JPH06150134A - 冷蔵庫内搬送装置および自動販売機 - Google Patents
冷蔵庫内搬送装置および自動販売機Info
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- JPH06150134A JPH06150134A JP29562792A JP29562792A JPH06150134A JP H06150134 A JPH06150134 A JP H06150134A JP 29562792 A JP29562792 A JP 29562792A JP 29562792 A JP29562792 A JP 29562792A JP H06150134 A JPH06150134 A JP H06150134A
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Abstract
中で物品を搬送する冷蔵庫内搬送装置であり、キャリッ
ジの凍結による固着を防止する構成を提案することを目
的とする。 【構成】 キャリッジ115には一定範囲だけ揺動する
アーム140が設けられ、アームにはワイヤー112が
取り付けられている。ワイヤー112をモータで引くと
アーム140が揺動し、アーム140の先端のコロ14
1がレール130を押してキャリッジ115を浮上さ
せ、走行コロ137に付いた氷を剥離する。
Description
物品を所定の位置に移動させる物品搬送装置に関するも
のである。
内に関するものである。
販売するだけでなく、ハンバーガーやうどん等を冷凍あ
るいは冷蔵して保存し、これを自動的に加熱して販売す
る機能を有するものが提案されている。
にわたって冷凍あるいは冷蔵して貯蔵するための冷蔵庫
と、物品を加熱する電子レンジ等の加熱装置を内蔵す
る。そしてさらに物品搬送装置を有し、冷蔵庫内の物品
を加熱装置や物品取り出し口に搬送する。
ットハンドを利用したものが採用されていた(特開平3
−77191号公報)。
開示された自動販売機である。本自動販売機80は、冷
蔵庫81を内蔵し、この冷蔵庫81の内部にベンドラッ
ク82を設けて物品を収納している。
ハンド84の櫛歯状のハンド部85によって受け取り、
冷蔵庫81の下に配置された電子レンジ86に搬入され
る。
ロボットハンド84による物品搬送装置は、ロボットの
移動範囲が広く、3次元の動きが必要であり、部品点数
が多くならざるを得ない問題がある。
内にハンド部85を挿入する必要から冷蔵庫扉88はハ
ンド部85と干渉しないように相当に大きなものとする
必要があった。そのためハンド部85が冷蔵庫81から
出入りするたびに、冷蔵庫81内に多量の外気が流入す
る問題があった。従って、冷蔵庫81の低温を維持しよ
うとすると冷凍装置がどうしても大型になってしまう問
題があった。
高い剛性が必要であるばかりでなく、構造が複雑である
問題があった。
するものであり、小型で簡単な構成の搬送装置を提供す
ることを目的とする。
対処し、キャリッジの安定した走行を可能にし、故障の
少ない冷蔵庫内搬送装置を提案することを目的とする。
成するための本発明は、冷蔵庫の底壁上を前後方向に向
かって走行する前後押し部材と、前記底壁上を左右方向
に向かって走行する左右押し部材を有し、前記前後押し
部材と前記左右押し部材によって前記底壁上の物品を押
し、前記物品を前記底壁上の所定の位置に搬送すること
を特徴とする冷蔵庫内搬送装置である。
本発明の特徴は、冷蔵庫内に敷設されたレールと、前記
レールを走行するキャリッジを有し、前記キャリッジに
はアームが揺動可能に固定され、かつ前記アームは駆動
原からの動力伝達を受けて揺動可能であり、前記アーム
は揺動時に前記レールを押圧し、前記キャリッジを前記
レールから浮上させる冷蔵庫内搬送装置である。
の発明は、冷蔵庫内に敷設されたレールと、自由回転す
る走行コロが設けられ前記レールを走行するキャリッジ
と、先端にコロを有するアームと、原動機によって前記
レールに沿って2方向に引っ張り可能なワイヤーを有
し、前記アームは前記キャリッジに対して一定範囲揺動
可能に固定され、かつ前記アームの揺動範囲は中間部に
前記アームの前記コロが前記レールを押圧する領域を挟
んで両端部分に前記アームの前記コロが前記レールを押
圧しない領域を有し、前記ワイヤーは前記アームの一部
に連結されており、前記ワイヤーを引くことにより前記
アームを揺動させるとともに前記キャリッジを走行させ
ることを特徴とする冷蔵庫内搬送装置である。
と側面の間には隙間が設けられている。
蔵庫を内蔵する自動販売機に応用することができる。
左右押し部材を順次作動させて、底壁上の物品を移動さ
せる。即ち、底壁上の任意の位置にある物品を、前後押
し部材で押して移動し、所定の位置で前後押し部材を停
止する。すると物品は、冷蔵庫の底壁の前後方向に関し
て所定の位置で停止する。
後方向に関して所定の位置で停止している物品を、今度
は左右方向に移動させ、所定の位置で停止させる。
方向および左右方向に関して所定の位置に搬送される。
は、冷蔵庫内搬送装置の個々の設計によって決まり、従
って左右押し部材を先に動作させ、後から前後押し部材
を動作させても良い。
押し部材、および左右押し部材を移動させる手段につい
て何ら限定するものではないが、具体的な構成として
は、押し部材をレール上を走行するキャリッジに固定
し、そのキャリッジは自由回転する走行コロを有し、か
つモータによって回転するプーリに縣架された走行ワイ
ヤーが取り付けらた構成が推奨される。この構成では、
キャリッジを移動させるときはモータによってプーリを
回転し、ワイヤーによってキャリッジを引いて移動させ
る。
ーで引く構成では、レールや走行コロが冷蔵庫内の冷気
に晒され、レールや走行コロの周囲の水蒸気が凍結し、
走行コロがレールに固着してしまい、プーリを回転して
走行ワイヤーを引いてもキャリッジを走行させることが
できず、物品の搬送が不可能となる場合もある。
るものである。本発明の冷蔵庫内搬送装置は、冷蔵庫内
に敷設されたレールを有し、キャリッジがこのレールを
走行することによって物品を所定の位置まで搬送する。
一方、キャリッジが凍結し、移動不能となったとき、あ
るいはキャリッジが凍結している可能性がある時、キャ
リッジに設けられたアームを揺動する。するとアームは
レールに当接する。そしてなおもアームを揺動させよう
とすると、アームがレールを押圧し、その反作用でキャ
リッジがレールから浮上する。そして、キャリッジとレ
ールの間に介在して両者を固着している氷は、キャリッ
ジがレールから離れることにより強制的に剥離される。
動力を受けてワイヤーを一方の方向に引くと、動力はま
ずワイヤーに連結されたアームに伝達され、アームが揺
動する。そしてアームに取り付けられたコロがレールと
当接し、レールを押圧する。この押圧力の反作用でキャ
リッジが持ち上がり、キャリッジに取り付けられた自由
回転する走行コロがレールと離れる。そして走行コロと
レールの間の氷は強制的に剥離されて破壊される。
に大きく揺動する。本発明で採用するアームは揺動範囲
の中間部にコロがレールを押圧する領域を挟み、アーム
の揺動範囲の両端に相当する部分はコロがレールを押圧
しない。そのため続けてワイヤーを引くとアームに取り
付けられたコロがレールを押圧しない状態に至る。その
結果キャリッジは着地し、走行コロはレールに接地す
る。
は揺動範囲の限界に達し、これ以上揺動しえなくなる。
その後は、ワイヤーの張力はアームを介してキャリッジ
に伝達され、キャリッジがワイヤーの引っ張り力を受け
る。そして、この引っ張り力によって走行コロが転が
り、キャリッジが移動する。
に引くと、先述の場合とは全く逆の経路を経て走行コロ
の持ち上げと着地を行い、キャリッジが逆方向に進行す
る。
の作用によって剥離された氷は、冷蔵庫の融霜機能等に
よって定期的に融解され、レール上に水滴が発生する。
この水滴は、レールの底面と側面の間に設けられた隙間
を通してレールの外へ排出される。
明する。
施例を示す斜視図である。図2は、図1の冷蔵庫内搬送
装置のキャリッジの斜視図である。図3は、図2のA−
A断面図である。図4は、図1の冷蔵庫内搬送装置のキ
ャリッジの正面図である。図5は、本発明の冷蔵庫内搬
送装置の動作を示すフローチャートである。図6は、冷
蔵庫内搬送装置の他の実施例を示す斜視図である。
例の冷蔵庫内搬送装置である。本実施例の冷蔵庫内搬送
装置17は、冷蔵庫の底壁8の一部に設けられた開口1
00に物品を搬送し、この底壁8上の物品を冷蔵庫の外
に排出するものである。
後方向走行部101と左右方向走行部102よりなる。
8の左右の端にガイドレール104が設けられている。
そして底壁8の後端部分には、一本の駆動軸106がガ
イドレール104に対して垂直に設けられ、軸受け10
7によって回転可能に支承されている。また駆動軸10
6は、近くに固定されたモータ109の駆動軸と、図示
しない歯車を介して動力伝達される。また駆動軸106
の両端はそれぞれ左右のガイドレール104の後端部分
の内部に挿入されており、この両端には駆動プーリ10
8が固定されている。
端部分の中には、従動プーリ111が自由回転可能に固
定されている。そして両プーリ108,111の間に
は、ワイヤー112が縣架されている。
ル104上のキャリッジ115に接続されている。また
2本のガイドレール104上の、対向するキャリッジ1
15の間には、角管等からなる前後押し部材117が懸
け渡されている。
ャリッジ115およびその周辺の部材の構造について特
に詳細に説明する。
19と下レール120が一体化されたものである。側面
レール119は、断面形状が鉤形をしており垂直部12
1の先端が水平に折れ曲がって水平部122を形成し、
さらに水平部122の先端は、僅かに下向きに折り返さ
れて下垂部123を形成している。
り、上面130が側面レール119の水平部122と平
行かつ同一方向に向けられて、側面レール119の中程
にネジ125によって固定されている。
は、2本の線状ヒータ132が配されている。
面130にはアールが設けられており、また下レール1
20の側面部126と、側面レール119の内面127
の間には充分な隙間129が設けられている。この隙間
129は、下レール120上に溜まった水を円滑に下に
排出し、レール120上で氷が成長することを防止する
ための構成である。
左右に互いに向き合って配置され、側面レール119の
垂直部121の底壁8側の面と、下垂部123の底壁8
と反対側の面、および下レール120の上面130がガ
イド面として機能する。
33を有し、この本体133に、5つの走行コロが取り
付けられている。即ち本体133の水平部134には、
回転軸を垂直方向に向けて、2つの側面走行コロ135
が長手方向に並べて取り付けられている。
は、2つの水平面走行コロ137が回転軸を水平方向に
向けて、長手方向に並べて取り付けられている。
には、L形の取り付けリブ139を介して1つの側面走
行コロ144が回転軸を垂直方向に向けて、取り付けら
れている(図3にのみ図示)。
軸受が内蔵され、自由に回転する事ができる。
ッジ115にアーム140が設けられているところにあ
る。アーム140は、棒状のものであり、先端に自由回
転するコロ141が取り付けられている。また反対側の
端には、ワイヤー取り付け孔142が設けられている。
更にキャリッジ115の中間部のコロ141寄りの位置
には、揺動軸孔が設けられており、この孔に揺動軸14
3が挿入され、揺動軸143を介してアーム140は、
キャリッジ115に取り付けられている。
140の取り付け位置は、キャリッジ115の本体13
3の長手方向に関しては、ほぼ中央に相当する位置であ
る。そして垂直方向の取り付け位置は、揺動軸143か
ら下レール120の上面130までの距離が、揺動軸1
43からコロ141の最先端までの距離よりも僅かに短
い位置である。
ないアームストッパが2個設けられており、アーム14
0の揺動範囲は、揺動軸143直下のレールを中心とし
てレールの長手方向の前後に揺動可能であり、いずれの
方向にも、コロ141がレールから2乃至5mm離れる
位置まで揺動することができる。また逆に言えば、アー
ム140は、それ以上の角度に揺動することができな
い。
137が下レール120の上面130に乗り、側面走行
コロ135が側面レール119の垂直部121と下垂部
123によって形成される溝内に挿入され、側面走行コ
ロ144が垂直部121と当接してレール104を走行
する。
140のワイヤー取り付け孔142に結合されている。
用し、また走行方向が前後方向走行部に対して垂直方向
に配されている。即ち、左右方向走行部102のレール
150は、前方部分に一列だけ設けられている。そし
て、レール150には2台のキャリッジ151が配置さ
れている。またキャリッジ151に固定された左右押し
部材152は開口100の長さにほぼ等しく、先端にコ
ロ154が取り付けられている。
レール150の一端近くにモータ155が設けられ、モ
ータ155には駆動プーリ156が直接結合されてい
る。またレール150の他端には、従動プーリ157が
回転可能に取り付けられている。そして、プーリ15
6,157には2本のワイヤーが縣架され、それぞれの
ワイヤーは、キャリッジ151に一本づつ結合されてい
る。尚ワイヤーは、モータ155の回転によって、キャ
リッジ151が互いに近づきあい、また遠のき合う様に
結合されている。
びキャリッジ151の詳細は前記した前後方向走行部1
01のキャリッジ115と全く同一である。
の最前部近くには、図示しない前後方向リミットスイッ
チが設けられており、キャリッジ115の最前部への接
近を検知する。一方左右方向走行部102のレール15
0の中央部にもキャリッジ151の中央への接近を検知
する図示しない左右方向リミットスイッチが設けられて
いる。
動作をキャリッジの動作と、全体の動作に分けて説明す
る。
01のキャリッジ115を例に説明する。最初キャリッ
ジ115のアーム140は、図4の実線で示すようにコ
ロ141が矢印B方向を向いて傾いて待機している。ま
た、この時コロ141の下端は、下レール120の上面
130と離れた位置にある。
12を矢印B方向に引くと、アーム140はワイヤー1
12に引かれて揺動し、下レール120の上面130と
当接し、レール120を押圧する。するとこの反作用で
矢印D方向の力が発生し、キャリッジ115が浮き上が
る。このとき、各5つの走行コロ135,137,14
4に氷が付着していれば剥離破壊される。特に水平面走
行コロ137とレール120間に介在する氷は、完全に
剥離される。
ー112を矢印B方向に引くと、コロ141とレール1
20の接触点は揺動軸143の真下の位置、すなわち思
案点を越え、キャリッジ115は最高点を乗り越えて着
地する。さらにモータ109を回転し、ワイヤー112
を矢印B方向に引くと、アーム140は図示しないスト
ッパに当たり、それ以上の揺動を停止する。この時のコ
ロ141の位置は、矢印B方向と反対の方向を向いて傾
いている。また、この時コロ141の下端は、下レール
120の上面130と離れた位置にある。
イヤー112の張力は、揺動軸143と図示しないスト
ッパを介してキャリッジ115の本体133に伝わり、
キャリッジ115が走行を開始する。
搬送装置17は、一工程でキャリッジ115が往復する
ので復路は前記した工程と全く逆の工程をたどり、元の
位置関係に復帰する。すなわちキャリッジ115は復路
でも浮上着地を行いアーム140は元の位置に戻る。
全体の動きを図5を参照しつつ説明する。
が回転し、キャリッジ115が前方へ移動する(STE
P1)。従ってキャリッジ115に固定された前後押し
部材117が前進し、底板8上の物品は、前方へかき集
められる。
し、図示しないリミットスイッチがこれを検知すると
(STEP2)、モータ109の回転を停止する(ST
EP3)。
4)、二つのキャリッジ151が中央へ移動する。その
結果左右押し出し部材152によって物品が中央に集め
られ、中央の開口100から下に落とされる。そして図
示しないリミットスイッチが2つのキャリッジ151の
接近を検知すると(STEP5)、モータ156が停止
される(STEP6)。そしてモータ109、156が
逆転され(STEP7)、キャリッジ115、151は
元の位置に戻る。
式のものを例示して説明したが、本発明の冷蔵庫内搬送
装置はこれにこだわるものではなく、例えば図6に示す
ように一方のレール160のみを固定し、レール160
に取り付けたキャリッジ161に別のレール162を固
定し、さらにレール162にキャリッジ163を取り付
け、キャリッジ163に押し部材164を固定する構成
にも応用することができる。
ねる利点があるが、キャリッジ163を駆動するモータ
165をキャリッジ161に搭載する必要があるため、
給電線の配置に注意する必要がある。
ームとキャリッジを動作させたが、それぞれ別のワイヤ
ーを使用してアームとキャリッジを動作させる方策も有
効である。
案点を越えて揺動させるのではなく、一旦アームでレー
ルを押圧してレールに付着した氷を剥離し、アームを元
の位置に戻した後キャリッジを動作させる方策も考えら
れる。
売機に応用した場合の実施例について説明する。
示す断面図である。図8は、本発明の自動販売機の内部
構成の一実施例を示す斜視図である。図9は、電子レン
ジの一実施例を示す斜視図である。図10は庫外搬送装
置の一実施例を示す斜視図である。図11は、トレーの
一実施例を示す斜視図である。図12は、本発明の自動
販売機の動作を示すフローチャートである。
を示す。本実施例の自動販売機は、冷蔵庫で冷蔵した物
品を電子レンジで加熱して販売するものである。自動販
売機1は外扉70他によって囲まれた自動販売機本体内
に、冷蔵庫5と電子レンジ20が内蔵され、さらに冷蔵
庫5の内部には冷蔵庫内搬送装置17が配置され、冷蔵
庫5の外部に庫外搬送装置25が設けられている。
口3、搬出ドア4の他、図示しないコイン投入口、セレ
クトボタンなどを備え、使用者が物品を選んだり、コイ
ンを投入し、また物品を取り出す為の機能を備えるもの
である。
を収納し、例えば冷凍温度帯で保存するものである。冷
蔵庫5は、正面に物品を投入するためのローディング扉
6が設けられた断熱箱体7によって外周面が形成され、
また断熱箱体7の正面から見て中央のローディング扉6
に近い位置の底には物品出口15が設けられ、この物品
出口15には図示しないモータによって正面から見て左
右に摺動して開閉されるスライドドア16が設けられて
いる。
路9、冷却器10、ファン11が配置されており、ファ
ン11で発生され、冷却器10を通過して冷却された冷
風が冷却風路9を通って冷蔵庫5内を循環し、庫内を冷
却する。
ク12が配置されている。ベンドラック12は、図示し
ないモータによって回転されるスパイラル体13と箱状
のコラム14からなる。
間に物品2を収納し、スパイラル体13を回転させる事
により、物品2を一つづつ下に落下させるものである。
70から見て前後に2列配置され、外扉70側に相当す
る前列には4個、後列には5個、合計9個のベンドラッ
ク12を内蔵する。
のは冷蔵庫5の底壁8であり、ベンドラック12から排
出された物品2はすべてこの底壁8に落ちる。
れた物品出口15の真上に相当する位置に、物品出口1
5と同一形状の開口が設けられている。
12から落下する物品2を底壁8の上を滑らして搬送
し、底壁8に設けられた開口に運ぶものである。
の実施例の通りであり、詳細説明は省略する。
のドア21が自動販売機1の左側面に対向するように貯
蔵庫5の下方の機械室22内に設置されている。このド
アー21の内壁には物品2を載置する物品の受渡しトレ
ー23(以下単にトレー23と言う)を着脱自在に載置
するトレーラック24が一体的に設けられている。
と、搬出口3の位置と、トレーラック24との間でトレ
ー23を移動する物で、トレー23を着脱自在に載置
し、直線運動と曲線運動により上下に移動するトレー載
置部26を備えている。
ーム51を有し、このフレーム51には直線ガイド54
が設けられており、さらに直線ガイド54にはキャリヤ
ー55が取り付けられている。またフレーム51の内部
の下側には図示しないモータによって回転する駆動スプ
ロケット52が設けられ、フレーム51の上側には、従
動スプロケットが設けられ、両スプロケットにはチェン
53が縣架されている。
3と結合されている。従って図示しないモータを回転す
ることによってキャリヤー55は直線ガイド54に沿っ
て上下する。
ック59が設けられている。カムトラックは、直線ガイ
ド54とほぼ平行であるが、下端に近い部分のみが水平
方向に曲がって曲線部62を形成しており、全体形状は
L形をしている。
固定されている。上下移動体56は、2本の平行なアー
ム57,58によって平行リンクが形成されたものであ
り、上端部にトレー載置部26が取り付けられている。
トレー載置部26は4角の平板状であるが、フレーム5
1から遠い方の2隅は、切り欠かれている。またフレー
ム51に近い方の2隅には、ガイド孔63が設けられて
いる。
カムレバー60とリンクされており、カムレバー60を
上下移動体56から遠ざけると、上下移動体56は、水
平状態を維持したままで下に降下し、かつキャリヤー5
5から遠ざかる方向へ移動する。
9と係合しており、従ってキャリヤー55を下げるとト
レー載置部26も下がり、かつキャリヤー55から遠ざ
かる方向へ移動する。
に直線運動を与える直線部61と曲線運動を与える曲線
部62を連設しており、物品出口15の位置と、搬出口
3の位置との間を直線運動し、搬出口3の位置と電子レ
ンジ20のトレーラック24間を曲線運動する。
出口3に押し出す搬出装置であり、前後方向に往復運動
する押片28を有する。
ように4角の平板状であり、背面の4隅に位置決め用の
円錐形のガイドピン64、65が設けられている。そし
て図11に示されるトレー23の下面に設けた2対のガ
イドピン64、65のうちガイドピン64は、トレー載
置部26に設けたガイド孔63が係合し位置決めを行
う。またガイドピン65はトレーラック24のガイド孔
66に係合し位置決めを行う。
販売機1の動作を説明する。トレー23は、一連の動作
の開始時には庫外搬送装置25のトレー載置部26に乗
せられている。
(STEP1)、選択されたベンドラック12のスパイ
ラル体13が駆動され(STEP2)物品が一つだけ底
壁8上に落ちる。この時同時に、スライドドア16が開
かれて(STEP3)、続いて庫外搬送装置25が上昇
され、トレー23が物品出口15を通って底壁8の僅か
下方まで上昇する(STEP4)。
連の動作を行わせ、庫内搬送装置17の前後押し部材1
17と左右押し部材152を順次駆動し、ベンドラック
12より落下した物品2を物品出口15に導びいてトレ
ー23上に載置する(STEP5)。
て、キャリヤー55を下降させる。するとトレー載置部
26上のトレー23は、垂直に下降し、続いて円弧軌跡
を描いて降下しつつキャリヤー55から遠ざかる方向に
移動する(STEP6)。
は、電子レンジのドア21に設けられたトレーラック2
4上に乗せられる。庫外搬送装置25のトレー載置部2
6は、トレー23から離れて電子レンジのドアの下で待
機する。
ドア21上のトレー23およびトレー上の物品2は、電
子レンジ20の中に挿入される(STEP7)。尚この
時、庫内搬送装置17のリセットが行われる(STEP
8)。
時間加熱調理される(STEP9)。調理が完了する
と、ドア21が開き(STEP10)、ドア21のトレ
ーラック24に乗ったトレー23も電子レンジ20から
排出される。
トレー23をすくい上げてトレー23をトレー載置部2
6上に再び載置する。
を上昇させたところで庫外搬送装置25を停止する(S
TEP11)。
8を突き出して、物品を搬出口3へ押し出し(STEP
12)、物品を取り出し得る位置に移送する(STEP
13)。
す。
部材と、左右押し部材によって底壁上の物品を押すこと
によって物品を所定の位置に搬送する構成を採用するの
で、動作が2次元となる。そのため本発明の冷蔵庫内搬
送装置は、従来の構成に比べて、外形が小型で、かつ構
造が簡単である効果がある。また、冷蔵庫扉や、冷凍機
等の付帯装置についても大幅に小型化することができる
効果がある。
行するキャリッジにアームを設け、このアームを揺動さ
せてレールを押圧し、その反作用でキャリッジを持ち上
げてキャリッジを強制的にレールから剥離する。そのた
め、例えキャリッジがレールに凍結していても、キャリ
ッジとレール間の氷は強制的に剥離され、キャリッジを
円滑に移動させることができる効果がある。
ッジを移動させる直前に毎回キャリッジが持ち上げられ
てコロに付着した氷が剥離される。そのため、本発明の
冷蔵庫内搬送装置は、キャリッジの動作が常に円滑で故
障が少ない効果がある。さらに本発明の冷蔵庫内搬送装
置はただ一本のワイヤーでコロに付着した氷の剥離と、
キャリッジの移動を行うため、構成が極めて簡単であ
る。
ル上発生した水滴はレールの底面と側面の間に設けられ
た隙間を流れてレールの外へ排出され、レール上での氷
の成長が抑制される効果がある。
品の取り出しが円滑であり、故障が少ない効果がある。
視図
チャート
す斜視図
ート
Claims (5)
- 【請求項1】 冷蔵庫の底壁上を前後方向に向かって走
行する前後押し部材と、前記底壁上を左右方向に向かっ
て走行する左右押し部材を有し、前記前後押し部材と前
記左右押し部材によって前記底壁上の物品を押し、前記
物品を前記底壁上の所定の位置に搬送することを特徴と
する冷蔵庫内搬送装置。 - 【請求項2】 冷蔵庫内に敷設されたレールと、前記レ
ールを走行するキャリッジを有し、前記キャリッジには
アームが揺動可能に固定され、かつ前記アームは駆動原
からの動力伝達を受けて揺動可能であり、前記アームは
揺動時に前記レールを押圧し、前記キャリッジを前記レ
ールから浮上させることを特徴とする冷蔵庫内搬送装
置。 - 【請求項3】 冷蔵庫内に敷設されたレールと、自由回
転する走行コロが設けられ前記レールを走行するキャリ
ッジと、先端にコロを有するアームと、原動機によって
前記レールに沿って2方向に引っ張り可能なワイヤーを
有し、前記アームは前記キャリッジに対して一定範囲揺
動可能に固定され、かつ前記アームの揺動範囲は中間部
に前記アームの前記コロが前記レールを押圧する領域を
挟んで両端部分に前記アームの前記コロが前記レールを
押圧しない領域を有し、前記ワイヤーは前記アームの一
部に連結されており、前記ワイヤーを引くことにより前
記アームを揺動させるとともに前記キャリッジを走行さ
せることを特徴とする冷蔵庫内搬送装置。 - 【請求項4】 レールは底面と側面を有し、該底面と側
面の間には隙間が設けられている事を特徴とする請求項
2または3のいずれかに記載の冷蔵庫内搬送装置。 - 【請求項5】 冷蔵庫を内蔵する自動販売機であって、
冷蔵庫内には請求項1乃至4のいずれかに記載の冷蔵庫
内搬送装置が設けられていることを特徴とする自動販売
機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP29562792A JP3245462B2 (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 冷蔵庫内搬送装置および自動販売機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP29562792A JP3245462B2 (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 冷蔵庫内搬送装置および自動販売機 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06150134A true JPH06150134A (ja) | 1994-05-31 |
JP3245462B2 JP3245462B2 (ja) | 2002-01-15 |
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ID=17823089
Family Applications (1)
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JP29562792A Expired - Fee Related JP3245462B2 (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 冷蔵庫内搬送装置および自動販売機 |
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-
1992
- 1992-11-05 JP JP29562792A patent/JP3245462B2/ja not_active Expired - Fee Related
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