JP3393018B2 - 薄肉R−Fe−B系焼結磁石の製造方法 - Google Patents
薄肉R−Fe−B系焼結磁石の製造方法Info
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Description
形状でかつ高磁気特性を有するR−Fe−B系異方性焼
結永久磁石を得る製造方法に係り、R−Fe−B系合金
粉末の1次粒子またはそれを2次粒子に造粒したスプレ
ー造粒粉末を用いて寸法精度を向上させた薄肉の焼結体
に、高精度化のためにごく少量の研磨量で研磨加工を施
した後に、該研磨加工によって劣化した磁気特性を特定
の種々雰囲気の熱処理にて、回復させることにより、高
精度かつ高磁気特性を維持した薄肉、小型の焼結永久磁
石を得ることが可能な薄肉R−Fe−B系焼結磁石の製
造方法に関する。
周辺機器、光通信機器や自動車等の用途に用いられる小
型モーター、アクチュエーターや光アイソレーター等
は、小型化、軽量化とともに高性能化が求められてお
り、これらに使用する磁石材料も小型化、軽量化、薄肉
化が要求されている。
は、フェライト磁石、R−Co系磁石、出願人が先に提
案したR−Fe−B系磁石(特公昭61−34242号
公報等)が挙げられる。上記の中でも、特に、R−Co
系磁石やR−Fe−B系磁石などの希土類磁石は、他の
磁石材料に比べて磁気特性が格段にすぐれるために、各
種用途に多用されている。
焼結永久磁石は、最大エネルギー積((BH)max)
が40MGOeを超え、最大では50MGOeを超える
極めて優れた磁気特性を有する。しかし、この特性を1
00%発現させるためには、焼結後の特に厚み寸法が2
mm以上、より好ましくは3mm以上必要であった。
は、磁化のメカニズムがピンニング型のSm2Co17型
と違って核発生型(ニュークリエーション型)であるた
めに、焼結後の機械加工等による内部欠陥、加工歪、微
小なヘアークラック等によって逆磁区が発生し易くな
り、保磁力が急激に低下する特徴がある。特に、R−F
e−B系焼結永久磁石は、加工後の厚みが薄くなるにし
たがってこの影響が著しくなり、厚みが3mm以下、特
に2mm以下の薄肉形状や小型形状の製品を得るのが困
難であった。
図る方法として、できるだけ加工を減らすか、加工が必
要な場合でも加工歪を少なくするために加工代が少なく
なるように焼結上がりの寸法精度を高めること、例え
ば、スプレー造粒法によりR−Fe−B系合金粉末の1
次粒子を2次粒子の造粒粉末にして粉体の流動性を高め
てプレス成形時の単重バラツキを少なくし、また焼結後
の変形を小さくする方法が知られている(特開平8−2
0801号,特開平8−20802号公報)。
程度まで減少できるが、その改善効果にも限界がある。
近年要求される厚み0.5mm程度の薄肉形状や小型形
状の製品では、機械加工後の磁気特性を満足することは
依然困難であった。
状品を寸法精度良く製造する方法として、R−Fe−B
系合金粉末にバインダーを添加して射出成形し、脱バイ
ンダー後に焼結するR−Fe−B系焼結永久磁石の製造
方法(特開昭61−220315号公報)が提案されて
いる。
樹脂やパラフィン系ワックス等のバインダーをR−Fe
−B系合金粉末に添加混合した場合、バインダー中の酸
素や炭素と希土類元素(R)が加熱混練時、脱バインダ
ー時に反応して焼結後の残留酸素量と残留炭素量が増加
しすぎて、磁気特性の劣化を招き、射出成形法のR−F
e−B系焼結磁石への適用の妨げになっている。
e−B系異方性焼結永久磁石を製造する方法において、
焼結体における寸法精度をできる限り高くし、寸法出し
のための研磨加工による研磨量を極力少なくして、加工
による磁気特性の劣化を最小限に抑え、さらに、熱処理
によって劣化した磁気特性をほぼ完全に回復させること
により、特に厚みが3mm以下、さらには2mm以下の
薄肉、小型で寸法精度が高くかつ磁気特性の高い焼結磁
石を製造できる薄肉R−Fe−B系焼結磁石の製造方法
の提供を目的としている。
e−B系合金粉末のスプレー造粒方法の提案(特開平8
−20801号、特開平8−20802号)において、
R−Fe−B系合金粉末中の希土類成分(R)とバイン
ダーとの反応を抑制でき、残留する酸素量と炭素量を低
減できるバインダーとして、バインダー添加量が少な
く、しかも水素雰囲気中での脱脂時に脱脂しやすいポリ
ビニールアルコール(PVA)やメチルセルロースのバ
インダーを選定してスプレー造粒を行い、流動性が高く
磁気特性の優れた造粒粉が得られること、並びに該造粒
粉を磁場中でプレス成形し、水素中で脱脂した後、真空
中もしくは不活性ガス雰囲気中で焼結することにより、
寸法精度の優れた薄肉で小型の異方性焼結磁石が作製で
きることを開示した。
mm程度の精度が要求される場合には、研磨加工が必要
になり、該研磨加工による磁気特性の劣化は避けられな
い。しかし、上記のスプレー造粒粉を使用した場合には
焼結体の寸法精度が優れているので、ごくわずかな研磨
加工量で製品寸法に仕上げることができるため、磁気特
性の劣化を最小限に抑えることができることに着目し、
さらにこの研磨加工による磁気特性の劣化防止のために
最適な研磨加工後の処理を種々検討した結果、真空中ま
たは不活性ガス雰囲気中、原料合金粉末中、水素の吸
蔵、脱水素処理後に再焼結する等の特定雰囲気中での熱
処理を施すことによりほぼ完全に磁気特性が回復するこ
とを知見し、この発明を完成した。
金粉末(RはYを含む希土類元素の少なくとも1種)に
バインダーと水を添加、撹拌してスラリー状となし、こ
れをスプレードライヤー装置によって造粒した粉末を原
料粉末として、該粉末を磁場中で成形後、脱脂、焼結し
た後、0.3mm以下の研磨量で研磨加工を施し、一対
の加工対向面間の寸法が3mm以下の焼結体となし、焼
結体の周囲にR−Fe−B系合金粉末を配置して500
℃〜900℃の温度で1〜2時間保持する還元熱処理を
施すことを特徴とする薄肉R−Fe−B系焼結磁石の製
造方法である。
おいて、得られた焼結体に850℃以下の温度で水素吸
蔵処理及び脱水素処理を施し、次いで真空中または不活
性ガス雰囲気中で1000℃〜1180℃の温度で1〜
2時間保持する再焼結熱処理を行ない、さらにその後同
雰囲気で500℃〜700℃の温度で1〜2時間保持す
る熱処理を施すことを特徴とする薄肉R−Fe−B系焼
結磁石の製造方法を併せて提案する。
−Fe−B系合金粉末を用いて粉末冶金方法にて高寸法
精度の薄肉の焼結体を得た後、寸法精度をさらに向上さ
せるために0.3mm以下の研磨量で研磨加工を施し、
一対の加工対向面間の寸法が3mm以下となった焼結体
にさらに研磨加工後の加工歪みにより劣化した磁気特性
を回復する方法として、機械加工後の取代の大きさある
いは加工歪みやヘアークラック等の大きさによって、研
磨加工後に真空中もしくは不活性ガス雰囲気中で熱処理
したり、また熱処理時に製品の周囲にR−Fe−B系の
合金粉末を置き、熱処理時に製品表面に希土類元素
(R)を蒸着もしくは吸着させて還元して磁気特性を回
復させたり、さらに熱処理前に製品に水素を吸蔵させた
後、真空引きして脱水素し、真空中もしくは不活性ガス
雰囲気中で再焼結した後、熱処理することにより低下し
た磁気特性を加工前の特性に回復させることを特徴とす
る。
ともR(Yを含む希土類元素のうち少なくとも1種)と
FeとBとを含有する特公昭61−34242号に代表
されるような公知のR−Fe−B系組成を全て適用で
き、R以外の元素を別の元素で置換したもの、例えば、
FeをCo等の遷移金属で置換したものや、BをCやS
i等の半金属で置換したもの、あるいは、後述のごと
く、保磁力や製造性を改善するために種々の添加元素を
添加した合金粉末を含む。好ましい組成範囲の一例を以
下に挙げる。
o、Tbのうち少なくとも1種、あるいはさらに、L
a、Sm、Ce、Er、Eu、Pm、Tm、Yb、Yの
うち少なくとも1種を含むものが好ましい。また、通常
Rのうち1種をもって足りるが、実用上は2種以上の混
合物(ミッシュメタル、ジジム等)を入手上の便宜等の
理由により用いることができる。なお、このRは純希土
類元素でなくてもよく、工業上入手可能な範囲で製造上
不可避な不純物を含有するものでも差支えない。
なくとも1種)は、8原子%未満では結晶構造がα−鉄
と同一構造の立方晶組織となるため、高磁気特性、特に
高保磁力が得られず、30原子%を越えるとRリッチな
非磁性相が多くなり、残留磁束密度(Br)が低下して
すぐれた特性の永久磁石が得られないため、8原子%〜
30原子%が好ましい。
り、高い保磁力(iHc)は得られず、28原子%を越
えるとBリッチな非磁性相が多くなり、残留磁束密度
(Br)が低下するため、すぐれた永久磁石が得られな
いため、2原子%〜28原子%が好ましい範囲である。
(Br)が低下し、90原子%を越えると高い保磁力が
得られないので、Feは42原子%〜90原子%の含有
が好ましい。また、Feの一部をCoで置換すること
は、得られる磁石の磁気特性を損うことなく、温度特性
を改善することができるが、Co置換量がFeの50%
を越えると、逆に磁気特性が劣化するため好ましくな
い。
を添加することは、Fe−B−R系永久磁石に対してそ
の保磁力(iHc)等を改善あるいは製造性の改善、低
価格化に効果がある。Ti、Ni、V、Nb、Ta、C
r、Mo、W、Mn、Al、Sb、Ge、Sn、Zr、
Bi、Hf、Cu、Si、S、C、Ca、Mg、P、
H、Li、Na、K、Be、Sr、Ag、Zn、N、
F、Se、Te、Pb。しかし、必要以上の添加は残留
磁束密度(Br)の低減を招き、最大エネルギー積を低
下させることから、通常合計量で10at%以下が望ま
しく、添加元素に応じて合計量を5at%以下、3at
%以下等を適宜選定することが望ましい。
の合金を粉砕したもの、異なる組成の原料を混合して所
要組成に調整したもの、添加元素を原料配合時や粉砕前
後に加えたものなど、公知の合金粉末を適宜選定するこ
とができ、また、その製造方法も、溶解・粉化法、超急
冷法、直接還元拡散法、水素含有崩壊法、アトマイズ法
等の公知の方法を用いることができる。
平均粒度が1〜10μmの範囲が好ましい。合金粉末の
平均粒径が1μm未満では、スプレー造粒法の場合特に
酸化しやすく、焼結後の焼結体の焼結密度が95%程度
と低下するため好ましくなく、また、10μmを超える
平均粒径では粒径が大きすぎて焼結密度が95%程度で
飽和し、該密度の向上が望めないため好ましくない。特
に望ましい平均粒度の範囲は1〜6μmである。
するために添加するバインダーとして、メチルセルロー
ス、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコールのうち
少なくとも1種からなるものが好ましい。上記のメチル
セルロース、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコー
ルは少量の添加でスラリーの粘度を向上させることがで
きると共に乾燥後においても高い結合力を保持すること
ができ、また、添加量が少量で十分なため、粉末中の残
留酸素量、炭素量を低減することができる。
リアクリルアミド、ポリビニルアルコールをそれぞれ単
独で用いる場合の含有量は、0.05wt%未満では造
粒粉内の粒子間の結合力が弱く、成形前の給粉時に造粒
粉が壊れるとともに粉体の流動性が著しく低下し、ま
た、0.5wt%を越えると、焼結体における残留炭素
量と酸素量が増加して保磁力が下がり磁気特性が劣化す
るので、0.05wt%〜0.5wt%の含有量がこれ
らの点で好ましい。また、メチルセルロース、ポリアク
リルアミド、ポリビニルアルコールをそれぞれ複合して
用いる場合は、上記と同様な理由により、0.05wt
%〜0.4wt%が好ましい範囲である。
リアクリルアミド、ポリビニルアルコールのうち少なく
とも1種に加える水の含有量は、20wt%未満では合
金粉末とバインダーとを混練したスラリーの濃度が高く
なって、粘度が増加し過ぎるため、該スラリーを後述す
る撹拌機からスプレードライヤー装置まで供給すること
ができず、また、50wt%を越えるとスラリーの濃度
が低くなり過ぎ、撹拌機内及び撹拌機のスラリー供給パ
イプ内で沈殿が起こり、供給量が不安定になるとともに
スプレードライヤー装置によって得られる造粒粉の平均
粒度が小さくなりすぎ、さらに粒度にバラツキを生じる
ため、20〜50wt%が好ましい範囲である。
成分との反応を極力抑制するために、脱酸素処理した純
水、あるいは窒素などの不活性ガスをバブリング処理し
た水を用いることが望ましい。また、合金粉末へのバイ
ンダーの添加、撹拌は、0℃〜15℃の温度範囲内で行
うことが好ましく、合金粉末と水との酸化反応をより抑
制することができる。逆に、15℃を超える温度での撹
拌は合金粉末と水との酸化反応を促進されるため好まし
くない。0℃〜15℃の温度範囲内に保持するには、予
め該温度に冷却した水を用いたり、撹拌容器を冷却水な
どによって冷却する手段などを採用することができる。
加、混練したスラリーは、スプレードライヤー装置によ
って造粒粉にする。まず、スプレードライヤー装置を用
いた造粒粉の製造方法を説明すると、スラリー撹拌機か
らスラリーをスプレードライヤー装置に供給する、例え
ば、回転ディスクの遠心力で噴霧したり、加圧ノズル先
端部で霧状に噴霧され、噴霧された液滴は、加熱された
不活性ガスの熱風によって瞬時に乾燥されて造粒粉とな
り、回収部内の下部に自然落下する。
置として回転ディスク型には、ベーン型、ケスナー型、
ピン型等種々のタイプがあるが、原理的にはどのタイプ
でも、上下2枚のディスクから構成され、そのディスク
が回転する構造となっている。スプレードライヤー装置
全体の構成としては、公知の開放型スプレードライヤー
装置を用いてもよいが、造粒する磁性粉末が希土類含有
合金粉末は非常に酸化し易いために、装置のスラリー収
納部内あるいは造粒粉の回収部内を不活性ガスなどで置
換でき、かつその酸素濃度を常時3%以下に保持できる
密閉構造であることが好ましい。
の構成としては、上述した回転ディスクにより噴霧され
た液滴を瞬時に乾燥させるために、回転ディスクの上方
に加熱された不活性ガスを噴射する噴射口を配置し、ま
た回収部内の下部に、噴射されたガスを回収部外へ排出
する排出口を設けるが、その際、予め装置外部あるいは
装置に付属された加熱器で所要温度に加熱された不活性
ガスの温度を低下させないように、上記噴射口を不活性
ガスの温度に応じた温度、例えば60〜150℃に保持
することが好ましい。不活性ガスとしては、窒素ガスや
アルゴンガスが好ましく、加熱温度は60〜150℃が
好ましい。さらに、不活性ガスの噴射口と排出口の温度
差が小さい場合も処理能率が低下する傾向があるので、
排出口の温度は50℃以下、好ましくは40℃以下、特
に好ましくは常温に設定することが望ましい。
ヤー装置へ供給するスラリーの濃度やその供給量、ある
いは回転ディスクの回転数によって制御することができ
るが、例えば、希土類含有合金造粒粉の平均粒径が10
μm未満では、造粒粉の流動性がほとんど向上せず、ま
た、平均粒径が400μmを超えると、粒径が大きすぎ
て成形時の金型内への充填密度が低下するとともに成形
体密度も低下し、ひいては、焼結後の焼結体密度の低下
を来たすこととなるため好ましくなく、よって、造粒粉
の平均粒径は10〜400μmが好ましい。さらに好ま
しくは40〜200μmである。
バーカットを行うことにより、さらに極めて流動性に富
んだ造粒粉を得ることができる。さらに、得られた造粒
粉にステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、ス
テアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、ほ
う酸エステル類等の潤滑剤を少量添加することにより、
さらに流動性を高めることも可能である。
程、すなわち、成形、脱脂、焼結など条件、方法は公知
のいずれの粉末冶金的手段を採用することができる。以
下に好ましい条件の一例を示す。
ができるが、圧縮成形で行うことが最も好ましく、その
圧力は0.3ton/cm2〜2.0ton/cm2程度
が好ましい。また、造粒粉を配向するための磁場印加方
法も従来と同様に、磁場コイル等を付設した金型を用い
て、プレス成形中に金型内の造粒粉末に所定の横磁場ま
たは縦磁場を印加して、磁性粉末の磁化容易方向が揃う
ように合金粉末を回転させる方法が採用できる。この場
合の磁場強度としては10〜20kOeが好ましい範囲
である。
らバインダーを除去するために脱脂処理を施す。例え
ば、焼結前に真空中で加熱する一般的な方法や、水素気
流中で100〜200℃/時間で昇温し、300〜60
0℃で1〜2時間保持する方法などにより、容易に脱脂
処理を行うことが可能である。脱脂処理を施すことによ
り、バインダー中のほぼ全炭素が脱炭され、磁気特性が
向上する。
を吸蔵しやすいために、水素気流中での脱脂処理後には
脱水素処理を行うことが好ましい。脱水素処理は、真空
中で、50〜200℃/時間の昇温速度で昇温し、50
0〜800℃で1〜2時間程度保持することにより、吸
蔵されていた水素はほぼ完全に除去される。
熱して焼結を行うことが好ましく、500℃を越えてか
らの昇温速度は任意に選定すればよく、例えば100〜
300℃/時間など、焼結に際して一般的に採用される
公知の昇温方法が可能である。
焼結後の熱処理条件は、選定した合金粉末組成に応じて
適宜選定されるが、例えば焼結並びに焼結後の熱処理条
件としては、1000〜1200℃、1〜6時間保持す
る焼結工程、450〜800℃、1〜8時間保持する時
効処理工程などが好ましい。
を原料粉末として、該粉末を磁場中で成形、脱脂、焼結
して得られた焼結体は、造粒を行なわない粉末を直接成
形、焼結して得られた焼結体に比べ、寸法精度が著しく
向上しており、例えば、研磨加工なしの状態でも最終製
品として提供することも可能である。しかしながら、表
面コーティングの耐食性や密着性を向上させるために焼
結体表面に形成される酸化層を除去したり、あるいは、
0.01mm程度の厳しい製品寸法精度が要求される場
合などには、研磨加工が必要となる。
寸法とは、例えば、へん平な矩形板磁石の場合、上下平
面をパンチ面にして厚み方向に圧縮成形して成形体を得
た後、焼結し、面積が最も広くなる上下平面部を研磨し
て仕上げるが、この加工した上下平面間、すなわち、へ
ん平な矩形板の厚みを意味する。一方、へん平な矩形板
磁石の場合で厚み端面がパンチ面である場合で得られた
へん平な矩形板の全面を研磨した際、3対の加工対向面
得られるが、この発明の目的が薄肉磁石であることか
ら、最も寸法の小さな一対の加工対向面間であるへん平
な矩形板の厚みを意味する。従って、一対の加工対向面
間方向と圧縮方向は必ずしも一致する必要はない。
棒状磁石の場合、長手方向を水平に所要端面をパンチ面
にして上下端面方向に圧縮成形して成形体を得た後、焼
結し、上下端面部を研磨して仕上げるが、この加工した
上下端面部、圧縮方向厚みを意味し、へん平なリング状
磁石の場合、外径と内径の差にて生じる軸方向の端面を
パンチ面にして厚み軸方向に圧縮成形して成形体を得た
後、焼結し、上下端面部を研磨して仕上げるが、この加
工した上下端面部間、すなわち、へん平リング状磁石の
厚みを意味し、さらには、内周面と外周面間の厚み(肉
厚)が3mm以下のリング形状であれば、その内外周面
方向の寸法を意味する。
寸法を3mm以下とするのは、薄肉、小型で寸法精度が
高くかつ磁気特性の高い焼結磁石が要求される中で、従
来、得難いとされていた厚みが3mm以下の薄肉磁石を
対象とするためである。すなわち、一対の加工対向面間
の寸法が3mmを超えると、研磨加工により加工歪など
を生じても、体積に対する加工歪の割合が減少するた
め、比較的磁気特性の劣化が少なく、この発明による熱
処理を施す必要がなくなるためである。
Fe−B系合金粉末を用いて粉末冶金方法にて高寸法精
度の薄肉の焼結体を得た後、寸法精度をさらに向上させ
るために、焼結体の全面あるいは所要面に研磨等の加工
を施す、すなわち、0.3mm以下の研磨量(両面で
0.6mm以下)で研磨加工を行ない、最終製品寸法に
仕上げ、極力、加工による磁気特性の劣化を防止する
が、これは従来、通常の造粒を行なわない粉末を直接成
形、焼結して得られた焼結体を研磨加工する際の研磨量
は、焼結体の形状や寸法などにもよるが通常0.3〜
0.5mm程度であり、0.5mm以上必要な場合もあ
るのに対して、スプレー造粒粉を使用することにより研
磨量を0.3mm以下と高精度に焼成できることのみな
らず、一対の加工対向面間の寸法が3mm以下の薄肉磁
石において、研磨量が0.3mmを越えると研磨面にお
ける加工歪などの量が多くなり磁気特性の劣化が大き
く、この発明による熱処理でも磁気特性の回復が困難に
なるためである。
加工、サーフェイス研磨加工、バレル研磨加工、円形状
に加工する場合はセンターレス加工など、公知の加工方
法を採用することができる。上記のように、この発明に
おいては、0.3mm以下の研磨量で最終製品寸法に仕
上げることができるため、原料歩留りや加工コストの点
で非常に利点が大きい。
粉末を原料粉末として、該粉末を磁場中で成形、脱脂、
焼結して得られた焼結体は、寸法精度が著しく向上して
いるため、酸化層の除去や寸法出しのための研磨加工に
おける研磨量を0.3mm以下と極力少なくすることが
でき、加工による磁気特性の劣化を最小限に抑えること
が可能である。
は5〜6μm程度であり、通常の造粒を行なわない粉末
を直接成形、焼結して得られた焼結体の結晶粒径(〜1
0μm)に比べ小さいため、研磨加工による加工歪など
も比較的少なく、加工による磁気特性の劣化も小さい。
しかしながら、それらの劣化を完全に防止することは困
難であり、特に、一対の加工対向面間の寸法が3mmか
ら薄くなるに従って劣化の度合いは増加する。そこで、
この発明は、加工後の焼結体に熱処理を施し、加工によ
り劣化した磁気特性を回復させることを特徴とする。
00℃の温度で1〜2時間程度保持する、 2)加工時の製品表面の酸化による熱処理時の磁気特性
劣化防止のために、製品の周囲にR−Fe−B系合金粉
末を置き、500℃〜900℃で熱処理して製品の表面
層を還元して磁気特性を回復させる、 3)熱処理前に製品に室温から850℃までの任意の温
度で水素を吸蔵させた後、真空引きして脱水素し、真空
中もしくは不活性ガス雰囲気中で1000℃〜1180
℃の温度範囲で1〜2時間再焼結した後、500〜70
0℃の温度で1〜2時間保持する熱処理をする、の3方
法が好ましく、いずれも加工歪みやヘアークラック等に
より低下した磁気特性を加工前のそれとほぼ同等まで回
復させることができる。特に、上記の2),3)の方法
は、厚み1.0mm〜0.5mm程度に加工した薄物に
ついては非常に有効である。
500℃〜700℃にしたのは、500℃未満では、焼
結体の粒界部に存在する希土類を多く含む相(Rリッチ
相)が液相状態にならないため、欠陥部を修復すること
ができず、また、700℃を超えると、加工表面に存在
する酸素が焼結体内部に拡散してRリッチ相を酸化さ
せ、その結果、欠陥部を修復することができず、磁気特
性を回復させることができないためである。また、熱処
理時間を1〜2時間としたのは、1時間未満では主相と
なるR2Fe14B相とRリッチ相との濡れ性が不十分で
あり、また2時間を超えるとRリッチ相が酸化し、保磁
力が低下するためである。
にR−Fe−B系合金粉末を置くのは、焼結体の表面層
を還元することにより磁気特性を回復させるためであ
る。その際の熱処理温度を500℃〜900℃にしたの
は、500℃未満では、R−Fe−B系合金粉末のR成
分が蒸発せず、900℃を超えると加工表面に存在する
酸素が焼結体内部に拡散するため、蒸着されたR成分に
よる還元効果がなくなるためである。また、熱処理時間
を1〜2時間としたのも、上記と同様な理由による。
から850℃までの任意の温度で水素を吸蔵させた後、
真空引きして脱水素処理した後、再度焼結、熱処理を行
なうのは、結晶組織を分解して、再焼結によって再結晶
化を図ることにより、ヘアークラック等の大きな加工歪
みを除去するためである。なお、上述した熱処理は、時
効処理のための熱処理を兼ねることもできる。
Dy0.28原子%、Co3.4原子%、B6.5原子
%、残部Fe及び不可避的不純物からなる原料を、Ar
ガス雰囲気中で高周波溶解して、ボタン状溶製合金を得
た。次に、該合金を粗粉砕した後、ジョークラッシャー
などにより平均粒度約15μmに粉砕し、さらに、ジェ
ットミルにより平均粒度3μmの粉末を得た。
ンダー、水、滑剤等を添加して室温で混練してスラリー
状となし、該スラリーをディスク回転型スプレードライ
ヤー装置により、不活性ガスに窒素を用い、熱風入口温
度を100℃、出口温度を40℃に設定して造粒を行っ
た。
磁場強度15kOe、圧力1ton/cm2で10mm
×15mmの金型で、表2〜表4に示すように厚み寸法
(磁場方向)を変えてプレス成形した後、水素雰囲気中
で室温から300℃までを昇温速度100℃/時で加熱
する脱バインダー処理を行い、引き続いて真空中で11
00℃まで昇温し1時間保持する焼結を行い、さらに焼
結完了後、Arガスを導入して7℃/分の速度で800
℃まで冷却し、その後100℃/時の速度で冷却して5
50℃で2時間保持して時効処理を施して異方性の焼結
体を得た。
4に示すような寸法に研磨加工した後、真空中で500
℃の温度で2時間保持する熱処理(A工程)、また加工
した焼結体の周囲にジェットミル粉砕した原料合金粉末
を置き、真空中で800℃の温度で、2時間保持する熱
処理(B工程)、さらに加工した焼結体に600℃で3
0分間水素を吸蔵させた後、真空引きして脱水素し、真
空中で1100℃まで昇温し、2時間再焼結した後、5
00℃で2時間保持して熱処理(C工程)の3通りの熱
処理を行った。
結体の厚み寸法バラツキ、加工前後および熱処理後の磁
気特性を表2〜表4に示す。なお、流動性は、内径8m
mのロート管を100gの原料粉が自然落下し、通過す
るまでに要した時間で測定した。また、得られた全ての
焼結体および熱処理品には、ワレ、ヒビ、変形などは全
く見られなかった。
り、造粒することなく平均粒度3μmの粉末のまま用い
て、実施例1と同様に成形、焼結、熱処理して永久磁石
を製造した。なお、平均粒度3μmの粉末の流動性試験
では流れなかった。また、得られた全ての焼結体および
熱処理品には、ワレ、ヒビ、変形などは全く見られなか
った。
のR−Fe−B系異方性焼結永久磁石を製造する方法に
おいて、焼結体における寸法精度をできる限り高くし、
寸法出しなどのための研磨加工による研磨量を極力少な
くして加工による磁気特性の劣化を最小限に抑え、さら
に、熱処理によって劣化した磁気特性をほぼ完全に回復
させることにより、従来、作製が極めて困難であった厚
みが3mm以下、さらには2mm以下の薄肉、小型形状
で、しかも寸法精度が高く、磁気特性の優れた薄肉R−
Fe−B系焼結磁石を得ることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 R−Fe−B系合金粉末(RはYを含む
希土類元素の少なくとも1種)にバインダーと水を添
加、撹拌してスラリー状となし、これをスプレードライ
ヤー装置によって造粒した粉末を原料粉末として、該粉
末を磁場中で成形後、脱脂、焼結した後、0.3mm以
下の研磨量で研磨加工を施し、一対の加工対向面間の寸
法が3mm以下の焼結体となし、焼結体の周囲にR−F
e−B系合金粉末を配置して500℃〜900℃の温度
で1〜2時間保持する還元熱処理を施すことを特徴とす
る薄肉R−Fe−B系焼結磁石の製造方法。 - 【請求項2】 R−Fe−B系合金粉末(RはYを含む
希土類元素の少なくとも1種)にバインダーと水を添
加、撹拌してスラリー状となし、これをスプレードライ
ヤー装置によって造粒した粉末を原料粉末として、該粉
末を磁場中で成形後、脱脂、焼結した後、0.3mm以
下の研磨量で研磨加工を施し、一対の加工対向面間の寸
法が3mm以下の焼結体となし、該焼結体に850℃以
下の温度で水素吸蔵処理及び脱水素処理を施し、次いで
真空中または不活性ガス雰囲気中で1000℃〜118
0℃の温度で1〜2時間保持する再焼結熱処理を行な
い、さらにその後同雰囲気で500℃〜700℃の温度
で1〜2時間保持する熱処理を施すことを特徴とする薄
肉R−Fe−B系焼結磁石の製造方法。
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JP24122896A JP3393018B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 薄肉R−Fe−B系焼結磁石の製造方法 |
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