JP3394995B2 - 耐衝撃性の優れるポリカーボネート系樹脂組成物 - Google Patents

耐衝撃性の優れるポリカーボネート系樹脂組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は耐衝撃性の優れるポリカ
ーボネート系樹脂組成物に関する。より具体的に本発明
は、耐衝撃性が優れ、また再生使用時にも耐衝撃性の低
下が少ないポリカーボネート系樹脂組成物に関する。更
に具体的に本発明は、ポリカーボネート樹脂、選択的に
衝撃補強剤としてグラフト共重合体またはオレフィン系
共重合体樹脂と熱可塑性樹脂、及び数平均分子量が1,
000ないし20,000g/molの低分子量のポリ
エチレンからなる耐衝撃性の優れるポリカーボネート系
樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリカーボネート樹脂は、耐衝撃性、自
己消火性、寸法安定性、透明性、機械的強度及び耐熱性
が優れて電気電子製品、自動車部品などのエンジニアリ
ングプラスチックとして広範囲に使われている。しか
し、ポリカーボネート樹脂の耐衝撃性は他の一般的な耐
衝撃性樹脂とは違い、ポリカーボネート樹脂自体の分子
量、使用環境、ノッチ(Notch)の存在可否、残留
応力などに非常に敏感して急激な耐衝撃性の低下がたび
たび発生する。またポリカーボネート樹脂は、他の熱可
塑性樹脂より流動性が低いため、成形時高い加工温度が
要求されるが、それにより過熱による樹脂の熱分解で分
子量の低下現象が発生する。低い流動性を補完するた
め、射出成形時高い射出圧力と速度を適用することによ
り、成形物の一部部位に非常に多くの残留応力が残る。
この時の熱分解及び過度の残留応力によりポリカーボネ
ート樹脂で製造された成形物は耐衝撃性が急激に低下さ
れる。また、高温の環境、化学製品との接触の多い環境
で使う時にも耐衝撃性が急激に落ちる現象により、その
利用範囲の拡大にたくさんの制約をもたらした。
【0003】かかるポリカーボネート樹脂の短所である
熱分解、残留応力及び使用環境による耐衝撃性の急激な
低下を改善しようと多くの研究が行われてきた。かかる
目的を達成するための一番一般的な方法として広く知ら
れている方法としては、ポリカーボネート樹脂に衝撃補
強剤を導入するのである。米国特許第3,431,22
4号によると、ポリカーボネート樹脂にポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体及びポ
リウレタン弾性体のような衝撃補強剤を適用することに
より、耐化学性及び耐衝撃性が増加された。しかしポリ
カーボネートの耐衝撃性を向上させるためにポリエチレ
ンまたはポリプロピレンのようなポリオレフィンを一定
含量以上導入する場合、ポリカーボネートとポリオレフ
ィン間の脆弱な相溶性によりたとえ耐衝撃性は向上され
るが、ウエルド強度が非常に低下され、かつ剥離現象が
表して実際適用にたくさんの難しさがある。それで、ポ
リカーボネートとポリオレフィン間の相溶性を向上させ
たり、またポリオレフィンの含量を減らすことにより、
ポリカーボネート樹脂の耐衝撃性を向上させる方法に対
する多くの研究が行われた。
【0004】米国特許第4,358,563号には、末
端が脂肪族鎖で構成されるポリカーボネート樹脂100
重量部とポリオレフィン1〜10重量部からなるポリカ
ーボネート系樹脂組成物が開示されている。この樹脂
成物は、ポリカーボネートの末端をポリオレフィンと類
似な構造を有する脂肪族鎖で構成することによりポリカ
ーボネートとポリオレフィン間の相溶性を増大させた。
米国特許第4,496、693号には、ポリカーボネー
ト、ポリオレフィンまたは変性ポリオレフィン、そして
ポリカーボネートとポリオレフィンを相溶化させるため
の触媒からなる樹脂組成物が開示されている。この時使
った触媒は、アルカリ金属またはアルカリ土金属の水化
物または酸化物として、ポリカーボネートとポリオレフ
ィン間の相溶性を改善することによりウエルド強度の増
進及び剥離現象を改善した。
【0005】米国特許第4,245,058号には、ポ
リカーボネート樹脂100重量部、アクリル系共重合体
2〜6重量部及びポリオレフィン0.5〜4重量部から
なるポリカーボネート系樹脂組成物が開示されている
が、ポリオレフィンの含量を少なくしながらアクリル系
共重合体をともに適用することにより、同じ高温環境で
の衝撃強度及び低温耐衝撃性が優れた。しかし前記の樹
組成物は、商業的に販売されるポリエチレンとポリプ
ロピレンのような高分子量のポリオレフィンを用いるこ
とにより分散性が低下され、また得ようとする耐衝撃性
を表すためには比較的多い含量のポリオレフィンが要求
される。
【0006】米国特許第4,384,076号に開示さ
れている樹脂組成物は、ポリカーボネート樹脂100重
量部、ポリエチレン0.3〜10重量部、アクリル系衝
撃補強剤0.3〜10重量部、及びイソブチレン共重合
体ゴム0.3〜10重量部から成り、耐衝撃性及びガソ
リンに対する耐化学性が優れるが、この場合にも高分子
量のポリエチレンを使うことにより耐衝撃性を改善する
ためには比較的多い含量のポリエチレンが要求されてい
る。
【0007】それで本発明者達は、ポリカーボネート樹
組成物に数平均分子量が1,000ないし20,00
0g/molの低分子量のポリエチレンを導入すること
により、分散性が優れながら高分子量のポリオレフィン
を用いる場合より非常に少ない含量を用いても優れる耐
衝撃性を表し、また再生使用時にも耐衝撃性の低下の少
ないポリカーボネート系樹脂組成物を開発することに至
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、数平
均分子量が1,000ないし20,000g/molで
ある低分子量のポリエチレンを用いることにより分散性
に優れ、耐衝撃性に優れるポリカーボネート系樹脂組成
を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、低分子量を有するポ
エチレンを使うことにより、再生使用時にも耐衝撃性
の低下が少ないポリカーボネート系樹脂組成物を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記及びその他
の目的は、下記で説明される本発明によって全て達成で
きる。以下、本発明の内容を下記に詳細に説明する。
【0011】本発明のポリカーボネート系樹脂組成物
は、(A)ポリカーボネート樹脂、選択的に(B)グラ
フト共重合体またはオレフィン系共重合体樹脂と(C)
熱可塑性樹脂、及び(D)数平均分子量が1,000な
いし20,000g/molである低分子量のポリエチ
レンからなり、これら各々の成分に対する詳細な説明は
次のようである。
【0012】(A)ポリカーボネート樹脂 本発明のポリカーボネート樹脂(A)は、下記化学式で
表されるジフェノール類とホスゲン(phosgen
e)、ハロゲンホルマートまたは炭酸ジエステルとの反
応により製造される。
【0013】
【化1】
【0014】前記でAは単一結合で、C1〜C5のアルキ
レン、C1〜C5のアルキルリデン、C5〜C6のシクロア
ルキルリデン、SまたはSO2である。
【0015】前記化学式で表されるジフェノール類とし
ては、ヒドロキノン、レゾルシノール、4,4′−ジヒ
ドロキシジフェニル、2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン、2,4−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)−2−メチルブタン、1,1−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)シクロヘキサン、2,2−ビス(3−ク
ロロ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビ
ス(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)プロ
パンなどがある。この中でビスフェノール類が好まし
く、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン及び1,1−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)シクロヘキサンが好ましい。もっとも好まし
くは2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、即ちビスフェノールAである。
【0016】ポリカーボネートは前記ジフェノール類と
ホスゲンを界面上でまたは均一相で反応させることによ
り製造される。特定分子量のポリカーボネートは、フェ
ノール、パラクレゾール、パライソオクチルフェノール
などのモノフェノールと反応される連鎖終結剤(cha
in terminator)の使用量を調節すること
により獲得できる。本発明のポリカーボネート樹脂
(A)は、重量平均分子量(M)が10,000ない
し200,000であり、好ましくは15,000ない
し80,000である。
【0017】前記ポリカーボネート樹脂は、ジフェノー
ル類の単一重合体(homopolymer)及び共重
合体(copolymer)が全て利用でき、またはこ
れらの混合物も用いられる。
【0018】本発明で用いられるポリカーボネート樹脂
は、分枝鎖のものが使用でき、重合に用いられるジフェ
ノール化合物の全体含量に対して3価またはそれ以上の
フェノール基を有する化合物を0.05ないし2モル%
使うことができる。
【0019】また、前記ポリカーボネート樹脂は、エス
テル前構体(precursor)、例えば、2官能カ
ルボキシル酸の存在下で重合反応させて得られた芳香族
ポリエステル−カールボネート樹脂に一部または全量対
替できる。
【0020】(B)グラフト共重合体またはオレフィン
系共重合体樹脂 本発明で選択的に付加されるグラフト共重合体またはオ
レフィン系共重合体は衝撃補強剤として使われる。
【0021】本発明に適合なグラフト共重合体は、ゴム
のコア構造にビニルモノマーがグラフトされて硬いシェ
ルを形成する。本発明で用いられるコア−シェル共重合
体は、炭素数4ないし6のジエン系ゴムまたはアクリレ
ート系ゴム、またはシリコン系ゴム単量体の中で選択し
た1種類以上を重合した後、グラフト可能なスチレン、
α−メチルスチレン、ハロゲンまたはアルキル置換スチ
レン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、C1
8メタクリル酸アルキルエステル類、C1−C8メタク
リル酸エステル類、無水マレイン酸、及びC1−C4アル
キルまたはフェニル核置換マレイミドのような不飽和化
合物の中で選択した1種類以上の単量体をゴムにグラフ
トさせて製造し、ゴム含量は20ないし90重量部が好
ましい。
【0022】前記アクリレート系ゴムとしては、メチル
アクリレート、エチルアクリレート、n−プロピルアク
リレート、n−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシ
ルアクリレート、ヘキシルメタクリレート、2−エチル
ヘキシルメタクリレートなどのアクリレート単量体を使
い、この時用いられる硬化剤としては、エチレングリコ
ールジメタクリレート、プロピレングリコールジメタク
リレート、1,3−ブチレングリコールジメタクリレー
トまたは1,4−ブチレングリコールメタクリレート、
アリールメタクリレート、トリアリールシアヌレートな
どがある。
【0023】前記シリコン系ゴムはシクロシロキサンか
ら製造でき、その例としては、ヘキサメチルシクロトリ
シロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デ
カメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロ
ヘキサシロキサン、トリメチルトリフェニルシクロトリ
シロキサン、テトラメチルテトラフェニルシクロテトロ
シロキサン、オクタフェニルシクロテトラシロキサンな
どがある。これらシロキサンの中で1種類以上を硬化剤
として使うことによりシリコン系ゴムが製造でき、前記
硬化剤としては、トリメトキシメチルシラン、トリエト
キシフェニルシラン、テトラメトキシシラン、またはテ
トラエトキシシランがある。
【0024】本発明に適合なオレフィン系共重合体は、
エチレン、プロピレン、イソプロピレン、ブチレン、ま
たはイソブチレンのようなオレフィン系単量体の中で一
つ以上を選択して製造できる。オレフィン系共重合体
は、一般的なオレフィン重合触媒であるチグラ−ナッタ
触媒を用いて製造でき、もっと選択的な構造を作るため
にはメタロセン系触媒を用いて製造できる。この時ポリ
カーボネートとの分散性を向上させるため、前記のオレ
フィン系共重合体にグラフト反応を通じて無水マレイン
酸などの官能基が形成できる。
【0025】本発明の樹脂組成物で衝撃補強剤は、ポリ
カーボネート樹脂100重量部に対して0ないし10重
量部を用いることが好ましく、10重量部を超過して用
いる場合、引張強度、屈曲強度、屈曲単性率などの機械
的強度が非常に低下される。
【0026】(C)熱可塑性樹脂 本発明で選択的に付加される熱可塑性樹脂は、スチレ
ン、α−メチルスチレン、ハロゲンまたはアルキル置換
スチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、C
1−C8アクリル酸アルキルエステル類、C1−C8メタク
リル酸アルキルエステル類、C1−C8メタクリル酸エス
テル類、無水マレイン酸、C1−C4アルキルまたはフェ
ニル核置換マレイミドのような不飽和化合物の中で選択
した1種類以上を重合して製造したりまたはこれらの混
合物が用いられる。好ましくはスチレン、メタクリル酸
メチルエステル、アクリロニトリルの単量体の中で1種
類以上を選択して重合されるのである。
【0027】本発明に適合な熱可塑性樹脂は、乳化重
合、懸濁重合、溶液重合、または塊状重合法で製造で
き、重量平均分子量が15,000〜200,000で
あるのを用いるのが好ましい。
【0028】前記熱可塑性樹脂は、単独またはこれらの
2種類以上の混合物の形態でも用いられ、ポリカーボネ
ート樹脂100重量部に対して0ないし10重量部を用
いる。
【0029】(D)低分子量のポリエチレン 本発明で用いられる低分子量ポリエチレンは、数平均分
子量が1,000ないし20,000g/molであ
り、エチレン単量体から製造したり、または高分子量の
ポリエチレンを分解させて作られる。ポリエチレンの数
平均分子量が20,000g/molを超過する場合、
本発明で得ようとする優れる耐衝撃性が達成できない。
【0030】低分子量を有するポリオレフィンは一般的
なオレフィン重合触媒であるチグラ−ナッタ触媒を用い
て製造でき、もっと選択的な構造を作るためにはメタロ
セン系触媒を用いて製造できる。また、高密度ポリエチ
レンまたは低密度ポリエチレンのような高分子量のポリ
エチレンを熱分解または化学的分解を用いて低分子量の
ポリエチレンが製造できる。
【0031】低分子量ポリエチレンの他の樹脂との分散
性を向上させるため、前記ポリエチレンに無水マレイン
酸のような官能基をグラフトさせたり、またはポリエチ
レンを主鎖(backbone)とし、ポリスチレンの
ような他の種類の樹脂を枝(chain)とするグラフ
ト共重合体形態の変性ポリエチレンからも製造できる。
【0032】本発明で用いられる低分子量ポリエチレン
または変性された低分子量ポリエチレンは、ポリカーボ
ネート100重量部に対して0.1ないし4重量部用い
られるのが好ましい。より好ましくは0.1ないし2重
量部を用いるのである。
【0033】ポリカーボネート100重量部に対して低
分子量のポリエチレンまたは変性された低分子量のポリ
エチレンが4重量部を超過して用いられる場合、引張強
度、屈曲強度、そして屈曲弾性率などの機械的強度の低
下が著しく表れる。
【0034】本発明のポリカーボネート系樹脂組成物
は、各々の用度によってガラス繊維、炭素繊維、タル
ク、シリカ、雲母、アルミナなどの無機充鎮剤、紫外線
吸収剤、熱安定剤、酸化防止剤、難燃剤、活剤、顔料及
び/または染料を添加した後、通常の混合機で混合す
る。この混合物を押出機を通じてペレット形態の樹脂
成物に製造する。
【0035】本発明は下記の実施例によりより一層理解
でき、下記の実施例は本発明の例示目的のためで、添付
された特許請求の範囲によって限られる保護範囲を制限
しようとするのではない。
【0036】
【実施例】下記の実施例1〜3及び比較例1〜2で用い
られた(A)ポリカーボネート樹脂、(B)グラフト共
重合体樹脂、(C)スチレン−アクリロニトリル共重合
体、及び(D)(d1)低分子量ポリエチレンと(d2
高密度ポリエチレンの仕様は次のようである。
【0037】(A)ポリカーボネート樹脂 ポリカーボネート樹脂としては、重量平均分子量
(M)が20,000ないし30,000のビスフェ
ノールA形線形ポリカーボネートを用いた。
【0038】(B)グラフト共重合体樹脂 グラフト共重合体樹脂としては、重量平均粒子直径が約
0.1μmのブタジエンゴム70ないし80重量部にメ
タクリル酸メチルエステル単量体が20ないし30重量
部でグラフトされたコア−シェル形態のグラフト共重合
体を使い、本発明の樹脂組成物で衝撃補強剤として用い
られる。
【0039】(C)スチレン−アクリロニトリル共重合
体 熱可塑性樹脂としては、スチレン70重量部、アクリロ
ニトリル30重量部及び脱イオン水120重量部からな
る混合物に必要な添加剤であるアゾビスイソブチロニト
リル0.2重量部とトリカルシウムホスフェート0.5
重量部を添加し、懸濁重合して製造されたスチレン−ア
クリロニトリル共重合体樹脂を用いた。この共重合体を
洗滌、脱水及び乾燥させて粉末状態のSAN共重合体樹
脂を得た。
【0040】(D)(d1)低分子量ポリエチレン 低分子量ポリオレフィンとしては、高密度ポリエチレン
を熱分解して製造された数平均分子量が4,000の低
分子量ポリエチレンを用いた。 (d2)高密度ポリエチレン 高密度ポリオレフィンとしては、数平均分子量が50,
000の高密度ポリエチレンを用いた。
【0041】実施例1〜3及び比較例1〜2で用いられ
た各成分の組成を表1に表した。
【0042】
【表1】
【0043】表1に表したように、各成分を混合して酸
化防止剤と熱安定剤を添加し、通常の混合機で混合した
後、L/D 29、¢=45mmの二軸押出機に投入し
た。この混合物を押出機を通じてペレット形態の樹脂
成物に製造した。製造されたペレットは110℃で3時
間以上乾燥した後、10oz射出機で成形温度280〜
320℃及び金型温度60〜90℃で射出した。アイゾ
ド衝撃強度を測定するための試片(64mm×12.7
mm×3.2mm)と落球衝撃を観察するための試片
(127mm×127mm×2mm)を製造した。再生
使用時の耐衝撃性の変化を観察するために製造された試
片を粉砕機を用いて小さく粉砕した後、前記と同一な条
件で試片を射出成形した。
【0044】各々の実施例及び比較例の再生射出回数に
よるノッチアイゾド衝撃強度をASTM D256によ
って測定した。そして落球衝撃試験はASTM D30
29により2kgの錘を用いて高さを変化させながら試
片に落下させ、その破壊形態を観察した。実施例と比較
例で製造した樹脂組成物の再生射出回数による落球衝撃
試験時の落下高さによる破壊形態とノッチアイゾド衝撃
強度の変化を表2に表した。
【0045】
【表2】
【0046】破壊形態の中で軟性破壊は2kgの錘を高
さを変えるながら落下させる時、試片にクラック(cr
ack)が発生しないでだだ衝撃により凹む場合をい
い、反面脆性破壊はクラックが発生した場合を意味す
る。
【0047】実施例から分かるように、ポリカーボネー
ト樹脂に低分子量のポリエチレン及び選択的に衝撃補強
剤を導入した場合には、再生射出回数が増加しても破壊
形態はいつも軟性破壊を表し、アイゾド衝撃強度の低下
も大きくなかった。
【0048】反面比較例1から分かるように、ポリカー
ボネート樹脂の単独の場合には最初射出時のアイゾド衝
撃強度は高いが、再生射出回数の増加に応じて落球衝撃
試験時の破壊形態が軟性破壊から急激に脆性破壊に転移
され、アイゾド衝撃強度も脆性破壊を表しながら衝撃強
度が急速に低下された。比較例2のように、商業的に市
販される高分子量の高密度ポリエチレンを用いる場合に
は、ポリカーボネート樹脂の耐衝撃性が向上されること
が観察できる。しかし表2に表したように、低分子量の
ポリエチレンを用いる場合と比べて同じ含量で耐衝撃性
の改善効果がずっと低いことが分かり、またポリカーボ
ネートと高密度ポリエチレン間の分散性の低下で剥離現
象が表した。
【0049】
【発明の効果】本発明は、ポリカーボネート樹脂に数平
均分子量が1,000ないし20,000g/molの
低分子量ポリエチレンを用いることによって耐衝撃性が
優れ、再生使用時にも耐衝撃性の低下が大きくないポリ
カーボネート系樹脂組成物を提供する。
【0050】本発明の単純な変形ないし変更は、この分
野の通常の知識を有する者により容易に実施でき、かか
る変形や変更はすべて本発明の技術的範囲に属する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−18154(JP,A) 特開 平5−295221(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 69/00 WPI/L(QUESTEL)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)ポリカーボネート樹脂100重量
    部、 (B)グラフト共重合体またはオレフィン系共重合体0
    〜10重量部、 (C)スチレン、α−メチルスチレン、ハロゲンまたは
    アルキル置換スチレン、アクリロニトリル、メタクリロ
    ニトリル、C1−C8アクリル酸アルキルエステル類、C
    1−C8メタクリル酸アルキルエステル類、C1−C8メタ
    クリル酸エステル類、無水マレイン酸、及びC1−C4ア
    ルキルまたはフェニル核置換マレイミドよりなる群から
    選択される1種類以上の単量体を重合して製造された
    り、またはこれらの混合物である熱可塑性樹脂0〜10
    重量部、及び (D)数平均分子量(Mn)が1,000ないし20,
    000g/molの低分子量のポリエチレン0.1〜4
    重量部、 からなり、前記低分子量のポリエチレン(D)は、低分
    子量のポリエチレンに無水マレイン酸のような官能基が
    グラフトされた、または前記のポリエチレンを主鎖(b
    ackbone)とし、ポリスチレンのような他の種類
    の樹脂を枝(chain)とするグラフト共重合体の形
    態に変性された変性低分子量のポリエチレンであること
    を特徴とする耐衝撃性の優れるポリカーボネート系樹脂
    組成物。
  2. 【請求項2】 前記グラフト共重合体(B)は、炭素数
    4ないし6のジエン系ゴムまたはアクリレート系ゴム、
    またはシリコン系ゴム単量体の中で選択した1種類以上
    を重合した後に、グラフト可能なスチレン、α−メチル
    スチレン、ハロゲンまたはアルキル置換スチレン、アク
    リロニトリル、メタクリロニトリル、C1−C8メタクリ
    ル酸アルキルエステル類、C1−C8メタクリル酸エステ
    ル類、無水マレイン酸、及びC1−C4アルキルまたはフ
    ェニル核置換マレイミドのような不飽和化合物の中で選
    択した1種類以上の単量体をゴムにグラフトさせて製造
    され、そして前記ゴム含量は20ないし90重量%であ
    ることを特徴とする請求項1記載の耐衝撃性の優れるポ
    リカーボネート系樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 前記オレフィン系共重合体(B)は、エ
    チレン、プロピレン、イソプロピレン、ブチレン及びイ
    ソブチレンよりなる群から選択される一つ以上の単量体
    からなることを特徴とする請求項1記載の耐衝撃性の優
    れるポリカーボネート系樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 前記低分子量のポリエチレン(D)は、
    数平均分子量が2,000ないし10,000g/mo
    lであることを特徴とする請求項1記載の耐衝撃性の優
    れるポリカーボネート系樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 前記低分子量のポリエチレン(D)が
    0.1〜2重量部使われて製造されることを特徴とする
    請求項1記載の耐衝撃性の優れるポリカーボネート系樹
    脂組成物。
  6. 【請求項6】 前記樹脂組成物が無機物添加剤、熱安定
    剤、酸化防止剤、光安定剤、顔料及び/または染料を更
    に含むことを特徴とする請求項1記載の耐衝撃性の優れ
    るポリカーボネート系樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれか一項
    記載のポリカーボネート系樹脂組成物から製造された成
    形品。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項6のいずれか一項
    記載のポリカーボネート系樹脂組成物から製造された携
    帯用通信端末機の外郭成形品。
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