JP3374622B2 - 電線カバー付きコネクタ - Google Patents

電線カバー付きコネクタ

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JP3374622B2 JP28248395A JP28248395A JP3374622B2 JP 3374622 B2 JP3374622 B2 JP 3374622B2 JP 28248395 A JP28248395 A JP 28248395A JP 28248395 A JP28248395 A JP 28248395A JP 3374622 B2 JP3374622 B2 JP 3374622B2
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電線カバー付きコネ
クタに関し、特にカバーが正規に閉鎖されたか否かを検
知する機能を備えた電線カバー付きコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電線カバー付きのコネクタとして
は各種のものが知られている。一例を挙げると、電線の
端末に固着された端子金具を収容するコネクタハウジン
グの後面側に、一対のカバーが揺動開閉可能に設けら
れ、ハウジングから引き出された電線を束ねつつ両カバ
ーを閉じてロックすることにより、引き出された電線を
カバーにより覆う構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
電線カバー付きのコネクタを使用する場合、カバーを閉
じ忘れたり、正規に閉じられないままに放置されること
も往々にしてあるため、その有効な防止策の出現が切望
されていた。本発明は上記のような要望に基づいて完成
されたものであって、カバーが正規に閉鎖されたか否か
を簡単にかつ確実に検知できる機能を備えた電線カバー
付きコネクタを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、電線の端末に固着
された端子金具が挿入されるコネクタハウジングと、そ
のコネクタハウジングから引き出された電線を覆うべく
開閉可能に設けられたカバーとを備えた電線カバー付き
コネクタにおいて、前記コネクタハウジングには、弾性
変位可能で相手のコネクタハウジングと係合することで
両ハウジングを嵌合状態にロックするロック部材が設け
られるとともに、そのロック部材の弾性変位空間には、
前記カバーと係合可能なカバー閉鎖検知部材が変位可能
に設けられ、そのカバー閉鎖検知部材は、前記カバーが
正規に閉鎖された場合に所定位置に変位するようになっ
ており、前記ロック部材には、前記所定位置に変位した
カバー閉鎖検知部材を逃がしてそのロック部材の弾性変
位を許容する逃がし部が設けられている構成としたとこ
ろに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記カバーとコネクタハウジングとの間には、前記
コネクタハウジングから引き出された電線を、前記端子
金具の挿入方向と略直交する方向に屈曲させ、かつ一列
に並べて収容することが可能な電線収容空間が構成され
るところに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用および効果】請求項1の発明では、コネク
タハウジングに端子金具を挿入したのちカバーを閉じる
と、カバーがカバー閉鎖検知部材と係合してそれを変位
させ、正規に閉鎖されたところでカバー閉鎖検知部材が
所定位置に変位する。引き続いて相手のコネクタハウジ
ングと嵌合すると、カバー閉鎖検知部材が逃がし部内に
逃がされつつロック部材が弾性変位して、両コネクタハ
ウジングの嵌合が許容される。一方、カバーの閉鎖をし
忘れたり、正規に閉鎖されていない場合には、カバー閉
鎖検知部材が所定位置まで変位しておらず、そこでは逃
がし部と対応していないために、相手のコネクタハウジ
ングを嵌合した場合に、ロック部材がカバー閉鎖検知部
材に当たって弾性変位できず、したがって両ハウジング
の嵌合ができない。すなわち、カバーが正規に閉鎖され
ていない限り両コネクタハウジングの嵌合ができず、そ
れによりカバーの閉じ忘れや正規に閉じられていない事
態が簡単にかつ確実に検知できる効果がある。
【0007】請求項2の発明では、コネクタハウジング
の後端側において、電線を略直角に屈曲させ、かつ一列
に並んだ偏平な状態に保持して引き出すことができ、ス
ペース的な制約を解消し得る効果がある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。本実施形態は、雌側の電線カ
バー付きの防水コネクタを例示している。図1におい
て、符号1はコネクタハウジング(以下、単にハウジン
グという)であって、合成樹脂材により一体成形されて
おり、その内部には、上段に2個、下段に3個の合計5
個のキャビティ2が形成されている。各キャビティ2内
には、電線3の端末に固着された雌形端子金具4が後面
側(図1の手前側の面)から挿入され、各キャビティ2
に設けられたランス5で係止されることによって抜け止
め状態で収容されるようになっている(図7参照)。ま
た、雌形端子金具4の後端側には防水ゴム栓7が嵌着さ
れていて、キャビティ2の入り口内に緊密に嵌合される
ことでシールが施されている。
【0009】ハウジング1の前面側には、図7に示すよ
うに、フロントタイプのリテーナ9がゴムリング10を
介して装着されるようになっていて、そのリテーナ9に
設けられた突入部11が、ランス5の撓み変形空間12
に突入することでランス5の撓み変形を規制し、雌形端
子金具4の二重係止がなされるようになっている。
【0010】またハウジング1の上面には、相手の雄側
のコネクタハウジング51と嵌合された場合に、嵌合状
態にロックするためのロックレバー13が設けられてい
る。詳細には、このロックレバー13は、その下面の幅
方向の中央部に長さ方向に沿った係止溝54が形成さ
れ、前端側が行き止まりとされて係止部55となってお
り、長さ方向の中央部に設けられた支点56を中心とし
て弾性的に揺動可能となっている。
【0011】すなわち、相手の雄ハウジング51は図7
の右側から嵌合され、その上面に設けられた突部52
が、ロックレバー13の前端の下面に潜り込んで、ロッ
クレバー13を同図の鎖線に示すように反時計回り方向
に揺動させつつ嵌合される。正規に嵌合されると、突部
52が係止溝54の前端部に対応することで、ロックレ
バー13が復元弾力により実線位置に揺動復帰し、突部
52が係止部55で係止されて、両ハウジング1、51
が嵌合状態にロックされるように機能する。なお、ロッ
クレバー13の後端部には押圧部57が設けられてお
り、その押圧部57を押してロックレバー13を反時計
回り方向に強制的に揺動させることにより、ロックが解
除されるようになっている。
【0012】図1、2に示すように、ハウジング1の後
面側には、各キャビティ2から引き出された電線3を覆
う左右一対のカバー15が設けられている。これらのカ
バー15は略対称形状に形成され、それぞれハウジング
1の側面においてセルフヒンジ部17を介して一体的に
形成され、図1に示す開放位置と、図6に示す閉鎖位置
との間で揺動可能となっている。
【0013】各カバー15の形状をさらに詳細に説明す
る。各カバー15は、平面L字形をなす外壁19を備え
ている。この外壁19は、側面部20と、それと直交し
て形成された後面部21と、後面部21の上縁から内面
側に突出して形成された上面部22とを有している。
【0014】上記した側面部20は、カバー15が閉じ
られた場合には、ハウジング1の後端側の側面を近接状
態で覆うようになっている。後面部21はその下縁が側
面部20よりも下方に延長して形成されていて、互いに
突き合わせ状に閉じられることにより、ハウジング1の
後端面から一定寸法後方に離間した位置で面一に連結さ
れ、ハウジング1のキャビティ2が設けられた部分の後
方からその下方の領域にわたって覆うようになってい
る。
【0015】また、上面部22は同じく突き合わせ状に
閉じられて、ハウジング1の後面側におけるキャビティ
2を設けた部分の上方を覆うようになっている。なお、
両外壁19における後面部21から上面部22にわたる
突き合わせ端縁23は、内面側または外面側のいずれか
が薄肉となった段差状に形成されていて、互いに重畳し
て突き合わされるようになっている。
【0016】外壁19の内面側には内壁25が一体的に
形成されている。この内壁25は、外壁19における側
面部20の下縁から、その側面部20と直交するように
して下面部26が突設され、その下面部26における外
壁19の後面部21と対応する側の端縁からは、ガイド
部27が下向きに屈曲して形成されている。このガイド
部27は、図2、7に示すように、上記の後面部21と
平行に、かつその後面部21との間に電線3の直径より
も少し大きい間隔を開けて形成され、また屈曲部分28
では適度の丸みが付けられている。このガイド部27と
後面部21との間によって、後記するように、電線3を
雌形端子金具4の挿入方向と直交する下向きに屈曲して
収容可能とした電線収容溝30が形成されている。
【0017】各内壁25は、カバー15が閉じられた場
合に、図1の手前側に示されたL字形の端縁同士が突き
合わされて、左右の電線収容溝30同士が直線状に連通
され、その連通された電線収容溝30の下側の開口部が
電線3の引出口31を構成するようになっている。なお
各内壁25の下面部26は、閉じられた場合に、それぞ
れハウジング1の後端側の下面を近接状態で覆うように
なっているとともに、各電線収容溝30の互いに連通さ
れる側と反対側の奥側は、閉塞部32により閉塞されて
いる。
【0018】上記した各カバー15には、閉鎖状態にロ
ックするための複数のロック部位が設けられており、そ
れについて簡単に説明する。一方のカバー15(図1の
左側)の外壁19における上面部22の突合部には、係
止溝35が切られた撓み変形可能な第1ロック片34が
突設されるとともに、他方のカバー15の上面部22の
突合部には、係止溝35に嵌合可能な第1ロック突部3
6が形成されている。また、一方のカバー15の内壁2
5におけるガイド部27の突合部には、同じく係止溝3
8が切られた撓み変形可能な第2ロック片37が突設さ
れるとともに、他方のカバー15のガイド部27の突合
部には、係止溝38に嵌合可能な第2ロック突部39が
形成されている。
【0019】また、各カバー15の外壁19における側
面部20には、それぞれ第1嵌合孔40が開口されてい
るとともに、ハウジング1の両側面には、それらの第1
嵌合孔40に嵌合可能な第1嵌合突部41が形成されて
いる。さらに、各カバー15の内壁25における下面部
26には、それぞれ第2嵌合孔42が開口されていると
ともに、ハウジング1の下面には、それらの第2嵌合孔
42に各別に嵌合可能な第2嵌合突部43が形成されて
いる。
【0020】さて本実施形態では、両カバー15が正規
に閉鎖されたか否かを検知する機構が備えられており、
以下それについて説明する。まずロックレバー13の押
圧部57側の下方に設けられた弾性変位空間60内に
は、上記した係止溝54の図2の左側の位置において、
カバー閉鎖検知板61(以下、単に検知板という)が設
けられている。この検知板61は、断面縦向きの姿勢で
奥壁62から後方に向けて片持ち梁状に突設され、その
縦寸法は弾性変位空間60のそれに略一致しており、左
右方向に撓み変形可能となっている。
【0021】一方、左側のカバー15における上面部2
2の内縁には、カバー15の閉鎖時に上記の検知板61
の先端部に当接可能な付勢部64が突設されている。こ
の付勢部64は、図4、5にも示すように平面三角形状
をなし、図4の矢線に示すように左側のカバー15が閉
じられると、上記の弾性変位空間60の底面側に進入
し、一方の傾斜面65が検知板61の先端に突き当たる
ことで、検知板61の先端を同図の右側に撓ませる。そ
して、カバー15が正規に閉鎖されると、図5に示すよ
うに、検知板61は一定の湾曲姿勢に撓み変形するよう
になっている。
【0022】またロックレバー13の押圧部57の下面
側には、図3並びに図4、5の鎖線に示すように、上記
した検知板61を嵌めて逃がして、ロックレバー13の
撓み変形を許容するための逃がし溝67が形成されてい
る。詳細には、この逃がし溝67は、検知板61の上面
側に対応するようにして、係止溝54の左側において前
後方向に沿って形成され、手前側の端縁は開口されてい
る。またこの逃がし溝67は、図4の鎖線に示すよう
に、右側面67aが前後方向に真直に形成されているの
に対して、左側面67bは、手前側から奥側に向けて円
弧形状に広がっている。この円弧形状は、検知板61が
図5に示すような一定の湾曲姿勢を取った場合の形状と
対応している。
【0023】そして検知板61は、図4に示すように、
逃がし溝67の左側面67bの内側に沿うようにして真
直姿勢で配設されていて、その姿勢では、検知板61の
先端側が逃がし溝67の左側面67bよりもはみ出るた
めに、逃がし溝67内に嵌合できず、図5に示すように
一定姿勢に湾曲して初めて逃がし溝67内に嵌合し得る
ようになっている。
【0024】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその組み付けの手順を説明する。まず図1に示す
ように、両カバー15を開いておいて、ハウジング1の
5個のキャビティ2内に、電線3の端末に固着された雌
形端子金具4ならびに防水ゴム栓7を後面側から挿入
し、抜け止め状態で収容する。引き続きハウジング1の
前面にリテーナ9を装着して二重係止する。
【0025】次に、キャビティ2の後面から延出した各
電線3を、図1の鎖線に示すように下向きに屈曲させて
両カバー15を閉じる。そのカバー15を閉じるのと同
時に、屈曲された電線3を内壁25で案内させつつ順次
に電線収容溝30内に収容する。その場合、電線収容溝
30の間隔が、電線3の直径よりも少し大きい寸法に設
定されていることから、各電線3は一列に整列される。
【0026】両カバー15が完全に閉じられると、第1
ロック突部36が第1ロック片34の係止溝35に、ま
た第2ロック突部39が第2ロック片37の係止溝38
にそれぞれ嵌合することで、両カバー15が一体的に結
合される。また、両カバー15の第1および第2嵌合孔
40、42が、ハウジング1の第1および第2嵌合突部
41、43に嵌合することで、カバー15がハウジング
1に対してロックされる。
【0027】上記のようにカバー15が閉じられた状態
では、両電線収容溝30が連通されて一本の溝となり、
図6および図7に示すように、カバー15の引出口31
からは、5本の電線3がそれぞれ雌形端子金具4の挿入
方向と直交する方向に屈曲され、かつ一列に並んだ偏平
な状態で引き出される。
【0028】また、カバー15の閉鎖動作に伴って、左
側のカバー15に設けられた付勢部64が、図4の矢線
に示すようにロックレバー13の弾性変位空間60に進
入し、傾斜面65が検知板61の先端に突き当たって同
図の右方に撓ませる。そして、カバー15が完全に閉じ
られると、図5に示すように検知板61が一定の湾曲姿
勢に撓んで、ロックレバー13に設けられた逃がし溝6
7に嵌合可能な状態となる。
【0029】したがって、カバー15の閉じられたハウ
ジング1に対して、図7に示すように相手の雄ハウジン
グ51を嵌合すると、その上面に設けられた突部52
が、ロックレバー13の前端の下面に潜り込んでロック
レバー13を反時計回り方向に揺動させる。その際、上
記のように検知板61は逃がし溝67に嵌合可能な湾曲
姿勢にあるから、検知板61が逃がし溝67に嵌まって
逃がされつつ、ロックレバー13が同図の反時計回り方
向に揺動して相手の雄ハウジング51の嵌合が継続され
る。正規に嵌合されると、ロックレバー13が復元弾力
により実線位置に揺動復帰し、突部52が係止部55で
係止されて両ハウジング1、51が嵌合状態にロックさ
れる。
【0030】一方、カバー15が閉め忘れられている
と、検知板61は図4のように真直姿勢に留まり、また
閉じられたとしてもそれが中途半端であると、検知板6
1の撓み量が不足して逃がし溝67の左側面67bの内
側に入り切らない状態となる。そのため、相手の雄ハウ
ジング51が嵌合されてロックレバー13が揺動しよう
としても、押圧部57の下面における逃がし溝67の側
方の部分が検知板61に当たって揺動が阻止され、した
がって相手の雄ハウジング51を一定以上嵌合できな
い。それにより、カバー15の閉じ忘れがあったり、正
規に閉じられていないことが検知される。
【0031】このように本実施形態によれば、カバー1
5が正規に閉鎖されていない限り両ハウジング1、51
の嵌合ができず、それによりカバー15の閉じ忘れや正
規に閉じられていない事態を簡単にかつ確実に検知する
ことができる。また本実施形態のカバー15を使用した
場合、電線3をハウジング1の後面の近傍で直角に屈曲
させ、かつ一列に並べて引き出すことができ、引き出さ
れた電線3の配線上の省スペース化を図ることができ
る。
【0032】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)本発明は、カバーの開閉形式や電線の引き出し形
式の相違に拘らず、電線カバー付きのコネクタ全般に広
く適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るカバーの開放状態の
斜視図である。
【図2】その背面図である。
【図3】ロックレバーの撓み変形空間部分を示す斜視図
である。
【図4】カバー閉鎖検知板が撓み変形される直前の平断
面図である。
【図5】カバー閉鎖検知板が一定の湾曲姿勢に撓んだ状
態の平断面図である。
【図6】カバーの閉鎖状態の斜視図である
【図7】その縦断面図である。
【符号の説明】
1…コネクタハウジング 2…キャビティ 3…電線 4…雌形端子金具 13…ロックレバー 15…カバー 17…セルフヒンジ部 30…電線収容溝 31…引出口 51…雄側のコネクタハウジング 60…弾性変位空間 61…カバー閉鎖検知板 64…付勢部 67…逃がし溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−220800(JP,A) 特開 平5−82213(JP,A) 実開 平2−89774(JP,U) 実開 平6−60974(JP,U) 実開 平5−92973(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/516 H01R 13/46 H01R 13/52 H01R 13/58

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線の端末に固着された端子金具が挿入
    されるコネクタハウジングと、そのコネクタハウジング
    から引き出された電線を覆うべく開閉可能に設けられた
    カバーとを備えた電線カバー付きコネクタにおいて、 前記コネクタハウジングには、弾性変位可能で相手のコ
    ネクタハウジングと係合することで両ハウジングを嵌合
    状態にロックするロック部材が設けられるとともに、そ
    のロック部材の弾性変位空間には、前記カバーと係合可
    能なカバー閉鎖検知部材が変位可能に設けられ、そのカ
    バー閉鎖検知部材は、前記カバーが正規に閉鎖された場
    合に所定位置に変位するようになっており、前記ロック
    部材には、前記所定位置に変位したカバー閉鎖検知部材
    を逃がしてそのロック部材の弾性変位を許容する逃がし
    部が設けられていることを特徴とする電線カバー付きコ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 前記カバーとコネクタハウジングとの間
    には、前記コネクタハウジングから引き出された電線
    を、前記端子金具の挿入方向と略直交する方向に屈曲さ
    せ、かつ一列に並べて収容することが可能な電線収容空
    間が構成されることを特徴とする請求項1記載の電線カ
    バー付きコネクタ。
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