JP3406653B2 - セファロスポリン中間体の製造法 - Google Patents

セファロスポリン中間体の製造法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は△異性体が混在しない、又広
範囲抗菌スペクトルを有するセフアロスポリン誘導体に
変換できる安定なセフアロスポリン中間体の結晶性の塩
を提供する。
【0002】
【発明の背景】数多くのセフアロスポリン抗生物質が知
られており又細菌性疾患の治療に広く用いられている。
半合成セフアロスポリンであるセフエピームは有用な広
範囲抗菌スペクトルをもつ抗生物質であり、それは油木
らによる米国特許第4,406,899号(1983年
9月27日公告)及びカプラン(KaPlan)らによ
る米国特許第4,910,301号(1990年3月2
0日公告)に開示されており以下の式によって示される
【0003】
【化14】
【0004】抗生物質セフエピームの好適な製造工程
は、下記の式:
【0005】
【化15】
【0006】(式中XはHI、HCl又はHSO
表し、該化合物は△異性体は全く混入しない)で示さ
れる安定な、結晶性の化合物の7位とアシル化すること
を含んでいる。これらの結晶性のセフアロスポリン合成
中間体はブルンディッジ(Brundidge)らによ
って米国特許第4,714,760号(1987年12
月22日公告)及び油木らによる米国特許第4,65
9,812号(1987年4月21日公告)に開示され
ている。
【0007】米国特許第4,868,294号(ブルン
ディッジら、1989年9月19日公告)には、1,
1,2−トリクロロトリフルオロエタン(FreonT
F)又は1,1,1−トリクロロトリフルオロエタンを
溶媒に使用し、7−アミノセフアロスポラン酸(7−A
CA)から出発して△異性体を含まない、安定な、結
晶性の7−アミノ−3−〔(1−メチル−1−ピロリジ
ニオ)メチル〕セフ−3−エム−4−カルボン酸塩の製
造を開示している。
【0008】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、オゾン層を破
壊する化合物についてモントリオール プロトコールに
基づく国際協定及びこれに続く1990年のロンドン修
正案によって、国際共同体は今世紀の末までにクロロフ
ルオロ炭素類(CFCs)の製造の縮小及び禁止に同意
した。最近1990年大気清浄運動の標語のもとでアメ
リカ合衆国はCFCs及びその他のFreonTFを含
めたオゾン破壊化学物質の製造中止期限を1995年末
までにくり上げることを定めた。
【0009】△異性体を全く含まない式Iの中間体の
製造は、FreonTFを溶媒に使用した米国特許第
4,868,294号記載の如く都合よく実施される。
国際協定及びアメリカ合衆国の法律によってFreon
TFの製造は縮小され、いずれ商業的な使用が禁止され
ることになるであろう。かくの如く、式Iの中間体化合
物の製造に於いてFreonTFの替わりになる適宜な
溶媒をみつけることが急務である。代替え溶媒は、反応
試薬の溶解性、反応速度、反応試薬の比、高収率及び更
に重要な事柄である望ましくない△異性体の排除に適
したものでなければならない。その結果として式Iの中
間体化合物を製造する条件は、溶媒の厳格な選択に帰す
ことになる。FreonTF及びその異性体の式Iの中
間体製造に於ける溶媒としての独特な特徴は、ウオーカ
ー(D.Walker)らによってJournal o
f Organic Chemistry 53巻、1
988年出版、983−991頁に述べられている。そ
の985頁に於いて、ウオーカーらは、FreonTF
及びその異性体は望ましくない△異性体の生成を最少
に抑え、好収量を与える溶媒は正にこの2つの溶媒のみ
であったと述べている。本分野の啓示する所を考えてみ
ると7−ACAから出発した式Iの中間体の製造工程に
於いて一連のシクロアルカン類がクロロフルオロ炭素即
ちフレオンTF及びその異性体に代わり得るであろうと
いう本発明者の発見は予想外のことであり又驚嘆に値す
るものであった。
【0010】
【課題を解決するための手段及び態様の詳細】本発明は
式I:
【0011】
【化16】
【0012】(式中XはHI、HCl又はHSO
表す)の化合物を製造する製造法を提供する。式Iで示
す化合物を本発明によって記述されている如く製造した
場合、それらは結晶であり、温度に対して安定であり又
対応した△異性体を全く混在しないものである。実質
的に△異性体を混在しないということは、式Iの化合
物は(アシル化によって)△と△異性体をクロマト
グラフで分離する必要のない、△異性体を実質的に含
まない広い抗菌スペクトルをもつセフアロスポリンに変
換できるということである。温度に対して安定であると
いうことは、それらが分離でき貯蔵出来ることであり又
所望ならば最終化合物までに変換出来ることである。
又、式Iの中間体はアシル化の前にカルボキシル基をブ
ロック(保護)する必要がなく又アシル化した後にカル
ボン酸の脱保護の必要もない、効率のよい工程を提供し
ている。これに加わる本工程の主たる利点は、有機溶媒
としてクロロフルオロ炭素化合物を用いず、地球の上層
大気圏のオゾン層を破壊しないシクロアルカン類を使用
していることである。
【0013】式Iの化合物は下記に示す構造式:
【0014】
【化17】
【0015】の化合物の、1個又は2個の(低級)アル
キル基で任意に置換されたC5−8シクロアルカン中の
溶液を(低級)アルカノール又は水で処理することによ
りトリメチルシリル基を除去し、続いてHI、HCl又
はHSOで処理してそれぞれヨウ化水素酸塩、塩酸
塩又は硫酸塩とすることによって製造することができ
る。トリメチルシリル基の除去には(低級)アルカノー
ルの使用が好適であり、最も好適にはメタノール又は2
−プロパノールの使用である。該反応は−10℃から2
5℃の間で実施され、好適には0℃から10℃の間であ
る。当量の化合物IIに対して1から5当量の2−プロ
パノールが使用され、好ましくは1から3当量の2−プ
ロパノールである。
【0016】式IIの化合物は、次式の化合物:
【0017】
【化18】
【0018】の、1個又は2個の(低級)アルキルで任
意に置換されたC5−8シクロアルカン中でN−メチル
ピロリジン(NMP)を反応させることによって製造す
ることができる。驚くべきことに、メチレンクロリド、
四塩化炭素、クロロホルム或いはジオキサンのような通
常使用されている溶媒では望ましくない△異性体が多
く混在した(△異性体50%)化合物IIを生成する
のに対して、1個又は2個の(低級)アルキルで任意に
置換されたC5−8シクロアルカンを溶媒として使用し
た場合は全く△異性体を実質的に混在しない化合物I
Iが生成することが発見されたことである。
【0019】該反応は、−10℃から40℃の範囲の温
度で実施され、好ましくは10℃から30℃の範囲であ
る。より多くの又より少ないN−メチルピロリジン(N
MP)を使用することも可能であるが、我々は化合物I
IIの当量に対してNMP1〜1.5当量を使用したと
き最もよい純度の生成物を得ている。
【0020】式IIIの化合物は次式の化合物:
【0021】
【化19】
【0022】の1個又は2個の(低級)アルキル基によ
って任意に置換されたC5−8シクロアルカン中でヨウ
化トリメチルシリル(TMSI)と反応させることによ
って製造できるであろう。驚くべきことに、クロロベン
ゼン、ジオキサン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタ
ンなどのような通常の溶媒では有意な量の望ましくない
異性体を与えるのに反し、これらの溶媒は全く△
を含まない化合物IIIを生成する。
【0023】該反応は5℃から45℃の範囲内で行われ
るが、好適には室温で行われ便利である。化合物IVか
ら化合物IIIへの変換は、少なくとも1当量のTMS
Iが必要であるが、化合物IVの当量に対して0.9〜
1.5当量のTMSIを用いるのが好ましい。更に好ま
しくは、TMSI 1.0〜1.2当量使用することで
ある。
【0024】式IVの化合物は、7−アミノセフアロス
ポラン酸(7−ACA)、即ち下式の化合物:
【0025】
【化20】
【0026】を、7−ACAの当量に対して0.01〜
0.1当量のTMSIの存在下、ヘキサメチルジシラザ
ン(HMDS)と、1個又は2個の(低級)アルキルで
任意に置換されたC5−8シクロアルカン中で、室温か
ら溶媒の沸点の範囲内の温度で反応させることにより製
造することができよう。好ましくは反応は50℃〜55
℃で行われる。HMDSは7−ACAの当量に対して
0.95〜1.4当量使用されてもよい。我々は1.2
当量のHMDSの使用が最も好ましいと考えている。
【0027】化合物IIの製造に対する好適な工程は、
1個又は2個の(低級)アルキル基で任意に置換されて
いるC5−8シクロアルカン中の化合物IVの溶液を最
初N−メチルピロリジンで処理し、続いて少なくとも1
当量のTMSIを加えることである。反応は5℃〜45
℃の範囲で実施することができる。便宜には、我々は本
反応を好んで35℃で行う。N−メチルピロリジンは、
化合物IV1当量に対して1.0〜2.0当量使用でき
るが好ましくは1.2〜1.5当量である。TMSIは
化合物IV1当量に対して1.0〜3.0当量使用出来
るが好適には1.5〜2.0当量である。
【0028】化合物IIの最も好適な工程としては、1
個又は2個の(低級)アルキル基で任意に置換されたC
5−8シクロアルカン中の化合物IVの溶液を、下記の
構造:
【0029】
【化21】
【0030】をもつN−メチル−N−トリメチルシリル
ピロリジニオ ヨウダイドを5℃〜45℃の温度で反応
させる。便宜には、我々は約35℃の温度で反応させる
のが良いと考える。式VIの化合物は、化合物IVの当
量に対して1.0〜2.0当量使用することが出来る
が、好適には化合物IVの当量に対して1.2〜1.5
当量である。所望ならば少量のイミダゾール(例えば
0.1当量)を、反応を短縮するために加えてもよい。
化合物IVと化合物VIとの反応の際、少量のTMS
I、0.1〜0.5当量、好ましくは化合物Vの当量に
対して0.4当量加えると有利であることを発見してい
る。
【0031】式VIである化合物はN−メチルピロリジ
ンを、1個又は2個の(低級)アルキルで任意に置換し
たC5−8シクロアルカンの溶媒中で当量のTMSIと
−10℃〜25℃の温度範囲で反応させることによって
製造される。我々は反応温度は10℃〜20℃がよいと
考える。NMPとTMSIの反応比は色々であるが我々
は当量反応ですぐれた結果を得ている。
【0032】もっとも好ましい工程としては、式Iの化
合物を“ワンポット”反応、即ち中間化合物を単離しな
いで7−ACAから製造することである。したがって
“ワンポット”反応が実施されるとき、該反応はここに
記述しているように、1つ又は2つの(低級)アルキル
基で任意に置換されたC5−8シクロアルカン中で好ま
しく行うことが出来る。
【0033】本明細書中及び請求の範囲で使用した
“(低級)アルキル”なる語は、メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル及びt−ブチ
ルのような炭素原子1〜4個を含む直鎖又は分枝鎖のア
ルキル基を意味する。好適には(低級)アルキル基は1
〜2個の炭素原子を含む。本明細書及び請求項で用いた
“(低級)アルカノール”なる語は、直鎖又は分枝鎖の
アルキルオキシ基を意味し、好適にはメチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、t−ブ
チル、アミル、ヘキシルのような炭素原子1〜6個含有
したものである。本明細書及び請求項で用いた“1個又
は2個の(低級)アルキル基によって任意に置換された
5−8シクロアルカン”とはシクロペンタン、シクロ
ヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタン、メチルシ
クロペンタン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘ
キサン、イソプロピルシクロヘキサン、プロピルシクロ
ヘキサン、ブチルシクロヘキサン、t−ブチルシクロヘ
キサン、1,3−ジメチルシクロヘキサン、1,4−ジ
メチルシクロヘキサンのような炭素環式系を意味する。
【0034】式Iの化合物は適宜な側鎖の酸でアシル化
することにより広い抗菌スペクトルをもつ抗生物質に容
易に変換される。例えば式Iの化合物(X=HI、HC
l又はHSO)は1−ベンゾトリアゾリル(Z)−
2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−メトキ
シイミノアセテート エステルによってN−アシル化す
ることにより7−〔α−(2−アミノチアゾール−4−
イル)−α−(Z)メトキシイミノアセトアミド〕−3
−〔(1−メチル−1−ピロリジニオ)メチル〕−3−
セフエム−4−カルボキシレート(VIII)に変換さ
れる。該反応式は以下に示されている。
【0035】
【化22】
【0036】この反応はジメチルホルムアミド中で、
N,N−ジメチルアニリンの存在下室温で10−20時
間で;或いは(I)を水とジメチルホルムアミドに溶解
し、氷冷しながら重ソウを加え、それから室温にて30
分から5時間反応させるか;或いは(I)を水に溶解
し、5−15℃に冷却しNaOHを滴下してpH5.5
−6にしテトラヒドロフランを加え、水酸化ナトリウム
を加えてそのpHを6.7−6.9にし、活性エステル
を加え室温にて1〜5時間反応させることによって容易
に行われる。該活性エステルは既知の化合物であり、ヘ
キスト社によって日本公開公報54−95593号(7
/28/79)及びドイツ特許出願書第275800
0.3号(12/24/77)に記載されている。化合
物(VIII)の使用は油木らによって米国特許第4,
406,879号に示されている。
【0037】〔実施例1〕(6R,7R)−7−アミノ−3−〔(1−メチル−1
−ピロリジニオ)メチル〕セフ−3−エム−4−カルボ
キシレート ヨウ化水素酸塩 無水シクロヘキサン(140ml)中の7−ACA(2
0.0g 73.5ミリモル)の懸濁溶液に20−25
℃でヘキサメチルジシラザン(HMDS、18.6m
l、88.0ミリモル)を加え、続いてヨードトリメチ
ルシラン(TMSI、0.4ml、2.8ミリモル)を
加えた。該懸濁溶液を減圧下、浴の温度を55℃にして
加熱還流し、12時間これを保持するとシリル化された
7−ACAの薄いスラリーが得られた。このスラリーを
15−20℃に冷却した。
【0038】N−メチルピロリジン(NMP、10.6
8ml、102.7ミリモル)の無水シクロヘキサン
(40ml)中の別の溶液に、ヨードトリメチルシラン
(TMSI、14.6ml、102.7ミリモル)を1
5−20℃で滴下した。TMSI/NMPを含んだ濃い
スラリーを10分間15−20℃で攪拌した。
【0039】シリル化された7−ACAのスラリーをT
MSI/NMPのスラリーに加え、その混合物を30
分、15−20℃で攪拌した。次にヨードトリメチルシ
ラン(TMSI、4.2ml、29.5ミリモル)を加
え、その反応混合物をゆるやかな窒素気流下、40時間
37℃に温めた。生成した濃厚なスラリーを5℃に冷却
し、2−プロパノール(10ml)を、温度10℃以下
に保ちながら滴下した。冷却を続けながら反応混合物を
15分間攪拌したのちに、ヨウ化水素酸溶液(水30m
l中57%HI 20ml)を加えた。温度は20℃に
上昇した。そして2層になった混合溶液を15分間20
℃で攪拌した。生成物を含んだ水層を分離し、シクロヘ
キサン層は水(10ml)で洗った。合した水抽出溶液
はケイソウ土(3g)で処理し脱色炭(4g)を加えて
5分間20−25℃で攪拌した。30分、20−25℃
で攪拌したのちその混合溶液を濾過し、残渣のケーキは
水(40ml)で洗った。濾液は2−プロパノール(5
00ml)で稀釈し、生成物を結晶させた。その結果得
られた生成物のスラリーを0−5℃に冷却し、そして1
時間攪拌した。スラリーを濾過し、80mlの2−プロ
パノール:水(4:1)と80mlの2−プロパノール
で洗滌した。真空下45℃で乾燥すると結晶性の(6
R,7R)−7−アミノ−3−〔(1−メチル−1−ピ
ロリジニオ)メチル〕セフ−3−エム−4−カルボキシ
レート モノヨウ化水素酸塩18.5g(59.2%)
が得られた。純度、HPLC測定で97.3%、表題化
合物のHNMRスペクトルは、フレオンTFを使用し
た引用(米国特許第4,714,760号)に記載の方
法によって製造した基準物質と同じである:
【0040】H NMR(DO、360 MHZ)
δ:2.14−2.32(重複、4H、−N(C
)CHCH−)、3.00(s、3H、NCH
)、3.46−3.67(m、5H、−N(CH
CHCH;SCH)、3.96(d、1H、J=
16.9 Hz、−SCH)、4.09(d、1H、
J=13.9 Hz、=CCHN−)、4.73
(d、1H、J=13.9 Hz、=CCHN−)、
5.21(d、1H、J=5.1Hz、−COCHCH
S−)、5.41(d、1H、J=5.1 Hz、−C
OCHCHS).
【0041】〔実施例2〕7−アミノ−3−〔(1−メチル−1−ピロリジニオ)
メチル〕セフ−3−エム−4−カルボキシレート ヨウ
化水素酸塩 7−ACA(20g、73.5ミリモル)の無水シクロ
ヘキサン(140ml、静電気防止剤添加)中の懸濁溶
液に18.6ml(88.0ミリモル)のヘキサメチル
ジシラザン及び0.4ml(2.8ミリモル)のヨード
トリメチルシランを20−25℃で加えた。得られた懸
濁液を真空下、浴温50℃で加熱還流し、10時間保持
した。窒素気流を少し流しながらこの薄い懸濁液を50
℃、14時間攪拌し、更に20℃に冷却して6時間保持
した。
【0042】別のN−メチルピロリジン(NMP、1
0.68ml、102.7ミリモル)のシクロヘキサン
(40ml、含静電気防止剤)中の溶液に14.60m
l(102.7ミリモル)のヨードトリメチルシラン
(TMSI)を15−20℃で滴下した。
【0043】シリル化した7−ACAのスラリーをTM
SI/NMP懸濁溶液に加え、その混合溶液を30分、
15℃で攪拌した。該混合溶液に4.2ml(29.5
ミリモル)のヨードトリメチルシランを加えた。該懸濁
溶液を窒素気流でパージしながら40時間35℃に加熱
した。生成物を含む懸濁溶液を5℃に冷却し、2−プロ
パノール(10ml)を5−10℃で滴下した。この懸
濁溶液を氷水浴中15分間攪拌した。該懸濁溶液にヨウ
化水素酸(30mlの水中20mlの57%HI)を加
えた。温度は20℃に上昇し、該混合溶液を15分間2
0℃で攪拌した。生成物を含んだ水層を分離し、シクロ
ヘキサンを水洗した水(10ml)と合した。合した水
層にダイカライト(3g)を加え、5分後に活性炭(4
g)を加えた。20−25℃で30分活性炭で処理した
のち活性炭を濾過して除き、炭素ケーキは水(40m
l)で洗った。該水抽出液を2−プロパノール(500
ml)で稀釈して結晶性生成物のスラリーを得た。2時
間0−5℃で攪拌したのち、生成物は濾過して集め、2
−プロパノール対水(4:1)の混合液(80ml)及
び2−プロパノール(80ml)で洗った。真空下45
℃で乾燥の後、表題化合物の収量は18.1g(57.
8%)であった。純度はHPLCで測定して95.1%
であった。
【0044】〔実施例3〕7−アミノ−3−〔(1−メチル−1−ピロリジニオ)
メチル〕セフ−3−エム−4−カルボキシレート ヨウ
化水素酸塩 7−ACA(20g、73.5ミリモル)の乾燥シクロ
ヘキサン(140ml)中の懸濁溶液に、18.6ml
(88.0ミリモル)のヘキサメチルジシラザン及び
0.4ml(2.8ミリモル)のヨードトリメチルシラ
ンを加えた。得られた混合液は、わずかに窒素気流でパ
ージしながら21時間、50℃で攪拌し、それから5.
5時間保持した。シクロヘキサン(50ml)を加え、
その懸濁溶液は、浴温度を42℃にし、真空下加熱して
50mlの溶媒を留去した。
【0045】N−メチルピロリジン(NMP、10.6
8ml、102.7ミリモル)のシクロヘキサン(40
ml)中の溶液に14.6ml(102.7ミリモル)
のヨードトリメチルシラン(TMSI)を15−20℃
で滴下した。該懸濁溶液は15−20℃で10分撹拌し
た。
【0046】シリル化した7−ACAスラリーをTMS
I/NMP懸濁溶液に加え、5℃を保ちながら30分攪
拌した。ヨードメチルシラン(4.2m1、29.5ミ
リモル)を加え、その懸濁溶液を35℃にて45時間加
熱した。懸濁溶液を5℃に冷却したのち、2−プロパノ
ール(10ml)を5−10℃で滴下した。懸濁溶液は
15分間氷水中で攪拌した。クーラント(30ml)を
加えた。温度を20℃まで上昇させた。反応混合物を1
5分20℃で攪拌し、それから水層を分離した。シクロ
ヘキサン層を水洗した水(10ml)を上記水層に合
し、ダイカライト(3g)をそれに加えた。5分攪拌し
たのち、活性炭素(4g)を加え、攪拌を30分間つづ
けた。活性炭は濾過して除き、活性炭は水(40ml)
で洗った。脱色した水層は2−プロパノール(500m
l)で稀釈し生成物を結晶化した。0−5℃で1時間攪
拌したのち、生成物は濾過して集め、2−プロパノール
対水(4:1)の混合液(80ml)と2−プロパノー
ル(80ml)で洗滌し、45℃で真空下乾燥した。表
題の化合物の収量は14.89g(47.7%)であっ
た。純度はHPLCで測定し97.4%であった。
【0047】〔実施例4〕7−アミノ−3−〔(1−メチル−1−ピロリジニオ)
メチル〕セフ−3−エム−4−カルボキシレート ヨウ
化水素酸塩 7−ACA(20g、73.5ミリモル)の乾燥シクロ
ヘキサン(140ml)中の懸濁溶液に18.6ml
(88.0ミリモル)のヘキサメチルジシラザン及び
0.4ml(2.8ミリモル)のヨードトリメチルシラ
ンを加えた。窒素気流でパージしながら該懸濁溶液を8
1℃に加熱し1時間還流した。薄い生成物の懸濁溶液を
10℃で3時間冷却した。
【0048】シクロヘキサン(40ml)中のN−メチ
ルピロリジン(NMP、10.68ml、102.7ミ
リモル)の溶液に14.60ml(102.7ミリモ
ル)のヨードトリメチルシラン(TMSI)を15−2
0℃で滴下した。得られたスラリーは15−17℃で1
5分間攪拌した。
【0049】シリル化されたACAスラリーを加え、そ
の反応混合溶液を30分15−17℃で攪拌した。ヨー
ドトリメチルシラン(4.2ml、29.5ミリモル)
を加え、その懸濁溶液を40℃で80分加熱し、それか
ら40℃、23時間少しの窒素気流でパージしながら保
持した。
【0050】生成物の懸濁溶液は5℃に冷却し、そして
2−プロパノール(10ml)を5−10℃で滴下し
た。その懸濁液は10分間氷水中で攪拌した。懸濁溶液
にヨウ化水素酸(水30ml中57%HI 20ml)
を加えた。温度を20℃に温め、反応混合物は10分間
攪拌した。生成物を含む水層を分離し、シクロヘキサン
層を水(10ml)で洗いその水を水層に合した。ダイ
カライト(3g)を加え、5分攪拌したのち活性炭(4
g)を加え30分攪拌を続けた。活性炭は濾過して除
き、残渣は水(40ml)で洗った。生成物を含む水溶
液は2−プロパノール(500ml)で稀釈すると生成
物は結晶した。
【0051】生成物のスラリーは0−5℃に冷却し、3
0分攪拌し、濾過しそして2−プロパノール対水(4:
1)の混合溶液(80ml)と2−プロパノール(80
ml)で洗滌した。真空下45℃で乾燥の後表題化合物
の収量は8.42g(27%)であった。純度はHPL
Cで測定し83.7%であった。
【0052】〔実施例5〕7−アミノ−3−〔(1−メチル−1−ピロリジニオ)
メチル〕セフ−3−エム−4−カルボキシレート ヨウ
化水素酸塩 シクロペンタン(140ml)中の7−ACA(20
g、73.5ミリモル)の懸濁溶液に18.6ml(8
8.0ミリモル)のヘキサメチルジシラザンと0.4m
l(2.8ミリモル)のヨードトリメチルシランを加え
た。この懸濁溶液を窒素ガスで少しパージしながら49
℃で加熱還流した。還流は24時間続けた。シクロペン
タン(50ml)を加え、それから50mlの溶媒を反
応容器から留去した。薄いスラリーを20℃にて3時間
冷却した。
【0053】N−メチルピロリジン(NMP、10.6
8ml、102.7ミリモル)のシクロペンタン(40
ml)の溶液に、14.6ml(102.7ミリモル)
のヨードトリメチルシラン(TMSI)を10−15℃
で滴下した。得られたスラリーは10℃にて20分間冷
却し、シリル化されたACAを加えた。このスラリーを
10−15℃で30分間攪拌した。4.2ml(29.
5ミリモル)のヨードトリメチルシランを加えたのち、
そのスラリーは35℃に温め、わずかな窒素ガス気圧の
もとで44時間攪拌した。生成物のスラリーを5℃に冷
却し2−プロパノール(10ml)を5−10℃で滴下
した。該スラリーを5−10℃で5分間攪拌した。ヨウ
化水素酸(30mlの水中に20mlの57%HI)を
加え、温度は20℃に上昇した。反応混合物は15分間
攪拌し、生成物を含んだ水層を分離した。残りのシクロ
ペンタン層を水(10ml)で洗った。合した水層にダ
イカライト(3g)を加え、20−25℃で5分後に4
gの活性炭素を加えた。活性炭素での処理は30分続け
た。活性炭素は濾過して除き、残渣は40mlの水で洗
った。濾液は2−プロパノール(500ml)で稀釈す
ると生成物は結晶した。生成物のスラリーは0−5℃に
冷却し、1.5時間攪拌し、濾過し、そして2−プロパ
ノールに対水(4:1)の混合溶液(80ml)つづい
て2−プロパノール(80ml)で洗った。45℃で乾
燥したのち、表題の化合物の収量は17.47g(56
%)であった。HPLCで測定した純度は97.2%で
あった。
【0054】〔実施例6〕 7−アミノ−3−〔(1−メチル−1−ピロリジニオ)
メチル〕セフ−3−エム−4−カルボキシレート ヨウ
化水素酸塩 シクロペンタン(140ml、静電気防止剤を含む)中
の7−ACA(20g、73.5ミリモル)の懸濁溶液
に18.6ml(88.0ミリモル)のヘキサメチルジ
シラザン及び0.4ml(2.8ミリモル)のヨードト
リメチルシランを加えた。その懸濁液は窒素ガスでやや
パージしながら49℃で加熱還流した。還流は24時間
続けた。薄い懸濁溶液は20℃にて4時間冷却した。
【0055】シクロペンタン(40ml)中のN−メチ
ルピロリジン(NMP、10.68ml、102.7ミ
リモル)の溶液に14.6ml(102.7ミリモル)
のヨードトリメチルシラン(TMSI)を15−20℃
で滴下した。得られたスラリーは10分間15℃で攪拌
した。シリル化した7−ACAを加え、その懸濁溶液を
15℃で30分間攪拌した。ヨードトリメチルシラン
(4.2ml、29.5ミリモル)を加えそしてその混
合溶液を窒素ガスでややパージしながら35℃で40時
間攪拌した。
【0056】反応混合溶液を6℃に冷却し、2−プロパ
ノール(10ml)を6−10℃で滴下した。該混合溶
液を15分間攪拌した。ヨウ化水素酸の溶液(水30m
l中57%HI 20ml)を加えその温度を20℃に
した。15分間攪拌したのち生成物を含む水層を分離し
た。残りのシクロペンタン層は水(10ml)で洗っ
た。合わされた生成物を含む水層にダイカライト(3
g)を加え、5分間攪拌したのち、活性炭(4g)を加
えた。活性炭での処理は20−25℃で30分間続け
た。活性炭は濾過して除き、残渣のケーキは水(40m
l)で洗った。濾液は2−プロパノール(500ml)
で稀釈すると生成物は結晶した。生成物のスラリーは0
−5℃で1.5時間冷却し、濾過し、そして2−プロパ
ノール:水(4:1)の混合溶液(80ml)、つづい
て2−プロパノール(80ml)で洗った。45℃で真
空下乾燥したのち表題の化合物の収量は17.6g(5
6.3%)であった。生成物の純度はHPLCで測定し
97%であった。
【0057】〔実施例7〕7−アミノ−3−〔(1−メチル−1−ピロリジニオ)
メチル〕セフ−3−エム−4−カルボキシレート ヨウ
化水素酸塩 7−ACA(20g、73.5ミリモル)のメチルシク
ロヘキサン(140ml)中の懸濁溶液に18.6ml
(88.0ミリモル)のヘキサメチルジシラザン及び
0.4ml(2.8ミリモル)のヨードトリメチルシラ
ンを加えた。該懸濁溶液を減圧下50℃で10時間加熱
還流した。減圧装置を窒素ガスパージ装置に切り換え、
この反応物を更に12時間攪拌した。メチルシクロヘキ
サン(50ml)を加え、50℃で50mlの溶媒を減
圧下50℃で留去した。このシリル化したスラリーは2
0−25℃で3時間保持した。
【0058】N−メチルピロリジン(NMP、10.6
8ml、102.7ミリモル)のメチルシクロヘキサン
(40ml)中の溶液に14.6ml(102.7ミリ
モル)のヨードトリメチルシラン(TMSI)を15−
20℃で滴下した。得られたスラリーは15分間攪拌し
た。シリル化した7−ACAスラリーを加え、その混合
物を20℃で30分間攪拌した。ヨードトリメチルシラ
ン(4.2ml、29.5ミリモル)を加え、そしてそ
の混合溶液を35℃で47時間加熱した。
【0059】生成物のスラリーを5℃に冷却し、2−プ
ロパノール(10ml)を5−10℃で滴下した。その
スラリー氷浴中15分間攪拌した。ヨウ化水素酸(30
mlの水中に20mlの57%HIを加えた)を加え、
その温度を20℃にした。15分間攪拌したのち生成物
を含む水層を分離した。廃液は水(10ml)で抽出し
た。合わせた水層にダイカライト(3g)を加え、5分
後に活性炭素(4g)を加えた。活性炭での処理は20
−25℃で30分間続けた。活性炭素は濾過して除き、
残渣の炭素ケーキは水(40ml)で洗った。濾液を2
−プロパノール(500ml)で稀釈すると生成物は結
晶した。生成物のスラリーを0−5℃に1時間冷却し、
濾過しそして2−プロパノール:水(4:1)の混合溶
液(80ml)、続いて2−プロパノール(80ml)
で洗った。減圧下45℃で乾燥したのち表題の化合物の
収量は16.38g(52.4%)であった。生成物の
純度はHPLCで決定し95.5%であった。
【0060】〔実施例8〕7−アミノ−3−〔(1−メチル−1−ピロリジニオ)
メチル〕セフ−3−エム−4−カルボキシレート ヨウ
化水素酸塩 メチルシクロヘキサン(140ml)中の7−ACA
(20g、73.5ミリモル)の懸濁溶液に18.6m
l(88.0ミリモル)のヘキサメチルジシラザンと
0.4ml(2.8ミリモル)のヨードトリメチルシラ
ンを加えた。該懸濁液を50℃に加熱し、窒素ガスでパ
ージしながら24時間攪拌した。メチルシクロヘキサン
(50ml)を加えそしてその稀薄懸濁溶液を減圧下溶
媒50mlを留去した。このシリル化した7−ACA懸
濁溶液を20−25℃で5.5時間維持した。
【0061】N−メチルピロリジン(NMP、10.6
8ml、102.7ミリモル)のメチルシクロヘキサン
(40ml)中の溶液に14.6ml(102.7ミリ
モル)のヨードトリメチルシラン(TMSI)を15−
20℃で滴下した。得られた懸濁液を10分間攪拌し
た。シリル化された7−ACAスラリーを加え、該混合
溶液を20℃で30分間攪拌した。ヨードトリメチルシ
ラン(4.2ml、29.5ミリモル)を加え、その混
合液を35℃で40時間加熱した。生成物のスラリーは
5℃に冷却し、2−プロパノール(10ml)を5−1
0℃で滴下した。そのスラリーは氷浴中で15分間かき
混ぜた。ヨウ化水素酸(30mlの水中57%HI 2
0mlを含む)を加えその温度を20℃にした。15分
攪拌の後生成物を含む水層を分離し、残った溶液を水
(10ml)で抽出してその水層を合した。合した水層
はダイカライト(3g)で5分処理し、それから活性炭
素(4g)で20−25℃で30分処理した。活性炭素
は濾過して除き、残渣の炭素は水(40ml)で洗っ
た。濾液を2−プロパノール(500ml)で稀釈し生
成物を結晶化した。生成物のスラリーは0−5℃で2時
間冷却し、濾過し、そして2−プロパノール:水(4:
1)の混合溶液(80ml)、続いて2−プロパノール
(80ml)で洗った。減圧下45℃で乾燥したのち表
題の化合物の収量は16.17g(51.8%)であっ
た。生成物の純度はHPLCで決定し97.9%であっ
た。
【0062】〔実施例9〕7−アミノ−3−〔(1−メチル−1−ピロリジニオ)
メチル〕セフ−3−エム−4−カルボキシレート ヨウ
化水素酸塩 7−ACA(20g、73.5ミリモル)のメチルシク
ロヘンタン(140ml)中の懸濁液にヘキサメチルジ
シラザン18.6ml(88.0ミリモル)とヨードト
リメチルシラン0.4ml(2.8ミリモル)を加え
た。その懸濁溶液は減圧下50℃で9時間加熱還流し
た。減圧の装置を窒素ガスパージ装置に代えその反応を
50℃で10時間攪拌した。20℃で2時間冷却したの
ちメチルシクロペンタン(50ml)を加えそしてその
反応物を減圧下50℃にて50mlの溶媒を留去した。
薄いシリル化した7−ACAのスラリーを20℃で3時
間冷却した。
【0063】N−メチルピロリジン(NMP、10.6
8ml、102.7ミリモル)のメチルシクロペンタン
(40ml)中の溶液に14.6ml(102.7ミリ
モル)のヨードトリメチルシラン(TMSI)を15−
20℃で滴下した。得られた懸濁溶液は15−20℃で
10分間攪拌した。シリル化した7−ACAのスラリー
を加えそしてその混合溶液を15−20℃で30分間攪
拌した。ヨードトリメチルシラン(4.2ml、29.
5ミリモル)を加え、その懸濁溶液を窒素ガスでややパ
ージしながら35℃で41時間加熱した。
【0064】生成物のスラリーを5℃に冷却しそして2
−プロパノール(10ml)を5−10℃で滴下した。
そのスラリーを水浴中15分間かき混ぜた。ヨウ化水素
酸(30mlの水中57%HI 20mlを含む)を加
えそして温度を20℃にした。15分攪拌した後生成物
を含んだ水層を分離し、廃液を水(10ml)で抽出し
て水層に合した。合した水層はダイカライト(3g)で
5分処理し、それから活性炭(4g)で20−25℃で
30分間処理した。活性炭は濾過して除き、残渣の炭素
ケーキは水(40ml)で洗った。濾液は2−プロパノ
ール(500ml)で稀釈すると生成物は結晶した。こ
の生成物のスラリーを0−5℃で2時間冷却し、濾過
し、そして2−プロパノール:水(4:1)の混合溶液
(80ml)ついで2−プロパノール(80ml)で洗
った。減圧下45℃で乾燥したのち表題化合物の収量は
17.63g(56.5%)であった。生成物の純度は
HPLCで決定し96.6%であった。
【0065】〔実施例10〕7−アミノ−3−〔(1−メチル−1−ピロリジニオ)
メチル〕セフ−3−エム−4−カルボキシレート ヨウ
化水素酸塩 7−ACA(20g、73.5ミリモル)のシクロオク
タン(140ml)中の懸濁溶液にヘキサメチルジシラ
ザン18.6ml(88.0ミリモル)及びヨードトリ
メチルシラン0.4ml(2.8ミリモル)を加えた。
該懸濁溶液を50℃にて9.5時間加熱還流した。窒素
ガスにてパージしながら50℃にて16時間攪拌をつづ
けた。シリル化された7−ACAのスラリーを減圧下5
1℃で1時間還流をつづけそれから20℃で3.5時間
冷却した。
【0066】N−メチルピロリジン(NMP、10.6
8ml、102.7ミリモル)のシクロオクタン(40
ml)中の溶液に14.6ml(102.7ミリモル)
のヨードトリメチルシラン(TMSI)を20−25℃
で滴下した。このスラリーを20℃で10分間攪拌し
た。シリル化された7−ACAのスラリーを加え、そし
て20℃で30分間攪拌をつづけた。ヨードトリメチル
シラン(4.2ml、29.5ミリモル)を加え、そし
て該懸濁液を窒素気流で少しパージしながら35℃で4
1時間加熱した。
【0067】生成物のスラリーを5℃に冷却し、2−プ
ロパノール(10ml)を5−10℃で滴下した。その
混合物を水浴中で15分間攪拌した。ヨウ化水素酸(3
0mlの水の中に57%HI 20mlを加えた)溶液
を加え、温度を20℃にした。15分の後、生成物を含
んだ水層を分離し、廃液のシクロオクタン層を水(10
ml)で抽出し、その水層を合した。合わせた水層はダ
イカライト(3g)で5分間処理し、それから活性炭
(4g)で20−25℃にて30分間処理した。活性炭
は濾過して除き、残渣である炭素ケーキは水(40m
l)で洗滌した。濾液は2−プロパノール(500m
l)で稀釈すると生成物は結晶した。生成物のスラリー
は1.5時間0−5℃に冷却し、濾過しそれから2−プ
ロパノール:水(4:1)の混合溶液(80ml)、続
いて2−プロパノール(80ml)で洗滌した。減圧下
45℃で乾燥したのち表題の化合物の収量は12.11
g(38.8%)であった。
【0068】〔実施例11〕7−アミノ−3−〔(1−メチル−1−ピロリジニオ)
メチル〕セフ−3−エム−4−カルボキシレート ヨウ
化水素酸塩 7−ACA(20g、73.5ミリモル)のシクロヘプ
タン(140ml)中の懸濁溶液にヘキサメチルジシラ
ザン18.6ml(88.0ミリモル)及びヨードトリ
メチルシラン0.4ml(2.8ミリモル)を加えた。
該懸濁溶液を減圧下50−55℃で8.5時間加熱還流
した。真空装置を窒素ガス供給装置に換え、50℃にて
合計24時間攪拌した。シクロヘプタン(50ml)を
加え、減圧下50−55℃で50mlの溶媒を留去し
た。シリル化された7−ACAの懸濁溶液を20℃まで
冷却し、窒素気流下5時間保持した。
【0069】N−メチルピロリジン(NMP、10.6
8ml、102.7ミリモル)のシクロヘプタン(40
ml)中の溶液に、14.6ml(102.7ミリモ
ル)のヨードトリメチルシラン(TMSI)を25−3
0℃で滴下した。シリル化された7−ACA懸濁溶液を
加え30分間20℃で攪拌した。ヨードトリメチルシラ
ン(4.2ml、29.5ミリモル)を加えた、そして
スラリーを35℃で40時間加熱した。
【0070】生成物のスラリーを5℃に冷却し、そして
2−プロパノール(10ml)を5−10℃で滴下し
た。スラリーを氷浴中15分間攪拌した。ヨウ化水素酸
(水30ml中57%HI 20ml)を加え、温度を
20℃まで上昇させた。15分後、生成物を含んだ水層
を分離し、廃液のシクロヘプタン層を洗った水(10m
l)を合した。合わせた水層をダイカライト(3g)で
5分間処理し、続いて活性炭(4g)で20−25℃で
30分処理した。活性炭は濾過して除き、残渣の炭素は
水(40ml)で洗った。濾液を2−プロパノール(5
00ml)で稀釈すると生成物は結晶した。生成物のス
ラリーを5℃にて1時間冷却し、濾過しそして2−プロ
パノール:水(4:1)混合液(80ml)それから2
−プロパノール(80ml)で洗った。真空下45℃で
乾燥の後表題の化合物の収量は14.54g(46.6
%)であった。HPLCで決定した生成物の純度は9
6.2%であった。
【0071】〔実施例12〕7−アミノ−3−〔(1−メチル−1−ピロリジニオ)
メチル〕セフ−3−エム−4−カルボキシレート ヨウ
化水素酸塩 7−ACA(20g、73.5ミリモル)の1,3−ジ
メチルシクロヘキサン(140ml)中の懸濁溶液にヘ
キサメチルジシラザン18.6ml(88.0ミリモ
ル)及びヨードトリメチルシラン0.4ml(2.8ミ
リモル)を20℃で加えた。該懸濁溶液を窒素気流でパ
ージしながら50℃で21時間攪拌した。新鮮な1,3
−ジメチルシクロヘキサン(50ml)を加え、減圧下
50℃で50mlの溶媒を留去した。稀薄スラリーを2
0−25℃で3時間保持した。
【0072】N−メチルピロリジン(NMP、10.6
8ml、102.7ミリモル)の1,3−ジメチルシク
ロヘキサン(40ml)中の溶液にヨードトリメチルシ
ラン(TMSI)14.6ml(102.7ミリモル)
を20℃で滴下した。スラリーを20℃で10分間攪拌
しそしてシリル化された7−ACAを加えた。20−2
5℃で30分後、ヨードトリメチルシラン(4.2m
l、29.5ミリモル)を加えた。スラリーを窒素ガス
でややパージしながら44時間35℃まで加熱した。
【0073】生成物のスラリーを7℃まで冷却し、そし
て2−プロパノール(10ml)を7−10℃で滴下し
た。そのスラリーを氷浴中15分間攪拌した。ヨウ化水
素酸(30ml水中57%HI 20ml)を加え、温
度を20℃まであげた。15分後、生成物を含む水層を
分離し、廃液を洗った水(10ml)を合した。合わせ
た水層はダイカライト(3g)で5分間処理し、続いて
活性炭(4g)で更に30分処理した。活性炭は濾過し
て除き、残渣の炭素ケーキは水(40ml)で洗滌し
た。濾液は2−プロパノール(500ml)で稀釈する
と生成物は結晶した。生成物のスラリーを0−5℃で2
時間攪拌し、濾過し、2−プロパノール:水(4:1)
の混合溶液(80ml)、続いて2−プロパノール(8
0ml)で洗った。減圧下45℃で乾燥の後、表題の化
合物の収量は13.33g(42.7%)であった。生
成物の純度はHPLCで決定し、91%であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン エム ロウビー アメリカ合衆国ニューヨーク州 13057 イースト シラキュース コヴェント リー ロード ノース 7205 (56)参考文献 特開 平7−165765(JP,A) 米国特許4659812(US,A) 国際公開87/01116(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 501/00 - 501/48

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 安定な、結晶性の式I: 【化1】 (式中XはHI、HCl又はHSOを表し、該化合
    物は△異性体を含まない)の化合物を製造するに際
    し、式II: 【化2】 の化合物を、1個又は2個の(低級)アルキルで任意に
    置換されているC5−8シクロアルカン中で、(低級)
    アルカノールで処理してシリル基を除去し、続いて酸性
    にすることによって式Iの化合物を製造する製造法。
  2. 【請求項2】 Δ2 異性体を含まない請求項1に記載の
    式IIの化合物を製造するに際し、式III : 【化3】 の化合物を、1個又は2個の(低級)アルキルによって
    任意に置換されたC5-8シクロアルカン中で次式の化合
    物: 【化4】 と反応させることにより請求項1に記載の式IIの化合物
    を製造する工程を更に包含する請求項1記載の製造法。
  3. 【請求項3】 Δ2 異性体を全く含まない請求項2に記
    載の式III の化合物を製造するに際し、式IV: 【化5】 の化合物を、1個又は2個の(低級)アルキルによって
    任意に置換されたC5-8シクロアルカン中で、式IVの化
    合物の当量に対し、少なくとも1当量のヨードトリメチ
    ルシランと反応させることによって請求項2に記載の
    III の化合物を製造する工程を更に包含する請求項2記
    載の製造法。
  4. 【請求項4】 Δ2 異性体を全く含まない請求項3に記
    載の式IVの化合物を製造するに際し、式V: 【化6】 の化合物を、1個又は2個の(低級)アルキルによって
    任意に置換されているC5-8 シクロアルカン中で、式V
    の化合物の当量に対して少なくとも1当量のヘキサメチ
    ルジシラザンと触媒量のヨードトリメチルシランで処理
    することにより式IVの化合物を製造する工程を更に包含
    する請求項3記載の製造法。
  5. 【請求項5】 安定な、結晶性の式I: 【化7】 (式中XはHI、HCl又はH2 SO4 を表し、該化合
    物は実質的にΔ2 異性体を含まない)の化合物を製造す
    るに際し、1個又は2個の(低級)アルキルで任意に置
    換されたC5-8 シクロアルカン中の式IV: 【化8】 の化合物の溶液を、少なくとも1当量の次式の化合物: 【化9】 で処理し、それから当量の式IVの化合物に対して少なく
    とも1当量のヨードトリメチルシランで処理し、続いて
    シリル基を除去するために(低級)アルカノールで処理
    し、そして酸性にすることによって式Iの化合物を製造
    する製造法。
  6. 【請求項6】 安定な、結晶性の式I: 【化10】 (式中XはHI、HCl又はH2 SO4 を表し、該化合
    物は実質的にΔ2 異性体を含まない)の化合物を製造す
    るに際し、1個又は2個の(低級)アルキルで任意に置
    換されたシクロアルカン中の式IV: 【化11】 の化合物を、1個又は2個の(低級)アルキルで任意に
    置換されたシクロアルカン中の式: 【化12】 の化合物で処理し、続いて(低級)アルカノールで処理
    してシリル基を除去し、そして酸性にする工程を包含す
    る式Iの化合物の製造法。
  7. 【請求項7】 実質的にΔ2 異性体を含まない請求項6
    に記載の式IVの化合物を製造するに際し、1個又は2個
    の(低級)アルキルで任意に置換されたC5-8 シクロア
    ルカン中の式V: 【化13】 の化合物を、当量の式Vの化合物に対して少なくとも1
    当量のヘキサメチルジシラザン及び触媒量のヨードトリ
    メチルシランで処理する工程を更に包含する請求項6記
    載の製造法。
  8. 【請求項8】 (低級)アルカノールがメタノール又は
    2−プロパノールである請求項1、5又は6記載の製造
    法。
  9. 【請求項9】 C5−8シクロアルカンがシクロペンタ
    ン又はシクロヘキサンである請求項1、5又は6記載の
    製造法。
  10. 【請求項10】 C5−8シクロアルカンがメチルシク
    ロペンタン又はメチルシクロヘキサンである請求項1、
    5又は6記載の製造法。
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