JP3082107B2 - 自動車のバンパ組付け装置 - Google Patents

自動車のバンパ組付け装置

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JP3082107B2 JP04024921A JP2492192A JP3082107B2 JP 3082107 B2 JP3082107 B2 JP 3082107B2 JP 04024921 A JP04024921 A JP 04024921A JP 2492192 A JP2492192 A JP 2492192A JP 3082107 B2 JP3082107 B2 JP 3082107B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の組立ラインに
おいてバンパを車体に組付けるための自動車のバンパ組
付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる自動車のバンパ組付け装置
として、特開昭63−2780号公報に記載されたもの
が公知である。上記装置は、バンパとその取付ボルトを
セットするセット台と、バンパを保持する治具とナット
ランナを有するロボットとをバンパ組付けステーション
に設け、セット台に載置されたバンパと取付ボルトをロ
ボットで組付け位置まで搬送して車体に組付けるように
構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の装置は、ロボットによる完全な自動作業でバンパの組
付けを行っているので、車体とバンパの位置決めに極め
て高い精度が要求され、変形し易い合成樹脂製のバンパ
の寸法誤差や、車体の位置決め基準部に対するバンパ取
付け部の位置ずれ等の理由により、バンパの取付けがス
ムーズに行えない場合があった。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、バンパを容易かつ確実に車体に組付けることが可能
な自動車のバンパ組付け装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明の自動車のバンパ組付け装置は,バンパ組付
けステーションに搬入されたバンパを受け取り,そのバ
ンパを車体に組付ける姿勢に姿勢変換するバンパ移載手
段と,前記バンパ移載手段から受け取ったバンパを組立
ライン上の車体に組付けるバンパ組付け手段とを備え,
前記バンパ組付け手段が,バンパを車体に対して水平方
向および上下方向に位置合わせする位置合わせ手段と,
バンパを車体に係合させるべく該バンパの左右両端部を
外側に拡開するバンパ拡開手段とを有しており,前記位
置合わせ手段は,車体に対し進退可能な移動枠上に水平
方向に移動可能にフローティング支持されてバンパに沿
う方向に延びるフローティングビームと,このフローテ
ィングビームの両端部にそれぞれ固設され上面に固定受
け部材を各々有する左右一対のバンパ支持部材と,その
各バンパ支持部材の端部に昇降変位可能に支持された可
動受け片と,その各可動受け片を各バンパ支持部材に対
し手動で昇降操作するためのレバーとを備えて,それら
固定受け部材及び可動受け片上にバンパの下面を保持で
きるようにし,前記バンパ拡開手段は,バンパの左右両
端部をそれぞれ吸着可能なパッドと,この各パッドをバ
ンパの拡開方向に駆動すべく前記バンパ支持部材に支持
されるパッド駆動手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0007】図1に示すように、自動車の車体Vがオー
バーヘッドコンベアのハンガHに搭載されて矢印a方向
に搬送される組立ラインLの両側には、一対のバンパ搬
送ラインLf,Lrが設けられる。前記車体Vの前部お
よび後部に取付けられるフロントバンパBfとリヤバン
パBrは、前記バンパ搬送ラインLf,Lrに沿って走
行するオーバーヘッドコンベアのハンガHf,Hrに搭
載されて矢印b方向に搬入される。組立ラインLと各バ
ンパ搬送ラインLf,Lrの間には、それぞれ一対のバ
ンパ移載手段100f,100rと一対のバンパ組付け
手段200f,200rが設けられる。バンパ移載手段
100f,100rは前記ハンガHf,Hrに搭載され
たバンパBf,Brを受け取って所定の姿勢に回転させ
た後、そのバンパBf,Brをバンパ組付け手段200
f,200rに受け渡す。バンパ組付け手段200f,
200rはバンパ移載手段100f,100rから受け
取ったバンパBf,Brの位置を調整し、ハンガHに搭
載された車体Vの前部および後部に装着する。尚、一対
のバンパ移載手段100f,100rは同一の構造を有
しており、また一対のバンパ組付け手段200f,20
0rも同一の構造を有しているため、以下フロントバン
パBfを車体Vの前部に組付けるためのバンパ移載手段
100fとバンパ組付け手段200fについて説明す
る。
【0008】次に、図2〜図6に基づいてバンパ移載手
段100fの構造を詳述する。
【0009】床下に形成したピットに設けられた基枠1
01の上面には、バンパ搬送ラインLfから組立ライン
Lに向けて延びる一対のガイドレール102が敷設され
る。ガイドレール102には4個の走行ローラ103と
4個の補助ローラ104を介して平面視矩形状のスライ
ド枠105が走行自在に支持され、このスライド枠10
5は床面に設けたシリンダ106に接続されてガイドレ
ール102に沿って走行する。
【0010】スライド枠105の上部には、一対のブラ
ケット107を介して回転軸108が水平に支持され
る。回転軸108に固着された反転枠109はスライド
枠105に設けたシリンダ110に接続され、図2に示
す起立位置と図5に示す傾倒位置との間を90°に亘っ
て揺動する。
【0011】反転枠109の先端にはフロントバンパー
Bfを把持して姿勢を変更するためのバンパ把持機構1
11が設けられる。バンパ把持機構111は、反転枠1
09の先端に設けた支持台112に前記回転軸108と
直交する方向に支持した回転軸113を備え、その回転
軸113に設けた従動スプロケット114は反転枠10
9に設けたモータ115に接続されて回転する駆動スプ
ロケット116にチェン117を介して接続される。こ
れにより、バンパ把持機構111は、図5および図6に
実線で示す位置と鎖線で示す位置との間を回転軸113
回りに180°に亘って回動する。
【0012】回転軸113の先端には基台118を介し
て回転アーム119が固着され、その回転アーム119
の左右両端に設けた一対のモータ120の出力軸には、
フロントバンパーBfの上下面の縁部をそれぞれ支持す
る一対の受け部121を有するバンパ受け部材122が
固着される。バンパ受け部材122は前記モータ120
により、図2に実線で示す位置と鎖線で示す位置との間
を90°に亘って揺動する。また、前記回転アーム11
9に設けた一対のシリンダ123には、フロントバンパ
ーBfの下面を押圧する押圧部材124が設けられる。
【0013】次に、図7〜図11に基づいてバンパ組付
け手段200fの構造を詳述する。
【0014】バンパ組付け手段200fは、バンパ移載
手段100fと組立ラインLとの間において、前記バン
パ移載手段100fに対して直交し、かつ前記組立ライ
ンLに対して平行に配設される。バンパ組付け手段20
0fは床下に形成したピットに設けられた基枠201を
備える。基枠201に敷設されて組立ラインLと平行に
延びる一対のガイドレール202には、4個の走行ロー
ラ203と4個の補助ローラ204を介して平面視矩形
状の下部スライド枠205が走行自在に支持され、この
下部スライド枠205は基枠201に設けたシリンダ2
06に接続されてガイドレール202に沿って走行す
る。
【0015】下部スライド枠205の上面に設けた4個
のスライダ207には、平面視矩形状の上部スライド枠
208の下面に設けた2本のガイドレール209が摺動
自在に係合する。上部スライド枠208にはロッドレス
シリンダ210が固着され、その出力部材211は下部
スライド枠205の上面に設けたブラケット212に連
結される。これにより、上部スライド枠208は組立ラ
インLに直交する方向、すなわち前記バンパ移載手段1
00fに対して接近・離間する方向に駆動される。
【0016】上部スライド枠208の組立ラインL側の
端部には、揺動軸213を介して平面視矩形状の揺動枠
214が枢支される。揺動枠214のバンパ移載手段1
00f側の端部と上部スライド枠208とは一対のシリ
ンダ215により接続され、これにより前記揺動枠21
4は図7に示す下方揺動位置と図8に示す水平位置との
間で上下方向に僅かに揺動する。
【0017】揺動枠214は,本発明の移動枠を構成す
るものであって,その枠214のバンパ移載手段100
f側の端部には,フロントバンパBfを車体Vに対し
平方向および上下方向に位置合わせするための位置合わ
手段234が設けられる。すなわち,揺動枠214に
固着された一対のフローティングボックス216の内部
にはフローティング板217で接続された各一対のフロ
ーティング部材218が配設され,それらフローティン
グ部材218は,球形コロの転動によってフローティン
グボックス216の内部を自由に移動することができ
る。一対のフローティング板218は,フローティング
ボックス216の側壁を貫通して左右方向に(即ちフロ
ントバンパBfに沿うように)延びるフローティングビ
ーム219により一体に連結される。
【0018】図9および図11に最も良く示すように、
フローティングビーム219の中央部にはV字状の切欠
きを有するカム部材220が固着され、このカム部材2
20の切欠きに揺動枠214の中央部に設けたシリンダ
221により進退する楔部材222を係合させることに
より、フローティングビーム219を基準位置に復帰さ
せることができる。また、フローティングビーム219
の下面には揺動枠214に設けた一対のシリンダ223
が接続され、これによりフローティング板217の後端
をフローティングボックス216の内端面に押圧してフ
ローティングビーム219の位置を固定するとともに、
前記カム部材220と楔部材222の係合を解除した状
態でフローティングビーム219を水平面内で自由に移
動させることができる。
【0019】一対のフローティングボックス216から
外側に突出するフローティングビーム219の両端部に
は,上面に固定受け部材224を各々有する左右一対の
バンパ支持部材225が固設される。バンパ支持部材2
25の後端にはレバー226により駆動される平行リン
ク227を介して僅かに上下動可能な可動受け片として
可動受け部材228が設けられる。而して,前記固定
受け部材224と可動受け部材228とによって,フロ
ントバンパBfの下面が支持される。
【0020】各バンパ支持部材225にはピン229を
介して側面視ヘ字状のリンク230が支持され,そのリ
ンク230はフローティングビーム219に支持したシ
リンダ231に接続されて,図7に示す位置と図8に示
す位置との間を揺動する。リンク230の先端に支持し
パッド駆動手段としてのシリンダ232には,フロン
トバンパBfの左右両端部を吸着可能な吸着パッド23
3が支持され,この吸着パッド233を前記シリンダ2
32がバンパ拡開方向に駆動可能であり,それらシリン
ダ232及び吸着パッド233は本発明のバンパ拡開手
段を構成している。
【0021】尚、リヤバンパBrを車体Vの後部に組付
けるためのバンパ移載手段100rとバンパ組付け手段
200rの構造は、前述のフロントバンパBfのそれと
同一であるため、重複する説明は省略する。
【0022】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用を説明する。
【0023】図1において、オーバヘッドコンベアのハ
ンガHに搭載された自動車の車体Vは、組立ラインLに
沿って矢印a方向に搬送されてバンパ組付けステーショ
ンにおいて実線で示す位置に停止する。一方、オーバー
ヘッドコンベアのハンガHfに搭載されたフロントバン
パBfは、バンパー搬送ラインLfに沿って矢印b方向
に搬送されて実線で示す位置に停止する。
【0024】このときバンパ移載手段100fはバンパ
搬送ラインLfに接近した図2の状態にあり、反転枠1
09は実線で示す起立位置に、またバンパ把持機構11
1のバンパ受け部材122は鎖線で示す垂直位置にあ
る。この状態から左右一対のモータ120を駆動してバ
ンパ受け部材122を実線で示す水平位置に揺動させる
と、フロントバンパBfはハンガHfから前記バンパ受
け部材122の受け部121にP1 の状態で移載され
る。続いて一対のシリンダ123を伸長駆動すると、押
圧部材124がフロントバンパBfの下面を押圧して固
定する。
【0025】シリンダ110を収縮駆動すると、反転枠
109は回転軸108回りに90°反転して図5および
図6に示す傾倒位置に達し、フロントバンパBfはP2
の状態になる。この状態からモータ115を駆動して回
転軸113回りに回転アーム119を180°回転させ
ると、フロントバンパBfはP2 の状態からP3 の状態
に姿勢変換される。
【0026】次に、シリンダ106を伸長駆動するとス
ライド枠105がガイドレール102に沿って前進し、
バンパ移載手段100fはバンパ組付け手段200fに
接近した図7の位置に達する。このときガイドレール2
02に沿って走行可能なバンパ組付け手段200fの下
部スライド枠205は前記バンパ移載手段100fに対
向する位置に待機しており、その揺動枠214は揺動軸
213回りに下方に揺動した状態にある。また、フロー
ティングビーム219は、シリンダ221で駆動される
楔部材222とカム部材220の係合により、フローテ
ィング板217の後端がフローティングボックス216
の内端面に当接して固定された状態にある(図11の鎖
線位置参照)。
【0027】続いてロッドレスシリンダ210を駆動す
ると、上部スライド枠208はバンパ移載手段100f
に向けて後退し、左右一対のバンパ支持部材225がバ
ンパ把持機構111に把持されたフロントバンパBfの
下部に入り込む。続いてシリンダ231を伸長駆動して
リンク230を起立させた後、シリンダ215を伸長駆
動して揺動枠214を揺動軸213回りに上昇させ、バ
ンパ支持部材225の固定受け部材224と可動受け部
材228によってフロントバンパBfの下面を支持させ
る。続いてシリンダ232を伸長駆動して吸着パッド2
33をフロントバンパBfの左右両端部に当接させた
後、前記吸着パッド233を真空引きしてフロントバン
パBfを吸着保持させる。その後、バンパ移載手段10
0fのシリンダ123を収縮駆動して押圧部材124に
よる把持を解除するとともに、モータ120を駆動して
バンパ受け部材122をフロントバンパBfから離脱さ
せた後、バンパ移載手段100fは前述と逆の動作を行
って元位置に復帰する。
【0028】フロントバンパBfがバンパ移載手段10
0fからバンパ組付け手段200fに受け渡されると、
シリンダ232を収縮駆動して一対の吸着パッド233
を相互に離間させ、フロントバンパBfの両端部を僅か
に左右方向に開かせる。これにより、フロントバンパB
fは車体前部のバンパ取付け部に係合可能な状態とな
る。続いてシリンダ221を収縮駆動して楔部材222
をカム部材220から離間させ、フローティングビーム
219をフローティングボックス216に対して相対移
動可能な状態とする。この状態からシリンダ206を収
縮駆動すると、下部スライド枠205はガイドレール2
02に沿って移動し、フロントバンパBfはハンガHに
搭載された車体Vの前部に対向する。
【0029】ロッドレスシリンダ210を駆動して上部
スライド枠208を下部スライド枠205に対して前進
させ、フロントバンパBfを車体Vに接近する方向に前
進させた後、シリンダ223を収縮駆動してフロントバ
ンパBfを支持するフローティングビーム219をフロ
ーティングボックス216に対して前進させながら、フ
ロントバンパBfをその取付け位置である車体Vの前部
に嵌合させる。このとき、作業者がフロントバンパBf
を左右方向に押圧してフローティングビーム219をフ
ローティングボックス216に対して左右方向に移動さ
せることにより、フロントバンパBfを車体Vに対して
左右方向に位置合わせすることができる。しかも一対の
吸着パッド233によってフロントバンパBfの左右両
端部が開かれているため、該フロントバンパBfと車体
前部との干渉が防止される。上述のようにしてフロント
バンパBfを水平面内で車体Vの前後方向および左右方
向に位置決めした後、作業者が一対のレバー226を操
作して可動受け部材228を昇降させることにより、フ
ロントバンパBfの上下方向角度が調整される。而し
て、フロントバンパBfが車体前部に対して正しく位置
決めされると、吸着パッド233による吸着が解除され
る。その結果、フロントバンパBfは自己の弾性で元の
形状に復帰し、その両端部内面に形成した車体係合部
(図示せず)が、車体Vに形成したバンパ支持突起V1
(図8および図10参照)に自動的に係合する。
【0030】而して、バンパ組付け手段200fを元位
置に復帰させた後、所定箇所のボルト締めを行うことに
よりフロントバンパBfが車体Vに固定される。尚、バ
ンパ移載手段100rとバンパ組付け手段200rによ
るリヤバンパBrの組付けも、上述と同一の手順によっ
て行われる。
【0031】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の小設計
変更を行うことが可能である。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば,バンパ自
体や車体のバンパ取付け部に寸法誤差があっても,バン
パ組付け手段に設けたフローティング支持機構付きの
位置合わせ手段によってバンパを車体に対して水平方
向および上下方向に短時間で精密に位置合わせすること
ができるばかりか,バンパ拡開手段によりバンパの左右
両端部を外側に拡開することにより,車体のバンパー取
付け部にバンパを容易に係合させることができ,これに
よりバンパ組付けの作業効率を大幅に向上させることが
できる。また特にバンパの上下方向の位置合わせは,移
動枠にフローティング支持されたフローティングビーム
上のバンパ支持部材全体を昇降変位させるのではなく
て,該バンパ支持部材の端部に取付けた比較的小さな可
動受け片を手動レバー操作により単に昇降変位させるだ
けでよいため,バンパの向きを上下方向に容易に調整可
能となる上,昇降機構の構造簡素化が図られる。しかも
その可動受け片の操作レバーは,バンパを水平方向に位
置合わせする際の操作レバーとしても利用可能であり,
またバンパ支持部材が,バンパ下面に対する上記可動受
け片および固定受け部材の支持手段のみならず,バンパ
拡開手段の支持手段にも兼用されており,全体として装
置の構造簡素化に大いに寄与することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】バンパ組付け装置の全体平面図
【図2】図1の2方向矢視図
【図3】図2の3方向矢視図
【図4】図3の4方向矢視図
【図5】図2に対応する作用の説明図
【図6】図5の6方向矢視図
【図7】図1の7方向矢視図
【図8】図1の8方向矢視図
【図9】図8の9方向矢視図
【図10】図8の10方向矢視図
【図11】図8の11−11線断面図
【符号の説明】
100f,100r バンパ移載手段 200f,200r バンパ組付け手段219 フローティングッビーム 224 固定受け部材 225 バンパ支持部材 226 レバー 228 可動受け部材(可動受け片) 232 シリンダ(パッド駆動手段,バンパ拡開
手段) 233 吸着パッド(バンパ拡開手段) 234 位置合わせ手段 Bf,Br バンパ L 組立ライン V 車体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 65/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンパ組付けステーションに搬入された
    バンパ(Bf,Br)を受け取り,そのバンパ(Bf,
    Br)を車体(V)に組付ける姿勢に姿勢変換するバン
    パ移載手段(100f,100r)と,前記バンパ移載
    手段(100f,100r)から受け取ったバンパ(B
    f,Br)を組立ライン(L)上の車体(V)に組付け
    るバンパ組付け手段(200f,200r)とを備え, 前記バンパ組付け手段(200f,200r)が,バン
    パ(Bf,Br)を車体(V)に対して水平方向および
    上下方向に位置合わせする位置合わせ手段(234)
    と,バンパ(Bf,Br)を車体(V)に係合させるべ
    く該バンパ(Bf,Br)の左右両端部を外側に拡開す
    るバンパ拡開手段(233,232)とを有しており, 前記位置合わせ手段(234)は,車体(V)に対し進
    退可能な移動枠(214)上に水平方向に移動可能にフ
    ローティング支持されてバンパ(Bf,Br)に沿う方
    向に延びるフローティングビーム(219)と,このフ
    ローティングビーム(219)の両端部にそれぞれ固設
    され上面に固定受け部材(224)を各々有する左右一
    対のバンパ支持部材(225)と,その各バンパ支持部
    材(225)の端部に昇降変位可能に支持された可動受
    け片(228)と,その各可動受け片(228)を各バ
    ンパ支持部材(225)に対し手動で昇降操作するため
    のレバー(226)とを備えて,それら固定受け部材
    (224)及び可動受け片(228)上にバンパ(B
    f,Br)の下面を保持できるようにし, 前記バンパ拡開手段は,バンパ(Bf,Br)の左右両
    端部をそれぞれ吸着可能なパッド(233)と,この各
    パッド(233)をバンパ(Bf,Br)の拡開方向に
    駆動すべく前記バンパ支持部材(225)に支持される
    パッド駆動手段(232)とを備えた ことを特徴とす
    る,自動車のバンパ組付け装置。
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