JPH063719Y2 - 車両用バンパの周縁部構造 - Google Patents

車両用バンパの周縁部構造

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JPH063719Y2
JPH063719Y2 JP1987079878U JP7987887U JPH063719Y2 JP H063719 Y2 JPH063719 Y2 JP H063719Y2 JP 1987079878 U JP1987079878 U JP 1987079878U JP 7987887 U JP7987887 U JP 7987887U JP H063719 Y2 JPH063719 Y2 JP H063719Y2
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bumper
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bumper skin
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光弘 園村
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用バンパの周縁部構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば第4図に示すように、自動車1のフロント
バンパ2とその上部に配設されるヘッドランプ3との間
には両者の取付誤差を調整するための隙間4が形成され
ている(日産サービス周報 昭和61年9月 第565
号 NISSAN スカイライン 参照)。これはフロ
ントバンパ2およびヘッドランプ3が共通の部材に取付
けられているものではなく、フロントバンパ2がバンパ
ステーを介して車体強度部材の一つであるサイドメンバ
に取付けられるのに対し、ヘッドランプ3がラジエータ
コアサポートにブラケットを介して取付けられることか
ら、両者の間で取付誤差を調整するための隙間4が必要
となるためである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述の隙間4はフロントバンパ2とヘッ
ドランプ3との間に形成されるために人の目に付き易
く、また左右のヘッドランプ2で隙間4の大きさが異な
ったり、更にフロントバンパ2又はヘッドランプ3が傾
いて取付けられたような場合は隙間4が一定幅とはなら
ず、見映えを損なうものとなっていた。
そこで、本考案の技術的課題は、上記隙間を簡易な手段
で隠蔽することによって見映えをよくし、自動車の外観
品質を向上させる点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記技術的課題の解決のために、バンパ表皮
(12)とバンパ(2)の上部に配設される外装品
(3)との間隙にサイトシールド(6)を取付け、間隙
を隠蔽した車両用バンパの周縁部構造において、 前記サイトシールド(6)は側面断面を略コ字形状に形
成させた基部(7)と、この基部(7)の上壁前端から
斜め後方に一体的に延ばしたリップ部(8)とで構成
し、 前記略コ字形状の上壁又は下壁の少なくとも一方の内壁
側に突起(10a,10b,10c)を突設し、 前記バンパ表皮(12)の上部をリテーナ(17)を介
して車体側に組付けるとともに、このリテーナ(17)
の上端部と前記バンパ表皮(12)の上端縁部とにより
前記突起(10a,10b,10c)を受容可能かつ係
合可能な凹状係合部(19)を形成させたことを手段と
している。
〔作用〕
上述の手段によれば、バンパ表皮(12)の上部をリテ
ーナ(17)を介して車体側に組付けるとともに、リテ
ーナ(17)の上端部と前記バンパ表皮(12)の上端
縁部とにより形成させた凹状係合部(19)に突起(1
0a,10b,10c)を入れ込み係合させると、バン
パ表皮(12)とバンパ(2)の上部に配設される外装
品(3)との間隙にサイトシールド(6)が取付けられ
て、バンパ(2)と外装品(3)との間の間隙を隠蔽す
る。
〔実施例〕
以下添付図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図乃至第3図に示す本考案の一実施例において、フ
ロントバンパ2とその上部に配設されるヘッドランプ3
との間には、両者の取付誤差調整用の隙間4が形成され
るが、この隙間4はサイトシールド6によって隠蔽され
た構造となっている。
このサイトシールド6はゴム製又は軟質樹脂製のもの
で、ヘッドランプ3の横幅と略同一長さに形成されてお
り、断面コ字形状の基部7と、この基部7の上壁7a前
端から斜め後方へ一体的に延びるリップ部8とで構成さ
れる。また、基部7の上壁7aおよび下壁7bの各前端
部には端縁に沿って互いに向い合う爪条9a,9bが設
けられていると共に、上壁7aの下面後部には左右方向
に3つの突起10a,10b,10cが一体に形成され
ている。
一方、フロントバンパ2はバンパステー(図示せず)を
介して車体に固定されるバンパレインフォース11と、
このバンパレインフォース11の表面に発泡材等を介装
して被覆する樹脂製のバンパ表皮12とで構成されてお
り、バンパ表皮12の裏面に突設した取付フランジ13
がボルト14、ナット15によってバンパレインフォー
ス11に締結されている。
また、バンパ表皮12の上縁部には後方へ水平に延びる
上面16が形成されており、前記ボルト14の頭部を目
隠ししている。なお、この上面16はその裏面側に沿っ
て前記水平フランジ13との間に配設されたコ字状のリ
テーナ17によって保持されている。このリテーナ17
は前記ボルト14に共締めされる取付孔21を下壁17
bに有するが、上壁17aの後端部に折曲形成された立
上りフランジ18と上面16の後端との間に係止溝部1
9を形成した状態でボルト固定される。尚、立上りフラ
ンジ18は車両軽衝突時にバンパ表皮12の上面16が
後方へ移動するのを防止するためのものである。
上述のサイトシールド6は、リテーナ17によって保持
されたバンパ表皮12の上面16に取付けられるが、そ
の際、上面16の後方側からサイトシールド6の基部7
を差し込み、係止突起10a,10b,10cが係止溝
部19に嵌り込む位置まで押し込む。この状態におい
て、サイトシールド6は弾性体で形成されている上、基
部7の上壁7aおよび下壁7bの前端部にはそれぞれ爪
条9a,9bが形成されているために、該爪条9a,9
bによって上面16およびリテーナ17の上壁17aを
弾性的に挟持すると共に、係止突起10a,10b,1
0cと係止溝部19との係合によりしっかりと固定され
ることになる。また、リップ部8も弾性体であるため
に、バンパ表皮12の上面16とヘッドランプ3との間
に生ずる取付誤差調整用の隙間4の大きさに対応して撓
み、先端部がヘッドランプ3の下壁3aに弾性するの
で、隙間4が確実に隠蔽されることになる。
上述のように、サイトシールド6の基部7をバンパ表皮
12の上面16に嵌め込んで固定する手段では、その取
付けが簡単であるのに加えて、例えば車両の軽衝突時に
バンパ表皮12が変形したとしても上面16を爪条9
a,9bでしっかりと挟持した上に、係止突起10a,
10b,10cと係止溝部19との係合によりサイトシ
ールド6が脱落するといったことがなく、またバンパ表
皮12の形状が復元した後も、サイトシールド6は元の
状態を保持し、位置ずれを起こして見映えを損なうとい
ったこともない。
尚、上述の実施例ではフロントバンパ2の上部に配設さ
れる外装品としてヘッドランプ3を例にして説明した
が、ヘッドランプ3と同様ラジエータコアサポートに取
付けられたラジエータグリル20とフロントバンパ2と
の隙間も上述と同様の構造とすることができる。また、
フロントバンパ2のみならず、リヤバンパの周縁部構造
としても適用できるもので、例えばリヤバンパとその上
部に配設されるリヤコンビネーションランプとの間に生
じる隙間も同様の手段で隠蔽可能である。
〔効果〕
以上説明したように、本考案に係る車両用バンパの周縁
部構造によれば、バンパ表皮(12)の上部をリテーナ
(17)を介して車体側に組付けるとともに、リテーナ
(17)の上端部と前記バンパ表皮(12)の上端縁部
とにより形成させた凹状係合部(19)に突起(10
a,10b,10c)を入れ込み係合させると、バンパ
表皮(12)とバンパ(2)の上部に配設される外装品
(3)との間隙にサイトシールド(6)が取付けられ
て、バンパ(2)と外装品(3)との間の間隙を隠蔽し
たので、バンパ周縁部の見栄えが向上し、自動車の外観
品質を向上させることができる。
また、リップ部(8)を上壁前端から形成させたことに
より、間隙が変化しても弾性を有するリップ部(8)が
容易に変形できるとともに、シールドとしても間隙の大
きさに影響されずに隠蔽できる。
突起(10a,10b,10c)と係合する凹状係合部
(19)をバンパ表皮(12)とリテーナ(17)とで
形成したことにより、バンパ構造が簡素化できるととも
に、突起(10a,10b,10c)を基部(7)の奥
に設けられるようになって係合力を大きくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用バンパ周縁部構造の一実施
例を示すフロントバンパ周縁部の斜視図、第2図はサイ
トシールドを示す斜視図、第3図は第1図中III−III線
断面図、第4図は従来における車両用バンパ周縁部構造
の一例を示す自動車の前部斜視図である。 2…フロントバンパ(バンパ) 3…ヘッドランプ(外装品) 6…サイトシールド 12…バンパ表皮

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バンパ表皮(12)とバンパ(2)の上部
    に配設される外装品(3)との間隙にサイトシールド
    (6)を取付け、間隙を隠蔽した車両用バンパの周縁部
    構造において、 前記サイトシールド(6)は側面断面を略コ字形状に形
    成させた基部(7)と、この基部(7)の上壁前端から
    斜め後方に一体的に延ばしたリップ部(8)とで構成
    し、 前記略コ字形状の上壁又は下壁の少なくとも一方の内壁
    側に突起(10a,10b,10c)を突設し、 前記バンパ表皮(12)の上部をリテーナ(17)を介
    して車体側に組付けるとともに、このリテーナ(17)
    の上端部と前記バンパ表皮(12)の上端縁部とにより
    前記突起(10a,10b,10c)を受容可能かつ係
    合可能な凹状係合部(19)を形成させた ことを特徴とする車両用バンパの周縁部構造。
JP1987079878U 1987-05-28 1987-05-28 車両用バンパの周縁部構造 Expired - Lifetime JPH063719Y2 (ja)

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JP2505725Y2 (ja) * 1990-02-23 1996-07-31 富士重工業株式会社 自動車用バンパの上部構造

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JPS5185437U (ja) * 1974-12-27 1976-07-08
JPS596153A (ja) * 1982-06-30 1984-01-13 Hashimoto Forming Co Ltd 車輌用バンパ−
JPS623350U (ja) * 1985-06-24 1987-01-10

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