JP6864547B2 - 軒先点検用歩廊 - Google Patents
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Description
例えば、下記特許文献1においては、スレート屋根の表面上に突出したフックボルトの座金とスレート板との間にクランプ金具を打ち込み装着した上で、スレート屋根上に複数枚の金属板屋根材を被せ、これらをクランプ金具にネジ止めする屋根補修工法が開示されている。
例えば、建物の屋根に設置されたエアコンの室外機等を点検するため、波形スレート屋根の軒先部分に金属板屋根材を設置し、歩廊として利用するような用途である。
ただし、既設のスレート屋根の一部分に金属板屋根材を敷設するとなると、雨水が金属板屋根材とスレート板との間から侵入し、クランプ金具を錆び付かせたり、クランプ金具の打ち込みによって生じたフックボルトとスレート板との隙間から屋内に漏水することが懸念される。
また縦下地材14は、歩廊材16を支えるという機能を確保するために一定の厚さ(例えば1.2mm)を備える必要があるが、この厚さが仇となり、スレート板34a及び34bの隙間51に差し込みにくいという問題も指摘されていた。
この結果、スレート板同士の隙間に差し込み易くなり、施工性をアップすることが可能となる。
この歩廊材16は、波形鋼板よりなる。
また、第1の側板22と第2の側板24との間には、下面開口部31が形成されている。
この素材63は、長さ寸法が比較的短いことを除き、上記の縦下地材15と類似の形状・寸法を備えている。
また、第1の側板65の端辺には、上方に向けて折り返した第1の樋部67が形成されている。
第2の側板66の端辺にも、上方に向けて折り返した第2の樋部68が形成されている。
また、第1の側板65と第2の側板66との間には、下面開口部70が形成されている。
この湾曲部62は、スレート板34の一つの波に対応した形状を備えている。
また、素材63の中、湾曲部62以外の部分が連結部61となる。
この切欠46は、先端開口部42側の逆三角形部46aと、真ん中の円形部46bと、後端開口部44側の長方形部46cを備えている。
この際、フックボルト36は、切欠46の円形部46bに収納される。
そして、テクスビス52によって、縦下地材15の上板20とクランプ金具38の上面54間が固定される。
図6に示すように、フックボルト36の先端に螺合されたナット48とスレート板34の頂部との間に座金50が配置されており、この座金50の裏面に固着されたパッキン56とスレート板34の頂部とによって、クランプ金具38の底面40が挟持されている。
ただし、縦下地材15とスレート板34aとの間の固定箇所数については、特に限定はない。
この際、各歩廊材16に形成された波の列が、スレート板34に形成された波の列と直交する方向(横方向)に配置される。
この結果、歩廊材16が縦下地材15に強固に固定される。
縦下地材15及び挿入部材60に降りかかった雨水は、縦下地材15の第1の樋部26及び第2の樋部28を伝ってスレート屋根12の下方に運ばれ、雨樋62に集められる。
これに対し、第1の軒先点検用歩廊10では、歩廊材16を支持する比較的長尺な縦下地材15と、隙間51に差し込まれる比較的短尺な挿入部材60とに分割されているため、その分、スレート板34bに加えられる湾曲部62の反発力も分散・低減される。
このため、スレート板34bに亀裂や破損が生じることを抑制することができる。
例えば、縦下地材15の厚さとして、歩廊材16を支持するのに十分な1.2mm確保する一方、厚さ0.5mmの素材63によって挿入部材60を形成することが該当する。
この結果、狭い隙間51に湾曲部62を差し込み易くなる利点が生じる。
また、第1の軒先点検用歩廊10の場合には、歩廊材16が縦下地材15の上板20に直接固定されるのに対し、この第2の軒先点検用歩廊71の場合には、縦下地材15上に固定された横下地材72上に各歩廊材16が固定される点に特徴がある。
第1の側板76の端辺には、外側に水平方向に折り曲げた第1の縁部80が形成されている。また、第2の側板78の端辺にも、外側に水平方向に折り曲げた第2の縁部82が形成されている。
この際、各歩廊材16の波の列が、横下地材72の長手方向と直交する向きに配置される。
この結果、歩廊材16が横下地材72に強固に固定される。
このため、雨水によってクランプ金具38が錆び付いたり、フックボルト36を伝って屋内に漏水することを有効に回避することができる。
このように、挿入部材60と縦下地材15を別部材としたことにより、挿入部材60をより薄い材料によって構成することも可能となる。
すなわち、仮に横下地材72を設けることなく、歩廊材16を縦下地材15に直接固定するとなると、固定箇所が縦下地材15の存在する位置に限定されることとなる。
また、上記においては縦下地材15の上板20を平板状に形成した例を示したが、図11に示すように、複数本の凹溝86を備えた波形の上板20を備えた縦下地材15を用いることもできる。この場合、図示を省略したが、挿入部材60としても、その上板64に複数本の凹溝を形成したものを採用することが望ましい。
12 スレート屋根
15 縦下地材
16 歩廊材
20 上板
22 第1の側板
24 第2の側板
26 第1の樋部
28 第2の樋部
30 収納スペース
31 下面開口部
34 スレート板
36 フックボルト
38 クランプ金具
40 クランプ金具の底面
42 クランプ金具の先端開口部
44 クランプ金具の後端開口部
46 クランプ金具の切欠
48 ナット
50 座金
51 重複部分の隙間
52 テクスビス
54 クランプ金具の上面
56 パッキン
58 波用座金
60 挿入部材
61 連結部
62 湾曲部
63 挿入部材の素材
64 挿入部材の上板
65 挿入部材の第1の側板
66 挿入部材の第2の側板
67 挿入部材の第1の樋部
68 挿入部材の第2の樋部
69 挿入部材の収納スペース
70 挿入部材の下面開口部
71 第2の軒先点検用歩廊
72 横下地材
74 上板
76 第1の側板
78 第2の側板
80 第1の縁部
82 第2の縁部
86 凹溝
Claims (4)
- 波形のスレート板を複数配置したスレート屋根の表面に、金属板屋根材よりなる歩廊材を取り付けた構造の軒先点検用歩廊であって、
上記スレート板の頂部から外部に突出した既存のフックボルトに係合された複数のクランプ金具と、
上記スレート板の波の列と平行する方向に配置された複数本の縦下地材と、
各縦下地材の後端に接続された複数本の挿入部材を備え、
上記縦下地材は、上板と、両側板と、これら上板及び両側板で囲繞された収納スペースと、下面開口部を備え、
上記挿入部材は、上板と、両側板と、これら上板及び両側板で囲繞された収納スペースと、下面開口部と、後端側に形成された湾曲部を備え、
上記縦下地材の下面開口部を上記クランプ金具に被せることによって、その収納スペース内に上記クランプ金具が配置されると共に、このクランプ金具の上面と縦下地材の上板との間がネジ止めされており、
上記挿入部材の上記湾曲部が、軒先側のスレート板と、これより上段に配置された他のスレート板との重複部分の隙間に挿入されており、
この挿入部材の下面開口部を上記縦下地材の上板に被せることによって、その収納スペース内に上記縦下地材の後端が配置されると共に、縦下地材の上板と挿入部材の上板との間がネジ止めされており、
上記歩廊材は上記縦下地材上に配置され、両者間がネジ止めされていることを特徴とする軒先点検用歩廊。 - 上記歩廊材が波形鋼板よりなり、
その波の列が上記縦下地材の長手方向と交差する向きで縦下地材上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の軒先点検用歩廊。 - 波形のスレート板を複数配置させたスレート屋根の表面に、波形鋼板よりなる歩廊材を取り付けた構造の軒先点検用歩廊であって、
上記スレート板の頂部から外部に突出した既存のフックボルトに係合された複数のクランプ金具と、
上記スレート板の波の列と平行する方向に配置された複数本の縦下地材と、
各縦下地材の後端に接続された複数本の挿入部材と、
各縦下地材と交差する方向に配置され、これに固定された複数本の横下地材とを備え、
上記縦下地材は、上板と、両側板と、これら上板及び両側板で囲繞された収納スペースと、下面開口部を備え、
上記挿入部材は、上板と、両側板と、これら上板及び両側板で囲繞された収納スペースと、下面開口部と、後端側に形成された湾曲部を備え、
上記縦下地材の下面開口部を上記クランプ金具に被せることによって、その収納スペース内に上記クランプ金具が配置されると共に、このクランプ金具の上面と縦下地材の上板との間がネジ止めされており、
上記挿入部材の上記湾曲部が、軒先側のスレート板と、これより上段に配置された他のスレート板との重複部分の隙間に挿入されており、
この挿入部材の下面開口部を上記縦下地材の上板に被せることによって、その収納スペース内に上記縦下地材の後端が配置されると共に、縦下地材の上板と挿入部材の上板との間がネジ止めされており、
上記歩廊材は、その波の列が上記縦下地材の長手方向と平行する向きで上記横下地材上に配置され、両者間がネジ止めされていることを特徴とする軒先点検用歩廊。 - 上記縦下地材の両側板の端辺に、それぞれ排水用の樋部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の軒先点検用歩廊。
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