JP3377373B2 - 改修屋根及びその改修方法 - Google Patents

改修屋根及びその改修方法

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JP3377373B2 JP16925696A JP16925696A JP3377373B2 JP 3377373 B2 JP3377373 B2 JP 3377373B2 JP 16925696 A JP16925696 A JP 16925696A JP 16925696 A JP16925696 A JP 16925696A JP 3377373 B2 JP3377373 B2 JP 3377373B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断面波形状のスレ
ート等の既設屋根をそのままにして、その上から新設屋
根を簡易且つ迅速に葺成することができる改修屋根及び
その改修方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりスレートによる屋根が多く施工
されている。これらが長期の使用により、老朽化した
り、或いは脆くなったりして、雨水が浸入するようにな
ると、新たな屋根に葺き替える必要が生じ、そのため
に、既設の屋根を撤去し、新たなる屋根を葺成するか、
或いは既設のスレート屋根をそのまま残して、その上に
新たなる屋根を葺成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、屋根の改修に
おいて、会社,工場,駐車場等では、撤去時に粉塵等が
立ち込めたり、取り外した屋根等の部品が落下したり、
また、雨天の場合には設備、製品,自動車等の保護のた
めテント,天幕,カバー等の架設家屋を設営しなければ
ならない。さらに、最悪の場合には会社、工場等の操業
及び使用を一時,中断することもあり、その間に生じる
物的,金銭的な損失,損害は甚大である。このため、最
近では改修屋根の施工において、既設屋根はそのまま残
して、該既設屋根上に新たなる屋根を施工することが多
くなっている。
【0004】この既設の屋根を残したままの状態で新設
屋根を施工する場合には、既設屋根の構造を利用するこ
とになり、例えば既設屋根の母屋,胴縁の構造材等は新
設屋根の構造材として使用される。また、既設屋根を固
定しているボルト軸等も利用可能であれば使用すること
がある。
【0005】しかし、このような既設の構成部材を使用
するにあたり、改修工事には種々の困難且つ面倒なる問
題が生じることもある。例えば、既設の構造材を使用す
る場合に、その構造材には既設屋根が葺成されているの
で、既設屋根上で作業している作業員には既設の屋根板
が透明なるものでないかぎり、構造材のおおよその位置
は確認できても、正確な位置を確認することは困難であ
る。
【0006】そのために、既設の構造材に新設の屋根板
を固定具等の固着具にて固定する場合に、その既設の構
造材に固着具を正確にねじ込み或いは締めつけたりする
等はできず、大抵の場合には既設の構造材から固着具が
外れた位置になってしまい、新設の屋根板に不要な孔を
開けてしまい、新設の屋根が見苦しいものとなるのみな
らず、無駄に施工時間を費やしたり、不要に開けた孔の
埃が周囲に散ったり、あるいは、その孔から雨水が浸入
する等の不都合が生じる。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで発明者は、前記課
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、その発明
を、構造材上に固定具を介して葺成した断面波形の既設
屋根と、該既設屋根の波形頂部と略同等間隔となるよう
に固定用頂面部を形成した新設屋根板と、新設屋根板固
定用貫通孔と,前記既設屋根から露出する固定具が挿入
する挿入口とを形成し,新設屋根板固定用貫通孔と挿入
口との間隔は前記構造材の幅より小さくした支持具と、
該支持具の新設屋根板固定用貫通孔に前記新設屋根板上
から貫通する固着具とからなり、前記新設屋根板の固定
用頂面部は、前記新設屋根板固定用貫通孔箇所で押圧に
て変形部が形成されてなる改修屋根及び改修屋根の改修
方法としたことにより、老朽化した既設スレート屋根を
撤去することなく、そのままにして、その上より簡易且
つ迅速に新設屋根を葺成することができ、前記課題を解
決したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。まず、既設屋根Aは、図1乃至図3に
示すように、スレート等でその断面形状が、略サインカ
ーブ状の波形に形成されている。ここで、既設屋根A
は、その高さ方向の上方を波形頂部1とし、下方を波形
底部2と称することとする。その既設屋根Aには、波形
頂部1箇所が母屋等の構造材4上に固定された固定具5
にて固定されている。
【0009】前記構造材4は、具体的には、リップ溝形
鋼等の断面略C字形状の形鋼材が使用されることが好ま
しい。そして、固定具5としては図2(A)に示すよう
に、フックボルトが好適であり、リップ溝形鋼等とした
構造材4の縁にフックボルトとした固定具5のフック部
が引っかけられている。その既設屋根Aは、実際には複
数の既設屋根材A1 ,A1 ,…より構成されている。
【0010】その固定具5は、図2(A)等に示すよう
に、ボルト軸部5a,座金5b及びナット5cから構成
されている。そのボルト軸部5aは、具体的には、フッ
クボルトが使用される。そして、フックボルトとしたボ
ルト軸部5aのフックが構造材4の縁に引っかけられ、
ボルト軸部5aの軸他端が前記座金5bとナット5cに
より構造材4に固定されるようになっている。
【0011】次に、新設屋根板B1 は、図3に示すよう
に、平坦状の複数の固定用頂面部6,6,…が所定間隔
をおいて形成されたものである。該固定用頂面部6,
6,…は、前記既設屋根Aの波形頂部1,1,…の間隔
に等しくなるように形成されている。そして、固定用頂
面部6,6,…の間には、既設屋根Aの波形底部2,
2,…と略同等間隔となるように円弧状面部7,7,…
が形成されている。新設屋根板B1 の固定用頂面部6,
6,…は、前記支持具Cの上面部10a上に載置される
〔図2(A)及び(B)参照〕。
【0012】その支持具Cは、図1乃至図3等に示すよ
うに、既設屋根A上にて新設屋根板B1 を支持固定する
ものである。その支持具Cの実施形態としては、図4
(A),(B)に示すように、略直方体の本体部10が
形成され、該本体部10に新設屋根板固定用貫通孔11
と挿入口12とが形成されている。その本体部10の上
面部10aは、平坦状に形成されている。さらに下面部
10bでは、前記既設屋根Aの波形頂部1の円弧状面と
略同一となるように、幅方向に沿って略円弧状に形成さ
れ、既設屋根Aの波形頂部1の頂部に載置したときに、
当接面の全範囲において良好なる密着性とすることがで
きる〔図2(B)参照〕。
【0013】その本体部10の上面側において、図4に
示すように、新設屋根板固定用貫通孔11の開口周囲に
突起部13が形成されている。該突起部13は、図7
(B)に示すように、前記新設屋根板B1 の固定用頂面
部6の裏面側から表面側に向かって膨出突起状の変形部
6aを形成するものである。その突起部13は、新設屋
根板固定用貫通孔11の開口周囲において、該開口を囲
むように形成されており、種々の実施の形態が存在す
る。その、第一実施の形態としては、図4(A)に示す
ように、複数の突起片13a,13a,…から構成され
たものであり、新設屋根板固定用貫通孔11の開口周囲
において、断続的に円周を描くように突起片13a,1
3a,…が形成されることとなる〔図4(B)参照〕。
【0014】その突起片13a,13a,…の数は、四
個が好適であるが、三個であってもよい〔図13(B)
参照〕。また、二個でも可能であり〔図13(A)参
照〕、さらには、突起片13aは一つでも良い。さら
に、突起部13は、新設屋根板固定用貫通孔11の開口
周囲において円周状に連続する略リング状とした突起条
13bのタイプも存在する。さらに、突起条13bは、
正方形状としたり〔図13(C)参照〕、或いは三角形
状としたタイプも存在している〔図13(D)参照〕。
【0015】その支持具Cの挿入口12は、上面部10
aと下面部10bとの間を貫通する貫通孔であるが、必
ずしも貫通した孔である必要はなく、下面部10bにの
み開口を有するものであればよい。そして、その挿入口
12には、前記既設屋根Aを固定する固定具5の波形頂
部1からの露出部、即ち図2(A)に示すように、座金
5bとナット5cが挿入するものである。
【0016】その挿入口12と新設屋根板固定用貫通孔
11との間隔は、前記構造材4の幅方向の寸法より小さ
くなっている。そして、新設屋根板固定用貫通孔11と
挿入口12との間隔をLとし〔図4(B),図8乃至図
10等参照〕、構造材4の幅方向寸法をWとすると〔図
8,図9等参照〕、両寸法の関係は、W>Lとなるよう
に設定し、さらに、具体的には、L≒(W/2)なる関
係とすることが好適である。
【0017】その新設屋根板固定用貫通孔11と挿入口
12との間隔Lを上述のように設定することで、支持具
Cの挿入口12に、既設屋根Aの波形頂部1から露出す
る固定具5を挿入させながら、その支持具Cを既設屋根
Aの波形頂部1に載置すると、図2(A)に示すよう
に、支持具Cの新設屋根板固定用貫通孔11が自然に構
造材4の幅方向の範囲内に位置する。
【0018】つぎに、支持具Cの第2実施の形態として
は、図16(A)に示すように、新設屋根板固定用貫通
孔11の上部開口の周囲に突起部13が形成されないも
のである。このタイプでは、図16(B)に示すよう
に、新設屋根板固定用貫通孔11の周囲を押圧すること
により、新設屋根板B1 の固定用頂面部6に凹み状変形
を形成するものである〔図17(A)参照〕。この実施
形態においては、図17(B),(C)等に示すよう
に、新設屋根板固定用貫通孔11の上面部10a側の周
囲には、さらもみ,座ぐり状に形成されることもある。
【0019】
【作用】構造材4上に前記固定具5を介して葺成した断
面波形の既設屋根Aの波形頂部1上に支持具Cを載置す
る〔図6,図8(A)参照〕。このとき、支持具Cの挿
入口12には、既設屋根Aの波形頂部1から露出する固
定具5を挿入させる〔図8(B)参照〕。そして、支持
具Cの新設屋根板固定用貫通孔11を構造材4上側とな
るようにセットする〔図8(B)参照〕。
【0020】そして、支持具Cの新設屋根板固定用貫通
孔11箇所を新設屋根板B1 の固定用頂面部6上より手
の平等に押圧する〔図9(A),図10(B)参照〕。
これにより、突起部13により新設屋根板B1 の固定用
頂面部6には目印となる変形部6aが形成されることと
なる〔図9(B),図10(B)参照〕。その変形部6
a箇所に固着具15を電動ドリル等の機具を介して締め
つけるものである。
【0021】また、支持具Cに突起部13が形成されな
いタイプを使用する場合においては、新設屋根板B1
固定用頂面部6からその新設屋根板固定用貫通孔11箇
所を押圧し、円形状の変形部6aを形成するものであ
る。そして、その変形部6a箇所を目印とし、固着具1
5を差し込む。このときも、固着具15は、図11に示
すように、電気ドリルに装着して差し込むことにより作
業上において効率的にできる。
【0022】そして、このようにすることで、固着具1
5は、既設屋根Aを貫通し、固着具15の先端が構造材
4にねじ込まれ、既設屋根A上に複数の新設屋根板B1
が併設固定され、新設屋根Bが施工される。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明は、構造材4上に固定具
5を介して葺成した断面波形の既設屋根Aと、該既設屋
根Aの波形頂部1と略同等間隔となるように固定用頂面
部6を形成した新設屋根板B1 と、新設屋根板固定用貫
通孔11と,前記既設屋根Aから露出する固定具5が挿
入する挿入口12とを形成し,新設屋根板固定用貫通孔
11と挿入口12との間隔は前記構造材4の幅より小さ
くした支持具Cと、該支持具Cの新設屋根板固定用貫通
孔11に前記新設屋根板B1 上から貫通する固着具15
とからなり、前記新設屋根板B1 の固定用頂面部6は、
前記新設屋根板固定用貫通孔11箇所で押圧にて変形部
6aが形成されてなる改修屋根としたことにより、屋根
の改修作業を簡易且つ迅速にできる。
【0024】上記効果を詳述すると、支持具Cには、新
設屋根板固定用貫通孔11と挿入口12とを形成してい
る。そして、挿入口12には、前記既設屋根Aから露出
する固定具5が挿入するようになっており、また新設屋
根板固定用貫通孔11と挿入口12との間隔は、前記構
造材4の幅より小さくなる構成としている。そのため挿
入口12に固定具5が挿入した状態で、新設屋根板固定
用貫通孔11の位置が構造材4の幅より必然的に狭くな
り、その新設屋根板固定用貫通孔11は常時、構造材4
上に位置するようになる。
【0025】一方、その支持具Cの新設屋根板固定用貫
通孔11を新設屋根板B1 の固定用頂面部6より押圧す
ることで、固定用頂面部6上に押圧による変形が生じる
こととなる。その押圧作業も作業員の手の平等にて簡単
にできる。そして、その固定用頂面部6上の変形箇所に
より支持具Cの新設屋根板固定用貫通孔11の位置を略
正確に確認することができ、固着具15をその新設屋根
板固定用貫通孔11箇所に固定用頂面部6上より差し込
むことで、固着具15の先端は確実に構造材4上に達す
ることができ、新設屋根板B1 を既設屋根A及び構造材
4に固定することができる。
【0026】次に、請求項2の発明は、構造材4上に固
定具5を介して葺成した断面波形の既設屋根Aと、該既
設屋根Aの波形頂部1と略同等間隔となるように固定用
頂面部6を形成した新設屋根板B1 と、上部開口周囲に
突起部13を形成した新設屋根板固定用貫通孔11と,
前記既設屋根Aから露出する固定具5が挿入する挿入口
12とを形成し,新設屋根板固定用貫通孔11と挿入口
12との間隔は前記構造材4の幅より小さくした支持具
Cと、該支持具Cの新設屋根板固定用貫通孔11に前記
新設屋根板B1 上から貫通する固着具15とからなる改
修屋根としたことにより、新設屋根板B1 の固定用頂面
部6に突起部13により変形部6aを明確かつ確実に形
成することが容易にできる。
【0027】次に、請求項3の発明は、請求項2におい
て、前記突起部13は、複数の突起片13a,13a,
…からなる改修屋根としたことにより、それぞれの突起
片13a,13a,…は、新設屋根板B1 の固定用頂面
部6に対して集中荷重として容易に変形部6aを形成す
ることができる。
【0028】次に、請求項4の発明は、請求項2におい
て、前記突起部13は、連続するの突起条13bからな
る改修屋根としたことにより、円周状の明確なる変形部
6aを形成することができる。
【0029】次に、請求項5の発明は、構造材4上に前
記固定具5を介して葺成した断面波形の既設屋根Aに、
新設屋根板固定用貫通孔11と挿入口12とを形成した
支持具Cの挿入口12に既設屋根A表面から露出した固
定具5を挿入しつつ、新設屋根板固定用貫通孔11を構
造材4側となるように配置し、その支持具C,C,…上
に、前記既設屋根Aの波形頂部1と略同等間隔となるよ
うに平坦状の固定用頂面部6を形成した新設屋根板B1
を配置し、固定用頂面部6を押圧して新設屋根板固定用
貫通孔11対応位置に変形部6aを形成し、変形部6a
から前記新設屋根板固定用貫通孔11に固着具15を貫
通し、構造材4に締め付けてなる改修屋根の改修方法と
したことにより、既設屋根Aをそのまま使用し、且つ下
方に切削屑等を落下させることなく効率的な作業にする
ことができる。
【0030】次に、請求項6の発明は、構造材4上に前
記固定具5を介して葺成した断面波形の既設屋根Aに、
上部開口周囲に突起部13を形成した新設屋根板固定用
貫通孔11と,前記既設屋根Aからの固定具5の露出部
分が挿入する挿入口12とを形成し,新設屋根板固定用
貫通孔11と挿入口12との間隔は前記構造材4の幅よ
り小さくした支持具Cの挿入口12に前記固定具5を挿
入しつつ、新設屋根板固定用貫通孔11を構造材4側と
なるように配置し、その支持具C,C,…上に、前記既
設屋根Aの波形頂部1と略同等間隔となるように平坦状
の固定用頂面部6を形成した新設屋根板B1 を配置し、
固定用頂面部6の支持具C箇所を押圧し、その前記突起
部13にて固定用頂面部6に突起状変形を形成し、該突
起状変形箇所から前記新設屋根板固定用貫通孔11に固
着具15を貫通し、構造材4に締め付けてなる改修屋根
の改修方法としたことにより、突起部13により、新設
屋根板B1 の固定用頂面部6に明確なる変形部6aを形
成することとなり、上記請求項5と略同様なる効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による改修屋根の斜視図
【図2】(A)は本発明の要部の縦断側面図 (B)は本発明の要部の縦断正面図
【図3】本発明の略示正面図
【図4】(A)は支持具の斜視図 (B)は支持具の平面図
【図5】既設屋根の波形頂部上に支持具を配置する工程
を示す斜視図
【図6】支持具上に新設屋根板を載置する工程を示す斜
視図
【図7】(A)は新設屋根板を支持具上に固定する工程
を示す斜視図 (B)は新設屋根板を支持具上に固定し、固着具にて固
着する工程を示す斜視図
【図8】(A)は既設屋根に支持具を配置する工程を示
す縦断側面図 (B)は新設屋根板を支持具上に固定する工程を示す縦
断側面図
【図9】(A)は新設屋根板の固定用頂面部に変形部を
形成する前の工程を示す略示図 (B)は新設屋根板の固定用頂面部に変形部を形成した
略示図
【図10】(A)は新設屋根板の固定用頂面部に変形部
を形成する前の工程を示す要部拡大図 (B)は新設屋根板の固定用頂面部に変形部を形成した
要部拡大図
【図11】電気ドリルに固着具を装着し、新設屋根板を
構造材に固定する状態を示す工程図
【図12】(A)は別の支持具の斜視図 (B)は別の支持具を使用した状態の斜視図
【図13】(A)は支持具の斜視図 (B)は支持具の斜視図 (C)は支持具の斜視図 (D)は支持具の斜視図
【図14】(A)は別の支持具のを使用した状態の縦断
正面図 (B)は別の支持具のを使用した状態の斜視図
【図15】(A)は別の支持具を使用した改修屋根の工
程を示す斜視図 (B)は別の支持具を使用した改修屋根の工程を示す斜
視図
【図16】(A)別の支持具を使用した改修屋根の工程
を示す斜視図 (B)は別の支持具を使用した改修屋根の工程を示す縦
断側面図
【図17】(A)は別のタイプの支持具の縦断側面図 (B)は別のタイプの支持具の縦断側面図 (C)は別のタイプの支持具の縦断側面図
【符号の説明】
A…既設屋根 1…波形頂部 4…構造材 5…固定具 6…固定用頂面部 6a…変形部 B1 …新設屋根板 C…支持具 11…新設屋根板固定用貫通孔 12…挿入口 13…突起部 13a…突起片 13b…突起条 15…固着具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 3/00 E04D 3/36

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造材上に固定具を介して葺成した断面
    波形の既設屋根と、該既設屋根の波形頂部と略同等間隔
    となるように固定用頂面部を形成した新設屋根板と、新
    設屋根板固定用貫通孔と,前記既設屋根から露出する固
    定具が挿入する挿入口とを形成し,新設屋根板固定用貫
    通孔と挿入口との間隔は前記構造材の幅より小さくした
    支持具と、該支持具の新設屋根板固定用貫通孔に前記新
    設屋根板上から貫通する固着具とからなり、前記新設屋
    根板の固定用頂面部は、前記新設屋根板固定用貫通孔箇
    所で押圧にて変形部が形成されてなることを特徴とする
    改修屋根。
  2. 【請求項2】 構造材上に固定具を介して葺成した断面
    波形の既設屋根と、該既設屋根の波形頂部と略同等間隔
    となるように固定用頂面部を形成した新設屋根板と、上
    部開口周囲に突起部を形成した新設屋根板固定用貫通孔
    と,前記既設屋根から露出する固定具が挿入する挿入口
    とを形成し,新設屋根板固定用貫通孔と挿入口との間隔
    は前記構造材の幅より小さくした支持具と、該支持具の
    新設屋根板固定用貫通孔に前記新設屋根板上から貫通す
    る固着具とからなることを特徴とした改修屋根。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記突起部は、複数
    の突起片からなることを特徴とした改修屋根。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記突起部は、連続
    する突起条からなることを特徴とした改修屋根。
  5. 【請求項5】 構造材上に前記固定具を介して葺成した
    断面波形の既設屋根に、新設屋根板固定用貫通孔と挿入
    口とを形成した支持具の挿入口に既設屋根表面から露出
    した固定具を挿入しつつ、新設屋根板固定用貫通孔を構
    造材側となるように配置し、その支持具上に、前記既設
    屋根の波形頂部と略同等間隔となるように平坦状の固定
    用頂面部を形成した新設屋根板を配置し、固定用頂面部
    を押圧して新設屋根板固定用貫通孔対応位置に変形部を
    形成し、変形部から前記新設屋根板固定用貫通孔に固着
    具を貫通し、構造材に締め付けてなることを特徴とした
    改修屋根の改修方法。
  6. 【請求項6】 構造材上に前記固定具を介して葺成した
    断面波形の既設屋根に、上部開口周囲に突起部を形成し
    た新設屋根板固定用貫通孔と,前記既設屋根からの固定
    具の露出部分が挿入する挿入口とを形成し,新設屋根板
    固定用貫通孔と挿入口との間隔は前記構造材の幅より小
    さくした支持具の挿入口に前記固定具を挿入しつつ、新
    設屋根板固定用貫通孔を構造材側となるように配置し、
    その支持具上に、前記既設屋根の波形頂部と略同等間隔
    となるように平坦状の固定用頂面部を形成した新設屋根
    板を配置し、固定用頂面部の支持具箇所を押圧し、その
    前記突起部にて固定用頂面部に突起状変形を形成し、該
    突起状変形箇所から前記新設屋根板固定用貫通孔に固着
    具を貫通し、構造材に締め付けてなることを特徴とした
    改修屋根の改修方法。
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