JPH0742717A - 樹脂製クリップ - Google Patents

樹脂製クリップ

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JPH0742717A
JPH0742717A JP18826393A JP18826393A JPH0742717A JP H0742717 A JPH0742717 A JP H0742717A JP 18826393 A JP18826393 A JP 18826393A JP 18826393 A JP18826393 A JP 18826393A JP H0742717 A JPH0742717 A JP H0742717A
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resin clip
clip
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resin
opening
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聖太 ▲高▼田
Seita Takada
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ラバープレート等の別部品を用いることなく被
取付部材の取付部材に対する横方向の位置決めを容易に
行なうことができる樹脂製クリップを提供することを目
的とする。 【構成】ラジエータコアサポート16に形成された矩形
の取付開口16aに係合する上下一対の係合爪15c,
15cを一体に形成した樹脂製クリップ15がラジエー
タグリル12の脚部14に着脱可能に装着されると共
に、この樹脂製クリップ15に一体に形成された羽部材
15dが取付開口16aの開口側縁部に弾接してラジエ
ータコアサポート16とラジエータグリル12との左右
方向の位置決めをする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被取付部材を取付部材
に固定する際に用いられる樹脂製クリップに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように(昭和58年9
月30日 社団法人自動車技術会発行の新編 自動車工
学便覧 第6編 第1章 第19頁 図1−73参
照)、車両用のラジエータグリル1の裏面に上下一対の
係合爪2,3を一体に形成した樹脂製クリップ4の基端
部5が固定され、車体ボデー6(例えば、ラジエータコ
アサポート)に形成された矩形の取付開口7に係合爪
2,3を弾発係合することによりラジエータグリル1を
車体ボデー6に装着したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された樹脂製クリップ4にあっては、上記文献の右
欄第14行乃至第18行にも開示されているように、樹
脂の温度による膨張,収縮を考慮した上で左右への移動
が可能となるように配慮されている。
【0004】従って、上述したラジエータグリル装着用
として樹脂製クリップ4を用いた場合には、ラジエータ
グリル1の左右に位置するヘッドランプ(図示せず)と
ラジエータグリル1の側縁部との隙間が左右で異なった
アンバランスなものとなり易い。
【0005】そこで、隙間に弾性を有するラバープレー
トを設ける等して左右の隙間を均一にすることが考えら
れる。
【0006】しかしながら、このようなものにあって
は、ラバープレートが外部から見えて見栄えが悪く、し
かも、ラバープレートを用いた分だけコストが高騰する
ばかりでなく、ラバープレートを装着するための作業が
樹脂製クリップをラジエータグリルに装着するための作
業、或は、ラジエータグリルを車体ボデーに装着するた
めの作業とは別に発生するため作業コストも高騰すると
いう新たな問題が発生する。
【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、ラバープレート等の別部品を用いることなく被取
付部材の取付部材に対する横方向の位置決めを容易に行
なうことができる樹脂製クリップを提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、その目的を達
成するため、被取付部材に着脱可能に装着され且つ取付
部材に形成された矩形の取付開口に係合する上下一対の
係合爪が一体に形成された樹脂製クリップにおいて、前
記取付開口の開口側縁部に弾接する羽部材が一体に形成
されていることを要旨とする。
【0009】
【作用】このような構成においては、取付部材に形成さ
れた矩形の取付開口に係合する上下一対の係合爪を一体
に形成した樹脂製クリップが被取付部材に着脱可能に装
着されると共に、この樹脂製クリップに一体に形成され
た羽部材が取付開口の開口側縁部に弾接して取付部材と
被取付部材との左右方向の位置決めをする。
【0010】
【実施例】次に、本発明の樹脂製クリップの実施例を図
面に基づいて説明する。
【0011】図4において、11は車体(全体図省
略)、12は車体11の前方に設けられた被取付部材と
してのラジエータグリル、13,13はラジエータグリ
ル12の左右に位置して車体11に固定されたヘッドラ
ンプである。
【0012】ラジエータグリル12の裏面には、図3に
示すように、複数の脚部14,14(2箇所のみ図示)
が突設されていて、この各脚部14,14には樹脂製ク
リップ15,15が着脱可能に設けられている。
【0013】樹脂製クリップ15は、図2に示すよう
に、基部15aと、基部15aから突設されたベースプ
レート15bと、ベースプレート15bの先端から後方
に向けて延在された弾性を有する上下一対の係合爪15
c,15cと、係合爪15c,15cの境界部分に位置
してベースプレート15bの先端側から後方に向けて延
在された羽部材15dとを備えている。
【0014】ベースプレート15bの係合爪15c,1
5cと連続する先端部分には、図2(B)に示すよう
に、肉抜き穴15eが形成されている。
【0015】この肉抜き穴15eは、樹脂製クリップ1
5を成形した後の変形やヒケを防止する。また、係合爪
15cに十分な反力を発生させるためには肉厚を厚くす
ることが必要となるが、肉厚を厚くすると極端な成形変
形が起こり易いため、この変形を防止するために肉抜き
穴15eを形成することで係合爪15cのバネ機能が保
証される。
【0016】各係合爪15cの自由端部には互いに離反
する上下方向に延在されたフランジ15f,15fが形
成されている。このフランジ15fと係合爪15cとの
境界部分には、図1に示すように、取付部材としてのラ
ジエータコアサポート16に形成された矩形を呈する取
付開口16aの上下開口縁部に係合するように左右方向
に延在された係合溝15g,15gが形成されている。
【0017】羽部材15dはその外壁面が取付開口16
aの開口側縁部に弾接するように後方に向けて延在され
ている。また、羽部材15dの外壁面には、羽部材15
dの延在方向に沿って延びるテーパ状の案内溝15hが
形成されている。この案内溝15hは取付開口16aの
開口側縁部に突設された突起16bに係合し、係合爪1
5c,15cを取付開口16aに挿入して係合溝15
g,15gを係合させた際の上下方向の位置決めをする
役割を果たす。
【0018】上記の構成において、ラジエータグリル1
2をラジエータコアサポート16に取り付ける場合に
は、先ず、樹脂製クリップ15の基部15aを脚部14
に固定し、この状態から樹脂製クリップ15を取付開口
16aに挿入する。
【0019】このとき、羽部材15dの案内溝15hを
取付開口16aの突起16bに係合させて案内させつつ
樹脂製クリップ15をラジエータコアサポート16取付
開口16aに挿入する。
【0020】そして、取付開口16aの開口縁部に係合
溝15g,15gを係合させることによりラジエータグ
リル12がラジエータコアサポート16に装着される。
【0021】このとき、図1(B)に示すように、羽部
材15dが開口側縁部に弾接しているため、羽部材15
dの反力によりラジエータグリル12のラジエータコア
サポート16に対する横方向の位置決めがなされる。
【0022】ところで、上記実施例では、一方の開口側
縁部に弾接する一つの羽部材15dを樹脂製クリップ1
5に一体に形成したものを開示したが、開口側縁部の各
々に弾接する一対の羽部材を設けてもよい。この場合に
は、本実施例のように、案内溝15hと突起16bとが
係合するように両者を同一方向に位置させる必要がない
ため樹脂製クリップの脚部への装着が一層容易となる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の樹脂製ク
リップにあっては、取付開口の開口側縁部に弾接する羽
部材が一体に形成されていることにより、ラバープレー
ト等の別部品を用いることなく被取付部材の取付部材に
対する横方向の位置決めを容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の樹脂製クリップを示し、(A)は要部
の分解斜視図、(B)は要部の断面図である。
【図2】同じく樹脂製クリップを示し、(A)は樹脂製
クリップの左側面図、(B)は樹脂製クリップの右側面
図、(C)は樹脂製クリップの正面図、(D)は樹脂製
クリップの平面図である。
【図3】一部を省略したラジエータグリルの背面図であ
る。
【図4】一部を省略した自動車の正面図である。
【図5】従来の樹脂製クリップを示す要部の断面図であ
る。
【符号の説明】
12…ラジエータグリル(被取付部材) 16…ラジエータコアサポート(取付部材) 16a…取付開口 15…樹脂製クリップ 15c…係合爪 15d…羽部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付部材に着脱可能に装着され且つ取
    付部材に形成された矩形の取付開口に係合する上下一対
    の係合爪が一体に形成された樹脂製クリップにおいて、 前記取付開口の開口側縁部に弾接する羽部材が一体に形
    成されていることを特徴とする樹脂製クリップ。
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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030009768A (ko) * 2001-07-24 2003-02-05 현대자동차주식회사 자동차용 선바이저 장착용 클립
WO2008126533A1 (ja) * 2007-03-29 2008-10-23 Bosch Corporation クランプの係止構造及びその製造方法
WO2017013797A1 (ja) * 2015-07-23 2017-01-26 株式会社パイオラックス 留め具

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US10641308B2 (en) 2015-07-23 2020-05-05 Piolax, Inc. Fastener

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