JP3052017B2 - ウインドシールドガラスの接着位置調整装置 - Google Patents

ウインドシールドガラスの接着位置調整装置

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JP3052017B2
JP3052017B2 JP4034915A JP3491592A JP3052017B2 JP 3052017 B2 JP3052017 B2 JP 3052017B2 JP 4034915 A JP4034915 A JP 4034915A JP 3491592 A JP3491592 A JP 3491592A JP 3052017 B2 JP3052017 B2 JP 3052017B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の車体開口部に
ウインドシールドガラスを接着する工程において、前記
車体開口部に対して位置ずれした状態で接着されたウイ
ンドシールドガラスを正しい位置に修正するためのウイ
ンドシールドガラスの接着位置調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用ウインドシールドガラスの
取付け装置として、特公平2−28509号公報に記載
されたものが公知である。上記取付け装置は、ウインド
シールドガラスをロボットのアームに支持させて車体開
口部に接着する際に、テレビカメラで撮影した車体開口
部とウインドシールドガラスとの位置関係をブラウン管
に写し出し、その映像を見ながら作業者がロボットを操
作することにより、ウインドシールドガラスを車体開口
部に対して正しく位置決めした状態で接着するようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、作業者の操
作ミス等の理由によってウインドシールドガラスが車体
開口部に対して位置ずれした状態で接着された場合に、
従来は人手によってウインドシールドガラスの接着位置
を修正していた。しかしながら、一旦接着されたウイン
ドシールドガラスを人手で押圧して接着位置を修正する
には大きな労力が必要であるばかりか、人手によってウ
インドシールドガラスの表面が汚損され、その修復に手
間を要するといった問題があった。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、ウインドシールドガラスを汚損することなく、その
接着位置を容易かつ精密に修正することが可能なウイン
ドシールドガラスの接着位置調整装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のウインドシールドガラスの接着位置調整装
置は、ウインドシールドガラスが予め接着された車体に
着脱される操作枠体を車体に対して接近・離間させるエ
スケープ手段と、前記操作枠体に設けられて該操作枠体
を車体に固定する固定手段と、前記操作枠体に設けられ
て車体に接着されたウインドシールドガラスの位置を調
整する調整手段と、前記操作枠体に設けられて接着位置
調整後のウインドシールドガラスを車体に対して押圧す
る押圧手段とを備えて成り、前記調整手段が、車体に接
着されたウインドシールドガラスを吸着可能な吸着パッ
ドと、この吸着パッドの位置を前記操作枠体に対して調
整する手動操作部材とを有することを第1の特徴とす
る。
【0006】また本発明は前述の第1の特徴に加えて、
搬送ラインに沿って流動する車体に同期した状態で前記
操作枠体を移動させる同期移動手段を備えたことを第2
の特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0008】図1に示すように、前工程であるウインド
シールドガラス接着ステーションにおいて車体前部の開
口部HにウインドシールドガラスGを接着された自動車
車体Bは、コンベア台車Dに搭載されて矢印a方向に搬
送される。車体搬送ラインの上部には、開口部Hに対す
るウインドシールドガラスGの接着位置が不良である場
合に、そのウインドシールドガラスGの接着位置を正し
い位置に調整するための接着位置調整装置Aが設けられ
る。接着位置調整装置Aは、その接着位置調整装置Aを
車体搬送ライン上を搬送される車体Bと同期して移動さ
せるための同期移動手段100と、この同期移動手段1
00から車体Bに向けて昇降するエスケープ手段200
と、このエスケープ手段200の下端に設けられた操作
枠体300と、この操作枠体300に設けられて車体B
に係合する固定手段400と、前記操作枠体300に設
けられて車体Bの開口部Hに接着されたウインドシール
ドガラスGの位置を調整する調整手段500と、前記操
作枠体300に設けられてウインドシールドガラスGを
前記開口部Hに向けて押圧する押圧手段600とを備え
る。
【0009】次に、図2および図3に基づいて前記同期
移動手段100の構造を説明する。
【0010】同期移動手段100は車体搬送ラインの上
部に平行に配設されたI型鋼より成る走行レール101
を備え、その走行レール101には1本の鋼材より成る
台車102が走行自在に支持される。すなわち、台車1
02の前後部に固着された一対の逆U字状のブラケット
103には前記走行レール101に係合する各2個の走
行ローラ104が軸支されるとともに、台車102の前
後端に設けた一対のブラケット105と台車102の中
央部に設けた他の一対のブラケット106には、前記走
行レール101に係合する補助ローラ107,108が
それぞれ軸支され、これにより台車102は走行レール
101に支持されて走行する。
【0011】台車102の上面には、その一側方に伸び
る2本の横ビーム109が固着され、これら横ビーム1
09の基端間と先端間は2本の縦ビーム110で結合さ
れる。2本の横ビーム109の上部には複数本のボルト
111を介してモータ基板112が支持され、そのモー
タ基板112の上面にはモータ113が設けられる。モ
ータ113の駆動力がギヤボックス114を介して伝達
されるピニオン115は、前記走行レール101に敷設
したラック116に噛合する。而して、前記固定手段4
00が車体搬送ラインに沿って移動する車体Bに係合す
ると、同期移動手段100は車体Bに引かれて該車体B
と同期して移動し、車体Bとの係合が解除された後、前
記モータ113を駆動することにより自走して元位置に
復帰することができる。
【0012】次に、図4〜図6に基づいて前記エスケー
プ手段200の構造を説明する。
【0013】エスケープ手段200は前記同期移動手段
100の横ビーム109の下部に垂設されたスライド基
板201を備え、そのスライド基板201の下端は縦ビ
ーム110の先端に2本のトラス部材202で接続され
て補強される。スライド基板201の後面に設けたスラ
イドガイド203には第1スライド板204の前面に上
下方向に敷設した左右一対のガイドレール205が摺動
自在に支持され、この第1スライド板204の後面に上
下方向に敷設した左右一対のガイドレール206にはス
ライドガイド207を介して第2スライド板208が摺
動自在に支持される。第1スライド板204の左右両側
部には一対のピニオン209が軸支され、このピニオン
209は前記スライド基板201に上下方向に敷設した
一対のラック210と、前記第2スライド板208に上
下方向に敷設した一対のラック211とに同時に噛合す
る。
【0014】スライド基板201の前面にはロッドレス
シリンダ212が支持され、その出力部材213はスラ
イド基板201の中央部に形成した開口2011 (図6
参照)を通して第1スライド板204に設けたブラケッ
ト214に接続される。また第1スライド板204の前
面に設けられて前記開口2011 から前方に延出するブ
レーキ部材215には、スライド基板201の前面に上
下方向に設けたブレーキロッド216が摺動自在に貫通
する。而して、前記ロッドレスシリンダ212で第1ス
ライド板204を昇降駆動すると、その第1スライド板
の204の動きがピニオン209とラック210,21
1を介して増幅された状態で第2スライド板208に伝
達される。その際に、前記ブレーキ部材215とブレー
キロッド216間に作用する摩擦力により、両スライド
板204,208の昇降動に所定の制動力が加えられ
る。
【0015】第2スライド板208の後面には側面視L
字状の支持部材217が固着され、この支持部材217
の下部に前記操作枠体300が支持される。
【0016】図7〜図10に示すように、操作枠体30
0は円形断面の棒材を屈曲して籠状に結合してなる枠本
体301を備え、その枠本体301はウインドシールド
ガラスGに沿うように僅かに湾曲した形状を有する。枠
本体301は、その上面に設けた一対のブラケット30
2間に架設したピン軸303を支持部材217の下面に
設けた一対のブラケット218に支持することにより、
前記支持部材217に対して前後揺動自在に設けられ
る。枠本体301がピン軸303回りに妄動することを
防止すべく、枠本体301は支持部材217に2本のス
プリング304で吊持されるとともに、枠本体301の
一方への揺動端を規制すべく、枠本体301の上面には
支持部材217の下面に設けたストッパ219に当接可
能なストッパボルト305が設けられる。
【0017】次に、図8および図12に基づいて前記固
定手段400の構造を説明する。
【0018】固定手段400は操作枠体300の左右両
端部にそれぞれ設けられるもので、ウインドシールドガ
ラスGが接着される車体Bの開口部Hを構成するフロン
トピラーPの後面と側面を押圧し、後述の調整手段50
0の吸着パッドと協働して操作枠体300を車体Bに対
して固定するように機能する。
【0019】すなわち、固定手段400は操作枠体30
0の左右両端部にブラケット401を介して支持された
シリンダ402を備える。シリンダ402の出力ロッド
403は伸縮しながら略90°回転するもので、その出
力ロッド403に固着したブラケット404にはフロン
トピラーPの外縁に当接可能な押圧部材405を有する
シリンダ406が支持されるとともに、そのシリンダ4
06にはブラケット407を介してフロントピラーPの
後縁に当接可能な位置規制部材408が設けられる。
【0020】次に、図11〜図15に基づいて前記調整
手段500の構造を説明する。
【0021】調整手段500は操作枠体300の左右両
端部にそれぞれ設けられるもので、枠本体301に架設
された2本の連結板501の上面には、矩形状のスライ
ド基板502が固着される。スライド基板502の上面
にはブラケット503を介して2本のガイドロッド50
4が支持され、そのガイドロッド504にはスライドガ
イド505を介して第1スライド板506がX軸方向、
すなわちウインドシールドガラスGの上下方向に摺動自
在に支持される。スライド基板502の上面に設けた一
対のシリンダ507は第1スライド板506の凹部50
1 に対向し、そのシリンダ507を伸長駆動すること
により、前記凹部5061 を押圧して第1スライド板5
06を図14に示す中央位置に固定することができる。
【0022】第1スライド板506の上面にはブラケッ
ト508を介して2本のガイドロッド509が支持さ
れ、そのガイドロッド509にはスライドガイド510
を介して第2スライド板511がY軸方向、すなわちウ
インドシールドガラスGの左右方向に摺動自在に支持さ
れる。第1スライド板506の上面に設けた一対のシリ
ンダ512は第2スライド板511の凹部5111 に対
向し、そのシリンダ512を伸長駆動することにより、
前記凹部5111 を押圧して第2スライド板511を図
13に示す中央位置に固定することができる。
【0023】第2スライド板511の下面には、前記第
1スライド板506とスライド基板502の中央部に形
成した開口5062 ,5021 (図14参照)に遊嵌す
る一対のガイド筒513が設けられ、そのガイド筒51
3に摺動自在に係合するガイドロッド514の下端には
ウインドシールドガラスGを吸着可能な2個の吸着パッ
ド515を支持する昇降台516が固着される。前記昇
降台516は第2スライド板511の下面に設けたシリ
ンダ517の出力ロッド518(図11参照)に接続さ
れ、これにより吸着パッド515はウインドシールドガ
ラスGに向けて進退駆動される。
【0024】図12に最も良く示されるように、前記ス
ライド基板502、第1スライド板506、および第2
スライド板511の一側にはそれぞれ受け部519,5
20,521が突設され、それらの受け部519,52
0,521には上端に球状のグリップ522を有する操
作レバー523の下部に形成した3個の球形部52
1 ,5232 ,5233 が係合する。すなわち、中央
の球形部5232 は第1スライド板506の受け部52
0に設けた自在継手524に揺動自在に支持され(図1
2、図14参照)、また下側の球形部5231 はスライ
ド基板502の受け部519にY軸方向に形成した長孔
5191 (図15参照)に係合するとともに、上側の球
形部5233 は第2スライド板511の受け部521に
X軸方向に形成した長孔5211 (図13参照)に係合
する。
【0025】而して、グリップ522を握って操作レバ
ー523を図12の紙面に垂直な方向に移動させれば、
スライド基板502の受け部519に形成した長孔51
1に係合する下側の球形部5231 を中心に操作レバ
ー523が揺動する。その結果、操作レバー523の中
央の球形部5232 に受け部520を押圧された第1ス
ライド板506が一対のガイドロッド504に沿って摺
動し、第1スライド板506は第2スライド板511と
共にスライド基板502に対してX軸方向に変位する。
このとき、上側の球形部5233 は第2スライド板51
1の受け部521に形成した長孔5211 に沿って移動
し、これにより操作レバー523の揺動が許容される。
【0026】一方、グリップ522を握って操作レバー
523を図12の左右方向に移動させれば、第1スライ
ド板506の受け部520に設けた自在継手524に係
合する中央の球形部5232 を中心に操作レバー523
が揺動する。その結果、操作レバー523の上側の球形
部5233 に受け部521を押圧された第2スライド板
511が一対のガイドロッド509に沿って摺動し、第
2スライド板511は第1スライド板506に対してY
軸方向に変位する。このとき、下側の球形部5231
スライド基板502の受け部519に形成した長孔51
1 に沿って移動し、これにより操作レバー523の揺
動が許容される。
【0027】次に、図9〜図11に基づいて前記押圧手
段600の構造を説明する。
【0028】押圧手段600は操作枠体300の枠本体
301の周囲に6個設けられ、それぞれブラケット60
1を介して支持されるシリンダ602と、そのシリンダ
602の出力ロッド603の先端に設けられた押圧部材
604とを備える。
【0029】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用を説明する。
【0030】ウインドシールドガラス接着ステーション
において車体Bの開口部Hに接着されたウインドシール
ドガラスGに位置ずれが確認されると、その車体Bを搭
載したコンベア台車Dが接着位置調整ステーションに達
する前に、作業者は予め接着位置調整装置Aを使用可能
な状態に準備する。すなわち、エスケープ手段200の
ロッドレスシリンダ212を駆動して第1スライド板2
04をスライド基板201に対して下降させると、ピニ
オン209の両側に噛合するラック210,211の作
用で第2スライド板208が前記第1スライド板204
に対して更に下降し、これにより操作枠体300がコン
ベア台車D上の車体Bに接着されたウインドシールドガ
ラスGの高さまで下降する(図1参照)。
【0031】続いて、固定手段400のシリンダ402
を収縮作動させて出力ロッド403を90°回転させな
がら後退させ、ブラケット407の先端に設けた位置規
制部材408を車体BのフロントピラーPの後部に位置
させるとともに、シリンダ406を伸長駆動して押圧部
材405でフロントピラーPの外側を押圧し、操作枠体
300を車体Bに対して固定する(図8参照)。このと
き、操作枠体300はウインドシールドガラスGの傾斜
角度に合わせてピン軸303回りに前後に揺動する。而
して、同期移動手段100に吊り下げ支持された前記操
作枠体300は、車体搬送ラインに沿って流動するコン
ベア台車Dに牽引された状態で車体Bと同期して移動を
開始する。
【0032】続いて、調整手段500のシリンダ517
を伸長駆動すると、ガイド筒513にガイドロッド51
4を案内されながら昇降台516が下降し、その昇降台
516に支持した吸着パッド515がウインドシールド
ガラスGの表面を真空吸着する(図11参照)。次に、
スライド基板502に設けた一対のシリンダ507を収
縮駆動して凹部5061 から離間させ、第1スライド板
506をスライド基板502に対してX軸方向に位置調
整可能な状態にするとともに、第1スライド板506に
設けた一対のシリンダ512を収縮駆動して凹部511
1 から離間させ、第2スライド板511を第1スライド
板506に対してY軸方向に位置調整可能な状態にする
(図13および図14参照)。この状態から作業者が一
対の操作レバー523のグリップ522を握って図12
の紙面に垂直な方向および紙面に平行な方向に揺動させ
ると、前述のように第2スライド板511がスライド基
板502に対してX軸方向およびY軸方向に移動し、そ
の第2スライド板511と一体の前記吸着パッド515
に吸着されたウインドシールドガラスGの位置を調整す
ることができる。
【0033】上述のようにして、ウインドシールドガラ
スGの周縁と車体Bの開口部Hの隙間が均一になるよう
に調整されると、吸着パッド515の真空引きを解除し
てウインドシールドガラスGから離間させた後、押圧手
段600の6個のシリンダ602を伸長駆動し、その押
圧部材604によってウインドシールドガラスGの表面
を押圧する。これにより、ウインドシールドガラスGは
車体Bの開口部Hに正しく位置決めされた状態で接着さ
れる。
【0034】ウインドシールドガラスGの位置調整が終
了すると、固定手段400をフロントピラーPから離脱
させた後、エスケープ手段200により操作枠体300
を元の位置に上昇させる。そして同期移動手段100の
モータ113を駆動することにより、台車102を走行
レール101に沿って元位置に復帰させる。
【0035】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の小設計
変更を行うことが可能である。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、ウインドシールドガラスを車体に接着する工程で該
ウインドシールドガラスの接着位置にずれが発生した場
合であっても、そのウインドシールドガラスを吸着パッ
ドに吸着させて手動操作部材で移動させることにより正
しい接着位置に調整することができる。これにより、手
が滑り易く作業が困難であったウインドシールドガラス
の接着位置の調整を容易に行うことが可能となるばかり
か、そのウインドシールドガラスの表面を手で汚損して
修復に手間を要する不都合を回避することが可能とな
る。しかも位置調整後のウインドシールドガラスを押圧
手段で車体に押し付けることにより、その接着を確実な
ものとすることが可能となる。
【0037】また本発明の第2の特徴によれば、操作枠
体を搬送ラインに沿って流動する車体に同期した状態で
移動させることができるので、搬送ライン上で車体の流
動を停止させて生産効率を低下させることなくウインド
シールドガラスの接着位置を調整することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウインドシールドガラスの接着位置調整装置の
全体側面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】図2の3方向矢視図
【図4】図1の4−4線断面図
【図5】図4の5方向矢視図
【図6】図4の6−6線断面図
【図7】図1の7方向矢視図
【図8】図7の要部拡大図
【図9】図8の9−9線断面図
【図10】図8の10−10線断面図
【図11】図8の11−11線断面図
【図12】図11の12−12線断面図
【図13】図11の13−13線断面図
【図14】図11の14−14線断面図
【図15】図11の15−15線断面図
【符号の説明】
100 同期移動手段 200 エスケープ手段 300 操作枠体 400 固定手段 500 調整手段 515 吸着パッド 523 操作レバー(手動操作部材) 600 押圧手段 B 車体 G ウインドシールドガラス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 65/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドシールドガラス(G)が予め接
    着された車体(B)に着脱される操作枠体(300)を
    車体(B)に対して接近・離間させるエスケープ手段
    (200)と、前記操作枠体(300)に設けられて該
    操作枠体(300)を車体(B)に固定する固定手段
    (400)と、前記操作枠体(300)に設けられて車
    体(B)に接着されたウインドシールドガラス(G)の
    位置を調整する調整手段(500)と、前記操作枠体
    (300)に設けられて接着位置調整後のウインドシー
    ルドガラス(G)を車体(B)に対して押圧する押圧手
    段(600)とを備えて成り、前記調整手段(500)
    が、車体(B)に接着されたウインドシールドガラス
    (G)を吸着可能な吸着パッド(515)と、この吸着
    パッド(515)の位置を前記操作枠体(300)に対
    して調整する手動操作部材(523)とを有することを
    特徴とする、ウインドシールドガラスの接着位置調整装
    置。
  2. 【請求項2】 搬送ラインに沿って流動する車体(B)
    に同期した状態で前記操作枠体(300)を移動させる
    同期移動手段(100)を備えたことを特徴とする、請
    求項1記載のウインドシールドガラスの接着位置調整装
    置。
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JP4779899B2 (ja) * 2006-09-14 2011-09-28 トヨタ自動車株式会社 ウィンドウガラス取付装置

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