JP3401849B2 - 取付部構造 - Google Patents

取付部構造

Info

Publication number
JP3401849B2
JP3401849B2 JP18826393A JP18826393A JP3401849B2 JP 3401849 B2 JP3401849 B2 JP 3401849B2 JP 18826393 A JP18826393 A JP 18826393A JP 18826393 A JP18826393 A JP 18826393A JP 3401849 B2 JP3401849 B2 JP 3401849B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
resin clip
mounting opening
wing member
radiator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18826393A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0742717A (ja
Inventor
聖太 ▲高▼田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP18826393A priority Critical patent/JP3401849B2/ja
Publication of JPH0742717A publication Critical patent/JPH0742717A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3401849B2 publication Critical patent/JP3401849B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、被取付部材に着脱可能
に装着された樹脂製クリップに上下一対の係合爪が一体
に形成され、該一対の係合爪が取付部材に形成された矩
形の取付開口の上下方向の両周壁にそれぞれ係合する取
付部構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、図5に示すように(昭和58年9
月30日 社団法人自動車技術会発行の新編 自動車工
学便覧 第6編 第1章 第19頁 図1−73参
照)、車両用のラジエータグリル1の裏面に上下一対の
係合爪2,3を一体に形成した樹脂製クリップ4の基端
部5が固定され、車体ボデー6(例えば、ラジエータコ
アサポート)に形成された矩形の取付開口7に係合爪
2,3を弾発係合することによりラジエータグリル1を
車体ボデー6に装着したものがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された樹脂製クリップ4にあっては、上記文献の右
欄第14行乃至第18行にも開示されているように、樹
脂の温度による膨張,収縮を考慮した上で左右への移動
が可能となるように配慮されている。 【0004】従って、上述したラジエータグリル装着用
として樹脂製クリップ4を用いた場合には、ラジエータ
グリル1の左右に位置するヘッドランプ(図示せず)と
ラジエータグリル1の側縁部との隙間が左右で異なった
アンバランスなものとなり易い。 【0005】そこで、隙間に弾性を有するラバープレー
トを設ける等して左右の隙間を均一にすることが考えら
れる。 【0006】しかしながら、このようなものにあって
は、ラバープレートが外部から見えて見栄えが悪く、し
かも、ラバープレートを用いた分だけコストが高騰する
ばかりでなく、ラバープレートを装着するための作業が
樹脂製クリップをラジエータグリルに装着するための作
業、或は、ラジエータグリルを車体ボデーに装着するた
めの作業とは別に発生するため作業コストも高騰すると
いう新たな問題が発生する。 【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、ラバープレート等の別部品を用いることなく被取
付部材の取付部材に対する上下左右方向の位置決めを容
易に行なうことができる取付部構造を提供することを目
的とするものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、その目的を達
成するため、被取付部材に着脱可能に装着された樹脂製
クリップに上下一対の係合爪が一体に形成され、該一対
係合爪が取付部材に形成された矩形の取付開口の上下
方向の両周壁にそれぞれ係合する取付部構造において、
前記取付開口の左右方向の一方の周壁側に突起が形成さ
れ、前記樹脂製クリップに前記取付開口の左右方向の一
方の周壁に弾接する羽部材が一体に形成され、該羽部材
に前記突起と係合する案内溝が前記羽部材の延在方向に
沿って形成されていることを要旨とする。 【0009】 【作用】このような構成においては、被取付部材に装着
された樹脂製クリップが取付部材に形成された取付開口
に挿入されると、樹脂製クリップの案内溝と取付部材の
突起が係合し、被取付部材の取付部材に対する上下方向
の位置決めを行う。また、樹脂製クリップの羽部材が取
付部材の取付開口の左右方向の一方の周壁に弾接し、被
取付部材を他方の周壁側に付勢して被取付部材の取付部
材に対する左右方向の位置決めを行う。 【0010】 【実施例】次に、本発明の取付部構造の実施例を図面に
基づいて説明する。 【0011】図4において、11は車体(全体図省
略)、12は車体11の前方に設けられた被取付部材と
してのラジエータグリル、13,13はラジエータグリ
ル12の左右に位置して車体11に固定されたヘッドラ
ンプである。 【0012】ラジエータグリル12の裏面には、図3に
示すように、複数の脚部14,14(2箇所のみ図示)
が突設されていて、この各脚部14,14には樹脂製ク
リップ15,15が着脱可能に設けられている。なお、
この実施例で用いる「前後」、「上下」及び「左右」に
関する方向は車体11の方向に準じており、「表裏」に
関する面は車体11の前方側を「表面」としている。 【0013】樹脂製クリップ15は、図2に示すよう
に、ラジエータグリル12の脚部14に固定される基部
15aと、基部15aから後方に向けて突設されたベー
スプレート15bと、ベースプレート15bの先端から
方に向けて延在された弾性を有する上下一対の係合爪
15c,15cと、係合爪15c,15cの境界部分に
位置してベースプレート15bの先端の一側面として例
えば右側面から方に向けて延在された羽部材15dと
を備えている。 【0014】ベースプレート15bの係合爪15c,1
5cと連続する先端部分には、図2(B)に示すよう
に、肉抜き穴15eが形成されている。 【0015】この肉抜き穴15eは、樹脂製クリップ1
5を成形した後の変形やヒケを防止する。また、係合爪
15cに十分な反力を発生させるためには肉厚を厚くす
ることが必要となるが、肉厚を厚くすると極端な成形変
形が起こり易いため、この変形を防止するために肉抜き
穴15eを形成することで係合爪15cのバネ機能が保
証される。 【0016】各係合爪15cの自由端部には互いに離反
する上下方向に延在されたフランジ15f,15fが形
成されている。このフランジ15fと係合爪15cとの
境界部分には、図1に示すように、取付部材としてのラ
ジエータコアサポート16に形成された矩形を呈する取
付開口16aの上下開口縁部に係合するように左右方
向に延在された係合溝15g,15gが形成されてい
る。 【0017】羽部材15dはその外壁面が取付開口16
aの右側の開口側縁部に弾接するように方に向けて延
在されている。また、羽部材15dの外壁面には、羽部
材15dの延在方向に沿って延びるテーパ状の案内溝1
5hが形成されている。この案内溝15hは取付開口1
6aの右側の開口側縁部に突設された突起16bに係合
し、係合爪15c,15cを取付開口16aに挿入して
係合溝15g,15gを取付開口16aの上下の開口縁
部にそれぞれ係合させた際の上下方向の位置決めをする
役割を果たす。 【0018】上記の構成において、ラジエータグリル1
2をラジエータコアサポート16に取り付ける場合に
は、先ず、樹脂製クリップ15の基部15aを脚部14
に固定し、この状態から樹脂製クリップ15を取付開口
16aに挿入する。 【0019】このとき、羽部材15dの案内溝15hを
取付開口16aの突起16bに係合させ案内させつつラ
ジエータグリル12のラジエータコアサポート16に対
する 上下方向の位置決めがなされる。 【0020】そして、取付開口16aの上下の開口縁部
に係合溝15g,15gを係合させることによりラジエ
ータグリル12がラジエータコアサポート16に装着さ
れる。 【0021】このとき、図1(B)に示すように、羽部
材15dの外壁面が取付開口16aの右方の開口側縁部
に弾接しているため、羽部材15dの反力によりラジエ
ータグリル12が左方に付勢され、ラジエータグリル1
2のラジエータコアサポート16に対する左右方向の位
置決めがなされる。 【0022】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の取付部構
造にあっては、取付開口の左右方向の一方の周壁側に突
起が形成され、樹脂製クリップに取付開口の左右方向の
一方の周壁に弾接する羽部材が一体に形成され、羽部材
に突起と係合する案内溝が前記羽部材の延在方向に沿っ
て形成されていることにより、ラバープレート等の別部
品を用いることなく被取付部材の取付部材に対する上下
左右方向の位置決めを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の取付部構造を示し、(A)は要部の分
解斜視図、(B)は要部の断面図である。 【図2】取付部構造に使用される樹脂製クリップを示
し、(A)は樹脂製クリップの左側面図、(B)は樹脂
製クリップの右側面図、(C)は樹脂製クリップの正面
図、(D)は樹脂製クリップの平面図である。 【図3】一部を省略したラジエータグリルの背面図であ
る。 【図4】一部を省略した自動車の正面図である。 【図5】従来の樹脂製クリップを示す要部の断面図であ
る。 【符号の説明】 12…ラジエータグリル(被取付部材) 16…ラジエータコアサポート(取付部材) 16a…取付開口 15…樹脂製クリップ 15c…係合爪 15d…羽部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16B 19/00 F16B 5/06

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 被取付部材に着脱可能に装着された樹脂
    製クリップに上下一対の係合爪が一体に形成され、該
    対の係合爪が取付部材に形成された矩形の取付開口の上
    下方向の両周壁にそれぞれ係合する取付部構造におい
    て、 前記取付開口の左右方向の一方の周壁側に突起が形成さ
    れ、前記樹脂製クリップに前記取付開口の左右方向の一
    方の周壁に弾接する羽部材が一体に形成され、該羽部材
    に前記突起と係合する案内溝が前記羽部材の延在方向に
    沿って形成されていることを特徴とする取付部構造。
JP18826393A 1993-07-29 1993-07-29 取付部構造 Expired - Fee Related JP3401849B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18826393A JP3401849B2 (ja) 1993-07-29 1993-07-29 取付部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18826393A JP3401849B2 (ja) 1993-07-29 1993-07-29 取付部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0742717A JPH0742717A (ja) 1995-02-10
JP3401849B2 true JP3401849B2 (ja) 2003-04-28

Family

ID=16220618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18826393A Expired - Fee Related JP3401849B2 (ja) 1993-07-29 1993-07-29 取付部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3401849B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030009768A (ko) * 2001-07-24 2003-02-05 현대자동차주식회사 자동차용 선바이저 장착용 클립
JP2008241021A (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Bosch Corp クランプの係止構造及びその製造方法
CN107850100B (zh) * 2015-07-23 2020-09-01 百乐仕株式会社 固定件

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0742717A (ja) 1995-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3401849B2 (ja) 取付部構造
JPH1086765A (ja) モールクリップ
JP2910908B2 (ja) 内装部品の取付構造
JP4336956B2 (ja) 部品取付クリップ
KR20180105280A (ko) 자동차용 보조손잡이 고정구
JPH048042Y2 (ja)
JP2021098399A (ja) 外装部材の接続構造
JPH0629134Y2 (ja) ラジエータグリル取付構造
JPH067977Y2 (ja) 自動車のランプ取付構造
JPH065266Y2 (ja) 車両用コンソールボックスの取付け構造
JPS6353054B2 (ja)
JP2578980Y2 (ja) 自動車用ラジエータグリルの取付構造
JP2504348Y2 (ja) 自動車のグリル支持装置
JPH07332322A (ja) 部品の取付構造
JP2000108729A (ja) シートスライド装置のレッグカバー
KR101987876B1 (ko) 트림 고정용 클립 어셈블리
JP3382125B2 (ja) モール取付け用クリップ
JPH0517322Y2 (ja)
KR100449300B1 (ko) 자동차의 사이드 가니쉬 고정구조
JPH08135618A (ja) 取付部材の取付構造
JP2592799Y2 (ja) 固着装置
JPS633564Y2 (ja)
KR960005109Y1 (ko) 자동차의 라디에이터 그릴 마운팅클립
JPH0710967Y2 (ja) フードモールの取付け構造
JPH063719Y2 (ja) 車両用バンパの周縁部構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees