JP3382324B2 - 自動車のウインドガラス搬送装置 - Google Patents

自動車のウインドガラス搬送装置

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JP3382324B2
JP3382324B2 JP28513393A JP28513393A JP3382324B2 JP 3382324 B2 JP3382324 B2 JP 3382324B2 JP 28513393 A JP28513393 A JP 28513393A JP 28513393 A JP28513393 A JP 28513393A JP 3382324 B2 JP3382324 B2 JP 3382324B2
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稔 長谷川
良憲 駒田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ウインドガラスを搬送
して車体搬送ライン上を流動する車体に取り付けるため
の自動車のウインドガラス搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ウインドガラスを吸着保持する吸着カッ
プを搬送台車からワイヤで吊下げ支持し,この搬送台車
を車体と同期して移動させながら作業者がウインドガラ
スの位置を微調整して車体のウインドガラス取付開口部
に接着するものが,特公平3−38059号公報により
公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,上記従来の
ものはウインドガラスの重量を支持する労力から作業者
を解放するものであるが,ワイヤにより吊持されたウイ
ンドガラスが前後左右に自由に揺れ動くため,車体のウ
インドガラス取付開口部に正しく位置合わせするのに熟
練を要し,ウインドガラスに塗布した接着剤が車体のウ
インドガラス取付開口部以外の場所に付着し易い等の問
題があった。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で,車体のウインドガラス取付開口部へのウインドガラ
スの接着作業を容易かつ確実に行うことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に,請求項1に記載された発明は,ウインドガラス搬送
ラインの上方と車体搬送ラインの上方との間を左右方向
に移動する搬送台車と,搬送台車に同期搬送用駆動源に
よって前後方向に移動自在に支持されて車体搬送ライン
上の車体と同期して移動するウインドガラス取付装置
と,ウインドガラス取付装置に昇降用駆動源によって昇
降自在に支持された昇降ベースと,昇降ベースに左右
動,前後動,左右軸回りの傾動及び前後軸回りの回動が
可能に支持されてウインドガラスを吸着保持する吸着パ
ッドと,その吸着パッドを,ウインドガラス搬送ライン
のウインドガラス受渡装置からウインドガラスを受け取
り可能な姿勢と,車体搬送ライン上の車体Vに対しウイ
ンドガラスを装着可能な姿勢との間で上下回動軸回りに
強制回動させる旋回用駆動源と,吸着パッドを左右軸回
りに強制回動させる取付角調整用駆動源と,作業者に車
種情報を入力させる車種入力装置と,前記ウインドガラ
ス取付装置に設けられ作業者により任意に操作可能な操
作装置と,前記車種入力装置に入力された車種情報に基
づいて前記昇降用駆動源,旋回用駆動源及び取付角調整
用駆動源の作動を制御し,また前記操作装置への操作入
力に基づいて前記搬送台車の駆動源および前記同期搬送
用駆動源の作動を制御する制御手段とを備え,該制御手
段は,前記車種入力装置に作業者から車種情報が入力さ
れると,前記吸着パッドに吸着保持されたウインドガラ
スの高さ及び傾斜角を車両のウインドガラス取付開口部
の高さ及び傾斜角に一致させるべく前記昇降用駆動源,
旋回用駆動源及び取付角調整用駆動源を駆動し,また前
記操作装置に作業者から操作入力があると,搬送台車を
ウインドガラス搬送ラインの上方から車体搬送ラインの
上方へ移動させ,次いでウインドガラス取付装置を車体
と同期して移動させるべく,前記搬送台車の駆動源およ
び前記同期搬送用駆動源を駆動することを特徴とする。
【0006】また請求項2に記載された発明は,請求項
1の構成に加えて,前記昇降ベースをロードセルを介し
て支持し,ロードセルの出力に基づいて前記制御手段が
昇降用駆動源を駆動して昇降ベースを無重量状態に保持
することを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下,図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0008】図1〜図8は本発明の一実施例を示すもの
で,図1はウインドガラス取付ステーションの概略平面
図,図2は図1の2方向矢視図,図3は図2の要部拡大
図,図4は図3の4方向矢視図,図5は図4の5方向矢
視図,図6は図4の要部拡大図,図7は図5の要部拡大
図,図8は制御系のブロック図である。
【0009】図1及び図2に示すように,自動車の車体
Vを搬送する車体搬送ラインLbの一側に,トラックタ
イプの車両Vの前部,並びにワゴンタイプの車両Vの前
部及び後部に取り付けるべきウインドガラスWを供給す
るウインドガラス搬送ラインLwが配設される。ウイン
ドガラス搬送ラインLwによって搬入されたウインドガ
ラスWは,ウインドガラス受渡装置1によりウインドガ
ラス搬送装置2に受け渡される。ウインドガラス搬送装
置2は,一対のガイドレール3,3に沿って図示せぬ駆
動源で矢印a−a′方向に走行する搬送台車4と,ウイ
ンドガラスWを支持して前記搬送台車4に沿って矢印b
−b′方向に走行するウインドガラス取付装置5とを備
える。ウインドガラス取付装置5は車両Vと同期して矢
印b方向に移動しながら,車体搬送ラインLb上の作業
者の介添えによってウインドガラスWを車体Vのウイン
ドガラス取付開口部に受け渡す。
【0010】図3〜図7に示すように,搬送台車4は左
右一対のビーム11,11を備えており,これらビーム
11,11の外側面に一対のガイドレール12,12が
敷設されるとともに,一方のビームの下面にラック13
が固着される。
【0011】複数の棒材を枠状に結合してなるウインド
ガラス取付装置5のメインフレーム14は,その上端に
左右一対の側板15,15を備える。各側板15,15
の内面には,前記ガイドレール12,12の上面及び下
面に係合してウインドガラス取付装置5を走行自在に支
持する複数個の車輪16…が設けられる。一対の側板1
5,15間に架設された回動軸17には前記ラック13
に噛合するピニオン18と従動スプロケット19とが固
設されており,メインフレーム14の上部に設けた同期
搬送用モータ20の駆動スプロケット21と前記従動ス
プロケット19とが,無端チェーン22を介して接続さ
れる。
【0012】従って,同期搬送用モータ20を駆動し
て,駆動スプロケット21,無端チェーン22,従動ス
プロケット19及び回動軸17を介してピニオン18を
回転させることにより,このピニオン18が噛合するラ
ック13からの反力でウインドガラス取付装置5を矢印
b−b′方向に走行させることができる。
【0013】メインフレーム14の下部に設けた4個の
スライドガイド23…には4本のスライドビーム24…
が摺動自在に嵌合しており,これらスライドビーム24
…の下端に固定された昇降ベース25の上面にラックバ
ー26が立設される。メインフレーム14の下部には昇
降用モータ27と,この昇降用用モータ27により駆動
されて前記ラックバー26に噛合するピニオン(図示せ
ず)を内蔵したギヤボックス28とが設けられる。従っ
て,昇降用モータ27を駆動することにより,ラックバ
ー26を押し引きして前記昇降ベース25を昇降駆動す
ることができる。また,昇降用モータ27に所定のトル
クを発揮させることにより,昇降ベース25及びウイン
ドガラスWを含む昇降可能部分の重量に釣り合う上向き
のフローティング力を発生させ,僅かな外力でウインド
ガラスWの位置を上下に微調整することができる。
【0014】昇降ベース25に固着した上下固定軸29
の外周には,一対のボールベアリング30,30を介し
て上下回動軸31が回転自在に支持される。昇降ベース
25の上面に設けた旋回用モータ32の駆動ギヤ33が
上下回動軸31に固着した従動ギヤ34に噛合してお
り,従って,前記旋回用モータ32を駆動することによ
り上下回動軸31を回動させることができる。
【0015】上下回動軸31の下端にはロードセル3
5,取付ブラケット36及びスライドガイド37が上か
ら下に順次結合されており,最下部に位置するスライド
ガイド37に前後摺動自在に係合するガイドレール38
に固着した取付板39の下面に,ギヤボックス40及び
取付角調整用モータ41が設けられる。取付板39の上
面に設けたロックシリンダ42の出力部材421 が前記
取付ブラケット36に接続される。従って,ロックシリ
ンダ42を不作動にすれば,ガイドレール38をスライ
ドガイド37に対して手動で自由に摺動させることがで
き,またロックシリンダ42を作動させることにより,
ガイドレール38を図7に示す原位置においてロックす
ることができる。
【0016】ギヤボックス40から左右に突出して取付
角調整用モータ41によって回転駆動されるスプライン
軸よりなる左右軸43に,平面視コ字状のスライド枠4
4が左右摺動自在に嵌合する。従って,取付角調整用モ
ータ41で左右軸43を回動させるとスライド枠44は
左右軸43と一体に回動し,かつスライド枠44は手動
で左右に摺動する。取付板39の下面に設けたロックシ
リンダ45から左右方向に突出する一対の出力ロッド4
1 ,451 の先端に設けたロック部材46,46が,
スライド枠44の左右内面に当接可能に対向する。従っ
て,ロックシリンダ45でロック部材46,46を後退
させると,スライド枠44を左右軸43に沿って手動で
自由に摺動させることができ,またロックシリンダ45
でロック部材46,46を突出させることにより,スラ
イド枠44を図6に示す原位置においてロックすること
ができる。
【0017】図7から明らかなように,スライド枠44
の中央に設けた前後軸47に回動自在に軸支されたボス
部材48からX字状に延びる4本のアーム49…の先端
に,ウインドガラスWを吸着可能な4個の吸着パッド5
0…が設けられる。ボス部材48は,スプリングで付勢
されたボールよりなるディテント機構51によって回動
方向における中立状態,即ち吸着パッド50…に吸着し
たウインドガラスWの左右両端が同じ高さになる姿勢に
安定的に保持される。
【0018】尚,図6における符号52はスライド枠4
4の回動角,即ち吸着パッド50…に吸着されたウイン
ドガラスWの前後傾斜角度を検出する取付角センサであ
る。また,符号53は作業者によって操作される操作装
置である。
【0019】図8に示すように,マイクロコンピュータ
よりなる制御装置54には前記ロードセル35,取付角
センサ52及び操作装置53からの信号に加えて,作業
者により操作される車種入力装置55からの信号が入力
される。また,制御装置54からの指令により,同期搬
送用モータ20,昇降用モータ27,旋回用モータ3
2,取付角調整用モータ41及び吸着パッド50…の作
動が制御される。
【0020】次に,前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
【0021】ウインドガラス搬送ラインLwによって前
工程から供給される脱脂,プライマ塗布,接着剤塗布等
の処理が施されたウインドガラスWは,ウインドガラス
受渡装置1の吸着パッドに吸着される。一方,ウインド
ガラス搬送装置2の搬送台車4は図1の矢印a′方向に
走行して鎖線位置に停止し,そこでウインドガラスWが
前記ウインドガラス受渡装置1の吸着パッドからウイン
ドガラス取付装置5の吸着パッド50…に受け渡され
る。
【0022】車体搬送ラインLbによって所定の車種
(即ち,トラックタイプの車両及びワゴンタイプの車
両)が搬送されてくると,作業者が車種入力装置55に
車種情報を入力する。制御装置54は前記車種情報に基
づいてウインドガラス取付装置5の旋回用モータ32を
駆動して上下回動軸31を回動させることにより,吸着
パッド50…に吸着したウインドガラスWを車体Vに対
する装着姿勢(車両搬送ラインLbの搬送方向と直交す
る姿勢)まで90°回動させ,また昇降用モータ27を
駆動してラックバー26を下降させることにより,ウイ
ンドガラスWを車体Vのウインドガラス取付開口部の高
さに一致させ,更に図7に示すように,取付角調整用モ
ータ41を駆動して左右軸43に支持したスライド枠4
4を回動させることにより,ウインドガラスWの前後傾
斜角を車体Vのウインドガラス取付開口部の傾斜角に一
致させる。
【0023】作業者が車体搬送ラインLb上の車体Vの
位置を確認した後,ウインドガラス取付装置5に設けた
操作装置53を操作すると,搬送台車4が図1の鎖線位
置から実線位置へと矢印a方向に走行して車体搬送ライ
ンLb上に停止する。その間,ロックシリンダ42によ
り取付板39の前後動が規制されるとともに,ロックシ
リンダ45によりスライド枠44の左右動が規制され,
これにより吸着パッド50…に吸着されたウインドガラ
スWの妄動が防止される。また,ウインドガラス取付装
置5が車体搬送ラインLb上に達したとき,ロードセル
35により検出したウインドガラスWを含む昇降可能部
分の重量に基づいて昇降用モータ27が所定のトルクを
発揮し,ウインドガラスWは無重量状態に吊持される。
【0024】車体搬送ラインLb上の車体Vがウインド
ガラス取付装置5の下方に達すると同期搬送用モータ2
0が作動し,ウインドガラス取付装置5が搬送台車4に
沿って図1の矢印b方向に車体Vと同期しながら走行す
る。このとき,吸着パッド50…に吸着されたウインド
ガラスWは,車体Vのウインドガラス取付開口部に略対
向した状態にあり,またロックシリンダ42,45によ
るロックが解除されてウインドガラスWは前後動及び左
右動が可能な状態にある。
【0025】而して,図3に示すように,車体搬送ライ
ンLb上に立った作業者が両手で左右軸43の両端を握
って矢印c−c′方向に上下動させることにより,ウイ
ンドガラスWの上下位置を微調整する。このとき,ウイ
ンドガラスWを含む昇降可能部分の重量は昇降用モータ
27のトルクにより支持されているため,作業者は僅か
な力で容易にウインドガラスWを上下動させることがで
きる。
【0026】更に,スライド枠44を握って左右軸43
に沿ってd−d′方向に摺動させることによりウインド
ガラスWの左右位置を微調整し,アーム49…を握って
ボス部材48を前後軸47回りにe−e′方向に回動さ
せることによりウインドガラスWの回動位置を微調整し
た後,左右軸43の両端を握ってガイドレール38をス
ライドガイド37に沿って摺動させることによりウイン
ドガラスWをf方向に移動させて車体Vのウインドガラ
ス取付開口部に接着する。このとき,ウインドガラスW
の傾斜角度が取付各調整用モータ41によって予め車種
に応じて規制されているため,ウインドガラスWの位置
決め作業を極めて容易に行うことができる。
【0027】尚,前述したように手動でウインドガラス
Wの位置を調整する際に,車体Vのウインドガラス取付
開口部との位置ずれが大きい場合には,操作装置53を
操作することにより旋回用モータ32,昇降用モータ2
7及び取付角調整用モータ41を駆動して自動で位置調
整を行うこともできる。また,ウインドガラスWを接着
する前に何らかの不具合が発見された場合に,操作装置
53を操作することにより同期搬送用モータ20を通常
の同期速度よりも高速で駆動できるようにしても良い。
これにより,ウインドガラス取付装置5を車両Vよりも
高速で走行させ,ウインドガラス取付装置5に支持され
たウインドガラスWを車両Vから離間させることができ
る。
【0028】ウインドガラスWの接着が完了して作業者
が操作装置53を操作すると,吸着パッド50…による
吸着が解除され,ウインドガラス取付装置5及び搬送台
車4は次のウインドガラスWを受け取るべく原位置に復
帰する。
【0029】以上,本発明の実施例を詳述したが,本発
明は前記実施例に限定されるものでなく,種々の設計変
更を行うことが可能である。
【0030】
【発明の効果】以上のように,請求項1に記載された発
明によれば,昇降ベースに左右動,前後動,左右軸回り
の傾動及び前後軸回りの回動が可能に支持した吸着パッ
ドにウインドガラスを吸着保持し,車種入力装置に作業
者から車種情報が入力されると,吸着パッドに吸着保持
されたウインドガラスの高さ及び傾斜角を車両のウイン
ドガラス取付開口部の高さ及び傾斜角に一致させるべ
く,制御手段により昇降用駆動源,旋回用駆動源及び取
付角調整用駆動源が駆動制御され,またウインドガラス
取付装置に設けた操作装置に作業者から操作入力がある
と,搬送台車をウインドガラス搬送ラインの上方から車
体搬送ラインの上方へ移動させ,次いでウインドガラス
取付装置を車体と同期して移動させるべく,制御手段に
より搬送台車の駆動源および同期搬送用駆動源が駆動制
御されるようにし,そして,ウインドガラスの高さ及び
傾斜角を車両のウインドガラス取付開口部に一致させた
状態で,該ウインドガラスを車両と同期して移動させな
がら作業者が接着作業を行うので,ウインドガラス取付
開口部に対するウインドガラスの位置及び角度を容易に
微調整して正確に接着することができ,したがって,半
自動のウインドガラス搬送装置を作業者が効率よく操作
してウインドガラスの組付作業を極めて能率よく的確に
行なうことが可能となる。
【0031】また請求項2に記載された発明によれば
ードセルの出力に基づいて昇降用駆動源が昇降ベース
を無重量状態に保持しているので,手動によるウインド
ガラスの上下位置の微調整を僅かな力で速やかに行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウインドガラス取付ステーションの概略平面図
【図2】図1の2方向矢視図
【図3】図2の要部拡大図
【図4】図3の4方向矢視図
【図5】図4の5方向矢視図
【図6】図4の要部拡大図
【図7】図5の要部拡大図
【図8】制御系のブロック図
【符号の説明】
4 搬送台車 5 ウインドガラス取付装置 20 同期搬送用モータ(同期搬送用駆動源) 25 昇降ベース 27 昇降用モータ(昇降用駆動源) 35 ロードセル 41 取付角調整用モータ(取付角調整用駆動
源) 43 左右軸 47 前後軸 50 吸着パッド53 操作装置 54 制御装置(制御手段)55 車種入力装置 Lb 車体搬送ライン Lw ウインドガラス搬送ライン V 車体 W ウインドガラス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−216877(JP,A) 実開 平3−55182(JP,U) 実開 平1−150102(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 65/00 B25J 9/00 B25J 13/00 B25J 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドガラス搬送ライン(Lw)の上
    方と車体搬送ライン(Lb)の上方との間を左右方向に
    移動する搬送台車(4)と, 搬送台車(4)に同期搬送用駆動源(20)によって前
    後方向に移動自在に支持されて車体搬送ライン(Lb)
    上の車体(V)と同期して移動するウインドガラス取付
    装置(5)と, ウインドガラス取付装置(5)に昇降用駆動源(27)
    によって昇降自在に支持された昇降ベース(25)と, 昇降ベース(25)に左右動,前後動,上下回動軸(3
    1)回りの回動,左右軸(43)回りの傾動及び前後軸
    (47)回りの回動が可能に支持されてウインドガラス
    (W)を吸着保持する吸着パッド(50)と,その吸着パッド(50)を,ウインドガラス搬送ライン
    (Lw)のウインドガラス受渡装置(1)からウインド
    ガラス(W)を受け取り可能な姿勢と,車体搬送ライン
    (Lb)上の車体Vに対しウインドガラス(W)を装着
    可能な姿勢との間で上下回動軸(31)回りに強制回動
    させる旋回用駆動源(32)と, 吸着パッド(50)を左右軸(43)回りに強制回動さ
    せる取付角調整用駆動源(41)と, 作業者に車種情報を入力させる車種入力装置(55)
    と, 前記ウインドガラス取付装置(5)に設けられ作業者に
    より任意に操作可能な操作装置(53)と, 前記車種入力装置(55)に入力された車種情報に基づ
    いて前記昇降用駆動源(27),旋回用駆動源(32)
    及び取付角調整用駆動源(41)の作動を制御し,また
    前記操作装置(53)への操作入力に基づいて前記搬送
    台車(4)の駆動源および前記同期搬送用駆動源(2
    0)の作動を制御する制御手段(54)とを備え, 該制御手段(54)は,前記車種入力装置(55)に作
    業者から車種情報が入力されると,前記吸着パッド(5
    0)に吸着保持されたウインドガラス(W)の 高さ及び
    傾斜角を車両(V)のウインドガラス取付開口部の高さ
    及び傾斜角に一致させるべく前記昇降用駆動源(2
    7),旋回用駆動源(32)及び取付角調整用駆動源
    (41)を駆動し, また前記操作装置(53)に作業者から操作入力がある
    と,搬送台車(4)をウインドガラス搬送ライン(L
    w)の上方から車体搬送ライン(Lb)の上方へ移動さ
    せ,次いでウインドガラス取付装置(5)を車体(V)
    と同期して移動させるべく,前記搬送台車(4)の駆動
    源および前記同期搬送用駆動源(20)を駆動する こと
    を特徴とする,自動車のウインドガラス搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降ベース(25)をロードセル
    (35)を介して支持し,ロードセル(35)の出力に
    基づいて前記制御手段(54)が昇降用駆動源(27)
    を駆動して昇降ベース(25)を無重量状態に保持する
    ことを特徴とする,請求項1記載の自動車のウインドガ
    ラス搬送装置。
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