風
路9、冷却器10、ファン11が配置されており、ファ
ン11で発生され、冷却器10を通過して冷却された冷
風が冷却風路9を通って冷蔵庫5内を循環し、庫内を冷
却する。
【0076】冷蔵庫5内部の中間部以上にはベンドラッ
ク12が配置されている。ベンドラック12は、図示し
ないモータによって回転されるスパイラル体13と箱状
のコラム14からなる。
【0077】ベンドラック12は、スパイラル体13の
間に物品2を収納し、スパイラル体13を回転させる事
により、物品2を一つづつ下に落下させるものである。
【0078】本自動販売機ではベンドラック12は外扉
70から見て前後に2列配置され、外扉70側に相当す
る前列には4個、後列には5個、合計9個のベンドラッ
ク12を内蔵する。
【0079】ベンドラック12の直下に配置されている
のは冷蔵庫5の底壁8であり、ベンドラック12から排
出された物品2はすべてこの底壁8に落ちる。
【0080】底壁8には、前記した断熱箱体7に設けら
れた物品出口15の真上に相当する位置に、物品出口1
5と同一形状の開口が設けられている。
【0081】冷蔵庫内搬送装置17は、各ベンドラック
12から落下する物品2を底壁8の上を滑らして搬送
し、底壁8に設けられた開口に運ぶものである。
【0082】冷蔵庫内搬送装置17の具体的構成は、先
の実施例の通りであり、詳細説明は省略する。
【0083】20は食品加熱用の電子レンジで、左開き
のドア21が自動販売機1の左側面に対向するように貯
蔵庫5の下方の機械室22内に設置されている。このド
アー21の内壁には物品2を載置する物品の受渡しトレ
ー23(以下単にトレー23と言う)を着脱自在に載置
するトレーラック24が一体的に設けられている。
【0084】庫外搬送装置25は物品出口15の位置
と、搬出口3の位置と、トレーラック24との間でトレ
ー23を移動する物で、トレー23を着脱自在に載置
し、直線運動と曲線運動により上下に移動するトレー載
置部26を備えている。
【0085】即ち庫外搬送装置25は、略コ字状のフレ
ーム51を有し、このフレーム51には直線ガイド54
が設けられており、さらに直線ガイド54にはキャリヤ
ー55が取り付けられている。またフレーム51の内部
の下側には図示しないモータによって回転する駆動スプ
ロケット52が設けられ、フレーム51の上側には、従
動スプロケットが設けられ、両スプロケットにはチェン
53が縣架されている。
【0086】そして前記した直線ガイド54はチェン5
3と結合されている。従って図示しないモータを回転す
ることによってキャリヤー55は直線ガイド54に沿っ
て上下する。
【0087】その他フレーム51の内部には、カムトラ
ック59が設けられている。カムトラックは、直線ガイ
ド54とほぼ平行であるが、下端に近い部分のみが水平
方向に曲がって曲線部62を形成しており、全体形状は
L形をしている。
【0088】一方キャリヤー55には上下移動体56が
固定されている。上下移動体56は、2本の平行なアー
ム57,58によって平行リンクが形成されたものであ
り、上端部にトレー載置部26が取り付けられている。
トレー載置部26は4角の平板状であるが、フレーム5
1から遠い方の2隅は、切り欠かれている。またフレー
ム51に近い方の2隅には、ガイド孔63が設けられて
いる。
【0089】そして上下移動体56は背部に設けられた
カムレバー60とリンクされており、カムレバー60を
上下移動体56から遠ざけると、上下移動体56は、水
平状態を維持したままで下に降下し、かつキャリヤー5
5から遠ざかる方向へ移動する。
【0090】カムレバー60は前記したカムトラック5
9と係合しており、従ってキャリヤー55を下げるとト
レー載置部26も下がり、かつキャリヤー55から遠ざ
かる方向へ移動する。
【0091】このカムトラック59はトレー載置部26
に直線運動を与える直線部61と曲線運動を与える曲線
部62を連設しており、物品出口15の位置と、搬出口
3の位置との間を直線運動し、搬出口3の位置と電子レ
ンジ20のトレーラック24間を曲線運動する。
【0092】27は搬出位置でトレー23上の物品を搬
出口3に押し出す搬出装置であり、前後方向に往復運動
する押片28を有する。
【0093】受渡しに使用されるトレー23は図11の
ように4角の平板状であり、背面の4隅に位置決め用の
円錐形のガイドピン64、65が設けられている。そし
て図11に示されるトレー23の下面に設けた2対のガ
イドピン64、65のうちガイドピン64は、トレー載
置部26に設けたガイド孔63が係合し位置決めを行
う。またガイドピン65はトレーラック24のガイド孔
66に係合し位置決めを行う。
【0094】次に図12を参照しながら本実施例の自動
販売機1の動作を説明する。トレー23は、一連の動作
の開始時には庫外搬送装置25のトレー載置部26に乗
せられている。
【0095】コインの投入後、物品選択が行われると
(STEP1)、選択されたベンドラック12のスパイ
ラル体13が駆動され(STEP2)物品が一つだけ底
壁8上に落ちる。この時同時に、スライドドア16が開
かれて(STEP3)、続いて庫外搬送装置25が上昇
され、トレー23が物品出口15を通って底壁8の僅か
下方まで上昇する(STEP4)。
【0096】次に庫内搬送装置17に図5で示される一
連の動作を行わせ、庫内搬送装置17の前後押し部材1
17と左右押し部材152を順次駆動し、ベンドラック
12より落下した物品2を物品出口15に導びいてトレ
ー23上に載置する(STEP5)。
【0097】そして庫外搬送装置25のモータを回転し
て、キャリヤー55を下降させる。するとトレー載置部
26上のトレー23は、垂直に下降し、続いて円弧軌跡
を描いて降下しつつキャリヤー55から遠ざかる方向に
移動する(STEP6)。
【0098】そしてトレー載置部26上のトレー23
は、電子レンジのドア21に設けられたトレーラック2
4上に乗せられる。庫外搬送装置25のトレー載置部2
6は、トレー23から離れて電子レンジのドアの下で待
機する。
【0099】次に電子レンジ20のドア21は閉じて、
ドア21上のトレー23およびトレー上の物品2は、電
子レンジ20の中に挿入される(STEP7)。尚この
時、庫内搬送装置17のリセットが行われる(STEP
8)。
【0100】その後、物品2は電子レンジ20内で所定
時間加熱調理される(STEP9)。調理が完了する
と、ドア21が開き(STEP10)、ドア21のトレ
ーラック24に乗ったトレー23も電子レンジ20から
排出される。
【0101】そして、庫外搬送装置25を旋回上昇し、
トレー23をすくい上げてトレー23をトレー載置部2
6上に再び載置する。
【0102】そして搬出口3の対向位置までトレー23
を上昇させたところで庫外搬送装置25を停止する(S
TEP11)。
【0103】次に搬出装置27を作動させて、押し片2
8を突き出して、物品を搬出口3へ押し出し(STEP
12)、物品を取り出し得る位置に移送する(STEP
13)。
【0104】そして自動販売機の使用者は物品を取り出
す。
【0105】
【0106】
【発明の効果】 本発明の冷蔵庫内搬送装置は、レールを
走行するキャリッジにアームを設け、このアームを揺動
させてレールを押圧し、その反作用でキャリッジを持ち
上げてキャリッジを強制的にレールから剥離する。その
ため、例えキャリッジがレールに凍結していても、キャ
リッジとレール間の氷は強制的に剥離され、キャリッジ
を円滑に移動させることができる効果がある。
【0107】また本発明の冷蔵庫内搬送装置は、キャリ
ッジを移動させる直前に毎回キャリッジが持ち上げられ
てコロに付着した氷が剥離される。そのため、本発明の
冷蔵庫内搬送装置は、キャリッジの動作が常に円滑で故
障が少ない効果がある。さらに本発明の冷蔵庫内搬送装
置はただ一本のワイヤーでコロに付着した氷の剥離と、
キャリッジの移動を行うため、構成が極めて簡単であ
る。
【0108】また本発明の冷蔵庫内搬送装置では、レー
ル上発生した水滴はレールの底面と側面の間に設けられ
た隙間を流れてレールの外へ排出され、レール上での氷
の成長が抑制される効果がある。
【0109】本発明の自動販売機は、冷蔵庫内からの物
品の取り出しが円滑であり、故障が少ない効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷蔵庫内搬送装置の一実施例を示す斜
視図
【図2】図1の冷蔵庫内搬送装置のキャリッジの斜視図
【図3】図2のA−A断面図
【図4】図1の冷蔵庫内搬送装置のキャリッジの正面図
【図5】本発明の冷蔵庫内搬送装置の動作を示すフロー
チャート
【図6】冷蔵庫内搬送装置の他の実施例を示す斜視図
【図7】本発明の自動販売機の一実施例を示す断面図
【図8】本発明の自動販売機の内部構成の一実施例を示
す斜視図
【図9】電子レンジの一実施例を示す斜視図
【図10】庫外搬送装置の一実施例を示す斜視図
【図11】トレーの一実施例を示す斜視図
【図12】本発明の自動販売機の動作を示すフローチャ
ート
【図13】従来技術の自動販売機の断面図
【符号の説明】
8 底壁 17 冷蔵庫内搬送装置 101 前後方向走行部 102 左右方向走行部 104 ガイドレール 112 ワイヤー 115 キャリッジ 117 前後押し部材 129 隙間 135 側面走行コロ 137 水平面走行コロ 140 アーム 141 コロ 143 揺動軸 144 側面走行コロ 150 レール 151 キャリッジ 152 左右押し出し部材
フロントページの続き (72)発明者 木村 義人 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−123590(JP,A) 実開 昭55−103772(JP,U) 実開 昭55−159988(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 11/58 G07F 9/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫内に敷設されたレールと、前記レ
    ールを走行するキャリッジを有し、前記キャリッジには
    アームが揺動可能に固定され、かつ前記アームは駆動原
    からの動力伝達を受けて揺動可能であり、前記アームは
    揺動時に前記レールを押圧し、前記キャリッジを前記レ
    ールから浮上させることを特徴とする冷蔵庫内搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 冷蔵庫内に敷設されたレールと、自由回
    転する走行コロが設けられ前記レールを走行するキャリ
    ッジと、先端にコロを有するアームと、原動機によって
    前記レールに沿って2方向に引っ張り可能なワイヤーを
    有し、前記アームは前記キャリッジに対して一定範囲揺
    動可能に固定され、かつ前記アームの揺動範囲は中間部
    に前記アームの前記コロが前記レールを押圧する領域を
    挟んで両端部分に前記アームの前記コロが前記レールを
    押圧しない領域を有し、前記ワイヤーは前記アームの一
    部に連結されており、前記ワイヤーを引くことにより前
    記アームを揺動させるとともに前記キャリッジを走行さ
    せることを特徴とする冷蔵庫内搬送装置。
  3. 【請求項3】 レールは底面と側面を有し、該底面と側
    面の間には隙間が設けられている事を特徴とする請求項
    またはのいずれかに記載の冷蔵庫内搬送装置。
  4. 【請求項4】 冷蔵庫を内蔵する自動販売機であって、
    冷蔵庫内には請求項1乃至のいずれかに記載の冷蔵庫
    内搬送装置が設けられていることを特徴とする自動販売
    機。
JP29562792A 1992-11-05 1992-11-05 冷蔵庫内搬送装置および自動販売機 Expired - Fee Related JP3245462B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29562792A JP3245462B2 (ja) 1992-11-05 1992-11-05 冷蔵庫内搬送装置および自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29562792A JP3245462B2 (ja) 1992-11-05 1992-11-05 冷蔵庫内搬送装置および自動販売機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06150134A JPH06150134A (ja) 1994-05-31
JP3245462B2 true JP3245462B2 (ja) 2002-01-15

Family

ID=17823089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29562792A Expired - Fee Related JP3245462B2 (ja) 1992-11-05 1992-11-05 冷蔵庫内搬送装置および自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3245462B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7763084B2 (en) 2001-01-05 2010-07-27 Johnson Controls Technology Company Method for making battery plates
US7767347B2 (en) 2005-05-23 2010-08-03 Johnson Controls Technology Company Battery grid
US7799463B2 (en) 1999-07-09 2010-09-21 Johnson Controls Technology Company Method of producing battery plates
US9130232B2 (en) 2010-03-03 2015-09-08 Johnson Controls Technology Company Battery grids and methods for manufacturing same
US9577266B2 (en) 2007-03-02 2017-02-21 Johnson Controls Technology Company Negative grid for battery
US9748578B2 (en) 2010-04-14 2017-08-29 Johnson Controls Technology Company Battery and battery plate assembly
US10170768B2 (en) 2013-10-08 2019-01-01 Johnson Controls Autobatterie Gmbh & Co. Kgaa Grid assembly for a plate-shaped battery electrode of an electrochemical accumulator battery
US10892491B2 (en) 2011-11-03 2021-01-12 CPS Technology Holdings LLP Battery grid with varied corrosion resistance

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8252464B2 (en) 1999-07-09 2012-08-28 Johnson Controls Technology Company Method of making a battery grid
US7799463B2 (en) 1999-07-09 2010-09-21 Johnson Controls Technology Company Method of producing battery plates
US8709664B2 (en) 1999-07-09 2014-04-29 Johnson Controls Technology Company Battery grid
US8034488B2 (en) 1999-07-09 2011-10-11 Johnson Controls Technology Company Battery grid
US7763084B2 (en) 2001-01-05 2010-07-27 Johnson Controls Technology Company Method for making battery plates
US8974972B2 (en) 2005-05-23 2015-03-10 Johnson Controls Technology Company Battery grid
US8399135B2 (en) 2005-05-23 2013-03-19 Johnson Controls Technology Company Battery grid
US7955737B2 (en) 2005-05-23 2011-06-07 Johnson Controls Technology Company Battery grid
US7767347B2 (en) 2005-05-23 2010-08-03 Johnson Controls Technology Company Battery grid
US8980419B2 (en) 2005-05-23 2015-03-17 Johnson Controls Technology Company Battery grid
US9577266B2 (en) 2007-03-02 2017-02-21 Johnson Controls Technology Company Negative grid for battery
US9130232B2 (en) 2010-03-03 2015-09-08 Johnson Controls Technology Company Battery grids and methods for manufacturing same
US9748578B2 (en) 2010-04-14 2017-08-29 Johnson Controls Technology Company Battery and battery plate assembly
US10985380B2 (en) 2010-04-14 2021-04-20 Cps Technology Holdings Llc Battery and battery plate assembly with highly absorbent separator
US11824204B2 (en) 2010-04-14 2023-11-21 Cps Technology Holdings Llc Battery and battery plate assembly with absorbent separator
US10892491B2 (en) 2011-11-03 2021-01-12 CPS Technology Holdings LLP Battery grid with varied corrosion resistance
US11539051B2 (en) 2011-11-03 2022-12-27 Cps Technology Holdings Llc Battery grid with varied corrosion resistance
US10170768B2 (en) 2013-10-08 2019-01-01 Johnson Controls Autobatterie Gmbh & Co. Kgaa Grid assembly for a plate-shaped battery electrode of an electrochemical accumulator battery

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06150134A (ja) 1994-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101932076B1 (ko) 냉장고
JP3245462B2 (ja) 冷蔵庫内搬送装置および自動販売機
US20110167860A1 (en) Refrigerator with icemaker
CN110796795A (zh) 自动售货机
JP2000076535A (ja) 自動販売機
JP2002150396A (ja) 自動販売機
JPH11272936A (ja) 自動販売機
JP2720922B2 (ja) 食品加熱自動販売機
JP2001273556A (ja) 自動販売機
JPH01294488A (ja) 容器の移送冷却装置ならびに該装置を含む液体飲料供給装置
JP3356467B2 (ja) 自動販売機
JP2001084449A (ja) 自動販売機の商品搬出装置
CN219120871U (zh) 制冷设备
JPH06314374A (ja) 食品加熱自動販売機
CN219120872U (zh) 制冷设备
JP3245463B2 (ja) 自動販売機
CN219244018U (zh) 一种冰箱
JPH06111117A (ja) 食品加熱自動販売機
JP2523224Y2 (ja) 自動販売機の商品搬送装置
JP3407157B2 (ja) 自動販売機の商品搬出装置
JP3318107B2 (ja) 自動販売機の商品搬出装置
KR200245416Y1 (ko) 냉동/냉장식품 자동판매기
JP3669189B2 (ja) 庫内仕切り装置を備えた自動販売機
KR100348724B1 (ko) 자동 판매기의 상품 반출 장치
JPH03116295A (ja) 自動販売機の商品搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081026

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091026

Year of fee payment: 8

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091026

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091026

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees